人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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[あの夢の中の歌い鳥は
身体には小さすぎる籠に押し込められた、真っ黒なカラスだった。

外の世界へ逃げ出そうと、必死にばたつき
助けを呼ぶように、醜い声で何度も鳴いて。

だけど解放なんてされやしない。
欲した相手は、決して現れない。]


[獣風情が親に会いたいなどと、
人喰いのケダモノが人間に歌を聞いてほしいなどと。

なんて図々しい身の程を知らない夢だったのだろう!]


[最期にカラスは籠ごと焼き捨てられた
崩れ落ち風に舞い上がる灰は汚れなき雪とは似ても似つかない。

あの時、カラスを冷ややかな目で見下ろし、火を放ったのは
誰だったっけ……?*]


[───うちに帰りたかったの。

収穫のお手伝い、ひとりで立派に遂げたなら
母さんはきっと褒めてくれたから。
その温かい腕で、胸の中に、強く抱きしめてくれたら
寂しさも不安もきっと全て消してしまえた。

ナナと、ニキと
降り積もった雪で遊べたに違いない。
一日くらい、休んでいたっていいでしょう?

ああ、でも──…
家に帰らない悪い子じゃあ、きっと褒めては貰えない。**]


【人】 受付 アイリス

— 3日目/早朝 —

[食事の残りを部屋に置いた、という声を聞いて、寝ぼけ眼は覚醒する。
向かうのはハナの部屋。
ドアを開ければ漂う死臭。キャサリンのものより瑞々しい血のにおい。

胴体は食い尽されていたけど、伝えていたお願いを聞いてくれたらしく、
それ以外の部分は十分に残っていた。]

……ハナ。かわいそうに。

[こんな子まで、こんな有様になるなんて。
なんて残酷なのだろうと思い、泣けてくる。

だからといって私は仲間を止めるなんてことはしない。
おぞましいけれど、これは必要な食事らしいもの。]

(10) 2016/11/16(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

待っててね。
ハナの子供も、つくってあげる。

[肉片を拾い集めながら、遺骸の頭を優しく撫ぜる。
この子が羨ましかった。きょうだいがいる、しっかり者の長女。
ハナの子供ならきっと可愛いだろう。期待が膨らむ。

……ただ、キャサリン、ハナと、女性の肉片は順調に手に入ってるものの、
男の人の遺骸が手に入らずにいるから、まずいかも。
いくら寒い冬といえど、屍のにおいは少しずつ隠せなくなってくる。]

相手は誰がいいかな?
ランタン屋さん? ケヴィンさんは、オーレリアさんとだから、だーめ。

[明るく微笑みながら、腕の中に拾い集めた肉塊をタオル越しに撫でる。

部屋を検めるが、ジェフさんは流石の手際というべきか、ほとんど証拠を残さずに事を済ませていたから。
あとは特に手をつけるまでもなく、自室に戻った。*]

(11) 2016/11/16(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

— 日が昇って —

[ベッドの下に隠した遺骸は2人分。
タオルで厚く包んであるから、今はまだ、においが強く漏れてはいないはず。
部屋を捜索されれば見つけられてしまうものだけど、
昨日はジェフさんがうまく誤摩化してくれた。

この状況に、この行為に、慣れつつある自分。
おかしいかな? 分からないや。

死者への敬意を払う方法は、教えてくれた覚えがない。

吹雪が未だ止まない不可思議も、もう諦めが勝って、
まだ帰れないなら仕方ないよね、と自分に言い聞かせる。]

(12) 2016/11/16(Wed) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

[ハナの部屋の前を通りかかった時、そこには誰かがいて。>>9]

ランタン屋さん?

[彼の意識は落ちていたのだろうか。
その身を案じるように近付き、目を覚まさないようなら肩を叩いてみた。

もちろん、私にとっては既に見た部屋の中の惨事に、驚くことはなく。**]

(13) 2016/11/16(Wed) 01時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/16(Wed) 01時半頃


[
  われわれの心の喜びはやみ、
  踊りは悲しみに変り、
  われわれの冠はこうべから落ちた。
  わざわいなるかな、
  われわれは罪を犯したからである。

       『哀歌』 5章 15〜16節
                    ]


[
 犯人捜しが始まるのを耳に、
 生きたい、と思った。
 初めての恐怖の中、
 死にたくない、と思った。
 初恋の君の亡骸を前に、
 もう戻れないのだと、人としての感情を切り捨てようとした。
 その為に友と呼んだ女を騙した。
 

