人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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視点: 人


【人】 さすらい人 ヤニク

 …… 上等。

 ―― 「敵」の言うことなんざ、
    知らねーってやつじゃなくて良かったよ。

[>>0さざめいた波紋のように、
  僅か揺れる海。
 
 対峙する碧空に確固とした意志は保たれたまま。
 でも そりゃ「敵」に向けるよーなもんより、
    無意識に浮かんだのは 純粋な喜色。

 水面を撫でる夏の風みたいに、
 温っちいけども、尖りはしねえ。 ]

    [ それでも、止まりも、しない。 ]

(4) 2015/06/29(Mon) 11時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[距離を詰める間に、
 吐かれた薄い音の流れを見つめたって。

 それが 覚悟か 恐怖か、 
     なんであるかは わかんねーけど。]

 あ? どんなやつだって
    嘗める腐る程バカじゃねーっての。

 ―― それに、「アンタ」の名前を知らねーから
 『兎』以外呼びよーがねーんだって!

[最初あった時にこっち見て震えてた兎が
 どーにも頭にこびり付いたまんまで。

 (売り言葉にゃ、買い言葉。 
 それでも悪意があった訳じゃなかったが――。)]

(5) 2015/06/29(Mon) 11時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[(『私は。』)
 >>1紡ぎかけられて、途切れた台詞は
 そう簡単に教えてくれる気はねーらしい。]

 …そのまんま、言っちまってよかったのによ。
  ま、 … でも。

  後にとっといてくれたほーが、
  『お楽しみ』ってのは、あるもんか。

[さも残念そうに覗きこみながらも、
 へへ っと、『痛み』もなんもかも
       封じ込めて嗤う碧ん中。

 映る 笑みから、
    鋭さへ代わってく蒼は。

  こちらへと応じてくれることは、無い。]

(6) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[それを見りゃあ、
  瞼が動くのは緩慢に。

 だけども、確かに『幕』を切り替えて。

 ( 開きかけた口は。

    そりゃ後でいーな と、

   綺麗さっぱり、 呑み込んだ。 )

 ひたまっすぐに
  あらん限りの力で突きつけるのは、一筋。 

   ――― 黒い光が煌めく、半月。 ]
 
 

(7) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>2‟痛む”感覚だとか。
 まったくそんなんを感じさせねー足取りは、
 軽やかではないだろーにせよ、
 涼やかに一鳴り。

    ――― 地を打ちゃあ、
        顕れたのは 『異』。

   さっき目の前で見たばっかの
    ‟現れた”扉に 

           ざわり 、
   警戒は鐘を鳴らすみてーに膨らんで。
   兎は するり、 

     そん中へ 『逃げ込んだ』。 ]

  …… ッ、
    目の前にいんなら、
    真っ向から来いよ!ちくしょッ…!

(8) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ( ああ、‟今回”は、
    『消える』のが好きなやつばっかだな! )

[飛び出た、届きそーもねーで
  思わず空きっぱなしの扉を睨んだ
  悪態はどこまで言えたもんか。

 どこに行きやがったか、
  くるり 双眸が一周しかけて、
  その足音が木霊したのは 直後。  ]

       [  ―― ふわり、 ]

[‟嫌な気”が、
    漆黒に纏わりついて、攫うのと
     ……   殆ど 差はなかった。 ]
  

(9) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ―― はい、
    じゃー避けねーよって、

      … 誰が言うかっ!!

[肘を叩きこめもしねー、
 腕のねえ『死角』から繰り出された
 ナイフが 、 瞬く ――― 、 ]

      …… ち、

[ ぐ 、

   反対側に思いっきり身を捩ろーとして、
   風に触れる傷口の痛みに舌打った。  ]

(10) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ふらつきそーな体を、 
      足で踏んじばりゃあ、

  塞がれたばっかの傷を思い出させるように
  掠めた赤い筋が首を掻っ切る前に、

    こっちからも、
    身を捩った勢いのまんま、後ろへ。  ]


  [  とん 、 ]


