78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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人
狼
墓
少
霊
全
レティーシャに1人が投票した。
ケヴィンに1人が投票した。
ヤニクに2人が投票した。
クラリッサに5人が投票した。
ドロシーに3人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。
クラリッサが遺した扇り文句は、村中を異様な雰囲気に包んだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヤニクが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、レティーシャ、ヒュー、ヴェラ、オスカー、ケヴィン、カトリーナ、ペラジー、コリーン、ドロシー、フィリップの10名。
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だから――罪に塗れた世界など総て零に還すしかないのだ!!!
[ カ ッ !!!! ]
[――――力の衝突。 それは長いとも短いともつかない。 太陽を零に還す者と、太陽を護らんとする者の闘いの果てに。
死女神は、その力を使い果たしたのか、それより150年の沈黙を。 鳳凰は、太陽《サイモン》を護るべくして、その身体を150年、散らした。
……それが顛末だった**]
(0) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 00時半頃
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!! な…バッカじゃないの…。 こんなときに、そんなこと…
[強いヤツを殺らかしたい。強いヤツが羨ましい。 それ>>6:182>>6:183に強い想い《ヨクボウ》を感じて、ぞっとしていた。]
や…ヤニク! そんなヤツはいいから、早くコッチ!
[手を伸ばし、引き上げようと光で作ったロープを投げる。]
(1) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 00時半頃
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>>186 誰が馬鹿よ!
[男に引かれるがままに走る]
っていうか、なんで、私がアンタについてかなきゃいけないわけ!? 言っとくけど誘拐したって身代金なんて出ないわよ!
[そもそも、誘拐ならボコしてやるけど、と内心思いながらもとりあえずは振り払おうとはしない。 と、その途中で女性に声をかけられた。 …ホロゥ・スコウプス。 そしれ、先ほどの光…。 成る程、どうやら今は丁度、氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》の…。 辺りの気配やら、先ほどのヴェラの様子でもしかしたら、とは思っていたが、これで合点がいった。 どうやら自分は今、過去にいるようだ。 しかしながら、そういった術があることは昔祖母が話していたのを聞いていたし、あの悪魔《フィル》がそういうことが出来るらしいことをセイカが言っていたので、あまり驚きはしなかった]
(2) 2012/02/11(Sat) 00時半頃
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男の世界ナメてんのかこのクソアマァァァァァ!!!!!
[上から下りてくる光のロープ。 飛雲は激昂したように少し跳躍し、それを掴む。]
男ってのはなァ、生まれついたときから最強を目指すようできてるんでィ。 遺伝子レベルでそうなんだ。それが男の世界かつ男の道なんだ。 男の勝負に水差すなんざ、あってはならねェことなんだぜ。 わかるか?ネエちゃんよォ!!!
[ぞわわわわわ―光のロープを食うように 獣のオーラ《SHIT》が上へ上へと上っていく。 それはもはや怨念の領域に片足を突っ込んでいた。]
(3) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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……で、こんな時代に連れてきて、私に何しろって?
[ここは過去…言ってしまえば既に結果の出ている場所だ。 こんな場所で自分になにをさせたいのかと、『声』に問いかけた。 と、丁度男がこちらに問いかけたのはほぼ同時だっただろうか>>6:190]
……よくは知らないけど、なんかむかーしそういう人がいたらしいってことくらいは……っと、なんでもない。
[一応セオリーとして、こういうときは自分が未来の人間だと知られてはいけないというのが鉄則だ。 となれば、昔の事件にかかわった昔の人らしい、などと発言するのはまずかろうと、眼をそらして誤魔化した]
(4) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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男はいつ最強目指して殺らかすんだ?―……今だろォが。
(5) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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な、ナメてなんか……っ!!! そんな、ガキみたいな我侭言っていい時じゃないって言ってんのよ!
――、ぐっ
[ヤニクに向けておろしたロープを掴まれる。 それは、癒しの力を具現化させたもので、出所は自分の身体。 這い上がってくる獣くさい怨念《SHIT》に息を詰まらせ、必死でこらえる。]
…ちょ、やめて、よ。
[力が食われるような感覚は、内臓が毒されるようだった。 イヤイヤをしながら、空中要塞《EDEN》の縁に手をついた。 むき出しの地面の欠片がばらばらと下へ落ちた。]
(6) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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だから、って、今じゃなくて、も、いいじゃない、の――!
(7) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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『世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》さまが、預言を得られたのです。』
[よく事情のわからない俺と>>4ペラジーを連れて移動しながら、早口に女性は語る。
曰く、『死女神の産んだ子は、災厄の種である。』 それを星から知った観測者は、太陽の母たる鳳凰と共に、女神の子を引き離すことに成功したらしい。 残念ながら災厄を防ぐことはできなかったが、予測できていたためにこうして、人々を救って回れているのだと、自信満々に語られた。
俺を引き離したからヴェラがあんなに怒り狂ってんだとか、思わないのか。 思わず無言になった俺を前に、女は『あちらへ曲がれば、すぐですよ』と告げて次の救済相手を探しに行ってしまった。]
…… なんてこった。
[思わず額を押さえた。]
(8) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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男ってのはなァ、今しか生きれねェ不器用な生き物なんでィ!!
[遅れて欠片がパラパラと落ちてくる。 頭に少し降ってきても、笑みは崩れず。]
これが俺の仁侠《オトコミチ》……アマは脇にでも控えとけェェ!! だありゃァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
[光を食う獣の気配《SHIT》、退くはない任侠《オトコミチ》 ぎぎぎ、と歯を食いしばって引き落とそうと。]
(9) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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――王都――
[犬は伸びた手(>>179)を避けるようにさっと男の後ろに引いた。 嫌われてる、という金髪に男は困り顔を浮かべるしかできない。 どちらかと言えば、こんなに懐かれているのが想定外なのだ。]
《セイクリッド・レティーシャ》そのものは知っている。 千年前の勇者だ。"かつて"と自分でも言っているだろう。
……"あれ"は、誰だ?
[しかし、その言葉に答えは返るのだろうか。 着替えてくる(>>181)、という男に自分の服装を見やる。 爆発に巻き込まれるだの、鎌鼬にやられるだの。それはもうあちこちひどい有様で。 しかもマスア・ナの宿で着替えだの何だの旅支度は見事に燃え上がった。]
――服の新調は急いだほうがいいな。
[路銀の持ち合わせはあったのが、最大の救いだった。]
(10) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 01時頃
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…… さっきから、局地的成長不足のお前。 誰と話してんだ?
[とにかく落ち着こうと、話をそらす。 なんか、ちょっと前の俺を彷彿とさせる姿だと思いながら。
聴こえてくる『声』に、聞き覚えがある気がするんだが。
その声が、 『みつけた』 『こんなところにいたんだな』 なんて言ったと同時、俺たちは真っ白な空間へ移動していた。
知るべきことを知った俺は、ペラジーという迎えと共に、還る時がきたのだ。**]
(11) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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……会いたければ城にいっておいでよ。 多分、会えるさ。 門番に勇者に会いに来たことを伝えれば。 案外、レイディなら龍の解放の術を知っているかもね?
[そう告げれば、王都の入り口の方へと向かっていった。 見張りの兵に軽く挨拶をし、自分が出ればすぐに門を閉めるように伝えた後。]
力に喚ばれて現れたかな――――?
[男の目の前にはΔ《サンニンカンジョ》が降臨していた。]
(12) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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>>8 ……。
[早口で語った女を見送り、そして、傍らでなにやら黙りこくる男に合わせ、自分まで無言になることはないかと口を開く]
…成る程。 確かに、『災厄の種』だったみたいね。
[隣にいる男が当の本人とは知らず、言い放った]
…尤も、種を芽吹かせたのは、ヴェラ本人じゃない気がするけどね。 …触れなければ希望の種だったかもしれないものを、災厄の種に自分が変えてしまった…とは、考えないのかしらね。
[これはペラジーにしてみれば既に過ぎた出来事。 何処か、芝居で揉みながら感想を述べるかのように、淡々とした言葉だった]
…まぁ、実際どうだったか…触れなくても災厄の種だったのかどうか、なんて、今となってはわからないんでしょうけどね。
(13) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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[そんなこと、言われなくたって知ってるわよ。 どれだけ見てきたと思ってんの。
眠らぬ街の蝶を生業にしていたのだ。 呆れる位、その生き物の不器用さは知っている。 怨念の侵食を受けて苦しむ表情に、一瞬だけ笑いが浮かんだ。]
だ、から…? だったら、海に向かってバカヤローとでも、叫んでな、さいよ…
あ、ちょっと、だめっ!あっ!
[咳き込んで力が抜け、引っ張る力に負けた。 咄嗟に地面にしがみついたが、 ばらばらと落ちる土片と一緒に、下の大地へと落下する。
苦しくてうまく翼が動かせない。 ばさりとはばたいたけど、落下速度には抗えない。]
(14) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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[ べちっ ]
――たっ!!
[垂直激突だけはなんとか防いで、両手で身体を支えて筋者男を見上げた。]
(15) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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ほあたァァァァァァァァァ!!!!
[先手必勝―それが飛雲の戦い方。 ロープを引っ張ってバランスを崩そうとしつつ、 狙うはやはり―……股間への蹴り!!!!]
(16) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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―ばしっ。
[狙われた乙女のピンチ。 なんとか動かそうともがいていた翼が、蹴りを放つその足の根元を跳ね上げた。
――これは、不可抗力。 あるいは、天の加護《テンチュウ》。]
(17) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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うお―……っとォ
[翼に蹴り足を跳ねあげられ、オーバーヘットの体勢で一回転。 荒々しい見た目と気概とは正反対に優雅に着地する。]
はん、不意打ちが成功しない程度にはやるもんだな。 羨ましい。ひどく羨ましい話だ。
[鼻で嗤う。]
(18) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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で?
[そんな感想を漏らした後、紋章へと向き直る]
これを見せたかったわけ? 私にどうしろって?
[問いかける声は、相変わらず不機嫌だ。 声は告げる。 『150年前、彼女は子を産んだ』 『そのときは彼女にとって絶対的な隙』 『その機に彼女を斬れば、全て終わる』 『それをする為につれてきたが、少々ズレが生じた』 『もう一度戻るので、実行するように』 そんな内容のことを。 しかし]
ヤダ、お断り。
[ペラジーはきっぱりと返答した]
(19) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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…ヴェラが問題になってるのは『今』でしょ。 このときのヴェラ《過去》と、私《未来》が対立するのは変だと思うのよね。 この時のことはこの時の人が既に解決してるし…そもそもおかしな話じゃない。 ここで仮にあの女を私が殺しても、そしてから戻る『今』は私がいた『今』じゃあない。 それじゃ意味が無いでしょ。 …なにより、子供産んだばかりの母親殺すとか、そんな悪趣味なことお断り。
[元来第三者には聞こえぬはずの声…しかし、セイカが例外だったように、関係のあるものには聞こえるであろうその声に、舌を出してこたえた。 尤も、となりの男には聞こえぬであろうと思いながらも、そんなことを気にする様子はない]
それに…もしかしたら、この後の『未来』は、私のいた『今』と違うかもしれないでしょ。 絶対に、今あそこにいた「あのヴェラ」が、今の私の知ってるヴェラになるとは限らない。 敵じゃないかもしれない『母親』を斬るなんて真似は、御免被るわ。
(20) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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[セイカのときもそうだが、どうやらペラジーにとって、過去はあくまで過去なのだ。 ライトニングがなんといおうと、実行する気は無いと断ろうと心に決めていたのだが、ペラジーの返答を受けた『声』は満足げな笑いを漏らした。 『そうか…でも、それでいい』 そんなことを言いながら、男の声へ、ライトニングが答えた>>11]
『局地的成長不足』っている!? 『お前』で良いじゃない! …って、アンタ、この『声』、聞こえるの?
[聞こえるどころか、お互いになにやら知った風な会話に交互に視線を動かしていると、再び場所を『移動』する。 そうして着いたのはあの、『白い部屋』…刃ノ間だった**]
(21) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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『城――って、あれかァ? そりゃァ、まァ、集まれってェくらいだから、言やァ会わせてくれんのかもしんねェけどよ』
君と共に戦うことは、彼女に協力するとイコールになる、そう考えていいわけだな。
[彼女のこともレイディ、と呼ぶのを聞けば、勇者と一般人、という関係ではなさそうだった。 憎み合うようでもなければ、協力体制を組むことに問題はないのだろうか。 "巨大なものは任せる"と言われた割には行ってしまう彼を見送って、己はまずは着るものをどうにかしに向かうことにした。 ぼろ着た大男の足元には犬が二匹。別れてしまったが同行者は血塗れ。 一人になっても、通行人の視線はこちらに向いたままだった。]
(22) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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ヤニク、逃げて…!
[筋者男が一回転している間に赤いフードへ声をかける。 でも力を使ってどこかへ飛ばせるほどの余裕はない。
―もっとも、誰かをどこかに転移させたことなんて一回もないけれど。 知識…記憶では、それが可能だったことを>>6:189識っている。]
卑怯なヤツ… そんなんじゃ、イッショー強くなんてなれないわよ。
[優雅に着地して鼻で嗤った男を、鼻で笑い返した。]
(23) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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おっとォ、逃がさねェぜ馬鹿野郎が。
[懐から煙草を出し、火をつけて一服。そして投げて― ボワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!! 何か《ガソリン》に引火したように囲むように炎のリング。]
卑怯で悪いか?勝ったヤツが一番すごいんだよォ!! 俺を笑いたければ俺に勝ってみろや。できねェだろ?
[ニィィ]
(24) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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―王都の外―
……せっかく"Blaze Wall -風雲焦がす聖火の城砦-"が発動したってのに。 そんなことしちゃいけないぜ…。
一応…レイディになんのか、キミたちも。
[弱った、というように眉を寄せる。 その姿は自治区で出会った女性の姿と酷似していた。 そういえば、どこかに飛び去った記憶もあるが、あの後どうしたかは知らなかった。]
どっちにしろ、そうやって気を奪い続けるのなら。 黙って見てるわけにはいかないんだ。
[大鎌《サイス》を回転させながら振り下ろす。 分裂した1体を叩き潰すことには成功した。]
(25) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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ヤニク…!!!
[炎に取り囲まれた赤いフードに声を上げる。 大声だったせいで、直後に咳き込んだ。 たとえ怨念の侵食はもう止まっていたとしても、 息が詰まりそうな苦しさは残っていた。]
キャンキャン吼えるだけのヤツの相手してるほど、 天使ってヒマじゃないのよ。
[言い捨てて、地に付いていた片手をあげた。 炎を払おうと掌に風を集める。]
(26) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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そう簡単にやらせるわけねェだろうがよォ!!
[風を集める様子に、地面を蹴って―]
あたァァァァァァァァァァァ!!!!
[跳び前蹴り《ティミョ アプチャ プシギ》!!]
(27) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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[苦しくて、集中が切れる。 集中が切れて、蹴りに気付くのが遅れ―。]
いやぁっ―……ぅっ…。
[蹴りが1(1:手 2:胸 3:脇腹 )に入って、呻きながら倒れた。]
(28) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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いったぁ…… っ、ざけん、な…っ。
[って言うけど、本気で蹴られた腕が痛い。 痺れて倒れた身体を支えることも出来ず。]
おねがい、にげ、て…。
[炎の向こうへ声を向けるしか―。]
(29) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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キャンキャン吼えるだけ?これでもそう言うか?? あァん!!見た目通り―……イイ声で啼くじゃねェか。
[倒れたコリーンに顔を近づけて、げひげひと嗤う。 払いのけるようにして立ちあがって。]
邪魔するならどっか行ってもらうぜ。 邪魔しねェならそこで寝ながら見とけ。
―……無力にも仲間が殺られる瞬間を、なァ?
