人狼議事


95 File.2:Do you Love me?

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メモを貼った。


― 被験者棟管制室 ―

如何するンだろうねぇ。
えー、屈辱的に痛めつけられたいだなんて
流くんも大概よねぇ。


[流に向けるは揶揄る響き]


あら、そんなに疲れちゃってるの ?
デザート食べ放題なら沢山食べる人を誘うといいわ。
私は量より質をとるからぁ。


メモを貼った。


[誉の言葉にはことと首を傾げ]


フラれた、って……
男性が女性に「つれてって」なんてぇ
お誘いのうちに入りませんよぉ。


[くすくすと零れる声。
にっこりとくちびるが形よく弧を描いた]


― 被験者棟管制室 ―

[コツコツコツコツ]


[ヒールの硬い音とともに不機嫌そうな顔を隠しもせず、
管制室の扉へと入ってきたのは、死亡した被験者のオリジナル]


 双見です、入りますよ。


[言葉とともに開かれる扉]


 …もう終盤じゃないのかい。
 此処まで残っておいて…やれやれだ。
 トトカルチョに負けてしまった。

 詳しく見せてもらってもいいかい。



[言葉とともに覗きこむモニター。
少し苛立たしげに組まれた腕の先で、
骨ばった指が跳ねる*]


メモを貼った。


メモを貼った。


どっちでもいいなんて
流くんったら、いい加減なんだからぁ。


[困ったように眉を下げて流を横目に見遣る]


えー、そぉなのぉ?
誉さぁん、流くんがあんな事言ってますけどぉ。

質でもいいの?
それなら、お気に入りのお店紹介しようかしら。
でもぉ、誉さんとの食べ放題が先約かしらね。


[メロンパン頬張る姿に微か目を細めた]


[硬い音と共に姿現した双見にゆると腰を折り]


お疲れ様です。
ええ、もう残り四人になってます。
トトカルチョ、って……
双見さん、賭けてたンですか ?

あ、どうぞ。

[女はそっと場を譲り
隠されぬ苛立たしげな気配に微か涅色を揺らがせた]


メモを貼った。


[誉の話に耳傾けて
ほぅ、と微かな吐息を零す]


そんな案まで出てるンですねぇ。


[自らの考えは口にせずゆると目を伏せ物思う態]


メモを貼った。


[クローンが抱えていた思いは女の根底にあるもの。
なれど其れを見せず常に奔放に振舞う。
甘い声も仕草も全て満たされぬが故のもの。

オリジナルである女は
クローンである娘の最期の想いを知らぬまま
淡い淡い笑み浮かべ再びモニタへと涅色を向ける**]


―管制室―

[データを記録したり他の研究員の手伝いをしているうちに、気がつけば人が増えていた。筌瀬と双見の姿をみとめ軽く会釈をし、挨拶をする。]

筌瀬さん、双見さん、お疲れさまです。

[ふと、喉が渇いていることに気付き、立ち上がると備え付けの急須に茶葉を入れ始めた。]


あ。
お茶、他に飲む方居ますか?

[そこにいる人間に声を掛けながら、ポットのお湯を確かめると、お茶を淹れられる程には残ってはいなかった。そういえば先ほど流がカップラーメンを食べていたことを思い出して]

…流さん、次に使う人のことも考えて、お湯が切れたら足して置いてください。

[誉や筌瀬と談笑している流にそう言うと、ポットを持って給湯室へ向かい、水を入れて戻ってくる]


[お湯が沸くまでの間、志木達の会話を聞いていた。志木の言葉には同意して頷く]

ラルフとワンダは相互の信頼関係も強いようですし…大切な片割れが排除されれば、その反応や変化など、データを取る上でも貴重なサンプルになりそうですね。

わたしもフィリップの動きには期待しています。

[薄く微笑む。
やがてピー、というお湯が沸いたことを知らせる電子音が鳴ると、お茶を淹れる作業に取り掛かった。]


