人狼議事


218 The wonderful world

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− 回想5日目 −

薫さん!?

[ノイズに向かって立ち向かう薫。
放った水の弾丸はかすった程度で外れてしまって。]

うん、強そう…。

[ぎゅっと三脚を握る手に力を込めて。]

…私に?

[え、と目を大きくする。
やっぱり、何かあるのだろう。
今度こそ、話を聞きたい、そのためにも、なんとかこの場を…。]


っ、、腕!?

[そう思っても、叫ぶことしかできない。
サイキックに気付いてもやれることは何も増えない。
無力感に苛まれる。]

でも…それじゃあ。

[そんな時、先に行ってくれ、と。
やっぱり足手まとい、と打ちのめされる。
確かにこのままここにいても何もできない。
でも、ここで先に行ったら薫を見捨てることになるのではないか。
気持ちは揺れて視線は移ろう。]


[もう一度、でも、と思い直す。
今までミッションをクリアしたら次の日に移っていた。
なら、今回もミッションをクリアすればこの場を何とか出来るのではないか。]

ごめんね、薫さん…。
早く見つけてくるから!

[そう言い残して、階段を駆け上がった。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―6d:E地区 南急レッグ―

[無造作に転がされた地面での目覚めにも慣れてきた。それでも、今日の不快感は今までの比ではない。体の節々が痛む。
えぇと、何があったんだっけ。昨日の記憶を振り返り――納得。バイクから投げ出されたのだから、これも当然か。

けれど、いつかの肩のような鋭い痛みは殆どない。せいぜい、寝違えた時や筋肉痛程度のものだ。
何かがクッションになったのだろうか、なんて思う。
バイクから投げ出される直前、腕を掴まれた気がするけれど、まさか、そんな、ね]

(4) 2015/03/16(Mon) 13時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……王者の証、ですか。
ご存知ですか?

[メール>>#0に目を通しながら、後ろに転がっている男に問いかける。
周囲をスキャンすれば話は早いのかもしれない。けれど、昨日の悪夢が去ったとは思えない。生憎、どこかの体力馬鹿とは違いますし、無駄な戦闘をするのは御免だ。

それにしても。
後ろを振り向いて、漸く気付く。未だに寝転がったままの担任の姿>>0に]

(5) 2015/03/16(Mon) 13時頃

− 回想5日目:グランドカメラ4階 −

はぁ…はぁ…。

[苦しい胸にムチを打って。
店内を走り回る。]

どれなのよ!

[もう、と置いてあるパソコンや電子機器、一つ一つ確認する。
時間がない、早く、早く、と周りの目も気にせずに。]

あぁ、もう!

[けれど、変わったものはひとつもない。
焦りだけが増す中で、最後の一つを確認する。]

なんで!?

[大きな声を上げるが現実は変わらない。]


【人】 幸運の科学 リッキィ

……いつまで寝転がってるんですか?

[突き放すように言い放った後、普段の様子とは少々違う事に気付く。気だるげに立ち上がった男が、何か言いたげな視線を向けたなら、1秒の沈黙の後、あぁ、と手を叩く。
そう言えば、彼のライターは――]

……先に、コンビニにでも行きましょうか。

[告げて、くるりと背を向ける。申し訳ないとは思う。けれど、あのお陰で鴉と戦う羽目にはならなかった訳だし、必要経費というやつだ。そう脳内で言い訳をしながら、近くのコンビニへと足を向けた**]

(6) 2015/03/16(Mon) 13時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 13時頃


[そして、メールをもう一度確認して…青ざめた。]

ここ…じゃない?
1〇1〇…。

[なんで早く気づかなかったのか。
少し前の自分を打ん殴りたい。
また、迷惑をかけて、足を引っ張って。
ここに来なければノイズに襲われることもなかったかもしれない。
腰が砕けて、足の力が抜けそうになる。]

違う、早くしないと!
1〇1〇ならすぐそこじゃん!

