84 戀文村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
…─────
[寝台を抜け出した女の魂は、軍人と共に村を出るセレストの姿を見送って、村外れの境界まで来ていた。]
[軍用車に乗り込むセレストの頬を、女の手は一度撫で]
行っておいで。
私はここで待っている。
お前が迷わぬように。
お前が泣かぬように。
[聞こえぬ声で、優しく語り掛ける──。]
―回想?戦場―
[戦況が厳しいのは聞かされていたが、想像以上のもので、]
…え…明日?
[来たその日に告げられたのは、明日出撃というもの]
何も訓練もなしに?
[訓練も何もない。体に爆弾を巻き付け、地雷原を歩いて敵陣に行き手榴弾と共に自爆するのが任務だと言われた。
しかも道も不案内な夜道をゆくのだ。]
―戦場―
[教えられたことと言えば、手榴弾のピンの位置、
そして爆発までの時間。
地雷を踏んでなお爆弾が爆発しなかった時は、
手榴弾で自爆せよとの命令だった]
…わかりました。
[つくづく戦争の意味が分からない。
そうして、若いセレストの命は、戦場で、
散ったのだった…――]
[自分が散ったと“思われる”場所に佇む]
……あっけない……な。
[痛みも苦しみも何もない。人を人と思わないこの戦争の意味を…“現場の人間”は決して知ることはできない。
戦争というものは、“そういうもの”なのだ]
[セレストを乗せた車が見えなくなってしまうと、女は天を仰ぐ。
冷たい空に浮かぶ明けの明星を見上げて]
…──どうかセレストを、お導き下さい。
[そっと、祈りの言葉を零し。
いつまでも、いつまでも、そこに佇んでいる────。]
[ぐるりと見渡す。同じように徴兵された若い女性が何人も、セレストと同じ運命を辿っていた。
彼女たちの魂は、それぞれ、想いの強い場所へ…――]
……私も帰れるのかな。
[闇夜を来たので、道など覚えていないが…セレストが強く想う場所…それは、生まれ育った、村]
[ふっと浮遊感を感じ、まるで磁石に引き付けられる鉄のようにグイグイと進む。
それは決して天国などという場所ではないことは分かる。
なぜなら、上昇していないから。]
[どんどん景色が見慣れたものになってゆく。
そして、遠くに、セレストを導いてくれた、愛おしい姿]
ヨーラ!!
[幼い時の呼び方で呼びかける。ぐんぐん近づいて、そのままの勢いでヨーランダに抱きついた。]
[村はずれ、何かを待って佇む女の耳にダーラの声が聞こえて]
来るな。
私はまだ見ていないんだぞ。
お前とベネットが夫婦になる所を──。
[困ったように苦笑して、空に向かってそんな言葉を零した。]
[女が村外れに佇んでからいくらも経たぬうち。
けれど、女に取っては一瞬とも一生ともつかぬ時間。
不意に、空から懐かしい声が聞こえた。]
──────セレスト!!!
[見上げた空。
一際明るく輝く星から降って来たように、女には見えた。]
セレスト──…、セレスト……!!
[抱きついて来た身体を、確りと抱き締め返し]
|
[辿り着いたのは3人がそれぞれの想いを眠らせた宿。 ヤニクは寝ていただろうか。 気付かれない様に裏から入る]
ダーラ……あんた達は何一つ悪くない。
[ダーラの姿を見れば、許されるなら彼女をきつく抱きしめただろう]
(18) 2012/03/28(Wed) 01時頃
|
お か え り ── 。
[ふわりと、花綻ぶように嬉しげな笑を浮かべて。
何度も、何度も。
黒髪をくしけずった──。]
ただいま!
