49 海の見える坂道
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2011/04/08(Fri) 22時半頃
|
とある、小さな港町。
港からゆっくり歩いて、15分ほどでしょうか。
街の中心からは遠く、人通りも疎らなところに、一本の坂道がありました。
(#0) 2011/04/08(Fri) 23時頃
街を見下ろす時計台へとゆるりとのびるその坂道を、さぁ、潮風に吹かれながら、のぼってみませんか?
そこであなたを出迎えるのは
古い石畳と、坂に並ぶ小さな店や家、穏やかな青い海
そして、心の何処かに秘密を抱えた、この坂の住人たち。
(#1) 2011/04/08(Fri) 23時頃
さて、もしあなたがこの坂道を気に入ったというのなら
これからこの坂に滞在していただくにあたり、少しだけこの坂道についてご案内いたします。
(#2) 2011/04/08(Fri) 23時頃
― 通り ―
海に面した、古い石畳の坂道。
ゆるく弧をかくようにカーブをえがきつつ、時計台へと続いています。
コンクリートの堤防の上では、カモメが羽を休めています。
西側に面しているので、夕方には夕日が海に沈むところが綺麗に見えます。
街灯はほとんどありませんので、夜には晴れていれば、満点の星空のもと、穏やかな波の音が聞こえてきます。
― 宿屋「mer calme」 ―
坂の中ほどに位置する、坂道で唯一の宿屋です。
一階は酒場になっており、夜になると坂の住人たちが集まってきます。
(#3) 2011/04/08(Fri) 23時頃
― 時計台 ―
坂道を登りきった先の高台にある、時計台です。
時計台のある場所からは、街全体と海を見渡す事ができます。
朝の6時から、夜の9時まで、町中に鐘の音を鳴らします。
― 市場 ―
坂を下りきり、街中の方へ少し歩いたところにあります。
色とりどりの野菜や果物などが売られています。
(#4) 2011/04/08(Fri) 23時頃
― 広場 ―
市場のすぐ近くにある広場で、中央に噴水があります。
毎週土曜日には、蚤の市が開催されます。
― 港 ―
坂からゆっくり歩いて15分程のところにある、小さな漁港です。
小魚などを貰いに来る猫の姿をよくみかけます。
ヨットなどもたくさん停泊しています。
(#5) 2011/04/08(Fri) 23時頃
最後に。
この坂から、いなくなってしまった、彼の事を。
彼の名は、ヴェスパタイン・レネー(Vespertine・Renee)
まだ26歳の、背の高い青年でした。
この坂で生まれ育った彼は、それほどよく話す人物ではありませんでしたが、人当たりがよく誰からも好かれ、面倒見も良かったことから、とてもよく慕われていた男でした。
彼は酒が大好きで毎晩のように「mer calme」に通い、酒を飲んでいました。酒が入ると、彼は良く笑い、喋り、時に飲み過ぎた時には、数々の笑える事件を起こしていました。
高校卒業後に街をしばらく出ている間に、どこかの街で感銘を受けたランタン職人に弟子入りをした様で、この坂に帰って来てからランタン職人としてこの街で作品を作るようになりました。
彼の作ったランタンには、サイン替わりにガラスのどこかに一つだけ、星のシンボルが彫り込まれていて、明かりをつけるとその影が映し出されるのが特徴でした。
(#6) 2011/04/08(Fri) 23時頃
そして一か月前、彼は交通事故に巻き込まれ、この世を去りました。
傍に居た人を逃がそうとした言葉が、彼の最後の言葉となりました。
この坂の住人達は、人前で見せないようにしていても、今も尚、彼の死を大変悼んでいます。
彼らと話す時には、それを、お忘れ無きよう―――。
(#7) 2011/04/08(Fri) 23時頃
さて、大変お待たせ致しました。
宿は、こちらです。
今日は金曜日、宿も賑わいをみせているでしょうか。
ゆったりとした時間が流れるこの坂で
素敵な出会いが、あなたに訪れますよう――――
どうぞ、ごゆっくり。
(#8) 2011/04/08(Fri) 23時頃
|
―― 雑貨店:enchante ――
[ カラン――… ]
[かわいた軽いベルの音と共に店のドアが開き、一人の女性が店の前に姿を見せた。]
(1) 2011/04/08(Fri) 23時頃
|
|
[彼女は、手にしていた本を店の前のベンチの上に置いた後、テラコッタの鉢に植えられたオリーブに水をやる。 鉢の底を伝い、水が石畳の間を縫って坂の下へと流れてゆく。
水の流れてゆく先――…坂の下のほうをちらりと見てから水をやりおえると、彼女はジョウロを鉢の横に置き、一旦店の中へと戻ってゆく。 フルーツシロップが注がれたグラスとペリエを手に、再び店の前に姿を見せると、ベンチにゆったりと腰をかけた。
しっかりと冷やされたペリエをグラスに注ぎ、マドラーでかき混ぜて口へと運ぶと、ベンチの上に置かれていた本を手にとり、潮風に吹かれながらのんびりと読書を始めた。]
(2) 2011/04/08(Fri) 23時頃
|
|
良い天気には…良い物語を期待するもの。
寂しい昔語りは、今もそのままを保つのかな。
[ぱたんと閉じた手の内の皮表紙。 物思いは高い空すら狭く、 見上げる瞳は限りなく豊かな碧を思わせて]
(3) 2011/04/08(Fri) 23時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/08(Fri) 23時半頃
|
―― 通り・入口 ――
久しぶりだな、この坂道
[一年、長かったような短かったような 放浪癖は、今に始まった事じゃない 働いて、旅に出て、金が尽きたら戻って来て また働いて、旅に出る ただ、今回はそんな理由で戻ったんじゃない]
一年、たったからな
[ぽつり、呟くと すり減らした靴で、こつりと音を立てながら歩き出す]
(4) 2011/04/08(Fri) 23時半頃
|
|
― 宿屋「mer calme」/1F ―
――――♪
[坂の中ほどに位置する宿屋から、聞こえるは覚えたばかりの流行り歌。 お世辞にも上手いとは言えない歌を歌いながら、宿の主人が帰ってくるのを待っている]
(5) 2011/04/08(Fri) 23時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 00時頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 00時頃
|
おう、おばちゃん ひっさしぶりだなぁ、元気だったか?
[坂道を登りながら、見知った顔には挨拶をする 人見知りをしない所は、良い所なのか悪い所なのか 人見知りしないから嫌い、と言われる物ではないのだから 良い所、なのかもしれない]
あん? 違う違う、今回は金が無くなったんじゃねーっつの だがまぁ、バイトあるなら雇われてやるぞ 仕事はある時にやっとかないとなー?
[ひらり、手を振るが歩みは止まらず 坂道を一歩一歩、登っていく]
(6) 2011/04/09(Sat) 00時頃
|
|
[海から吹きつける風はひやりと冷たく、心地よい。 カモメの鳴き声がすれば、時々本から顔をあげて、気持ち良さそうに海の上を飛ぶその姿を眺めつつ、ドリンクを口に運んだ。
そうやって読書をしているうち、坂を上ってくる足音も聞こえただろうか。 久しぶりに見る男の姿を見れば、本を読む手を休めて彼に手を振った。]
(7) 2011/04/09(Sat) 00時頃
|
|
ん・・・?
[自分の方に手を振る姿を見て取ったなら こちらも軽く手を振って、歩みをそちらに向ける]
おう、元気だったか?
[久しぶりに見た顔だ、挨拶くらいはちゃんとしなくては]
(8) 2011/04/09(Sat) 00時頃
|
|
[3ヶ月ほど前、この坂道に来た最初の日に、宿の主人と約束した7つのこと――その5。
「金曜日の買い出しは、じゃんけんで負けた者が必ず行かなければならない」
現在、目下5連勝中のゾーイは、今日も先週と変わらず、お留守番の役目をつとめている。
やがて歌うのを終えると、近くに置いていた本を手に持って、表紙の絵を飽きもせずに眺めだした。
星のない夜の空を思わせる黒髪の子と、宵の刻の空を思わせる紫色の髪の子が、手を繋いでいる絵]
(9) 2011/04/09(Sat) 00時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 00時頃
|
[彼の言葉には、少しだけ目を泳がせて。 それでもその後すぐににこりと笑って首を縦に振った。
彼には一言、声をかける。]
おかえりなさい。
[お土産は?と言わんばかりに手を差し出した。]
(10) 2011/04/09(Sat) 00時半頃
|
|
おう、ただいま
[泳いだ視線を、少し不可解に思ったが 頷く様子を見たならば、にこりと笑った]
ん?
[手を差し出す様子に、首をかしげたが 何かよこせ、と言っているのだろうから 渡さなければならぬ物を、想像してみた
ああ、お土産か 何か買ってあったろうか がさごそ、カバンを漁る ああ、珍しいから買った髪飾りがあったや]
ほら、お土産だ
(11) 2011/04/09(Sat) 00時半頃
|
|
え…本当にあったの? ありがとう。
[驚きつつも彼から受け取った髪飾りを眺めた。 あまり、見たことの無いような柄の繊細な装飾が施されている。]
今度は、どこまで行ってきたの?
[貰った髪飾りをゆるく振って、彼に聞いた。]
(12) 2011/04/09(Sat) 00時半頃
|
|
おお、あったぞ 偶然あった、よかったな?
[元々、誰かに渡す予定があったわけじゃないし 自分が使うようなものでもないしな 気が向いた時に、行き当たりばったりで渡すんだ]
今度は、北に行って来た 雪が見たかったからよ、北に行きゃあるだろと思って
その髪飾りは、銀山のある街を通った時に買った奴だな 銀細工だから、高くもないし安くもない 珍しい細工が、興味を引いてな 気が付いたら、買ってた
(13) 2011/04/09(Sat) 01時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 01時頃
|
雪が見たかったから、北に行ったと。 間違ったこと、言ってないとは思うんだけど、さぁ…
[そのあまりにも単純に思えるような言葉に、口元に小さく笑みがこぼれた。]
でも、この髪飾り、綺麗だけど私の髪に映えるかな? ほら、同じ色だもの。
[自らの銀髪に、その銀細工の髪飾りをあててみせた。]
(14) 2011/04/09(Sat) 01時半頃
|
|
ひとりでいることが多いけど、さびしくなんかないんだよ…
[何度も何度も読んだせいでそらで言えるようになった、その本の冒頭の一節をぽつり、と唱える。 声はやがて、外から降り注ぐ陽の光に混じって、消えた**]
(15) 2011/04/09(Sat) 01時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 01時半頃
|
んだよ、そんなもんだろう? 理由なんか、単純でいいんだよ 行動する事で、生まれる何かがあるんだから
[思いついた事を、思いついた時に行動に移す それは、自分の悪い所だろう 計画性の無さは、昔から皆、馬鹿にする所だ]
映えるか、だ? 何言ってんだよ、銀は目立たないから良いんじゃないか
なかなか気がつかないくらいが、一番いいのさ だって、それを見つけた時に 見つけた自分が、特別な気分になれるだろう
(16) 2011/04/09(Sat) 01時半頃
|
|
はいはい、わかったわかった。 昔から、本当にちっとも変わらないんだなぁ、ヤニクは。
[兄の幼馴染の彼の事は、彼女もよく知っていて。 自分にとっても幼馴染の様なものだったから。 思いついたらすぐに行動に移す彼の性格が全く変わっていないことを改めて認識して、苦笑した。]
目立たないから、いいか――― そんな風に考えた事はなかったな。 …特別な、気分かぁ。
[どんな気分でしょ?と小さく呟きつつ、左の耳元に髪飾りをつけた。 どう?とヤニクに見せるように顔の向きを変えると、ベンチから腰を上げた。]
(17) 2011/04/09(Sat) 02時頃
|
|
私、本屋にちょっと用があるんだ。
[そう言うと、グラスとビンを店の中に置きに行き、店のドアノブに不在とわかるように札を下げて。 わざわざ、店の鍵を掛けたりはしない。]
じゃあ、またね。
[軽く手をふって。 本屋へとのんびり足を向けた**]
(18) 2011/04/09(Sat) 02時頃
|
|
心外な、変わったぞ、色々と 何処がって言われると困るが、色々変わったはずだ
[例えば、あれだ、足が速くなったとか? 食べられる野草を覚えたとか、魚釣りが上手くなったとか うん、色々変わったぞ]
目立たない、ひっそりと咲く花を見た時 気分が良くなるだろ? 宝物を見つけたような気がしてさ
そう言う美しさも、ありだと思うんだがな
[髪飾りを付けるのを見、似合う似合うと、手を叩いた あげて良かったな、髪飾り アクセサリーは、似合う娘に付けて貰うのがいい そっちの方が、髪飾りも喜ぶだろう]
(19) 2011/04/09(Sat) 02時頃
|
|
本屋か 俺は、時計台に行くから
戻って来た事、報告しないとな
じゃ、またな
[軽く手を振り、彼女が去りゆくのを見送った後 時計台に向かい、再び歩きだした]
(20) 2011/04/09(Sat) 02時頃
|
|
[本屋まで至る道の間。 小腹が空いたと馴染みのパン屋に立ち寄り、パン・オ・ショコラをいくつか買い込む。 幼い頃から食べ馴れたこのクロワッサンは、彼女のお気に入り。 他のお店やスーパーのものでは、何処か物足りない。 多かれ少なかれ、誰しもそういうものはあるだろう。 母親の手料理やお菓子の様なものだ。
陽射しは徐々に強くなり、通りに落とされる影は狭くなる。 なるべく日にやけないよう、通りの端ギリギリを歩いた。]
(21) 2011/04/09(Sat) 09時半頃
|
|
―― 本屋 ――
[軽く挨拶をしつつ本屋に入ると、紙独特の匂いが彼女を包む。]
頼んでた本、届いた?
