人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 道化師 ネイサン

ー蛇足ー

[紅に塗れる白狼の指には黒く光る指輪は無い。

そもそも道化の指に黒い指輪の嵌っていたのを誰が見ていたろうか。
いま白狼の指にそれが無いのを誰が気付くだろうか。

かつて金狼の指に嵌り、
白狼の指に嵌っていたそれは何処へ行ったのか。
白狼が打ち倒されたことによりその呪いは解かれて消えたのか。
それとも新たな犠牲者を求めていずこかの船の荷に紛れ込んだのか。

もしそれを知る者が現れるとしたら、
それは次に幕を開ける惨劇の登場人物だけだ。**]

(5) mikenek 2014/12/17(Wed) 16時頃

ネイサンは、ではまた夜に。**

mikenek 2014/12/17(Wed) 16時半頃


【人】 道化師 ネイサン

ーif いつかあったようなー

 え、遠慮してるわけじゃないが…

[何故私がこんなことになっているのか。
何故私がこの酒狂いに絡まれているのか!

街に停泊した時に時折気晴らしに化粧を落として散策して見ることもある。

化粧をしたままでは、その意味を知る者には悲鳴を上げて逃げられるし、意味を知らない者にはピエロさん芸をやって見せてよなんて絡まれるのだから、とてもじゃないが寛ぐことはできない。]

(11) mikenek 2014/12/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

 もう大きくなんてならないから。

[それがたまたま入った酒場でこの酒狂いに遭遇してしまったかと思うと、こいつはあろうことか私の正体も分からず絡んできた!>>9
五月蝿い、近寄るな、臭いなどと言って遠ざけたいところだがあまり声を出しても正体がバレる。
私の素顔がこんなであることだけは、絶対に、絶っ対に誰にも知られてはならないのだ。]

 ……るる

[酒狂いに名を尋ねられ咄嗟に本名を名乗る。
まさかネイサンとは名乗れない。
だが声が小さくよく聞き取れなかったようなので繰り返す。]

(12) mikenek 2014/12/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

 シャルルだ、シャルル!
 二度と言わせるなよ!

[普段絶望の道化師を演じる自分には、この本名はあまりにも響きが柔すぎる気がして気に入らないのだ。
名を口にするだけで羞恥すら感じるほどだ。
染まりやすい私の白い肌は酒のせいもあってこの時赤くなっていただろう。]

 おい、おい、待て。
 何を勝手に注文している。

[酒狂いは何を思ったのか私のテーブルに料理を次から次へと注文していく。>>10今夜は晩飯など抜きでいいと思っていたのに。]

 シュークルトはだけ止めろ!
 おい店員、今の注文は取り消しだ!

 ……じゃない、取り消して下さい。

[ついいつもの癖で横柄に命令を下してしまいそうになる。違う違う、今はただの何処にでもいるシャルルAなのだ私は。
なんとかザワークラウトの注文だけは取り消させた私は、彼に小言の一つでも言ってやろうかと向き直る。]

(13) mikenek 2014/12/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

[既に潰れていた。]

 …私はグレッグほど背は低くないだろうが。

[私は溜息をつくと、ただのほんの気まぐれだが、こちらに伸ばされる覚束ない動きの手の下に自分の頭を傾けて、彼に頭を撫でさせてやった。*]

(14) mikenek 2014/12/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

ーとある船員の回想録ー

[今ではその回想録の著者はこの世を去った。
その船員が毎日密かに日記をつけていたことに気を留める者などいないだろう。
それは大部屋の隅に転がっている。
誰かが手に取って読んだのならこんな内容を目にすることが出来たろう。]

△月○日
今日は朝早くから甲板の掃除の当番だった。
誰も起き出さぬ時間から掃除などする意味などあるのかと思うが、元軍人殿に睨まれたくはない。
甲板に行く途中、厨房の方から何やら話し声が聞こえてきたので寄って聞き耳を立てることにした。こんな時間帯から一体誰がいるのかと思ったのだ。
その話し声の内容を記憶が覚えてる限り忠実に書き留めるとこうだ。
「キティ、私などほんとは怖いものだらけだよ。
朝起きて甲板に出るとする。すると私は絶望号の他に船を見つけるのが怖い。
絶望号の船長は獲物を見つけたのなら略奪を命じなくてはならない。
私は大丈夫だ。今更戦闘で怪我を負うほど弱いつもりはない。
だが船員たちが死んでいくことは珍しいことでもなんでもないじゃないか?」

(36) mikenek 2014/12/18(Thu) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

どうやら声の主は厨房にいる猫に独り言を言っているようだ。
その時は聞き覚えのない声だと思った。だがそれはいつもとは違う調子の響きを持っていたからだろう。
厨房の中の人物が出てくる気配がしたので俺は物陰に隠れた。
声の人物は厨房を去って第三甲板へと降りて行く。その後ろ姿は我らが船長様のものだった。

○月△日
厨房で皿洗いをしていたら、船長様に食事を持っていくことを命じられてしまった。
あの日以来船長様についてどう考えるべきか思い悩んでいたので正直断りたかったが、まあ断る術があるはずもなく。

トレイを持って船長室の扉をノック。
入室を許可する声が下り、俺は入る。
それからトレイを置いて下がる。
それだけだ。

だが本当にその化粧の下に恐怖が存在してるのか、俺は無意識に彼の顔をじろじろと眺めてしまったらしい。船長様に「何か?」と尋ねられた。

血が凍るかと思った。でもいい機会だ、俺は思い切って聞いてみることにした。
船長様でも恐怖を感じることはあるのですか?と。
すると船長様は暫く遠くを見るような表情をしてからこう仰られた。
「恐怖を胸に抱く者こそが真に恐怖を演じられるものだ」

(38) mikenek 2014/12/18(Thu) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

×月△日
今晩は牢屋番だ。
なんでも船長様が捕虜を捕らえてきたらしい。
きっとその捕虜は「助けてくれ」とでも叫んでいたのではないだろうか。
そういう者を船長様が出来れば助けたいと思っていることは今なら分かる。
なんなら捕虜に尋ねてみようか。
彼の名は確か、サイモンとか言った筈だ。

[日記はここで終わっている。**]

(39) mikenek 2014/12/18(Thu) 23時半頃

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