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[
アレ、多分重傷だ。
フランシスカに叫んでから、気合入った足で立ち、駆け寄る。]
フィリップ、
[声は聞こえないだろう。
届かないだろうけど、隣へ座った。]
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【人】 ランタン職人 ヴェスパタインちっ、ヒヤヒヤさせやがって。目的は果たしたし.悪いが一旦コイツは預っていくぜ。 (0) 2013/07/13(Sat) 00時頃 |
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死んだ かねェ
[浮いたままあぐらをかいて、天井を仰いだ。
教会が消えるまで、きっと、ずっとそうしていた**]
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……俺、は そういう割り切り、できねえ……
[
平気そうに見える。
どうして、って理由をきいても、到底納得できなかった。]
…………
[責められることじゃあ、ないはず。
責めるつもりもないけど、頷きもできなかった。]
セシル、 おい、おまえ怪我、
[座り込むと、
紅い線を引きながら。]
…… セシル …………?
おい、どうし…… おい、
[眼の色が。
様子がおかしい。
目の前で手をぶんぶんしてみたけど、こいつに俺は、見えていない。]
おい、もう十分だろ!?
傷だらけだろ、ほっといたって、
セシル!!
[声も、届いてない。
伸ばした手の上を、大剣が通り過ぎていった。]
[セシルは笑い続けて、ヴェスパタインに連れられて去っていった。
追いかける気は、起こらなかった。]
…… もうすぐ、崩れる、な。
[座り直す。
意識はとっくにない、ような気がするが。]
俺、根に持つタイプだから。
……やられたことは、やり返してやる。
[俺の意識が飛ぶ頃まで、隣に居たってのは、覚えてるから。
こいつの意識がどうかはわからないけど、ステージの崩壊まで、ここにいることにした。]
[教会が、崩れていく。]
[わかったよ、と言ってオスカーはいなくなった]
え、ちょっと何がわかったなの!?
わかって逃げたの? どういうこと?
[クリスマスの所に行っているとは知らずかなりがっくりと来ていた]
[意識を失っている間に、全てが終わっていた。
最後身を貫く痛みを知覚できなかったのは幸運なのか、不運なのか、はっきりとしない。
近くにいたそのひと
再び思考と移動が可能になるレベルに意識が戻った時には、児童公園の端っこにいた。]
…………。
[前後の記憶の混乱はあったものの、この場所が既に現実に存在しない場所というのはわかっていた。
つまりここはまだロクヨンの中で。
やおら胸に触れれば平らな胸板があって。
メニューを開けば、いくつかのメニューが使用不可でグレーアウトされていて。
ログアウトもできない。それは理解した。]
ま、流石にあれは無理だったな。
[他の人間を探しに移動することも考えたが、何分少し疲れた。
肉体的な疲労は殆ど残っていない。どちらかというと精神的なものだ。
そうやって頭が回るくらいには色々なことはクリアであったし、観戦モードに移行してなおロールプレイが抜けないのは、癖のようなものだった。
休憩しよう、と腰を下ろす。
ジェームスの姿が見えたが、こちらに一切気づく様子は無いので、特に気にはしていなかった。**]
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崩壊した教会から、
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[最後に見た風景、それは一面の赤
すぐに暗闇に吸い込まれ 5
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あーもう。
本当は知らないんじゃないの何も。
[ブーブーと文句を垂れたところで何も始まらないのだけど。
次の移動をしようとして、再びステージが消えていることに気付く]
教会と……体育館がなくなったんだ。
誰が落ちたんだろ。
[やっぱり、時間がない。
次はきっともっと簡単に説得できると信じて、次のステージへと移動する
[南口ロータリーにはナユタの姿があった。
そう言えば、体育館ぶりの気がする。向こうからは見えないけど]
……何とか無事そうで、良かった。
さてと。オスカーは……いないなぁ。
[噴水まで行くと、顔を洗うナユタの傍らに立つ。
ご苦労様、と言う意味をこめて肩に手を置いた。
触れることは出来ないけれど。
それから少しの間、噴水の縁に腰掛けてナユタを*眺めている*]
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―― 少し前:床彼駅南口ロータリー ――
[立ったまま、見える範囲にない影。
店の中などに隠れているのかも、と捜索範囲を広げ
ロータリーに面した店の方面へと足を向けていた。]