[店番をしているベネディクトに、声をかけた。 好きな画家の画集や、写真集、あとは発行部数が少なくあまり本屋に置かれていないようなインテリアの雑誌。 電話一本、かければいい話。 けれど、散歩好きで人と会って会話する事を好む彼女はいつもわざわざ本屋まで足をのばす。]
(22) 2011/04/09(Sat) 10時頃
|
|
[ちり、という音が聞こえた気がして、ゾーイは本から顔を上げた。
開ければ坂道に出るドア、その下部につけられた、小動物が押し開けて出入りするための扉。 それを通り抜けて、猫が入ってきたところだった。 ただし入ってきたのはしょっちゅう見かける野良猫ではなく、首に鈴をつけた、]
黒、猫……
[目が合うと黒猫はにゃー、とないた]
(23) 2011/04/09(Sat) 13時頃
|
|
――――…かーわいい!
[カウンターを離れて、抱こうと近づいたけれど、黒猫は伸ばした手をすり抜けて、逆にカウンターにのぼってしまった]
こらーっ!
[叫んでみるけど、我関せずといった顔を崩さない黒猫]
鈴がついてるってことは、どこかのおうちのネコさんなんだろうけど…… あなたのおうちはどこー?
「にゃー」
にゃー、じゃわかんないよぉ。
(24) 2011/04/09(Sat) 13時半頃
|
|
[おおげさなため息。 やがて首輪に何か書かれていやしないかと、再び黒猫を抱こうとするも、再び逃げられて、今度は酒場のテーブルの上に陣取られた]
…………むー。
[口をとがらせると、あきらめたようにさっき座っていた場所に戻り、本を抱えて黒猫をじっ、と見つめだした。 応じるように黒猫もゾーイを見返す。
にらみ合いはどちらかが飽きるか、誰かが来るまで続けられるだろう、か]
(25) 2011/04/09(Sat) 13時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 13時半頃
|
[本屋でベネディクトとしばらくやり取りをして。 頼んでいた本は、受け取っただろうか。
本屋を出ると、既に太陽はかなり高くまで登っていた。 坂道を歩いていると、一匹の黒猫が、宿屋に入っていくのが見えた。
さて、あの黒猫は誰の飼い猫だっただろうか、と思いつつ。 宿屋の主人から頼まれ事があると言われていた事を思い出し、猫に連られるように、宿屋のドアを開けた。]
(26) 2011/04/09(Sat) 15時頃
|
|
―― 宿屋「mer calme」:1F ――
こんにち…あら。
[ドアを開けるなり、酒場のテーブルとカウンターとで、黒猫と睨みあいをしている少女の姿が目に入った。 まだこの坂に来て日が浅い少女だったが、彼女はよく酒場に足を運ぶので、この少女と会話をする機会は多かった。]
ゾーイ、捕まえないと怒られるんじゃない? ご主人さんに。
[机に堂々と陣取っている猫を見つつ、少女に声をかけた。]
(27) 2011/04/09(Sat) 15時頃
|
|
[どのくらいの時間が経っただろうか。 ドアを開ける音と、涼やかなベルの鳴る音がほぼ同時に聞こえて、ゾーイは猫から視線を外した。
入ってきたのは雑貨屋のお姉さん。 人の顔を覚えるのが苦手なゾーイは、最初の頃雑貨屋のお姉さんを、彼女のお兄さんと間違えることがあった。きょうだいだし、共に長髪だったし]
もう二回も逃げられたんです…だからあきらめました。
[しゅんとなって告げた後、宿屋の主人はまだ買い出しから帰ってきてないことを告げて。 そこでようやく、銀の髪飾りに気づいた]
きれいな髪かざりですね。 どうしたんですかそれ?
(28) 2011/04/09(Sat) 15時半頃
|
|
―― 時計台 ――
[この街を一望できる場所、時計台 長い放浪癖の中、この街に戻って来た時は必ずここに来る 子供の頃、よく時計台に忍び込んで よく、時計守に怒られた]
よ、久しぶり
[大人になった今、忍び込むのはさすがに不味い 不味いからこそ、人がやらない事だからこそ]
やるのが、俺だよな
(29) 2011/04/09(Sat) 15時半頃
|
|
――時計台――
[ごぉ…………………ん――――――。 港町を駆け抜ける、重低音。 人々の間に、風に、空気に、染み渡る。 同時にカモメの声が反響するのは、港町では日常の調べ。
古く、しかし年月を感じさせる重厚な時計台。 その中には、女性が一人、住んでいる。
時を刻み、時と共に生きる、女性が一人、住んでいる]
(30) 2011/04/09(Sat) 15時半頃
|
|
そうなの?
[しゅん、とした様子で話すゾーイを見て、顔には出さない様にして内心苦笑した。 まだ10歳だというのに、自分に対して敬語を使ったり、猫に二回逃げられて諦めるようなところが何処か子供は元気で無邪気なもの、という彼女のイメージとは、離れていて。]
あぁ、この髪飾りはね、ヤニクに貰ったの。 ゾーイは、会った事ないよね、ヤニクに。
[左の耳元につけられた髪飾りに、手をやるような仕草をした。]
(31) 2011/04/09(Sat) 15時半頃
|
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 15時半頃
|
[がたり、と音がしても、耳の遠くなった老女には届かない筈。 それでも、気付くのは、今まで積み重ねてきた刻の重み故]
おやまあ、また、来たのかい…?
[柔和な笑みを浮かべたまま、老女は杖を取り、立ち上がった。 部屋から出れば、時計台の内部を下から見上げる形になる]
いくつになっても、懲りないもんだねえ…
[姿が見えなくとも、そこに居ると、わかっている]
(32) 2011/04/09(Sat) 16時頃
|
|
[普通に、登らせろと時計守のばあちゃんに頼んだら きっと、登らせてくれるだろうけれど それでは、自分自身が大人になってしまう
変わるべき所も、人には多くあるのだろうけれど 変わらず、そのままで居る事が愛おしい事もある
いつまでたっても、悪戯小僧だと そんな風に呼ばれる人間が、一人くらいいてもいい 自由とは、そう言う物だろう]
さーて、どうやって忍び込むか
(33) 2011/04/09(Sat) 16時頃
|
|
[「会った事ないよね」、の問いにぴょこんとうなずいて、]
ヤニクさん……って男の人の名前ですよね? どーいう人なんですか? そしてお姉さんとの関係はいかに?
[ぐっ、とカウンターから身を乗り出して興味津々の風。 両親の仕事の都合で住むところを転々としてきた身の上のせいか、無意識のうちに周囲と壁を作ってしまうことがあるとはいえ、その辺りはまだまだ子供、といったところか]
(34) 2011/04/09(Sat) 16時頃
|
|
[音をたてぬように、こっそり、扉を開き きょろきょろと、辺りを見回した後
一気に駆け上る
がたり、音がした気がするが気にしない 一番高い所まで、鐘のある所まで、止まらずに登る 名実共に、この街で一番高い場所なんだ ここは、子供の頃からずっと]
よ、ただいま
[色々、内部構造は省略して 鐘まで登ったら、ぺたり、触り挨拶する 子供の頃の秘密基地だ、もう20年の付き合いになるよな]
(35) 2011/04/09(Sat) 16時頃
|
|
そうだなぁー…幼馴染かな。歳も一緒だし。
[少女に興味津々に問われれば、少し気押された風に答えた。 中々彼とどんな関係か聞かれることも無かったものだから。]
あいつはねぇ、悪ガキ。
[片手を腰にあて、少し呆れたような口調で少女に答えたところで、思い当たったことがあった。]
ねぇ、ゾーイ。 お留守番、抜けられないの?
(36) 2011/04/09(Sat) 16時頃
|
|
― 広場 ―
[ザッ ザッ ザッ
箒で地面を掃く音。 人々が行き交う広場。 噴水の水が時折、日光を反射して、きらきらと光っている。 その背景では、柔らかな鐘の音が心地よく響き渡り、 それが自然と青年の表情を緩ませた。]
ふう、 ・・・ま、こんなとこかな?
[この町を掃除するのは彼の仕事。 綺麗になった広場を見て、満足すると、微笑を浮かべた。]
えーと・・・ 次は、っと・・・
[しかし、彼の仕事はまだ終わっていない。 掃除道具を担ぎ上げると、広場を後にした。]
(37) 2011/04/09(Sat) 16時半頃
|
|
おさななじみかぁ……
[雑貨屋のお姉さんを憧れのこもった目で見る]
悪ガキがおさななじみってことは、ヨーラお姉さん、悪ガキのヤニクお兄さんをこらしめてたり……
[そんな光景を想像しようとして、続く言葉に目を丸くした]
えっ、と……
[正直なところ暇なので外に出たい。しかし勝手に取り決めを破ったら主人に怒られるというよりは心配をかけてしまう。
一瞬泳がせた視線が、黒猫をとらえた]
――そうだ! あのネコさんのおうちをさがさなきゃ!
(38) 2011/04/09(Sat) 16時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 16時半頃
|
そうそう、飼い主さんにちゃんと返してあげなきゃ、ね?
[ようやく子供らしい様子が出てきた様子のゾーイを見て、自然と笑みがこぼれた。 それにしても、飼い主は誰だったか…確かラルフの飼っている猫だったような気もする。]
ついでに、ちょっとお散歩しようか? 時計台まで、行ってみない?
[先程思いついたのは、ヤニクにゾーイを会わせてみてはどうだろうという事。 彼なら、彼女から見てどこか気を張っているようなゾーイにいい影響を与えてくれるのではないかと思った、彼女のおせっかい。]
(39) 2011/04/09(Sat) 17時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 17時頃
|
― 通り→宿屋 ―
[がちゃがちゃ、と彼が歩くリズムに合わせて、掃除用具が音を立てる。 先ほど使った雑巾を思い出し、そろそろ変え時かな、 などと考えつつ、ひとまずは自分の家に向かうことにした。]
「・・・ニャァ」
[ゆるい坂を一歩一歩と歩いていき、 自分の家が見えそうになったその時だった。]
ん、?
[猫の声が耳に入る。 どうやら馴染みの宿屋から、聞こえてくるようだ。 ふと気になった青年は、ゆっくりとその扉を開けることに。]
(40) 2011/04/09(Sat) 17時頃
|
|
んー…―――
[時計台の上に立つと、世界で一番高い所にいるような気がする 子供の頃、世界はまだこの小さな街だけだった頃 世界中を見渡す事の出来る、この場所が大好きだった 大人になり、外の世界の存在を知って 外の世界も見てみたいと、方々を歩き回るようになった
様々な美しい景色や、新しい街並み、優しい人達に出会い 同じくらい、危ない事にも出会って来たが やはりこの街が、一番好きだ だからこそ、何があろうとここに戻って来るのだし]
皆に挨拶しなきゃな、うん
[ここに登ってくる前、鐘は既に鳴った まだ、次の時を刻む時間ではない そんな鐘を、予定外に鳴らすのが、悪戯と言う奴だ]
(41) 2011/04/09(Sat) 17時頃
|
|
[叩いても、ゆすっても、大した音はしやしないが 思いっきり、鐘を蹴り飛ばして ゴーンと、小さな低い音がするのが楽しいのさ
街中に響くほどの音は、出やしないが 近くにいる奴なら、聞こえるだろう いつもの時間以外に、鐘が鳴る その音が、俺の只今なんだ]
うりゃ
[思いっきり、蹴ってやる ゴーン、と鈍い音がする]
よし、只今終了
(42) 2011/04/09(Sat) 17時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 17時頃
|
[そうと決まれば、と、本を手に持ったまま酒場のカウンターを出て、宿屋の受付から紙とペンを引っ張り出して何かを書き始めた]
時計台? 行く行く!
[雑貨屋のお姉さんのおせっかい心は知らずとも、時計台は好きな場所だから。 「黒ネコさんのおうちをさがしにちょっとおさんぽに行ってきます」と記した紙をコルクボードに貼ると、にっこり笑ってそう言った。
ドアが再び開いたのはちょうどその時だったか]
(43) 2011/04/09(Sat) 17時頃
|
|
― 宿屋 ―
どもー さっきここから猫の声が・・・って あ!
