8 DOREI品評会
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墓
少
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全
良家の娘 グロリア は 子守り パティ に投票した。
良家の息子 ルーカス は 子守り パティ に投票した。
道化師 ネイサン は 子守り パティ に投票した。
子守り パティ は 長老の孫 マーゴ に投票した。(ランダム投票)
ランタン職人 ヴェスパタイン は 子守り パティ に投票した。
長老の孫 マーゴ は 子守り パティ に投票した。
子守り パティ は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、良家の娘 グロリア、良家の息子 ルーカス、道化師 ネイサン、ランタン職人 ヴェスパタイン、長老の孫 マーゴの5名。
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じゃあ、ちょっと失礼するよ。
[客席で、ゆっくりと立ち上がる。 落札した者のみが、取る行動。
ぐったりとしているツィーの上半身は椅子の上に乗せた侭、 歩む先は、――舞台の袖の、小部屋。 会場を去る際、No,7にもチラと笑み含む視線を向けるのは忘れなかった**]
(0) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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さぁ、泣いても笑っても最後ですよ、ミナサマ!
祭りは花火のようにうら寂しいモノですね。 今回の品評会も終わりが近づいて参りました。
さぁ、残りはNo.7ただ一人、入札はあるのでしょうか?
(1) 2010/04/13(Tue) 00時半頃
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[墨色の髪の客が立ち上がるのが見えた。 彼女を落札したのだと判る。]
……?
[未だふるふるとからだの震えは止まらない。不思議な笑み混じった視線が 嘲笑のそれか、期待を持たせるそれなのかわからなかった]
(2) 2010/04/13(Tue) 01時頃
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[席を立つヴェスパタインの背を見送った。 視線は舞台に残るマーゴへと注がれる]
買ってもらいたいのは、どうして? 買ってもらった先でどのようになったのだとしても、ここで死んでしまうよりもましだからかしら?
[そんな声をかけた]
(3) 2010/04/13(Tue) 01時頃
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[注がれる声、もう、泣きつかれて、搾り出す声は枯れつつある声 体ががくがくと嗚咽でしゃくりあげながら]
…だって、まだ、生きたいんです。 ここで死ぬのは、いやです……。
…何で、何で、無理やり連れて来られて、死ななきゃいけないの……。
[震えは止まらない。どんなことでもしようと、いや、したのに。 それでも……恐怖で震えて審判を待つばかりの表情は小さな鳥か小動物 のように縮こまっている]
(4) 2010/04/13(Tue) 01時半頃
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[掠れる声は、それでもちゃんと耳に届く。 ずいぶんと変わってしまったと思う]
それは、そうね。 無理やり連れてこられて辱められて。
それで結果が嬲り殺しでは救われないわ。 貴女は、ただ普通に生きていた女の子、なのにね?
でも、じゃあ。 奴隷として生まれたのなら、それでよかったのかしら。 感じていることが違うだけで、客観的に見れば同じだわ。
[従順すぎるツィーのことを思い]
だからね。私は何が出来ますって言う、アピールは大事よ。 ここで言われてやらされるのではなくてね。 奴隷に生まれなくても、貴女はここで奴隷になってしまった。 なら、奴隷として生き残る道を考えるしかないもの。 自分のアピールポイントは、自分で示すものよ?
(5) 2010/04/13(Tue) 01時半頃
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もう、ここには貴女に構ってくれるほかの奴隷はいないもの。 客である私たちが何を望むのか、わかって?
