204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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そんなわけで。 フィリップもいいよな。
[同意求めるようにフィリップに声を向ける。]
(108) 2014/11/25(Tue) 03時半頃
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ドナルドは、ベネットに甘えてばかりと思うけれど他に甘えられる相手は浮かばず。
2014/11/25(Tue) 03時半頃
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[愛する者を喰らいたい衝動。 けれど遠吠え出来るようになって 愛する者でなくても喰らえば美味いだろうとも思うようになった。 は、と息が漏れる。 牙が疼くような気がして片方だけ晒す眸が揺れた。]
――…雪、はやく止むといいな。
[ちらと窓に目を向け呟く。 雪景色をみれど心落ち着く気配なく]
そういえば腹減ったな。 なんか食うもの探してくっか。
[貯蔵庫にあるもので紛らわせればと思い扉の方へ顔を向けた。**]
(114) 2014/11/25(Tue) 04時頃
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[フィリップの言葉>>116にふっと笑み漏らし]
喜ばねぇと思うか?
[と首を傾げてみせた。 ラルフを思う。 フランシスの言うように>>106喜んでくれるだろうと信じて。]
(122) 2014/11/25(Tue) 12時半頃
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[食糧調達に行く心算を漏らせば フィリップからの助言>>117があり]
そっか。 じゃ、そっちの階段使うかな。
[と軽く頷きまだ足踏み入れた事ない場所を思う。]
……だな。
[きっとすぐ止む、とその言葉に頷いた。 ルーツに歌を伝えようとする様に目を細める。 フィリップの小さな歌声を補うようにバリトンを重ねて まだつたない歌を発するルーツを眺める。]
(123) 2014/11/25(Tue) 12時半頃
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[お兄さん、なんて言葉がフランシスの口から漏れれば>>118 はたりと瞬いてフランシスへと顔を向ける。]
――…年上だし。 それに、旅する者同士助け合うのが当然だろう? フランシスが教えてくれたことだ。
[言葉にしたかどうかは忘れたが フランシスは行動で示してきたとドナルドは認識している。 助けられてばかりではあったけれど こどものうちに甘えることも教えて貰った。 課題を考える風な素振りみえれば「一緒に考える」と 課題抱える側であるのにそんな言葉を漏らした。 首振るのには理由が知れず不思議そうに首を捻ったのだけれど。]
(124) 2014/11/25(Tue) 12時半頃
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[気遣わしげな眼差し>>119に 大丈夫という代わり微かな笑みをフランシスに向ける。]
まずは襲い掛かってこないように、か。
[躾の話には思わずルーツをちらり見た。 その鮮やかな色の羽に顔を埋めるフィリップ>>117の 頭撫でようとそっと伸ばす手。 フランシスが彼の背を撫で声掛けるを聞いて緩く目を伏せた。 そうするうち、己の背にも感じるぬくもりと声>>120]
――――……ン。
[今度は、大丈夫、とは言わなかった。 けれど泣くでなく目を伏せたまま、 込みあげる感情を吐き出すように深く息を吐く。]
(125) 2014/11/25(Tue) 12時半頃
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[はやくこの山小屋を離れたい。 そう思うのは血のにおいが立ち込めるから。 それから大事な同行者であるラルフを奪われた場所だから。 心が軋み痛みを覚え憤りにどす黒い感情を懐いて、 それがうちに飼う獣を駆り立てるのがイヤで離れたかった。 フランシスから掛かる声>>121に顔を上げる。]
あァ、ひとりで大丈夫。 けど……、山下りるまでの食糧も見繕うなら 三人一緒のがいいかもしんねぇな。 あんま贅沢はいえねぇだろうけど好みもあるだろうし。
[ドナルドの目当ては干し肉とチーズあたり。 フランシスやフィリップは如何だろうと考えながら ふたりを交互に見遣る。**]
(126) 2014/11/25(Tue) 13時頃
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―― 三階/個室 ――
[立派になったとほめてくれる保護者>>138に ドナルドは少しばかり照れくさそうに笑った。 フランシスの悩み深きが感じられるはその眉間。 影が出来るをみて「悩みがあるならいつでも聞く」と そんな言葉を彼へと向ける。
ルーツに関しての言>>139にはきょととする。 真顔で紡がれるそれに一瞬本気で狩られる事を危惧するのかもと思った。 とは言えどルーツがそこまで強いとは思わぬから 髪が、とかそんな心配をするものの それなら前のようにフランシスの盾となればよいだけのこと。 「じゃあ狩られないように守ろうか」と 冗談とも本気とも知れぬ響きのまま綴る。]
(154) 2014/11/25(Tue) 18時頃
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[止めてまた歌うその旋律>>131にあわせるように声帯を震わす。 声が重なるは心地よい感覚なのだと認識する。 歌をうたうことを好むのは自分ではなく保護者のほうで 人前で歌うことも殆どなかった。 ただ、調律を手伝う際、倣うように自らの声でも音程を確認することもあり まったく歌えない、ということもなく――。 フィリップの声が止めば、ドナルドもまた口を閉じる。 聞こえくるフランシスの言葉>>140にはたと瞬き 「嬉しいけど照れくさい」と微か染まる目許を隠すようにやや俯いた。]
(155) 2014/11/25(Tue) 18時頃
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[知らないというフィリップ>>132に過ぎる途惑いを仄か感じる。 フランシスの応え>>141聞いてひとつ頷いた。]
知らないなら知っていけばいい。
[それはこれまでの彼の世界になかった全ての事象にかかる言葉。 兎の話をするフィリップ>>136にはきょとと瞬いて]
それなら香辛料の類もさがしてみるか。
[乾燥させた香草の類もあればうまいものが出来そうだと思う。 フランシスが乾パンと言うを聞きなるほどと思う。]
乾パンにジャムもみてみるかな。
[こくと頷き動こうとする。]
(156) 2014/11/25(Tue) 18時頃
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[部屋の戸をたたく音>>134がした。 扉の間から見える来訪者の名をフランシスが綴る>>142。 バーナバスの言葉を聞いて息を吐いた。]
――…ラルフがノックスを襲った、って ノックスの言葉を信じてるの? それとも幼馴染だから目を瞑るの?