[扉を開くと、そこには小さな少女と、銀髪の女性。 ふたりへ挨拶しようとしたのだけれど、 テーブルの上、偉そうに陣取っている黒猫を見つけた瞬間 声を張ると、掃除用具をその場に置き、ばたばたと猫へ駆け寄る。]
お前、また逃げ出したのか・・・っ
[逃げ出そうとする猫をなんとか腕の中に収めると、 がくりとうなだれたように、肩を落として、溜息をひとつ。 そしてくるりとふたりに向き直ると]
ごめんね、俺の猫が・・・迷惑かけちゃったかな?
[猫にも無理矢理頭を下げさせる。にゃあにゃあ。]
(44) 2011/04/09(Sat) 17時半頃
|
|
[ゆっくりと開かれたドアから、チラリとラルフの姿が見えて―――…。]
あら。
[そう呟いた途端、彼が店の中に入ってきた。 テーブルの上の猫を捕まえ、謝ってくる言葉には小さく頷いて。]
そんな事はいいから、さぁ、ここを出ましょう。
[強引に猫を抱えたラルフの背中を押して、宿の外へと。]
ゾーイ、掃除道具!
[床に置かれた掃除道具を持ってくるようにゾーイに言って。 宿の主人が帰ってきてしまったら、外に行けなくなってしまう。]
(45) 2011/04/09(Sat) 17時半頃
|
|
[3人と1匹で宿の外に出ると、通りをきょろりと見渡して、主人の姿が無い事を確認すると小さく息を吐き出した。]
ラルフさん、タイミング悪いですよ――…
[苦笑しつつ声をかけた。 彼には何の事かさっぱりだっただろうけれど。 彼の腕に抱かれた猫の頭を撫でて、猫の顔を見ながら言葉を続けた。]
猫ちゃんは悪いことなんて。 何ていう名前なんです?
(46) 2011/04/09(Sat) 17時半頃
|
|
[非礼を猫と一緒に侘びていた、はずだったのだが―――]
わっ わっ! な、なに!どうしたの、ヨーランダ!
[いきなり背中を押されて、混乱してしまう。 宿の外へ出たいのだと分かれば、逃がさないように、猫をぎゅっと抱えたまま扉を再び開ける。]
でも、掃除用具が、っ
[と言いかければ、背中を押す彼女がそれを遮るように 小さな少女にそれを持ってくるよう指示して。]
それ重いでしょ?大丈夫?
[声は心配しつつも、ヨーランダによって体は既に宿の外。]
(47) 2011/04/09(Sat) 17時半頃
|
|
[ドアを開けて入ってきたお兄さんは、黒猫の姿を見るなり掃除道具をその場に置いて、やがて猫を抱き上げた。
謝ってくるお兄さんに首を傾げながら、]
めーわくなんてことはないですよ。 お兄さんのおうちがネコさんのおうちなんですね。じゃあ、さっそくお兄さんのおうちに行きましょう!
[お兄さんの家が宿屋の近くとは知らず、元気よく声をあげた]
(48) 2011/04/09(Sat) 18時頃
|
|
― 宿屋の外 ―
[雑貨屋のお姉さんから言われた掃除道具は、いっぺんに持つには重かったので、一つずつてきぱきと外に持ち出していった。
最後にほうきを石畳の上に置くと、ふう、と一息ついて、]
お兄さん、よくこんな重いものをいっぺんにもっていけますね…
[お兄さんを見上げる。 広場で見かけたことはあったけれど、こうして話すのは確か、初めてだ]
(49) 2011/04/09(Sat) 18時頃
|
|
[何がなんだか分からないまま、通りへ出た。 ヨーランダが一息ついたのを見ると、こちらもひと安心する。]
タイミング悪かったの?俺
[それはしまったなあ、と頬をぽりぽりかきながら言う。 もちろん片腕は猫をぎゅっと抱えて離さない。 ヨーランダに頭を撫でられた猫は、とても気持ちの良さそうな表情を浮かべた。]
あんまり家にしばりたくないから、離し飼いにしてるんだけど いつも逃げ出して、うろちょろしてるから困ったもんだよ。
名前?ああ、ジジっていうんだよ。
[この悪戯猫め、と悪態をつきつつも、お腹をくすぐる。]
(50) 2011/04/09(Sat) 18時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 18時頃
|
ジジ…? それはまた―――
[どこかで聞いたような名前、という言葉を飲み込んで。]
可愛い名前ですね。
[ジジー、と名前を呼んでやった。]
ラルフさんのせいじゃないので。 ゾーイを外に連れ出す、口実が欲しかったところだったので。
[ね?、とゾーイに同意を求める目を向けた時に、低い鐘の音が、一発。 明らかに、時間も外れている。]
…さぁ、時計台にいこっか。
(51) 2011/04/09(Sat) 18時頃
|
|
[自分の掃除用具を、丁寧に持ち出してくれた少女を見やると]
重いのに、運んでくれてありがとう。 俺は、これが仕事だからね。
[猫と一緒にちょこん、と軽く頭を下げる。 自分にとってはいつも運んでいるものなので、 慣れもあって、重さを感じることはあまりないのだが この幼い少女には、一苦労だっただろう。]
ゾーイちゃん、だよね? 主人から話は聞いてるよ。
[広場で見られていたのは知らなかった。 けれど彼は、馴染みの店の主人に、少女のことはよく聞かされていた。]
(52) 2011/04/09(Sat) 18時頃
|
|
[只今の挨拶が終わったら、鐘の横に腰掛けて 眼前に広がる、自分の故郷を見降ろす
潮の香りの混ざる風が、頬を擽る 肌と違って、色素の薄い髪がひらりと揺れて 鼻孔を通り抜ける、海の結晶
やはり、生まれ育った場所は格別だ 時は流れても、何一つ変わらない だからこそ、自分の戻る場所になる
不安な時、悲しい時、苦しい時 拠り所にする物は、変わって欲しくないと思う]
…――――
[一つ、顔を失った、俺の故郷 それでも、時間は流れ、世界は変わらず回り行く]
(53) 2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
|
[可愛い名前、と褒められると嬉々として]
かな?実はベニーが名前つけてくれたんだ。 俺はネーミングセンス、ないからさー。
[本屋の彼が、何を意図してその名前をつけたかなんて 青年には知る由もなかった。]
ゾーイちゃんを、連れ出す? 一体どこへ・・・
[疑問に思っていると、先ほども鳴ったはずの鐘が 低い音で町に響き渡る。 誰かの悪戯か、・・・と頭を過ぎる人物が一人。 そのまま時計台へ行こうと言うので、ひとまず猫はヨーランダに預けて。自分は自分の掃除用具を担ぎ上げたのだった。]
(54) 2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
[雑貨屋のお姉さんとお掃除のお兄さんの話を聞くともなしに聞いていると、お兄さんから話しかけられた]
え、あ、そうです。ゾーイです。お兄さんはじめまして。
[それから、お兄さんの腕の中の黒猫に手を伸ばして、止められないなら一回頭を撫でて]
やっぱりかーわいい。
[ふふ、と笑って、手を引っ込める]
あたしはこれからヨーラお姉さんと時計台までお散歩するんです。 おるすばんは時にたいくつなんです。
[雑貨屋のお姉さんに向けてうなずきを返して、]
いこーいこー!
[とことこと坂道をのぼり始めた。 腕に大好きな本を離さずに持ちながら]
(55) 2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
―― 時計台 ――
[ジジを抱きつつ坂を上り、時計台の前の広場へやって来た。 眼下に広がる街の景色を眺めてから、ずっと上の方を指差してゾーイに話しかけた。]
あれ、見える? 鐘の横に誰か座ってるの。 あれが、ヤニク。 24歳の悪ガキ。
[結構酷い言いようだった。 ナタリア先生は、いるだろうか。 しぱらく会っていない気がして、顔を見ていこうかと、ぼんやり考えた。]
(56) 2011/04/09(Sat) 18時半頃
|
|
[はじめまして、と挨拶されたなら、にこりと微笑んで]
そうだね、初めまして。 主人と、・・・あいつからゾーイちゃんのことよく聞いてたから なんだか初めてな感じがしなかったよ。
[ヴェスパタインのことはあいつ、と濁して言った。 彼の妹もいる前で、あまり名前は出したくなかったのだ。
猫を撫でようと少女が手を伸ばせば、 少しかがんで、撫でやすいようにしてあげる。]
時計台か。 俺も丁度、そこへ行こうとしてたんだ。
[猫を預け、掃除用具を持ち上げると 元気にはしゃぐゾーイの後をついていった。]
(57) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
[人は遠くを見る時、足元が見えなくなるもので 広場で悪態をつく女性の事など、知りもしないままに 水平線の向こう、まだ見ぬ遠い世界へと 馳せる思いは、戻ってきたばかりだと言うのに変わらぬまま]
ったくよ…―――
土産話を魚に、一杯やる相手がいないっつーのは 旅の醍醐味が、半分無くなっちまったよな
[つまらなくなったものだ 自分が落ち着くよりはやく、居なくなるとは思わなかった]
(58) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
― 坂道 ―
[青い海を背中に、古い石畳を踏みしめる。 トン、と足音が近づけば、道端でカモメに混じって羽を休めるハトが飛び立つ。 市場から始まり、弧を描いて、上の時計台にまで続く坂道]
――・・・マグロをグリルにしちゃう? あれだけ安くて、結構買ったんだし。
……え、サーモン?
[買い出しの多い週末前で賑わい行き交う人。 そんな坂道の中ほどにある宿が眼に映って]
(59) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
― 宿屋「mer calme」/1F ―
ただいまぁ〜。 ゾーイちゃんちょっと手伝って〜?
[彼女達が連れ立って宿の外に出てから五分頃。 両手に一杯の買い物袋を提げて、宿の主人が帰ってきた。 隣には、疲労感を滲ませて、留守番の少女を呼ぶ成長途上の少年]
……ゾーイちゃーん?
[何時もなら御帰りと顔を見せてくれる筈なのに。 眼を合わせて、父親と首を傾げあった]
(60) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
[少年は、この宿屋の主人の息子。 その内に跡取りになる身として、宿屋の仕事も酒場の仕事も、父親に手伝わされている。 言っても、本人自身、壮大な夢を抱える訳でもない、家業を継ぐ事を嫌がる訳でもない。 そんな極平凡。強いて言えばボーっとしている様な少年]
お留守番している筈だよね? 部屋で寝てたりは…… あ、やっぱり居ないー?
[三ヶ月くらい前から宿屋に預けられている少女。 三か月前、少年の父親との約束で決まっていた。 「金曜日の買い出しは、じゃんけんに負けた者が行く事」
そこに一つだけ不満を言うのなら 誰が勝とうが負けようが、少年は絶対に一緒に行く義務を課された事か]
(61) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
― 時計台に向かう途中 ―
[とことこと歩きながらふと呟く]
そういえば、ヴェスお兄さんからお掃除のお兄さんの名前くらいは聞いたことがあったかも…
[思い出そうとしたら、だけど余計な感情まで思い出しそうで。 あわてて歩くスピードを速めた。
――なぜだろう、寂しさや心細さを態度に出さないことには慣れているはずなのに。 脇に抱えた本を胸の位置に抱えなおして、ただ歩いた]
(62) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
― 時計台 ―
[ゾーイは目がいい方であった]
見えた! あれがヤニクお兄さんなんですね。ていうかどーして鐘の横に? あたしもあそこに行きたい!
[ヨーラお姉さんと同じようにずっと上の方を指差して、大声をあげた]
(63) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
|
― →時計台 ―
そっか。あいつから聞いてたんだ。 俺の名前、ラルフ、だよ。よろしくね?
[少しだけ、その名前に寂しそうな表情を浮かべてしまったかもしれないが、すぐに引っ込めて、笑顔を作る。 早足になるゾーイを見れば、自分もそれに合わせて。
坂を上りきれば、ヨーランダがずっと上の方を指指して ゾーイになにやら話しかけている。 つられて自分もその指の先を見ると、懐かしい赤色が見えた。]
ああ、やっぱり、帰って来てたのか。
[その姿に、先ほどの時間外れな鐘の音を思い出して。 予想が当たったと目を細めて、彼を見つめていた。]
(64) 2011/04/09(Sat) 19時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 19時半頃
ラルフは、大声をあげてはしゃぐゾーイを、微笑ましく思って**
2011/04/09(Sat) 19時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 19時半頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 19時半頃
|
…―――
[さて、今日はこの後どうしようか 色々な所を行ったり来たりの、根なし草 自分の家があるわけじゃないしな 宿に泊まるか? いや、そんな金は無い]
ま、なんとかなる
(65) 2011/04/09(Sat) 19時半頃
|
|
行きたい? でも、ちょっと危ないかなぁ。
[そう言いつつも、内緒で自分も幼い頃に上まで登って叱られた事を思い出す。 高いところには、登ってみたくなるのが、子供心なのだろう。 今自分があそこに行けば、足がすくんでしまいそうな、そんな気もして。] ヤニクー!
[大声を出して、結局彼を呼ぶ事にした。]
(66) 2011/04/09(Sat) 19時半頃
|
|
ん…―――?
[自分を呼ぶ声がした気がして、下を見る なんだ、知った顔と、知らない顔があるようだが]
なんだー どうしたー!