でも、すぐには望まないわ。 疲れているなら少し休みなさい。疲れた身体では満足にショーはできないもの。
欲しいものがあれば用意するし、お相手をというなら誰か見繕うわ。 誰に買われたいのか、考えて動きなさいな。 貴女が生きたいのならね。
――でも貴女は。思っていることと身体の反応が違うようにも見えるけど。
(6) 2010/04/13(Tue) 01時半頃
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何を、させて欲しいかしら? お相手の指定があるなら承ってよ。
[立ち上がると、マーゴの方へと歩いていく]
(7) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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[ふるふると首が震える。]
…そう、客観的に見たら、そうなりますか。
[もう一度豊かな髪がふるっと揺れる、涙で濡れた目許を指で 擦って拭う。]
…何が、出来ますってアピール。ですか…。
[それはパトリシアに言われたこと。 うすうす自分でも感じ取りつつあるもの。]
わ、かりました……。
[声は、まだ震えているが、目にはほんの少しだけ光が宿る。 覚悟を決めたはずだった。そうあとは何をしたらいいか、だけ]
(8) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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望みですね…。
[正直なところ、はっきりとは判らない。 ただ、自分が心と身体で望むものは別なような気がしている それはくしくもグロリアが言った通り―――…]
確かに疲れてます…。何かあればお願いします。 休んで少し考えてみます。自分の、気持ちと体……。 掴め掛けたようでまだ、はっきりと判らないんです……。
(9) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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ここにいる者が何処から来たのかなんてね。本当は関係ないのよ。 もちろんそれを気にする人もいるとは思うわ。 それが有利に運ぶ場合だってある。 客がその奴隷を選ぶ理由なんて、結局一つよ。 欲しいか欲しくないか。
私が貴女を買うなら、当初の予定と同じ理由では買えないの。だから、見せて欲しいわ。あなたの好い所をね。
掴め掛けたのなら、又同じことでもしてみる? 火炙りだったかしら。 それとも、道具かしら。
[先ほどまで行われていたことを思い出す。 マーゴの目の前まで行くと、扇子で顔を隠したまま、見下ろした]
(10) 2010/04/13(Tue) 02時頃
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[一つ一つ言われた言葉を繰り返す。]
関係ない。私の良いところ……。
[少しだけ首を振って答える]
いいえ、同じことでは芸がないですね……。 道具にしても……。
[糸口は見えてきてはいる。唯はっきりと掴むにはまだ何かが足りない。 扇子越しに見下ろす顔をじっと見上げて、こくりと頷いた]
(11) 2010/04/13(Tue) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、良家の娘 グロリアに、申し訳ありません、まずは休ませてください、と言って控え室に*戻る*
2010/04/13(Tue) 02時半頃
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そう、自分で考えるのは、いいことよ?
[少女の様子に笑みは深くなる。 休ませてくださいという彼女を追うことも止める事もない。
控え室へ向かう彼女を見やってから、又客席の方へ歩き出す。 椅子の傍立つ人影に向ける視線は少し困ったように*見えた*]
(12) 2010/04/13(Tue) 07時頃
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[男は、No,5と数字をつけられた女を自分の客室へと連れて行く。 だが、くたりとツィーが良く躾られた大型犬のよう椅子にしなだれかかる客席に戻るのは、すぐの事。 どうやらNo,7の少女が休憩に舞台から降ろされたようだ、と気づくと、男は柳眉を央へと寄せた。]
ええ、今この瞬間の顔を見たかったのに。 中座したのは、もったいなかったかな。
…――控え室まで行っても?
[腰の辺りで腕を組み、首を傾けて使用人に尋ねる。]
(13) 2010/04/13(Tue) 10時半頃
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― 控え室 ―
[男は使用人の返事を聞く前に、既に歩き出して居て。 ノックもせずに、控え室の扉を開いた。 自身の背後に従えたツィーには、素肌の上に黒キツネの毛皮を纏わせて居る。 部屋の中、スープやジュースに少女が手をつけていたかは判らない。ただ治療はされているのだろう、と思うのは、ツンと、ツィーの焦げた匂いと薔薇の匂いの隙間、鼻をつく消毒液の香りのせいで。
少女は男が現れた事に、驚きを隠せただろうか。 男は笑みを貼り付けた侭、扉に傾いだ体を預けるように凭れて]
どうして落札されなかったか、判るかい?
[愉しげに問いを投げた。]
(14) 2010/04/13(Tue) 11時半頃
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君はひとつも言った事が出来なかったじゃない。 勝手にイッちゃ駄目、も、火を消しちゃ駄目、も、落とさないように、も、ぜぇんぶ、護れなかったよね? それじゃあ君に、ptはかけられないよ。
[くすくす笑い。 言いながら歩み寄る裸足の足取りはゆっくりで。 少女の泣き腫らした赤い目と顔を、じっとりと眺め]
後の2人は、昨日かけなかったところを見て君を買う気は無いんじゃない? まだptがあるのに、かけなかったものね。 ――――言ってる意味、判るよね…――?
