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サイリウムを振っている
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みんなの微笑ましい光景をとおくからほっこり見守っている
♪
鳴りやまない 雑踏の中
皆とともに在るキミの姿
暖かく咲いたその笑顔
ひとり瞼の裏に思い描いた
そばについていてやりたくて
背伸びなんかして
ただの勇みあしだったかな
キミの優しさ 真似できなかったボクだけど
手渡された暖かさを胸にしまって
見守っているよ
そこで 笑うキミのこと
♪
[ポロロロ……ン
ギターの余韻(
校舎の正面玄関に足を踏み入れた。]
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[昼休憩。
風はのんびりとみんなを眺めている。
楽しく弁当を囲う姿は、微笑ましい。
いつの時代も変わらず、皆で同じ飯を食べるのは良いなと、ぴゅうぴゅうと風を鳴らす。
ふと、1年の教室の方に怪異たちの気配がしてみると…、おもんがどうやら飲酒からの腹パンをくらったようだった。]
かかか!阿呆だなぁ!
[愉快そうに笑うが、乳パッドの時は!?となり風はみてはならぬものを見た気がして、そっっっとその場から去った。]**
保健室での歌には勿論コーラスとしてこっそり参加
追い風か、有難いな。風太は風を操れるのか。
風の噂を吹き飛ばす事も可能なんだろうか…?
[常世倶楽部は現在、売上的には追い風が吹いている。然しオタバレ的に若干ピンチで雲隠れ中だ。九尾塚学園の中で少々話題になっている噂(
尚、オタ芸にはサンダースネークという雷と蛇を模した技がある。倉庫で同居怪異コンビにピッタリだろう。(???)]
ああ、構わないぞ。いってらっしゃい。
[ゆかりは誰だろう、新キャラか?と思いつつ。風に溶ける様子を見送り 嗚呼、ガチの存在なんだなと思ったりなんだり。*]
[久瀬葵は、落ちたら負けよ猿合戦ではセイナツの応援に注力していた。この活発コンビもまた、良きライバル(色んな意味で)故に目が離せない。
「スゲェ…あの二人、歌いつつ落ちながら戦ってる…」
なんて一般生徒モブの台詞を尻目に。二人の歌声を邪魔しない程度に、合いの手の代わりにPPPHと裏手を入れる。初見の曲でも息が揃うのは、訓練されたオタクの賜物である。]
(ふむ、ここなつ再起もあるか…?)
[二人の白熱した戦いに拍手を送りつつ、ナツミのヒロインぶり健在にどこか安堵した。]
【人】 天道居士 ヨスガ[それは去年、別クラスだった双子が (187) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[去年、折角だから本気でやろう。と、双子の片割れに言ったのは生徒会長になる前の天地ヨスガだ。 (188) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[ごめんごめん。と、クラスメイトに謝罪をして回ることにはなったけれど、嬉しそうなのは変わらないまま、 (189) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[そして、今年だ。 (190) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[そして対する、2−A鼓許ナツミの搭乗神輿はといえば、ふんわりとしたボブカール風の飾りつけに、正面に『風紀』の二文字が書かれていた。 (191) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[双方の準備が揃ったところで (192) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ♪ (193) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[双方の神輿がぶつかり合う。 (194) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[ぐらぐらとして、神輿の上は不安定だ。 (195) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ
(197) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[二度めの衝突。伸ばす手は互いに。 (198) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ
(199) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[跳んだ姿は、相手の神輿に乗り移る。 (200) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[一瞬の思考ともいえない思考の果て (201) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
【人】 天道居士 ヨスガ[歓声が上がった。悲鳴じみた、否。 (202) 2018/09/17(Mon) 13時頃 |
─ 体育祭·九尾塚学園校舎 屋上 ─
[屋上から見下す学園は、体育祭の活気に沸いていた。
肌を撫でる心地よい風は、生徒らの熱気と焦燥を
伝えるかのようだ。夢とも実ともつかない、
かえる直前の卵を目の前にしたような、不思議な高揚感。
それは、あの裏山の風雷祭(※)にも似て──]
(※)葛籠が勝手にそう呼んでいる。
『風雷夏の終わりの唄祭り]
[ ゾルリ
と、背中でもがいていた百足紋様が襟首から這い出てきた。
厚みのない黒色の呪詛で組上がった百足は、虚空を浮かび、
葛籠の周辺を這いまわる。いてもたってもいられない。
そう言いたいかの様に。
これは、なにも今日に限ったことではない。
そう、夏の終わり際、ナツミと出会ったその時から、
ずっとコイツは世話しなかった。
あるいは、それがデュラハンが動き出した、時分か。
いずれにせよ、なにか強大な怪異に反応して、
コイツは落ち着きを失った。]
……そう急かすなって。
ん、わかってる。わかってたさ。
[ナツミは一人じゃない。みんながいる。
みんなには、ナツミがいる。
互いに支えあって、太い縁で繋がってる。あ
れなら、ナツミは ──大丈夫だ。]
[心は決まった。
なら、やることはひとつだ]
……はじめるか。
[肩から提げたギターを構えた。
この学園で、なにかが始まろうとしている。
吉凶はわからない。なにかが決定的に変わる。
そんな予感。九尾塚市を巻き込む ──熱い狂奔]
【1カメ】
[風にそよぐ前髪を掻きあげる葛籠。
気取るように顎をあげ、
くわえた煙草をこれ見よがしに噛む。
風のそよぎに合わせ重なるベース。]
デュデデ デュテデン
デュデデ デュテデン
【2カメ】
[葛籠の足元。 爪先でとるリズムに重ねて入るドラム ]
ドドズン ドドズン
ドドズン ドドズン
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