[こっそり登った事など忘れて、大声で答えた]
(67) 2011/04/09(Sat) 19時半頃
|
ヨーランダは、ヤニクに下に降りて来るように手招きした。
2011/04/09(Sat) 20時頃
|
[どうやら、手招きをしているようで 仕方なく、下に降りる事にした]
おい、ばぁちゃん、俺…―――
あ、こっそり登ったんだったか つー事は、こっそり降りなきゃな
[挨拶は後からだな、うん 黙ったまま、下に降りて ヨーランダ達の方に、手を振りながら歩く]
なんだ、どーした?
(68) 2011/04/09(Sat) 20時頃
|
|
父さん、僕行ってくるね。 散歩がてらゾーイちゃん探してくるよ。
[少し待ってみたが、ゾーイは帰って来ない。 少年の今日の仕事はこの時間何もない。 専ら仕事時間は夜だ]
あ、その前にこの小魚貰うね。
え、何で……って…… え〜っと、ほら。 散歩の、オヤツに?
[お菓子代わりに成る様な小魚の袋を最近持って行ってる。 服も持ち物も別段替える必要もないのに、自分の部屋に戻って。
暫くしてから、行ってきます、と宿を出て行った]
(69) 2011/04/09(Sat) 20時頃
|
|
[そこに立つ、たくさんの見知った顔。 かつての教え子達の顔。 あの小さかった彼らも、今はもう、見違える程に成長していて]
ふふ…よく来たねえ
[上に居るヤニクにちらと目を向けるように、微笑む。 ヤニクが悪戯好きなのは昔から変わらない。
ヤニクと幼なじみのヨーランダ。 その横にくっついて歩く1つ年下のベネディクト。 そして、暴走するヤニクを抑えていた、年上2人組の、ラルフと――]
本当に、お前達はいつもいつも…
[紡がれるのは、彼らにまつわる昔話。 ゾーイにも分かりやすいように、噛み砕いて]
(70) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
[手を振りながらやって来るヤニクの前に、ゾーイを立たせて。 手はゾーイの肩に置いて、安心させるように。]
この子、ゾーイって言うんだけど。 鐘のところまで行きたいみたいだから、連れていってあげて。
もちろん―――
[そこで言葉を切ってからヤニクを見上げて。]
ナタリア先生に、一言言ってから、ね?
[彼女はそう言って口端をあげると、ナタリアの姿を探しに行った。]
(71) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
[温い陽は、緩やかな時間を約束し、 優しい空気は、翠色を瞼に隠す。
銀色が訪れたその本屋は、古い木のぬくもりが穏やかな場所]
…あぁ、いらっしゃい、ヨーランダ。 寝ていたよ。
…ご機嫌だね?なにかいいことがあった?
[店の主は心なしか彼女を見てそう思ったのは、銀色の髪に咲いた髪飾り。綺麗な細工のそれは、きっと彼女を上機嫌にしてるのではないだろうか]
(72) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
あん? 鐘? ああ、そのくらいは…―――
見た事の無い子だな 宜しく、お譲ちゃん
[見た事ないって事は、引っ越してきたのか? いや、俺は殆ど街にいないからな 知らない子の一人や二人、いるか 特に、子供だしな]
ばぁちゃんには、言わなくてもいいだろー? いつもの事なんだから
[大丈夫だよな、きっと、うん]
(73) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
[ヨーランダの話を穏やかな笑顔で聞きながら。 ヤニクのことは知っている。大体この街の同じ年代は顔見知りのことが多いし、ヴェスパタイン経由でお互い知らぬ中でもない]
よかったね。その髪飾りも彼のお土産かな。よく似合ってる。 さて…そういえば、ご注文があったね。 来ているよ。この間仕入れてきたんだ。
[本を包む紙がかしゃかしゃと音を立てる。 趣味の本屋はそれこそ趣味の本しかおいていない。 古ぼけた表紙も、店の内装とよく似合う]
(74) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
― →時計台 ―
[坂道を登ってそのまま時計台まで。 登り切った先にある小さな広場に]
あれ?ラルフに、ヨーランダさんに。 ゾーイちゃん?
[八歳、十歳年上の馴染みの姿。それと探していた少女の姿。 珍しい取り合わせに首を傾げながら近づいて声を掛ける]
こんにちは、皆。 あ、ナタリア先生に……
……ヤニク? 随分久しぶりだね、帰ってきたんだ? また、お金尽きちゃったの?
[随分と久しぶりに会うヤニクの姿には口端を上げて、少し嬉しそうに]
(75) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
―― 回想:本屋にて ――
え、機嫌良さそう? いつも通りだけど?
[思いもよらぬ彼の言葉を聞いて、目をぱちり、と瞬いた。]
何かあったかと言われれば、さっきヤニクに会った。 相変わらず、だったよ。
[さらりと言って、彼に手にした袋を突き出した。] 食べる?
(76) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
相変わらずの放浪者? それが楽しいのならいいんじゃないかな。 俺はこう、のんびりしてる方が好きだから。
[差し出された包みとまた緩く見やって]
ご飯まだだったんだよね。美味しいものかな?
[質問と一緒ににこにこと、「頂きます」と紙袋を受け取って]
(77) 2011/04/09(Sat) 20時半頃
|
|
[パン・オ・ショコラは同じく好き。 沸かしていたお湯で、コーヒーをいれると手渡して]
ここのパン、好きだね。君はいつもこればっかり食べてる気がするよ。美味しいからわかるけどさ。
あぁ、はい、これ。ご注文の本。それと…
[コーヒーで残りを飲み下すと、もう一冊、 小さな本]
この間綺麗だったから買ったんだ。 その髪飾り見て思い出した。
[北の地方のレースの本。銀細工が偶々そう見えたから]
あげるよ。美味しいパンの御礼。 御蔭で餓死しなくてすんだから。
[この後もまたとりとめもない話が続くのだろう。 ヨーランダが店を後にする頃は、またうとうととキャッシャーに突っ伏してしまうのだろうけれど]
(78) 2011/04/09(Sat) 21時頃
|
|
ん、おお、オスカーか
[嬉しそうに、声を出す少年を、見 いや、少年と言うにはもう大きいか ただ、青年と言うにはまだ、だな]
なんだ、大きく・・・はなってないな、うん 大きく成長するほど、離れてたわけじゃない
金が尽きたんじゃねぇよ 今回はちゃんと、予定通りだっつーの
[お土産は話しかないぞ、と軽く挨拶をしておいた]
(79) 2011/04/09(Sat) 21時頃
|
|
うん、毎日食べてる、ね……。 いいじゃない、だって好きなんだものっ!
[ベネディクトから言われた言葉はまさに図星で。 言い当てられた事が何だか気恥ずかしくて、顔が少し赤くなった。]
え、これ…本当に貰っていいの?
[注文した本の他に差し出された小さな本を、ぱらぱらとめくって。 繊細なレースたちを見て、心が小さく踊った。]
あ、ありがと。
(80) 2011/04/09(Sat) 21時頃
|
|
[鐘の横にいたお兄さんがこっちに降りてきた。 色の薄い髪にくたびれた服。顔を覚えやすそうな人だとふと思ったけれど思うだけにとどめて、]
よろしくおねがいします。 それで、どこから時計塔の中に入るんですか? あたし、前からずっと、時計塔の一番上で海を見ながらこの本を読みたいと思っていて―――
[ずいっ、と、二人の子供が手を繋ぐ絵が描かれた本の表紙をヤニクお兄さんに見せた。 タイトルは『星の見える風景』――二人の子供と一人の大人がどたばたな旅を繰り広げるスペース・ファンタジーだ]
(81) 2011/04/09(Sat) 21時頃
|
|
うん。そういった本が好きなら、仕入れておいてあげるよ。 北は夜が長いから、家の中でこういう細かい仕事をするんだって。君のお店にも似合うよね。
もしお礼を言ってくれるなら、 次にお店に行った時、是非ホットケーキのバターを多くしてくれる? たまには、贅沢なものがたべたいんだ
[少し悪戯っぽく笑い、「約束」と]
(82) 2011/04/09(Sat) 21時頃
|
|
おう、宜しく
時計台にはな、裏の扉から入るんだ 後は、秘密の…―――
[おっと、秘密は秘密にしとかないとな 彼女の見せる、絵本を見て 可愛らしい絵の本だな、と思いつつ]
そうか、いい夢だな そいつは よし、兄ちゃんが連れていってやる
その代わり、上は危ないから 一人じゃ絶対に、登るんじゃないぞ? 俺だって、ガキの頃は一人じゃ登らなかった
(83) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
[ヨーランダを見送って、またほんの少し一眠りした後]
少し出かけてくるよ。 折角だから、外歩いてくる。 必要なものがあったら買ってくる。
[家の中にそう言い置いて、小さなカバンを斜めがけに、ふらりと出る街中は相変わらず賑やかで]
(84) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
ホットケーキの、バター? そんな事でいいの?
[そんな事位、と言っている最中に、彼に「約束」と言われ、黙って頷いた。]
んー…
[何だか、何時も彼と話すと年下の彼にペースを握られているような気がして。 嫌なわけではなく、何故か、何だか悔しいのだった。]
まぁ、いっか。
[小さくぽつりと呟いて、受けとった本を手に、反対の手でドアノブを握った。]
じゃあ、バター多めに、準備しとくから。
[そう言って、彼に手をふって本屋を後にした。]
(85) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
秘密があるんですね、なんかかっこいいなぁ。
[ヤニクお兄さんにつっこんだ質問をすることはなく、憧れに満ちた視線を向けた]
…そーか、悪ガキだった頃のヤニクお兄さんでも一人でのぼらなかったくらいあぶないんですね。
[どうやら悪ガキ=命知らずの図式を当てはめている模様]
でも、二人以上でならいつでものぼっていいんですよね、……時計守の先生に言えば。
[ゾーイとともに時計台をのぼる相手として思い浮かんだのは、主人の息子のこと。 お兄さんと呼ぶには年が近くて、かといって一人っ子のせいかお兄ちゃんとは呼びなれなくて。
結局オスカーさんと呼んでいるのだった]
(86) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
―― 現在:時計台 ――
ナタリア先生、お久しぶりです。
[姿を見せた恩師に、挨拶した。 先生の姿を見て、ふと胸がざわりとしたのは何故だろう。 兄弟揃って、お世話になったからかも知れない。 大切な事をたくさん教えてくれた、先生だからかも知れない。 大分、落ち着いてきたのだけれど――― ]
本当に、ヤニクは相変わらずで。
[それと悟られないよう、明るく話した。]
(87) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
|
[だから、時計台にやってきたオスカーさんの姿を見つけた時、金曜日の買い出しのお留守番の決めごとを放り出したことなどすっかり棚に上げて、]
ねぇ、明日いっしょに時計台の一番上までのぼってほしいんだけど……いいかな?
[そう、無邪気に訊いたのだった**]
(88) 2011/04/09(Sat) 21時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 22時頃
|
― 港 ―
El cielo remoto en dónde describí un sueño es la nube de salmón Encantaré una persistencia amablemente a un viajero...