[そっと伸ばす白いほっそりとした手。 薔薇色に色づき熱を持つ少女の頬を、そっと優しく撫でた。]
(15) 2010/04/13(Tue) 11時半頃
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[ヴェスパタインが控え室に向かうのはわかっていた。控え室で何を彼女に吹き込むのかわからなかったけれど、彼がここのルールに則っているのはわかっていたから、特に問題とも思わなかった。
椅子にはかけない。 傍に立つ奴隷の男へと寄り添うように。 その表情は客席にいるものにも良くは見えない。
最後のショーが始まるのだと思えば、それは少し楽しみでもあり。いくらかの時間の後、また椅子へと座って準備を始める舞台を*眺めた*]
(16) 2010/04/13(Tue) 13時頃
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[男は、自分が袖の部屋に消えた後 グロリアと少女が何を話したのかは知らない。 少女がそこで想った事を、考えた事を、知らない。
優しげに海草のような少女の髪を撫でようと手は伸びるけれど、 少女はそれに対して警戒するか緊張を解くか どちらにしても男の行動を妨げる要因にはなるまい。]
…ふふ。
[わらう男の周りでは、香の匂いと性の匂い、 薔薇と鉄、そして何か焼いた料理のような匂いが、した。]
(17) 2010/04/13(Tue) 14時頃
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― 控え室 ―
…――舞台の上で、見られてる方が君はイイのかな。 ひとつも、指示を守れないくらいだものね。
[優しく甘い、掠れた声。 其れはNo,7の少女の頭の上からじわりと染み込ませるように その髪に口を埋めて囁いた。 手は彼女の首の後ろ、そっと、項を這う。 休ませて欲しい、といった少女の言葉を知らない男は、 きっとそれを聞いていた所で、休ませる気など、皆無。]
――――イタイのは、好き?
[寄せた口唇、耳元に落とす囁き。 手はそのまま彼女の背を降りて腰のラインを確かめるように。]
(18) 2010/04/13(Tue) 14時頃
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― 控え室 ―
[男は少女の額に、頬に、口接けた。 無理やり連れて来られ、拘束され。 引き倒され、散らされて後ろまで拡張され、 更に炙られ何度もイカされて、疲労困憊であろう少女に、 優しく優しく、口唇で食むようなキス。 瞼をそっと舐め、髪を撫でる手は優しく柔らかく――慈しむかのよう。]
…このまま売れなければ、きっとこの眼も抉られちゃうね。 この髪はきっと全部引っこ抜かれちゃうよ。 嗚呼、可哀相にね。
[手や口唇とは裏腹に、言葉は細い針のように彼女に鋭く挿す。 ゆっくりと、甘い声で、小さく。]
(19) 2010/04/13(Tue) 14時半頃
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[耳朶を食み、息を吹き込む。 瞳端の涙をそっと舌で掬い取る。 少女の膝が崩れそうになっても腰を抱きとめる手も、 何処までも何処までも、優しく。]
好きな人も居たりした? 優しいパパやママも居たりした? でももう、会えないね。
――ううん。 生きてたら、会えるかもしれないね…?
[男は少女の精神を蝕む。 体に限界が来ているなら、心を蹂躙しようと。 優しい声で悪魔のように、現実と望む未来、望まぬ未来、 地獄のような天国と天国のような地獄を想像させて行く。]
(20) 2010/04/13(Tue) 14時半頃
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疲れたの? でもあとひとふんばりしないとね? ラストスパート。終われば、楽になれるよ。
[品評会、最後のひとり。少女の枷は、未だ外れる事は無い。 男はことさら「楽」という言葉を強調して、少女に囁いた。
男は少女を抱くのと逆の手を伸ばしてツィーを抱き寄せる。 抵抗しない彼女に、開いた口唇を合わせる。 くちゅり、音が漏れ透明な糸が彼女の顎を伝いぽたりと鎖骨へと落ちる程の濃厚な接吻を、少女に見せ付けるようにして。]
さ、舞台へ戻ろうね?
