人狼議事


84 戀文村

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 …─────

[寝台を抜け出した女の魂は、軍人と共に村を出るセレストの姿を見送って、村外れの境界まで来ていた。]


メモを貼った。


[軍用車に乗り込むセレストの頬を、女の手は一度撫で]

 行っておいで。
 私はここで待っている。

 お前が迷わぬように。
 お前が泣かぬように。

[聞こえぬ声で、優しく語り掛ける──。]


―回想?戦場―
[戦況が厳しいのは聞かされていたが、想像以上のもので、]

…え…明日?

[来たその日に告げられたのは、明日出撃というもの]

何も訓練もなしに?

[訓練も何もない。体に爆弾を巻き付け、地雷原を歩いて敵陣に行き手榴弾と共に自爆するのが任務だと言われた。
しかも道も不案内な夜道をゆくのだ。]


―戦場―
[教えられたことと言えば、手榴弾のピンの位置、
そして爆発までの時間。

地雷を踏んでなお爆弾が爆発しなかった時は、
手榴弾で自爆せよとの命令だった]

…わかりました。

[つくづく戦争の意味が分からない。
そうして、若いセレストの命は、戦場で、
散ったのだった…――]


[自分が散ったと“思われる”場所に佇む]

……あっけない……な。

[痛みも苦しみも何もない。人を人と思わないこの戦争の意味を…“現場の人間”は決して知ることはできない。
戦争というものは、“そういうもの”なのだ]


[セレストを乗せた車が見えなくなってしまうと、女は天を仰ぐ。
 冷たい空に浮かぶ明けの明星を見上げて]


 …──どうかセレストを、お導き下さい。

[そっと、祈りの言葉を零し。

 いつまでも、いつまでも、そこに佇んでいる────。]


【人】 女主人 ダーラ

―酒場―

[三人だけの晩餐、ささやかな料理と「とっておきの酒」]

 ずるいわー、ほんと。
 ……ねぇ。

 寝ちゃった?

[ヨーランダの持っていた「薬草」や、その他絶妙に配合されたそれは
 村で戦地に向かわずに死んだ男たちにも使った
 まさにとっておきで]

 おやすみなさい、ヨーランダ。

[先日セレストを抱きしめた時に似た表情を浮かべながら
 その髪を撫でていた]

 ちょっと、眠っているだけ。だからネ。

(7) 2012/03/28(Wed) 00時半頃

[ぐるりと見渡す。同じように徴兵された若い女性が何人も、セレストと同じ運命を辿っていた。
彼女たちの魂は、それぞれ、想いの強い場所へ…――]

……私も帰れるのかな。

[闇夜を来たので、道など覚えていないが…セレストが強く想う場所…それは、生まれ育った、村]


[ふっと浮遊感を感じ、まるで磁石に引き付けられる鉄のようにグイグイと進む。

それは決して天国などという場所ではないことは分かる。
なぜなら、上昇していないから。]


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 女主人 ダーラ

 これで、良かったかしら。

 ううん、良かったのよ。
 だってもう、戻る気なんて無いんだから。

 ねえセレス。

[その姿を見送ることはできたのか]

 アタシも多分、直ぐに行くわ。
 だから先に、待っていて頂戴。

(9) 2012/03/28(Wed) 00時半頃

[どんどん景色が見慣れたものになってゆく。
そして、遠くに、セレストを導いてくれた、愛おしい姿]

ヨーラ!!

[幼い時の呼び方で呼びかける。ぐんぐん近づいて、そのままの勢いでヨーランダに抱きついた。]


メモを貼った。


[村はずれ、何かを待って佇む女の耳にダーラの声が聞こえて]

 来るな。
 私はまだ見ていないんだぞ。

 お前とベネットが夫婦になる所を──。

[困ったように苦笑して、空に向かってそんな言葉を零した。]


[女が村外れに佇んでからいくらも経たぬうち。
 けれど、女に取っては一瞬とも一生ともつかぬ時間。

 不意に、空から懐かしい声が聞こえた。]


 ──────セレスト!!!

[見上げた空。
 一際明るく輝く星から降って来たように、女には見えた。]

 セレスト──…、セレスト……!!

[抱きついて来た身体を、確りと抱き締め返し]


 お か え り ── 。

[ふわりと、花綻ぶように嬉しげな笑を浮かべて。

 何度も、何度も。
 黒髪をくしけずった──。]


【人】 女主人 ダーラ

[こつん、と合図で裏口を開けた]

 いいえ。全部アタシが、悪いのよ。

[ほんの冗談で済ます筈だったのに
 優しい男は、何もかも知った顔で現れて

 女はこうやって甘やかされるのには、慣れていなかった]

 もう、……バカ。

[痛いぐらいに抱きしめられて、見せまいと思っていた
 弱い自分が顔を出しそうになった]

(19) 2012/03/28(Wed) 01時頃

ただいま!