[潮風に流れる髪を押さえながら、寄せる波音に歌声を乗せる 腰かけた桟橋の側に人の姿はなく、聴衆は猫たちだけ
猫たちの姿を目に止めると歌を止め、煮干しを放って立ち上がる]
……ふぅ。 そろそろお店戻らなくっちゃ、またね猫ちゃん達。
[煮干しを追いかけて駆けていく猫の後姿に手を振り、 港から通りへと向かって歩き出す]
(89) 2011/04/09(Sat) 22時頃
|
|
おう、秘密はある、秘密はあるが
誰だ、俺が悪ガキだったとか吹き込んだのは ヨーラか、ラルフか
[まったく、油断も隙もあったもんじゃない 何言われてるかわからないな、本当に どうせ、犯人はヨーランダだろうけど]
だな、二人以上で登るのがいい もし落ちそうになっても、支えてくれる人と一緒にな
時計守のばぁちゃんは、そう言う所頼りにならないからよ 歳だしな、もう
[自分がいる時は、間違っても落としはしないが 味をしめて、一人で危ない事をするようになると困るし 後から怒られるのは、俺だしな]
(90) 2011/04/09(Sat) 22時頃
|
|
[当の悪ガキ達にどう言われていようとも。 老女の中では、彼らは幼い少年少女に過ぎない。
時計台に勝手に登って落ちそうになって、実際に怪我した事も有り。
その度に発動する、ある種名物の延々説教タイム。 今でこそすっかり大人しくなったが、昔は子供達を厳しく指導していた]
手が掛かる子ほど、可愛いのよね
[今でこそ大人の彼らを身体的に支える事は出来なくとも]
そう言えば、あの子――聞き分けは良かったわねえ 危険を察知して回避してくれる、賢い子だったわ
[手が掛からない子も、結局可愛いのだった]
(91) 2011/04/09(Sat) 22時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 22時半頃
本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
|
先生は懐が深いですね、本当に。
[恩師の言葉を聞きながら、彼女は今登ってきた坂を眺めやる。 坂で生まれ育った人達のほとんどが、彼女の教え子で―――…坂で彼女に頭の上がる人はなかなかいない。 先生は、色んな別れを経験して、この坂を見守ってきたのだろうか。]
(92) 2011/04/09(Sat) 22時半頃
|
|
[ふらふらと歩いていればすれ違う、知った顔には挨拶を。 ランドマークのような時計台を遠くに、潮風は少し伸びた髪を撫ぜる]
…。ジジは、元気かな。
[ふと思い出す、自分をベニーという彼の猫。 普通、ベネディクトの相性はベネットなのだけども。 ふらふら歩く理由は、あの気まぐれ猫はこういう時にふらりと顕れるから]
(93) 2011/04/09(Sat) 22時半頃
|
|
[高台の端、坂を上りきったところにある教会が目に入った。 彼女の住んでいた場所だ、しばらく前迄は―――…。 教会の隣にある墓地の守人、それが彼女の本当の姿なのだが… ]
お店、大分空けてるから。 私ちょっとお店に戻るね。
[時計台の前に立つ面々にそう告げて。 坂道をまた、ゆっくりと下りだした。 途中、堤防の上によじ登り、海からの風を受けながら。 その銀糸を風に遊ばせつつ、ゆっくりと、下る。]
(94) 2011/04/09(Sat) 22時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 22時半頃
|
お譲ちゃん、オスカーと一緒に登るのか? そうかそうか、なら問題ないな
オスカー、怪我させんじゃねぇぞ? 男は、守るべき者をきっちり守るもんだ
大人だ子供だ、関係なく 普段どんなに頼りなかろうと、ちゃらけてようと 一番大事な時にだけ、ばっちり決めるのが男ってもんだ
[さて、俺は今夜の宿を探しに行こうか あいつがまだ、この街に、この世界にいた頃は 酒場で騒いで、馬鹿笑いして、そのまま眠って夜が明けて そんな毎日で、泊まる場所なんか気にしなかったが 今は、そう言うわけにもいかないし、な]
(95) 2011/04/09(Sat) 22時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 23時頃
|
[確かに、こんな小さな子供が時計台のてっぺんまで登るのは かなり危ないと思う。 自分も昔は、登ってみたいと密かに思っていたけれど 結局、ヤニクが登るのを見ていただけだったから。
ヨーランダがヤニクを大声で呼ぶと、 赤い彼は下へと降り、手を振りながらこちらへ近づいてくる。]
や、久しぶりだね。 相変わらずで、なにより。
[こちらもひらりと手を振り返す。 次に現れたのは、時計台に住む恩師のナタリアだった。]
わ、先生もお久しぶりですね。 お元気でしたか?
[語られる昔話には、少し恥ずかしそうに顔を伏せて。]
(96) 2011/04/09(Sat) 23時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 23時頃
|
[後ろから、聞き覚えのある声がかかって くるりと振り向くと、そこには馴染みの店でよく会う顔。]
あ、オスカー。
[時計台にこんなに人が集まるのは、初めてかもしれない。 普段は静かで、カモメの鳴く声と海のさざめきしか聞こえないような場所だから。
お金が尽きた?という真っ直ぐな問いかけに対しては 思わずぷっと吹き出して。]
くくく、言えてるかもしれない。
[ヤニクがそれを否定するなら、少し笑いを抑える努力をするけれど、あまり意味はない気がする。]
(97) 2011/04/09(Sat) 23時頃
|
|
[オスカーと二人で登りたいというゾーイ。 最近の子は活発なんだなあ、なんて思いながら。]
気をつけてね。
[心配をして、ひと声かけてみる。 言ったところで、怪我をするときはしてしまうんだろうけど。
悪ガキ、の単語には涼しい顔をして]
俺じゃないよー?
[まさにその通りだったとは思ったけど、教え込んではない。 きっとヨーランダなんだろうな、と彼女をちらと見やる。]
(98) 2011/04/09(Sat) 23時頃
|
|
― 通り ―
El fragmento del sueño que ya rasgué todos fuera de para arrastrar en agradable algo en el viento que suprimí la voz, y lloró y se pareció la mariposa de la superficie del agua...
[桟橋で唄っていた歌の続きを口ずさみながら通りへと戻る その途中、堤防から降りて来る人影>>94に気が付いて]
こんにちは、今日も潮風が気持ちいいですね。
あれ? 貴女は確か……。 ヴェスパタインさんの、妹さん……ですよね?
こんなところでどうかしました?
(99) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
―― 坂道 ――
[潮風にふわりと亜麻色の髪が靡く]
にゃぁお。
[にゃぁお]
[淡いベージュのカーディガンにシャツとジーンズのラフな姿。 旅行鞄を後ろ手に、野良猫と鳴き合いながら坂道をゆっくり登る]
ひとなつこいなぁ、君。土地柄?
[懐かしい顔をひとつ思い浮かべて、口許が自然と綻んだ]
(100) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
連絡しないで来たからびっくりするかな。
[彼が故郷に戻って数年。
時折ふと、お互いに思い立ったように手紙を送りはした。 絵葉書の裏に、住所と氏名。残った僅かなスペースに、いつも、一言二言添えるだけ。
"今日のパン・オ・ショコラは最高傑作"
はるばる海を渡り届くのは、そんな他愛のない日々の呟き]
さて、野良猫隊長。どこから進軍しましょうか。
[土地勘のない場所で、行く先は猫に任せて気の向くまま]
まずは宿屋だと助かります。
[付け足す言葉に、んなぁお。 意思の疎通はさておき、返事だけはとても良かった]
(101) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
わ、わ。
[不意に、強い突風が彼女を襲い。 彼女は堤防の上で大きくバランスを崩た。 手でバランスをとろうとするが、本数冊手にしていては、それも難しく―――… ]
ダメだ、これ。
[一言ぼそりと呟いたのと、彼女の足が、堤防を離れたのはどちらが先だっただろう。 ふわり。と、身体が軽くなる。 上手く、道の上に着地できただろうか。**]
(102) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
[店へ帰るというヨーランダに、 腕の中におさまっていたジジを返してもらおうと 手を伸ばして、持ち上げたのだけれど]
――――ッ て !!
[がりっと爪でひっかかれ、抱きかかえる力が緩んだ一瞬のスキをついて、ジジは素早く逃げ出してしまった。 追いかけようとも思ったが、お腹が空いたら帰ってくるだろうと 見逃してやることにした。 誰かに迷惑をかけてなければいいのだが。]
あ、そういえばさ、ヤニク。 君、今日どこか泊まるところあるんだっけ? うちで良ければ、部屋貸せるけど。
[お金がない、んだろ?と皮肉っぽく付け足して。笑う。]
(103) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
[遠目に、猫を追うような亜麻色の髪が揺れて見える。 ここの猫は総じて人懐こい。 ジジと呼ばれたあの猫も大したものだ]
おや。猫と行進?
[足元にまで来た猫に、ちょいとしゃがんで頭を撫ぜて見る]
この子は貴方の飼い猫?
[亜麻色の青年に、のんびりした口調で話しかけ]
(104) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
[強い衝撃が、足にかかり、痺れがはしった。]
―――…っ
[転びこそなんとかしなかったが、しばらく動けないでいるところに、声がかかり>>99、顔をそちらに向けた。]
あぁ、こんにちは。 ちょっと、上の時計台の所まで行っていたんです。
堤防の上には…
[顎で堤防の方を指して]
たまに登るんです、風が気持ちよくて。
(105) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
身長の事は言わないでよ。 そろそろ危機感持ってるんだからさぁ。
[じと、とした視線でヤニクを睨めつける。 この一年全く伸びてない背丈に、いよいよ危機感が募っているのだ。 胸元程度までしか届かないヤニクやラルフに並ぶと言う贅沢は言わない。 最低でも、ヨーランダよりも低いと言う事は何とかしたい]
まだ成長期なんだから。 来年には十くらい伸ばしてやる。
[飽くまで希望。と言うより寧ろ願望だが]
(106) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
時計台の上まで? 僕は構わないけど。
[少年も何度か登った事はある。 結構危ない。気を付ければ然程でもないが。 無邪気な様子のゾーイに訊かれて、頷いて返した]
そんな、一番大事な時って。 別に時計塔登る位なんだから。 ちゃんと怪我はさせないよ。
[横から少年に教訓を言い渡すヤニクに、苦笑して返す。 とは言えまだ小さな子供が足を滑らせたりしたら洒落にならない。
格言う自分も昔、その洒落にならない事をして眼の前の先生にしこたま説教された事があった]
(107) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
んだよ、ラルフ お前、自分の猫に嫌われてんの?
[手を引っ掻かれた様子に、あきれ顔で そう呟いたけれど、泊まる所の話になれば]
おう、泊まる所はないぞ 宿に泊まる気は更々無いし、そんな余裕もない
なんだ、部屋空いてんのか? なら、一晩貸しやがれ
稼ぎ口が見つかるまで、余裕ないからよ
(108) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
[猫と足並み揃えて行く先、青年の姿に足を止める。 彼に撫でられた猫が鳴らす喉の音が、耳に心地よい]
いえいえ、港で一緒になったんですよ。 ナンパをされたのでほいほいついて来てみました。
[猫を覗き込む形。小柄な影が、しゃがんだ彼の上に掛かる。 中性的な顔立ちでもよくよく見れば、丸みのある輪郭と、 何より応える声のキーで、女と知れる。かもしれない]
もしかして宿屋さんですか?
(109) 2011/04/09(Sat) 23時半頃
|
|
ナンパですか。デート代は美味しいお魚でも上げるといいですよ。
[猫をなでてるのに夢中で、あまりよく亜麻色の人をみていなかったりもして]
いいえ、宿では…。本屋です。 外からいらっしゃいました?
(110) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
時計台の上に?
[ヨーランダの台詞に目を瞬かせ暫し黙考]
……今日、何か時計台でありましたっけ? あんまり縁のない場所だから良く分からなくって。
風を感じたいって言うのはなんだか分かる気がします。 私も良くお店を抜け出して港で油売ってますから。
[ヨーランダが顎先で示す物に視線を移し、 彼女の弁にくすりと笑いを漏らす]
あ、そう言えばお店、近くですよね。 もし良かったら送りましょうか?
足が痺れてるんでしょう?
[堤防から降ってきたヨーランダに視線を戻して手を差し伸べる]
(111) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
ちょっとばかりやんちゃなんだ、あいつ。
[ひっかかれたところをさすりながら、言う。 掃除をしている時は軍手をつけているのだが、 不運にも外していたから、ダメージはそこそこ。]
そんな自信満々な顔して言う事か。 それでもって「泊めて下さいお願いします」だろう、がっ
[生意気なヤニクの頭に、こつーんと軽く一撃を入れる。 しかしお人好しな青年のことだ、どうせ泊めてしまうんだろう。]
(112) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 00時頃
|
ありがとうございます。
[小さく笑んで、彼女の手をとり身体を起こした。]
一年ぶりに、ここに帰ってきた奴がいて。 それでちょっと。
[時計台へと行っていた経緯を話しながら彼女と並んで少し坂を下れば、すぐに彼女の店の前へと辿り着く。]
もしよかったら、お茶でもしていきません?
[鍵を閉めてもいなかったドアを半分開けつつ、彼女の顔を振り返った。]
(113) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
寝床は兎も角お酒とかご飯とかで来るでしょ?
[部屋の交渉中のヤニクに確認する。 横目で、ラルフの腕から逃げていく黒猫に手を伸ばし掛けたが、眼中にも置かれず、黒猫は逃げて行ってしまう]
ラルフ、嫌われちゃってるの?
……あ、兎も角。 ヤニク、父さんに訊いてみないと解らないけど。 宿の雑用とかで食べる飲むくらいは何とかなると思うよ?
稼ぎ口までの繋ぎなら
(114) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
やんちゃ、ねぇ
まぁ、猫も女も、生意気なくらいが可愛いんだ と、漁師のおっちゃんが言ってたぞ 確かに、あの人の奥さんは御淑やかとは程遠かったな
[うんうん、いくつか頷いて 傷の心配など、する気はない ひりひりする、くらいのもんだろうしな]
俺から自信と見栄を取ったら何が残るんだよ ヤニクの半分は、自信と見栄で出来ていますっ!
