270 食人村忌譚
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― 朝・自宅 ―
[あまり眠る事が出来なかった。 痛む頭を押さえながら起き上がり、朝食の準備をする。 簡単に味噌汁と焼いた肉に米だけのもの。 これが料理上手な容や江津子ならばもう一品や二品増えるのだろうが。 残念ながらそのような細やかさは存在しない。
そろそろ錠を起こそうとした、その時だった。 荒々しく戸を叩く音がしたのは。]
愛理さんが死んだ? ……誰かに、殺されて…ですか。
[朝も早くからの訪問者が告げるのは愛理の死。 それは無残に殺されていたという。 それを聞いて息を飲み、僅か目を見開いた。]
(43) 2017/11/25(Sat) 21時半頃
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[だが驚いてばかりはいられなかったのは。]
集会場に集まれとは。 それは私達を疑っているという事ですか。
私はまだいい、疑われる事は気持ちのいいものではありませんが。 身の潔白の保証のしようもないのは確かです。
ですが、錠は違うでしょう。 脚の悪いあの子が健康な若い女性を殺せるとでも本気で考えているのですか。 ああ、それとも、
(44) 2017/11/25(Sat) 21時半頃
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これを機会に処分しようとでも思っているのか。
[声を荒げる事はなかったが、苛立ちは滲んでいる。 暫しお互いに口論し睨み合っていたが相手はどうにも引く様子はなく。]
身の潔白を証明しろというのなら、いいでしょう行きますとも。 しかし朝食を食べる時間ぐらいはあるんだろう。 無理矢理連行する必要はない。 言われた通り集会場には行く。
来なかったのなら、その時はその場で殺すなりすればいいだろう。 咎人として裁くのならば君の罪にはなるまいさ。
[結局こちらが折れる事になった。 その頃には錠も起きていただろう。 朝食を食べた後、錠を連れて集会場へと向かう事になる*]
(45) 2017/11/25(Sat) 21時半頃
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[集会場へ入れば意外な面子が揃っていた。 不本意ながら己が疑われるのは分からないでもない。 不審な行動をしたつもりはないし、そもそも殺してもいない。 だが巫女であるゆりや薬師であるミナカタがいるのは何故だろう。 彼らは村でも重要な役目を持ち、それを遂行しているではないか。
暫し考えに耽るも、愛理を弔うというのならそれを手伝うと名乗り出た。 男手は沢山あったから他の者がやるというのなら大人しく引いたが。
愛理が運ばれていくのを見送り、大人しく集会場内を見渡す。 身の潔白を証明するのならば犯人を見つけなければならないわけだが。 どうにも誰も疑う事が出来ない。
彼らとは顔馴染みであるし、疑いにくい*]
(79) 2017/11/25(Sat) 22時半頃
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[容が厨を離れ、水場へと向かう背中を視線で追う。
容はゆりの姉だ。 愛した女の胎から産まれた女。 胸をちり、と嫉妬で焦げるような気がした。
しかし哀れな女でもあったので、同情の念もあるし。 神社を飛び出し妹であるゆりとも会わないとの話は耳に入っている。 どちらかと言えば己に近しいようなそんな気持ちもあった。
愛しい相手に振り向いて貰えなかった同士のような憐憫の情。 そんなものを向けられても彼女は嬉しくはないだろうけど。
そうでなくとも容の性情は好ましいものだ。 多少卑屈であれども根本は年頃の可愛らしい娘。 そんな娘が愛理をあのように無残に殺すだろうかとの疑念。]
(91) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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さて、誰が愛理を殺したのでしょうね。
[遺体をじっくりとは見ていない。 切り口は鮮やかだっただろうか、それとも不慣れなものだっただろうか。 鮮やかなものであったのなら容疑者は絞れてくるのだが、そう安易に考えていいものか分からない*]
(92) 2017/11/25(Sat) 23時頃
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[いつだったか、まだ学生だった頃の容に問いかけられた事がある。]
子は親と同じ才があるかと問われたならば否と答えましょう。 親と子が似るのは血のせいだけではありません。 生活や習慣、向けられる感情など環境に寄るものが大きいのです。
貴女には貴女の良さがあるでしょう。 それを誇ればいい。
私は、娘よりも貴女の方が好ましい。
[そこに愛や恋は勿論なく。 同士のような存在だと思っているが故に湧く親近感が好ましく思わせる。 この時のこの答えを彼女がどう感じたのかは知らない。 知らないが、未だに距離を開けられている事を考えれば。 きっと望む答えではなかったのだろう*]
(120) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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[調理場を覗いてみる。 そこにいたのはゆりだけだっただろうか。]
ゆり、どうした。
[不可解な表情をしたのが目に入った。 理由が分からず疑問の視線を投げかける。]
君は巫女だろう、この村を支える大事な存在。 なのに何故君がここにいるんだ?