(30) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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[潰れた桃の上に立って、紫の瞳が他の者へと向く。]
……………。 強運《オール》は――、そうやって奪い続けるのかな? そうやって、闇に呑まれて、
本懐を忘れているようじゃ意味がないんじゃないかな? あの時、コウとやらにお説教したレイディとは別人だね。
[大鎌《サイス》をもう1度大きく振れば、もう1体も真っ二つに切り伏せる。 切断された桃を紫の瞳が見やると、また別の者に視線を向ける。]
レイディ、半辺天《オトメ》である貴女をここまで引き摺り下ろして。 そして、救ってやるさ、その深い因果《カナシミ》から。
[大鎌《サイス》を回転させた後、構えると次なる攻撃を繰り出すのだった。**]
(31) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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言う、わよ。 アンタは、弱い。 ヨワッチイ…つまらない男。
[近づけられた顔に、ぺ、と唾を吐きかける。 払いのけられるようにされたなら、どさりと地面に転がった。
どうして、そんな小さなことで争えるのか。 この聲が。 崩壊しかけているこの星の聲が聞こえないのか。]
こんな場合、じゃ、ないのに…。 やにく、にげ、て。
にげ、て…!
(32) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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……上等くれてんじゃねェぞ。
[吐きかけられた唾に―みるみる顔が真っ赤に染まる。]
(33) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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勇猛的奏銅鑼旋律《ユウモウナルドラミング》
[どおん! どおん! どおん! 両脚で跳び、着地。そして―]
俺の前から消えろやテメェ!!!!!
[地面に溜めた打力をもうひと蹴りで解放して― コリーンの真下で炸裂させる。遠当ての応用。]
(34) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
[コリーンの真下で「上に跳ねあげる力」が炸裂した!!]
(35) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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[消えろという男を黙って睨みつける。 させない。 誰か傷つけることなんて、させない。]
――、――騒々しい男は、嫌われるわよ。
[強がりを言いながら、立ち上がろうとしたけれど。]
(36) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
(37) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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きゃあぁぁぁぁぁーーーー!!!
(38) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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[真下からすごい力で突き飛ばされるように跳ね上がって、 どさりと空中要塞《EDEN》の上に落下した。]
は、ぅ……んん……。
[重力のまま、全身を強く打ち付けて気が遠く―……]
だ、め……オネ、ガイ。
[祈るように言葉を零して、意識を手放した。**]
(39) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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かぁーっ、飛ぶねェ飛ぶねェ。 空に手の届かない俺への厭味かこのクソアマめ!!
[打ち上げられる姿に、吐き捨てるように。 自分でやったのだが、ひどく忌々しそうだ。]
さァ―………待たせたなァ「今日のイケニエちゃん」よォ? 居ぬ間にテメェが殺られたと知ったら―…… あの貧弱娘はどういう声で啼くんだろうねェ。
手の届かぬことを嘆く気持ち、ヤツにもわかるかねェ。 ―……なら、俺とヤツは仲良くなれそうだぜェ!!
[燃え盛る炎の方を振り返る。獣の気配が充満する**]
(40) 2012/02/11(Sat) 03時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 03時半頃
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[路銀の残高確認しつつ、服を探す。 長身に筋肉質とあれば着られる服を探すのが精一杯で、ものや見た目にこだわる選択肢はあまりない。 結局いつもと似通ったような生成地のシャツを見つけて、すっぽりと頭から被っただけだ。 後は革鎧が身体を守ってくれる。このなめし革の鎧は、ナシートよりも前から共にある相棒だった。 それから、相棒といえばもう一人。空から来るはずの女を、真新しい服に身を包んでゆったりと待った。
彼女への説明などもナシートが済ませ一段落して、城を見やる。 人は集まりつつあるのだろうか、半信半疑といった噂話のほうが多く通り過ぎていくように思えた。]
『まァ、なァ。俺っちもまだ信じられねェや』
[け、け、と笑う声。行くなら行こうぜ旦那、と続いた声に、城への道を歩き出した。 門につけば先程金髪から聞いた(>>12)ように、一字一句狂わず言うだろう。 勇者に会いに来た、と**]
(41) 2012/02/11(Sat) 04時頃
|
|
―銀河《ウシナワレタバショ》―
フフ……面白イ位ニ気ガ入ッテキテオル……
[桃 茜の分身であるΔ《サンニンカンジョ》が降り立った地は、王都。 強い気が機会天女の元へと送り込まれてきて。]
(42) 2012/02/11(Sat) 09時頃
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ドロシーは、不意に異変を感じた。
2012/02/11(Sat) 09時頃
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グッ、何ガ起コッタカ……?
[突然機会天女の体に走る衝撃。それは恐らく、何者かに攻撃を加えられたという証明であり(>>25)。]
(43) 2012/02/11(Sat) 09時頃
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……コノ衝撃。只ナラヌ力ヲ感ジルナ。
[気を集める役目に終始しているとは云え、Δ《サンニンカンジョ》も戦闘能力が劣っている訳では無い。 そのΔ《サンニンカンジョ》にこれほどの衝撃を与えられるという事は、かなりの手だて。
機会天女は、その衝撃にゾクリとした何かを感じている。]
(44) 2012/02/11(Sat) 09時頃
|
|
丁度程良ク気ガ溜マッテ来タ所ダ。妾ノ最終形態《ファイナル》、見セテクレヨウ。
[機械天女は迫り来る衝撃に(>>31)バチバチと火花を散らしながら王地《オウノスムバショ》へと降り立っていく。]
(45) 2012/02/11(Sat) 09時半頃
|
|
― 王都へと向かう空 ―
―――…
[悠然と、鳳凰《アリィ》はその五色の翼を広げ風にのる。 こうして自由に空を飛ぶのは、あの時以来の事だったなと、ふと思い出す。 宙《そら》を見上げても、もうその姿はどこにもない。]
(46) 2012/02/11(Sat) 14時頃
|
|
― 150年前:氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》の時 ―
[梧桐の木にとまり、眠っていた鳳凰《アリィ》のささやかな幸せを奪ったのは、世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》だと名乗る存在だった。
それを無視し、居眠りを決め込もうとした鳳凰《アリィ》に、其れは言った。]
『死女神の産んだ子は、災厄の種である。』
(47) 2012/02/11(Sat) 14時頃
|
|
―――…だから、なんだっての。
[正直、鳳凰《アリィ》にとってはどうでもいい話だったのである。 自分の使命は太陽《サイモン》が役目を終え、尽きるを見届ける事であって、世界が滅亡しようが彼女にとっては太陽《サイモン》がどうにかされない限りはどうでもよかったのだ。
冷たく言い放ち、再び目を閉じた鳳凰《アリィ》の前から、観測者《ホロゥ・スコルプス》やらは消えた。]
(48) 2012/02/11(Sat) 14時頃
|
|
[しかし、鳳凰《アリィ》はすぐに目を覚ますことになる。 太陽《サイモン》の波動が、ひどく弱っている。]
あー…、もう、何なの。
[寝ぼけ眼で宙《ソラ》を見上げれば、凍える太陽《サイモン》の姿が金に浮かぶ。]
―――…
[これが、太陽《サイモン》の自然なイノチの流れなのであれば、鳳凰《アリィ》はそのまま見守ったであろう。 しかし、明らかに太陽《サイモン》はそのイノチを奪われようとしていた。
言葉無く鳳凰《アリィ》は五色の翼を広げると、宙《そら》へとあがった。]
(49) 2012/02/11(Sat) 14時半頃
|
|
[途中、地上に目を向ける。 遥か南に在った草原地帯が、消失している。]
これはまた随分と…
[派手な事をやらかすものだ、と。 傷付いた世界に対する感想等、そんなものだった。]
(50) 2012/02/11(Sat) 14時半頃
|
|
[さて、宙《そら》へとあがってみたものの、さっぱり事情がわからない。 監督者《ホロゥ・スコルプス》と絶望に満ちた言葉を吐き散らす女の言葉から、どうやら災厄の種となる子の姿が消えてしまい、その母親である目の前の女が死女神である事。さらに、その災厄の種の父親は太陽《サイモン》であるとわかり、軽い眩暈に襲われた。]
…この大馬鹿者。
[凍える太陽《サイモン》をきつく睨みつける。 この瞬間こそ、鳳凰《アリィ》の至った不機嫌の極みだっただろう。]
(51) 2012/02/11(Sat) 15時頃
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安ら静謐なる死、か…
[ゆらり、鳳凰《アリィ》の姿が揺らぐ。 それは、金の陽炎の様に。]
アンタが死女神様…、外宇宙《そら》の執行者《エピディミオス》様…?
[揺らぎは徐々に大きなものとなり、渦を巻き。 徐々に鳳凰《アリィ》の姿は形を失い、焔へ変じてゆく。 死女神 >>6:189 の言葉に、金の焔は小さく息を落とした様だった。 僅かに、焔が小さく揺れた。]
(52) 2012/02/11(Sat) 15時半頃
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アンタがさっき塵にした国。 どれ程の小さなイノチがあっただろうね。
[そして、その母親も。]
執行者《エピディミオス》。 その力で、アンタは何を執行した…?
[既に、鳳凰《アリィ》はその姿を失い、太陽《サイモン》を取り巻く、巨大な金の焔へと変じている。]
静謐なる死、安らかなる眠り。
アンタには、聞こえないのかしら。 子を呼ぶ、親を呼ぶ絶望と苦悶に満ちた、魂の叫び声が。
(53) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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−王都の外−
動いたか――――。
[大鎌《サイス》を回転した後、地面に突き立てれば、大地に罅が入る。 そして、武器から手を離すと虚空《ソラ》を見上げた。]
お待ちしておりましたよ、レイディ。 貴女の背負う因果《カナシミ》がこの世界の業であるなら、オレにはそれを背負う義務がある。
[火花を散らしながら、降りてくるその姿。 東方に伝わる天女の伝説にも似て不思議な光を帯びていた。]
(54) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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レイディを天にはかえさないぜ―――――。
[煙草に火をつけ、その煙を吐き出した。**]
(55) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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これで最後よ。
[世話を焼くのは、と太陽《サイモン》に告げる。
太陽《サイモン》を覆う鳳凰《アリィ》の焔は太陽《サイモン》の焔を甦らせ、更に死女神をも飲み込もうと燃え盛り、その腕を伸ばす。
そして、鳳凰《アリィ》は身体を失った。]
(56) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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― 王都 ―
お待たせしました。
[装いを新たにしたケヴィンの前に姿を現したのは、妻のカトリーナだった。 あの姿のままで街に降りることは出来ない、街の外に降りてまた強引にカトリーナを起こし、姿を変じさせたのだった。]
大きな街ですね。
[もの珍しそうにあたりを見渡す彼女の姿はこの様な状況であるにも関わらずどこか楽しげだ。 そして、ナシートから説明を受け、彼の視線を追う様に城へと目を向けた。]
(57) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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『私、またちょっと休むわ。』
[彼女の背後から響く声は、やはり不機嫌な色を帯びて。]
『私の教育が悪かったのかな――…』
[眠りに落ちる前、ぼそりとそんな声が聞こえたとか。**]
(58) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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ドロシーは、は、ぶるりと身を震わせた。
2012/02/11(Sat) 21時頃
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天 女 降 臨 《オトメ、サダメニカンドウ》
(59) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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ドロシーは、火花を散らしながら、王都に舞い降りていく。
2012/02/11(Sat) 21時頃
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妾ノ、化身ト戯レテイタノハ、ソナタカ。
[イェル=ゥラにいた頃の記憶は、既に薄れて。機械天女は生気の薄れた笑みを浮かべる。]
(60) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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ダガ、ソナタノオ陰デ素晴ラシイ遊戯《ゲーム》ガ楽シメソウダ。
[満身創痍のΔ《サンニンカンジョ》が機械天女の体に取り込まれていく。]
(61) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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― 斉花の記憶 / 新川県御嶽市 / 天ヶ原学園 / ごみ捨て場 ―
[中高一貫の私立校に通う帝舎斉花(当時14歳)は、 そこで見つけた「ソレ」を抱えて、途方に暮れていた。]
……なんで。なんで学校にこんなモン落ちてるのよ。
[斉花が「こんなモン」と呼んだ物――…それは、赤ん坊だった。 掃除当番の仕事でごみを捨てに訪れた、校舎裏のゴミ捨て場。 そこに、無造作に、男の赤ん坊が捨てられていたのだ。]
(62) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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……事件よね。事件だわ、これ。不法投棄って話じゃない。 第一発見者って事情聴取とかされるのかしら。 ああ、めんどくさい。本当にめんどくさい。
[運が悪い日だ、と溜息を吐く。]
……かと言って、見つけちゃった物は仕方ないか。 佐倉ぁー、ちょっと先生呼んできて……
…って、いない!? もしかして逃げた!?
[同じく掃除当番でそこに居たはずの少年に声をかけたのだが…… 彼はいつの間にか姿を消していた。後で蹴る。絶対にだ。]
(63) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[その場に残されたのは、赤ん坊とそれを抱く斉花のみ。]
……泣きやまないし。あーあ。 末っ子だから、子供のあやし方なんてわかんないわよ……
[適当に揺すってみたりしたら、余計うるさくなった。 帝舎斉花、体育は2で母性は零-ゼロ-である。]
……と言うか。いくらなんでも不自然じゃない? 不自然よ。 あなた、なんで学校なんかに捨てられてるの?
[気分の悪い話ではあるが、子供を捨てるのであればこんな 学校の校舎裏などよりももっと適した場所があると思う。 しかも籠や箱にすら入れられず、その身だけ投げ出されていた。 衰弱している様子は無いから、まだ時間も経っていないだろう。]
(64) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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何か……意志とか作為とか運命とか、そういったものを感じるわ。
[繰り返しになるが、当時の少女は14歳であり――…… 夢見がちな乙女時代真っ只中>>1:189である。]
――……あなたが、神より使わされし勇者。ダークブレイズ。とか。 そういう面白い展開だったりしないのかしら。
[帝舎斉花が、そのイノチに戯れで名づけた名―― それが、『ダークブレイズ』>>4:129であり、 当時の斉花にとって最もホットだった妄想>>2:7である。]
(65) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[一人の少女が考えた『ダークブレイズ』という設定について。 その由来は、"太陽の黒点"であり、"八咫烏"だ。]
[古代、肉眼で観測された黒点から太陽に住む烏の逸話が生まれ、 その話は斉花の国にも渡って"八咫烏"の逸話の基となった。 鳥はかつて、死霊が鎮められた神使として信仰され、 中でも"八咫烏"は単なる烏ではなく太陽の化身とも言われる。]
[神話上に登場するその鳥をモチーフとした、 『太陽の子にして神より使わされし、黒炎纏い死を鎮める勇者』 …それが、『ダークブレイズ』という設定であり――、 帝舎斉花の思い描く、優しく強い、理想の勇者である。]
[なお、補足として。神話上で八咫烏としばしば同一視ないし 混同される存在として金鵄(金色のトビ)もいたりする。]
(66) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[そんな夢見る乙女の妄想設定はさておいて、]
……リアルにそんなの居ても。私の手には余るわね。手に余る。
[妄想は妄想、現実は現実だ。 現実に生きる以上、社会の法と常識は守るに越した事はない。 "勇者の育ての親"などになれるはずも無いので、その赤ん坊を 抱えたまま職員室に向かい―― その後は警察への連絡や事情聴取があったりして、]
(67) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[翌日になって、その赤ん坊の姿がいつの間にか消失していた ……そんな報せを、受けたのだ。 警察の手に預けた後だったので自分の責任ではないが、]
いや。いやいやいや。 いくらなんでも不祥事続きにも程があるわよ、新川県警!!