 ……この三年間の孤独は辛いものだった。
 初めて同じ存在と出会い、
 多分己は、生きてみたかったのだ。
 あの男と、もしかしたら、彼女とも。
                             ]


[それもやはり、相応でない夢だったのでしょうね。]


[一人と一匹が命を奪われ、吹雪は未だ檻となり。
それでも尚、陽は昇り、一日は再び始まる。
血錆の臭いを纏って。]


    ……

[それは、食堂にいた。]


[それは、生前の姿のまま。
傷や、跡は見当たらず。
けれどそれは、酷く虚ろな目をしている。]


  ーー……

[そしてそれは、紡ぐ。
生者には聴こえぬ音を。]


[肉体を喪ったそれが紡ぐのは不規則で、不安定な歌だった。
少年のように、青年のように、獣の唸り声のように。歌声は纏まりを持たない。
時折、すすり泣くような音すら混じる。]


    ーー……


[ああ、これは讃美歌。
        葬儀の、為の。*]


メモを貼った。


[ふわりと身体が軽く感じられる。
わたしはそこに在るはずで、けれど何かが無いようで。]

 ああ、眠ってしまっていたのかしら──…。

[運んでくれたのはきっと、やさしい誰か。
眠るわたしを見つめる“わたし”の意識は
不思議なくらいに覚醒していた。

 今日も自分で起きられたんだわ。
  ねえ、母さん褒めてくれる?

鮮明に映る現実に怖がりも悲しみもしなかった
これが、わたし。──… 目を覚ますことは
いつまで待ったって、もう、ない。

ただ心が空っぽになる、ひどく虚しい心地。 

     ───…ああ、早く、
        早く家に、帰りたい。  ]**


[歌い烏は思い出す、最期の時を。
愚かなこと、彼の狩りを見たいと言ったのに。眠りこけてしまっていた。
たったひとりの犯人として此処に在ることは、家族だった女を騙すのは。
自覚は薄けれど確かに精神を疲れさせるものだった。]


[
最後にカラスに火を放ったのは、最期に俺が見たものは。

           愛らしい、華のようなお姫様。**]


【人】 受付 アイリス

[>>60ランタン屋さんは我に返った。
だけど立ち上がろうとしてまた崩れ落ちたので、支えられるなら支えようとした。
こんなところでどうしたんだろう、と、まず私が思ったので。
聞かれてもきょとんとして、確かめるように口に出す。]

ハナちゃんを殺したんじゃないよね。
ランタン屋さん。

[泣きそうな表情で、しかし落ち着いてそう言い放つ。
そうじゃないことは私はよく知っている。ので、これはあくまでも、
大丈夫だよと励ますつもりだったけれど、どう受け取られたか。

幼いハナの遺骸を横目に、今も悲しさと期待が同居している。**]

(70) 2016/11/16(Wed) 15時半頃

メモを貼った。


[
今も己の遺骸の傍らで。
まるでもう何もかもに興味を亡くしたみたいに、生者の姿にも反応をせず
歪む歌声を息継ぎ一つ無く響かせるばかり。

その虚ろな目が不意にひとりを捉え
ふ、と表情が緩んだ。
生前はその男に向けたことは無かった、穏やかな。

赤く伝わる感情に、
うれしいな、って。確かにそう感じて。]


[未熟で、迷惑をかけて、出会ってすぐに死んでしまっても。
同族として、仲間だと思ってくれているのだろうか。
もしそうならば、獣としての己は孤独ではなく生きられたのだろう。
その怒りは、亡者への細やかな救いだった。]


【人】 受付 アイリス

あなた“も”人狼なの?

[>>82明かりの消えたランタンのような、そんな暗い瞳に、私はどう映っているのだろう。

私が囁き声を聞いた二人の人狼とは違うこの人は、ハナを食べてはいないと知っているけど。
人間だとか、人狼だとか、そんな些細な違いを螺子足らずの土塊は知らない。

そっと彼の耳元で、小さく楽しげに囁く。]

だいじょうぶ、黙っててあげますから。
ハナ、美味しかった?
ねえ。

[彼が自分を人狼だと思うなら、それでいいんじゃない。
私は責めるでもなく、その様子を面白がる。

他に誰がこの部屋で、この様子を見ていたかは知らないけど、
声だけは彼にしか聞こえないように。**]

(88) 2016/11/16(Wed) 19時半頃

[ぼんやりと横たわるわたしを見ていた。
落ち着いた心で、冷静な瞳に
眠るそれはとても安らかな表情に見える。
不似合いに散らばるからだの欠片を拾い集める姿があった。
撫ぜる手に、見ているだけのわたしが何かを感じることもなく。]

 わたしの子ども?