君は我々を裁く裁定者なのか?
[誰が誰を殺したのか話し合い、決める為に必要なのは裁定する者。 彼女がその為に呼ばれたのならば納得がいく。 何故なら巫女はこの村の中心なのだから*]
(122) 2017/11/26(Sun) 00時頃
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イスルギは、ゆりの返答をじっと待つ**
2017/11/26(Sun) 00時半頃
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[ゆり本人が言うには裁定者としてここにいるわけではなく。 容疑者としてここにいるようだ。 真っ先に巫女を疑うなど一体何事か、と翁に問いたいが生憎とここに翁はいない。]
未熟など。 お前が村の為に尽力している事は誰でも知っている。
それに、お前が未熟だというのは先代を馬鹿にしている事になるだろう。 それは赦されない。
[先代巫女はゆりはいい巫女になると言った。 だからゆりはいい巫女でなければならない。
己もまたゆりとは違った意味で彼女を疑えない。 彼女を疑うという事は愛した女を疑うと同義だから。]
(168) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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先に死ぬなどありえん。 巫女を疑うなどあってはいけない。
[だから否定をした。 なのに、彼女の口元が弧を描いていたから。 それを目にして開きかけた口を閉じた。
耳元にかかる吐息に僅かに肩が揺れる。 囁かれた言葉が脳内に沁みて理解するまで数秒。]
(169) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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ゆり、まるでお前は死にたがっているようだが、どうして。
[ぽつり、と呟きを返した。 それはもしかしたら誰かの耳に届いたかもしれない*]
(170) 2017/11/26(Sun) 19時半頃
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[目の前にいる娘が愛した女の面影を宿して。 胸に指先が触れると疼くような熱を感じた。
ああ、眩暈がする様。
娘に先代の面影を見た事はない。 重ねた事もない。 そのはずなのに。]
死して初めて巫女になるというのなら、それに相応しい舞台があるだろう。 咎人として裁かれるのも。 理由も分からず無為に殺されるのも巫女には相応しくない。
だからその様な事を軽々しく言うものではないよ、ゆり。 まるで誘っているようで。
死を招く蝶のようだ。
[その身体を掻き抱いて唇を貪りたいなどと思ってしまった。]
(180) 2017/11/26(Sun) 21時半頃
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[調理に戻るゆりに嘆息し。 一瞬伸ばしかけた腕を下ろし、そのまま何も言わずに調理場を去る。
人の集まる場所へと戻ればつみれ汁が用意されていた。 腹も空いていない事もあったが、どうにも食べる気がしなかった。 しかしここで食べないと余計な疑いが掛けられそうで。 仕方なく汁を啜りつみれを食べる。
胸やけがして吐き出してしまいそうだ。 時間にして数分の事だっただろう食事は。 しかし苦行に満ちて、気が遠くなるほどに長く感じた*]
(181) 2017/11/26(Sun) 21時半頃
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[つみれ汁をなんとか飲み込んで全て腹に収めてしまった。 近くにいた江津子に視線を向ける。]
ご馳走様です、江津子さん。 貴方はこの現状をどう考えますか?