[知りたいと思うバーナバスの天秤。 反応芳しいかそうでないかはさておき見極めようと視線向けた。**]
(157) 2014/11/25(Tue) 18時頃
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[バーナバスの言葉>>158>>159を静か聞く。]
――…そ、か。情があるなら、仕方ねぇか。
[示すは理解。 けれど理解出来ても納得できぬ事はある。 は、と、物憂げな吐息を零して視線を落とす。]
本当に悔いているなら――… ラルフに、謝って欲しかった。 衝動を熱に変えて発散させたばかりで酷い怪我してたラルフが あんなこと、した、なんて、考えられないのに 酷い、嘘、吐いて、……貶めたままに、して ラルフを手に掛けた事を俺らには謝ってたけど ノックスは、ラルフに、謝ってくれなかった。
なァ、あんた、自分の同行者がそんな風に貶められて そんで知らないところで殺されてたら、如何思う?
俺は――、あんなの、ゆるせねぇ、と、思う。
(166) 2014/11/25(Tue) 19時半頃
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[バーナバスが心配する者はプリシラだろうと思う。 居間での睦まじさをみていたからというのもあるが 幼馴染以外で心砕くは養い子という先入観もあった。
バーナバスの心配が紡がれる>>162>>163。 プリシラにと彼が言えばやはりと思いながら]
――…そ、か。 それなら、気をつけて。
[一人で、と言い立ち去ろうとする彼にそんな言葉を向けた。]
(168) 2014/11/25(Tue) 19時半頃
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[フランシスの見解>>169が聞こえる。 確かに、と思いながら微か目を伏せる。
バーナバスが去り際に返してくれた声>>170が聞こえ 顔を上げてから、ゆる、とひとつ頷いた。]
(173) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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―― 三階/個室 ――
[ドナルドの憤りは当初当然のようにノックスへと向いていた。 牙が疼き、喰い殺してやりたい、とそんな風にも思っていた。 けれど、それを嫌がる者がいると知れば その時は、抑える以外の道は考えられなかった。]
――…フランシス、フィリップ。 俺、さ、……ノックスが、二人に殺意向けたら この手で殺してしまうと思う。
[フランシスの見解を聞いてから考えていたことをぽつと呟く。 殺意向けれど彼に牙を向ける気はなく牙の行方はまだ知れず。]
(177) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[フランシス>>183から名を呼ばれる。 隻眼を彼へと向けて続く言葉に耳を傾けた。]
――…当然だろ。 って、まァ、そうだな…… そう言うだろうなぁとは思ってた、けど
[困ったように視線をやや上へと向けていれば フィリップの言葉>>186が続き彼へと目を向け小さく笑う。]
三人が三人、それぞれ同じ気持ちみたいだな。
(193) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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[フランシスの仕草と口真似>>199に クツと喉を鳴らして笑った。]
過保護だよなぁ。
[その過保護をフィリップに向けてくれる事もまた嬉しく フィリップもフランシスのもとでなら ひとらしい営みを享受できるだろうと思った。]
(202) 2014/11/25(Tue) 23時頃
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[過保護といえば苦く笑うが見える。 少し考えるような間の後、 フランシスの顔>>207をじっとみて]
――…その過保護に何度も救われた。 フランシスが大事に慈しんでくれたから 今の俺があるンだと思う。
ありがとう。
[改めて紡ぐは感謝の言葉。]
(214) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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――あ! そうだった。 干し肉に乾パン、あと香辛料だっけか。
[フィリップの言葉に思い出したようにして言い遣り。 けれど、ふと、また考えるような間が出来た。 それが後回しになった理由、来訪者の事が過る。]
――…バーナバスは、 俺らにも気をつけてって言ってくれたけど、さ やっぱノックスの肩、もつのかな。 幼馴染だって、言ってた、し。
[ふと先程訪れた彼の天秤を思う。 これから先の、ことを思う。]
(217) 2014/11/26(Wed) 00時頃
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まだ大人にはなりきれてねぇけど、さ。 でも、こどもってわけでもなくなって、 ――…それでもフランシスが甘えさせてくれたから こどもでいれて沢山情も注いでもらった。
確りとした大人になりたい、って思うから こどもでいれた時の分の感謝を フランシスに伝えたいと思った。
[瞬き照れをみせるフランシスに 思う事をそのまま言葉として伝える。]
(224) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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……ジャムも探す。 フィリップ、甘いの好きなのか?