[後悔するのは後にしよう。
早くミッションをクリアしないと薫が…。
階段を降りようとフロアを駆け出す。]


あ…。

[が、もう遅かった。
駈け出した足が絡まって床に打ち付けられる。
立ち上がろうと、支えにした手は透けていた。]

あ…あ…。
ごめんね、薫さん。

[間に合わなかった、全部私のせいだ。
もしも、私が戦えたのなら。
もしも、私が間違えなかったら。
もしも、私がもっと早く気付けたら。
もしも、私が…。]

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…。

[薄れゆく意識の中、自らを呪うように呟く。
頬に涙が流れる、私が泣く資格なんていないのに。]



薫さんの夢、奪っちゃいましたね。
私のせいで…。

[いっそ、私が身代わりになれればいいのに。
あんなに良くしてくれたのに、私は何もしてあげられなかった。
生き返れなくなったこと、死んでしまうこと。
それよりも、彼の事が脳裏に浮かぶ。
不思議、と別の自分が呟いて。]

薫さんのパートナーでよかったです。
でも、私は薫さんのパートナーになるべきではありませんでした。
ごめんなさい、薫さん。

[届かない想いを残して、私は霧散した。]


− どこか −

[ふわり、目覚めない意識は漂って。
終わる時まで後悔を続ける。
彼と関わるべきではなかったと。]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

―南急レッグ―

[この場所に似つかわしい白衣から、付かず離れずの距離を歩く。人混みではぐれないように。けれど、身内だとも思われないように。と言っても、人混みに簡単に紛れられる身長のお陰か、そんな心配は必要なかったかもしれないが。

それにしても、こういった人混みは好きじゃない。息が詰まる。自分の事しか考えない馬鹿に絡まれることもあるし、聞きたくもない話を否応無しに聞かされる。いい事なんて一つもない。そう思う]

(27) 2015/03/16(Mon) 19時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[ほら、今でも。すれ違う人々の会話が、嫌でも耳に入る。

――『マーブルスラッシュの大会が』
――『優勝したら』『モルコだっけ』『純金のバッジが』

耳に流れてくる断片的な会話に、目を見開く。頭を過るのは、先程のメールの内容。黄金に輝く王者の証。成程、辻褄は合う。
つまり、マーブルスラッシュの大会に出て、優勝する。それが今回のミッションなのではないか。合点はいく。
前言撤回。悪いことばかりというわけじゃ無さそうだ]

(28) 2015/03/16(Mon) 19時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

――だから、マーブルスラッシュですよ!今回のミッション!

[数分後、突如被せられた、超絶ダサいヘルメット>>22を脱ぎながら叫ぶ。この人はこれが趣味なのか。というか、このヘルメットでどうやって笑いを取ろうって言うんだ。訳がわからない。

自分の言葉に、男が怪訝な顔をしたならば、3秒思考を巡らせた後、彼のエントリー料に思い至るか。成程、7年前にマブスラがある訳もない。

被せられた、まっ黄色のヘルメットをサッカーボールに変化させつつ、続ける]

(29) 2015/03/16(Mon) 19時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

マーブルスラッシュっていう、バッジを使った、おはじきみたいなゲームが、今、流行ってるんですよ。
……僕は、まぁ、やったことないんですけど。

[サッカーボールを手元で弄びながら、目を伏せる。
生憎、ああいった娯楽は知識がある程度だ。得意じゃない。
遊ぶ相手が居なかったとも言うが、そんなことはともかく、だ]

(30) 2015/03/16(Mon) 19時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

大会に優勝すればもらえるバッジが、今回のミッションの目標みたいです。
なんでも、純金なんだとか。

[たかが遊びの商品がこれなのだから、ホント、どうかしてる。ガチ勢が聞いたら憤怒しそうな感想を内心抱きつつ、男を引き連れて、ふざけたジョークグッズコーナーから踵を返す。
ついでに、建物から出る前に、2(1.ビーズワイヤー 2.着火ウーマン 3.肩掛け毛布)だけ購入を済ませて。

さて、目指すはモルコだ**]

(31) 2015/03/16(Mon) 19時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 19時頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[飛ばされた嫌味>>34に、唇を尖らせる。せっかくもらったものに何てことを、と言われそうだけれど、流石にこれはない。そもそも、耐久性も何もない、ただのパーティーグッズを、彼が何故自分に渡したのかも分からない]

あんなダッサイヘルメット着けて歩け、と?
嫌ですよ、僕は。

[むすり、と不機嫌な表情を隠そうとはしない。別にサッカーボールでなくとも、持ち運びしやすい物なら何でもいい。それだけだ。ただし、安全第一ヘルメット以外で、だが。

サッカーボールを蹴ることもなく、ただ手に持ったまま、目的の場所に向かう。
そこにあったのは、人混みと、熱狂>>#4]