[さすがに問題が大きく、ニュースにもなったりした。 しかし、その子供の身も子供を捨てた親も見つからず―― 何も続報は無いまま、その事件は人々の記憶から消えた。**]
(68) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[机の上、この世界の世界地図を広げながら眉根を寄せる。]
マスア・ナの状態……やっぱり1000年前の私の記述と合わない。 氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》、か。
[チッ、と舌打ち。]
150年前……帝火歴850年のこの現象を。 1000年前の私は全く…全く予想していなかった事になる。
[《セイクリッド・レティーシャ》の観測-ヨソク-の外。 それは即ち――…]
(69) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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この時期に…"敵"の何かを変化させる出来事があったなら。 その相手に対して、私の全力は、発揮できない。
[勇者の制限-リミテッド・ブレイブ-解除条件>>4:32を、 クリアできなくなってしまうからだ。]
まだ仮定。仮定の話ではあるけど… 読めないことは、どうしても不安が残るわね……
――…やっぱり、新しい勇者が必要。必要だわ。
(70) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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――…貴方は、どこで何をしているの? ねえ、《ダークブレイズ》……
[呟くのは、己の理想とした勇者像を表す名であり…… 1000年前の自分が出会い、記録に残した男の名。]
貴方と仲の良かったライトニングは魂のみを残し。 この時代におけるエリクシエルの命は散った。
……なら、貴方は今、どこで何をしているの? 私は貴方に言ったはずよ。一緒に世界を救おう、って。
[1000年の約束>>6:65は記録されていた。 偽りの勇者は、真なる勇者の目覚めを待つ。]
(71) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[その時。こんこん、と扉が叩かれた。]
ん、どうしたの?
[入ってきた使用人に尋ねると、 勇者を訪ねて現れた者>>41がいるらしかった。]
……へぇ。 その人は、直接私に会いに来たのね? 会いに来たかあ。 良いわ。この部屋まで通して頂戴。
[そう伝えると、使用人は来客を呼びに行く。 自分は広げていた地図や本を片付けて、待った。]
(72) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[男とその妻が、案内に従って勇者の部屋を訪れたなら、]
――……ようこそ、お越しくださいました。 どうぞそちらの椅子におかけになって。
[背筋を伸ばし、足を斜めに揃えて椅子に座っている勇者は 清楚な仕草で来客用の椅子を指し示す。 聖女の笑顔――演技のそれを浮かべてみせると、]
……初めまして。《セイクリッド・レティーシャ》です。 ご用件を伺いましょう。
[話を促した。良い話を、期待しながら。]
(73) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 21時半頃
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サァ、妾ノ強運《スベテ》ヲ思ウ存分ニ受ケ止メルガ良イ。
[機械天女の周囲を火花が更に包む。 そして、桃 茜の鋼鉄の体は火花と融合して――]
(74) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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――王都――
いや……待ったわけではない。 別れてしまって悪かったな。
[大きな街であったから、会えるかどうか一抹の不安を覚えていたが。 2mに近い男の身長はこの王都でもそれは目立つらしかった。]
『と、言うことでよォ。1000年前の勇者様に会いに行こうってわけだ。俺っちのことも知ってるかもしんねェって言ってたしなァ。嬢ちゃんは、何かあるかい? 心の準備でも何でも、まァ焦っても仕方ねェからな』
[そうして、彼女の行動に同行しつつも、準備を終え次第城へ向かう。 外で何が起きているのか、この瞬間までは知る由もなかった。]
(75) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[城へは案外すぐに迎え入れられた。 奥の部屋に直接通され、城にしては警備が甘いものだ、と思わなくもなかったが。電波をすべて使う緊急事態ともあれば話も違うのだろう。 まさか本人がそう取り決めた(>>5:69)とは、思いもしなかった。]
――用件。 ああ、まずは、放送を見た。ええと――金髪の大鎌を持った青年から、貴方を尋ねるべきだと。 しがない傭兵稼業だが、力を求めているものの助けになりたいと願う。
[他にも征華隊へ協力したがるものがいれば聞きあきたフレーズかもしれない。 が、男は"まずは"と前置いた。用件がこれのみでないことは、伝わるか、伝わらぬか。 ――本音、伝わらなければ余計なことは話さなくていい、と思っていたかいないかは、別としてだ。]
(76) 2012/02/11(Sat) 22時頃
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― 銀河《ウシナワレタバショ》 遡る事3日目―
ほう? それはまた面白い事になってる。
[総てが零に還った空白《ばしょ》。 その場にはせ参じた、死女神の使い魔からの報告>>6:121]
『征華隊《メガミアガメヌモノ》』。か。
面白いさ。
(77) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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《セイクリッド・レティーシャ》――
[数日前の記憶にある呆けた表情の少女。 彼女の顔と共に、皮肉気な笑みが浮かぶ]
紛い物とばかり思っていたが。 案外やるじゃあないか。
1000年前。
あの時も奴は唐突に世界に露出した。 誰もが気に掛けぬ様な娘。 それが電波上に姿を現した途端に、人心を掴む。
(78) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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本当っ!? 助かります!!
[助けになりたい、との言葉に、ぱあっと輝かんばかりの 笑みで喜んでみせる。]
嬉しい…貴方のその勇気に、私は感謝します。
――……でも。
[表情を、変えた。不敵な笑みに。]
(79) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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1000年前も、堕天使《パロニア》を通じその様を見ていた。 その聖女の如き、求心ノ光《カリスマ》に興味を持った。 故にこそ、私もそれから奴の説演の真似事をしては見たが……。
少なくとも、勇者の自覚は芽生えているらしい。
[眷属を下がらせ、独り呟く死女神。 その手に、巨大な黒曜の剣を出現させながら]
ならば、私もあまりもたついては居られん。
――四凶。 貴様らの匣《BOX》。 今ここで解き放つぞ
(80) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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――……それだけじゃ、ないわね? ないわ。
それだけなら「私に直接会いに来る」理由にはならない。 「一緒に戦うために来た」なら、門番にそう言えば良いだけ。 でも貴方は「勇者に会いに来た」と言ったそうね?
まあ、それだけなら物好きな輩が生の私に会いたいだけって 可能性は残るんだけど。貴方そういう感じにも見えないし。 ……金髪の大鎌、か。 フィリップね。フィリップの紹介なら、構わないわ。
まだ他に。他に何かあるなら―― ……『ご用件を伺いましょう。』
[先程と同じ言葉、しかし全く異なる笑みでもって促した。]
(81) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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[ パ ァ ン !!!!
禍の匣《BOX》が第五の匣。大罪の"無智"。
世界に住まう人は、安寧を得ると飽食を覚える。 健やかな富を甘受し、あらゆる欲を満たして行く。 故に彼等は、持たざる者の嫉妬《SHIT》に"無智"。
世界の総ての者向けられる嫉妬《SHIT》。 それは一秒ごとに一人の人間を、呪い殺せるほどの呪詛となる。
既に現在。 第五の匣《BOX》が放つ歪は、この世界から、ただ1日に、 《刻限基準秒》x《刻限螺旋羅針》x《刻限螺旋基準》=《星命零帰化数》。 詰まり、86400人を呪い殺しつつある**]
(82) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 22時半頃
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……。
[不敵に笑む勇者の前で、反対に男の表情は渋くなった。 眉を寄せて、言い渋るような。それだけで、ただの物見遊山ではないのはもう知れてしまうだろう。 ただの物見遊山でないが故に、やはり言い難いのだったが。
金髪の男はフィリップというらしい。素性を聞いても教えてくれなかったことを、今更少し不便に思っていたから、ちょうどいい。 後で会ったら、もう少し詳しく話を聞く必要があるかもしれなかった。]
『旦那ァ、もういいから早く言っちまってくれよォ! 俺っちにゃァそっちの方が本題なんだぜェ!』
[焦れたように、胸元から急に声が上がった。 姿見えぬ声に、王宮の使用人をはじめとして驚きの声が上がるか。]
(83) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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――……、
[突如上がる声に、眼を丸くする。すぐに笑みを取り戻し、]
腹話術。 でもないとすれば……少し込み入った話になりそうね?
[椅子の背もたれに体重を預け、足を組む。 出迎えたときとは真逆とも言える態度だ。]
……あなたたち、下がりなさい。 こちらから呼ぶまで外に出てて。
[顎でドアの方を示し、未だ驚き冷めぬ使用人たちを追い出した。 改めて、男に向き直る。]
大勢にじろじろ見られてるのも厭でしょう? で、「それ」……なぁに?
(84) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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腹話術なら、良かったかもしれないな。
[人払いがされれば、深く息をつく。 だが、逆に光明も見ていた。この"勇者"はこれについて話を聞いてくれるらしい。]
『俺っちは昏闇飛龍《ドンケルドラッケ》。ナシート=ラハ=バスティ=ガッタ=ノヴァーク=ヴェルンブロームだ。込み入って深い深ァいワケがあって、この旦那の身体ん中に封印されてる。こうなっちまってから、俺っちは旦那と一生添い遂げる覚悟はしてるけどよォ、それでもやっぱりもう一度お天道さんの下に出てェんだ。――もう、それもねェけどな』
(85) 2012/02/11(Sat) 23時半頃
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―王都の外―
……簡単には街にはいれられないね。 アンタにゃ、あの結界は相当キツイはずだ。 オレも多少しんどいんだから。
[煙草の煙を吸い込む。 王都の外は、異形の者たちの数も少なく。 やはり、少女の力のお陰でこの辺りはまだマシなようであった。 暫くそうやって天女《ドール》を見ていたが。]
…………遊戯《ゲーム》…か…。 こんなくだらないことが…遊戯かよ…。 お望み通り受け止めて――――、レイディ、本当の貴女を取り戻す。
[煙草を足元に落とし、火を踏み消した後。 地面に突き立てた大鎌《サイス》を持ち上げ、構えた。]
(86) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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― 来たる審判の日 前日 ―
[《セイクリッド・レティーシャ》。 1000年の時を経て現代に甦りし勇者の想い-ネガイ-。 その求心ノ光《カリスマ》は瞬く間に世界中に電波する。
想い-ネガイ-は想い-キボウ-を集結させる。 明日への想い-キボウ-が。世界への想い-キボウ-が。 崩壊に抗い、この世界《ホシ》と生きて行きたいと言う想いが、世界《ホシ》を満たす。
想いは、"華"が咲かせる崩壊を挫く力へと昇華する――]
(87) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[だが、その想い-キボウ-を破壊せんとする女神は世界に降臨する]
(88) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[この龍の存在について、彼女やカトリーナからコメントはあったろうか。 平面の身体でどうにか天を見上げようとして、ぐるりと回ってしまって。繕うように少しの間を空けてから、龍は再び喋りだした。]
『俺っちの解放の鍵はウルヴェレアにあった。あったはず――なんだ。だけどよ、このまんまもし本当に、本当にこの星がなくなっちまったら、それどころじゃねェだろ? だからよ、金髪にーちゃんが、勇者サマなら何かしら知ってんじゃねェかと、そういうワケで来たって事なのさ』
[俺っちは生きて出られんならよ、本当はウルヴェレアが来てもいいんだが、などと最後におどける声も聞こえたが。 それを最後に、勇者の言葉を待つかのごとく、押し黙ってしまった。]
(89) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『――この世界を売り飛ばさんとする者よ!』
(90) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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― 世界に広がる蹂躙《ジャック》されし電波 ―
『虚空《そら》を振り仰げ! 罪濡れの世界に凛と降臨せし救世の女神の姿を!』
[唐突に狂う電磁の波動が収まった時。 映像は、太陽失くした場所を映しだす。 凛と黎《クロ》く輝く女神の座しませる虚空《そら》を]
『虚空《そら》を聴き澄ませ! 安心の世界求める天使達の讃美歌を!』
[美しき死と破壊が、真に神聖なる存在の証たる六翼を広げる。 その背後で、黒の統一されし美しき死の天使達が、 物悲しくも人々の心に訴えかける『破壊願望《コーラス》』を唱和する]
(91) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『教会神聖歌 アトロポス真音律賛美 第444番 Sanctus』
♪ Oh Sanctus!! 偉大なる女神は我等に安息を与えた 睡は幸いなり 狂おしき世界の罪を忘れ去る 救いの夢
Oh Sanctus!! 偉大なる女神は我等に安楽を与えた 死は幸いなり 罪を重ねる私達を制される 救いの手
Oh Sanctus!! 偉大なる女神は我等に安心を与えた 零は幸いなり 罪濡れの世界を正される 救いの光
Oh Atrophos-Sanctus!! 今跪きましょう 救いを求める手を 私達は 高く虚空《そら》に翳しましょう
Oh Atrophos-Sanctus!! 今響かせましょう 私達に棲む罪と 罪が棲む私達に 与えられる 素敵な死の華を求める 私達の 心からの叫びを
Ah...Ah......Ah.....Sanctus.......幸いなる女神の御手を........