[取りこぼしたそれを告げるフィリップに首を傾げた。 バーナバスへの反応>>222にはゆると頷く。]
あァ、そうだな。 けど、邪魔しねぇなら――… ちぃとばかし足止めするだけでもいいかと思う。
[ぽつ、と考えを零す。 これまでの事と関係性を考えれば警戒を解ききれぬ風。]
(229) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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[フランシスがついてくと言えば>>223小さく頷く。 袖を引かれてゆると首を傾けた。]
……プリシラ、か。 うん、それは、分かる気がする。 場合によっては、――…、そう、だな。
[思案げに眉を寄せる。 フランシスの感じる危うさはその時ばかりは抜け落ちて。]
(233) 2014/11/26(Wed) 00時半頃
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ああ。 フィリップも、何かあったらすぐ呼べよ。
[フィリップに似た言葉>>227を向ける。 冬は、との前置き>>232にきょととする。 野性味あふれる生活をしてきた彼の思考がなかなかピンとこない。]
そういうもんか? 甘いの、なら、砂糖とか蜂蜜とか。 山下りたら、菓子なんかもあるだろうし。
[物騒な言が聞こえ悩ましげに眉を寄せる。]
ああ、具体的には考えてなかった、けど 噛み千切るよりはまだ治りがいいか。
[空腹を覚える現状、つい更に物騒な言が漏れる。]
(236) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[視線それるは照れ隠しと思うから こちらから見詰めるのみでいたけれど フランシスの視線>>235が戻り ドナルドの表情がふっと緩む。]
ありがとうはこっちの台詞だって。 でも、――ああ、受け取ってもらえたなら嬉しい。 立派な、なんて、難しそうだけど。 ン、フランシスに並べるような大人に、なるよ。
[なりたい、と思うから願いを込めて綴る。]
(239) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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――…え。 だってさ、ポトフ食べたきりだし。 フランシスも腹減るだろ?
[尋ね>>238に首を傾げる。 確かに空腹につられて物騒な思考になってはいるが 今はチーズが食べたい、なんて思っていた。]
(243) 2014/11/26(Wed) 01時頃
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[買うものというイメージ懐く蜂蜜を よもや命がけでとるものとは思わず。 そんな違いも話すうちに知っていくのだろう。]
――…ジャムと、 蜂蜜あたりもさがしてみる。
[フィリップが部屋出る前にそれだけ言って、 それからフランシスを見遣り「行こうか」と促して]
(247) 2014/11/26(Wed) 01時半頃
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[たのしみにしていると言われれば>>246 フランシスに「ああ」と大きく頷いてみせた。 街で探そうという言葉>>249には思い出したように]
フランシス、 街に出たら、さ、フィリップの服も。 足りなくなったらしいから。
[フィリップは自分で賄う心算のようだったが ひそりとフランシスに其れを告げて願う。 平らな腹を擦る様子>>251みれば小さく笑い]
――…だろ?
(255) 2014/11/26(Wed) 02時頃
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[袖を引き首傾げるはその理由に気付かなかったから。 階段をおりる前に徐に手を差し伸べ]
転ぶと大変だから。
[なんて言い訳をして貯蔵庫までの少しの道のりを 手を繋ぎ向かおうとした。**]
(257) 2014/11/26(Wed) 02時頃
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[思ったままを口にするから 言葉足らず説明足らずになるのもままあることで フランシスが首傾げる様に同じように首を傾け考える風。 あ、と思い至ったような顔をするが フランシスが察する方が少しはやかった。]
よかった。ありがと。 仕立て屋行くならフランシスも新しい服仕立てればいい。 いつも俺らの優先して後回しにするだろ。
[漏れる小さな苦笑にははたと瞬き]
また自分のこと忘れてたンだな、って。 フランシスらしいな、って思った。
[足らぬ所を付け足して]
(262) 2014/11/26(Wed) 02時半頃
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[隻眼は緑の双眸に重ねるまま 重なるフランシスの手>>263を軽く握る。 必要以上に触れぬようにしていた保護者の温度に ドナルドの表情は嬉しそうに綻ぶ。]
――ン。
[バリトンも幾分機嫌よく。 手繋ぐまま温泉側にある階段を使い貯蔵庫へと向かう。 辿りつけば必要なものを袋に詰めて。 その中にはジャムがしっかり含まれていた。**]
(270) 2014/11/26(Wed) 03時頃
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