人狼議事


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……。

[ベッドサイドに放られた本は、そのままサイドテーブルから零れ落ちた]


受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/19(Wed) 00時半頃


【人】 受付 アイリス

なら、私ヤニクさんの方に行こうかな?

怖くなったらいつでも、とか言ってたし……


[昨日の事を思い出すように]

(2) 2011/01/19(Wed) 00時半頃

[視界に広がる、赤。



         赤 

怪訝な顔をしてそれを見上げる男は、肉体という現世の器を失っていた。
しかし、すぐにそう気付く様子はなく、急に現れた少女の姿に眉根を寄せた]

……ぁ?
ようこそ?
って、どうやって入ってっ……どちらさんですか?

[扉に鍵を閉めたはずだった。
しかし、其の容姿が少女だったがために、状況の不自然さや恐怖よりも、どこか間抜けな声が出た]


【人】 受付 アイリス

― ヤニクの部屋の前 ―

[コンコン、と音を立てて部屋をノックし]


ヤニクさーん?います?

[そう言うと、ドアに耳をつけて中の音を探ってみる]

(9) 2011/01/19(Wed) 01時頃

 
[薄灰が、燻る。]
 
 
 
 ……おや。
 
[それはそれは、素っ頓狂な詞が零れた。]


[煙は容を成さぬまま、くるくると二度、三度と部屋を廻り。]
 
 
 うっかり寝ちゃったみたい。
 
[そう洩らすと、漸く男の姿をぼんやりと容取った。]


…ヒメぇ?
………。

[まじまじと目前の少女を眺めていたが、その姿が不自然に揺らいでいることに気づく]

……は?
ユーレイってマジでいんの?
もっと怖いもんかと思ってた。
何、俺に何か用?

[そう言って起きあがろうとした時、何か違和感を感じたように一時動作が止まる。それから

―――慌てて辺りを見回した]


 
 そうだねえ。 寒いからねえ。
 どうなってしまうか、わかったもんじゃないね。
 
[声の踊る方へ、ふわりふわりと煙が散る。]


は?仲間だぁ?
誰がユーレイだよ、一緒にするn…

[少女の可憐な顔が、妖艶という歪さを纏って嗤う。

しかし、視線をさまよわせた先にあったのは。
己の肉体だったものの、無残な姿。]

……なんだよこれ。
なんだよこれッ!!!

[吐き気を催す肉体は、無かった。
全てに現実感が無いような、もどかしさで少女を振り返る]

あれ、なんだよ!?
アレが…アレが俺なら……

今 此 処 に 居 る 俺 は 何 な ん だ !?

[混乱して叫ぶ。状況が、呑み込めていない]


【人】 受付 アイリス

[ドアの向こうからヤニクの声が聞こえてほっと一息つき]

いえ、ドナルドさんとオスカーさんと、モニカさんも一緒に。
…一人のほうがよかったですか?

なんて、軽口叩いてる場合じゃなかったですね。
みんなでやっぱり一緒にいませんか?っていうお話しになったんです。
みんなで身の安全護りましょうっていうのもあるんですけどど………何だか不気味で怖くて…。
ヤニクさん一緒にいてくれたら心強いんですけど…。
ダメですか?

(20) 2011/01/19(Wed) 01時半頃

……、……

[愕然としたような、うろたえるような表情で、己の屍を見つめる]

……てめぇが殺ったのか。

[呻くように言って睨みつけるも、すぐに溜息に代わった]

『オトモダチ』、ね…
此処にいる以上、あんたと諍いしても仕方ないってことか。

[未だ屍を茫然と見ながら、呟く]


死ねば、

     ―――――何もかも消えるんだと、思っていた


 
 寒いからねえ。
 煙すら、凍ってしまうかもしれないねえ。
 
[踊る躍る、声と煙の中心で。
 ぱたぱたと、翡翠が瞬いた。]
 
 
 全員、喚ぶ気かい?
 


【人】 受付 アイリス

[ヤニクの姿を見て安心したように笑みを見せる。]


イアンさんは今2階を見に行ってくれてるの。

私達がヤニクさんと合流したら、2階に行ってみんなで合流しようっていう話に。

それに、私、ヤニクさんに聞いてみたいこともあって……。
よかったら、後でお話聞かせてもらえないかな?