(92) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『今思い起こせ! この私を湛える歌を!!』
『そう! 『零ノ華』首領であるこの私こそが! この世界に救済の『零』を咲かせる女神、 ≪安ら静謐なる死の具現-アトロポス-≫!』
『私はこの世界を愛している! 故に私はこの罪濡れの星《セカイ》を見過ごせないのだ! 想うのではない!感じ取れ!この私の世界への零《アイ》を!!』
[黒の天使達が、素敵で荘厳な『破壊願望《コーラス》』を唱和する中。 己を賛美する唄を背に、死女神は虚空《そら》で煌く]
(93) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『世界の人々よ! お前達の勘違いを、今私が正してみせよう!』
[映像を移す場所へ、死女神がその御手を大きく伸ばす。 それは、この電波を見る総ての者へと、救いの手を差し伸べる、 神々しくも、真摯なる所作に映る事だろう]
『死とは恐怖ではない! 次なるイノチへと続く道標《ユメノカケハシ》なのだ!!』
『罪に!恐怖に!不透明な暗闇-ミライ-に心を苛む事も無い! 総ての者が、等しく静謐の中で夢を見る、眠り《アスヘノギシキ》!』
『然し、人間と言う存在は、本能が死を忌み嫌う物…… 聖書を開いた者は解るだろうか? 何故、聖書に描かれる、偉大なる具現の三女神の中でも、この私の神性が尤も低く表されているのかを』
(94) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『――私は、この星《セカイ》に降り立った時から。 この星《セカイ》を心から愛している。 愛しているのだ』
『故にこそ世界に塗れる罪を見逃したくはない。 故にこそ私は常に世界の憎まれ役《ハカイシャ》を甘んじる』
[力無く、死女神は頭を横に振る。 まるで、神性低き己が不徳の限りを悲しんでいるかの様に]
『哀しい。哀しい事だ。 平和を望むと言う誰もの口当たりに良い甘言を操り、 この世界に巣食う罪を。見て見ぬふりをしようと誘う者が居る事を』
(95) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『私は女神だ。神性なる死と破壊の女神、アトロポスだ。 ……しかし、お前達が忌み嫌う悪魔や堕天使。 彼等を眷属として率いる私もまた、悪しき者と思い違いをされる事も得てしてありうる』
『だが、冥獄の皇者《ブルート》は悪だろうか? 暁の反逆者《ルシフェル》は産まれついての魔だったか?』
『――否。真実とは些細な事で善から悪へ、悪から善へ移ろう。 そしてそれは、1000年前からお前達が崇める。 そう……《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》とて同じ事なのだ』
『私の誠意及ばなかったが為に、 嘗て、この星《セカイ》は奴が、"救った"と認識された。 世界はただ、1000年物の長きの間、誤りを続けてきたのだ』
(96) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『『栄光掴ま《かて》ば神軍、汚辱塗れ《まけれ》ば魔軍』。 ……そう、これはお前達人間が作った言葉だ』
『それを覆すには、私は余りにも遅い。 こうして世界に神託を降す時は遅すぎた。 ――しかし、運命≪Lahicis≫は言っている。 まだ間に合うと!』
『故にこそ、今こそ私は立ち上がるのだ! 世界に素敵な零ノ華咲かせる為に! 総てを還した虚無の果に咲く、理想郷と言う名の華を!!』
(97) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『この世界を真に愛する民よ! 我を賛美せよ!!』
『この世界を売り飛ばさん者よ! 我を畏怖せよ!!』
『そして一様にしてただ願うのだ!!』
『死を、零を恐れる心を乗り越えると言う試練の先にある、理想郷を!!』
(98) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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『今この啓示を前に牙を向いている抗いし者よ!』
『お前達に与えし回心の刻限はあと僅か。 明日にも私はこの星《セカイ》に神の浄罪を降そう!』
『臥され者こそば天啓! 再生と共に素敵な黎明に至り! 轢かれ者こそば混源! 崩壊と共に素敵な黄昏を還り! この世界に咲く華《ゼロ》のひとひらと散りゆかん!』
『女神は人々に何を求める事もない! ただ祈り、女神《わたし》が示す再生-ミライ-を信じ続ける事のみ!! それこそが我が神託! 我が豊穣の訓示!!』
(99) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[歌声が響き渡る。女神の訓示に喝采を与える如く]
[世界へと、聖なる訓戒を与えた女神は最後にうっそりと微笑み]
[電波は、解放された――]
(100) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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…………人間の本能とは。 死を忌み、黒を悪と看做す。
だが同時に。神に跪かずにはいられない。
[しかし、人間の心に訴えかける、パフォーマンスとは、何とも難しい。 あの勇者の様な、求心ノ光《カリスマ》までは真似し難い。 そして、何よりもむず痒いやり難さから解放され、ため息をつく]
世界はこれで少なからず揺らぐさ。
後は、どちらの想いが勝るか、だが。
[あの勇者は、よく平然としていられる。 本人の恥ずかしさも知らず、そう呆れ顔にしか見えない苦笑を浮かべて見せた。 それが、1日前の出来事**]
(101) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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……ソンナ事ヲ言ッテイラレルノモ、時間ノ問題ヨ。
[機械天女は、火花を上げたまま、フィリップの姿を見据えて。]
コレシキノ結界、CREDIT《チカラ》ヲ手ニ入レタ妾ニトッテハ――――
(102) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
[ヤニクは、逃げられただろうか。 そんな心配をする間もなく手から零れた意識。
意識の中の虚の空間に、 過去の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》の記憶が、点々と光っていて―。 連綿と続くそれぞれの記憶の光の中で、一際昏いものがあった。
―150年前の記憶。
紐解けば、それはただひたすらに、”後悔”の言葉しか見えない。 星刻図に現れたよくない兆し>>8を妄信し、それを排除せんとし… 氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》を引き起こす原因>>6:185となってしまった。
他に方法を考えるべきだったのだ。 けれど、手助けを求めた鳳凰にそれを断られ>>48、 途方にくれた彼女に出来たことは…単純にその災厄の種をどこかへ隠し去るという幼稚なこと。]
(103) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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子供騙シ《ママゴトアソビ》ニシカ過ギヌワ!!
[機械天女の体は周囲の残骸などを吸い込み、見る見る大きくなっていく。]
(104) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時頃
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[コトが大きくなってしまったことに、彼女はひたすら自身の行動を悔いた。 悔いて悔いて悔いて。最後には自分の殻にこもって外に出なくなった。 そのときにこもったのが、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》だ。
自分の全てをかけて祈りをささげ― (実際それがどう影響したのかは本人にもわからないけれど、) 氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》が収まったとき、 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》はその星命《イノチ》を燃やし尽くして、神のもとに召された。 それが、真実。
彼女が救った逸話は、当時の星詠みの使徒《スコルピオン》が言い始め、残っただけのこと。
氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》が 予期していた災厄と比べて大きかったのか否かは今となってはわからない。 ただ記憶に残っているのは、後悔の念しかないからだ。]
(105) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[なんてことは、ハーフの天使には直接関係しない過去の話。 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》は同じ魂の生まれ変わりではなく、 あくまで記憶を引き継ぐだけ。
だからその時々で考えも想いも…性格も違う。 きっと150年前の彼女は、とても心配性で思い込んだら妄信してしまうタイプだったのだろう。
そして今の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》はといえば… もしかしたらその記憶を垣間見ることがあったのならば、 なにか思うところはあるのかもしれない。]
(106) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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老 虎 機 的 半 辺 天 遊 戯 《キョウウンオトメ》、降 臨 ――――
[機械天女は更なる発展を遂げ、巨大な電子人《ロボット》となって迫り来る―――]
(107) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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………レイディ。 貴女のその力こそ子供騙しだ。
[大きくなってく姿を見上げる。]
東方で生まれ育った、半辺天《オトメ》は。 もっと、清く強く美しいと思っていたけれど。
さっきも言ったけど、それは貴女の本懐ではないだろう?
[散る火花――――。 大きな身体を駆け上がって、飛ぶ。]
………さっさと終わりにしよう。
[天女《ドール》の腕を切り落とそうかと大鎌を《サイス》を振り下ろす。]
(108) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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……サセヌワ。
[桃 茜はフィリップを捉えると顔を彼の方向へ向ける。]
(109) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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櫻 桃 !!!
[出てきたのは血で赤く染まった2つの鉄球。
フィリップの動きを遮ろうと鉄球を振り回す。]
(110) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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昏闇飛龍《ドンケルドラッケ》、ね――…
[『Blaze Note -聖火の書-』――1000年前の自分が記した 書のページを捲る。]
どこかにあった、たしか……ああ、これね。これだ。 『闇と影の守り神』――…ふぅん。大物じゃない。
[おどける声>>89には、くす、と笑って。]
「もう一度お天道さんの下に」…貴方はそう言った。 昏闇飛龍《ドンケルドラッケ》が守り神と言われるようになった由来を、 貴方が覚えている証拠よ。 どうせ飛ぶなら、お日様の下のほうが良いんじゃない?
(111) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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――……、星の使命《-セカイノヤクソク-》
[呟いたのは、一つの言葉>>3:38だ。]
新しい太陽と月は、生まれる。 ――少なくとも、私はそれを成し遂げたいと思っている。 その後に、月に添う守り神様たる貴方が居てくれるなら、 これほど頼もしい事も、そうそう無いわね。
それを成す為の戦いに貴方たちが協力してくれるなら。 私は私で、その願いを果たすのに協力する義務があるわ。
……ちょっと、考える。考えさせて。 それと、できればもう少し詳しい話も訊きたいわね。
[深く尋ねれば、男と龍が同化してしまった経緯>>1:539等も 聞けるだろうか。 口許に手をやりながら考え、しばしの後口を開いた。]
(112) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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……ウルヴェレアは既に進行しているわ。 同時に、アルメヴィアも。 それでも、『龍が天を駆ける』の兆しすら無いのなら……
『何かが欠けている』と、そう考える。考えるのが正道。
…ねえ。
1たす1は……2、よね? ひとつと、ひとつ。あわせてふたつ。
[小首を傾げて、]
真っ当な重魂《デュアル》なら……あなたたちの命は、二つ。 それが一つ半しか無いというのなら、きっと『欠けた』のよ。
ねえ、何か――…大事な事を、忘れていたりは、しない?
[男と龍、一人と一匹が忘れているかもしれない>>3:279何かが もしあるのなら、そこに鍵があるのかも知れない――… 自らの記憶に封印を施した事のある身は、そう考えた。]
(113) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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………っ!!
[振り下ろす大鎌《サイス》の攻撃を取りやめ、距離を取ろうと天女《ドール》の身体を蹴る。 鉄球の1発目を大鎌《サイス》で弾く。]
あ、いって……!!! ………手、痺れた、っと!!!
[血に汚れた鉄球を足場にして再び飛ぶ。 鉄球に鉄球がぶつかるのを見れば、大地へ着地する。]
…………鉄球潰させるしかないか。
[再び鉄球に向かって飛び、それに着地すればもう1つの攻撃を待つ。]
(114) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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ヌウ、スバシッコイ奴メ……
[鉄球からひらりと身をかわすフィリップを見て呟く。]
(115) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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食ラエ!!
[鉄球の上に乗ったフィリップ目掛けて桃 茜はもう片方の鉄球を振りかざす―――]
(116) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
[ぴくん、と指先が動いて、触れた土が小さな音を立てる。]
―――、―――ん。
[息を吸ったら一緒に土を吸い込んだ。]
げぇっっほ!!!っっ! ちょ…いったぁ……。
[咳き込んだらアバラの辺りが痛んだ。]
こんなときにあの子がいてくれたら…
[手を伸ばし、掌に星刻図を出す。 描き出される星命《イノチ》、強く光る中に探している力は…やっぱりなかった。]
(117) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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んもぉ、誰が、治してくれるってのよ…。
[下にはすでに二人(ヤニクと飛雲)の気配はなかった。 逃げられたならいいけど、と思いながらがっくりと手を下ろして、 新たな大陸の源である泉へと這う様に近づいて、 水をと水の上に顔を出し――。]
うっそ!ちょ、ありえないし!!!! なんなのよっ!ムリムリ、超ムリ!
[水鏡に映ったのは、土がついて汚れた顔と、 くしゃくしゃに乱れた銀色。 指先を見れば、金色の爪がいくつが剥がれ落ちていた。]
ないし。ありえなすぎだし。 つか……次見つけたら、アイツ、マジぼこる!!
[何度も言うが。 それを口にしているのは愛とマゴコロの天使である。]
(118) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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[もう少し引き付けてからだろうか。]
っ!!!!!!
[鉄球と鉄球がぶつかる音が耳に響く。 破壊できたかどうかは知らないが、大きく飛び上がる。]
――――。
ソ ル ト ・ ア ン ・イ ン パ ク ト 『 重 厚 な る 衝 撃』
[そのまま、その頭上へと大鎌《サイス》を振り下ろした。]
(119) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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帰って直さなきゃ…。 あーあ、スカート破れちゃったし…。
[それはきっと、這って移動したからだろうけれど。 とにもかくにも、このまま誰かに会うなんてまず考えられない。
しかし、帰るにしても、どこへ?と。 自分の家はネオ=イルーナが壊滅した時点でなくなってしまった。 残るは、飛び出してきた実家…王都だけ。]
えー…。
[すごい勢いで渋った。 今更どの面で帰るのかと。 しかし、背に腹はかえられない。
むっとしながらも、その選択をせざるをえなかった。]
(120) 2012/02/12(Sun) 01時半頃
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ああ、でも。 その前に、ここ……。
[せっかくの新しい”可能性”を、いない間に奪われでもしたらと思うと 容易にここを離れてはいけない気がした。 ポケットに入れていた奇跡の結晶、星の芽《テュケイロン》。 試行錯誤している間に、これがきっとこの大陸の鍵なのだと気付いていた。 これがなければ、この大陸は機能しない。]
これ持ってたら、平気かな…。 ごめんね、北極星《シメオン》、南極星《セレスト》。 コレ借りていくわ。
[星十字《アスタリスク》に手を合わせ、泉に手を入れる。 ぐるりと手を回しそこに転移の扉を作ると、落ちるように飛び込んだ。]
(121) 2012/02/12(Sun) 01時半頃
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INPACT BAR
[フィリップの動作に気づき、とっさに顔面を硬化させる、が、衝撃を和らげるくらいにしか効果は無く―――]
(122) 2012/02/12(Sun) 01時半頃
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― 王都のはずだったが違ったらしい ―
きゃっ!
[転移術なんてはじめて使った。 記憶に記されている一例を真似てやったつもりだけど… 地面から1mほど宙に出てきて、声を上げながら落ちた。]
いたたた……ぁ。
[尻を押さえる。 いい加減翼の使い方をちゃんと覚えるべきだと思っても後の祭。 あたりを見回しながら、どうも王都ではなくその外らしいと気付いたとき、 なにかざわざわしたものを感じて、顔を上げた。 目に入ったのは、大鎌《サイス》を振る弟と、巨大な電子人《ロボット》]
え…なに? アンタ、何で戦ってるの?
[自分の顔が汚れてるのもうっかり忘れて、声を上げた。]
(123) 2012/02/12(Sun) 02時頃
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ヌオオオオッ!!!
[脳天に響く衝撃に思わず声をあげた。]
(124) 2012/02/12(Sun) 02時頃
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……………。
[多少の手ごたえはあったか。 地面に着地をすれば天女《ドール》を見上げた。 そうして、立ち上がる。]
………『青い春』。 訪れるのは今だよ。
[大鎌《サイス》を突きたてた辺りから気が巡りはじめる。 『青い春』をもたらすように、柔らかい、波動《イニシエーション》が。]
これは…貴女の力だよね。
[皇家同花順《ロイヤルストレートフラッシュ》――。 浄化の力を使いこなすことは悪魔が半身である己にはできない。]
(125) 2012/02/12(Sun) 02時頃
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ちょうどいいところに、姉貴。 なんで戦っているかは、まー自然の成り行きだね。
[青い桃が咲き誇るそこは理想郷にして、
桃源郷《ユートピア》――。]
桃の名を抱くレイディの悲しみ。 オレたちで浄化してあげようじゃないか。
頼んだ、姉貴。 オレ、そっち方面からっきしだから。
[青い桃の花びらを手に掴んだ。]
(126) 2012/02/12(Sun) 02時頃
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はぁ? 成り行きって…無闇に傷つけるのはやめ…
[怪訝そうにいいながら、弟が対峙している相手を見る。]
――――、―――。
[鋼鉄の天女―電子人《ロボット》に息を飲んで。 でもそこに背負った因果《カナシミ》に誰かと面影をダブらせる。]
あんときの、おばちゃん…?
[何度かすれ違い程度で顔を合わせたことはあるが結局名前は知らないし、 最初に見たときとはかなり別物になってしまっているけど。]
(127) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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わかった。 還してあげれば、いいのね。
[彼女に何があったのかはわからない。 けれど、抱えた因果《カナシミ》が癒えれば…。 それを想って、弓を引く動作をした。]
どうか、想いが届きますように。
――浄魂の詩《ラヴァーズ・コンチェルト》
[放たれる一本の矢は淡い紅色。 まっすぐに鋼鉄の天女へ向かっていく。 当たっても痛みを生まぬ矢は、因果《カナシミ》を融かすもの。
そしてもう一度弓を引けば小さな淡い紅色の矢が、 青い桃花を桃色に染めていく。]
(128) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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……それだけじゃ、足りないね、きっと。
[手にしている桃の花弁。 それが、青から桃の色――――。 女性の色へと変わっていく。]
オレが思うに、思い出さなきゃいけないことがあるはずだ。 貴女は強運《オール》の持ち主だ。 東方の半辺天《オトメ》である強さ。 オレはそれを信じてる。
[そして問う。]
……レイディ、貴女の願いは? 貴女の誓いを――――忘れてしまったのかい?
