22 共犯者
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時頃
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[銃声が響くのと同時に、夜に踊る鳥たちが一斉に羽音を立てて飛び去ってゆくのが聞こえた。
立ち上る硝煙の行く先は空の上。 そして、それは――殺された人間が向かってゆく場所とも同じなのかもしれない。]
リンドクヴィスト夫人……!
[ヘクターが撃った相手の名を、小さく呟く。 流れる血を見つめながら、「ああ、彼女は死んでゆくのだ」と、強く深く感じていた。]
(0) 2010/08/02(Mon) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 00時半頃
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[ヘクターが亡骸となった村長夫人の身体を抱えて、供物台まで運んでゆく。]
ヘクター……
[彼を見る表情は、自然と強張っていたかもしれない。或いは、悲痛なものであったかもしれない。いずれにせよ、平静そうな顔で見ていなかったであろうことは確かだった。]
(14) 2010/08/02(Mon) 01時頃
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>>16 ……はい。
[オスカーの言葉に、ぽつりと呟くように返事をした。 供物台に村長夫人を捧げる者と、森に入る者。 どちらについて行こうかと、しばし逡巡しながら**]
(23) 2010/08/02(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 12時半頃
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−夜の森にて−
[青年記者は、森の巡礼に行く人々を見つめている。彼らには森の奥にある柊の木から葉を1枚摘んで、それを祭壇に捧げるという作業が課せられている。]
まるで点呼を取っているみたいだ。 柊の葉が12枚のままなら、彼らの祭は終了する……
[そう言いながらも、今宵で祭が終わらないことを、彼は知っている。村長夫人が撃ち殺された時の血と硝煙の臭いがまだ鼻先に残っているような心地がした。]
まだ……続くのか。 けれども、私にはヘクターを非難することも、賞賛することも、できない……
(47) 2010/08/02(Mon) 12時半頃
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−夜の森にて−
……月が、綺麗だ。
[昨晩より少しだけふくよかになった月を見つめ、ぽつりと呟く。 そして、あの時血に濡れた指先でなぞられた喉元を、己の指先でそっとなぞった。]
ああ……本当に。
[骨に纏わり付く肉の細胞がびくりと跳ね上がり、膚があわだつ感触が全身に走る。身体中の血が急激に熱を帯びて、己の肉体の輪郭をはっきりと描き出していることを感じて、イアンは思わず目を細めた。]
月は徐々に満ちるというけれど……
[迷わぬように気をつけながら森の中を歩き、巡礼者の群れを見つめながら、彼は別の思念に囚われていた。あの『存在』を見ることはできないだろうかという思念に。]
(48) 2010/08/02(Mon) 13時頃
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−そして、早朝のこと−
[オスカーが長老達に何かを告げている>>46。 その内容はとても若者らしく、またとても人間らしいものであるなと、イアンは感じていた。]
オスカー…… 則ち貴方は、この村の「祭」を終わらせ、新たな時代を齎したいと、そうおっしゃるのですね?
[オスカーが長老達から離れた頃合いを見計らい、イアンは穏やかな微笑みを浮かべながら、10歳も年下の若者にそう告げた。]
いいえ私はただの新聞記者です。 それを良いものとするか、悪いものとするかは、村の皆様が決めることですよ**
(50) 2010/08/02(Mon) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 13時頃
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―回想:暗い夜の森の中で >>54 >>59―
[己の背後で声がする。その声、その言葉は、どこかで聞き覚えがあった――いや、ほんの一瞬の邂逅であるにもかかわらず、忘れることができぬそれだ。
振り向こうと頭を動かそうとしたその瞬間、その動きを制止するかのように、闇から差し出された指先が喉元を押さえつけた。]
………あ………
[呼吸が少しだけ不自由になる。少なくとも、大声が出せる状況ではない。]
そ、れは……
[全身から汗が噴き出る。かれの言う通り、命を喪うやもしれぬ恐怖が、疾風のごとくイアンの足元から脳天までを貫いた。
それなのに、イアンの脳は恐怖とは全く別の感覚に襲われていた。例えるならば、煙草を吸った直後のような、軽い痺れと弛緩。恐怖とは全く異質の力により、全身の力が抜けてゆく。]
(77) 2010/08/02(Mon) 18時頃
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―回想:暗い夜の森の中で >>54 >>59―
ここに、来れば……貴方が言う、「月が満ちる」のを、見ることが……できる、から、ですよ。夜の森に浮かぶ月は、全く異なる色をしている。その姿も、表情でさえも。
……貴方の居る間だけ、ここの月は異質のものになる…… それもまた、この「祭」で見える欠片のひとつでしょう……?
