メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。

…また一人、潰えたか。

[静かな空間が波紋のように揺らぐ。
墜された天使も、いつか目を覚ますか。]

・・・・・・敗れたか。残念だ。
だが滅んだのは人間の肉体だけ。ラファエルとしての魂は永遠だ。

浅見、君の召喚であれば受け入れるのだがな。
私の声が届くのならば。

私の理は受け継ぐ必要は無い。
アコウは私という審判者がいてこそ叶う世界。私がいなければ到達できない。

だが秩序を基とした世界が、私の提唱する理とは違えども実現するならば・・・・・・浅見、君を守る守護天使となろう。

―　アマラの世界　―

[新たにやって来た者の声を聴く。
　審判者、秩序、ラファエル。
　その単語の端々を聞くだけで、
　カンナとは相容れぬものだと解ったか]

理が、ぶつかったみたいだな。

[ラファエル、かなり高位の天使だったはずだ。
　それが敗れたとなると相当の相手だったのだろう。
　その時の彼女の中にはまだ、
　その相手が彼だと気付けるピースは揃っていなかった]

研修生 キリシマはどうしているだろうかとしばし思いを馳せる**