[ 跳ねるように下がりゃあ、 
  シャムシールを握り直して、
  向き直り 対峙するみてーな格好になりゃあ、

    ―― 随分と勝手な命令に、咆える。 ]

(11) 2015/06/29(Mon) 11時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 … そりゃー、こっちの台詞!
 アンタを痛めつけたくもねーし、
 さっさと盗まれて、その命預けてくれたら、

[勢いに乗ったまま、
 ぽん っと 、  

  言葉の弾丸を放つように
  舌を回そうとして、 一呼吸。 ]

      [ 下がる眉尻にゃ、
         僅か 嘲りの感触、 ]

  ―― 助かるんだけどよ。

[狂気に呑まれかけた俺に
 言う資格はねーんだろーが。

  ( でも、そんなごちゃごちゃしたのを
    考え始めたら また『違えそう』だから、)]

(12) 2015/06/29(Mon) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …でもよ、

   どっちにしたって、
   俺は一度狙ったもんは!

    ――― 盗み逃す気はねーけどな!

[ 一回決めた道を転がりおちねーよーに、
  勢いのまんま 、

        地を蹴り出して。 ]

         

         [  ‟ 駆ける ”。 ]


  [ それだけ。 ]

(13) 2015/06/29(Mon) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[扉だとか便利なもんは使えねーが、

  んなもん無くても、
  足さえあれば近寄れるはずだ。

      扉の中にまた逃げよーとしたなら、
      飛び込んでやるつもりで、 
      揚々と、 下がった分突っ込む。

 ( もしくは、 )

   ( ―― 目線は落とさねーが、
    腕に巻き付けた一条の感触はハッキリ、 )]

[痛めつけたくねーってのは本音だが、
  ‟في العجلة الندامة(急がば回れ)”
   斬撃一振りで決める気もない。

 だから、奔る最中に振り上げた半月を『囮』に、
     先ずは懐に潜りこもーとしながら、 ]

(14) 2015/06/29(Mon) 12時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 『ملهمة الروح(化身よ、躍れ!)』


[空に ‟詠う”。

  それと同時に、
  ウードの奏でる音色の代わりに、 
  ピン と 、 弦みたいに張り詰めた号は、
          黒い月を震わせて ―― 。


  空の気流が、唸ったかと思いや。
  金色の背に 紅蓮の炎を渦巻かせて

  ( 力が足りなかったのか、 )

  虎に成り損ねた小さな『猫』を象りゃあ
  それは‟兎”の背に 噛みつこうとした。 *]

(15) 2015/06/29(Mon) 12時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 12時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 やーな、こったっ…!

[ちりつく、首筋の痛み。

 ああ、鬱陶しーことにまた。
    闇でも這いずり登る感覚に、
    兎への返事も籠めて、

── 二重の意味で、『抗う』。 

 追って聞こえた雑な舌打ちは、
 嘲りに鎮火しかけた炎に、
 もっかい 油を注ぐだけだ。  ]

(23) 2015/06/29(Mon) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …はっ、
 そう思うなら、思っとけ!

 命なんて重いもんは、盗んでも
 『預かって』返すだけがせーいっぱいだ!

 ……殺したって、
 そのまま見殺しにゃあしねーっての…!

[『何が何でも解決する』。
 どうするかなんて、んな根拠は
 二の次で考えてなんかいない。
 綺麗ごとだって言われたって仕方ねえ。

  ── でも、それでも。
 迫る気だけは、出任せじゃねーんだって。
 まっすぐ、前のめりに駆けてく。 ]

(24) 2015/06/29(Mon) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[>>17その先にゃ鋭い刃物の輝きが
  あるだけだとしても、
  構わずに拒絶を払い 駆ける。 

 更に足を踏み切って突っ込もうとする、
 その直前 >>18引き攣るような声。

 背後で揺らめく猫の影が兎を食まんと
 飛びつきゃ びたん!

  扉にぶち当たりゃあそのまんま、
  ぷすぷす 焚き木みてーな臭いが
       蔓延してく。


 崩れるよーに座り込んだ兎の姿は、一瞬。
 定めるように捉えてた視界端から ずり落ちた。]

(25) 2015/06/29(Mon) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 頭ん中で描いていた半月の軌道がブレて、
  慌てて 碧を地の方へころり、転がす。 ]

 ッ、 さーっきから我儘ばっか!
 それいうんならアンタだってその変な扉!!
 使うんじゃねーよ、フェアじゃねーだろーが!

