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――あーあ、死んでしまいましたね。
[動かなくなったヤニクを確認すると、女中は醒めた声で呟いた]
天罰、ですって。
貴方にも下ればいいのに。
[スティーブンを天使と呼び崇拝した記憶は既に遠い。
今目の前に居る男は、単なる薬に溺れた殺人者でしかない]
さて、これはお迎えするべきなのでしょうか?
[骸に視線を移し、口に出して自問するも、答えはあっさりと]
――いいわよね、もう女中の仕事なんてしなくても。
[ヤニクの方には興味を無くした様子で、踵を返すと、もう一つの殺人ショーの見物へと向かった**]
[冥い瞳が最期に映したのはヴェラではなく、
割れた窓の向こうに広がる光景。
ヤニクとスティーブンが向かいあう間には、
自分とサイラスが作り出したのに似る雰囲気]
駄 目―――…
[伸ばす筈の手は動かない。
チを蹴り駆け出す筈の手は動かない。
声は誰かに届いただろうか?
混ざり合ったチを流しながら囁けば崩おれた]
[だくだくと血は留まらず流れ続けて意識が遠退く。
視界は暗くもう瞳には何も写らない]
―――…
[ヘクターの声がヴェラの声が…
スティーブンの声が遠く近く聴こえる。
応え様と戦慄いた口唇は微かに震えただろうか。
名を紡ぐはずの喉に流し込まれる―――…]
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[ポーンの駒を押し込まれ舌の上につるりとした感触。
其れが温かいのか冷たいのかも既に判然としない。
間近で囁かれる耳慣れたスティーブンの声。
一度は怒れど結局は勘違いと誤解を正す事はないまま]
―――…
[既に喋る気力とてない。
其れでもポーンに口は塞がれ声を奪われる。
スティーブンの白衣を染めながら耳を傾ける言の葉は、
遠く近く寄せては返す潮騒にも似る子守唄]
[流れ過ぎた血のせいで既に感覚すら遠く、
ただスティーブンに抱かれ揺られ―――蕩揺う…
其処には吐息すらなく
其処には快楽すらなく
其処には只―――…
一度も囁かなかった想いは紡がぬまま、
紡ぐ筈の喉に深く深く贈られた硝子のチョーカー]
…
[痛みはなくも残っていた繋がりが途絶え、
元より少なかった現実感が急速に薄れていく]
[床に落とされる身が受けた衝撃を感じる事もなく、
贈られる指輪の冷たさを感じる事もない。
ただ―――…
傷の全ては喉元から広がり刺青の如く白い肌に絡む茨と成り、
ゆらりとスティーブンを見下ろす影は―――ないていた]
[ ぱたり ]
[ ほろり ]
[ ぽたり ]
…莫迦ね
[我が身に起こった事を認識するより先に囁く。
スティーブンの髪を梳こうと伸ばす手]
ぁ…
[黒い茨が絡む腕は微笑むスティーブンを擦り抜け、
初めて自分の身に起きた事を認識する。
反射的に慌てて引いて胸元で握り締める薬指にも、
贈られた指輪のかたちに黒い茨が巻きつく]
…身体が欲しければ あげる
[所有権を主張するスティーブン。
赤を流し冷えてイク自分の肉体に興味はなく、
届かぬと想いながらも承諾の言葉を囁く]
それにしても―――…
[辺りを見回せば広がる散々たる惨状。
自らも参加していたパーティーの在り様を前に、
呆れとも落胆ともつかない溜息をひとつ]
派手ね
[我が身を抱く様に薬指に茨の絡む手は、
同じく黒い茨の這う逆の肩を抱き首を傾ける]
ノーリーン?
[見知る姿を見止めるも女王と女中は重ならず、
呼ばわる声の語尾は意外そうに跳ねる。
けれど彼女も参加していたのは覚えている。
サイモンに差し出されたカクテルを受け取っていた]
…叱れば良かったのに
[誰をと添えぬ言葉の半ばは自らへ向く響き。
従兄を探す様に首を捻ると黒髪と共に茨が*背に揺れた*]
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[サイモンは、食堂の片隅にいた。膝を抱えて座り込み、顔を足に埋めるように俯かせていた。死によって酩酊から覚めた彼は、ただ、怯えていた。死の記憶に、死という現実に]
……サイモン。
[その前で立ち止まり、呼びかける。サイモンは揺れる瞳を向け、ホリー、と微かな声を返した]
サイモン。死んだのね。
[それは頭の何処かでわかっていた事だった]
私も、死んだの。
だから……ずっと一緒に、いられるわ。
ローラも探して……
ずっと、ずっと一緒に、いましょう?