[紫の瞳が天女《ドール》を見上げる。]
(129) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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[自分は、今度こそ主君を最後まで守ると、決めたのだから――(>>2:124)]
(130) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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世界の悲しみは――――癒せても。 レイディ、貴女の悲しみは癒せないのかもしれない。
オレは貴女の全てを知りはしない。 過去のことも知りはしない。
けれど、言えることは。 オレたちは姉弟は――――、貴女を救いたい。
それだけは言えるよ。 あのお説教、また聞かせてほしいから。
[半辺天《オトメ》の言霊《イイブン》は、時として全てを凌駕する。(>>3:308) 強い思いがあれば、きっと――――――。]
(131) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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―――。
[誓いをと問う弟をちらと見て、 彼は彼で彼女のことを知っているのかと思った。
救いたいという想いは同じだ。 だからこくりと頷いて、鋼鉄天女《ドール》を見た。]
お説教?へえ、アタシも聞きたいなあ。
[もちろん、自分が説教を受けるという視点ではない。 けれど、あまり言葉を交わしたことのない彼女が どんな説教をするのか見てみたいのは事実で。]
だから、その悲しみに―癒し《アイ》を。
[青から桃色へ変わっていく桃花に目を移し、 舞ってきた花びらを受け止めて、口付けた**。]
(132) 2012/02/12(Sun) 04時頃
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――セヴィアルファ城――
[闇と影の守り神、と認められたのは久方ぶりだ。もちろん、南極星も認めてはくれていたのだろうが、どうも漠然としていたので。 勇者の言葉が嬉しいのか、刺青の中でくるくるとはしゃぐ。]
『そりゃァよォ、アンタ、俺っちがいくら夜に生きる龍だっつってもなァ? お天道さんがなくなっちゃァ、夜は廻ってこねェんだ。まーっさおな空の下をなァ、お天道さんに向けて向けて向けて飛んで、ゆーっくりぐるり月を追いかけて回るんだよ。そーすっと、青から夕焼け空になって、それが紫色の夜になる。それの綺麗なことったら、この上ねェんだ! 勇者サマにも、見せてやりてェ、なァ』
[どうせ飛ぶならお日様の下(>>111)なんて言われたなら、それはますます加速して。 うっとりと気持ち良さげに望郷を語るのだ。]
(133) 2012/02/12(Sun) 04時頃
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『ああ、そうだ、俺っちは影! 闇に溶け込み光に燃える! ただただ黒いだけじゃねェのよォ! お天道さんのもとで生きてんのさァ。もちろん、洞窟ん中も、ねぐらとしちゃァ、いいモンだがなァ』
新しい、太陽と月。 それが生まれるのを、成し遂げたい?
人の力の何がしかで、動かせる運命の領域なのか。
[あれだけ星に出会っておきながら、やはりどこか己には星々は遠い存在のものに思える。 レティーシャの言葉には怪訝に眉を顰めたが、しかし頼もしい、と、己を意識してくれることはありがたかった。 何ができるかは知らぬが、門前払いよりは百倍もましだ。]
義務、などとは考えてもらわなくても構わないが、そのために俺とナジで出来ることがあるなら、協力しよう。 それから、カトリーナも。
[傍らにいる妻の姿をゆるりと振り返って、促す。 紹介が必要なら、名前と続柄だけ、と簡素なものを述べ、あとはカトリーナ自身に任せるつもりだ。 詳しい話を、といわれれば、ナシートがまた経緯を説明(>>1:539)しただろう。 彼女の理解に足りないようなら、宿主が少しずつ補足を入れたかもしれないが。]
(134) 2012/02/12(Sun) 04時頃
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『兆し……兆しなァ。全くもって残念ながら、いつもと変わっちゃくれねェんだなァ』
欠けている――ナジの、魂が? 俺たちがひとつになって、ナジに欠けたものがある、と。
[この時の二人には、まだ、思い至らない。 重魂《デュアル》となった経緯の欠陥と、そしてそれによる、解放への大きすぎるほど大きな、枷の存在に**]
(135) 2012/02/12(Sun) 04時頃
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― セヴィアルファ城 ―
[ケヴィンと共に城を訪れ、案内された豪奢な部屋で彼女らを出迎えたのは、可愛らしい少女だった。
この人が本当に勇者様なのだろうかと目を丸くしたが、それを問う様な事は失礼だろうと思い、ケヴィンと彼女のやり取りを暫く聞いていた。
ナシートの声を聞いた彼女の反応 >>84 には、小さく苦笑した。 勇者様でも、珍しいもののようだったらしい。]
(136) 2012/02/12(Sun) 14時半頃
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[新しい月と太陽が生まれる >>112 と聞き、彼女はまた驚いた。 どの様にして、生まれるのだろう。 鳳凰《アリィ》は自分が宿しているが、鳳凰《アリィ》はその事を知っているのだろうか。
ケヴィンがこちらを振り返り、彼女に紹介すると小さく頭を下げた。]
カトリーナです。 微力ですが、私もお力添えさせて頂けたら…。
(137) 2012/02/12(Sun) 15時頃
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―刃ノ間―
……ぁー…。
[視界に広がる白一色。 またここか、と、ペラジーはため息を漏らした。 自分の身なりを確認すると、やはり武器と外套が消えている…いや、今回の場合、以前のように『外』に置き去りは無理な状況だった。 という事は、今身に纏えていない、というだけのことなのかもしれない]
…で、ここに呼んだってことは例の試練とやらをやれってことでしょうけど…。 その前に、さっきの珍妙奇天烈黒鎧男はなんだったわけ? 見た目はあんなだけどなんか気配は子供ーっぽかったし、見るからに怪しさ爆発の鎧着てるし。 あんな変な友達が居るわけ?
[まさか本人がその場にきているとは思わず、好き勝手言っている。 …もちろん、散々ペタンコ扱いされた腹いせである]
(138) 2012/02/12(Sun) 15時頃
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[自分もまた重魂《デュエル》であることは、彼女に伝えた方が良いのだろうか。 僅かに困った様な表情を浮かべ、傍らの男を見上げた。 彼に促されれば、厚い唇を開く。]
…実は、私も重魂《デュエル》なのです。 私は、太陽の使者であるとされる鳳凰《アリィ》様の魂を宿しております。
[こうして、改めて夫婦で重魂《デュエル》であると名乗るのは初めてだけれど、我ながら何と珍妙な夫婦だろうかと思ったりした。 しかも、夫が月ならばその妻は太陽だとか…。**]
(139) 2012/02/12(Sun) 15時頃
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というか、時間が無い、とか言って私をヤニクから引き離しておいて、わけのわからない寄り道して、こんなところで試練なんてやってる暇があるの? 私はさっさと戻りたい気持ちでいっぱいなんだけど?
[ヤニクは、正義やら正々堂々を妙に重んじる。 正義の味方を自称する以上仕方がないとは思うけれど、あの飛雲という男相手にそれでは、いささか厳しそうだ。 あの男は、正々堂々とは対極の位置に居る。 となれば、どちらかと言えば自分が相手をするべきだと考えていた。
しかし、それを打ち砕くように、ライトニングは告げる。 『もう遅い』と。 それは即ち、ヤニクの敗北を意味していた。
故に、今から戻る意味が無い、時間がないからこそ、今試練を済ませるべきだ、と男は淡々と言葉を紡ぐ。 その口ぶりに、ペラジーは気がつくと、彼に飛び掛っていた]
っ…!
[しかし、やはり実体のない彼には触れることも出来ず、勢いあまって彼をすり抜け、地面を転がる]
(140) 2012/02/12(Sun) 15時半頃
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…くそ……! 何なのよ、アンタは! 私はアンタの都合で動く子分やオモチャじゃないの! 自分のことは自分で決める! アンタが出してくれないなら、私の力で空間『断ち斬る』までのこと!!
[まくし立てるようにペラジーが叫ぶ。 が、それに負けないような声で、ライトニングも叫んだ。 『君は、迷わずに自分の成すべきを成すのではなかったのか』と。 『この先、「刃」の力が必要となるときがきっと来る。しかし、まともに戦えるパンタシアは既に限られている』。 『君は役目を放棄する気か』と、言葉をしめた]
役目!? アンタが、私に望んでる役目でしょ、それは! 私は私のやりたいようにする!
[『では、この世界が「彼女」の思い通りになっても良いのか』 『君はあの子との約束を破るのか』 彼は、背を向けたペラジーへとそう語りかけた。 あの子…セイカとの約束を破るのか、と]
(141) 2012/02/12(Sun) 15時半頃
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そうじゃない! ……そうじゃない…けど…。
[既に遅いのなら、今は力を蓄えるべきで、ヤニクもそれを望むはずだ、と、男はペラジーを説得した。 ぎゅ、と拳を握る。 力をこめる手が震え、先ほど傷つけた手の甲から血がにじんだ]
…………………わかった…。 ……その代わり、大して効果がなかったら、例えセイカの相棒でも、叩き斬るからね。
[ようやく決意を固め、ライトニングへと向き直ると、彼は『それは君次第だ』と微笑を浮かべた]
(142) 2012/02/12(Sun) 15時半頃
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―― 刃ノ間 ――
[聴こえるのも何も、誰でも聴こえるものじゃないのかって言おうとしたら、俺たちのいた場所は真っ白な空間に変わっていた。 不思議な空間。 ここはどこだって聴こうとしたんだが、目の前でこのぺたんこ、好き放題言ってくれる。 大事な話しらしい、邪魔をしないようにしていたが。
>>142話が一段落したところを見計らって。]
…………話はすんだか?成長不足。
[もう一度言ってやった。
今の俺は身長も高いんで一方的に言える。]
(143) 2012/02/12(Sun) 16時頃
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!!?
[突然背後から声をかけられ、飛び上がるほど驚く。 頭に血が上っていたとはいえ、こんな怪しさ爆発男に気づかなかったのか、不覚。 などと、凝りもせずに考えていた]
な…悪趣味鎧男!
[念のために断っておくが、彼の鎧は別段悪趣味ではない。…確かに、街中であれば多少浮いて見えるかもしれないが]
誰が成長不足か! これでも、脱いだらすごいんだからね!!
[嘘だ]
それはそうと、なぁんでアンタが…というか、コイツがここに居るのよ!?
[振り返り、男をビシィ!と指差しながらライトニングに問いかけた]
まさかこの怪しいのもキーマンだって言うんじゃないでしょうね!
(144) 2012/02/12(Sun) 16時半頃
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[ぺたじーが話してる間に、俺も考えた。 ざっくりだけど。
俺の生まれが、相当ややこしいってこと。 (星と女神の子、とか。) いろいろあって、でも結局ヴェラが、崩壊《ウルヴェレア》を止める気がないどころか、ガンガン推し進める最先端爆進中ってこと。 俺が、息子だってあいつは…… 多分、気づいてる。 それでも、匣は解放してってる。 辞める気は、ないんだろう。
疑問もつだとか、悩むだとか、匣の解放されっぷりからいって、そんな時間もなさそうで…
―――― とっとと止めないといけない、ってこと。]
(145) 2012/02/12(Sun) 16時半頃
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なにそんなに驚いてるんだ。 あとこの格好は趣味じゃ…
[ないけど、エルが考えてくれたもの、だっけ。 否定するのもなんか悪い気がして、つい黙った。 趣味ってことになるんだろうか。 悪趣味、ってのが、どこにでも鎧つけて歩いてることを指してるもんかと思ったんだ。]
脱いだらすごいっていうかお前もうかなり脱いでるだろう着ろ。 露出狂か!?そんなにないのに? これ以上脱がないとわからない程度は一般的にすごくないっていうんだよ!
[>>138場所移動したら服が減るとか知ってるわけない。 いきなり脱いだようにしか見えないんだぞ!]
キーマン?
[何の。]
(146) 2012/02/12(Sun) 17時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 17時頃
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そりゃあ驚くわよ! だってここ…なんていうか、まったく『無関係』な人間がホイホイ来れるような所じゃないんでしょ?
[違うの?とライトニングに確認をこめて首をかしげる]
かなりっって…外套なくなっただけで後は普段どおりなんだけ……。
[そこでふと気がつく。 …そういえば、怪我こそ治ったものの、服は、最初ここでぼろぼろにされ、そのあと飛雲の手榴弾で背面も中々ひどい有様だった事を]
っ! 見るな!
[思い出して、恥ずかしさ紛れに飛び蹴りをしておいた]
露出してるんじゃないの、気づいたらこうなってたの! 私だって、好きでこんな恰好になったんじゃないんだからね!! というか、人のことさして「ないない」言うな! わっかんないでしょ!この服がものすごーく締め付けてるかもしれないでしょ!
(147) 2012/02/12(Sun) 17時半頃
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[などと苦しい嘘を言いつつ]
キーマンっていうのは…アレよ、ほら。 セカイを救うエーユーとか、そういうのよ。 アンタもエーユー候補なのか、ってこと。 怪人・鎧男、みたいなさ。
[説明するのが面倒で、適当に答えた]
…というか、元はといえばアンタのせいでぼろぼろなんだから、服くらい何とか出来ないわけ?
[答えつつのこのライトニングに対する文句のいいようである。 『何とか出来なくはないが、またぼろぼろになると思う』というライトニングの言葉に耳も貸さず、問答無用でもとに戻させる。 結果、とりあえず外套は着ていないものの、マトモな服装に戻っただろう]
(148) 2012/02/12(Sun) 17時半頃
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無関係…… じゃあ、ないな。
[首を傾げるのに合わせて、な、とライトニングへ。 アイコンタクトだけで、いかにこのぺたじーが残念かを語り合った。 俺とライトニングは、頷きあった。
俺はエルのカバー能力がなかったら、相当間抜けな動揺っぷりを晒してしまってたんだろう。 今落ち着いてツッコミできてるのは、たぶんこの兜のおかげだ。 とりあえず顔をそらそうとした]
ぐあっ!!
[ら、蹴られた。]
(149) 2012/02/12(Sun) 18時頃
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おまえそれ無理があるぞ……!
[それだけは言わなきゃいけなかった。 って この声…… 高くなってる、っていうか。 元の俺の声……?]
…… エル。
[飛んでる使い魔の影は、ごめんねって言ってるみたいだった。 あー、変身、とけたんだ。]
……。 久しぶり、ぺたじー。
[相手が覚えてるかどうかはともかく、片手上げて挨拶した。 ライトニングは、俺の元の姿を初めて見たはずなのに、まったく気にしていないようだったけど。 エルとやりとりしてる間に、ぺたじーはまともな格好になったらしい。 よかった。
ここで残念だったにならないあたりが、俺がぺたじーをどう思ってるかがわかりやすいポイントだろう。]
(150) 2012/02/12(Sun) 18時頃
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ええと。英雄、だって? 怪人が英雄っておかしいだろ。
[まずはそこは突っ込んでおいた。]
で。
も、ってことは、ぺたじーも英雄ってわけか。 それと…… ヤニク、とか聞こえたんだけど。 お前ら、会えたんだな。
それから…… 何が、あったんだ?
[もう遅いって、聞こえたのは、何だったんだろう。]
(151) 2012/02/12(Sun) 18時頃
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なんだか知らないけどそのアイコンタクト、不愉快だわ。
[男たちのかわすアイコンタクトに何かを感じ、こめかみに青筋を浮かべる。 そして、何のかんのと叫ぶ鎧男の見た目が、あるときを境に徐々に縮み、最初は気のせいかとも思ったが]
…あぁ。
[鎧男に蹴りをかまし、ライトニングに服を元に戻させ、そして再び鎧男に眼をやると]
なんだ…。
[そこには随分縮んだ鎧男…もとい、男の子が立っていた。 傍らには見覚えのある鳥、そして、彼自身にも、一応見覚えがある]
ヴェラの無駄脂肪にエキサイティングしてたお子様じゃない。
[まさか実の母子とは思ってもおらず、はん、と鼻で笑った]
(152) 2012/02/12(Sun) 18時半頃
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ていうか、ペタジー言うな。 安心しなさい、怪人でも英雄に慣れるわよ、多分。 怪人黒鎧がイヤなら、怪人おっぱい星人とでも名乗ればいいじゃない?