[その弾みで思わず減速しちまって、
 つんのめりそーなのはなんとか。

   爪先に力入れて堪えきったが。
 >>19八つ当たりみてーに喚かれちゃあ

  ( 全部は流石に聞けねーよ! )

   ムッとして眉根を寄せながらも、
   確かめるよーに柄を強く握って ―― 、

 (互いに能力を使わないって決めるんなら
   それはそれで呑んでもよかったけどな) ]

(26) 2015/06/29(Mon) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[いっそ『猫』を防がれたんなら、
 上に跳んで薙いでやろうかと。

      勢い良く、

             たんっ、 

  さっきつんのめって殺した勢いと
  つま先に持ったまんまの力を利用するよーに、

 空へと 躍り出し ――  、
 立ち上がらずに無防備に見える姿に
 血塗れた衣をはためかせて、    ]

        [ 斜め下へ。 ]

   [ 舞踊みてえに身を捻り、
    月の弧を薙ぐよーに振るおうとしたとこで ]

    [ 響く、>>19踵を打ち鳴らす音。 ]

(27) 2015/06/29(Mon) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 駆けだした虎は、
  そー簡単に止まれやしない。

   … 火の輪でも潜るように
     ジャンプしちまったなら尚更!! 

 偃月が兎の肉を断とうとしたとこで、
  地に足を触れたかと思えば

    そこに 『地面は無かった』。 ]

 … は?

  え、  うお ッ …!?

   ちょっ、テメ …!!

[ ―― 足を止めるって選択肢すら
      浮かぶこたあ無く。   ]

(28) 2015/06/29(Mon) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[足をついたはずの
 『扉』ん中に無様に落っこちりゃあ、
  
 ‟舞”の途中じゃ、
 ろくに受け身も取れねーまんま。 ]

    い、 っ …… !

[ ごろん、 っと

 随分香りのきっつい、
 黒薔薇の中に突っ込んだ。

     刺さる茨が身を掻き毟りゃ、
     思いっきり顔は歪んで地に伸びる。

     身を打った勢いで剣は甲高く澄んだ、
     楽器みたいな音を奏でて ―― 、

  人一人分、 離れた位置まで転がってった。 *]

(29) 2015/06/29(Mon) 19時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/29(Mon) 19時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ―― はあ!?

 なんでだよ、獲物の差ならっ!
 俺じゃねー、クソ山羊の野郎にでも言えっ!

   じゃー素手で殴りあいでもやっか?

[ >>33笑みもなんも浮かばねー無表情は、
  声とは裏腹に真顔で怒られてる気分で
  なーんとも理不尽めいた気分になる。

    抗議めいた怒声にゃあ、
    流石にそこまでしらねえ。 

 ハンデだのどーのが声にだされりゃあ、
 片腕ねー時点でじゅーぶん『ハンデ』だって
             悪態吐きやしたが。 ]

(40) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[煽る程に焔は大きくなって、
 真っ向から風に煽られ、それを鏡に映し返す。
  
 傍らで響くもう一つの戦闘の。

 鉄球の衝音や、
 声なんてのは聞く余裕もねえから、
 ただ、‟今”は目の前の相手だけを見据えて。

   ―― 刃を振り薙ごうとすりゃあ、
      見事風を踏みぬいた足は、

          落ちてく。 ]

 …… ッ、 

(41) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[茨が所々食い込んだせーか、
 漆黒の黒薔薇はその闇色に紅を差して、
 昏がりの中に艶めきを宿し 妖しげに誇る。

 多少痛覚なんて遠退いてるとは言え、
 刺さり込んだ棘の感覚は鈍くたって痛いし、

  … 暴れかける精神を『越えない』のは
    怪我よりもずっと難しいことだった。 ]

