人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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[ 暗い世界の中で、何だかふんわりと浮く感覚。
  あーれえ? ええっと……
( 思い出すのは悪夢と 「その前」 ) 

殴り込み行って、 (多分) 撃たれて………
そんでケツに尻尾が生えて…………………… あー… 。]

  なーんかさ、この悪夢の見っぷりだと
  楽にゃー死ねてねーんだろーなあ。
  白い病室で管繋がれて、
  心拍数と血圧計だけがそばにあって?


            (  やーだねえ  )

 



   ………………泣くかな。
   ……………………………………泣かねーよな。
   ……怒る、かなあ。  ………怒りそう……。


   ……カネシロは、ちゃーんとけーれたかな。
   (アイツの事だ、でーじょーぶだろーけど)


   はは、俺、カシラとゴローの心配はしてねーでやんの。
   ……いらんか。     いらねーよな。

[ 真っ暗闇の なーんもねえ虚空の中
 「地獄にゃまだつかねーのかなあ」  なんて

 能天気に ぼやく声が響いた。]
 


【人】 地下軌道 エフ

[>>2:303 敵である少女≪マイゴ≫はぼんやりとしていた。自身が血も涙もない≪オニヤロウ≫だったならば
彼はきっと危なかったであろう。
…でもすぐに手を出せなかったのは異常≪ウラノカオ≫に
こっそりだが怯えてしまったからなのかもしれない。
卵≪ハンプティ・ダンプティ≫故の恐れだったのかもしれない。

挿絵の怪物≪ジャバウォック≫を見て驚いた蠍猫≪ラルフ≫とは
また異なった反応に、ヘクターは素直に彼の事を
『幻想≪ファンシー≫慣れをしている』と判断した。
寧ろ、明らかな高揚の色≪イヤッハァ≫を示しているような。]

…そう、か。済まないな変な事を聞いた。
全ての登場人物≪キャスト≫が裏有りだったら
たまったモノではない故。

[だが、続けて言われた『虫』という言葉に首を傾げる。彼が蜘蛛男≪スパイダーマン≫とは知らず。
(だが知ったらきっとゲンナリ≪ショクヒンノテキ≫したろう。)]

(0) 2015/06/24(Wed) 08時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[>>2:304ふと、問われた言葉≪シツギオウトウ≫。
それを受けてヘクターは少し考える。
そして…露骨な笑み≪スマイリー≫を返した。]

…ああ、“そうだ”な。
これが“乙の選んだ能力”と言っておこう。

[手には一本の剣≪ヴォーパル≫と和紙之本≪ウス=異本≫。
その他は……乙よりも更に上空に仕込み隠した
もう一本の剣≪ヴォーパル≫と捕縛する生物≪バンダースナッチ≫が
いたが『まだ彼の視野に収まってない模様』で。

──これが『乙の選んだ能力の一部』と答えないのは、
一瞬の戦策≪コウメイノワナ≫。]

それはどうも。…望みなら、挿絵の化物≪ジャバウォック≫に
喰らわれたいか?乙なら望まんが。

[深く息、そして目を伏せる。
次に口開くは……黒≪ショウユ≫。]

(1) 2015/06/24(Wed) 08時半頃

【人】 地下軌道 エフ

嫌デモ手合セデアロウナ。
英雄≪ハカタノ=シオ≫ハ通常、コノ様ナ遊戯≪デス・ゲーム≫ニ
興ジタリシナイ。ダガ、時ニ…人≪メタルロード≫ハ
コウシテ覚悟ヲ決メルソウナ。

[ヘクターの背中に白亜のマント≪アライタテノイロ≫が生え、
パサリと舞うマントに連なり白く儚い、
麗しき花弁≪ソルト≫が可憐に舞い散った。

…その姿、光に反射し魅惑の白≪イッツ・ア・キラビヤカ≫。
微かな塩味≪ショッパイ≫が美味いと感じれば
貴方も虜≪モエ≫に翻弄されし一人に等しい。]

改めて、だ。乙は、鏡の国の卵≪ハンプティ・ダンプティ≫。
真の名はリーガル・F・ヘクター…
乙の世界では英雄≪ハカタノ=シオ≫と呼ばれている。

[混沌≪イミガワカラナイヨ≫とした説明であるは認めよう。
だが、これがヘクターなのだ。]

(2) 2015/06/24(Wed) 08時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 08時半頃


【人】 地下軌道 エフ

貴殿に生きる覚悟≪チマヨイ≫はあるか?