[頭を小突かれながらも、それを気にする事などなく]
(115) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
じゃあ、ディナー付きのデートですね。
[野良猫へとひそりとそう告げて]
本屋さんでしたか。 懐かしい友人の顔を見に来たんですよ。 もうすぐ彼の誕生日ですから。色々とついでに。
知ってます? 銀髪で背の高い酒好きでおかしな人。
[その人物評で通じるだろうか。 通じたなら後で彼をからかってやろうと、悪戯げに尋ねた]
(116) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
マタタビもつけてあげると喜ぶかもしれません。 ここの猫は中々グルメですから。
[ようやっとちゃんと顔を上げてその人を見れば、 その中性的な空気がなんとなく猫と被る]
えぇ、知ってますよ。その人。 いえ…知ってましたよ。その人。
[その評価、思い当たるのは一人しかいなかった。 少し息が詰まる感じがしたけれども、まだ表にはださず]
よかったら、そのお店でもご案内しましょうか。 お宿が必要なら紹介もできますけども。
おせっかいならすみません。 この街は皆そうなんでご容赦頂ければ。
(117) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
お、飯と酒には行くぞ
[ラルフと話をしながら、オスカーにもそう告げて 繋ぎくらいならと、親父さんに仕事の話もしてくれるらしい ラッキーだ、飯代が浮くかもしんない]
さんきゅー、話してみてくれよ? どうせ、地に足つかない渡り鳥 雑用で十分だからさ
[これでも、何をさせても器用な方で 簡単な仕事なら、すぐに出来るようになってしまう だからこそ、ふらふらと渡り歩くような生活が出来るのだが 一つ所に留まるような、何かを得る事がいまだ出来ずに 気が付いたら、大人になっていた]
(118) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 00時頃
|
男が生意気だと、むかつくだけだけどなっ!
[傷の心配もしないヤニクに、わざと おー痛い痛いなんて洩らしつつ、頭をぐりぐり。]
生意気が残るような気がするよ。 ヤニクは自信と見栄と生意気で出来ています。
[さらっと酷いことを言いつつも、 始終笑っていた様子は、周りから見ると、仲が良いとか思われたりするのだろうか。]
オスカーまで言うか。 嫌われては・・・ないと思うんだけどなあ。
[手をひらひらしながら、真っ黒な猫を思い浮かべて]
ああ、君んとこでこいつ泊めてくれるならありがたいな。 働かざるもの食うべからずって言うしね。
(119) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
どういたしまして。
[ヨーランダの手を引いて立ち上がらせて二人で道を進む、 途中に時計台へ行っていた経緯等も耳にして]
1年ぶりに帰ってきたなんて想像もつかないなぁ。 なんにせよその人、無事に帰ってきて良かったですね!
[ヨーランダの店に着き彼女からお誘いを受けて、 少しの間逡巡してからこくりと頷く]
……そう、ですね。 せっかくですし、少しだけ休憩して帰ろうかな。
あ、そういえば、まだ名乗ってませんでしたね。 私、ミッシェルって言います。 私もお店やってるんですよ。
(120) 2011/04/10(Sun) 00時頃
|
|
いいじゃないか、生意気な男がいたってよ 女は許すが男は許さないんじゃ、不公平だ 男女平等の時代なんだぞー
[居たいと、ワザとらしく言うラルフ 心配してほしいのか? 子供じゃないんだから、そんな…―――
まぁ、いいか 生意気とか言いやがるし、知らないフリしとこう]
自信と見栄と生意気・・・なんだその生き物 良い所無しじゃないか
[えーい、ぐりぐりするな、痛いだろう そんな事を思いながらも、止めるわけではなくそのまま]
(121) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
市場に新鮮な魚がいっぱい並んでましたね。 確かに、それはとてもグルメかもしれない。
[困ったように唸ってみせても、細めた目が笑みを含む]
…、知って?
[瞬きは驚きを隠さず。 過去形で語られるもの、思考はすぐに追いつかず]
あ、いえ。助かります。 宿よりもマタタビ入手の方が難易度高そうですしね。 そういうおせっかいは、ほっとして嬉しいですよ。
…、…。
[言葉どおりほっとした表情。 けれどなんとなく、 大事な事を聞くのを惑うように沈黙の間に翳る]
(122) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
ん。ではそこまでご一緒しましょうか? 折角ですから送りましょう。
[緩く笑みを返し。そして、目の前の人の沈黙に、 少し苦笑が浮かんで]
…えぇと、ですね。是非外れてて欲しいんですが… ランタンで、通じるかな。 もし通じるなら、その人亡くなったんですよ。 先月あたりかな。
[野良猫は、相変わらず先をとことこ歩く。 まるでこちらの歩調に合わせるように。
緩く歩けば猫も緩く]
(123) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
私はヨーランダ。 よろしくね、ミッシェル。
[店の中へと彼女を招いて。 彼女を出迎えるのは、棚に並ぶ沢山の陶器の器やカフェオレボウル、アンティークのリネンやレース達も。 天井からは、沢山のペンダントライトがさげられていて、色々な形のガラスシェードやビーズのシェードが。 よく店内を見渡せば、ガラスに星のシンボルが刻まれたランタンも、いくつか置かれているのが目に入っただろう。]
(124) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
ラルフ、ラルフ。 『悪ガキ』はどこに行っちゃったの? もう半分の方?
[ヤニクをからかい、頭をぐりぐりする様子は、少年からは仲が良さそうに映った。 こういう時、一回り近く年下な身分には、羨ましく思える。 だから、合わせる様にワザとらしい笑みを浮かべながら聞いてみた]
結構ハードだから覚悟してね? うちの布団、あれで結構嵩張って重いんだから。
[少年一人ではとても捌き切れない洗濯物 いっそ任せてしまおう等と考えながら]
(125) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
そこに、座ってて。 暖かい飲み物がいい? 冷たいのがいいかな?
[窓際に設置されている古いカフェテーブルに、彼女を案内して。 揃いのアメ色のチャーチチェアに、テーブルの上から下がるのは、フリルのミルクガラスシェードのペンダントライト。
本屋で受けとった本を、小さなカウンターの上に置いて、がさがさと準備を始めた。]
(126) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
だー、オスカー
悪ガキじゃねぇ、勘違いをしてはいけないぞ? 俺はな、誰もしない事をやる、勇気のある子供だったんだ うん、そうだ、そうに違いない
[無謀や無茶を、勇気と呼ぶとするならばの話だが]
体力は、問題ない いろんな所を歩く、と言うのは案外スタミナがいるもので 重たい荷物を持つくらいは、朝飯前だ
[好き嫌いを言うのなら、洗濯だの掃除だのは嫌いだが 出来ない、と言うのではない ただ、面倒だから嫌いなのだ だから、それが仕事だと言うのならやるさ]
(127) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
うんうん、そうだな。 現にここにいるもんな。 可愛い可愛い。
[棒読みもいいところな返事をする。 まるで子供を相手にするような物言いだったから、 ヤニクはさらに文句を言うだろうか。 それでも、きっと青年は右から左に受け流すと思う。]
おっと、『悪ガキ』もだったっけ? それももう半分に追加だな。
[オスカーに言われて気がつき、付け足しておくことにした。]
全部こいつに任せれば良いよ、 きっと何でもやってくれると思うし。
[ぐりぐりしていた手を離すと、頼んだぞ、という風にぽんぽん、と頭を撫でた。完全に子供扱いである。]
(128) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
|
是非に。ありがとうございます。
[申し出をありがたく受け入れ、 軽く会釈を送れば、頬にかかる髪を退けながら歩き出す。
コツコツ、カツカツ。たしたしと。 それぞれの足音を耳に、告げてくれる言葉聞き届けて]
ええ、残念ながら…ランタンで。通じてしまいます。
[旅行鞄の中、衣服と共に試作のランタンが揺れるから]
あの、…、もっと、
[詳しく知りたいと口をついた言葉。 途切れるのは、最初に過去形で濁した事と、浮かべた苦笑に]
…知るには、どこへ、行けばいいのか。聞いても?
[役場か病院か、それとも記事か。綴られる何かを]
(129) 2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 00時半頃
長老 ナタリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(長老 ナタリアは村を出ました)
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 00時半頃
|
そうだろう、可愛いだろう 良く言われるー、ヤニク君可愛いーって
[棒読みなラルフに、これでもかと言うくらいに演技くさく そんな言葉を返しておいた 実際言われはしないが、まぁいいだろう]
だから、悪ガキじゃねぇ むしろガキじゃねぇ
[頭を撫でる様子に、頭が痛くなってきた いや、頭を撫でられる事自体が嫌いだ、と言うんじゃないが 同じ行動でも、タイミングと空気が重要だよな 少なくとも、今は喜ぶタイミングじゃない気がする]
(130) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
ヨーランダさん、ね。 うん、よろしく。
[手を合わせて大きく頷き、ヨーランダの後について店内へ 店内の雰囲気を味わうように見回す]
なんだか雰囲気いい感じ。 あ、そっか、星の意匠ね。 ふうん、今度ああいう装飾も作ってみようかな……。
[ランタンに目を移して懐かしそうに微笑を浮かべ、 案内されるままに席に着く]
えっと、じゃあ温かい紅茶……。 じゃなくて、カフェオレがいいかな。
このお店ってヨーランダさんの趣味? なんだか重厚な感じっていうか……。 渋めな感じね。
(131) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
[少し困ったような笑顔で]
勿論。ご案内しようと思った所が、 そう無関係でもない場所ですからね。
皆、彼のことは大好きでしたから。 是非…悼んであげて下さい。
(132) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
可愛いよねぇ。 うんうん。ヤニク可愛いと思うな。
[反応こそが、悪ガキ以外の何者でもない。 思いつつも、口に出さずににや、と口端を釣り上げるだけ]
えっと、時計塔に登るのは明日だよね?ゾーイちゃん。 それじゃあ、今日の所の予定は無いとして。
所でヤニク、帰って来てから何か食べたの?
[食事はもう済ませたのだろうかと。 多分まだだろうと思いながら訊いてみた**]
(133) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
だろー? オスカー、よくわかってんじゃん
[冗談だったのだが、可愛いと思うと言われてしまった 困った挙句に、乗っかる事にしたらしい うんうんと、大きく頷いていた]
飯? うんにゃ、まーだだよ 今日の所は、街を回って なじみの顔に、挨拶しようと思ったんでな?
会ったのが、ヨーラと、ここの二人と、ゾーイちゃんだな
他にも、挨拶した方がいい奴いるしよ ちょこっと回った後で、オスカーんとこ行くわ
(134) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
はいはい、カフェオレね。
[彼女の言葉に頷きつつ、手早く準備をしてゆく。 カウンターの背後の棚から、青の幾何学模様の入ったカフェオレボウルを取り出した。]
渋いかな? 古いものが好きでね。
[彼女の店を見た感想には少し苦笑しつつ。 昨日焼いておいたガレットを、カフェオレと一緒に振る舞った。]
(135) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
[多分、苦笑はそのまま崩れずに。 猫に誘われるように向かうのはヨーランダの店。 そして、宿を請われれば「mer calme」を案内するつもり]
足元、気をつけて。 ここは坂道多いし、石畳は歩き慣れないと躓きますからね。
[相変わらず物腰は緩い。 ランタンがともらなかったあの日も、 きっとペースは変わらずあったのだろう。
思い出したような問いは月並みで*]
ベネディクトといいます。 お名前だけでも伺ってもよろしいですかね?
(136) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
うん、渋いと思う。 あ、悪い意味に聞こえてたらごめんなさい。 私は好きよ、このお店の雰囲気。
なんか、落ち着くって言うか……。 集中力高まりそう?
今度から創作活動に煮詰まったら通わせてもらおうかな。
[飴色の椅子を一撫でして冗談っぽく笑みをこぼし 振舞われるカフェオレとガレットに目を輝かせる]
わぉ、美味しそう! あ、そういえば、このお店はヨーランダさん一人で? お料理とかも出来るって羨ましいなぁ。
[カフェオレボウルのふちを指でなぞってから小首を傾げる]
(137) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
…?
[マタタビと関係のある場所。 思い至らず微かに首を傾げるも、案内されるまま]
ええ。…本当に… 色々とありがとうございます。
[悼んで欲しいとその声へ、 向けてみせた笑顔は浮ききらず、彼のものと似たかもしれない。
注意のお陰で、躓く事無く辿り着いた雑貨店。 宿は場所を尋ねればこの通りとのこと。 案内までは大丈夫だと、一旦ここで彼と別れることにした]
セシルです。
いつまで居るか、わかりませんが。 また会えたら、嬉しいですよ。
(138) 2011/04/10(Sun) 01時頃
|
|
―― 雑貨店 ――
こんにちわ?
[カラン、と。控えめな音を立てて雑貨店の扉を開けた]
猫が一緒だと中に入ったらまずいですかね。 まずそうですね…。
[中に入りきらず声をかけてみるも、 覗いた店内は、猫がじゃれつきそうなものばかり]
野良猫隊長、待っててくださいって言ったら判ります?
(139) 2011/04/10(Sun) 01時半頃
|
|
どうぞどうぞ。 何時でも通って来て。
[彼女の言葉に笑って返した後にほんの少し見せた瞳の翳りに、彼女はおそらく気付く事はなかっただろう。]
お店は、そうだね―――…、私一人で。
[隣の建物は、彼女の兄の工房だったから、時々彼女の兄も店には居たけれど。 彼のランタンを販売する窓口は全てこの店になっていたから、街中の彼のランタンは全てこの店から出ていったものだった。]
(140) 2011/04/10(Sun) 01時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 01時半頃
|
[カラン、と控えめにベルの音が鳴り、入口のほうへと彼女は目を向けた。]
いらっしゃい。 いいですよ、猫が一緒でも。
[どうぞ?と柔らかい笑みを浮かべ、手を店内の方へ伸ばしてお客さんを店の中へ招いた。]
(141) 2011/04/10(Sun) 01時半頃
|
|
んじゃ、二人とも、また後でな?