    … ―― く、 っそ、

[ずたずたになった絹の布は
  腕に巻かれたまんま、
 (あー、ショールさえ引っ掛かって面倒くせえ。)

  絡まって身動きとれねーそれは、
  鉛みたいに重い腕で無理矢理、
  茨に纏わりつかれた部分を引き千切る。
  なんとか、鏢はまだ見えねえまんま。 ]

(42) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それから、根性だけで這うように
 体は寝っ転がったまんまで、
 剣が転がった方へ手を伸ばしてく。

 無理矢理動かしてた襤褸の体は、
 こっちだって、同じく疲弊しきってた。
     ―― 一回寝ころんじまえば、
    そう簡単に起き上がれる気だってしねえ。]

 ( それでも、 )

[ まだ‟希望”は捨てる気はない。
  俺自身に、これ以上救いを求める気も無い。

  だから、 更に擦るよう
       口ん中に血の味がしても
       構うか と 動きかけて ―― 、]

 [ 求めた黒曜の煌めきが、遠退いてく。 ]
         [ 碧の炎が、揺れた。 ]

(43) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>35遠く 遠く、 

  光が求めたつるぎは
  この体力じゃあ流石に追えねーよーな所まで
  放り投げ捨てられて ―― 、

      更に、体が重くなるよーな、
         そんな気さえした。

 瞳の彩が また、 
      揺らり 揺らり、

  紫に堕ちかけて、
    地に腕が触れ 輪郭を思い出させるのは、
    巻き付けっぱなしの縄鏢で。   ]

    ( …いや、まだ諦めんには
          はえーだろー、よ )

  [ さざ波は、また 碧空で、止まる。 ]

(44) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ かつり、 かつり、 ]

  [近付くのは 
   ‟死の足音”のようで。
   縄の感覚を腕が確かめれば、
   硬い音にだって呑まれる気は、無い。]
 
             [ 見上げた。 ]

 …… ―― テメーの命を盗る、
       そんくらいの覚悟なら、な…。

  生憎、こんなとこでへこたれてくたばる、
   んなしょーもねえ、『覚悟』は、ねーよ…!

[ こんな、どう考えても虫の息で。
  方々の体なのに。 (いや、だからこそ。)

    … なんでか強張ってなんか嫌がる兎に、
    虚勢半分でも精一杯の笑顔を見せてやる。]

(45) 2015/06/30(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 …… ―― テメーこそ、
 『覚悟』。できてんのかよ。
   
 … その手のナイフ、
   さっさと突きさすだけ、だろ?
   随分まあ 時間かかってるじゃーねーか。

[どうにも油断と隙にも程がある
 一秒一秒が 永くさえ感じる時間を、

   そっと荒らいだ息を整えながら、
   虎が耽々と‟機”を見据える傍らで
        鼻で、嗤い飛ばしてやる。   ]

[ 心ん中で、熨斗つけて返された
       ユーリとのやり取りを、反芻。

 ( ああ、誰かに託すなんて
       『背負わせる』なんてのは、
       … やっぱ ありえねーな ) ]

(46) 2015/06/30(Tue) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ( … 『頼られ返された』んなら、
    よけーに大人しく死ねねーっての、
         … こんちくしょう。 )

[ >>36やがてか よーやくか。
  振り上げられたナイフの凶つの輝きに、

   ぐっ 、 と、
   一段と光を険しく掲げたまんま
         まっすぐ睨み据えて、 ]

     …… ばーか … 、

   [ 懇願めいたことばは、
     死んでも死にきれねえような
     よわっちそうな『刃』。

         今にも振りかかりそうな、
         躊躇いがちなその切っ先を
       ――― 鼻で、笑ってやった。 ]

(47) 2015/06/30(Tue) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それも、左腕の鏢で庇ったとこで、
 受け切れるとも思えねえ。

  ――― なら。

  (>>31独白は、聞こえない。
     まだ『駒』は歩のまんま。

   でも、そろそろ走りっぱなしなんだから、
   … 八升目に届いたっていい頃合いだろ?)

     … 歩が成るは、『少女自身』へ。 ]

  …… 殺すってんなら、

   ‟約束” ―― 、

       守って、名乗ってからに、しろ!