[サイモンの頬に手を伸ばしながら言う。サイモンはじっと視線を向けたまま、頷く事はせず、だが首を横に振る事もしなかった。伸ばされた手を掴み、目を瞑る。消極的な受容。それは単に孤独と絶望と恐怖を和らげるためだったか。あるいは、歪んだ彼女の思いに、何かしら感ずるものがあったのか。
実際がどうであれ――彼女は、幸福だった。
サイモンの左隣に同じように膝を抱えて座る。その横顔を微笑んで見つめる。死の気配が濃くなる空間。己やサイモンのようが死者が増えまいと、彼女には関係のない事*だった*]
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逢えたんだ
[食堂の片隅で寄り添うホリーとサイモンを見れば、
大広間に立つまま声を掛けるともなく小さく呟く]
―――…
[独りはサミシイとスティーブンに零したサイモン。
ホリーと寄り添う従兄の前髪の奥の瞳のいろ。
刹那だけ視線を交わせば言葉もなく、
結局は声を掛けず近寄る事もしなかった]
邪魔はしないわ
[緩く首を振り害意のないのを二人に示してから、
近寄らずも並び座る二人を静かに見詰める]
…スキだらけ
[人の名前と顔を覚えるのが不得手な阿婆擦れが、
其の身を味わう事なく覚えた名前。
ホリーが女だからでも外見が少女だからでもなく、
従兄を想い恋する乙女の様だったから―――…]
其れがホリーのアイ?
[傍らで膝を抱えるサイモンも独りではなく、
ホリーだけでなく彼も僅かながら寄り添って見える。
幸せそうなホリーを前に嘲るでもなく、
ただ純粋に興味深いのか不思議そうに問いかける]
[自分達の死を認識する二人の周辺は其れでも何処か、
未だ収束せぬらしき狂乱の宴からは遠い雰囲気]
…
[従兄の手に飴色の箱から持ち出したキャンディを握らせ、
硝子片を掴みホリーの喉を裂いた自らの掌へ視線を落とす]
なにコレ
[肌に絡む傷跡に気付けば手を返し茨を辿り腕へのぼる視線。
身を捻り身体を見回せば全身に絡むらしき茨。
一糸纏わぬ白い肢体には黒い茨が巻きついていた。
混ぜあわせたからか複雑に茨の絡む手を緩く握りしめる]
死んだら終わりだと思ってたけど
終わらないんだ
[自らの死を自覚はするも意識は確かにあって、
呟く声には落胆とも辟易とも似る溜息が混じる]
ヤニクも死んじゃったのかな
[スティーブンがヤニクに何をしたのかは知らない。
ただ生前に見た光景を想えば誰に問うともなく呟く]
如何してキたんだろ
こう云うトコ 似合わない
[サイモンの悪友達とは随分と毛色が違う印象。
ヤニクの姿を探すともなく*周囲を見回した*]
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[ふと、訪れたマーゴを見た。殺されたところを見たわけではなかったが、死人同士だからだろう、マーゴが死んでいるという事はすぐに知れた。マーゴに抱いていた敵意――サイモンを誘惑したと思い込んだもの――は今はほとんど覚えていなかったが]
……
[無意識下に残る余韻からか、少し表情を固くしてから]
――ええ。
[問い掛けられれば、改めて微笑を浮かべ、頷いた]
死んでも、こうして……ずっと、一緒なの。
サイモンだけが死んでいても……
……私だけが死んでいても、きっと、そうだったわ。
[応える声色は柔らかく。マーゴがサイモンに飴を握らせる様を見る。茨が巻き付いたその姿は、少々興味ありげに眺めて]
周囲の様子は、見るでもなく*見る*
生き別れても一緒なんだ…
[ホリーが垣間見たのは恐らく生前の記憶。
酩酊中の従兄を抱き寄せホリーの嫉妬心を煽った折、
従兄の手に握らせたあまいあまいキャンディ。
片方しか死なずも同じ結果に辿り着くらしき口振り。
露出度の高い服装が多かった生前より、
肢体への視線は別の意味で慣れもしているけれど]
ホリーの首は如何なってるの?
[生前に硝子の破片で掻き切った喉元。
謝罪をする素振りはなく、
遠目には仔細まで見えず近づかずも覗く様に首を傾ける。
像を結んでから未だ歩かぬ傷の少ない筈の足元は、
黒い茨に絡め取られ床に根を張る如くに解け曖昧に。
身を捩ると肌に這う黒い茨も蠢く]
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…っ?!
[息絶え冷えていく肉体が引かれると時を同じくして、
引き摺られる様に像がぶれる。
像は僅かばかり動きスティーブンとの距離は変わらない]
…身体はあげるってば
[非難がかしく呟き距離を取ろうと身を捻るも、
足元の茨は絡みつき其の場から動けない。
眉根を寄せてスティーブンを見遣り口唇を尖らす]
アタシはもう死んだのよ
ヴェラ…?
