126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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[“雨の境界線”に踏み入って,どれほど森を切り抜けてきた頃だろうか。 人の絶えた村落を前に,男の足は歩みを止めた。
激しい雨を身に受けながら。 男はフードを被ったまま,手にしたランプへと語りかける。
ここは,森の奥深くに存在する,人の存在の絶えた廃村“ノア”。 その入り口に位置する場所か。
耳をうつのは間断なき雨音。 厚い雲により陽も温もりも遮られ,濡れた衣服が体温を奪う。
男の名前は,“ヴェスパタイン”。 アヴァロンの要請によりこの地に訪れた,“魔法使い”の1人]
(@0) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[男の手にしたランプの炎はいつくかに枝分かれし,各々の方角を指している。 これが,男の得意とする魔法の1つ。
その炎の示す先―――― 今は,いずこにいるとも知れない魔法使い達には,男の声が届いていることだろう。
他の者達の想定より,早いであろうこの時分に。 己はすでに,“ノア”へと到着している,と。 これより先行して,単独で要請を開始する,と。
そして,要請を受けたであろう魔法使い達の名前を挙げ,一人ひとりに呼び掛けてから。
到着し次第,各々任務を遂行せよ,と。
現在はまだ,“謎の魔物”と思しき存在とは未接触――――]
(@1) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[そこで,男は不意に言葉を区切り,前方を見つめる目を細めた。
雨滴により阻まれた視界の奥で,蠢いている多数の影。 雄牛ほどの大きさの,腐肉の塊のような生き物の群れ。
廃屋の陰から,背後の森から。 次々と姿を現したのは,かつては“猫”と呼ばれていたはずの存在。 魔物“オーク”達が巨大な口を開き,男を捕食せんと包囲を狭めている]
……………………。
[……ただし,下級魔物の存在を多数捕捉。 留意せよ。
動じることなく,再びランプに語りかけると,魔法を収め,それを腰へと吊るした。 代わりにローブから“何か”を取り出し,その手でぎゅっと握りしめる]
(@2) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[手にしたものは,白骨化した“何か”の指先。 人の物にしては禍々しく,知る者が見れば魔力が込められている察しが付くだろう“供物”。 たった今,腰に吊るしたランプと同じように。
男は,“指先”を握りしめた拳を,前方の魔物に向け,すっと掲げた。 そして,暫時の瞑目。供物に秘められた,力の解放]
……………………!!
[次の瞬間,男の手は巨大な長物を掴んでいた。 “指先”が変形した,異形の大鎌《サイズ》。
咆哮をあげて,男が駆ける。 機敏な動きで距離を詰め,魔物に向けて,手にした得物を振り上げる]
(@3) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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[雨尽きぬ廃村に
雨足にも負けぬ激しい血飛沫が,舞い上った**]
(@4) 2013/06/09(Sun) 00時頃
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