[同じ腕の中、枷の外された奴隷と枷の外れないままの奴隷。 少女の腰を抱いたまま、男は舞台へと彼女を引き戻した。]
(21) 2010/04/13(Tue) 15時頃
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― 舞台 ―
[舞台の上、色々なものがどけられた其処は簡素で。 中央にひとつ、紅いビロードの布が被せられたキングサイズの寝台が置かれているだけだった。枕元に、幾つかの玩具は置かれているが。 色々な匂いを逃がす為に回る換気扇の音がやけに大きく聞こえ、この非現実的な状況と不釣合いな程だった。]
ツィー、そこに乗って。
[男は自身の奴隷を使い「検分」を行う心算らしく、白磁の肌に毛皮を纏う女を台に上げた。 胸元には無残な蚯蚓腫れが赤く、左中指と薬指も歪んでいる。 毛皮の下のその右肩には抉れた上から焼き鏝を当てたばかりの傷が、未だ焦げた匂いを漂わせる。]
(22) 2010/04/13(Tue) 15時頃
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[それでも従順に寝台に上がる女は、男の指示通り枕を背に足をM字に広げるだろう。開かれた中心には、赤い血と蜜と白が混じり、幾つも傷が刻まれている。 男は連れてきた少女の背からそっと両肩に手を乗せ、後ろから耳元に囁きを落とす。]
君がイケるのは判ったから、彼女をイカせてご覧。 あれだけイケるのだからどうしたら良いかは判るよね。
[これまで陵辱されつくした少女に、逆をしてみろと。 男は寝台の隅に座り其陶器の器と酒の瓶を所望すると、笑みを浮かべ自分で注ぐ。 酒精漂う息を吐き飲み干すと、酒瓶は寝台の上。 組んだ膝の上に頬杖を付き、二人の痴態を眺める態。]
(23) 2010/04/13(Tue) 15時頃
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[ツィーの恥じらいにそっと横に向けられた貌。 彼女の視線はチラリとNo.7の少女へと向く。 寝台に上がるとゆらりとその体が揺れたのは どうやらウォーターベッドのせいだろう。 少女の背後、眺める男の手元にうねる白が 使用人によって持って来られた事は、 客席からは判るだろうけれどふたりには気づかれまい。
それは少し前>>1:290、No,2の少女に酷く嫌がられたもの。 だが男は未だ手元でそれをくるくると弄ぶだけで、 何かしようとする素振りは、未だ、見せない。
びっしりと覆う鱗は、白。 手の中でチロリと見せた舌は、女の血と同じ位、真っ赤だった。]
(24) 2010/04/13(Tue) 16時頃
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―控え室― [ノックもされずに開かれた扉。ジュースを飲んでいた少女は思わず 立ち上がった。目を見開き扉に凭れ掛かる男の言葉。 一瞬ひくっとからだが震える。問いには判るとも判らないとも言うように ただ首を振ると豊かな髪が揺れる]
そう…ですね…。
[くすくす笑う声にもまけじと答える声。泣き腫らした赤い目と顔ながら その目には微かな灯火が宿りかけ始めている。 続く言葉には、何も答えず、なんとなく判っていたとばかりに頷いた。 男の白い手が伸び、自分の頬を優しく撫でてくる。 なぜか、不思議とよける気にはなれなかった。髪を撫でられても そのまま、ただ触れられる度にひくりと身体は緊張して震えたけど。 その緊張が不思議と心地よく感じられてしまうのは―――…?]
[傍に近づいたことでいっそう立ち込める香と性、薔薇と鉄錆。 そして焼けた匂いが強く少女の鼻をくすぐる]
(25) 2010/04/13(Tue) 21時頃
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―控え室― [髪に口が埋められて染み込むように優しく、甘い、かすれた声が届く]
…んっ。…そうかもしれません…。
[男に返す肯定の言葉は彼女が自らの性癖を理解しだしたせいかも知れず。 染みる声に、項を這う手に微かに恍惚を覚えてしまう。 耳元に落とされる囁きには]
イタイのは……す……きかも、しれません……。
[彼女の正直な気持ちははこんな所。半端に彷徨っているのが気持ちと 身体が裏腹になる所以だろうか。白い手が背中を滑る。ふるりと身体が 揺れるのは怯えではなく愉悦すら感じてしまっているからか。 少女自身にもわからない裡の求めで。]
(26) 2010/04/13(Tue) 21時頃
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―控え室― [額に、頬に落とされる口接け。疲労困憊の身体を優しく食まれ。 瞼を舐められ、髪を撫でられる手の優しさに酔いかけるのに 行動とは裏腹に鋭く刺す言葉。 ふるっと流石にひくりと緊張と怯えが身体を走り、涙が目元に浮かぶ。 それでも耳朶を食まれて、息を吹き込まれて、目元の涙を拭い取られて]
…好きな人…? パパっ、ママ……。会えない、会える……?