[言いながら微笑むが、眼の奥は笑っていない]
私は違うわよ…英雄なんて柄じゃないし。 私は刃よ。ただの、ね。
[尤も、ペラジーの場合、いざ使用者が現れなければ一人でも突っ走りそうではあるが…。 と、ヤニクの名が聞こえれば、ピクリと眉を動かして]
…会えたわよ、一応、ね。 何処かの誰かさんのせいで、無理矢理またばらばらにされて、相棒がピンチなのを指を咥えてみてなきゃならないって状況を強いられてるけど、ね。
[言いながら、恨めしそうな視線をライトニングへ送る]
…ま、簡単に言えば、卑怯男に自称正義の味方がやられた、ってこと。
[実際にこの眼で見たわけではない故に、彼がどうなったのかは知らないのだが…]
(153) 2012/02/12(Sun) 18時半頃
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その上、それを放置して特訓しろ、ってのがこの伝説のパンタシア様のお言葉よ。
[皮肉たっぷりにライトニングを見やる。 と、ライトニングが『とりあえずは落ち着いて、これを見ろ』と、空中になにやら映像を投影する>>6:116]
セイカ!?
[そこに映るのは、セイクリッド=レティーシャとして全国に訴えかけるセイカの姿だった。 ペラジーは最後までそれを黙って見届け、そして映像が途切れる。 しばしの静寂。そして]
……ぷ………く、くくく……。
(154) 2012/02/12(Sun) 18時半頃
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あっはっはははははは!!!! なにアレ! なにアレ!? 似合わなすぎ!! く、くくくくく…。 はー、はぁ…そ、そりゃあ、聖女とか英雄っていうとああかもしれないけどさ…ははは…。 あー…お腹痛い…くくくく……。
[どう見ても「セイカ」とかけ離れた「レティーシャ」の姿に、大いに笑い転げる。 本人もそれを認めており、かつこの放送について少なからず羞恥を覚えているなどとは思いもせずに、遠慮無しに笑い転げる。 本人が見たら軽くへこむほど笑ったかもしれない。 が、しばらくしてそれが落ち着くと]
…ぁー、おかしかった…。 …で、アンタはあのセーカ隊とやらに協力しろって言いたいわけ?
[ライトニングは頷く。そうだ、と。 しかし]
(155) 2012/02/12(Sun) 18時半頃
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イヤ。
[ペラジーは即答だった]
確かにあの無駄脂肪仮面女はムカつくけど、勇者様の旗のもとーなんて、私はゴメンね。 ……私は、あくまで、「私が」「あの女を」へこませたいから、共通の目的を持った、「友達の」セイカに協力するわ。 征華隊だか聖歌隊だか知らないけど、そんなのに参加する気はない。
[そう、つまり、ペラジー=ミュートロギアは、こんなときでも素直ではないのだった]
(156) 2012/02/12(Sun) 18時半頃
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[覚えられてたらしいがひどい。 何がひどいって、俺が埋もれてたぼいんが、実の母だって事実が一番ひどい。 お子様だとかなんとか突っ込んでられないくらいにはがっくりきた……っ!]
刃、ね。 ライトニングみたいに、英雄に振るわれる刃ってか?
ってか…… やられた、って。 ヤニクが、誰かに…?
[自称正義の味方云々は聞いたことがなかったけど。 相棒がそんな目にあってんのに、引き離してる!?]
お前何考えてんだよ!?
[一旦落ち着いてるらしいペラジーを尻目に、俺が激昂して掴みかかろうとした。 が、まあ待て、と見せられた映像が。 >>6:116]
(157) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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…………… 誰?
[別人だった。 絶好調な本人を見てるからなおさら ナニアレ。 硬直した俺を他所に、ぺったんこ爆笑。]
アレに協力しろ、って?
[ひねた答え方をするペラジーは、それでも戦うつもりはあるようだけど。 零の華。 崩壊《ウルヴェレア》。 征華隊。 再生《アルメヴィア》。]
そういや、一緒に世界を救おうだとか、言ってたっけ。 ホーリーブレイズとダークブレイズ… 両方従えてたあいつは、そりゃあ輝かしかったろうな。
[途中で俺は消えちゃったけど。 そして、ホーリーブレイズは今こうして、…… 魂、ってやつか。]
(158) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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[俺にとってはついこのさっきのこと。 こいつにとっては、1000年前。]
知ってるさ。 俺のやるべき事は、そこにある。
[俺はたったひとつのため、1000年の時を越えたんだ。 言われるまでもない。]
(159) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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ヴェラをぶん殴って、崩壊を止める。 セイクリッド・レティーシャとお前たちに押し付けるわけにはいかねえ… それが俺の、権利で、義務だろうな。
そのために手を組むのが征華隊だってんなら入りはするけど、
―――― 俺の宿星(ほし)だけは邪魔しないよな?
(160) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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― 現在/空中要塞《EDEN》 ―
……なんだ。 数日前からこの世界に浮かび上がり。
まさかこれこそが甦りし最終兵器かと思えば。
誰の出迎えも無いのか。
[現在。零ノ華。死女神の眷属が世界中に攻勢を仕掛けた頃。 死女神は、正体の知れぬ空中要塞に降り立つ]
(161) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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女神を出迎えるは星の墓標ただふたつ。
……ふっ。 天空からの雷でも搭載された古代兵器か?
何の為に浮上し、何の為に現れた物かは興味あるが。 しかし、意味が無い以上に、起動要因《リリースコード》が無い。
[何か、星の十字架か。台座でも存在すれば。 星の芽《テュケイロン》を埋め込む窪みでも見当たるかも知れないが。 今、死女神の目を引く者は、ただふたつ並び立つ、星十字《アスタリスク》]
(162) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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破壊するか。
[何を備えているか解らない。 当然、この要塞ひとつで何かなるとは毛筋ほども思ってはいないが、邪魔になるだろう物は破壊して当然…]
……。 …………否、やめよう。
太陽《サイモン》の子達の墓標を手折る程、義理知らずでは無い。
それに。 あるいは。
(163) 2012/02/12(Sun) 19時半頃
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……あるいは。面白い"可能性"を見れるやもな。
[この星《セカイ》で初めて見る天空要塞。 懐かしい、創星の時代の産物を眼にする可能性もあるだろうと期待しながら、死女神は空中要塞に靴音を響かせる]
しかし、時間は残されていないぞ。
外宇宙《そら》の彼方より。
――"私の星"が飛来するまで……**。
(164) 2012/02/12(Sun) 20時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 20時頃
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ギ、ギギギギギ……
[桃 茜は悲鳴のような大きな音を上げている。]
(165) 2012/02/12(Sun) 20時半頃
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地母的奏鐘旋律《ハハナルカネノヒビキ》
[桃 茜は鐘《チャイム》を鳴らすと何者かを呼び出している。]
(166) 2012/02/12(Sun) 20時半頃
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真狡猾流氓出現《ヒキョウナルヤクザノシュツゲン》
[鐘《チャイム》とともに黒い霧が現れ人の形を為す。 それが結実し現れたのは―卑怯者のヤクザ。]
(167) 2012/02/12(Sun) 20時半頃
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……放馬過來(かかってこいや)。
(168) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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……放馬過來(カカッテクルノダ)。
(169) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[強運《オール》ト]
(170) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[凶運《ナッシング》が]
(171) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[無限《インフィニティ》を描く!!!]
(172) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[無限《インフィニティ》ヲ描ク!!!]
(173) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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俺、行かなきゃ。 ペラジーは、鍛えてからくるのか? ……ヤニクを、やったやつのとこ、いくのか?
[どっちにせよ、俺がやることは変わらない。 ライトニングが開いてくれた扉へ、足を向ける。]
ライトニング、セイカに伝えといてくれ。 中途半端に出てってごめん。 俺、ちゃんと世界を救いに行くから。
―――― なんかあったら、 あと、よろしく。 って。
[あいつなら、全部うまいことやってくれるだろうから。]
(174) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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じゃ…… 先に行って、始めてるから。
セイカタイとかが来る前に片がついてたら、ごめんな?
[冗談みたいに言って、笑って。 扉をくぐった。]
(175) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[1000年を遡った。 俺は力をつけた。
150年を遡った。 俺は過去を知った。
理由と力があるなら、やることは単純だ。]
[扉の向こうは、―――― 空中要塞《EDEN》。]
(176) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[―……ヒウゥゥゥゥゥン
姉と弟《コリーン&フィリップ》に相対するはおばさんとヤクザ《ドロシー&ヒュー》 彼らの足元から大極図《YIN&YANG》が広がっていく。]
(177) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[ VS 東方の危険な二人組《オリエンタルエクスプレス》]
(178) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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[ VS 東方の危険な二人組《オリエンタルエクスプレス》]
(179) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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……発射準備、開始。
[桃乐茜は狙いを定めると、粉砕された鉄球の中に強引に飛雲を詰め込む。]
(180) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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ヒューは、全身を縮こまらせた。
2012/02/12(Sun) 21時頃
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……発射準備、完了。
[桃乐茜は狙いが定まったようだと、飛雲を乗せたまま、大きな機体を360°にぐるんぐるんと回転させる。]
(181) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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―― 空中要塞《EDEN》 ――
[時間の流れはどうなってたのか。 わからないけど、俺にとって大事なのはそこじゃない。]
ヴェラ。…… 久しぶり?
[>>164どうしても逢いたかったひとが、目の前にいるんだから。]
(182) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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……俺の背は、でっかいとは言えないし、 俺の腕は細っこい。 あんたから見たら、そりゃあもう頼りないだろうけどな。
……俺、諦めないから。 この星《セカイ》を…… 未来《明日》を。
[半身に構える。 片手をあげ、手のひらを上に。 指先で招く。]
あんたを止めに来たよ、 死女神《母さん》。
[それが、俺《息子》の義務であり、権利だから。]
(183) 2012/02/12(Sun) 21時頃
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人 的 弹 射 器《ニンゲンタイホウ》
[桃乐茜は飛雲が入ったままその両腕をセヴィアルファ城目掛けて放り投げる。]
(184) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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[シュルルルルルルルルルルルルルルル 飛雲を乗せた鉄球はジャイロ回転しながら王都の上空を舞い、 貼られた簡易なる結界に向けて水平に衝突した。
ギルルルルルルルルルルルルルルルルル
結界の上で鉄球が回転する。めき めき めきめきめきめき]
(185) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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コレデ、良カッタノダ……
[桃乐茜の両腕は『打チ砕カレタ希望《エンデバーオブメモリー》』となってセヴィアルファ城まで落ちていく。それはまるで、希望を乗せた花火のように、華やかに落ちていく――――]
(186) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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[聖に対するは魔。属性の摂理とはそのように出来ている。 彼に巣食う四凶《ダニ》こそ魔の者ではあったが、 飛雲自身の属性は―……無《ナッシング》 この鉄球自体も―……物理《ナッシング》 風雲焦がす聖火の城壁《Blaze Wall》を透過して― セヴィアルファ城に向かって鉄球《チャレンジャーアゲインストメモリー》は落ちていく。]
(187) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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イヤァッ!!!
[適度なタイミングで鉄球から出て前方回転しつつ落ちていく。 鉄球はセヴィアルファ城へと向かっていく。 そして、飛雲は―]
がしっ!!
[城壁にしがみ付いた。 そして、石と石の隙間に手をかけて、器用に城壁を上っていく。]
(188) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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……見テノ通リ、飛雲サマ、イヤ、彼ノ者トハコノヨウナ関係デナ。
[両腕を失った状態でフィリップとコリーンを見る。]
桃源郷《ユートピア》ナド、妾ニトッテハ、幻想ニ過ギヌノダヨ。
[無機質な目が、救いの手を払いのける瞬間――]
(189) 2012/02/12(Sun) 21時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / 斉花の部屋 ―
――……貴方が自由に…自由に飛べるようになったら。 そして太陽と月を再び取り戻せたら。 貴方の背に乗せてもらって見てみたいわね。
[気持ち良さそうに語る龍>>133に笑う。 「欠落」については思い当たる節も無い>>135ようであれば、]
……これ以上の答えを今ここで出すのは難しいわね。難しそう。 力が及ばなくて申し訳ないのだけど…少し時間をいただけるかしら。 何か手は無いか、考えてみる。
[そう、約束した。]
(190) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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と言うか。
[カトリーナの方を見て、]
……そっかあ。夫婦かぁ…ふーふ……Fu-Fu-……
[ぶつぶつと何か呟いている。]
そんな厄介そうな境遇なのに。 なんていうか。偉いなあ…… いえ、なんとなくだけど。 そういうの、私まだわからないから、ね。 奥さんの方も協力してくれるならありがたい話だけど……
(191) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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[が、鳳凰《アリィ》の魂>>139、と聞けば。 表情は、仲の良さそうな夫妻を見る穏やかなそれから、 戦力を計算する魔女の物へと切り替わる。]
……やたら偉そうなニワトリね。
[と、1000年前の自分は記述していた。]
今回も静観かと思っていたのだけど。 鳳凰と、龍――……この世界-ホシ-の創生に深く関わるもの。 そっか、そうね……『運命の動かし方』の話、あなたたちには しておくべきなのでしょうね……
人と、星の力で。 神も、死も、運命をも欺き、動かす。その方法を。
[成し遂げること。その領域>>134の話だ。]
(192) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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――……でも。
[部屋の端に置かれていたチェスの駒が一つ割れた。 それは《Blaze Wall》が破損した>>185>>187事を示すサイン。 はぁ、と溜息をついて立ち上がる。]
その前に、来客ね。それもあまり良くない…タチの悪そうな。
[ペラジーから借りた短剣を手にとって、掌の上で軽く弄る。]
さっさとお帰り頂こうかしら。 …必要なら肉体労働も辞さない、って言っちゃったからね。
(193) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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さァて―……ここにも強ェヤツがいるんだろ?
[まるで東方の雑技《アクロバット》のような軽業。 鉄球が城へと到達する前に、ひょいひょいと城壁をのぼる。]
(194) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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[ 『『 どがあぁぁぁああんん !!! 』』 ]
[乗り捨てられた鉄球>>188が城に直撃し、]
…… っ、
[ちょうど、斉花の部屋の辺りの壁が崩壊した。 立ち込める煙の中、眉を顰める。]
ケホッ、 ッ、
……ああもう、気に入ってたのにこの部屋!!
(195) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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たーまやー……ってかァ。
[立ち込める煙の中、城壁をよじ登って飛雲が部屋に入ってきた。 黄色の東方服に包帯。さすがにもう松葉杖は手にしていなかった。]
俺様は礼義正しいからなァ。名乗らせてもらうぜ。 東方は趙一家の趙飛雲だ。所謂、流氓《ヤクザ》ってなもんよ。
[短剣を握る姿、夫婦の姿―舐めるように見渡す。]
(196) 2012/02/12(Sun) 22時頃
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あ、テメェ……四凶《ダニ》とやったんだろ? テリーとドリーが懐いてるしよォ。
[そう言いつつ、指差したのはケヴィンだった。 ニィィ。飛雲の口が笑みの形に曲がる。]
ということは、テメェ強いんだろ? 俺は「女神」連中みてェな崇高なもんは持ち合わせてねェ。 ただ、俺は強ェヤツと殺らかし合いたいだけだ。
(197) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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―……どうでィ、俺とサシでやらねェか?
