129 【DOCOKANO-town】
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[手を伸ばす。
黒いマニキュアの指は伸び、それでも、触れることはなかった。
伸ばす指の淀む一瞬。
鮮やかなばかりの瞼の裏で少しく目を伏せて
移動の同期は行われるのか。
行われ得ないのなら、ちょっと間抜けなことになるけど、
それでも後からきちんと追いつく。]
―― →床彼3丁目児童公園 ――
―― 床彼3丁目児童公園 ――
[降り立ったその瞬間、どうしても体は傾いだ。
地面に手をつきながら身を立て直して
少し歪な歩き方をしながら
クリスマスの後を追う。]
ミルフィ、ちゃん!
沙耶ちゃんも…… ?
[一人でいると認識していたところで、もう一つの人影にも、気づいた。
遠目からでも窺える気配の異常さに足は止まる]
エ あれ? 何、が……
ア やだミルフィちゃんの服替えたの、 あら?
[記憶の中にある衣服とは、
自らのアイテムボックスから出したものとは異なる色合いだ。
赤い色の、ツートンカラー、だろうか。
脚は動かない。
それ以上近づいたらいけない、と
脳内に点滅を繰り返す蛍光灯が口にする。]
その場に留まったまま、跳び箱の上に腰を*下ろした*
ヤ だ、 沙耶ちゃんも赤、?
おそろい?
あは、 アタシも御揃いにすれば良かった、ァ
[両手を組んだ。
それでも、カタカタと震える腕がある。
力を込める。
関節が白く染まるまで、握りしめた。
けれどその祈りも、
切羽詰まり、弾かれたような声音に解かれる。
脚が再び、意識に関係ないように歩みだした。]
やっぱり片足は動かなくてこけた。声も上げずに転んだ。
[脚はやはり、うまく動かない。
何時ものように動けると思い込んだ一瞬、白コートは無様に転げた。
思うように動けない状況、ちかりと瞬く蛍光灯が嗤う。
なにか、脳裏によみがえるのは赤い、翻る――?
振り払うように顔を上げ、かけて
縋る言葉の打ち消される瞬間を知る]
――…… っ
[叫ぶ声でようやく、
ナユタもこの公園にいることを認識した。
が、顔が上を向かない。]
― 児童公園 ―
[クリスマスに縋る沙耶の声がどこかで聞こえた気がした。
もういいよ、と思うけれど声にはならず。
クリスマスの言うとおりにもうすでに手の施しようなどどこにもなく。
ナユタが来た頃にはHP0になって消滅が起こり始めていた]
[何を言うべきかの言葉もないまま、
地面にしみこんだ血しぶきの名残が一瞬より濃くなるのを見つめた。
一度口を開いた。
けれどそれが誰のための言葉なのかも判然とせず
あえかに揺蕩う陽炎のように、
形もはっきりせずに消えていくばかりだったから]
…… なんで、 何が
こうしたの かしら
[手近に掴みとれる塊を、そうして口にするしか能わない]
アタシ、 あたし?
ミルフィちゃんにごめんねって、言おうと思ったん、だけど
だから、来たんだけど
[一度音にしてしまえば幾分か、
言葉の形を取って思考が転がり落ちてくる。
けれど誰かに伝えんとする言葉ではないことが確かだ。]
よく……分からなく、なっちゃったわ
今何を言えばいいのか、よく分からないの
[地を這うように居住まいを整え、
赤色の斑模様をした地面に座りなおす。
そこでようやく、顔を上げた。
その場に集う面々を、そうしてようやく、視界に入れて]
また、白が減っちゃったのね
[それだけを言葉にした]
[視線の先では胸部に呑みこまれる銀色が、
電燈の明かりの下、鈍く煌めいた。
沙耶と、ミルフィにどんなことが起こったのか知らない。
「私だけを」との言葉にも何を言えることはなく。
その場で、血に濡れた公園で、
動かない脚を引きずりゆっくり近寄って]
慰める言葉も、なんにもない、のは
――……ウウン、あたしが、言えることは、
やっぱりなにもない けど
沙耶ちゃんも、怪我を治してね
[「みんなの味方」のクリスマスは、
今現在動ける沙耶への回復はしてくれるのだろうか。]
― 児童公園 ―
[沙耶の声が聞こえた気がした。
そして――意識は途絶えてミルフィの姿もまた、公園からきえていった]
――え?