[膝が流石に崩れかけて、腰を優しく抱きとめられる。 優しい声が、揺れ動く心を蝕む]
(27) 2010/04/13(Tue) 21時頃
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―控え室―
…少し疲れたけど、ジュース飲んだからもう。平気……。
[強調された楽。という言葉に別の意味を想像して身体に少し震えが走った。 見せ付けられる交接。ふるっと震えた自分の体。ほんの少し頭が 麻痺しそうになるのは何故だろう。 舞台に引き戻される前、少女は一つ男に尋ねる]
恐怖に怯えるのを楽しむのと、痛みにすら溺れるのと、どちらが、好みですか?
[男が教えてくれるとは思わなかったけど]
(28) 2010/04/13(Tue) 21時頃
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― 舞台 ―
[男は舞台の寝台の上、少女の白い尻を撫でる。 可愛らしい双子の丘が適度な弾力で指を跳ね返してくるのに 眼を眇めて、喉を鳴らした。]
恐怖に怯えるを楽しむのと、 痛みにすら溺れるのと、どちらが、って言っていたね。 ボクはどちらも好きだよ。 ただ――その反応が、心からのものであれば、かな。
[くすくすと、笑む声はくぐもって。 悪戯な指は少女の腿を擽る。]
(29) 2010/04/13(Tue) 21時半頃
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―舞台―
[赤い天鵞絨の布が被されたキングスサイズの寝台。枕元に 玩具が置かれているのも目に入る。 ツィーが命じられた通り寝台に乗り。彼女の凄惨なあちこちの傷跡が 少女の目に入る。そんな姿でも男の指示通りに足を広げている姿 ひくっと何故か、自分が震えた。 肩に手を置かれ、耳元に投げかけられる自分への指示]
…はい。
[そのまま。こくりと頷く、先ほどまでの失態は許されない。 寝台に上がり、ツィーの身体に触れようと、まずは傷口は避けて 乳房の先端に優しく触れて。次第にこりこりと種を転がすようなしぐさ もう片手はそろそろと傷口をよけて、腹を脇を指の腹が滑り。 そろそろと、赤と白と蜜と入り混じった其処を一旦かすめて蜜を掬い取ると その指先をちろと舐めて]
…血の匂いと、薔薇の匂いと、ちょっとしょっぱいね。
(30) 2010/04/13(Tue) 21時半頃
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―舞台― [拙い手先でツィーへの愛撫を施していると自分の尻を撫でられる感触が 襲う。喉を鳴らす声に、ふるっと身体は震えながらもそれでもやめまいと。
…(心から…?どちらも…?
[自分でも感じつつあること、恐怖におびえながらも痛みにすら何か 感じてしまいそうな自分がいること。このまま、それに溺れてしまえれば いいのだろうか。 悩む少女の腿を擽る指先は悪戯な動きで教えてくれるはずもなく]
(31) 2010/04/13(Tue) 22時頃
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そう、上手だね。 嗚呼ツィーはイっていいんだよ。
[男の手は、ツィーに向かう少女の尻をほっそりとした指で撫で背を昇り、肩に手を掛け、彼女の一挙一動を見詰めつつ、その感想にやわりと笑んだ。]
美味しい?
[手の中の蛇を、彼女の背にひたりと触れさせる。 腹の肉がぞわりと動き、少女の背の窪みで蠢く。 男は彼女の表情を見逃すまいと、顔を覗きこむ。]
…此れ、何かわかるかい?