私はそれを知りたい。ただそれだけなのです。
[耳の縁の産毛に、「かれ」の息が掛かる。 全身がぞわぞわとざわめき、常のイアンらしからぬ、小さく上ずった声が空気を揺らした。]
なに……を。愚かな人間に対する戯れですか……?
[心臓が破裂しそうなくらいにばくばくと脈打つ。もしこれを村の誰かに見られていたらと思うと、恐ろしさと羞恥の心で生きていけなくなるのではないかとさえ思う。掌に、首筋に――いや、全身に汗が浮かぶ。夏の夜はすっかり冷えているというのに、己の全身だけがやたら熱い。]
[イアンはそっと月を見上げた。
――月はとても綺麗だった。]
(78) 2010/08/02(Mon) 18時頃
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―広場 >>60―
そう……ですね。お嬢さん。 村の行く末を決めるのはあなた達です。
私はこの村がどのような方向に行くか、見守らせていただきます。そして、私はあなた方の選択というものを否定しようとは思いません。
私はこの祭を、暇つぶしのゴシップ記事のネタとして見る気はありません。「今、ここにある事実」として記録し、この村の選択をじっと見つめ続けようと思います。
――…この祭の終焉まで、ずっと。
もしかしたら私の存在は、あなたにとってはお邪魔かもしれませんが……ね。
[凛とした表情をした娘の姿に、或る種の敬意を帯びた口調で、そう告げた。]
(80) 2010/08/02(Mon) 18時半頃
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―広場―
[異質なる「かれ」との邂逅でざわめいた胸の鼓動がひととおり収まった頃、イアンは広場に戻る人々の様子をじっと見つめていた。
祭壇に捧げられた柊の葉は、今のところ12枚には満たない。 村長夫人はそれを捧げられないことは分かっていたが、まだ足りない。]
……どういうことだろう。
[イアンがそうぽつりと呟いた頃、先ほどとは異なり上着を羽織らず歩いているミッシェルが横切っていった。]
え……?
[ミッシェルが抱えている「もの」から、血の臭いがする。イアンはそれを黙って見つめて居た。]
ミッシェルさん、それ……
[祭壇に捧げられた柊の葉は、全部で10枚。
祭を終えるには、あと2枚――おそらく永遠に摘まれることが無いであろう2枚――が、足りなかった**]
(82) 2010/08/02(Mon) 18時半頃
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やれやれ、あまりトニーには見せたくなかったのに。
最期までとんだ役立たずだなぁ……
[トニーの足元には、子犬が一匹。しばらくトニーにじゃれついていたが、何かに気づいてそちらの方へ駆け寄っていく。]
あぁ、ミッシェルさん。
そんな、綺麗な服が血で汚れちゃうから……
って、もう聞こえないか。
[ミッシェルが少し前までノックスだったモノを上着でくるんで抱えようとする。子犬はそれを奪い返そうというのか威嚇やジャンプを繰り返している。]
ほらほら。この人は悪い人じゃないんだから。
……。
すいません。ご迷惑をおかけします。
[聞こえていないと理解はしているつもりでも、ついつい抱えた子犬と一緒にぺこりと頭を下げる。子犬は苦しいのかジタバタもがいていたが、やがて ばう、と一吼え。そちらを見ると、村長夫人が立っていた。]
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−回想:夜の森の中で>>83>>86−
……恐ろしいものに出会った時に、つい饒舌になるのは、私の悪い癖ですから。
[小さく自嘲的に笑う。 だが、身体を押さえ付けられ、さらに腹から下をまさぐられ、さすがに言葉を失ってしまった。言葉を出す代わりに、腰をびくりと動かし、背をのけ反らせた。]
あ……月……
[いよいよ殺されるかもしれない。しかし叫び声は出ない。宵闇に浮かぶ月が、遠くをゆくランタンの火が、全てぼんやりと滲んで見える。意識がぼうっとしてゆく中で、「かれ」の問いが聞こえた。>>86]
それ……は……言えなかったから、ではいけませんか? あまりに月が美しくて、そして……それに照らされた貴方の「正体」を知りたかったから……
貴方は獣でありながら、ただの森の獣ではない……そして己を「制御」する様子は見えるのに、貴方を制御するのは、私のような類の人間の「理性」ではない……
貴方を形容する「言葉」が見つからない。 だから……それが見つかるまでは……
(91) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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[自分の身体がヘクターに抱え上げられ、運ばれていく。
彼女の横を通って。]
だめよ!