[スティーブンが呼ばわる名が誰のものか判らず、
声を掛ける方へ顔を向けると先程まで遊んでいた犬。
瀕死にも見える姿に記憶を手繰る。
酩酊中の記憶の何処までが確かかは定かでなく、
ただ振り下ろした硝子片が肉を裂いた感触は生生しい。
確かめる様に茨の絡む手指を握っては開く]
…恋からは醒めたのかな
[結局はヴェラの想い人が誰だったのか判らない。
可哀想と評した彼を見詰めるも、
傷ついた姿への罪悪感らしきは見当たらない]
もう少しだったのに
[自らの手で殺しきれなかった事にか、
自らを殺しきらなかった事にか、
何に対する言葉なのか小さく呟く]
『幸せそうだな』
[ヴェラの言葉に傍のスティーブンを流し見遣り、
サイモンと寄り添うホリーとも似た印象に眉を潜める]
[眼鏡を新調すると云うスティーブン。
話題は余りにも日常的なのに、
彼の瞳は今も対象的に非日常的な世界を映す。
どんな風に写っているのか―――…]
眼鏡より病院にでも駆け込めばイイのよ
[苛立ちよりは不貞腐れた感が滲む呟き。
自分を瀕死にした筈のヴェラは、
不在者の行方に思い当たらぬ様子に溜息をひとつ。
彼自身も早く処置をした方が良さそうに見える]
『かえったよ』
[スティーブンの言葉に還った筈のサイモンを見遣る。
ホリーと身を寄せ膝を抱える従兄の、
身を縮こめる姿は生前の痩躯よりも更に小さく見える]
還れたのかな
ホリーは幸せらしいしイイか
[かつて、彼女が悪魔と呼んだ、主の従妹。
重傷を負っていた彼女は、スティーブンのプロポーズと同時に力尽きた。
そして其処に現れるのは、黒き茨の絡み付いた娘]
――叱れば、ですか。
[掛けられた言葉
ご主人様を――そのご友人たちを矯正する権限など、私にはありませんから。
それに。
[吐いた溜息は、空気を揺らす事無く消える]
本当はもう、うんざりしていたのかもしれません――
女中であり続ける、という事に。
[薬を飲んでも、その現実が変わる訳ではないと承知はしていたが。
夢を見たい、という言葉は紛れもなく本音]
[視線を巡らせれば、サイモンと隣り合って座るホリーが見えた。
傍らの主が何を思っているかは判然としないが、ホリーの表情は幸せそうで]
――良かったですね。
[死した者たちに向けるには不適切な言葉だったが。
この空間で唯一真に幸福であると見える者らを、少しだけ表情を緩め見詰めた]
……私の首。
私の首は……
[マーゴに言われて触れた首に、傷はない。死を経て酩酊から覚めたように、最期の痕跡は消え失せている。それでも、触れるとずきりと痛むような気がした。つられてマーゴを、己を殺した人物を見たが、その瞳に恨みや憎しみの色はなかった。
与えられた死によって、サイモンに再び会えたがために。共に永き時を享受できるようになったがために]
……ローラは、何処に行ったのかしら。
[ぽつりと、思い出したように呟いた。生前常に抱いていたそのぬいぐるみは、今は彼女の傍に存在しない。己の体と共に焼かれたもの。魂を持たないはずのそれは、「此方」の何処にもないのだろうが――もしかしたら、という、夢見る子供のような思いがあって]
他に思いつかなかったんだけどな
サイモンを叱れるヒト
叱るにも権限が必要なんだ…
[好き勝手に振舞う阿婆擦れにはない感覚。
立場を弁えるらしき常識的なノーリーンの弁は、
生前より知る彼女と重なりぶれは少ない]
女中じゃないノーリーン?
[硬い声に相変わらず女王と女中は重ならず、
ノーリーンの方を向いてまぢまぢと見詰める間。
女中の仮面を剥いだ彼女の想像はつかない]
死んでしまえば女中もないか
[ホリーに声を掛けるノーリーンの言葉。
夢を求め主に従った女中。
漸く女中ではなくなった彼女に同じ言葉を掛けず]
ねえ、一緒にローラを捜しましょう?
ローラがまだいるなら、きっとサイモンに会いたがっているわ。
もし、いなくなっていたら……
それでも、お別れを言わないといけないもの。
[お出かけに誘うような明るい口振りでサイモンに言い、その腕を引いた。サイモンは少し迷いながらも小さく頷いた。それからふらりと立ち上がる。マーゴの呟きとノーリーンの言葉に笑みを向けてから、サイモンと手を繋ぎ、何処かに歩いて*いって*]
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傷が残らなくてよかった
[ホリーの首筋を見て瞳を細める。
安堵までは滲まずも声音は微かに嬉しげに響く]
ローラ?
そんなヒトも着てたの?
[ホリーの探す先が人形とは知らず、
辺りを見回せど其れらしき人影は見当たらない]
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