俺は…――― そうだな、ちょいと歩いてくる
ああ、そうだ、酒屋はどっちだっけ? 酒場じゃなく、酒屋な、テイクアウトの方
[道順を知っているものがいたら、聞いて いなかったら、自分で探す事にして
とりあえず、登って来た坂を下る ゆっくり、ゆっくり、下る
そういや、本当に腹が減った感じがするな ここ何日か、まともな飯食わなかったから どっか、食いに入るか? いや、せっかく戻って来たんだから家庭料理的なのがいい 魚釣って、焼いて食うか、ただだしな]
(142) 2011/04/10(Sun) 01時半頃
|
|
あはは、そんな事言うと私遠慮しないよ? 創作に煮詰まった時以外にも寄っちゃうかも。
[カフェオレボウルを両手で包み一口カフェオレを飲む]
ん、美味し!
このお店一人で切り盛りするのって大変そう。 あ、でもだからいいのかな。 ヨーランダさん目当てのお客さんとかも居たりして?
[ガレットにナイフを入れて一口運んだところで 扉の開く音が聞こえてそちらを見る]
あ、こっちも美味し……じゃなくてお客さんみたいね。
[声のトーンを落としてカフェオレボウルを再び両手で包む**]
(143) 2011/04/10(Sun) 02時頃
|
|
[人当たりの柔らかそうな笑みと、彼によく似た銀髪]
あ。
[関連のある場所。もしかしたらと思わず声が漏れた。 そういえば、妹が居ると彼も言っていただろうか]
ありがとうございます。
[取り繕うようにすぐに礼を続けたから。 どもっただけに聞こえたかもしれない]
マタタビありますか?
(144) 2011/04/10(Sun) 02時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 02時頃
|
[ミッシェルの自分目当てのお客さん、という言葉にはゆるく首を振って。 店に入ってきたお客さんの言葉には、思わずきょとり、と目を丸くした。]
マタタビ?
…裏庭に生えてますけど、それで良ければ。
[雑貨屋をやっていて、マタタビを求められたのはさすがに初めてだった。]
ちょっと取ってきますから、待っててくださいね。
[そう言い残して、彼女はカウンター裏のドアへと消えて行った。 待っている間に、マタタビを求めた客は店に置いてあった彼のランタンに気付く事はあっただろうか。**]
(145) 2011/04/10(Sun) 02時頃
|
|
― 時計台 ―
[ゾーイは上機嫌だった。 オスカーさんと時計台の上にのぼることになった。憧れていたことが実現したのだ。
もっとも、その憧れが芽生えたのは一ヶ月半くらい前、ゾーイが今大事に持っている本を、最後まで読み終えた後のこと。 そんなに長い期間憧れていたわけではない]
時計台を一番はじめにのぼるんだから、ある意味一番大事だよぉ。 ちゃんと守ってくれるって思ってるからね?
(146) 2011/04/10(Sun) 02時頃
|
|
すみません、なんだか無理言っちゃったみたいで。
[わざわざ裏庭まで採りに行ってくれた彼女を見送り、 ビーズに興味深深な野良猫にひやひやしながらも店内を見回す。
ふと、目に留まったのはランタン。 星が刻まれたそのガラス面を、視線で静かになぞる。 彼女が戻っても、暫くは気づかずそうしていた]
あと、… 地図があれば一緒に。
[叶うならば地図とマタタビの代金を支払い、店を*後にする*]
(147) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
|
そんなこと言われてたっけ・・・?
[自分でヤニクのことを可愛い、と言っておきながら、 過去の記憶を辿ってみる。・・・該当ナシ。 けれど、傍にいたオスカーが可愛いというのだから、良しとしよう。]
まだ挨拶途中だったんだ。 ああ、また後で。
酒屋か・・・市場に、マリアンヌさんが出してるお店があるけど 道分かる?まあ挨拶がてら、散策してくれば良いよ。
[それじゃ、とヤニクに別れを告げる。 わざわざついていってまで、道を教える気はないようだ。]
(148) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
[両手を広げてオスカーさんにそう言って。 それからしばらくの間は、ヤニクお兄さんと久しぶりの親交を深める坂道の住民の様子を上機嫌で眺めていた。
再会を邪魔するのは無粋って知ってたから、口はあんまり挟まなかったけれど、話が生意気のことに及ぶと、]
あたしもなまいきって言われることはありましたよ。たとえば学校で、かつていた町の話を楽しそうにしてた時とか。
それくらいがかわいいんですか? たくさんたくさん、前にいた町の話をしていいんですか?
[問う。お兄さんたちを見上げる視線はどこか寂しげに。 オスカーさんやそのお父さんには前にいた町の話をしたことはあるけれど、他の誰かにその話をしたことはなかった。学校でも坂道でも。 なまいきと言われる時はいつも、ほめられている気がしなかったから]
(149) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
|
うん。今日はお散歩しに来ただけだから。 明日もういっかいここに来て時計台にのぼるの!
[オスカーさんにぴょこんとうなずいて、坂を下りていくヤニクお兄さんを見送って。 しばらくして、最初に「連れていってやる」と言ったのがヤニクお兄さんだったことを思い起こして、]
ヤニクおにいさーん! お兄さんも明日一緒にのぼりませんかー!
[小さくなりつつある姿に向けてそう叫んだけれど、届いたかどうかは定かではない。
ともあれ、お散歩の結果はおおむね上出来と言えた。
ゾーイの憧れが叶ったことを最も喜んでくれるであろう人は、もうどこにもいないことだけが、ちくり、と胸を刺してしかたがなかったけれど**]
(150) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
― 微回想 ―
[生意気、という言葉に反応したのか それまであまり口を挟まなかったゾーイが、必死にこちらに訴えてくるのが分かった。]
んー・・・前にいた町の話をするのが生意気とは思わないけど・・・。 多分、楽しそうに話すゾーイちゃんは、可愛いんだろうな。
[寂しげな視線を投げかける少女を慰めるように、笑ってみせた。 きっと、この年頃の子はまた、色々難しいんだろう。 好きな子ほどいじめたくなるとか、そういうアレ。 だから、自分の素直な意見を口にした。
それで元気を出してくれるかは分からないけど。]
(151) 2011/04/10(Sun) 02時半頃
|
|
― 現在・時計台 ―
さてと、実は俺、時計台に登る用事があって来たんだ。
[毎日、時刻を町中に知らせる、大きな鐘。 たまにはお疲れ様って意味で綺麗にしてあげないと と、定期的に時計台の上に登っていたことを話す。]
ちゃんと綺麗にしておくから、 明日、二人が登る時を楽しみにしててね。
[そう言って二人にも別れを告げると、 掃除用具を担いで時計台の中へと入って行った。]
(152) 2011/04/10(Sun) 03時頃
|
|
[背中にモップを、腰には備品が入ったベルトを携えて 時計台の内部を、頂上目指して登る。 決して楽な道のりではなかったけど、先ほどの少女の顔を思い浮かべたら、辛さがどこかに飛んでいくようだった。]
よ、っと・・・
[頂上から顔を出すと、海からの風が吹き込んできて、青年の髪をふわりと撫でて、潮の香りが鼻を程よく刺激する。]
気持ち、いいなー
[眼下に広がる透き通る青と、賑やかな町をしばらく堪能した後 この町のシンボルとも言えよう大きな鐘に向き直る。]
(153) 2011/04/10(Sun) 03時半頃
|
|
ん、なんだ・・・これ? ああ・・・ったく、ヤニクの仕業だな・・・
[鐘にうっすらと残る足跡を見付けると、溜息をひとつ。 それを見ながら、やれやれといった風にモップを取り出したのだが]
―――― ・・・・そういえばあいつ、ヴェスのこと知ってるのかな。
[ぽつりと洩れた呟き。 一ヶ月ほど前に亡くなった、古くからの友人のこと。 未だに、ぽっかりと空いた心の穴が塞がることはなくて。 坂の住人も、妹であるヨーランダも、普段通りには見えるけれど きっと自分と同じような心情に違いないのだ。
鐘に反射して映る自分の表情が、寂しさに歪んで見えた**]
(154) 2011/04/10(Sun) 04時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 04時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 04時頃
|
セシルさん。えぇ、また是非。 俺はこの店の馴染みなんで。また機会があれば。
[出会ったばかりらしく、簡単に挨拶を交わすと そのまま足を向けるのはマーケット。 外食もいいけれど、家の食材も買い込まないといけないし、 バターミルクやグリッツ、麻の絲や…]
1か月か。寂しさがぶり返してくるのも今頃かな。
[彼を知る人たちは、少し寂しげなこの時期を どう想い、どう紛らわせて過ごすのだろう。
少し飲みたい気分。野菜が入った紙袋はカシャリと音立てて。 夕方からは酒屋にでも向かおうか]
(155) 2011/04/10(Sun) 07時頃
|
|
[先ほどの野良猫を見て、ジジをまた思い出す。 どうせ飲むならラルフも誘おう。 ヤニクも戻ってきているというのなら…とは思ったが、 彼に関しては奢る気は全くないので金があるかの確認が先か。
足は時計台に向かう。ゆったりと。 猫の多い港町。道の端々におかれた樽や、日向ぼっこ用の樽に、緩やかに眠る猫を良く見る。皆、行儀がいい。 少なくとも、ナワバリはわきまえているのだろう。
行儀悪く、袋の中からピクルスを取り出して歩きながら齧る道中]
(156) 2011/04/10(Sun) 07時半頃
|
|
[時計台に向かう坂道。その途中で見える陰は、 勿論遠目からもすぐわかる]
…おや。ヤニク。偶然だね。
[ヨーランダから話は聞いていたから、彼がいることにそう驚きは見せない。話に出た矢先に出会う偶然には少し驚きはあったけれど。根なし草、根っこの水は足りているのだろうか]
偶然今日のお帰りを聞いていてね。 会いたいと思っていたんだよ。 神様が俺のキモチを届けてくれたのかな。
[相変わらずのんびりした口調。 ピクルスはもう食べきっていて]
今晩ヒマ? 生還祝いに、今晩のご予定が寂しかったら一杯どう? 懐は豊かなこの前提だけどね。 ラルフも誘おうかと思ってたんだ。
(157) 2011/04/10(Sun) 07時半頃
|
|
[ヤニクはマリアンヌの酒屋に行くのかな? そう強く引き留めもせず、とりとめもない話をいくらか交わし、その場を後に。
目の前の時計台。ずっとこの時計台を見上げていた子供は、 この時計が刻むままに時を過ごし、 大人になってまたここに立つ。
大人になったな、と思えば、 目の前で遊んでいる子供に思わず目を細め]
大人になれたかな。 いつまでたっても、時計台は大きなままだ。
[子供のころから大事に使っていた物は、今は手に余るほどに小さい。けれど、時計台は変わらない]
(158) 2011/04/10(Sun) 07時半頃
|
|
[ラルフと約束をした訳じゃない。 だから、彼の家にいってもいる確約はない。
でも、ここにいたらすれ違えると思うのは、 やはり昔からのそれ。時計台の近くのベンチは人も少ない。
いつの間にか一匹の猫がすり寄ってくる。 おや、と視線を投げれば…]
やぁ、ジジ。一緒に待ちぼうけでも、どう?
[猫は、にゃぁと一声。 ベンチには本を手にした青年と買い物の紙袋、 そして一匹の丸い猫*]
(159) 2011/04/10(Sun) 08時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 08時頃
|
[裏庭に生えたマタタビの伸びた蔓のひとつを摘み、店内に戻ると猫と客は彼女の兄のランタンに静かに視線を投げかけていた。 兄の知り合いなのだろうか、と彼女は思ったが、何となく声をかけるのが憚られて。 しばらくカウンターの付近に立って、彼女もまた客が視線を投げるランタンを、向こうが気付くまで眺めていた。]
…地図、ですか? ちょっと待ってくださいね。
[地図なんてあっただろうか。 特別観光地でもないこの坂道。 あぁでもない、こうでもない、とガサガサとカウンターの中を探って。 ようやく「mer calme」の単色のチラシに、地図が載っているのを見つけて、マタタビと共に客に手渡した。]
お代なんて。
[いりませんよ、と小首を傾げつつ小さく笑い、客を見送った。]
またどうぞ。
(160) 2011/04/10(Sun) 09時半頃
|
|
マリアンヌ、ね、了解 挨拶ついでに、少しは痩せたか見てくら
[口も、足取りも、軽い 昔からそうだ、何があろうと、俺は軽い 風の中、ふわりと舞う羽のように 地に着いたかと思ったら、また舞いあがり 気がついた時には、何処にいるのかすらわからない そう言うものだ、俺の人生は
軽い足取りで、坂を下ると やはり見知った顔に、声をかけられた]
おう、ベネットじゃんか 偶然だな あん、帰った事を聞いていた?