どうも翁はここにいる我々を愛理殺害の容疑者だと考えているようですが。 しかしどうやって犯人を捜せばいいんでしょうね。
私も、貴方も長くこの村に暮らしてきて皆をよく知ってます。 知っているからこそ誰かが愛理を殺害したなど信じられません。 信じられません、が。
[つみれ汁の入っていた椀を置く。]
(209) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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このまま誰も疑えません、犯人はいませんと言ってはいられません。 翁がそれを許しはしないでしょう。
誰をも断罪しないのならば、きっと我々全員が咎人として裁かれる。 そのような未来が見えるようです。
ですから、誰かを疑わねばならないし、告発しなければいけない。 いけないんですが難しいですね。
ええ、私はどなたも愛理を殺したようには見えません。
[少なくとも表面上は誰も疑っていない。 疑っていなくとも守らなければならない大事な人がいる。 故に、理由なき疑いを向けなければならない。 例えば、外の世界を知る人物であるとか*]
(210) 2017/11/26(Sun) 23時頃
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なるほど貴方はよく物事が見えている。 見え過ぎている程です。
翁が我々を見捨てている、は私も感じてはいましたが。 そうはっきりと口に出されると……。
[表情は暗く、眉は顰められる。 江津子の言葉非常に分かりやすい。 分かりやすいだけにずっしりと重く圧し掛かってくるようだった。 しかし最後の言葉は。]
(229) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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因習に囚われているなどと。 私達は何に囚われているというのです?
貴方は村を否定したいのですか? 私達の行っている事が間違っているとでも言いたいのでしょうか。
貴方は因習とやらを壊したがっているんですか。 そうだとすれば成功かもしれませんね。 愛理を殺した事によって我らは揺れている。 村全体が騒めいて足元が崩れるような心地ですよ。
[向ける視線に険が混じる。 まるで、因習とやらを壊す為にその行為を行ったのではないかと。 そんな疑惑が視線に乗って江津子へと突き刺さった*]
(230) 2017/11/26(Sun) 23時半頃
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そうでないあり方を知って、考え、その結果『因習に囚われていれば』何も変わらないと貴方は言うのでしょう。
私は、現状がその因習を壊れる予兆に思えてならない。 その切っ掛けは愛理が殺害された事だ。 貴方には愛理を殺す理由がある……こうなる事を予見していたのでは、と思ってしまうんです。
[誤魔化す事もなく余所者であったと告白する女を見る。 まるで動じる事もなく微笑みすら浮かべてこちらを見ている女。 動揺して時折肩が揺れ、視線が揺れる男と比べて随分と落ち着いている。]
……下手人探しなど出来ぬと思っていた。 しかし今は貴方が疑わしい。
だから今、疑わしい人を殺せと言われたなら迷わず貴方を殺しますよ。
[落ち着きなく視線は揺れていたが。 腹を括ってしまえばその視線も定まっていく。 女を真っすぐに見つめ返し、答えを出した*]
(253) 2017/11/27(Mon) 00時頃
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イスルギは、エツコの目をじっと見つめ反応を待つ
2017/11/27(Mon) 00時頃
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[容が割り込んできた。 思いがけない人物の登場にやや興奮していた熱が引くのを感じた。]
それは、確実に犯行が行われていた時間と一致しているのですか? 貴女の証言の信用度はどれ程のものでしょう。
それが分からない限りは私も考えを撤回する気はない。
下手人探しには期待しているよ。
[容に向ける視線は探るようなそれ。 どこまで彼女を信じればいいのか、それを探る視線。]
――――――…少し、頭を冷やして来る。
[失礼する、と江津子と容に言葉を投げるとその場を離れた*]
(268) 2017/11/27(Mon) 00時半頃
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