[希望者がいたならば、お茶の入ったカップをそれぞれに渡し]

……。
森澤さん。お茶、どうぞ。

[少し逡巡した後、席で資料を捲っている森澤の机にもカップを置いておいた**]


メモを貼った。


[賭けていた、という言葉にはふふと赤い唇端をあげて
楽しげに、薄く、わらう]

 うン?
 なンだい、不謹慎かい?
 ふふ、ありがとう、筌瀬君は今日も美人だね。


[胸元のポケットから眼鏡を取り出しつつ譲られたモニタを覗きこもうとし
背からかけられた誉の声に、柳眉を顰めて体ごと振り返った]


 
 誉さん、その呼び方やめて下さいって何時も言ってるでしょう。
 若年性健忘症ですか?
 父に言って病室準備させましょうか。


[口尖らせて文句めいた言葉を言うのも何時もの事だから
別に本気で怒っているわけではない]


 ああ、和蓮君もありがとう、今日の君もきれいだ。
 可愛い牧田君、ロリータコンプレックスの男だけじゃなく
 私にもお茶をくれないか。


[メールは見たと肩を少し揺すってから、モニタを覗きこむ。
誉に見せたよりもさらに、眉がぐぐと寄せられた]



 …何だ?
 精神に異常をきたしたのか。
 私のクローンの癖に、詰まらん事になったな。


[出て来たモニタの情報に、眼鏡の奥で思いっきり顔を顰める。
キーボードを叩いて動画を再生すると、更に口が歪められた]


 そういえばずっと「会話」をしていたからな。
 我がクローンながらに気持ち悪い子供だ。
 顔はいいのにな。


[言いながら眼鏡を外して胸元へと仕舞いシガレットケースを取り出す。
口に咥えて強く一度吸えば、ぽうと前に光が灯った。
煙の出ない、電子煙草だ]


 しかし…どこかで見た気がするんだよな。
 何だったか…既視感だ。
 


――…いえ、そんな事は。
双見さんのクローンですもの。
賭けたくなる気持ちも分かるかなぁ、って。

ふふ、ありがとうございます。
双見さんも相変わらず――…


[微か開く間。
涅色は見惚れるように双見を見詰めてから
洗練された所作や言葉、姿を思い
ほぅ、と息を零し甘い微笑を浮かべ口を開く]


スマートで格好良いです。


メモを貼った。


メモを貼った。


[筌瀬の心地よい言葉には、目を細めた笑みを横顔に浮かべる。
ギィ、と椅子の背凭れに体重を預け、
電子煙草を指で挟み口から離した]


 ふふ、有難う。
 しかし君のクローンを仲間に引き入れに行くとはね。
 私のクローンは私に似て面食いらしい。


[悪戯めいた表情]



 被験者達の繋がりは、隣人という事を始め
 その交流方法や時間が浅深を大きく左右するのは間違いない。
 面白いデータが取れそうだ。
 


[電子煙草を咥え直し、キーボードを細い指が叩くたびに
画面は代わり、色々な画面を映していく。
そのどの画面も、白の中に赤ばかり]


[椅子に凭れる双見の傍らに立つ女は胸元の首飾りを手遊ぶ。
双見が口開く気配と共に視線を向ければ
悪戯めいた表情とその言葉に涅色を瞬かせた]


あら、容姿で選ぶなら隣を優先させそうなもの――…
一人で引き入れやすそうだったから、と思ってましたけどぉ
双見さんの御眼鏡にかなうなら、嬉しいです。


[口調は変わらぬままで常通りの装い。
軽口と思うようにはしていても褒められると嬉しいもので
女の白い肌、目許には薄っすらと朱が刷かれていた]


確かに。
私のクローンも定期的に面会出来た
詩亜ちゃんのクローンに懐いていたようですし。


[アイリスとレティーシャの記録を思い浮かべ紡ぐが
もう一方の隣人、ピエールの姿が過ぎればオリジナルと重なり
吐息を飲み込み、首飾りを握り締めた]


