人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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[苛立つ男の心情などつゆ知らず、
勢良く転がり落ちる様に小さな森の中に現れるソレ。
激しく打ち付けるようにガッシャァァァアアアン!!!]


──ッ…ぐぅ……
…あ?痛く、ない…?

[確か自分は身体が粉々≪ガッシャーン≫になった筈。
穴が開いた筈の身体をさすって「は?」と
混乱を示していただろう。

まだ夢≪ドリーム≫から覚めていない、それを気付くまで
時間は要するのだけれども「夢が少し変わった」のは
わかったコトである。]

…? 何処だ、此処…

[目の前に見える兎≪三月兎≫。
その先にテーブルがあり、上には何故か
マヨネーズが置かれていた。]


…………。
露骨過ぎるだろ、マヨネーズとか…

[呆れて吐くは溜息。
だが力≪エネルギー≫が確かに足りなくなっていた彼は、
彼の隣へ御構い無しに歩き出して
白≪マヨネーズ≫を掻っ攫って──『またまた飲み出した』]


…ああ、きっと現実の乙は過労死≪ハタラキスギ≫か?

[寝る少し前の記憶があやふや過ぎる。
覚えているのは何かまたでかい化物≪ヤマタノケチャオロチ≫。
このまま息を引き取ったら労災保険≪アラタナルカラダ≫が
降りるのか?(いや、降りて欲しくはない)

隣から声を掛けられようならば、他の者でも同様だが、
彼は何処か面倒そうに視線を向けた事だろう。]*


メモを貼った。


[夢の中で、液晶がちかりちかりと明滅する。
中では、彼からのメールが
いくつかいれかわりちらついている。

数年前の短くて他愛もないメールを、
今も大事にしているといったら、わらわれるのだろうか。

ただ、手を差し伸べるんじゃなくて
静かに傍にいたから、いてくれた、気がしたから。

だから傍に居て少しでも力になりたいと思った。
父親に売られ、ひとりコーサを背に負った彼の。

そんな事を考えている間に、
液晶の中の文面がまた変わる。
これは――。]

『ご飯また一緒にたべよーまともなオムレツ作ってあげるからさ。』

[ああ、そうだ、そんなことも、あった、っけ――。]


 

[そして、目を開けばそこには
 オムレツの具材(マヨネーズ飲み干し中)が]

 


  リーガルゥー! オムレツにさせろー!

[などと、寝言をほざいて
ヘクターにとびかかろうとする猫一匹。
その場に李の姿を認めれば、足をとめてぱちりと瞬き。]

 ……れ、俺、頭からもげて死んだ……よな?

[独り言が激しいようだ。
ぺちぺちと己の頬をたたくも顔は健在。
ご丁寧にもやけどや傷は全快している。

机の上には、無糖の珈琲。
訝しがりながらもコップを手に取ると、
置かれたカードをじっと見た。]


[そして同様目を合わしていやな顔。]


――――――――――――――
 ♡ ♠ ♢ ♣ ♡
*これまでおつかれさまでした。
 閉幕までの間、暫くご歓談下さい*
 ♡ ♠ ♢ ♣ ♡
――――――――――――――

( ……あ、)

   やっぱ死んだのか、俺は。
   あんたらも? ……オツカレサマー……。

[死んでも尚男だらけとか、とぼやきつつ、
 ずず、と泥のような珈琲をすすった。]**


メモを貼った。


誰が食わせるか馬鹿者が…

[死んだのか、との言葉には
「貴殿もか」と返す他なく。
飛び掛かろうとされた一撃に関しては
横へ避けて≪カ・レイナ=ハンプクヨコトビ≫おいた。]


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

[ 腕が、軋む。

勢い良く引いた右腕は、痛みと不愉快な音を齎しはしたけれど、しかし同時に求めていた音も聞かせてくれた。
それは果たして、男の腕が軋む音か。或いは"卵"の足が軋む音>>3:228か。顰められた眉は何よりも愉快で、嗚呼いっそそのまま崩れ去ってくれれば良いものを、と願いはするものの、"卵"は其処までお優しくは無いらしい。