(198) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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―― 空中要塞《EDEN》 ――
――。
[背後。常人に近付けぬこの天空要塞で。 背中の声に、死女神《母》は無言で立ち止まる]
(199) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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まだ駄々を捏ねるのか?
私は既にこの世界への"執行"を延ばし過ぎた。 これは執行者《エピディミオス》が必然にして権能。
[視線だけを背後に向ける。 半身で、指先で死女神を招く。 それに嘲笑を浮かべ]
私を止める。 出来るのか?坊や《息子》。
[窘める、には鋭い眼光で死女神《母親》は少年を見下す]
(200) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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――……ゲスの臭いがするわね。 勝つためには手段を選ばない、ゲスの臭いが。ゲスね。
[人の事を言えた身ではない。 しかしこの場に突っ込んでくれそうな者もいない。]
この類の手合いは有無を言わさず多勢で取り囲んで鎮圧するのが 常道だと思うけど、私は私で楽できればそれに越したことは無い。
……どうするの?
[サシで、と誘う闖入者>>198の言葉、龍宿す男はどう応えるか。 視線は趙飛雲から逸らさぬまま、問いかける。]
(201) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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[鋼鉄の乙女はしぶとかった…いや、それとも。 とにかく、浄化を耐えた挙句に見覚えのある筋者を呼び出して、 王都に向かって放出した、その一連の動きは…複雑な思いで見るしかなかった。
まだ―弱い。 まだ――、足りない。 まだ―――、まだ。
ふ、と黙りこんで、凶運の男が飛んでいった方向を見る。 眸は珍しく深刻さを見せていた。
しかし焦りはしなかった。 風雲焦がす聖火の城壁《Blaze Wall》があることは知らないけれど、 もっと強い存在がいるのを知っていたから。 …と、それよりも。]
あいつ…っ! マジ痛かったんだから!絶対ぶっ飛ばす!
[飛んでいった筋者に向かって、むきになった。]
(202) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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[それから、再び鋼鉄の乙女を見て、]
幻想、ね。 じゃあ、そういう言い回しはしない。 理想を抱かない者には、未来だってやってこないものよ。
それとも…その悲しみが大きすぎて、未来も見えないかしら。
[言いながら、再度見えぬ弓に矢を番えるモーション。 指は矢尻を握ったまま、先に向けた浄化の力―救いの手の行方を見据えた。]
(203) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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――――未来?
[桃 茜は動きを止める。]
フフ、ソンナモノハ、
(204) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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ゲスゲスゲスゲスうるせェな、籠りメガネよォ。 直腸にとうもろこしXXXして、そのままXXX上げて、 ズタボロにしたろうか、ワレェ!!
[ゲスと蔑むメガネ女子に向かって凄む。 とてもとてもストレートには書けないことを言いつつ。]
安心しな。テメェらが横槍入れねェなら、 俺ァテメェらと殺り合う理由は―……ない。 「籠り眼鏡」にも「やや肉達磨」にも手出しはしねェ。
俺の獲物はテメェだけだぜ、仮面みてェな顔したニィさんよォ?
(205) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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ソンナモノ、妾ガ新シク創リアゲテクレルワ!!
[桃 茜は目を赤く光らせる。
そして、何やら準備を始めると]
(206) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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駄々をこねる? 違うね。 説得する《叩きのめす》のさ。
[引かない。 親相手だからって遠慮するところなんか何も無い。
鍛えてきた後だからこそわかる、圧倒的な力と経験の差。 けど、そんなもん、引く理由にはならないんだ。]
(207) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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オ前達ニ、良イ夢ヲ見サセテヤロウ。
[桃 茜は何やら計算を始めている。]
(208) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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……お喋りさんね。お喋りさん。 前歯全部へし折って、ハ行しか発音できないようにしてやりたい。 フハフハ言ってみなさいよ、10秒間だけ面白がってあげるわ。
――…その後で、真っ赤に熱したXXXをアンタの役にも立たない 腐れXXXに捻りXXXして、XXXXXXXXXまでXXXXXXるわ。
[凄まれたからと言って脅える可愛げなどあろうはずも無く。 ストレートな危険球を言い放って、無事だった安楽椅子に どかりと座った。]
私の部屋を壊した。一方的に殺る理由はこちらにはあるけど。 ……私の入れる横槍は、それはもう一撃必殺よ。必ず殺す。 怖かったら、オモテ出てやる事ね。外でやれ。
(209) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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半即天遊戯ニ定メラレタ規定値ハ、$400。
(210) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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説得する《叩きのめす》……?
ふ。 ……ふふ。ふふふふふ。
面白い事を言うな?坊や。
成程。 何処で何をしていたのか。
随分と力の使い方を覚えた様だが。
[子に対峙する死女神の翼は六翼。 あと一対の翼が揃った時。 今度こそ、この世界に崩壊《ウルヴェレア》が巻き起こる]
子に母を説得する《叩きのめす》事が出来ると、思うのか?
(211) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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設定ハ、BETノ1.98%。
(212) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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$400=α×0.2×0.0198
[頭部に設置された電脳《コンピューター》が計算をはじき出していく。]
(213) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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この………
[もう言い返す気もなくなるレベルの危険球が返ってきた。 「クソッ」と舌打ちしてそれ以上はもう何も。]
ああ、わかったわかった。オモテでやろうぜオモテで。 別に怖いわけじゃねェぞ。外の方が窮屈じゃなくて良いやィ。
(214) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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α=101010.1。
(215) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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最後のチャンスをやろうか、坊や?
(216) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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ガキ扱いなんかいらないよ、女神。
(217) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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―――……・・・
(218) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――私を倒せるか《STOP》?
(219) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――あんたを倒すさ《STOP》!
(220) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――星命が望み絶たれども《DESPAIL》?
(221) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――星命の希望灯すまで《HOPE》!!
(222) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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|
――……・・・そうか。
(223) 2012/02/12(Sun) 23時頃
|
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ならば、世界の選択≪ √ ≫はただ一つ――
(224) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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いくよ《FIGHT》――
(225) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――いくぞ《FIGHT》
(226) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――セヴィアルファ城――
『おゥ! 俺っちの背中は女性優先なんでなァ、いつでも歓迎だぜェ』
[刺青の中はそれはそれは楽しそうに。 欠落については思い至らぬが、抜けていることは間違いなく、あるのだが。 今すぐに気づくこと出来なければ、時間を、というのには頷くのみだった。]
(227) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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運命の動かし方を――知っている、ということか。
[それは、教授によって知りうることの出来る"技術"なのだろうか。 世界創造を人間の手で成し遂げる、などということが。
しかしその思考も、倒れるチェス駒に阻まれる。]
(228) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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『旦那ァ!』
[叫ぶ龍。 倒れる駒よりも頼りになるセンサーだ。来る気配は――上! 咄嗟に剣を抜き構えれば、同時に鉄球が飛来し壁の一部ががらと崩れ落ちた。 もうもうと立ち込める埃煙に、勇者の咳く声が聞こえる。]
(229) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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『何がたまやだァ、とっととオメーもチビ星みてェにぱーんと花火になっちまいなァ、酔っ払い!』
趙飛雲。 名乗っていなかったか。ケヴィンだ。
『――……旦那ァ、律儀だねェ』
[足元、崩れた壁の向こうからこんなところまで駆けつけてきた犬がキャンキャンと吠え立てた。]
(230) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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ヒューは、ケヴィンに向かって中指を立てた。
2012/02/12(Sun) 23時頃
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三ツノ、『七』ガ揃ウ確率ハ、約十万一千分ノ、一。
[半辺天の目の部分が、3つのリールへと変わる―――]
(231) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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男子三日会わざれば刮目して見よ《こないだの俺と同じと思うな》!!!
星命《テュケー》よ―――――!!!
[戦い方は覚えてきた。 全身にこめる力の扱いは、この前の比じゃない。]
(232) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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帝流飛弾牙撃《クリティカル・クラッシュファング》!!!!
[拳が燃える。 赤き拳から、心《テュケイリア》の牙よ、
俺の敵《馬鹿な母親》を貫け!!]
(233) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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『なァ、旦那ァ』
[サシでやる、に返答する前に、龍はわずか身じろぐように声を漏らす。]
『こう、こんなカッコの俺っちが言うのもなんだがよォ――』
言うな。……言うな。
[出来る限り意識を逸らしたい言葉(>>209)が隣から聞こえてくる。 自分に向かっていないと分かっても、どうにも集中が乱れるのは許していただきたいところだった。]
(234) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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Road of MACAO《ヘブンズ*ドリーム》
[半辺天遊戯のリールが回り始め、強大な火花を散らす――]
(235) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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雀百まで踊り忘れず《力の差を未だ理解できんか》!!!
良いだろう、揉んでやろう――!!!
[前回の様な手加減はしない。 それで零に還させるならば、それまでの存在だ]
(236) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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神流空蝉虚撃《クリティカル・ミストショット・ゼロ》!!!!
[拳から濃密な黎《くろ》の霞が迸る。 黎き拳から、零の破壊が。
全方から、無謀な少年《愚かな息子》を貫く!!]
(237) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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―――、っ。
[いい夢を。 その声に、弓をひき絞る手が震える。 打ち付けた肋の辺りが、また痛みはじめた。]
本当に、イイ夢ならありがたいところだけど… いやぁな予感がする…
[何かを計算しているような声に、眉をひそめた]
(238) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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[突如鳴り響いた轟音と揺れに、大きくよろめいた。]
けほっ…、何でしょう…
[巻きあがる粉塵、その中から現れた影は以前港町で出会った酔っ払いの姿だった。]
貴方は…、 ―――ケヴィン様!?
[夫とサシで勝負しようという言葉に、心配そうにケヴィンへと目を向けた。]
(239) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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っおおおおおおおおお!!!!
[飛び込んだ勢いで、拳を振りかぶる。 同時に打ち込んできた、相手の拳。
撃ち負けるようじゃ、叩きのめすなんて夢のまた夢でしかない……!!]
(240) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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揉むのは俺の方だ!!!!!!!
[入った。 俺の拳が、狙い通りヴェラの頬を捉える。 おもいっきり振りぬいた!!]
っぐ……っ
[けど、ヴェラからの攻撃も避け切れない。 まともに食らえば一発でやられるかもしれない一撃は、いなしたところで体へ響いた。
着地、すぐに横へステップ。 ヴェラの横をすり抜けるよう、それから地を蹴ってもう一撃…!!]
(241) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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『ああ、ああ、オモテへ出なァ! 出ちまってそのまんま尻尾巻いて帰っちまえば怪我もしねェで済むぜェ?』
俺で、いいのか。
[龍の言葉は向けられた中指に、確認の言葉は部屋を壊されたレティーシャに向かった。 許可が出るなら、外へ向かうだろう。 手にはしっかりと大剣を構えたままで。]
(242) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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まだまだああ!!
1000年分の研ぎ澄まし、受けてみろ!!!
[見をひねり、握った拳を振るうは裏拳の動き!!]
(243) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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ケヴィンは、カトリーナへは「心配いらない」とでも言うように、静かに静止した。
2012/02/12(Sun) 23時半頃
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っつああああああああ!!!!
[漆黒の霞から、死女神が飛び出す。 同時に打ち込まれる、黒鋼の拳。
一撃、二撃、打ち込むと同時に]
(244) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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―――くぅ!?
[破壊の力《カオス》が、死女神の頬を強かに貫いた。 頬を抉り抜く衝撃。 天空要塞の空に、死女神が吹き飛ぶ]
くそっ。 悪霊《クロノス》の次には息子に傷付けられるとはな……!!
[だが同時に霞の中から放った拳撃も手応えがある。 軽くいなされ、星命《テュケー》の力で衝撃は届かなかったようだが。
空中で反転、シュシュ、と音を立てて鋭く更に後方にバック転。 しかし、それを追撃する少年が、横合いから更に肉薄]
(245) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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―――七。
[一つ目のリールに赤い7の数字が止まる。]
(246) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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―………テメェ「が」いいんだよ馬鹿野郎。
強ェヤツが羨ましい。俺は何も持ってねェ。 無《ナッシング》だ。おまけに運まで悪い《ナッシング》と来てやがる。 テメェらが羨ましい。羨ましい羨ましい羨ましい。
―……だから、大物喰いしてやるのさ。
[飛雲もまた外に出る。]
(247) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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―――七。
[そして、ニつ目のリールにも、また赤い7の数字が止まる。
三つ目のリールは、まだ止まる気配を見せる様子は無い。]
(248) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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調子に乗るな!!
1000億年の破壊を見くびるなっ!!
[後側面から鋭い殺気。避けきれない――!!]
(249) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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ぐう――!? 馬鹿な!
[右肩が外れる程の重厚な衝撃。 左拳が、人体など一瞬で四散するありったけの破壊を籠めて。 微かな硬直を狙い鋭い掌底を叩き込むが]
(250) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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[いいのか、と>>242尋ねられれば、]
……自信がないのなら代わる。代わるけど。 さっきもちょっと言ったけどね、温存しておきたい身なの。 アレのご指名に乗っかってくれるのなら、礼を言いたいくらいね。
……横槍が欲しければ、チャンスを見計らって入れるけれど。
まあ、私よりも……私なんかと違って、優しく心配してくれてる 奥さんの方にしときなさい。許可をもらうなら。
(251) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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――、。
[回るリールが一つずつ止まっていくのに、 ごくりと唾を飲み込んだ。
ずきずきと痛む身体が、 もう弓を構えているのが限界だと訴えている。]
(252) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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俺はお前が弱いとは、思っていない。 強さが意味を成さないなら、俺だって無《ナッシング》だ。
――せいぜい喰われないように牙を剥くさ。
[確認の言葉の返事は、予想通り飛雲の方より返ってきた。 手に持つ剣へ、力を流動的に移すイメージ。]
(253) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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だったら俺が終わらせてやるさ!!!
1000億年の記録もここで終わり《STOP》だ!!!
[地を蹴れ。 星命《テュケー》を込めて、全身で振りぬく!!]
(254) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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馬鹿はあんただよ! っぐあ―――ッ
[二撃目もはいった。 って思った刹那、掌底が横から。 そこへ星命力《テュケイリア》を固めて防いだつもりが、防ぎ切れない…っ!!
吹っ飛ばされ、地に転がる。 すぐに立ち上がるけど、 …腕、いってえええ…っ!]
(255) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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龍気装天!!! 破刃《ハジン》!!
[声と共に、くろぐろと光る刀身。 自信がないなどと言うはずもない。横槍もなくて構わん、などと思っていたのは、口には出していなかったが。
男は戦いに身を投じて、僅かに笑った。]
(256) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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[けど、痛いだけだ。 動く。折れてない。 俺はまだ、戦える。]
この程度かよ。 この程度で、俺が諦める《STOP》って?
そんなに舐められてたとはね!
[ハッタリに見えるか?そういうところもある。 このへんの見た目がどんだけ大事かは、過去の勇者の姿から学んだ。]
(257) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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[そして、ふたりはオモテ―とりあえず城の中庭に来ただろうか。 飛雲は剣持つケヴィンに向かって、身構えた。]
―……さァて、テメェの牙がどれだけ鋭いのか。 見せてもらうぜ。龍《ヘビ》のニィさんよォ。
喰らいやがれ、俺の拳を!!!