無クバ吾ヲ倒シテモ死ヌゾ。

乙は何としてでも彼奴≪鏡有栖≫に出会わず
生きてやらんとならないのでな。

[手から放つは剣≪ヴォーパル≫、次は簡単に取られないよう
回転を入れながら襲うように言葉に語らず指示した。*]

(3) 2015/06/24(Wed) 09時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 09時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 10時頃


【人】 地下軌道 エフ

[>>21理解されずとも、>>22理解されようとも、
口から零す≪ショウジョ≫の言葉には嘘は無さそうだ。
純粋にそう感じて珍しくヘクターが笑む。

…きっと茹卵から皮蛋に変わったのかなんて
問われたならば激怒していただろうけど。]

乙の事は自由に呼ぶがいい。
呼び名を強要するつもりはないのでな。
其方の名は……“アリス”としか聞いてないが、
女の名前のままで良いのだな?

[念の為確認したが、答えて貰えたか。
それより先に>>3剣が襲ったが。]

(33) 2015/06/24(Wed) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

…ほう?良く抑えたな。

[>>24少しは動けるようで何より。
なにやら液体≪ミズアメノヨーナ≫を放つ相手、
だがその肩を抉り剣≪ヴォーパル≫は“過ぎ去る”。
されど地面に落ちる事は無く、
数メートル後方にて怪しくも揺らめく。]

死ぬときは……もっと痛いらしい。
お互いに痛いのは嫌なのは重々承知≪チョウゼツリカイ≫だ。

[…命令が無ければタダの飾り、だが、
目の前を見ている彼に『剣の様子は見えない』。
尤も、より上空すら気付いていないようだが。]

(34) 2015/06/24(Wed) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

いや、だが落ちる訳にもいか──…

[開始の1秒では蜘蛛の糸は見にくく、
過ぎ去りし2秒にて腕の動きに違和感を抱き、

執着の3秒、糸の束が和紙之本≪ウス=異本≫に
張り付いたであろう。

狙いがこの本≪ヤバイ≫と気付いたその瞬間、
分かりきっていたがヘクターは『大層顔を赤くした』]

(35) 2015/06/24(Wed) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

男が男に犯されている本を常人が読んでは駄目だ!!
ウス=異本≪ウスクテ=キラキラセシ本≫が狙いか!?
止めておけ!!是非に止めておけ!!

[あーれー、と奪われそうになる本。
その【トンデモナイ概要】を露呈するのは
実は半分は作戦≪ハンブン=エロス≫。
本を持った方が安定して魔法≪ショーカン≫を行えるので
あるに越した事はないのだけれども、
でも!そのウス=異本≪ウスクテ=キラキラセシ本≫だけは!

心が穢れる!!読むな!!
(と、言いつつやばいページが少し開いているが)]

くっそ…ええいっ『【ジャブジャブ鳥】にも心配るべし』『【ジャブジャブ鳥】にも心配るべし』『【ジャブジャブ鳥】にも心配るべし』『【ジャブジャブ鳥】にも心配るべし』!!!

[和紙之本≪ウス=異本≫が仄かに光る。
されば『それが何かをもたらす本』とまで分かるか。
開かれた本の項目≪アウト・デザイン≫から4羽もの万年発情鳥≪ジャブジャブ≫が姿を現せば、ギャーギャーと高く声を上げて本≪エロホン≫の代わりに絡まろう。]

(36) 2015/06/24(Wed) 15時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 15時半頃


【人】 地下軌道 エフ

ひ、ひとの物を取るのは泥棒だ!
それを弁えて貰おうか!!