小気味の良い殻の割れる音>>3:230と、ほぼ同時に聞こえた声>>3:229
地に這いつくばった男の身体に降り注がんとする塩の槍の群れ達には、視線も寄越してなんてやるものか。
望むものはただ一つ――"卵の割れる姿のみ"。

空洞の胸が地に落ちるのとほぼ、同時。降り注ぐ無数の針や、槍は容易く男の身体を貫いてゆく。
崩れ落ち風に舞う"卵"の姿を視界に捉え。何とか持ち上げてみせようとした口の端は、上手く持ち上がってはくれただろうか。]

(5) 2015/06/26(Fri) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


[ 哀れな哀れな、卵≪ハンプティ・ダンプティ≫。

   塀から落ちた"卵"は決して、

 ――元に戻される事は無い。 ]
 

(6) 2015/06/26(Fri) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ――……ッ、あ……、

[しかしそれは、男とて同じこと。降り注ぐ雨をどうか防げはしないかと、水煙管へと伸ばした腕は――終ぞ届く事は、無く。
足を。腕を。背を。そして腹を。塩の塊が貫いていけば、その激痛は計り知れない。

雨が止む頃には、男の身体はしとどの血で濡れ、青と白は赤く染まる。
薄れゆく意識を何とか手放さずに済んだのは、恐らくは男の……ある種の執念では、あっただろうか。]

(7) 2015/06/26(Fri) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス


 ………、ッ、


["割れた"卵を一瞥し、動かぬ腕を無理矢理動かし。それでも左手はもう動いてはくれないものだから、まだ辛うじて動く右手でその身体を、何とか何とか引きずっていく。
目指す先は、少し離れた森の中。常ならば数秒でたどり着くそこの、嗚呼なんと遠い事よ。
だけれどその木の陰へとたどり着くまで、決して決して意識を手放してなるものか。一度意識を手放せば、もう二度と――手繰り寄せる事は、叶うまい。

この身が果てるその時の。無残に死するその瞬間の。その姿を、誰かに見られるなど冗談じゃあない。
男は、自分を知られる事を好まない。死に際を誰かに晒すなど、到底耐えられる事じゃあない――例えそれが、動かぬ"卵"の残骸だろうと。

男がそれを許すのは。その姿を晒す事を許し、そして最期にこの目に映す事を望むものは。



    この世でたった、一人だけだ。]**
 

(8) 2015/06/26(Fri) 11時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 11時半頃


     ―――― ぴゅ、っ ――――

[振り抜かれた刀身は鋭い音と共に振り抜かれ
首どころか、血どころか、影すら捕らえられぬと知る。

それもそうか、此処は彼女の「夢」なのだから、と
思い至りはせど、溢れる憤怒を散らす理由にはほど足りない。]

  …………………。

[そこに在る「悪魔」は、まるで煙かのように
緑の地面には影ひとつなく。
闇色のスカートと鈴の音のような嗤い声が揺れるばかり。

僕は抜き身の愛刀を握り締めたまま 、
怒りばかりを目に貯めて
覆水を茶化す悪魔を見る。

溢れてしまった未練のかたまりは、 驚く程に
殺意の前に姿を消していた。]


[彼女を射抜く昏く堕ちた眼光も、悪魔にはおそらく
甘い蜜のような悪意にしかならず
その足を止めることは叶わない。

耳に添えられた幼いことばに、僕は思い切り顔を顰めて
噛み締めた奥歯が 内壁を潰す。

「ふしぎ」 と、さも理解できぬと身を翻すその背を見つめ
僕はひとうつ( ざまあみろ )と心で呟く。

 自分の命を弄ばれることよりも
 かの人を穢すような口ぶりが、
 どれだけ僕にとって赦し難いものか

 コレ以上 この激情を 吐いてなどやらない。
 教えてなどやらない。

まるで汚らわしいものにでも触れたように、刀を振り降ろし
怒りを払い除けようと 鞘に納めた。]