[そう言うと、気の進まなさそうなヤニクの背中にまわり、「じゃあいきましょう?」と背中を押した。]

(26) 2011/01/19(Wed) 02時頃

[踊る煙の声にも気がつく]

アンタは、誰?
話の感じ、アンタもついさっき来たって感じだけど。
平然としてんのな。

[少女の幽霊の、跳ね踊るような声音に、漸く視線を屍から外す]

全員、ねぇ。
何か死んだって言われても―――妙な感じだな。

[ただ、身体は妙に軽く、ふわふわと浮いていたので、地から離れた自分の足元を見下ろして渋面を作った。]

死すら、逃げ道ではないと知ったら。
自殺を考えてる奴なんかは、どうするんだろうな。

[無意識に、透ける腕を、反対の手で押さえた]


 
 そうか。
 
 
[ふわと煙は揺れ、]
 
 ……当たるものだね。
 
[くつくつと、声を零す。]
 
 見ている方が、愉しいもの。


【人】 受付 アイリス

[後ろを振り向くヤニクの顔を、困ったような心配なような顔で見上げつつ」

うん…あのね、ヤニクさんが言ってた、この山には悪霊が出るって言う話なんだけど…。
今宿泊してるお客さんにベネットさんっていう人がいて、その人が書いた小説も、『悪霊の宿』っていう題名の本なの。

……それで、何だか気になっちゃって…。
本の通りに、起こってるみたいなの、この出来事…。


[一旦、俯き加減になり、弱々しい声で続ける。]

ヤニクさん、どう思う?
人がやったことでも怖いけど、相手が人じゃなかったら……どうなっちゃうんだろうって…。

[そう言うと、またヤニクを見上げた。]

(34) 2011/01/19(Wed) 02時頃

 
 誰?
 
 さあて、誰だろう。
 
 自分でも不思議だよ。
 こうして在る事に、なんら疑問を感じない。
 寧ろ、初めからそうであったかのような感覚すら憶える。
 
 
[ノックの音と、声。]
 
 
 ――Enoch=Lafcadio
 
 そう、名乗っては居たけれど、ね。
 
[その答えは、イアンへ向けてか。それとも、別の声へ向けてか。]


便利ね、便利…確かに。
難しいことねー。地縛霊?になって長いと老人と同じく楽観的になんのかな?
次は―――誰呼ぶの?

[試しに廊下に出たら、イアンたちの姿が見えて後をついて歩いた。]

……誰だろう、か。
確かに、死んだヤツに、誰、もねーか。
エノクね、俺はラルフって名前だったよ、生きてる頃は。

[少しの間、煙のように漂う声に返した]

ん?そうすっと、ラルフとは、俺そのものを指す単語ではなく、
俺の肉体を指す単語ってことになるのか?
……俺は、此処に在るのに。

[揺らぐ気配は、消滅する様子もなく、整然と変わらず存続していて、男はどこか失望を*滲ませた*]


【人】 受付 アイリス

[ヤニクにそう言われ、少しほっとしたような表情を浮かべたようにも見えるが、ヤニクの真剣な表情を見て、少し沈黙した後―――]


やっぱり、模倣犯……なんですかね?

あ、小説なら、ロビーのテーブルの上に。
このペンションに置いてあったんです、丁度。

(42) 2011/01/19(Wed) 02時半頃

 
 宿泊客が、悪霊に次々と殺されて往く。
 
 
 ――ふふ。
 
 よくある、話さ。
 そう。 よくある、話。
 
 
 
 なんだってあんなものを書いたのだか、僕にもわからない。
 
 
 この手で簡単に生命の鎖を無残に引き千切れるのが愉しくてね。
 無我夢中でキーを叩いていたら、ああなった。
 
 溢れ出る詞の泉が底を突く事は、一度足りともなかった。
 ――あんな感覚は、初めてだったよ。


 
 尤も、本当に悪霊が棲んでいるなんて思ってもみなかったけれど。
 
 
 ……案外、似たような趣旨の物語は、総て……
 
[くつりと、喉を鳴らす。]
 
 
 そういうものなのかも、しれないね?
 