私が死んではいけない!
死ねば生贄が続いてしまう!
[自分自身に取りすがり、必死に身体の中に戻ろうとするが、どうしても触れることができない。
ただ愕然と、自分の身体が横たわる供物台の傍らに立ち尽くしていた。]
ブラウンさん?
[呼びかける声に驚いて顔を上げる。
それまでずっと、誰も彼女がそこにいることに気づかなかったというのに。]
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−早朝:広場にて>>88−
想像通りの…… つまり、それは……
[ミッシェルが着ていた上着の隙間から、ハニーブロンドの髪が覗く。]
ノックス……?もしや、あの、村長夫人の元に来た彼……
[眉をしかめて、朝日に照らされて揺れるハニーブロンドの髪を見つめる。朝日に解けて揺れるその色は、とても美しいものに見えた。
胸の前で十字を切り、無言の祈りを捧げる。]
(93) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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−早朝:広場にて−
(今日だけで、2人の死者が出た。 なのに……私は…… 「かれ」が「御使い」であることを……告げることができない……)
[胸の前でぐっと自分の手を握り、目を伏せる。]
ああ、神よ…… どうか彼らに救いの手を……
[朝日を背に、せめぎあうふたつの望みを抱く男は、小さく祈りの言葉を呟いた**]
(94) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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あぁ、リンドクヴィストの奥様。
[子犬が、ばう と啼いて自己主張する。]
大人しくしなさい。紹介してやるから。
これ、どうも僕の片割れみたいで……
片割れ……?
もしかして、貴方も……。
[死んだの? と口にするのが躊躇われて、言葉が途切れる。
けれども、ノックスの様子はむしろ生前に会った時よりも楽しげだ。
不思議そうに、ノックスと足元の子犬を見つめた。]
「僕の頭」はミッシェルさんがさっき運んで行ってくれました。
「心」が、ここに留まれるのは次の満月まで……
それまではお迎えは来ない約束、なんだそうです。
[子犬が ばう と、同意するように吼える。]
誰と誰との約束なのかは良くわかりませんけどね。
そうなの。
[ノックスの言葉は、なぜかそのまま真実として受け入れられた。]
(私には、そんなことはちっとも解らなかった。
この子のほうが、森に近い存在なのかしら。)
[理由はわからないのに、ふとそんな考えが浮かんだ。]
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
僕には外の世界をみてみたい気持ちもあるんですけど。そいつはここに残りたいみたいです。かつての同胞がどうなるのか、ちょっと気になるみたいでして……
[子犬は村長夫人の足元でちょこんと、お座りをしている。]
奥様の先ほどの演説を聞いたからでしょうかね?
奥様なんて、もうそんな呼び方はしなくていいのよ。
私の言葉は結局届かなかったのだし、私はするべきだと思ったことを、実現できなかったのだもの。
本当は、貴方にも謝らなければいけないはずなのだけど……。
でも貴方は……こうなったことを恨んではいないようだから。
そんなことは言わないほうがいいのかしら。
[身をかがめ、子犬に指先を差し出して。]
この子がここにいたいのなら、貴方だけでも外を見てきたら?