(43) 2015/03/16(Mon) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

―モルコ内:受付前―

……貴公子のバーゲン会場でしたっけ、ここ。

[異様な熱気に包まれた会場に足を踏み入れて、ぽつりと一言。
貴公子、しかも混沌に終焉に救世と来たもんだ。マブスラの世界は何と言うか、凄まじい。

けれど、そこに混じるには、あと少し遅かったのだろうか。受付には、謝罪を繰り返すスタッフの姿。どうやら、このままでは優勝はおろか、挑戦する権利すらないらしく]

(45) 2015/03/16(Mon) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……どうします?

[一応、隣の白衣に問いかけてみようか。多分、それなりの迫力を纏った彼なら、他者との交渉も容易いだろう。若しくは、いつも通り、突拍子もない手段を言い出す可能性もある。採用するかはともかく、聞いておいて損はない]

(46) 2015/03/16(Mon) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[ところで、だ。
出場したとして、優勝出来る算段はあるのか。白衣の担任にそう問われたならば、僅かに口角を上げただろうか。

確かに、マーブルスラッシュの経験自体はない。普通に出場したとしても、勝ち目はまずないだろう。

しかし、自分のサイキックは『触れたものを変化させて“操る”』能力だ。その対象がバッジだとしても然り。
一度触れて、手を離したが最後、対象を羽のように軽く浮き上がらせることも、岩のように重くして、相手を潰すことだって可能だ。

つまり、この能力がある限り、半径5メートル内において自分が負ける気はしない]

(47) 2015/03/16(Mon) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[相手が貴公子だろうと殿様だろうと関係ない。普通に反則だろうという反論も却下だ。こちとら命がかかっているのだ。バレなければ問題ないし、勝つ為に、手段なんて選んでいられない。

ここ数日でパートナーに思考回路が毒されて来ている気がするのは、きっと気の所為だろう、きっと。

……とは言っても、出場出来なければどうしようもないのだが。隣のパートナーの様子をちらりと伺うが、さて、彼は*]

(48) 2015/03/16(Mon) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

どうしても、大会に出なきゃいけないんです。

[若干棒読みではあるが、必死なポーズだけを取って、頭を下げる。受付の女性が困ったように笑っているが、見ないふり。

物騒な思考回路を持つことに定評のあるパートナー。その意見>>50から選んだのは、一番無難で、一番平和的な方法だった。

恐喝はまずい。散々無免許運転やら銃火器を振り回してはいたが、ここはあくまでRGである。犯罪に手を染めてしまったら、生き返った後が恐ろしい。却下。

彼曰く一番サイアクらしい買収も、気が引ける。子供相手にそんな汚い大人の片鱗を見せてはいけない気がした。
というか普通は恐喝がサイアクな気がするんだけれど、違うのか。そうか。

そうして、数度頼み込む。受け取れたのは2(1.肯定 2.否定)の返事]

(66) 2015/03/16(Mon) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[困ったように笑いながら、それでも女性が首を縦に振ることはなくて。
舌打ち。隣のパートナーの反応はどうだったか。何にせよ、自分の心を支配していたのは、焦りと苛立ちだった。

昨日といい、その前といい、恐らくミッションをクリアしたのは自分達だ。他の参加者の姿も、ここ数日見かけていない。
もし、自分達しかミッションをクリアすることしか出来ない――つまり、他の参加者が、もう残っていないとしたら?
昨日、死を体験したのも相まって、思い浮かぶのは、悪い想像ばかり]

ミッション、クリアしなきゃいけないのに……

[どうしよう、と。ぽつり、呟く。
僅かに声を震わせつつ、熱狂の渦へと視線を向けた*]

(68) 2015/03/16(Mon) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

あ、ありがとう、ございます。

[無造作に渡された参加証>>76に、少々面食らいつつ。珍しく煙草を吸っていないその白衣に頭を下げる。
どうやって彼がこれを手に入れたかは考えないようにした。妙な騒ぎも起こっていないようだし、きっと至極平和的な方法で入手してくれたのだろう。そう信じたい。

背中を押されれば、文句を言いつつも満更では無さそうに。緩みかける口元を引き締め、人混みに飛び込む。
別に、初めてのマブスラが楽しみって訳じゃない。えぇ、決して。これはあくまでミッションの一環なのだから。]