[生きられたとしても 戻れたとしても 会えたとしても
この餓鬼が ”あのひと”を微塵でも知っていることが
何よりも耐え難い。

彼を「返せ」「忘れろ」

自らの生死よりもいま、そちらのほうが
よほど僕の心を占めていることなど、
きっとこいつは想像だにできないだろう。

「あれ」の黒髪に触れた左手を見て
痛むほどに握りしめた。]

  アンタにゃぁ、理解できねーでしょうよ。
  させたくもねぇや。

[マヨネーズを卓に増やし、ふわり微笑みながら広がる
毒のような黒薔薇を 僕は目を逸し 消す。]


  ――――――っ!!!!!

[ 「やめろ」と叫ぶ激昂を喉に止め、体ごと向き直る。

 もうこれ以上 気を逆立ててくれるなと
 そんな嘆願すら湧きそうだ。

 止まっているような想いすらした森が 呼吸をはじめ
 僕の怒りを撫でるように
 笑い声を乗せて風が抜ける。

 姿を消した悪夢へと 僕は汚い舌打ちを落とし
 顕れるであろう「卵」と「誰か」を想像する。

 置いたままになっている茶筒に
 触れる気こそ 起きないものの
 斬り捨てる事もまた、できないでいた。*]


メモを貼った。


[そんな余韻を踏む間はあったかどうか。

知るかドンドコドーンと言わんばかりのでけえ音
森の潮騒をかき消して
「予想通り」の人物が塀から降りて歩いているのを見りゃあ]

  塀の上以外も 悪くねぇだろう。
  相変わらず”最後の音”だけは 派手だねぃ?

[と、歓迎の声でもかけようか。

見たことのある気に入らねえ姿が見えたとき
噫、コーヒーはお前のか、と声は出たかどうだったか。]

  にゃーんこちゃんもお疲れサン?
  頭からたぁ威勢が良いねェ。

[体の具合をぺたぺたと確認する姿
先刻までの堕ちきった内側がほんのすこうし浮かばれる。
いつかのお返しとばかりに、ながーい尻尾を根本から撫で上げてやろうかと。**]


一番は地面≪チチタル=ダイチ≫に決まっとる。
好き好んで塀の上になどおらん。

[と、言いつつ机の上≪タカーイ≫に乗りそうになり思わず机の縁を蹴る。無意識とは恐ろしいなと思いながら彼は地べたに座り込んでみせた。]

…アリス≪スパイダー≫はいないのか。

[仕留めきれてないか、もしくは誰かに助けられたか。
答えは分からないが良い気味ではない。
放っておけば如何にかなる怪我を負わせたのには
間違いはないので一つ満足とした。]


メモを貼った。


 ──食わせるかといわれたら
 食ってみたくなるのが世の情けってやつっす

[ぴょん、とじゃれつくがごとく英雄:卵に
飛びかかれば、なんと奴は
華麗なる回避(反復横跳び)で見事回避した。
本能的に追ってベロムシャアしたかったが

追撃よりも机上のカードに興味を惹かれた
ラルフは、そっちを見ては「死んだのか」と
言葉を漏らした。

ヘクターから返るは肯定。]

 あんなキモ……すげー化け物に乗ってたのに、ねえ?
 誰にやられたんすか。

[そいつもきっと化け物だろう、
モンスターハンターだろう、と
半目になりながら、珈琲をすする。]


 俺の分かは知らんけどあるから飲むんすよ

[ウサギの方に耳を動かす。
忙しいから豆と湯だけつっこんで
飲んで行くことの多いそれは、
酷く、懐かしい味がした。]

 チェシャ猫ですし
 ……首まで消えるんだよあいつはよ…。

[劇の配役の終わり通りに死ぬことを
なんともいえぬ表情で受け止めつつ
あのクソアリス殺したかったなぁ、なんてぼやいてから]

  ───ふぁ、ああぁぁ…?!
 