(32) 2010/04/13(Tue) 22時頃
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―舞台― [今度はツィーの身体に頭を近づけて、起ち上がった乳首を最初は 舌先でちろちろと、そのうち唇で乳首を含み舌先で転がす。 左手はもう片方の乳房を撫で回したり、右手は、赤と白と蜜を掬い取った 指先で、陰核を、直接は触らず、覆いかぶさった皮膚の上から じわじわと揺れ動かし、攻め立てる。ツィーの艶やかな喘ぎ声に 気を取られ後ろから迫りくるものには気づかなかった。 尻を、背を、指が上り。肩に手を掛けられる。]
…美味しい…です。
[突然、ざわっとした妙な感触、ひたっと冷たい感触が、背筋の辺りで 蠢いた。身体がひくりと震えて。顔を振り返ることも出来ずに ヒヤッと汗が額に浮かぶ。上気した顔に少しだけ青みが走る。 顔を覗き込まれて、ぷるぷると判らないとばかりに首を振った]
(33) 2010/04/13(Tue) 22時頃
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ふふ、当ててごらん。 ――とはいっても、すぐバレちゃうかな。
[そっと背に這わせた蛇は、ざらりとした感触を彼女に伝える。 ゆらりと動き、肩へと進む。 その隙にもう一匹、尻へと這わせつつ、 顔を覗きこむ侭に、傾けた。 さらりと墨色が揺れ、赤い寝台の上に零れ落ちる。
白い蛇の尾が、彼女の脇からちらりと見えた。]
(34) 2010/04/13(Tue) 22時頃
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さて、そろそろ、と思われますが 入札がありませんねぇ。
いかがでしょう、お客様方。
(35) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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全ての奴隷は、お客様の言葉一つ。 生殺与奪の権利はお客様にあります。
はてさて、どうなりますやら。
[道化は丸きり自分とは関係ないというように、飄々と舞台を眺めている。 いやその目も、開いているのかは化粧ではっきりしない。]
(36) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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[ざわりとした感触で動きが疎かになりそうだったので ふっと息を乳首に吹きかけて、いっそ見るまいと一心にツィーの乳首を 交互にしゃぶり、指先は先は陰核を擦るだけでなく、 そろそろと別の指でツィーの裡に入れようとする。 痛みの悲鳴が上がれば其処は避けようと苦心しながら。
背中だけでなく尻のほうへも這うざわりとした感触。 みるまいとしているのに目の隅、脇のほうに白い蛇の尾が見えて ふるっと身体が震え、ひくっと小さく悲鳴があがって唇を離してしまう。]
ツィー痛くない?何処が気持ちいい?
[その声は小さく震えて、それでも、イかせるまではやめまいと何とか指先は 動かし続けていた]
(37) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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長老の孫 マーゴは、道化師 ネイサンの声が響き、少しだけ顔にひやりとした汗をかく
2010/04/13(Tue) 22時半頃
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[くすくすと笑いながら、蛇の身体を摘まんで彼女の肩へと乗せると、それはずるりと動き乳房の上を這って行く。 彼女の悲鳴、それでも唇を離すまいとする様子に]
…――ふふ、そう、そういう顔。 その、心からの恐怖――焦り。 そういう顔が、ボクは好きだよ。
[言って髪を撫でる。 道化の声が、舞台へと響いた。]
(38) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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― 客席 ―
[今、商品として残った少女と、ヴェスパタインが買いあげた女奴隷とが、今回の舞台のラストショーを演じている。]
―――…おや、もう、そんな時間ですか。 愉しい時というのは、過ぎるのが早いものですね。
[道化の言葉に、ルーカスは薄く微笑むのみ。 灰青は、舞台上のヴェスパタインの様子を、興味深そうに映した。]
(39) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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[額を頬をひやりとした汗が伝う。それは道化の声で焦りを覚えただけでなく 乳房を這う感触。見たくない見たくないと一心不乱にしゃぶる唇。 そっと傷口を避けて腹を下が滑り、今度は舌先で陰核を攻めようとする。 それと同時に、裡へと指を埋めて。くるくるとかき回すように]
[恐怖のあまりに首が震えて髪が揺れると唇が、舌先が微妙な振動を ツィーに伝え。彼女の唇からあまやかな吐息が漏れる]
(40) 2010/04/13(Tue) 22時半頃
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長老の孫 マーゴは、ランタン職人 ヴェスパタインに汗を舐め取られ、一瞬だけひくりと震えて息を漏らす
2010/04/13(Tue) 22時半頃
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[ツィーが、甘やかな声をあげる。 身を震わせた彼女は、
「…もっと激しくて構わないのよ?」
と、彼女に囁いたようだった。]
うん、上手だね。 やっぱり君には――こういう才能、ありそう。
[くすくすと笑うと、蛇をまた彼女背へ増やし。 汗を舐ぶると、舌舐めずりを、ひとつ。]
(41) 2010/04/13(Tue) 23時頃
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[尻を這うざわりとした蛇の鱗の感触。 それだけでなくちろと小さく舌が触れる。その度にひくつく身体 その揺れは埋め込まれた指からツィーの裡に、少女の舌から陰核にも 刺激を分ける。 激しくして構わないとの声に、裡に入れる指を増やし、かき回したり 時には男性が与える律動のように出し入れしたり。 その間も今度は激しく陰核を舐めしゃぶる動き。 額に汗飛ぶのを舐ぶられて、また一瞬だけ体を震わせる度にツィーにも 動きが伝わり、上がる息が激しくなってくるのがこちらにもわかる。
背中を這う動きが増えるのに、また、ひくりと身体は一瞬揺れて 汗と、冷や汗と、 顔は上気してるのに、どこか焦りと、怯えが見え隠れしていた]
(42) 2010/04/13(Tue) 23時頃
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No.7に1ポイント入りましたぁ!