(48) 2015/06/30(Tue) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[勢いも無く迷う、殺気。

  ―― それを避けるのだって、
     今の俺には、苦しい。

  (それに 避けるより、その懇願。
     自分勝手に 傲慢に、
   ‟受け止めてやろう”と決めたもんだから。 )]

 … じゃねーと、俺は、っ…!
    ‟終わらねーし、終わらせねえ”!

 [ その切っ先が肉を食い破る前、
   刹那 煌めきが薄く迸って ――― 、 ]

(49) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 『 أليس في بلاد العجائب مرآة 』
     ( アリスの鏡 )

[ 吼える。

    「俺<アリス>」の‟核” ―― 、
         薄く界を隔てる、
    術式のように浮かんだ『鏡』が、
       その軌道を 上へ‟跳ね返した”。 ]

  [ ぱりん、 ]  [ 入るのは、‟罅”。 ]

 …… ッ、ぐ、 っ、
            は っ  …… !

[ 残るのは右胸を貫かれたのより、
  ずっと 息も出来なくなるよーな。
       … 心臓を貫かれたみてえに、
           灼けつく 痛み。 ]

(50) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[喉の奥から染みる血錆の味は 、
  口ん中で留まらずに溢れ出て、
  顎先を伝ってく。

     … その痛みすらも、
     「光」を此処に縛る縄の感覚さえ 
        直ぐに遠退いてきそうで、

    そんでも、お構いなしに、
   (止まっちまえば物語が終わるより先に
         ‟消えちまいそう”だから、)

  重い体を跳ねあがらせるために、
      勢いを借りるのは ―― 、]

 [ ‟役”が代わるように、

   … ‟ないも同然”、襤褸の布≪ショール≫が
    空色から 『白』へと 『成り代わる』。 ]
   

(51) 2015/06/30(Tue) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ さ、  と、 同時。
      鏡に罅が入った事で、
      染められた漆黒が抜け落ちて ―― 、

  白金に戻ったことには、
   気付ねーまんま、 

 バンダースナッチなんかより
  疾く 疾く 駆ける『白の女王』の、
     その勢いを以て 跳ねあがりゃあ、 ]

   『 أحادي الاتجاه بالتناوب 』
     ( 逆回れ ! )

[逆回りに生き続ける女王を‟真似て”、
 『記憶』を‟逆回す”のは、「欠けた腕」
      ―― なんて、そんなもんじゃなく、

     腕に巻き付けた‟鏢”の縄。 ]
 

(52) 2015/06/30(Tue) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ショールを、地に払い落す。

  ぐるり、
  ――― 一人手に回り 弛ませる縄の、
       勝手に盗ませてもらったその
       隠し持ってた 『蠍の針』 、
       その 刃の部分を握りこみゃ、


  そのまんま、
  地にまた転がされる事が無きゃ
  迷いなく兎の首筋へ添えよーとするが、
  … さて、 逃げ足の速い兎はどーしたか。

     威勢いい啖呵を切ったって、
     ほぼ限界の、『最後』の抵抗。

 また逃げられたり、
 払いのけられりゃ、 もう手を掴む機は
           きっと、無い。 * ]

(53) 2015/06/30(Tue) 05時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/30(Tue) 05時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 …… 黙らせてーんなら、
    さっさと刺しゃあ、いいだろーに、よ!

[>>55劣勢ってのはこっちなのに、
 冷静を崩す兎と相対に 虚勢はめいいっぱい。

      そーだ。
     気持ちで負けちゃ、
    『ぜんぶ』終わっちまうから。
    
  ( ‟あいつ”の時と同じよーに、
      妬みも、羨望も。
     気付けやしないままだけど、 )
    
 >>56噛み締められた唇を睨む様にゃあ、
   嘲りはしない、でも笑みを消しもしない。 

 ( … 陽射が、消えちまわないよーに、 ) ]

(62) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[――― そのまんま、
     『約束』を盾に 糧に 、
         咆哮をひとつ 。