(106) 2015/03/17(Tue) 09時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[それにしても、と周囲で行われる試合を幾つか見遣る。
貴公子に引き続いて、堕天使に救世主、果てには黙示録と来たもんだ。何と言うか、凄まじい。そう思う。次は世紀末覇者でも出て来るんじゃないだろうか。

けれど、会場の熱気に呑まれることはない。呼び出されたなら、元サッカーボールであった白黒のバッジを握り締めて、相手と対峙して――目を瞠った]

(107) 2015/03/17(Tue) 09時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[相手の姿に見覚えはある。いや、忘れもしない。学校で毎日、嫌だと思っても顔を合わせる事になっていた、その人物。
つまりは、自分を死に追いやった、バカ集団の親玉である。

その周囲にいるのは、これまたやっぱりバカ面の取り巻き共である。にやにやと笑うその面は酷く下品で、不快だ。

けれど、どこか様子はおかしい。獲物を狙ったような、いやな眼差しを向けられる事はない。それどころか、見知らぬ人間と対峙したかのような様子だ。取り巻き共も然り。まるで、“初めて会った”かのような――]

(108) 2015/03/17(Tue) 09時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[この感覚に覚えはある。ゲームの初日、担任と顔を合わせた時の気分。
あの人は自分のことも分かっていなかったから、分からなかったけれど、きっと、目の前の彼らは。

過ぎったのは、いつかの滑稽無糖な妄想。世界が、自分を忘れたんじゃないかという、否定も肯定も出来ない、笑い話。

バッジを握った手とは逆のそれを、ポケットへと突っ込む。スキャン。馬鹿の頭の中の声が、まるで濁流のように流れ込む。
あぁ、やっぱり。そこに、自分を苦しめた記憶なんて欠片もない。しかも、それに疑問すら抱いてないんだから。乾いた笑いが漏れる。

所詮、苦しんだ側の記憶なんて、苦しめた側には分からないし、思い出そうともしない訳だ。例え、その切欠が未知の不思議な力だったとしても、だ]

(109) 2015/03/17(Tue) 09時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[悔しい、とは思うけれど、何処か安堵したのも事実だった。コイツらに忘れられた所で心残りなんてない。誰かさんの時とは違って。むしろ清々する。此方が忘れられるかと言えば、ノーではあるけれど、これ以上、馬鹿と関わるのは御勘弁願いたいのも確か。

ただし――。掌のサッカーボールバッジを強く握り締めて、正面の馬鹿面を、きっ、と睨みつける。

こいつらを一回、ぎゃふんと言わせないと気が済まないなと、そう思う。
手加減してやれよ、なんて含み笑いが聞こえた気がするけれど、気の所為だろう。彼はどうせ何処かに煙草でも吹かせに行っている頃合いだ]

(110) 2015/03/17(Tue) 09時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[試合の詳細は割愛させていただこう。結果は言うまでもない。多少ズルはしたけれど、所詮、馬鹿の集いに負ける訳もなく。というより、こいつらに負けるのはプライドが許さない。

彼のバッジを“うっかり”叩き壊してやろうかとも思ったけれど、コイツらの為に労力を割くのも惜しい。完膚無きまでに相手の技を空振りさせて、少々恥ずかしい想いをしてもらったし、まぁ、上出来だろう。そそくさと立ち去っていく集団を見送って、愉悦の笑みを浮かべる。

そうして、次の試合へと臨む。
予選通過をかけたその試合の結果は……2(1.勝利 2.敗北)]

(111) 2015/03/17(Tue) 09時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

……すみません、優勝出来ませんでした。

[パートナーには頭を下げるも、その表情に先程までの焦燥はなく。むしろ、何処か清々した面持ちなのが見て取れるだろうか。

学校ではニタニタと嫌な笑みばかり浮かべていた馬鹿面が、心から悔しがるのを見られただけで、自分としては上出来だし。

何より、先程対峙した少女からは、このゲームにかける情熱がひしひしと伝わって来たし。ズルをしてまで勝とうとするのは、何と言うか、気が引けた。
けれど、何で彼女は模型の腕を持ってたのだろうか。それを尋ねる間もなかったのが、少々心残りだ。

さて、と伸びを1つしたのち、隣の白衣を見遣る]

(112) 2015/03/17(Tue) 09時半頃

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