[けれど、90(0..100)x1秒後、ふわり、とデフォルトの白いワンピース姿でその場に立っている。
ショッピングモールはミルフィがその場から消えたと同時に消滅したけれど。
なぜかまだ意識がある。
それどころか怪我したはずのお腹も無傷になっている。
どこか傷む気はするものの、動けないほどでもなくて――現状が理解できずに呆然としていた]
動く前に駆け寄ってくれたクリスマスにやっぱりどこか子犬の雰囲気を感じて
クリスマスちゃんが、謝ることは、ないの
ない、よ 大丈夫 ありがとう
……連れてきてくれて ありがと ね
アタシが居なければ、間に合ったの、かもしれない ね
[本当は、ナユタにも言わなければと思ったことはあった。
結局最後まで自分の色を伝えそびれていた気がする。
早々と負けちゃってごめんね、とか。
白の力に慣れなかった とか。
本当はキスしてないよ だとか。
そういう、事が、いくつかあって、
幾つもあって、溜まった言葉がぐずぐずと腐るように体を重くする。
ただ呟いただけでは届かない距離が、確かにあって
届けたい言葉よりも明確に、自身の敗北を浮きだたせた。]
[きょろきょろと辺りを見渡すクリスマスの様子を、
しっかり顔を上げて眺める。
最初は、何のためなのかわかっていなかった。
腹部から血を流し、そして胸に銀を埋めた体から連想されるのは死で
「観戦モード」移行をすんなりと――自身の時と同じように――
理解、できていなかった。
それでも、同じように。
幾分かぼんやりとした仕草で周りをゆっくり見渡した。
ふわりと雪のように生じるその姿を見つけられるか、は――71(0..100)x1偶数時]
え……えと、なに?
[ナユタがいる。
沙耶もいる。
沙耶を援護はしたけれど、それでやられたのはこっちのせいで。
沙耶のせいじゃないとは思う。
そうは思うけれども言葉にならないまま、どうして此所にまだいるのかもよく分かっておらず。
クリスマスの声と、それから――]
え……?
[白いコートの姿が見えた気がして、首をかしげてまじまじと見やる。
やっぱりそれはジャニスのように見えて]
えー
ゆうれい、ってやつ?
[観戦モード、を知らなかった]
[何を見ることも出来ず、
クリスマスはどうしてしまったのだろうかと一瞬心配になった、時に。
声が 聞こえた。
視線の向かなかった方から。]
――
みる、ふぃ ちゃん
[一番最初の地下駐車場で出会った時のように、
もしくはホテルの乱戦の現場に降ってわいた時みたいに、
白いワンピースを揺らす彼女を見]
幽霊……、だったら
元の姿に戻って、たいわ
[最初の一言目で視界がにじんだ。
それでも、夜の公園の中で白はよくよく目立って
どこかのんきな彼女の言葉が、悲しくなって
泣き笑いみたいにぼろりと毀れた。
走り寄って抱きしめんと立ち上がりかけ―― 本日二度目の転倒]
ジャニス?
[元の姿に、と言われて。
まだ“ミルフィ”のままであることを知る。
性別は同じだけれど、色も長さも違う髪やら体形やらはたしかに自分のものとは違っていて。
じゃあまだ死んだわけじゃないのかな、と首をかしげる]
って、わ……ちょっと、大丈夫?