[それでも見つからないあたり、プレイヤとして運とタイミングが悪かった。
入れる場所があるなら内部まで足を踏み入れていたので
その間にステージ自体に来訪があっても気づかずに。]
[一段落。
と、浮かんでもいない汗をぬぐった時には
ロータリー近くの店のめぼしいものは粗方チェックし終わっていた。
可愛らしい服や、美味しそうなお菓子。
今度、来れたら行こうと思えるものたち。
永遠に来ないかもしれない「今度」を思うのは、少し、痛かった。]
あら
[次の捜索場所はどこか、
女の子およびオスカーくんの行きそうなところは、
とステージリストを開いてみれば 二つ、足りない。
教会と体育館が、予めなかったかのように消え失せている。]
―― 今・床彼駅南口ロータリー ――
[どちらもステージ主に覚えがあるわけでもない。
赤か白か、その違いすらも判然としない場所だ。
それでも、黙祷するよう、一度胸に手を当てた。
大胸筋の向こう、心臓をイメージしようとして、出来ずに終わる。
動いている――はずの、そう思いたい心臓が
明確に浮かび上がらなかった。]
―― 苦しまないと、 いい わ
[後は口をつぐみ、踵を返し噴水の方へ]
[脚を向けた先、見えたのはナユタと芙蓉の姿。
児童公園がいまだある――つまりナユタにはいまだ
なんの接触も出来ないはずだ。
だから、掛ける声は芙蓉一人へと向かう。]
芙蓉ちゃん !
[こう呼ぶのも何度目か、幸いそれ程距離もないようだったので
脚を引きずり動くのも本当に短い時間だけだった。]
まだ探してるんだ ケド
オスカーくんに会えないの
きっとあの子、オカマ差別してるんだわ
胸のあるなしくらいしか違わないのに!!
[思わず一気に吐ききるように、
そして主にジャニス口調で告げてしまったのは、
ここまで溜まったちょっとしたストレスだった。]
そのとがらせた唇も、事実を聴ければつりあがるのだろうが**
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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン-床彼城址公園- (30) 2013/07/13(Sat) 08時半頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインてめェ、ちったァ大人しくしてろよ。 (31) 2013/07/13(Sat) 08時半頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインてめェ、ちったァ大人しくしてろよ。 (32) 2013/07/13(Sat) 08時半頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインこんな身体で殴り込みに行っても返り討ちに遭うだけだろーがお前は本当に置かれてる状況をわかってないし意地っ張りだなもうちょっと素直になれないのかねそれに今どきツンデレとかねーだろつーかもはやツンデレでもねーわお前にはその名前は勿体無いわ今日からお前の名前はツンだわかったか (33) 2013/07/13(Sat) 09時頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインはい、終わり。 (34) 2013/07/13(Sat) 09時頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインおめーがやられて、悲しい顔をするヤツがいる事をちったァ考えろ。 (35) 2013/07/13(Sat) 09時頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタインつーか、そう簡単には問屋は卸さねーみたいだがな。 (36) 2013/07/13(Sat) 09時頃 |
──発電所──
…………はー。
[誰もいない、家主も不在のステージのすみっこで、俺は膝を抱えていた。]
もう、落ち着いたかな……
様子見にいきたいけど……
セシル……なんであんな怖いことに……
[彼らの叫びとか、表情とかが、焼き付いてる。
たくさんの怪我。血が出てて、悲鳴が上がってて。
最後の笑い声、も。
明之進を思い出す、狂ったような笑い声をあげながら、フィリップを殺したセシル。
嫌な記憶が連動しそうで、渋面のままうーあーと唸った。]
教会は、おちた。
体育館って誰のステージだっけ……
また、減ってるなあ……
[あの大集合の中、ぽつんと離れた別の集まりの見えた場所。
少なくとも、ナユタ以外の誰かが、おちた。
人数的に、知っている情報的に、総合すると嫌な可能性しか思い当たらないのが嫌だ。]
はー『にゃあ』ー、ぁ?
[わりと無謀脳筋らしいライトニングとか、ブチ切れ続行らしかったセシルとか、途中で消えた豹とか。
心配な面々を思い出してまたため息ついてたら、猫の鳴き声らしい声が、聞こえた。]
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