人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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メモを貼った。


メモを貼った。


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 01時頃


【人】 良家の娘 グロリア

― 翌朝・屋敷 ―

[祈れど、涙を流せど。
涙に乗り熱は逃げ、日が昇れば闇と共に灯し火は消え行く。
顔を上げ、触れた指先は冷たかった]

 ――それでも、貴方は。
 笑ってるのね…

[ゆっくりと立ち上がると、ラルフを見下ろし呟く]

 ごめんなさいね。
 暫く、待っててくれないかしら。
 ギリアンさんを、呼んでくるから…

[今まで力仕事のしたことのない、女一人で運べるほど甘くは無いと。
それ以上に、運ぶ間に傷つけるのではないか、という思考が現れて。
日傘を持つと、墓地に向かって歩き出した]

(6) 2010/07/08(Thu) 01時半頃

かみさま、
こんなぼくにすら…ねがうことがゆるされるのなら。
ぼくは、このむらのうえにふく すずしいかぜになりたいのです。

だれにきづいてもらえなくてもいい、
だれもおぼえていなくてもいい、
ただしずかに、そこにいて、このむらをみまもっていたいんです。

いろんなことがあったけど、それでもここが ぼくのいばしょだから。


【人】 良家の娘 グロリア

― 通り ―

[朝の日差しとはいえ、グロリアには油断のならないもので。
日傘を差して歩く姿はやはり目立つものなのだろう]

 ――ああ…コリーン様?
 御機嫌よう。

[震えるような声。
其方の方を向けば、何時ものような声で]

 ――ええ…ラルフが。
 逝って、しまいましたから。
 弔ってもらおうと、ギリアン様に…

[そう、瞼を閉じ]

 ――笑ってましたわ。幸せだった、って。

(10) 2010/07/08(Thu) 01時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

 ――ええ、私なんかのために…
 残ってくれて。
 あまつさえ、最後まで、私の方を心配して。

 ――もっと、早く気付いてあげれれば。
 今のような、気持ちを。
 もっと、前から持っていてあげれれば…

[ふ、と陰鬱な吐息を吐けば、顔を上げる]

 ええ、是非。
 ラルフも…喜んで、くれるかしら。

[その顔には、暗い影を落とさぬよう。笑みを貼り付けて]

(20) 2010/07/08(Thu) 02時頃

【人】 良家の娘 グロリア

 ――だと、良いのだけれど。

[そう、困ったように笑む]

 何より、私自身に…心残りが出来てしまって。
 そうであれば。良いですわ…

[もう、声を聞くことは出来ない。
実際どうなのかを問うことは出来ぬ]

 ――告げたい、事。

[なぞるように呟けば、小首を傾げるも。
コリーンが答えても、答えなくても、ゆっくりとした足取りで墓場へと向かう*]

(25) 2010/07/08(Thu) 02時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 02時半頃


メモを貼った。


― 教会 ―

――。

[大男が自らの抜け殻と、メアリーの亡骸をともに棺に収めた。凶相に似合わぬ温もりを湛えた表情で、男は白い花を捧げた。

――幸福の花。

そこには確かな祈りが込められていて。
男は茫洋とした表情で兄と、幼馴染の姿を眺めていた]


[兄と幼馴染はなんと言葉をかわしただろう?
兄はなんといって男を送っていた?

だん、だん、だん

棺に釘を打ち付ける音。
男は膝に肘を預け、前傾姿勢のまま座して動かなかった。
ギリアンが隣をすり抜けていく。
やがて扉の軋む音が立ち、月灯りが射し込んでくる。
大男の黒い影が、闇夜にくっきりと浮かび上がった]

――。

[扉の閉まる音。
男は身じろきもしなかった。
やがて、月が落ち、夜が明けて]

――何処の地獄だ、ここは。

[搾り出すように、呟いた]


[風のようにふわりと、街の上を漂って、
あちこちに満ちる悲しみを静かに見守る。]

…ヴェス?
[見覚えのある姿に、首を傾げる。
夢の中で見た、無残に壊された扉をふと思い出した。]


[男はメアリーの姿を探しに行こうとはしていなかった。
ただ教会の椅子からじっと動かずに一日を過ごしていた。

どれほど時間が経っただろう。
呼び掛けられたような言葉にぬるりと顔を上げた]

――。

[背凭れに寄りかかる。気怠げに髪を掻き上げる。

皮肉げな表情。

どうやら死しても同じ仕草をしているのにおかしみを覚えたようだった。
ついと視線を向ける。先を促すように]


[いつもどおりのようで、それでいて何処か空虚な雰囲気に見えたから。
何だか心配で、近くへと降り立つ。]

ヴェスは…もういいの?

[何がとはあえて言わぬ、シンプルな問い。]


――

[ラドルフの言葉を聞き、虚空に視線を移す。
長い時間を掛けて、男は呟いた]

あの娘は、最期まで祈りを欠かさなかった。
けれど僕は――

[く、と唇を歪める]

そういうことなのかもしれないな?