[泣き出したジャニスが転ぶのをみてあわてて傍へと駆け寄り。
しゃがみこんで手を差し伸べた]
[べしゃりと顔面打ち付けた。
夜の公園が、それで砂煙を立てることもなく
ただ白いコートが舞い上がる。
全く慣れない。自由の利かない。
その感覚が 何かを思い起こしそうだった けれど
持ち上げた視界に白いワンピースが映えて引き戻る。
身をおこし、伸ばされた手に、男の手を重ねた。
いまだこの手であるうちは、まだ“ジャニス”だと認識できる手が触れる。
クリスマスには触れられなかった手が、掴み]
そんなの、アタシが……
わたしが アナタに聞きたい わ
[あともう一言でも喋れば決壊しそうで、
けれど伝えたいことは、謝りたいことは、多くある。
掴んだ手を、月光の城址公園でしたように引き寄せんと力を込めて
抱きしめようと広げた腕の中にミルフィがあるかは――]
わっ、ぷ……っ
[重なる手はゲームの中で何度か触れた手そのままで。
立ち上がるのに貸した手を引かれて白いコートの腕の中。
胸元に顔をぶつけて間の抜けた声が零れ落ちた]
えーっと……
なんか、痛みはある、けど。
でも傷は、ない、かな。
[あやふやな言葉を返す。
その感じた痛みがどれだけ肉体に返っているかはわからないけれど。
抱きしめる腕の力がきつければ城跡公園でしたのと同じように腕をタップするだろう**]
[ジャニスよりも幾分も小さい体を抱きしめる。
こうするとやっぱり、
変態のセクハラみたいにしか思えないけれど。
フフ なんて涙と一緒に落ちた笑い声は、
どうしても変態の舌舐めずりみたいに思えるけど。
それでもすぐには腕を広げ直す気にはならない。
(ネット)アイドルにあるまじき間抜けな声も
一緒にぎゅっと抱きしめて]
ミルフィちゃん今は 傷が ないの
芙蓉ちゃんが言ってた、
「今は痛くない」って、だから、
ミルフィちゃんの痛みも消えればいい わ
[ぎゅむぎゅむとする姿はいつかのミューズホールと同じもの。
タップされても、その時とは違い
微かに腕の力を弱めるくらいの、もので]
――…… あたし、アナタに伝えたいこと
いっぱいあったの
謝りたいことも、たくさん
でもね、一番
一番言いたかったの、は
「ごめんね
頑張って生きて てね」って、それだけ
それだけ なの
[伝えずに終わった言葉と一緒に、ぼとぼとと
感情の発露がコートの生地に落ちて吸い込まれた。]
それだけも、言えない なんて
やっぱり、駄目な
――オカマだった わ
[顔は見えない。
声だけ。揺れて、濁る声が感情を伝える。
けれどクリスマスには
くしゃりと顔を皺くちゃにした姿が見えるかもしれない。]
共闘組んだのに、先に負けてごめんなさい
アナタは 助けて、くれたのに
なにも できなくて
[続いた謝罪は、身を離しながら。]
[それから。
切れ長の瞳の上を緑に、目元を赤く彩ったジャニスが
ぱちりと手を打つのはミルフィの言葉がすべて終わってから。]
あたし だけが 泣いてちゃダメ ね
あの ね
クリスマスちゃん、なら、観戦モードの人の言葉、
まだ戦ってる人に 伝えることが、出来るの
だから――何か、言っておく、ことがあったら
[ミルフィに伝えたかったと口にした前提情報も、これで明け渡せるか。
夜の中でほのかな金色に光るクリスマスへ視線を向け
頼めるかと問うように 首をかしげた**]
[ミューズホールでは堪えたものが
ぽろぽろと零れ落ちてしまったことの言い訳か
含羞の色を頬に浮かべた。]
アタマが、本当のことだって判断したら
―――― そのまま、死んじゃう て、聞いたことあって
もし、 もしかしたら って……怖かったの
…… 痛みも あるくらいだった、し
[観戦モードとなった姿では涙に緑色が攫われることなく。
仮想の死を現実に置換する、そんな話が頭にあったことを、零し。
目元をぬぐうと同時に、加えての言い訳は止めた。
もし、ミルフィが観戦モードの事を知らないようであれば
そこで補足し。]
[そしてクリスマスを見やる。
彼女の置いた回復薬も、彼女が少しく置いた距離も、
――それから、彼女がゆるく否定を重ねた動作も、
よっぽど、人間らしく見えた。]
―― ねえ、クリスマスちゃん
本当に、本当に、 頼み通しになっちゃうけど
公園にいる人たちに……伝言、頼める か しら
あの――……
[いつの間にかまた人が増えて、
または誰か減っているかもしれない。]
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