ちなみに奴隷のミナサンにはお教えしていませんでしたが、 1ポイントは約$1000ですネ。
(43) 2010/04/13(Tue) 23時頃
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そう、上手だね。 ――ねェ、ボクに買われたい?
[甘い声で言いながら、満足げに笑み。 男は手を伸ばしてツィーの毛皮を肩から落とす。 其処に見えるのは、無残な傷とその上からの焼鏝の痕。]
(44) 2010/04/13(Tue) 23時頃
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[体を縦横無尽に蠢く蛇の動き、いつしか、それが恐怖が恍惚に 変わりかけて、顔は怯えと苦悶と恍惚とめまぐるしく変わる。]
[激しくツィーの奥を突付き、陰核を舌先で震わせたとき。 ツィーが脚をピンと突っ張らせて痙攣したように震えて脱力し 蜜と潮がちょろちょろと溢れ出た]
…イったの?
[それと同時に、道化の声が響く。体から力が抜けて 後ろから甘く囁かれる声]
(45) 2010/04/13(Tue) 23時半頃
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[目に入る毛皮の下の無残な傷と焼け鏝の痕]
[顔が恐怖に歪む。体がひくつく、がくがくと震える身体]
(46) 2010/04/13(Tue) 23時半頃
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[くすくすと笑いながら、少女の細い肩を後ろから両手で掴む。 耳元で笑みの声と共に、優しく食む耳朶。]
(47) 2010/04/13(Tue) 23時半頃
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定刻ですネ!
まさかの最低額、1ポイントの落札になります。 それでも売れ残りにはならなかった分、 この1ポイントは大きいですネ。
[少しつまらなさそうに、道化は木槌を叩いた。]
(48) 2010/04/13(Tue) 23時半頃
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では、これにて今回の市場は閉幕となります。 お嬢さんは後ほど身体を清めてから、あちらの小部屋へどうぞ。
[今迄全ての奴隷を引き渡してきた、舞台袖の扉を指して、道化はそちらへ消えていく。]
(49) 2010/04/13(Tue) 23時半頃
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…――君にも、押してあげるね?
[少女の震える身体を後ろからそっと。 支えるかのようにも見えるかもしれない。
その言葉は、落札したのが男であるという証。]
(50) 2010/04/14(Wed) 00時頃
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[くすくすと笑い声が遠い。細い肩を触れる感触 耳朶が優しく食まれるのが逆に怖い―――… いっそ痛くしてくれたなら―――…]
……んんっ
[首をぷるぷると震わせて豊かな海草の様な髪が男の顔を擽るはず。 震えながらも、どこか、痛くして欲しいという気持ちが片隅で 生まれかけていたのは確かで脱力して支えられるまま体を預けた。]
(51) 2010/04/14(Wed) 00時半頃
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[舞台に戻ってきたヴェスパタインと、二人の奴隷。 寝台の上、ツィーが足を広げて座る。 その傷跡が見えて、息を吐いた。
上質な奴隷だと思っていたから、傷の増えていく彼女に、それでも従順なままの彼女に、向けるのは憐れみ。 自身の奴隷ではないから、何も言うつもりもなかったし、何も言えないのだけれど、やはり少し勿体無いと思った]
(52) 2010/04/14(Wed) 01時頃
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[そして、ベッドに座る男の支持で始まる宴。 それを見る目は形だけは微笑んでいた。 やがて告げられる入札の期限。
入札のポイントに一度眉を寄せて]
1ポイント、ね…。
[零す言葉。 それからしばらく、奴隷として使う方法を考えて、けれどネイサンの声は無情にもオークションの終了を告げた。
小さく溜息をつく。傍らの男を見上げる瞳には、どこか疲れが見える。体力的なものか、精神的なものかその判断は本人にもわからない]
部屋に戻るわ。
[弟へもそう告げて、席を立つと客席から去っていく]
(53) 2010/04/14(Wed) 01時頃
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