[いつになくドクドクと胸が高鳴る。
いつになく慌てた声色になってしまう。
(そりゃあヒトの性癖晒されたら…なぁ)
ヘクターは剣≪ヴォーパル≫を持っていた腕を
少女≪アリス≫へと向けると『パチンと指を鳴らした』]

(37) 2015/06/24(Wed) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

貫きて尚も貫く英雄の剣≪ヴォーパル≫が刻み刈り獲らん!!

[それは彼の『背後』と『頭上』から貫かんと──]*

(38) 2015/06/24(Wed) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[>>56同様に被虐趣味≪ドエムプレイ≫は望んでない。
だが、残念ながら発酵趣味≪カップリング≫だけは
如何しても我慢し難いモノがある…と。
大声を上げてでも武器として、ではなくて
奪われたくない愛≪カケアワセ=ハ=セイギ≫の為に
失くしたくなかった邪≪オイ=デュエルシロヨ≫。

でもそれが功を成して彼奴の動きが止まれば
それは大いなるチャンス≪ダイレンサ=タイム≫。]

白≪マヨ・ソウウケ≫の何が悪い!!
単調な力≪ボッチ・チョウミリョウ≫は重複する力≪ア・ジノ=ソウジョウコウカ≫には勝らんのだぞ…!!

[違う、そうじゃない。
>>57ほらみろ相手も呆れている。]

(65) 2015/06/24(Wed) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[返される言葉など>>58残念ながら何処か必死だった
ヘクターに聞こえている筈もない。

…それは無意識な戦の流れ≪エスカレーター≫。

音に連なり横薙ぎに!

そして落ちるように縦に!

二刀が身を断とうと襲い掛かれば
煙≪ノウコウム≫にひとつは遮られ、
されど視界外≪デッドボール≫にもう一本が駆ければ
塞ぐ事さぞ難しかろう。]

奇遇だな、乙もだ。
痛みは面白くもない。

[何度目かの鸚鵡返し≪ヤマビコ≫を零して笑む。]

(66) 2015/06/24(Wed) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[されど、英雄の剣≪ヴォーパル≫がひとつ帰還するが
血肉を抉ったもう一本が戻って来ない。

良く眼を細めれば嗚呼何たる事や!
またも二度舞≪マッタヌスットメ≫が起きていた!

だから返される言葉≪コタエアワセ≫を聞けば
そりゃ笑うしかないだろうよ!!]

だとしたら、如何する?
その身体で挿絵の化物≪ジャバウォック≫を討つなど、
そのような芸道を貴殿に出来るのか迷子≪アリス≫?

[>>60卵≪ハンプティ・ダンプティ≫の死を言葉遊び≪ジャバウォック≫に因んで語られれば苦虫を噛んだみたいに露骨な表情≪ヤメロッテ≫。…この男、根が素直なのだろう。]

(67) 2015/06/24(Wed) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

──ッ…!!?

[グンッ、と。
音を立てた腕が>>60何かに絡まるのを感じる。
視線を向ければ其処に鋭き銅糸≪ハリガネ≫!
ミシリミシリと身に『亀裂』を入れる一撃に
若干目の前が霧の如く霞む。]


ィ…!?っ、クソガッ!!!
『燻り狂える【バンダースナッチ】の傍に寄るべからず‼︎』


[本が瞬くば鋭い顎を持つ
俊敏な生物≪バンダースナッチ≫がページの項≪ヒラカレシエロス≫から
勢い良くその姿を現れよう。
本の先を少女≪アリス≫へと構えた故に、
捕縛生物≪バンダースナッチ≫が彼へと向けられる。

──ヘクターの腕一本、犠牲に!!]

(68) 2015/06/24(Wed) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

     ーーー パ キ ン …!!!

(69) 2015/06/24(Wed) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

[刹那、砕ける様な感覚≪ゲキツウ≫が身を襲う。
軋む其処を見る為チラリと視線を下に下ろせば、
卵≪ハンプティ・ダンプティ≫は顔を真っ青に変えたろう。


腕は……まるで石膏の如く粉々に散る!!