[ヨーランダの肩に額を押し付け。ぎゅと抱きしめた]
……不思議。…ちゃんとヨーラを感じる…。
[死んだら体がすり抜けるのだと思っていたのに、ちゃんとヨーランダを抱きしめることができている]
|
…違うだろ。悪いのは戦争だ…。
[抱きしめた女の声はカウンター越しで聴くものとは違う、 溶け消えそうな雪の様に儚いものだった]
男は馬鹿って決まってんだよ。 女は甘える特権があるんだ。今だけ、甘えとけ。
[大切な者同士なのに…見送らなければいけなかった女の 想いはどれ程か。 残して逝くセレストの想いは如何ばかりか。 自分が口を開けば薄っぺらなものになりそうで、静かに 女の髪を撫でるしか出来なかった]
(22) 2012/03/28(Wed) 01時頃
|
本当だ。
きっと魂(こころ)が望んでいるんだ。
もっと傍に居たいって。
セレストがきちんと帰って来れて良かった。
よく、頑張ったね──…。
[何があったかは知らない。
けれど、ここにいる事が答え。
彼女は怖じ気付かず、やり切ったのだ。
だから、何度も。
何度でも、労うように、その髪を撫でている──。**]
|
優しい奴が人殺しのお仕事なんかしねえよ。
[互いに顔を見る事無く軽口を交わす。 自分より余程気丈で、繊細な彼女の心は何処まで持つのだろう。 彼女も同じ場所で眠らせてやるべきなのかと心は揺れる。 だが腕の温もりを喪うのは耐えがたく。 だからこそ女がどんな想いでセレストとヨーランダと 晩餐を過ごしたのかと顔を歪めた]
…じゃ今度あんたの驕りな。
[歪んだ顔のまま口を開くと出て来るのは軽口]
(26) 2012/03/28(Wed) 01時半頃
|
|
[どれだけ女を抱きしめ言葉を交わしたか。 セレストとヨーランダが眠る部屋>>2:344を覗く]
おやすみ。 よい夢を。
[恐らくそれが2人に掛けた最後の言葉]
(28) 2012/03/28(Wed) 01時半頃
|
―回想―
[ヨーランダの言葉にブローリンを見つけ]
ありがとう!!行ってきます!!
[大きく手を振り、できるだけ大声でブローリンに呼びかけ、別れを告げた]
―回想:酒場―
[3人で飲んでいると、ホレーショーがこちらを覗いている。]
ホレーショーさん、ダーラさんをよろしくおねがいします。
わがままな妹“達”が先に往くと決めてしまったので。
[笑顔で言い、それから不意に真顔になった]
ホレーショーさん、無茶しないでください。
すぐ戻って来ますから。
…この村を、お願いします。
[ブローリンと同じ言葉をかけた]
|
あんたの口移しならどんな毒だって媚薬に変わるぜ。
[だからキスで宜しく。 とやっと笑った女に無理に作った笑みを向けた]
(31) 2012/03/28(Wed) 02時頃
|
|
ああ、楽しみにしてる。
[笑いながら、零れた涙を指で拭い、身体を離そうとする。 けれど女が掴むなら暫くそのままで。 止めぬなら、眠る2人を見て、宿舎へと戻るだろう]
(37) 2012/03/28(Wed) 02時頃
|
|
− 朝 −
[ヨーランダの死はどうやって村に知れ渡っただろうか。 当然セレストも知っていただろうが、自分の目には彼女は 動じることなく真っ直ぐな目で、自分の末を見ている様に映った]
………。
[一言も発する事無く、セレストを敬礼で見送る。 彼女の最期を知らせる紙が届くのはそう遠く無い事を まだ知らない。
そして入れ替わる様に、エリアスに招集が掛かった事を 何処からか知る事になるだろう**]
(38) 2012/03/28(Wed) 02時頃
|
―村はずれ―
[ヨーランダに髪をなでられ、頑張ったねと言われ]
…うん…うん…。
[ヨーランダの肩に額をおしつけて、抱きしめる腕を少しだけ強めた**]
[抱きしめられ、髪を撫でられているうちに、忘れていた最期の記憶が徐々によみがえる]
―回想:戦場―
[出撃前、体に爆弾を巻き付ける。それは、ズシリと肩にのしかかり、これが爆発すればまず生き残れないであろうというもの。
さらに、腰の位置には手榴弾も装着する。
確実に死に近づいていることを確認させられるような作業に気が遠くなりそうだったが]
(ヨーラが待っていてくれる)
[この気持が自分を奮起させた]
―回想:地雷原―
[敵の宿営地になるべく近づくため、出発は夜。
地理も不案内、さらに不意をつくためになるべく手薄な側からの侵入を試みるために明かりは当然持たない。
いくら夜道に慣れているとはいえ、知らない土地での暗い場所の行進は困難を極める。…――]
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る