124 Acta est fabula.
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 00時頃
[終わりにしたい、と口にするミルフィに、
同調している己がいると自覚していた。
疑い、失い、奪うことに精神をすり減らす日々からの逃避。
この村に未練がないように、この世にもまた残す未練は少なく。
ただ、自ら命を絶つほどの気概もなければ、
他の者の手を汚させるほどの人間でもない。
流れるまま、残される限り生き長らえていくだけで。
だからこそミルフィの言葉は羨ましく。
同時にそこまで追い詰められている彼女を傷ましく見つめた。]
|
[>>2:105名を呼ばれた。何時かと同じように、礼を言われた。 それは確かにミルフィの声である筈なのに、 まるであの時、己の手で殺めた女の声のようで――。]
――――… 、
[寄せられた少女の顔から、少しだけ胸を離す。 その時に、彼女が零した涙痕も垣間見えて――。 内に込み上げてきたものを、それでも尚抑える男は、 無言のまま、懐に手を入れた。 抜き出したのは、刀身に赤黒い血を纏った短剣。]
ミルフィ。
[今度は左腕だけで、彼女の顔を胸に寄せて――。 右手に握った短剣を、その背中に向けた。]
(0) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
|
|
[その背の、心臓のある側を、一息に貫く。 温もりのある赤い飛沫が、両腕に掛かる。 少しでも痛みを和らげることが叶ったかは判らないが―― 彼女の身に傷を与えたのは、その一度だけだった。
それから、背に刺した短剣から右手を離し。 ミルフィの身体から力が抜けるまで――抜けてからも、暫くの間、 両腕で、ぐっと抱き留めていた。]
(2) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
|
[伏せた眸に映るのは血の色。
幼馴染の流した血が己を赤く染める。
シビルやミッシェルの気配も其処に感じてはいるが
泣き濡れた顔を見せられず顔を上げることは出来なかった。]
―――……。
[チール―に名を呼ばれ、小さく肩が揺れる。
懐に入れた男の手が短剣を持つのが
涙にぼやけたその双眸にぼんやりと映った。
ああ、これで終わる。
そんな安堵が壊れた心に過る。]
[背に伝う熱とも痛みとも言えぬものは一瞬。
衝撃を感じると同時に刃の冷たさが心臓に触れた。
とく、と痙攣するように一度脈打ち、鼓動は止む。]
――――。
[くちびるが名を紡ごうとするけれど
それはカタチにも音にもならぬまま。
抱き留めるチール―の腕のぬくもりを最期に感じ、事切れる**]
|
[ミッシェルが己の名を呼んだ声が耳を突けど、 剣を握った手を止めることは無かった。 もし彼女が制止の言葉を放っていたとしても、 結局、ミルフィを手に掛けることは止めなかっただろう。]
ミッシェル。
[ミルフィを抱き締める男の顔は、伏せられたもので。 長い前髪が、さらにその表情を隠していた。]
彼女が、望んだことだ。 ―――…だから、俺の手で、終わらせた。
(7) 2013/06/07(Fri) 00時半頃
|
|
[戻ってきたブローリンの声が聞こえても。 シメオンと思しき足音が近づくのが聞こえても。 その場に未だ、シビル>>2:106の姿があっても――。 その誰にも、顔を向けることは無かった。]
あぁ、判ってるさ。 サイラスと同じところに、二人とも――。
[未だ動かない――動けないままの男は、結局、 ベネットのことをミッシェル>>6に任せる形で、 頷くでもなく、小さく返した。]
(8) 2013/06/07(Fri) 01時頃
|
|
壊れていた、か。 あぁ、そうなんだろうな。だれもかれも、君も――俺も。
[ミッシェル>>9に色無く零す声は、それでも 止められなかったことを悔やむ様子も、まるで滲まないもの。 やがて彼女の足音が遠ざかるのを聞きながら、 今度はブローリン>>10の声の方に意識を向ける。 返答は、問いかけから暫く経ってから。]
……あぁ。そういや。 飯の支度が、未だだったか。