それはそれは酷い悲鳴を上げただろう!
嗚呼、これは何たる事≪ゼツボウ≫や!!]

ッ〜〜〜…
少し当たっただけでコレなのか

[嗚呼そうだ、そうである。
確かに乙は卵≪ハンプティ・ダンプティ≫なのだ。
卵≪ソレ≫はそれはとっても脆いから、
その身にヒビを宿してしまったのだ!]

(70) 2015/06/24(Wed) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

[捕縛する生物≪バンダースナッチ≫の行方が如何になったか
まだ確かめられず、痛みに酷く顔を歪ませていた。]

は、…っ、でも…ひとつ見えたぞ。
その水煙管≪ウォーターパイプ≫が絡繰≪ネタ≫だな?
最悪吹かれなければ良し、だ。

[先程見えなかった蜘蛛の糸≪ザンゲノシルシ≫は
かなり厄介だと、ヘクターからすれば
水煙管≪ウォーターパイプ≫が蜘蛛の糸≪ザンゲノシルシ≫を
操るように見えていたのだが……其れに彼奴が
気付けるか否か。

ちなみに、割れた腕はもぎ取って投げ捨てた。*]

(71) 2015/06/24(Wed) 22時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 22時頃


[  ふわん!   身体全部が持ち上がるような感覚。

(なんだよ、また落ちてたってーの?)
1度目も2度目もそりゃーひでー落ちっぷりで
ケツが4つに割れたんじゃねーかと思った位なのに]

  今度のはひどくやさしーな……
  なに、地獄にゃセーフティネットでも張ってあんの。

[ぽすっと小さな音を立て、不本意な毛玉が付いたままの尻は
三つ葉のクローバーのベッドに不時着する。
きょろ、きょろと見回してみても
いまのところ、だーれの姿もみえやしねえ。

ぽっかりあいたカルデラのようなオアシスは
差し込む光がつくるカーテンでくるまれていて

見上げた空は、少なくとも 地獄じゃーなさそうだった。]


  もー、なんなんだ………
  まさか死んだらずーっとこんな
  ワケのわかんねー事が続くのか?

 (うわぁ、確かに そいつぁ地獄だ)

[僕はふるっとひとつ、身を震わせて
  ぴるっとひとつ、耳が踊って
  地面を埋め尽くす三つ葉を毟る。

指に挟んで(片目を閉じて)光にかざして、くーるくる。

  「 こーすりゃ 全部四つ葉になる 」

子供すら、騙せないよな都合の良い御伽噺は
それに気付いた僕だけの秘密。 ]

  ……ん?なんだ?

[――在りやしない4枚目の葉の向こうに見えたものは。]


  なんだぁ?  こいつは…………。

[さっき見回した時にゃー あったか無かったか。

数人は座れそうなテーブルに、
見覚えのある模様の付いたカードがひとつ
僕は訝しげにそれをつまみあげて 表、裏。

なんにもねーなあ、と元に戻して]

  ご歓談、ってー  なぁ。 だーれもいねーし
  それに閉幕って… もー終わっただろ、「俺」は。

[トゥイードルダムとトゥイードルディーの家指す矢印は
おんなしほーを向いてたはずだが
こいつはそれとは違うらしい。

ハンドメイド感満載の木の看板にゃ
右は『観客席』  左は『舞台上』  
指し示すさきにゃあ 薄っすら伸びる 獣道。]


―悪夢の終わり→悪夢の場外―


 やれやれ、もう退場とは早いな


[ふと目を覚ませば小さなテーブルと2つの通路。テーブルの上には自分の好きなミルクティーまで置いてあって
ふむ、と少し考えるも馬鹿らしくなってそこに座ってはミルクティーを一口]


 おや、これは美味しい。気が利くじゃないか
 それにしても全く残念だ。いや、残念じゃないのかもしれないな


[自分が死んでしまった事。それによって二度と目が覚めない事になったとしても、思ったよりも危機感が無いのは何故だろうか
きっとそれは、自分の中で答えが出ていて]