僕は死んだのか……よく分からなくなる。
第二の生を受けたのではないか。
そんな気すらしてくる。


…そっか。

[隣に腰掛け、見上げるステンドグラスはまばゆい極彩色。]

死んだら、何もかも終わって無くなっちゃうんだって思ってたけど、
案外…違うんだね。


そうだな……

何の罰だ?
こうして滅びを突き付けられて。

その後は?

[大きな手で顔を覆う。大きく、息を吐いた]

――ふ。
僕らはずっとこのままか?


――……ここ、は。

[ゆっくりと、意識が覚醒していくのを感じる。
開いた視界に映るのは、いつも通りな村の風景。]

 いや、いつもどおり、ではないか。

[異様なまでに静まり返った景色。
全てが止まったかのように、何一つ物音もない。]

 ――……。

[無言で、喉元に手を遣る。]

 そうか。死ぬってのは、こんなもんか。

[ふと、空を見上げる。
雲は動くことなく空に浮かんでいた。]


メモを貼った。


どうなんだろうね…
善い行いをした人は、神の国に迎え入れられるのかな?

どうせ、僕は…行けないんだろうけどね。
[俯いて、薄い笑みは諦観。]


僕も罪深いってことか。

――それであの娘が救われたのなら、まだ救いがあるさ。

[自嘲の笑みを浮かべ、口角をつり上げる]

ここは教会だから……
懺悔すればきいてくれるかも知れないな?

手遅れかも知れないが。


メアリーかぁ…。

[ポツリと呟いて、目を伏せて。]

メアリーなら、きっといけるよ。
…きっと、ね。


そうならいい。
そうであればいい。

そして――その気持ちが変わらぬうちに僕も逝ければいいのに。

[いつか、彼女がいないこと。
そのことに対する絶望に塗り潰される――
そんなことを示唆して]

――何のしがらみもないのなら。
そう思ったことすらあったというのに。

[ゆらりと身体を起こし、ついと視線を向けて]

僕はもう行く。
観たいものもあるしな。

[そう水を向けた]


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 00時半頃


うん。
[小さくうなづいて、立ち上がる。]

…お嬢様、どうしてるかな。
セシルも…ミッシェルもコリーンもアイリスも……


泣いてなきゃ、いいな。


【人】 良家の娘 グロリア

― 回想 ―

 ――そうですわね。
 何時も居ると思った声が。
 もう、聞こえないのは…悲しいものですわ。

 だから、見えなくしてしまいたかったのかもしれないわね。

[今頃、他の使用人たちは何をしているのだろうか。
寧ろ、生きながらえているのだろうか。
それすらも分からずにいることは…心の平安を保つことと繋がるのだろうか]

 ――ラルフの…?

[身近な者。彼からは話を聞いたことはなくて、目を瞬かせるのみ。
コリーンが語らなくとも、問うことはしなかった]

(124) 2010/07/09(Fri) 00時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

― 回想 ―

[墓場まで着けば、ギリアンの姿を探す…
ギリアンの言葉に、ふ、と小さく影を落として]

 ――良かったのかしら。
 まだ…今でも、分かりませんわ。

 でも。
 私にとっては…良かったのかも、知れませんわ。

[ギリアンが立ち上がり、屋敷へと向かえば]

 ――感謝いたしますわ。

[生きている理由。そう話すギリアンに、何処か、羨望の色を乗せた視線を向けた]

(126) 2010/07/09(Fri) 00時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

― 回想 ―

[屋敷へと向かう途中、自警団員と会いオスカーの死を知る]

 ――。

[悲しげに頭を振ると、小さく祈りの言葉を]

 ――ペラジー様。

[入れ違いに現れたペラジーに軽く礼をして。コリーンに説明を任し、自身は日傘で視線を隠した。
サイラスの去り行く姿を見つめていたようだったが…]

 私には…分かりませんわ。
 一緒に逝く、というのであれば。まだ、分かりますけれども。

[ペラジーにはそう、呟くように言う]

― 回想終了 ―

(127) 2010/07/09(Fri) 00時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 00時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[コリーンとペラジーの不穏な会話に、緩く頭を振るのみ]

 殺しても…その方の生を縮めるだけですわ。
 何かをしようとしていたのかもしれない。
 何かをしたのかもしれない。

 ――その方の望みであるならば…仕方ないことなのかも知れませんが…

[日傘を持ち直すと、コリーンの様子に淡い笑みを向けた]

 ――…一緒に、いれると、良いですわね。

[その願いでさえも、今はどうかは分からぬから。
尊い感情に当たり障りのない言葉しかかけることは出来ず]

(130) 2010/07/09(Fri) 01時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[屋敷へと着けば、恐縮する様子には困ったように笑んで。
先頭に立ち、ラルフの眠る部屋へと案内した]

 ――ラルフ、待たせてごめんなさいね?
 ギリアン様が、弔ってくれる、って…

[その頬に触れようとして…ゆっくりと手を下ろす。
ベッドから離れると、ギリアンに場所を譲った]

 …貴方には、生きて欲しかったわ…?

[叶わぬ願い。
そも、この村に居た時点で、叶わぬことだったのかもしれない。
死者に小さく呟いた]

(135) 2010/07/09(Fri) 01時頃

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