 錆びついたナイフなんか、
 怖がってちゃ盗賊なんてやってらんねえ。

 発条を撒かれた玩具みたいに、
 勢い良く 跳ねあがって 、

      兎がステップ宜しく
      音を鳴らしちまう前に 、 ]

 ( … そろそろ、悪趣味な『舞踏会』は
      終わらしちまわねーと、な、  )

(63) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[宙に散らした白金は、
 軽やかに靡いて 、 

   兎じゃねえ、『こいつ』の
   動きが鈍くなった理由なんてのは、
   考える暇もありもしねーが、  ]

   ――― ……… 、

[水を焦がれる魚のように、
 はくり 、 空を食む姿に 、


   どこか‟絶望”めいたものが
   過ったような 見えたような、
   それは気のせいか、どーだか。 ]

(64) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それだって、やる事はひとつだけ!
  絶望だって、‟生きてりゃ”

    … 希望に変わるもんだろ? 

  ( 明けない夜は、
     太陽の出ない日は、ないよーに。 )

 す と、 遠く 誰かを見る目に
      碧を細めて ――   、

  宙に擦れていく無形の音は、
  誰に当てたものか 何を言ったか、

     … 問いはしないまんま。  ]

(65) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[つ 、 と、 
 その白い首筋に、

  柔い皮膚に喰い込ませるように。
  そっと、 凶をあてがった。

 深い呼吸で波打つ喉くらいは、
 動くのを、許してやる。  ]


    [ 縺れた舌で紡がれる言葉は、
      ‟期待”してたもんとは違うけど、 ]

  …… ―― ああ、

      覚悟なんてもんはっ、

     … ‟ずっと前から”
       決めてたけど、 よっ!! 

(66) 2015/06/30(Tue) 16時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 俺は、もう迷わねーよ。

   … ‟悪夢”から、
     全員 掬いあげてやる為に、な。

     … 誰も、死なせねー、っての、
       約束してやっから、安心しろ、 …!

[新たな『約束』を勝手に
        一方的に 結び付けて、
        嗤いかけた、それは。

  やっぱり、蒼が知ってる赤の笑みとは
       違う別の色へと、
  
        からり 、 明るんで。  ]

(67) 2015/06/30(Tue) 17時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ( …女王様とやらまでは、
    相手できねー、な、こりゃ )

[もうひとつの‟会場”まで
 目を逸らしゃあ、きっと俺が斃れる。

  だから視線は向かねえけど、
  『頼られ返された分』 、
  『頼り返して』、 「ユーリ」を信じ抜く。

     ―― ‟任せたぜ”、って。  ]

  …… んで、

      [ そして まなざしと意識は、
         ひとりだけを、見る。 ]

   … アンタは。
   『約束』、守ってくれねーの、?

(68) 2015/06/30(Tue) 17時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[緩やかに、
 鏢を持つ手を持ち上げて、
 その首を刎ねようとするのを惜しむ、

 (ハートなんかじゃあない、
   ‟白の女王”のその手の、) ]


     [ その名残は‟名前”だけ。 ]

[ … ‟盗るもの”の、
 その宝の名を知らねーなんて間抜け、
 それは俺の傲慢<プライド>が許さねーから。

      どうしても、それだけは
      譲れねーこと、だった。  ]

(69) 2015/06/30(Tue) 17時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


[それだけ聞けたんなら。
 跳ねあがった短剣の刻が動く前に、

 ――― ありったけの力で、
 その首へ 風切りを、振り下ろすつもりで。

   強く 鏢を、
     『牙』を、握り込む。

     … 訊けなかったなら、
     致命的な隙にはなるくらい、

    こっちの手も、惑っただろーが。 *]

(70) 2015/06/30(Tue) 17時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/30(Tue) 17時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/30(Tue) 23時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/06/30(Tue) 23時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[>>78三日月が描かれることの無い貌に、
   ただの幻か 気のせいか。
     知る由もねーが。

  一瞬、口許が歪んだ、気がした。

      ぱちり、

  それも瞬きゃ、瞼の奥に閉ざされたから、
  霞がかった視界の見せた幻なんだろう。 ]