 ずっと、ずっと昔から俺は死にたかったんだな
 それを変えてくれたのが、彼女だっただけで――


[ずっと昔に見た夢。それは近所に住むみんなが同時に、そして共有した夢
何かに追われて、夢に逃げたくて。現実から逃れた先で出会った仲間。そんな中の一人に恋をして、結婚して。自分が変われたなんて自惚れていただけで]


 ミケには怒られてしまうな。いや、悲しむだろうか
 それでも彼女の腕の中で死ねるなら本望さ


[ミルクティーを一口飲んで、そっと目を瞑る。瞼の裏には妻の笑顔と、自分のせいで死した友人の顔
彼に会うことになったとしたら、彼は自分を恨むだろうか。妬むだろうか。会ってみなければわからないけれど、これから会うとなると少し怖いなんて思ってしまう]


 ナイトメア、素敵な劇に招待してくれてありがとう
 キミへの招待状は…すまない、血で汚してしまった


[また書き直せば良い。なんて思っては居るけれど、折角会った彼女に招待状を渡す約束をしたのに渡せなくなるなんて。少し悲しい気持ちになってしまう
それから二口、三口とミルクティーを飲めばネガティブな気持ちは落ち着いたようで、変わって妻の惚気話を始める
そこに三月兎が居なくても、悪魔やナイトメアが居なくても。一人で狂ったように話し続けるだろう]


 嗚呼、初めて出会ったのは夢の中だったよ
 最初は男性でね。夢の中で彼女は…否、彼は男として生まれたかったらしいんだ


[ポツリポツリと語り始めて。それから夢の中で出会って初めてデートした事。そこから悪夢に落ちて二人の秘密を共有した事
夢から醒めて、記憶があって、病院で出会ってから付き合って結婚するまで
長い長い話を続けてから、今寝る時の話まで]


 それから普通に過ごして、ベッドに入ったら今居る
 …不思議なものだ。人生で二度もこんな夢を体験する事になるなんて


[一体どれくらい話したのだろうか。少なくとも1時間や2時間で語れる人生は送っていないはずだが
いつの間にかカップに入っていたミルクティーは空になっていて、それからどうしようか迷う]


 参加者について回るのも良い
 けれど、俺は誰か会いたい人が居るわけでもないんだ


[それならば、いっそ観客席で見ていくのも良いだろう
そちらの方がきっと楽しいし、ナイトメアがどんな気持ちでこの劇を見ているのか共有出来るかもしれない]


 ふむ、それも一興
 ここを楽しまなければ。ここは“そういう世界なのだから”


[昔彼女に言われた言葉を繰り返して
ここにナイトメアが居ないのならば観客席に行けば会えるだろうか。そんな淡い期待と共に右手の通路へと進んでいく**]


   …………ホージ茶…………。


[   ふわん  ふわん しろい靄、香ばしいかおり。

 湯気のむこーに 見慣れたひっくい卓袱台と
 ぺったんこの座布団と 擦り切れかけてる畳と
 僕が飲みっぱなしにした空のピール缶が見えて、

   それに苦言をこぼす あのひとの声が  ]

  ―――っ…………。

[ 倒れた湯のみが中身をぶちまけるように
 記憶が、 おもいでが テーブルの上に広がる。

 そんな日は もー暫く来ねーんだと思った時にゃ
 あったけー湯呑みを両手で包んで
 折角の茶に塩味を混ぜ込むよーに 泣いていた。]


  おや…。他にも誰か、居たのかな


[三月兎が居たのを確認したのならば、きっと昔のようだなんて笑ってしまうだろう

“死神のサイラス”

なんて呼ばれていたのを思い出して]


 深く関わった者は、長くは居られない
 ナイトメアは知っていたのか否か……


[それが偶然だったとしても面白い偶然だ
この世界に来て、悪夢に落ちてから初めて出会って最初に招待状を渡した“深い関わり”を持つ彼が悪夢の外に追いやられたのならば
きっとそれは、この異名のせいなのかもしれないのだから**]


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