[ヨーランダの肩に額を押し付け。ぎゅと抱きしめた]

……不思議。…ちゃんとヨーラを感じる…。

[死んだら体がすり抜けるのだと思っていたのに、ちゃんとヨーランダを抱きしめることができている]


 本当だ。
 
 きっと魂(こころ)が望んでいるんだ。
 もっと傍に居たいって。

 セレストがきちんと帰って来れて良かった。
 よく、頑張ったね──…。

[何があったかは知らない。
 けれど、ここにいる事が答え。

 彼女は怖じ気付かず、やり切ったのだ。

 だから、何度も。
 何度でも、労うように、その髪を撫でている──。**]


【人】 女主人 ダーラ

 ホレーショーは、優しすぎて軍人には向かないわね。

[そんな軽口しかかえせなくて
 酷い顔は見られないように顔は上げずにいた

 自分よりも大きい相手に抱きしめられるのは久しぶりで
 それだけでもう、いいと思える程]

 今、だけよこんなの。
 普段なら別料金だわ。

[震える肩や声を誤魔化すように言葉を続ける]

(25) 2012/03/28(Wed) 01時半頃

【人】 女主人 ダーラ

 ふふ、そういう事にしておくわ。

[同じ経験があるからか、そうでないのか
 居心地の良すぎる腕を突き放せる程の強さは今は無く
 いつも通りの応酬をしてくれる男がいて
 「仲間」で良かった]

 仕方ないわね、飲み過ぎたらアンタにも
 「アレ」飲ますんだから。

[覚悟なさい、と言えば少しは笑顔を作れるだろうか]

(29) 2012/03/28(Wed) 01時半頃

―回想―
[ヨーランダの言葉にブローリンを見つけ]

ありがとう!!行ってきます!!

[大きく手を振り、できるだけ大声でブローリンに呼びかけ、別れを告げた]


―回想:酒場―
[3人で飲んでいると、ホレーショーがこちらを覗いている。]

ホレーショーさん、ダーラさんをよろしくおねがいします。
わがままな妹“達”が先に往くと決めてしまったので。

[笑顔で言い、それから不意に真顔になった]

ホレーショーさん、無茶しないでください。
すぐ戻って来ますから。
…この村を、お願いします。

[ブローリンと同じ言葉をかけた]


[ブローリンにかけた言葉と同じ言葉をかけた]


メモを貼った。


【人】 女主人 ダーラ

 男ってほんと……バカよね。
 いつでも飲ませてあげるわ。

[眉を顰め、笑顔のまま一筋だけ涙が落ちる]

(33) 2012/03/28(Wed) 02時頃

【人】 女主人 ダーラ

[それからあとの片付けはいつも通り、もう何度目かで手際も良く
 幸いに母と同じぐらいのヨーランダは
 よほど男たちよりも運び易かった]

 雪が残っていて、本当によかったわ。
 本当にこれで、眠っているみたい。

[深く埋めてしまったら、春になるまでそのままの姿で居られる
 けれど、眠ったことも村に知らせたいから
 通りかかれば見つけられるようにほんの少しだけ
 ここにヨーランダがいるよ、と痕跡を残した]

(36) 2012/03/28(Wed) 02時頃

―村はずれ―
[ヨーランダに髪をなでられ、頑張ったねと言われ]

…うん…うん…。

[ヨーランダの肩に額をおしつけて、抱きしめる腕を少しだけ強めた**]


【人】 女主人 ダーラ

[いつでも、いいわ。

 拭われるまでその涙に気づかなかったから、少しだけ驚いて
 これからのこと、赤を深くする手で
 この男に触れているのは躊躇われて一歩下がった]

 おやすみなさい。

[宿舎へ戻る姿を見送って、それからも夜は更ける]

(39) 2012/03/28(Wed) 02時頃

【人】 女主人 ダーラ

―朝―

[何が起きようとも女がいつも通り生活をするのは
 ヤニクの存在もあるからかもしれない]

 ……また、赤紙は来るのかしら。

[これ以上奪わないで欲しい、その思いは強く強く
 比例して紙が届かないようにしてしまえるならと
 誰の首に指を絡めようか、思案した**]

(41) 2012/03/28(Wed) 02時半頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/28(Wed) 02時半頃


[抱きしめられ、髪を撫でられているうちに、忘れていた最期の記憶が徐々によみがえる]


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