【人】 受付 アイリス

きゃぁっ!?

[パリン、と大きな音が2階から聞こえ、思わず小さく悲鳴をあげ、ヤニクの背中に額をつける。]

……な、何、今の音……?

(45) 2011/01/19(Wed) 03時頃

 
 ああ――
 
 
 いい。
 
 なんだって。
 名など聞いても、どうせ忘れる。
 
 きみはきみだと、そう記憶する。
 
 
[ゆらり、煙は揺らぎ。]
 
 
 
 プリンセスのお友達は、どんな子だろうね?
 
 
[消えた。**]


アイリスは、ヤニクの言葉にこくこくと頷いた**

2011/01/19(Wed) 03時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/19(Wed) 03時頃


【人】 受付 アイリス

[ヤニクからかけられた言葉に頷くが、すぐに2階からの悲鳴や叫び声を聞き、再び小さく悲鳴を上げる。]

何今の悲鳴……。
何か起こったのかな…?

[周りの人達にと一緒に階段を上ろうとするが、何かに気押されたかのように足が出ない。]


怖い……行きたくない…

ひゅうう ひゅうう


[促迫気味になる呼吸を何とか落ち着かせ。]


しっかりしろこのバカ


[小声でそう呟き、意を決して階段を上り始める。]

(57) 2011/01/19(Wed) 09時半頃

【人】 受付 アイリス

ううん、大丈夫だよ。


[階段の上から声をかける男にそう返事し、隣にいたヤニクに小さく頷いてみせ、階段を上り、寝室へと続く角を曲がると、廊下の奥で何人かが恐怖を顔に貼りつかせたまま動けずにいるのが見えた。]


まさか―――――


[目は見開かれ、口は手で覆われる。
そのままゆっくりと、部屋に近づく。]


嘘……でしょ…?


[そう呟いて、ラルフの部屋の入り口へと――――]

(62) 2011/01/19(Wed) 12時半頃

【人】 受付 アイリス


―――――――――……


[部屋から出てきた男を見て何かを呟くが、それが声になることは叶わず。

彼女の頬を伝うのは、恐怖の汗ではなく、静かに零れ出た涙。




声を出さず。声を出せず。
ただ静かに、雫が頬を伝い落ちるのみ――――― ]

(64) 2011/01/19(Wed) 13時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/19(Wed) 13時頃


【人】 受付 アイリス

[部屋から出てきたイアンがこちらを一瞥した後、顔を伏せて近づいてきても、彼女は何も反応しなかった。


イアンが自分の隣に立つヤニクの前で立ち上がり、その手に持つハチェットを振りかざした時も。
それを無造作に振り下ろした時も。
彼女が示した反応は、ただ目を大きく見開いた事のみで――――


ドンッ、という横からの衝撃とともに揺れる視界の中、彼女の目には――――――

色鮮やかな鮮血。
腕にめり込む刃。
苦痛に歪む男の横顔。
そして、それを振り下ろした男の暗い目。 ]


―――――――――――――!!!!!!!


[言葉にならない彼女の叫び声が、廊下に響き渡った。]

(70) 2011/01/19(Wed) 16時頃

【人】 受付 アイリス

[ゴッ、という音を立てて、廊下の壁に頭を打ちつける。


一瞬意識が飛びそうになるが、イアンに蹴りを入れた後に膝をついたヤニクを目にし、すぐさま立ち上がれば、ヤニクをかばう様に、イアンに背を向けてヤニクに抱きついた。


そしてただ、髪を振り乱し、首を左右に振った。
背中越しにいる男に合図するかのように。


彼女は何を思うのか―――。
流れ出る涙とともに、ただ、自分を守ってくれた男を守らんと、強く男を抱きしめているように見えた。** ]

(71) 2011/01/19(Wed) 16時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/19(Wed) 16時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/19(Wed) 16時半頃


 
 ああ。
 
 こわいねえ。
 
 
[ふわと薄灰が燻り、また消える。**]
 


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