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―回想:夜の森のこと>>104―
[服を介在して、膚に、肉に、触れられてゆく。 つい数年前まで大学の研究室に籠もってばかりだった自分とは比べものにならぬほど、ずっしりと重い筋肉の質感が、自分の身体を探ってゆく。]
く……はっ……
[荒い息を吐き出す。声を上げたくても上げられない。 己の下腹部――最も慎重に、布の下に隠された部分――に潜む肉の塊に、「かれ」の指先が触れた時、羞恥と、茫洋とした感覚が同時に襲ってきたような気がして、小さく短い声と共に、大きく深い息をひとつ吐いた。]
(駄目だ……そこに触れては…… 私が私では無くなってしまう…… 私は二度とあの場所に帰れなくなってしまう……!)
[酩酊状態に陥ったかのようになり、まだ欠けた部分の多い月がぼんやりと丸く見えてくる。酸欠の金魚のように口をぱくぱくと開閉して、抵抗しているうちに――…]
……え?
[次の瞬間、彼を拘束するものは全て無くなり、ただ森の宵闇だけが広がっていた。]
(119) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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―回想:夜の森のこと―
[それからイアンは、胸の鼓動を抑えながら、巡礼者の列の最後尾を歩くことにした。 道すがら、ヴェスパタインが木の根に捕らえられているのが見えたが、イアンは心配するような声を掛けることはできても、彼に手を差し伸べることができずにいた。]
[巡礼者の列の最後尾を歩く彼の手には、1枚の柊の葉が握られていた。]
(贖罪の巡礼者……か。)
[それをそっと胸ポケットにしまうと、巡礼者と同じ方法を辿って、広場へと戻っていったのだった。]
(120) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時頃
恨むだなんてとんでもないですよ。
[子犬は村長夫人の指先をちろっと舐めている]
僕は外を見る、それも良いかもしれないですね。
では、そいつの世話をお願いできますか?
[了解が得られれば、ノックスはふっと消えるだろうか]
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時頃
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―広場― [早朝の騒ぎが終わった後、村長夫人宅で仮眠を取ってから、もう一度広場にやってきた。]
結局、集まった柊の葉は10枚だけ……か。
[広場では、祭の進行を確認して安堵する長老の姿や、犠牲者を思い、落胆し涙を流す夫婦の姿があった。]
(129) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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>>132 ……胸が詰まりそうです。
[聞き慣れた村人の声を聞き、祭壇を見つめたままぽつぽつと呟く。]
柊の葉だけを見るならば、これはただの葉です。 何の意味もありません。
けれども、ここに戻らず、「森へ還った」方がいることを……余所者の私はどう消化したらいいのかが、時折分からなくなるんです。
本当にただ「還った」と言えばいいのか。 或いは、別の意味を付与すべきなのか。
……村の者でないからこそ、分からなくなるんです。
(135) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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―広場―
「森を歩くのは十二人 祠へ行くのは十一人……」
[昨日渡された資料にも書いてあった、村長夫人が口ずさんでいた(>>2:493)伝承の「歌」をぽつぽつと呟く。勿論、余所者の彼がメロディまで覚えているはずもなく、あくまで詞をなぞるだけなのだが。]
まるで子どもの手遊び歌のようですね。 これだけ歌うと、「少し怖いだけの話」です。 けれど……
(140) 2010/08/02(Mon) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時半頃
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>>143 そう……ですね。 ある日突然、理由も分からないまま、自分の友人や婚約者が死んだら……私ならそれだけで気が狂いそうになります。
もし自分の愛する者が、あんな姿になったらと思うと……
[イアンが自分を重ね合わせていたのは、ミッシェルやピッパの方ではなく、むしろソフィアの婚約者の方であった。人目をはばからず慟哭する男の顔が、声が、何度も繰り返されるのだ。]
考え過ぎ、ですか。私…… そんなつもりは無かったんですけど、ね。 「余計な口出しは無用」ということも、存じております。
……大丈夫ですよ。
(149) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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