[根っこから先っぽまで撫で上げられた尻尾は
ぶわりと毛を広げ、
兎の掌の中で弱々しくのたうつ。

珈琲をこぼさないようにするのが関の山で
体のつま先まで通る感覚に、
震え、へたりと座り込んだ。]

  てめ、このやろうてめえ、ふざけんな、

[顔を赤くしながら赤い目で兎の黒い目を見上げる。
げきおこである。**]


メモを貼った。


……いや、断る。

[世の情けなど言われても屈しない。
断じてである。
まさか本能的にペロムシャア≪ランチタイム≫したいと
思われているなど残念ながら知らず。]

む?…ああ、乙をやったのは
そっちのアリス≪ファンシー≫だな…。
ほぼ同士討ちだった故此方に来てもおかしくないが。

[残念ながら自己の半分以上は自滅≪ガッシャーン≫だったと
思われるのだが気にしない気にしない…。]


[目の前で激おこを見たなら、
ヘクターはクスクス笑った。
そして彼の頭を撫でて…]

…薄い本が捗りそうな様だな

[なんてかなりアウトな発言を。]*


【人】 良家の息子 ルーカス

[森の入り口の、少し大きな木の陰で。その木に辿り着いたのなら、最後の力で上半身を起こす。
嗚呼、全く。手酷くやってくれたものだ。もう目は霞んで殆ど見えはしないし、過ぎた痛みは麻痺して感覚すらも奪われる始末。

剣と、そして無数の塩の槍とに貫かれた足は、もう二度と動く事は無いだろう。ぶら下がった左手の傷は広がり、確認はしていないが恐らくは千切れ掛かっているのだと思う。

木にもたれ、細く掠れた息を吐き。
そうしていれば、視界に映るのは一匹の白い蝶。
震える右手の指先に、何時ものような整ったものではない歪に歪んだ小さな小さな巣をかけて。僅かに持ち上げたそれを蝶の前へと掲げれば、嗚呼。可哀想に、巣に掛かってくれはしたか。

ぽとり。力無く落ちた右腕は、もう持ち上げる事は叶わない。手のひらの中でもがく一匹の蝶を霞む視界で見下ろし、重い瞼をゆっくりと降ろし。男は小さく小さく、笑った。]

(16) 2015/06/26(Fri) 15時頃

【人】 良家の息子 ルーカス


[そうして、"卵"が割れてから数分後。

 "不思議の国のアリス"もまた、"卵"が望んだように――唯の肉塊と、成り果てた。]**
 

(17) 2015/06/26(Fri) 15時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 15時頃


[ぶつくさ文句を言いながら、
今度はここだとテーブルに足をかける卵野郎。
乗ったら乗ったでまた降りられねえって言いやしないか
ちょっと気になったなんてのは黙っておく。]

  俺がここに来てから会ったのは帽子屋と
  アンタらだけだよ。

  …………どっちのアリスも、見ていない。

[卵がそう、言うってことは。 じくり、と腹の中が痛む。
考えたらいけない、と頭を振って。
飛び立つとんでもねえシロモノは僕も見ていたから、猫の感想には概ね同意。

ふぅん、と2人を屠った”相手”になーがい耳を立てりゃ
どっちもアリスじゃあねーの、と
僕は若干の偏頭痛を抱えながら頭を掻く。]


  はあああ。

[ 憂鬱だ。
 消えたばっかのクソガキの笑みが蘇りそうだ。

 …………こんな時は八つ当たりに限る。

コーヒーをすする猫の尻から伸びた 格好の得物を
人差し指と親指でつくったリングでふうーんわりと
やさーーしく 捕縛して すすすす、っとさきっちょまで。

 どーだ、俺のきもちがわかったか。

手の中でぶわっと毛を逆立てる尻尾と、これまた僕と比べたっていい勝負のシマリのねー声に]


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