[まるでこの場に相応しくない言葉もまた、 内心を見せまいとする心が紡いだもの。]
(13) 2013/06/07(Fri) 01時半頃
|
|
[ここで漸く、ミルフィの身体から両腕を離す。 背中の短剣を抜いて、懐に仕舞いこんで。 それから遺体を、一人で担いで、背負いこんで。 ふたり分の血を纏った姿で、廊下へと出た。 その顔色はもう、正気では無いと言えるほど、 本当に、何の感情も示していないもの。]
彼女を、あいつらの許に運んでいく。
[――サイラスとベネットの許に。 廊下を踏んでぴちゃりと鳴る水音は、 床に落ちた雨雫を踏む音であり、遺体から滴る血の音でもある。 ミッシェルを追ったシメオンをまた追うような形で、玄関へと]
(15) 2013/06/07(Fri) 01時半頃
|
|
じゃあ、頼んだ。
[準備を引き受けたブローリン>>16にも、 隠している心算の痛みが、逆に今の様相から 察されてしまったことには、気づかなかった。
それから玄関で見かけたベネットの遺体に、戻ってきたミッシェル>>18。 先に墓を掘る為に、遺体を置いたのだろうとは想像できた。]
――だったら、どんな顔をして欲しいんだ。
[酷薄な面持ちは、やはり拭い去れないまま。 ベネットを担いだ彼女に続いて、雨天の下へ。 脚は真っ直ぐに、サイラスが眠るその場所に向かう。 既に二人分の穴の形があるのが目に見えた。]
(19) 2013/06/07(Fri) 02時頃
|
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 02時頃
|
……風邪引くぞ、と言っただろう。
[傘を持ちながらも濡れたままのシメオン>>20に、 全く人の事は言えない呟きが零れ出た。 彼の刃の先が今、己に向かうか否か、は この時の男の思考には無かった。
己の方に傘を差しだされることが無くとも、 然程気にもしない様子で。 背負ったミルフィの身体を、ベネットとは別の方の 墓穴へと横たえた。]
(24) 2013/06/07(Fri) 02時頃
|
|
[したい顔をすれば、と言われたその時>>23は、 瞬き一つもせず、黙りこくっただけだったが――。]
……あぁ、そうだな、
[二人の死者が新たに眠る土の前。 ミッシェルの傍でふっと浮かべたのは、微かな苦笑い。 それも決して、「したい顔」そのままでは無く、 素直になる、ともまだ告げられぬままだったけれど]
だったら、そうするさ。 君や皆に、怖い思いをさせてしまうのも良く無い、と。 ――そう思えるように、なった。
[遺体に土を被せ終われば、もう此処に留まることも無く。 雨濡れのまま、集会所の方へと引き返していった。]
(29) 2013/06/07(Fri) 02時半頃
|
|
[それからは、飯の準備が出来ている筈だ、と 広間に向かおうとし――雨濡れの姿を思い、一度客室へ。 着替えを済ませてから、今度こそ広間へと。
己の頼みを引き受けてくれたブローリン>>21には、 巧くは作れない微笑と共に、礼を述べた。 その彼が食事に手を付けていないらしいことに、 この時抱いたのは怪訝では無く、心配の方で――。
その後再び客室に戻ったのは早い時間に。 血の未だ染みた衣服に、短剣に、首飾り。 拭うべきそれを拭うこともしないまま、 ベッドに身を預ければ、意識は直ぐに落ちていく。**]
(30) 2013/06/07(Fri) 02時半頃
|
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 02時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 03時頃
[チールーの持つ短剣がミルフィの背に吸い込まれる様を、
顔を歪めるでも止めるでもなく、ただ見ていた。
目を背けるような初心さはとうに失っている。
それはその場にいた者はみな同じ。
ベネットとミルフィを弔うのはミッシェルとチールーに任せ、
ブローリンの手伝いでもしていたか。
その間の言葉は少なく、
わずかに緩み始めていた表情は元の無へと戻っていた。
出来上がった食事は勧められたが。
ブローリンと同じ理由を添えて断った。]