[子どもの作り方などわたしは知らない。
ばらばらな身体を集めるんだろうか。
何をしようとしているんだろう。
ひとり、首を傾げた。*]


[けれどすぐにその変化も
男達の話し合うような、争うような会話を前に消え失せる。

ケヴィンが去った後、苦しむような表情を、仲間が見せた。

己がそんな顔をした時、家族だった人間はどうしてくれたか。

思い起こせば考えずとも自然身体が動いていて
その金色に向けて伸ばした手は、……触れることなくすり抜ける。


その目には映ることなく、仲間は去っていった。*]


受付 アイリスは、メモを貼った。

2016/11/16(Wed) 21時半頃


[アイリスのお姉さんが去ったあとで、
今度はヴェスパのお兄さんがわたしの元を訪れた。
けれど目にした現実を、彼は受け止めきれずにいたのか
狂ってしまったかのような笑い声をあげる。
そうして崩れ落ちた身体を、咄嗟に支えようとするけれど
軽いわたしの身体では、腕では それが叶うことはなく。
無力なわたしはその先を ただ見守るだけだった。

“人狼”と口にした言葉には少し驚き、
けれどそれ以上の感情はない。
誰がわたしをこうしたのかを、眠ったわたしは見ていない。
囁くアイリスの声を気付かれず確りと耳にすれば
ぱちり、目を丸くしたか。

こわい“人狼”が
やさしいヴェスパお兄さんなら、少し悲しいかもしれない。*]


【人】 受付 アイリス

[>>102声を荒げられて、びくりと肩が跳ねる。
ランタン屋さんの感情の揺れ動きのように、その灯火は弱まったり、激しく燃えたり、不安定。]

……化け物でも、みんないっしょです。
こわくなんかない。

[悲しい目で彼に、じいっと視線を合わせる。
私だって人間じゃない。ただの土塊。何にもならない役立たず。
それでも私にできることがあったんだから。
怒ることも、悲しむことも何もない。

きっと、ランタン屋さんが感情を露にする相手が私じゃないなら、
もっと違う答えをあげられたのかも。]

(104) 2016/11/16(Wed) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

それなら。
ハナが寂しくしてるといけないから。
ハナと一緒に、ハナの子供を作りませんか?

私、お手伝いしますから。

[真面目な顔で提案したら、さあ、どう思われたかな。
でも、どうすればいいかと問われても、そうするのが一番だと思うから。

私は、目元は泣きそうなのに、笑った。
かなしいね。うれしいね。もう何もわからない。]

(105) 2016/11/16(Wed) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

[>>108一緒にいてはいけない。
その拒絶の言葉を受けて、後ずさる。

そうか。そうだった。
私はそれが、嫌で、嫌で。]

うん。
それなら、いい。

[人でもない、狼でもない、
ただの土塊は、下がるしかない。]

(125) 2016/11/16(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

無理じゃないよ。
子供は、……“いのち”は、作れるもの。

[>>111首を横に振って、溜め息をひとつ。
私が信じ込んでいることを疑う理由なんかなかった。
林檎が赤い実をつけるように、花が種を残すように、いのちは作れる。
私の手だって、それができる。]

私が、やってみせる、から。

[光の宿らない目で、ひとつ笑って。
ゆらりと踵を返そうとした時、>>120怒声が私を追い越した。

それを見送って、間も無く聞いたのは仲間の声。
トレイルさんが、殺された。と。*]

(126) 2016/11/16(Wed) 23時半頃

アイリスは、ジェフからの報せに心が大きく動くことはなく。

2016/11/16(Wed) 23時半頃


アイリスは、ケヴィンのことを昨日に引き続き考えている。

2016/11/16(Wed) 23時半頃


アイリスは、オーレリアと共に、私のしたいことを。

2016/11/16(Wed) 23時半頃


[いや、正確には去ろうとした。
それが叶わなかったのは、仲間とかち合った女と狂乱に呑まれた男がやって来たから。]


   …………。

[歌は、遂に途切れる。
その目は確かに、彼等へと向けられて。]


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