  …… そ、 やくそく、

[嘲るような響きにだって、
 さも何ら可笑しくなさそうに。

 首に度をつけて傾げてみせて ―― 、
 『約束』の言葉はしかと、掲げたまんま だ。 ]

(93) 2015/07/01(Wed) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[きゅう、と細められた
 その蒼い色の奥に漂う喜色なんて、
 しらねえけど ――― 、

   ただ照らす空は、
   逸らされない限りは温かく見てるだけ。
   (いつだって其処にある陽のように、)

 一条と鏢の境、
 その強く握った刃の切っ先に指を這わせて
 中指、薬指、小指。 その三本から紅を垂らす。

   ――― 笑みを浮かべるために、
   その痛みさえ無理矢理動力にして。 ]

  …… ―――  、

(94) 2015/07/01(Wed) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ ―― ‟盗むもん”である前に。

 とっくに思ってた感情は、
 わざわざ主張も強調もしなかった。

       >>80ただ やっと、
       告げられて 捧げられた、

   ‟友人”としての名前に
           言葉に、

      滲んだ伏せがちな苦笑へ
      ころり 碧に差すのは 
          喜色の日差し。   ]

 … へへっ、

[堅い唇に閉ざされて、
 このまま教えてもらえてもらえねーんじゃって、
      ちょっと 思ったもんだったから。 ]

(95) 2015/07/01(Wed) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[瞬き直した後 小さく響いた笑声は
  凶器を向けて零すようなもんじゃない、

  ただ 底抜けに明るい空に広がった
        朗らかなもんだった。 ]

    …… ―― ディーン、

   …アンタとは会えてよかったぜ。
   やっぱ こんな所じゃなかったら、
       もっと良かったんだけど、

            [ ぱ 、 ]

[握られていた刃が、
  その掌から零れるのを 見た。

  ――― 重力に従って、地に導かれてく、
      時計の砂のようなその耀きが
      乾いた音を鳴らしちまう前に。 ]

(96) 2015/07/01(Wed) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 剣は違えど、
  守護するセフィラに導かれるまま、
  ‟最後の一振り”をめいいっぱい。

      腕が痛みを訴える程に、
      その首元に 深く 深く、
        一振りを 穿った。 ]


  [ それでも即死には齎せない威は、
    暈けた視界ん中で糸を切らす前に

      目の前の影の支柱を喪わせて
          膝をつかせていた。  ]
        

[ 生温い赤に噎せ返る、

   … けれど、もうあの血錆に酔う、
         嫌な粘つく感覚は しない。 ]

(97) 2015/07/01(Wed) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[白金の端さえも真紅を被りながら、
 こっちを仰ぐ>>81蒼に気付けば
     視線を合わせるように、

     がくん と、 
     半分くらい崩れるように膝を折って、
     地に立て膝をついた。 ]
 

[とめどなく‟命”を流す「男」は、
 もう「兎」なんかには見えてない。

      苦しむようならもう一回。
      鏢を手ん中で握り込んで、 ]


   [ >>81 また ‟空目した”
     虚像が微笑んで ――― 、

     こっちに手を伸ばしたもんだから。 ]

(98) 2015/07/01(Wed) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[俺も、俺で。

 ――― 刃を棄てて、
 縄が巻かれたまんまの 
 腕に垂れさがるその重みを感じながら]


         [ その空白、 ]


[ 届かない距離を埋めるように、
  体の悲鳴すら振り切って前のめりに

    上がり切らなかったその手が
    完全に空に投げ出されちまう前に、 ]


       [   ぱしり 、   ]

(99) 2015/07/01(Wed) 04時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  … っ、 と ―― 、

[取ってやった手は、
  地に落ちる体の重みに引っ張られて
  結局解かれた上に 俺もまた、

  土の上に転がる羽目になったけど、
   ( それでも 束の間。 )

    … 温かさくらいは、 
      伝わっただろーか。 ]

  [ ごろり 、
     赤い水溜りに転がって。 ]

[悪魔をぶん殴る体力もそろそろ怪しい
 ‟眠り”を求めるバカな体の掌に、
     抗うよーに、爪を立てて。 ]