[コォォォォォォ 深く息を吸い、そして吐く。 拳を振り上げたところで一気に間合いを詰め、 わざと拳をスカして背を向けると、そのままの勢いで ―……跳び回転横蹴り《ティミョ トラ ヨプチャ チルギ》!! こっちが本命だったようだ。]
(258) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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……オ主、立ッテイルノモ限界カ?
[辛そうな様子のコリーンを見れば。]
大丈夫ダ。妾ガ暫クノ間、楽ニシテ進ゼヨウゾ……
[半辺天遊戯は、三つ目のリールが止まる刻を、じっくりと待っている様子で。余裕の構えである。]
(259) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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死の概念を終わらせる? 知った口を利くな!!
お前の様な子供に終わらせられる零の系譜《STOP》ではない!!
[拳が光と化して視認できなくなる、光速の掌底。 口端に傲然で獰猛な笑みが浮かぶ]
(260) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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っ…――ぐううっ!!?
[死女神が織り成す死の障壁。 それは、他者から死女神を襲う破壊に、『死』を与え、相殺する絶対の護り。 だが、例外。
その死女神の直径が繰る『破壊』の血。 死女神の絶対障壁すらも貫く]
(261) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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その大口を叩くには、死を寛容せよ!!
[空中要塞のあらゆる遮蔽物を破砕される衝撃。 瓦礫と草木が舞い散る嵐の中から、死女神が飛び出す]
いい加減に無駄な駄々を捏ねるな!!
虚殻震制零拳《グランドガイア・ゼロインパクト》
[より強力な破壊と、そして死。 辺りの風景をも破砕する一撃が、真正面から迫りくる]
(262) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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うる、さい。
[言い返したら、肋がずきりと痛んだ。 落ち着こうとして大きく息をすっても…然り。]
ぎゃく、よ。 楽にしてあげんのは…アタシ。
アンタの背負った因果《カナシミ》は… 傷ついたこの星には、ちょっと重荷なのよね…。
(263) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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ケヴィン様…
[城の中庭、二人の闘いの邪魔をしない様隅からその様子を眺めた。 飛雲の攻撃が彼に向うたびに、目をそむけそうになりながらも、じっとこらえながら。]
(264) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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―人間大砲が始まる前頃―
…………。 はー……、さいあくだ。 アイツ、ホント臭いし…嫌いなんだよね、ああいう品がないやつ。 あれの、アレを切り落として、転生もできないぐらい切り刻んでやりたいところなんだけど。
[突然現れた男に呆れた様子を見せる。 口上を述べているのを黙って見ながら、男が城へと向かうのを見送ってしまった。]
………人の家に……。 あの野郎…匂いつくじゃねぇか。
[きっと、父である男も。 洗濯ばさみで鼻をつまんでいるに違いない。]
(265) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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レティーシャは、壊れた部屋に残り、シュークリームを食べている。
2012/02/13(Mon) 00時頃
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俺は死《あんた》を拒絶はしない!!
けど、まだ逝くわけにはいかないんだよ…
輝かしい未来が、俺を待ってるんだ!!!
[避けられるような技じゃない。 ただ全霊を振り絞って地を砕き障壁とする…… 耐え切って、みせる!!!]
(266) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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っぐあああああああああああああ!!!!!
[全身を焼き尽くすような破壊《死》――――!!!]
(267) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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っ…… く、 ッは……
[カラン、と、まき上げられた小石が転がる音。
俺は―――― まだ、立っていた。]
無駄、じゃ… ない…。 むだになん、か させない……
[あー、あっちこっち、痛い。 それでも。]
(268) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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『拳じゃ、ねェだろ、クッソ野郎!』
[飛び来る拳が本命でない(>>258)のは、すぐに見きった。 相対する男の筋肉の付き方、足さばき。どちらをとっても、蹴りを得意とするものなのはすぐに見て取れたからだ。
すい、と拳を避けるのと同時、下方に潜り間合いをさらに、体同士が触れるほどに詰める。 回転蹴りは男の想定よりもずっと早くヒットして止まるだろう。本来の回転蹴りより、回転のかからない分威力弱まったままで、己の体に当たった。]
――俺も、剣ではないがな!
[そのまま、ぶつけられる勢いに歯向かうように、巨躯をまっすぐに押し入れる。 神鉄《アダマース》の大剣に頼らぬ、身ひとつのタックルだった。]
(269) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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俺の意志は 決して 砕けない
(270) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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レティーシャは、シュークリームを食べ終わった。
2012/02/13(Mon) 00時頃
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無駄な抵抗、してんのは …… あきらめんのは、あんたの、方だ…!!
っ 想殻心清牙拳《グランドダイヤ・ファングインパクト》!!!!
[渾沌《カオス》の力、 これで決めてやる―――!!]
(271) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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はっは!脳髄ブチ撒け―……ぐげっ!?
[廻し蹴りというのは、遠心力を蹴りに乗せる技である。 幾ら爪先に鉄板を仕込んでいるからといって、 このタイミングで受けられればたいしたダメージにならない。]
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!頭がァァァァ!!!
[そして跳び回転蹴りをタックルで迎撃された形となった。 ケヴィンと飛雲―体躯《フィジカル》は段違いである。 そのまま後頭部から地面に落ち、悶絶するように転げる。]
(272) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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――――――――!!!
[渾沌《カオス》の力が、天空《そら》を舞い]
―――――ぅぁぁあああああああああああああああ!!!!!
[死女神の放った、破壊と死の衝撃。 それを上回る、渾沌《カオス》の衝撃が、死女神を呑み込み―――]
(273) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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………レイディの本懐は心得た。 なるほど、やっぱり幻想《ファンタジー》じゃ足りないか。
[困ったように目を伏せて。 姉の言葉に耳を傾けていたが、何かを思うかのように顔を上げた。]
……姉貴に話をしておかないことがあるんだ。 オレがこの世界に生まれた理由。
……というか。 母親がアンタを置いて親父のところに来た理由。
[目が回転しはじめるのを見る。 弓を構えている姉に向かって、語り始める。]
(274) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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……この世界に、半分の悪魔が必要だったから。 そう、記憶が告げたから。
くだらない理由だろ、ホント。 そんな理由であの女は姉貴と姉貴の親父の下から去ったんだ。
……オレが産まれた理由は。 この世界に必要だったから。 でも、分かった気がするんだ。
……そんな理由で産まれたのに…。 オレは酷く孤独だった。
[地面に突き立てた大鎌《サイス》を足で蹴りあげる。 そして、落ちてきたそれを受け止めれば構える。]
(275) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
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――――……・・・
[破砕された巨木の欠片が堕ちる。 もうもうとした渾沌《カオス》が巻き起こした破壊の塵が晴れた時。
―――全身をぼろぼろにした死女神。 未だ生きて、無言で立ち上がった]
(276) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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……力。は。 確かに、付けたようだな。
だが。 既に歩みを止める意志など端から無い。 然し。
お前が、この星《セカイ》を護る為。 その星命尽きるまで、その意志、砕かぬならば。
仕方がない。
(277) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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――よもや。 "コレ"を使う程に強くなるとはな。
[その砕けぬ絶対の意志を輝かせる少年へ。 左腕を、掌を、憐憫の表情を以て死女神が向けた]
(278) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
|
[あなた は この世界 に 必要だった――――――。]
(279) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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≪CALL ZERO≫――
(280) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
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――包み、覆え。虚想ノ拳≪メンタシム≫
[ ぶ わぁ っ !!! ]
[少年が拳に纏う黒鋼。 そこから、濃密な死と破壊の薫る、漆黒の霧が噴き出す]
(281) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
|
まさか。
この私が、ただの温情で。 未だに私の分け身を与えていると思ったか?
其れは私の眼にして耳にして口。 そして、まぎれも無い、私そのもの。
――貴様の両の拳に。存在る。
(282) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
|
この手は、余り使いたくは無かった。
だがな。 私も、腹を痛め為した子だ。 この世界と共に零に還すには惜しい。
[少年の身体を瞬く間に覆う、死女神の霧。 抗おうとしても、黒鋼のガントレット。 それは、少年を覆う死女神の一部そのもの]
――故に。
(283) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
|
[時を渡る能力――――――。
それは、父の特殊能力にして唯一の力。 引き継ぐ自身に流れるその血は――――。
闇の眷属というものに抗うために混じらせたもの。]
…………。
[血が言うがままに―― 必要なことは全て揃えた。]
(284) 2012/02/13(Mon) 00時頃
|
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空想の力が織りなす夢想《ヤスラカナユリカゴ》に囚われて。
眠れ、オスカー。
死女神《母》の羊水の中に還り。
私と、見つめ続けろ。
(285) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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この星《セカイ》に、零ノ華《CALL ZERO》咲き誇る黎明の刻を、共に――
[漆黒の霧が、少年を、死女神を。 この天空要塞そのものを覆う程の濃密な霧に覆われ。
少年は完全に、抗い様の無い死女神の腕に抱かれ――**]
(286) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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[けれど、必要なものは揃えても。 それは、つまり自分はいつか必要なくなるということであり。 世界とかじゃなく――――。
ただ、誰かに――――、 必要とされたかった。
人間の寿命を集めるのはただの口実。 使命を受けるソレで自分の存在をつなぎたかった。]
……世界は――――、世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》の記憶を必要としている。 姉貴《聖母》を必要としてるんだ。
[開く瞳の色は紫紺の色――――。 右腕の螺旋は瞳と同じ色に染まっていく。]
(287) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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……悪いけど、姉貴は殺させない。 それが、オレの――――。
[大鎌《サイス》を天女《ドール》へと向けた。]
(288) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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――立て。 その程度か!
[頭から地に落ちて転げまわる男を、立ち上がって見下ろす。 間合いを数歩引いて取り、今度は黒剣を低く構えた。 ――次は、斬る。]
(289) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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最後の、使命だ――――――。
(290) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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― → セヴィアルファ城 / 中庭 ―
……まだやってるわね。
[暢気におやつを食べてから、遅れて中庭にやってきた。 中庭の隅、夫の戦いを見守る妻>>264の隣に立つ。]
……うーん。 正直ね、正直あまり、戦闘の解説とかは得意でもないんだけど。
[転げる飛雲>>272を見て、しかし表情は険しい。]
……胡散臭いわね、あのゲス。 アレはもっと、卑怯な臭いがするのだけど。大人しいわね。
[その言葉は、妻を余計不安にさせてしまうかもしれない。]
(291) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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くそ…っ
[今ので、やれなかった。 もう一撃、って立ち上がるヴェラを見返して、]
え !?
[ ぶ わぁ っ !!! ]
[真っ黒な霧が、ガントレットから吹き出した。]
(292) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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なんだって…… っや、
[これに包まれたら、駄目だ。 慌てて黒鋼を外そうとして、 その手も、黒に囚われる。]
やめ、
[黒が、俺を包む。 その向こうに、ヴェラの傷跡を最後に見て―――]
(293) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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ホゥ、素晴ラシイ話ジャナイカ。コレガ姉弟愛トイウヤツカノ?
[半辺天遊戯は笑みを浮かべる。最後の瞬間が刻々と迫っている事に。]
(294) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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コレ、渡しとく。 後、親父にさ――――。
王位なんかクソくらえ、って言っといてくんない? 継承するつもりなんかないからさ。
[弓を構える姉の胸元に強引に青い玉を押し込んだ。 それは、母である女の右瞳《ミッドナイト・ブルー》。]
……Bか…。 上手に盛ってんな、姉貴。
[そんな風に笑みを浮かべながら――――。]
(295) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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( 、 )
[漆黒の羊水《母なる海》に、沈んだ。**]
(296) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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痛ェ……誰がこの程度ッたよ馬鹿野郎がァ!!!
[見下ろす顎目掛けて、両手の跳ね上げを利用して、 両脚を突き出した。そして、そのまま後方に宙返り。]
さすがに強ェ……羨ましいぜ。ああ、本当に羨ましい。 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい
(297) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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ダガ、ソレモココマデダ。
[三つ目のリールが、静かに止まる。その数字は―――]
(298) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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[隣でなにか言っている声が聞こえる。 しかし、痛みの方に神経がいってしまって聞こえない。]
うるさい。 アンタは黙ってて…。
[目を向けず、弟へ言い捨てて、]
素敵でしょ? 最後にイイモノ見れてよかったじゃない。 さあ、そろそろ…楽に、してあげる。
[そして、絞りに絞った矢を――放した。]
(299) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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―――七。
(300) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/13(Mon) 00時半頃
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麻痺的飛卑怯針《シビレルクライノシゲキ》
[宙返りの最中、飛雲は大口を開いて
カチッ
舌先に空いた小さな穴から極細の針がケヴィンの足目掛けて飛んだ。]
(301) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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J A C K P O T 《アオキシンエンヘノイザナイ》
[半辺天遊戯の口から突如、ガスのような物が吹き出る。
そのガスは吸い込んだ者の神経を蝕み、ひとときの深淵へと誘っていく―――]
(302) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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[流れる血の色は同じなのに――――。
人間にも悪魔にもなれない。 ただ、半端な存在――――――。]
……………、セイカ。 力になってやれなくて悪いな。
いつになっても…ホントに…使えないな、オレは…。
[その呟きは姉にも、きっと聞こえない。 リールが揃った様子に、力を篭めた。]
(303) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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[弟の手が触れたのは矢を手放す直前。]
ばか!なにしてんのよ! じゃま、しないで!
[なにを入れようとしているのか。 何を言っているのか、わからない。 集中が切れないようにするのが精一杯だから。]
―うるせえ。盛って悪いか。 だまれ、チビ。
[Bか、といわれてこめかみに怒筋。
―ぶっ殺す。
矢を放ったときに思っていたのは…そんなこと。**]
(304) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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ほあたァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
[そして、ケヴィンの頭目掛けて跳躍し、 踵落とし《ネリョ チャギ》を脳天に向けて放った!!!]
(305) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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その意気。
[跳ね起きる飛雲に、笑みを見せた。 蹴り打ち込まれた脇腹が痛まぬでもないが、しかしそれ以上に戦いの高揚がやまぬ。]
羨むなら俺を超えるか。 俺を超えれば、羨む俺より上になるだろう。
この俺の何がそんなに羨ましいのか、俺には分からんがな。
(306) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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レティーシャは、フィリップは今どこでどうしているだろう。何故かふと、気になった。話したい事などいくらでもある。
2012/02/13(Mon) 00時半頃
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――――、させるかよ!!
[姉の背後の空間を切り裂く。 どこに繋がっているのか、どこの時空なのかも分からないが。]
……じゃあな、姉貴。 後は頼んだぜ。
[矢を放った後の姉の腹を思いっきり蹴飛ばせば、次元の向こうへ――――。]
……母さん……姉貴、守ってやってくれ。
[深遠に誘う霧の中――――――。 最後に一撃――――。]
(307) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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――眠ルガ良イ。
[神経を蝕むガスは段々と充満していく。]
永遠ニ、醒メル事ノ無イ眠リヲナ……
(308) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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ヒューは、やはり踵にも仕込んでいる―卑怯な器具を。
2012/02/13(Mon) 00時半頃
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『やったらァァァァァァ!!!!!』
[低く構えた剣は、脳天狙う脚を斬り上げるように狙う。 避けぬ。避ければ、こちらの手が当たらぬ。 なれば、と打ち込むが良手、とばかり。]
(309) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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[ 一 閃 ]
シ ュ ガ ー テ ロ 『 耽 美 な る 炎 罠 』
[炎刃が天女へ放たれれば。 身体はその場に崩れ落ちた。**]
(310) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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