[部屋に戻れば机上の布が否応なしに目に留まる。]
……また、無理になりそうだね。
[それを手に取ることなく、雨を眺めて一日を過ごした。]
[床についても、眠気は浅く、頻繁に目覚める。
数日前までの生活が再び訪れたかと。
前触れもなく部屋に来訪があった時も、
そんな風に意識が浮上した時だった。]
………ああ。あんただったのかい。
[闇の中、かざされた爪に己の先を悟った。]
ーー で、 よかった 。
[避けることはしなかった。
寝台の上、どちらにせよ逃げることは叶わなかっただろう。
裂ける喉から落ちた言葉はブローリンには届いていたか。
首元が熱くなり、そこから命が抜けていく。
未完成のままとなる作品のことが脳裏を過ったが。
それもまた、闇に飲まれ。]
[心の弱さがまた犠牲をうむ。
知りながらも人狼を探そうとはしなかった。
己が人間であることを知りながら
人狼と思い込むことで他の者を危険に晒す。
逃避の為に手を汚させた。
数えきれぬ罪。
善きひとであったサイラスと同じ場所にはいけない。
それがかなしくてまた心が沈む**]
|
― 翌朝・客室 ―
[未だ雨音止まぬ中、湿気に混ざる血臭はミルフィのもの。 夢に見た女の姿は、彼女に似て、想い人にも似て――。 胸の内には確かに甘い痛みを覚えたのに、 目覚めたその眼は、涙ひとつ零せていなかった。
果たして彼女は本当に人狼で、これで全ては終わったのか。 その思考も今は、何処か鈍い――頭が、鈍く痛む。]
やっちまったな、風邪……。
[昨日言い返してきたシメオン>>32に、 それもそうだな、とため息交じりに呟いたことも 思い出されれば、今一度洩れる溜息。]
(54) 2013/06/07(Fri) 18時頃
|
|
[ブローリン>>28のノックの音に身を起こし。 色の無い顔で扉を開ければ、端的に訃報を告げられた。]
そうか、彼女、が。 ――未だ、人狼は居るん、だな。
[如何して彼女の部屋に、と問わなかったのは 昨日ベネットを見つけた己と似たようなものと思ったから。
こうして身支度を整えて男が部屋を出たのは、 風邪気味の所為か、幾らか遅れてのこと。 血塗れのナイフも、首飾りも、昨日と同じように携えて。]
(55) 2013/06/07(Fri) 18時頃
|
|
――素直に泣いてやれる、かな。
[ひとりでももう、きちんと泣けなくなった。 そんな心も何処か壊れているのだろうという意識。 けれどそれにも、あまり怖さを覚えてなかった男は、 ミッシェルが「怖い」と言ったものが何か>>31 まるで気づいていなかった。]
(59) 2013/06/07(Fri) 18時頃
|
|
[やがてシビルの客室にて、生き残っている他の3人の姿を捉えた。 何かを話すふたりにも、机の上にちらと見えた紙>>40にも 視線は赴いたが――その前に、無残に置かれた遺体の許へ。]
……騙されたまま先生が殺されるのが怖かった。 リッサがそう、言っていたのに、な。
あいつが慕っていたあなたのことも、護れない、か。
[零れた声を聞き拾えるのは、幽霊くらいのものだろう。 偽りの告発を吐く女が、ただ一度だけ告げた真実>>0:37。 彼女がシビルの夫の何を見聞きしてそう想ったのか。 実際のところ、人狼の思惑は如何であったか。 そこまでは、震える女の言葉からは判らなかった、けれど]
(60) 2013/06/07(Fri) 18時頃
|
|
[目を伏せたのは少しの間。意識は再び、生ける者たちへと。 ブローリンの唇が引き結ばれていた訳は未だ判らぬものの。 再び、机の上のそれ――ミッシェルと同じ色の金糸と、 灯りに照らされたダークブロンドの、数本の獣毛を見詰めた。
獣の毛色の方も、見覚えが無い訳では無い。 人の毛色と獣のそれを、同列に考えて良い訳ではないとも思えど この微妙に暗くも見えるいろは――。]
これらは――… 此処で見つかったもの、かい。
[問い掛けは、集まった者の目をそれぞれ一瞥しながら。 前髪に隠れた眼さえも、射抜いて確かめようとするように。**]
(61) 2013/06/07(Fri) 18時半頃
|
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 19時頃