(100) 2015/07/01(Wed) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ちら、 と、
 髪が土塗れになるのもお構いなく、
 重々しく気怠い首を回して、

   白がすっかり紅に様変わりした姿>>82
   それに掠れて辛うじて音になった聲に

   ふ と 、 虚空に吐いた。 ]


 …… はん、 ばーか、

   … ちょっとの間夢見てりゃ、
     すぐ目が醒めるからよ、

[綺麗、とは世辞でもいえねー暗雲の空を、
   伸びたまんま 碧は見上げ。

 … 弱い光の残る宝石ん中に吸い込んでく。 ]
       

(101) 2015/07/01(Wed) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 また、どっかであおーぜ。

  … ‟أصدقاء” 、

[『あいつ』に送ったことばを、
 こいつに送るにゃ、まだ早いかも知れねーけど。

 それ以前にそもそも、

  届いてっかも怪しいし、
  届いたとこで意味なんて
  伝わらねーんだろーが。

 ( でも、そーなれそーな気がしたし。

    何より、そう思ったら
    既に‟そうなってる”もんだろ? ) ]

(102) 2015/07/01(Wed) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[国どころか、世界が違うだとか
 本当にこれが唯の夢幻だったとしても、

    … 望むんなら叶うだろ、って。
    あのしょうもない世界に置いてきた
       『力』を思って、目を細める。  ]

  … しっかし、

   … また、格好、つかねーな 、

[ 音が、   感覚が、

 全部、 遠退きそーになりながらも、
     意識だけは手離すか って、睨んで。

  酷く遠く感じる、
  『頼った』あいつはどーなったんだか。
  ( それでも、偉そうに言ったんだから
    大丈夫だろ って、信じたまま。 ) ]

(103) 2015/07/01(Wed) 05時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そーいや、

 遠いとこっていやあ、
 悪魔と旅してる筈の友達の手紙、
 見れてねーだとか。

 今度は俺から会いにいこーかなとか。 ]


  [ 走馬燈みてえに色んな彩が浮かぶけど、
    やっぱり 行き着くのは ―― 、 ]

 ( … また目が醒めたら、
     茶番だとか、 

   『あいつ』に思いっきり
    大爆笑されたりしねーだろーな? )

(111) 2015/07/01(Wed) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

  … ま、それでも 
    悪趣味な夢じゃねーなら、いーか

[ 悪魔を拝んだなら、
  ぶん殴るのはぜってーにやめねーけど。

 ( そーだ、
   黒猫みてえに揺さぶってやろーか。
   
   … そしたら、
     黒獅子に変わったりしてな。 ) ]

[ 全部、‟俺の見る夢”ならいいよーな。
 
 それもそれで、
 不愉快なやつらばっかだったけど
        惜しいよーな。   ]

(112) 2015/07/01(Wed) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 … どっちにしたって、

   … こんな、とこで、
     ずっと、 伸びてらんねーけど、さ

[『演じてた』役も、

 ぜんぶ剥がれてく感覚がしながら、
 そーしてたのはどれくらいだろーか。
 本当に走馬燈になっちゃ洒落になんねーし、
    … ‟休憩”は終わりにして。


   微かだけ、動く。
   その躰を 数秒か 数十秒か、

        かかって、起こしゃ。
        花壇に 身を凭れた。 ]

(113) 2015/07/01(Wed) 05時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ 風が、
 >>108‟遠く”から、
  ――― ‟悪魔”って聲を運んできたような、
             聞こえなかったような、]

  ( … 神でも、女神でも。
    天使だって掬えねえもんがあるなら、
    俺は悪魔でも なんでも ―― 、 )

[ 種族なんて、どうだっていい。
  大事なのは、そいつの中身だから。 
 
       錆びついた歯車を回すよう
       挙動は重く、 風上の方へ、
              首を軋ませて。 ]

[漸く‟もう一方”を見ることが叶えば、
 立ったまんまの赤い『女王』の輪郭くらいは、

    … ぼんやり 碧空の中に映った。 * ]

(116) 2015/07/01(Wed) 06時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2015/07/01(Wed) 06時頃


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