双見さんのクローンに対しても
思い入れが深かったように思います。


[自ら死を選んだクローンに不甲斐なさを感じるが
読み取りきれぬ同じ姿をした被験者を興味深いとも思っていた]




 一人だから、は確かにね。
 弱っている所につけこむなんて、酷い子だ。


[双見は筌瀬へと顔を向けて、パールベージュの唇で笑ってみせる。
隣、との言葉には、うん、と呟いて画面へと視線を戻す]

 
 そういえば面白いね、北東の方にある部屋の子達ばかり残っている。
 それも関係あるのかな?


[トントン、と四角く整えられた爪でモニタを叩いて見せた]
 


 そうだね、私のクローンと君のクローンは、
 隣人でもないのに何やら深く思い入れがありそうだったね。
 吊り橋効果かな?
 君のクローンが死んでから、私のクローンは異常をきたしたようだし…

[キィ、と椅子を回して筌瀬の方へと体ごと向く。
彼女が首飾りを握りしめるのになんとなく眇めた視線を寄せ
口許に笑み浮かべるまま、肘掛に肘ついたまま手を胸元で組んだ]


 後で脳の解剖をするのが楽しみだね。
 何を思ってどう考えたのか、追えるととても面白い。
 


双見さんの言葉は心地良いから
きっと簡単に落ちてしまったンでしょうね。


[自分のクローンは血の海に浸っている。
モニタに映る書庫らしきその場所を見遣り
パールベージュのくちびるへと視線を落とした]


――…あなたにならつけこまれて利用されてもいい、かな。
最後の瞬間まで綺麗に騙してくれるでしょう ?


[知的で麗しい先輩、双見へとにっこり微笑む]


北東――…
部屋の位置関係も関係あるんでしょうか。
鬼門、鬼が出入りする方角、でしたっけ。
本能的に畏怖したか、それとも鬼が宿ったか――…
なぁんて、オカルトによりすぎかしら。


[双見の爪先が示すモニタを見詰め
くすくすと楽しそうに笑った]


 
 それは買いかぶりすぎだよ、筌瀬君。
 君のような聡明なお嬢さんを騙しきるなんて、
 できようはずもないじゃないか。


[にっこり微笑む彼女を見て、くすくすと笑い声。
軽く握った手を口許に当てて肩を少し震わせて、わらう]


 利用して騙しているように思っていても、
 気づけばこちらが利用されている、なんて事になりそうだ。
 


[猫科の肉食獣を彷彿とさせる目を細めた笑い顔]


 ああ、鬼門、鬼門か…
 君はそっち方面に詳しいのかい?
 私はてんで知らなくてね。

[続いた言葉に、少し興味深そうに続ける]


吊り橋効果があったなら
私のクローンの最期も理解できるかもしれません。
細かな記録を見てみないことにははっきりとは言えませんけど
詩亜ちゃんのクローンに次いで
多く交流したのが双見さんのクローンですし。


[双見がクローンの異常を言えば不思議そうに首を傾げる。
オスカーの変化の理由までは分からず
何か思うところがあるのだろうかと双見に視線戻せば
眇めた視線が注がれるのに気付き飾り握る指先がピクと跳ねた]


データとして興味深いですけどぉ
クローンと分かっていても自分と瓜二つな者が解剖されるのは
なんだか奇妙な感覚で、考えるだけでも――…


[苦手、と言うようにへなりと眉を下げて情けない表情]


 あ、志木さァん。
 反対されて一回は引きましたけど。
 やっぱり銃は入れておいても良かったんじゃないですかねェ。 
 簡単に殺せる武器、があったほうが、裏切りがやりやすい。
 次があったら、入れて下さいよ。
 勿論、弾は空砲でも良いんで。
 

[ふと、少し向こうの人影が動いたのに視線を向けて声をかけた]


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