黍炉は、ブローリンに話の続きを促した。
2013/06/07(Fri) 19時頃
黍炉は、ミッシェルに話の続きを促した。
2013/06/07(Fri) 19時頃
[彼の髪と似た色であると、闇の中で人の目では判別できない。
事切れる直前、その手に絡んだものを掴んだのは、
死を受け入れたはずでも、体が無意識に足掻いたからか。
その結果、彼が正体と結び付けられるのか、どうか。
命を落とした己に知る術はない。
ただ、もし知ったとしたら。
……残された者のことを思わないのであれば、
望みを叶えてくれた彼には申し訳なく思ったかもしれない。]
[まどろみから目覚めるように意識が浮上する。
眠りではなく死からの目覚めというのも妙な話。
伏せていた眸がはたりと瞬き世界を映す。]
――――。
[死んだら終わり。
そう思っていたのに己の存在を未だに感じる。
在る、と思う自分さえも思い込みの産物だろうか。
わからないまま背を撫でる。
刃が貫いた跡はない。
生前と変わらぬ姿のまま――]
ああ。
[けれど物に触れられない。
これまでとの違いの一つを理解して納得する。]
[雨の中、埋葬する生存者たち。
濡れてしまった彼女彼らを見詰め困ったように笑う。]
風邪、ひいちゃうよ。
[ベネットは無実ではあるが。
自分に其処までする必要はないと思う、けれど――]
ありがと。
形だけでもサイラスの傍にあれるのは
……うれしいよ。
[平和で穏やかで幸せだった日々。
三人並んであったあの頃を思い出し
素直な感謝の言葉が漏れた。]
|
らしい? ……あぁ、そうか。
[訃報を報せたブローリン>>62なら現場のことも知っているかと 何処かで思い込んで居たために、瞬きつつも。 直ぐに、単に見落としていただけかと思い至った。]
――――…
[その前髪の隙間から、微かに移ろう瞳が見えた気はしたが、 影の所為もあり、その色彩まで判りはしなかった。]
(66) 2013/06/07(Fri) 22時半頃
|
|
[獣毛と共に紙の上にあった、ミッシェルのものと思しき髪に、 まさか――と内心思いはしていたのだが、 頷いた彼女>>63は、特に目を逸らしたりなども しなかったように見えた。]
シビルの傍に、か。 確かに、どう見ても違う色――。 やはり、彼女を殺した人狼のものだろうな。
[己の黒髪とも異なるそれは、けれど灯りの角度の所為もあり、 この時は、誰のもの、と言い切ることもできない。]
手に取って、もっと良く見てもいいかい。
[摘み見せられた一本の獣毛に、手を差し出した。]
(67) 2013/06/07(Fri) 22時半頃
|
黍炉は、シメオンの反応も、窺いながら。
2013/06/07(Fri) 22時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/06/07(Fri) 22時半頃
[雨は等しく降り注いでいる。
けれどミルフィは雨に濡れない。
死者は触れられない。]
はやく。
雨、止めばいいのに。
[一緒に村を出るはずだった幼馴染が
村を出てから何処に行くつもりだったか。
何処で何をしようと考えていたのか。
それさえも聞いていなかった。
聞けぬまま、ベネットは命を奪われてしまった。
サイラスは最期何を思っていたのだろう。
知りたいと思う事は、今となっては知れぬ事ばかり。]
|
[ミッシェルから手に乗せられた獣毛を、抓みあげて見詰めた。 指で少し擦れば、言葉の通り、何処か異なる手触りのよう。
――見た気がした、と。 初めに彼女がそう言ったことには瞬けど、 続く言葉に、暫し間を置いて]
似たような現場は俺も幾つも見てきたが、 見覚えがあるから――とは思いはしなかったさ。 だから君が、最初にそう思ったのだとしたら、 それは不安の所為か、或いは――…
[本当の見覚えの可能性、と含ませながらも。 形ある証拠の方に、今一度視線を向ける。 ふっと思い出されたのは昨日のミルフィのことで、 けれど結局、判らず終いなまま、で――]
(74) 2013/06/07(Fri) 23時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る