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―射的屋前―
[沙耶からモニカに視線を戻す
……血の繋がらない子供に彼女の母親の、
――つまり彼女自身の一族を殺す技術を仕込んでるのは、
果たしていい人だと言えるのかなぁ。
[口調は軽いながら、深刻な顔でぼやいた]
サンタ山? は、こっちの世界の地図にはないね。
痛いを取り除くのはあるよ。
ただ、最も大きい部分は……天敵を狩る為の、かな。
メモを貼った。
― 村長宅 ―
Il|li _| ̄|○ il|li
[幽体ががっくりと落ち込んでいる。]
……ふうん。
もしかしたら、決着は近いかも知れないな……
メモを貼った。
メモを貼った。
……ふうん。
もしかしたら、決着は近いかも知れないな……
メモを貼った。
トニーは鋭いな……沙耶に目をつけたのも早かった。
[丁度射的屋の前にいたので、少年の姿が見えている]
勝負の行方はどうかな。
メモを貼った。
現れた二人の成り行きを見守っている。
ぐか〜〜〜ッ……
……ン ぁ?
[夢を見ているものと思い込み、すっかり熟睡を決め込んでいたが、物音に、漸く目を覚ました。
但し幽体がであって、本体はまだ爆睡継続中である。]
……っ、ウルセェ……
[わしわしと頭を掻きながら、部屋の中を見回すが]
…………
[また、すぐにバタンとベッドに横になってしまった**]
メモを貼った。
魔王セイカ様君臨計画が……
こんな第一歩で躓くなんて……
[しくしく。]
―射的屋―
……? どうして?
ころしていい人をころすのは、悪いことじゃないんじゃないの?
[
無関係な人々を何人も殺しても平気な顔をしているものには
きっとその奥の想いは理解できない気がする。]
そっかー…サンタさんにはお呪いじゃなくてお願いだもんね。
できないのかぁ。
地図もなかったら会って術かけるのも出来ないし。
天敵?悪いヤツ?
狩るの?どうやって?
[物騒そうな話にはキラキラして飛びついた。]
決着が近いってことは、ボクが元に戻れるってことかな?
よーし、がんばれー
みんな殴ってしまえばいいんだよ!
[期待にやっちゃえやっちゃえーと無責任な応援をして、
ふと射的屋に視線を戻した。]
ねえ、あのチビッコに渡そうとしてるのに詰めてる弾…
すごく喧しい気がするんだよ。
[生き物でも詰めているのかと、ふわっと身を乗り出すようにじーっと見つめた。]
……殺して良い、の判断を、君はどこでする?
[物騒な思想から、彼女の世界は人命が軽視される
所なのだろうかと想像する。
もしくは、天敵を狩る技術に興味を示すと言うことは]
モニカの世界にも人間の天敵がいるのか?
……と言っても、呪いとか、他の術もだが、
そう簡単に使えるものじゃないけど。
血筋の者が修行して初めて使えるようになる。
[射的屋のおっちゃんがモニカに気づいて、良い笑顔で
「やらないか?」と弾丸(のようなもの)を手に
誘ってくるかも知れない]
判断?
誰かを殺そうとしたことなんてないし、 殺すと捕まっちゃうし…
そーゆーの考えたこともないよ。
だって、ボクが興味ない人なんて、どうなっても知らないし…。
[ペラジーの問いかけ
人間の天敵?
天変地異の他はないんじゃないかなあ…。
自然の前では人間は非力だってテレビで偉そうな人が言ってた。
お呪いって大変なんだね、すごい。
でもボクはつらいこと大嫌いだから、修行なんてきっと無理だなあ。
タノシイこと、たくさんあるもの。
ペラジーは大変なとこからきたんだねえ。
[世界観の違いを少し感じながら、瞬いた。
違う世界の者が邂逅している不思議を、なんとなく受け入れられるのは、
自分もかつて不思議―というよりも異常―な現象を体験したからかもしれない。]
あ!おじさんボクたち見えるんだ!
わあい、やるやる!
[笑顔に惹かれてふわっと近づく。
しかしその手の中にある叫ぶ弾をじーっと見て…]
ねえ、それ…潰したらおもしろそうだね。
[ぷち、って!
いい笑顔に、いい笑顔を返した。
一瞬でも店のおっちゃんが驚いたには、あれれ?と首をかしげ。]
メモを貼った。
…………ええと、そうだな。
一般論として、モニカの世界でも殺人は悪い事、
だと思ってても良いんだろうか。
[言動から幼いだけでは済まない危うさを感じる。]
僕の世界でも大多数の人はごく平穏に暮らしてるよ。
天敵と戦ってるのは一部の人だけだ。
まぁでも、誰かがやらないと皆喰われちゃうしね。
……科学の世界のタノシミってどんなものかな?
こういうお祭りはあるかい?
[甲高い声で鳴いている弾丸(?)を潰すという。
小さい子供がより小さな虫なんかに手を加えるような、
そういう行為に近い感性なのだろうな、と。
モニカの心中を想像してみた**]
うん、人を殺すことは悪い事だよ?
捕まっちゃうし、怒られちゃうよ。
[少し間を置いたように聞こえた確認の言葉
喰われちゃう?!
その、天敵…ってなんなの?
[え゛、と眉を寄せた。]
ボクのタノシミは、爆弾をどっかーんてやることだよ。
イタズラしてるようなドキドキワクワクでコーフンするんだ。
お祭り?うーん、雰囲気はぜんぜん違うけどお祭りはあるよ。
建国祭は大通りを大きな人形が行進するし、
田舎の方だと収穫祭でレモンの汁をかけあったりもしてるみたい。
ボクは、お祭りに出かけたのは小さい頃だけだったから
よく覚えてないけど…。
[ぽり、と頭をかいた。]
[店のおっちゃんに、潰すのはだめと言われた。]
え?だめなの?つまんないなあ。
ボク、もっと強烈な悲鳴が聞きたかったのに。
[じゃあ仕方ないと、普通に射的をすることにした。
叫ぶ弾を込めてもらって、的へ狙いを定める。]
えいっ
[発射する瞬間、左手にぴりっと軽く電気が走るような感覚がして、
誰かが射的をするのをじーっと見る。
普通の威力以上の強さで弾が弾かれたものだから、
店のおっちゃんが一度銃を改めたくらいだ。]
ほえ、なんかびりってきた。
[左手を、グーパーさせてきょとんとした。
かつて己の身になにが起きたのかは、思い出せぬまま。**]
……巨大な狼の魔物がいるんだ。
そいつは大昔の人の手で封印されたんだけどね、
復活する為に手下を使って封印を壊そうとしているんだ。
[非常に端折ったが、語り口はお伽噺のそれであった。
呪を詠む口でそれこそ詠うように言う]
で、その先祖の末裔が我々封印守と言う訳。
それ以外の大抵の人は、そう言うお伽噺だと思ってる。
……そうか。
俺は逆だなぁ、祭りに出たのは教育を受けた後だ。
祭りは封印守の大事な行事って言う側面があったし、
小さい頃はそれこそ修行忙しかったしね。
[見よう見まねで、射的の銃に弾を込める。ピギャー]
……
[もし、予測が正しかったとして、彼女に理解を促すのが
良い事なのかどうか解らなかったし、そもそも、
それが可能なのかどうかも不明だった]
トニー君、敵に味方するなんて……。
ずるいよ、ずるいよ。
ポーチュも沙耶お姉様と、もっとラブラブしたかったのに。
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