誰だー? つっても、ヨーラしかいないわな
(161) 2011/04/10(Sun) 10時半頃
|
|
生還祝い、っつーのがいただけないが まぁ、酒なら付き合うさ いつも通りに、土産話を魚に飲もう
懐はいつも寂しいが、心配するな 一晩の酒代だけは、無くした事がないんだ
[オスカーが、親父さんに話をしてくれるらしいし もし上手く話が通ったら、酒代浮くかもしんないしな 酒は人生の友だ、この街の酒にも只今を言わないとよ]
ラルフは、時計台にいたぜ ここらにいりゃ、会えるだろう
俺は、挨拶がてら街を回ってくるからよ また夜に、酒場でな
[そう彼に語り、再び歩き出す 目指すのは、マリアンヌの酒屋・・・の前に飯だ]
(162) 2011/04/10(Sun) 10時半頃
|
ベネットは、ヤニクとの別れ際、「お土産!」と紙袋からのリンゴを後頭部狙って思い切り投げた。
2011/04/10(Sun) 10時半頃
ベネットは、きっとヤニクなら上手くキャッチしてくれる。と勝手思って時計台へと到る*
2011/04/10(Sun) 10時半頃
|
[猫を連れた客を見送ってから、ミッシェルと暫く言葉を交わしただろうか。 彼女を見送った後、一人になった店内のカウンターに腰を下ろして、今日受けとったばかりの数冊の本を引き寄せた。]
(163) 2011/04/10(Sun) 11時頃
|
|
[ぼんやり時計台の下でラルフを待つこと1〜2時間位だろうか。 手にしていた本も読み終わってしまって、ジジも構ってほしいのか、膝の上にごろりと寝転ぶ]
…こないねぇ…。お仕事中かな?
[ジジはそんなことは露知らずといった顔]
折角だからさ、一緒にパンケーキに在りつきにいかないかい?
[ジジは喉を鳴らして応えてくる。 確かあの子は猫がいても確か平気だった筈。 この街における猫の市民権は絶大で]
(164) 2011/04/10(Sun) 11時頃
|
|
[とことこ歩くジジの尻尾はぴん、と綺麗に立つ。 買い物袋を抱えたまま、目的のお店のドアを押しあけて]
お邪魔するよ。まだ営業時間?
[猫はさっさと店の中。日当たりのよい席の、クッションの上に早速丸まって]
(165) 2011/04/10(Sun) 11時頃
|
|
[ベネディクトから貰った本を手にとって、四方から本を眺めた。 この本も古い本なのだろうか、ところどころ日に焼けて黄色く変色しているところがある。
表紙を撫でるように触りながら、表紙に印刷されたレースにしばらく見入ったのちに、本を開いた。 沢山の、色んなパターンのレース達を、一つずつじっくりと眺めながらページをめくっていく。]
綺麗だなぁ。
[ぽつり、言葉を洩らす。 彼女のお店にもレースは置いてあるが、やはり作られる場所が違えば模様も大分違っていたりして。]
(166) 2011/04/10(Sun) 11時頃
|
|
その本気に入った?お古で申し訳ないね。 ヨーラも作ってみれば?
[こちらに気づいてないのかどうかは知らないが、 ひょい、と一緒に本を覗き込んでみて]
近眼になりそうなレースだよね。 女の人はすごいねぇ。俺には無理。
あ、俺カフェラテとパンケーキ。 バターとクリームは是非サービスしてほしいな。 それこそそのレースの絲の量と同じ位にね。
[まさにこれ見よがしだったけれども、目元は相変わらず優しい翠。馴染み同士の戯れか]
(167) 2011/04/10(Sun) 11時頃
|
|
[すっかり本に見入っていると、「カラン」とドアが開く音がして、本をくれた本人が黒猫と共に現れた。]
…私が人前に出られる格好でお店にいれば
[営業時間内、と続けようとしたところで、彼が本を覗き込んできた。]
お古は大好きだから、ご心配なく。
ジジも、いらっしゃい。 名付け親と一緒にご来店?
[ようやく立ち上がってクッションの上に丸まった猫を撫でてやった。]
(168) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
カフェラテと、パンケーキね。 はいはい、サービスさせていただきます。
[しょうがないなぁ、と軽口を叩きつつ。 本をくれた御礼にそれは勿論サービスつもりだが口には出さない。 卵やミルクや小麦粉などを取り出しつつ ]
編んでみたいけど、こんなに細かいのは編んだ事がないから。 綺麗に編めるかなぁ…。
図案から、起こさなきゃ。
[パターンの写真は載っていたけれど、図案まで載っていないレースも、あったりして。]
(169) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
人前に出れない格好ね。君もここもいつも小奇麗じゃないか。
[椅子に腰をおろし、猫を膝に乗せて]
ヤニクに会ったよ。相変わらずだった。 時計台でラルフ待ってたんだけど居なくてね。
少し時間潰し、させてほしいんだ。
(170) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
[頭に投げつけられた、堅い物 お土産はコブですか、そうですか ったく、痛いっつーの]
まぁ、いいや 腹には入りそうなアイテムだもんな
[しゃくり、かじったそれ 子供の頃から、リンゴの皮をむくのが面倒で 自分で食う時に、丸かじりじゃなかった事がない]
…―――
[変わらないな、何もかも]
(171) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
図案ね。編む技術とセンスは大変そうだ。 俺は見るだけで疲れそうだし、遠慮したい所だね。
太い絲からやってみればいいよ。 俺の母さんもそうやってた。
[注文のお料理が来れば嬉しそうに「頂きます」と一言。 バターとミルクたっぷりの料理には目がない。
お腹一杯になった所で、また猫と一緒にうつらうつらと眠ってしまうのだろうけれど*]
(172) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
どうぞ、幾らでも。
[最近一人でいる時間は、どこか落ち着かないから、と心の中でつけ足した。]
ラルフに何か、用でもあったの?
[馴れた手つきでバターや卵や小麦粉などをかき混ぜながら。 カウンターの後ろの棚から、ベネディクト用のカフェオレボウルを取り出した。 深緑色で細やかな模様が入った、其れ。 この店の常連には、それぞれ専用のカフェオレボウルを用意している。 勝手に彼女がイメージから選んでいるだけなのだけれど。]
太い絲ね、そっかそっか。
(173) 2011/04/10(Sun) 11時半頃
|
|
[お料理が来る前の、取りとめないお話]
うん。今日は飲みたいなぁと思って誘いにきたんだ。 ヨーラはどう?ラルフと…あとヤニクにも声かけた。 俺はそんな飲めないけど、ほろ酔いもいいものだよね。
[彼とよく飲んでいた金髪の女性もいたっけ、と思い出すけれど、しかし彼女とそこまで接点がなくて今は名前と顔が一致しない]
(174) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
―― 港 ――
めーし、めーし
[折りたたみの出来る、簡易釣り竿に 適当な長さの糸と、針を付けて 餌は、浅瀬にいる貝をくっつける、安上がりの夕飯調達セット 小さな魚が釣れたなら、今度はその魚を餌にする 腹が太る程度の、魚が釣れたら儲けものだ]
とりゃ
[投げ釣りをするほど丈夫な竿ではないが 気分の問題で、掛け声はかけるのだ 糸を垂らしながら、ぼーっと、海の向こうを眺めて これからどうしようか、などと考えながら]
(175) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
次は、南に行くかなぁ 海に潜りたい
東に行くのもいいな 太陽が昇る方向に歩くとどうなるか、知りたい
西に歩いたら、早く夜が来るんだろうか 虹の根元に何があるのか、見てみたいな
[そんな、夢幻を呟きつつ とりあえず、今日の食事にありつかなければならない]
(176) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
お酒かぁ、私も行こうかな。
[ミッシェルにも声をかけてみようか、などと思いながら。 やりとりをしつつ、カフェオレとバターとクリーム大サービスのパンケーキを彼の前に出すと、嬉しそうに食べてしまった後に彼はジジと一緒に眠ってしまった。]
…ねぼすけー。
[苦笑しつつ、テーブルで眠っている彼にブランケットをかけてやり、彼女はカウンターへと戻り、また本を手にした。]
母さん…、か。
[寂しい色に染まった小さな呟き。 彼女の胸中を知る者は、もういなくなってしまった。]
(177) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
[パラパラ、と本をめくる。 どれを編んでみようか。 プレーンのミルクガラスシェードの上からかけられるような、大きなものがいい。 レースのシェードなんて、白熱球の強い光がレースのお陰で優しい光になりそうでいいかもしれない、などと考えつつ。]
(178) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
[古いものに囲まれた空間。
みんな、色んな人の手に渡って、色んな人達の人生の傍にあったものたち。 棚に並べられたカフェオレボウル達。 天井から下がったガラスのシェード達。 ショーケースの中のチュールレースは、きっと古いドレスから切り取られたものだろう。
持ち主がいなくなっても、新しい持ち主の手に渡り、大事にされていく事はとても素敵な事だと、彼女は思って。]
(179) 2011/04/10(Sun) 12時頃
|
|
いかんいかん。
[ぼんやりとそんな事を考えていると、目が熱くなってきて。 兄が死んでも、彼女は人前で涙を一度も見せていなかったから、眠っている彼を起こさない様に、静かに二階へと上がった。
しばらくして気が落ち着けば、またカウンターに戻り、彼が目を覚ますまで本を眺めていた**]
(180) 2011/04/10(Sun) 12時半頃
|
|
よ・・・っと
[一時間ほど、糸を垂らしていると もっと沖にいりゃいいのに、何かを勘違いしたヒラメが一匹 真っ白な腹を、ぴちぴちさせながら 俺の目の前に、吊るされていた]
うし、昼飯ゲット あとは、厨房を借りよう ヴェスの所に行くか、顔見るついでだ
[刺身で一杯、おつだねぇ、とか おっさん臭いな、とか自分で思いながら 針を噛んだままのヒラメがついた、釣り竿を背負い とことこと、ヴェスの工房に向かい歩き出す]
(181) 2011/04/10(Sun) 12時半頃
|
|
―― ヴェスの工房だった場所 ――
おーい、兄弟 つまみを持って、ヤニク君が戻ったぞー
[なんの音もしないし、気配もないから おかしいな、とは思いつつも 一応、声はかけてみたらしい 暫く待っても、反応がないから 出かけているのかな、と勝手に思い]
まぁ、いいか 暫く待ってみよう
[入口付近に、腰を降ろして 戻るはずのない幼馴染を、暫く待つ事にしたらしい]
(182) 2011/04/10(Sun) 12時半頃
|
墓守 ヨーランダがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓守 ヨーランダは村を出ました)
|
― 港より ―
っと、
[背を押すよう、海から吹き上げる風に。 浚われかけた帽子を、すんでのところで押さえた。
こんな時。 自分がそれと気づく前に、さり気なく風を除けてくれた高い背は。 経た年月のぶんだけ、柔らかく響く石畳を共に鳴らした長い足は。
早速思い起こしかけた感傷を押し込めるよう、くちびるを噛むと。 帽子をぐいと目深に被り直し、ひとつずつの音を鳴らして、坂を登ってゆく]
(183) 2011/04/10(Sun) 15時頃
|
|
→ ヴェスパタインの工房 ―
――――まったく、ぼくも分からないね。 ひとつき、逃げていたくせに――――…
[抱えたスケッチブックの内側で、ひそひそ独り言。 そうして前を良く見ずとも、足の通いなれた道を辿れば]
……ヤニク君?
[入り口の傍らに腰を下ろしている赤い人影。 釣竿を背負ったその姿に、ぱち と瞬いた目を、まるくした*]
(184) 2011/04/10(Sun) 15時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 15時頃
ヨーランダは、ぽかぽかと暖かい昼の陽気に負けてカウンターの上でうとうとと眠りこけた。**
2011/04/10(Sun) 15時半頃
|
ロンドン橋落ちた、落ちた、落ちた ロンドン橋落ちた、マイフェアレディー
…意味がわからん、どういう状況なんだよ 教えて、ヒラメさん
[ぴちぴち、ヒラメは跳ねる もう疲れたよ、と言わんばかりだ 心配するな、ヒラメ 君の死は無駄にしないぞ、美味しく食べてやるからな
そんな事を思っている時に、声が聞こえて ふと見ると、見知った顔が見えた]
お、ネルじゃん、久しぶり 積もる話とか、詳しい説明とかは後にして ヒラメ、料理してくれよー
(185) 2011/04/10(Sun) 16時頃
|
|
……は。
[しまった。つい昼寝を。 上掛けと、その上にとぐろ巻いてるジジ。 のみかけのカフェオレは冷めていて]
ごめん、長居し……た……
[と思ったら、ヨーラも居眠りこいている。
あらまぁ。ジジを膝からおろし、かけてもらった上掛けを彼女にかけてやり。
ご馳走様のメモとお代金をカウンターにそっとおいて、 こっそりお店を後にした。
別にこの街は、店主が寝てても泥棒に入る輩は滅多にいない。 店主が居眠りこいているのはそう珍しくもないのだろう
キャンディやクッキーを買う年端もいかない子供が、 お金をどう払おうか迷う姿はたまにみるけれど]
(186) 2011/04/10(Sun) 16時頃
|
|
[眠い目をこすって、坂から歩く自分の店。 買物袋を忘れてきたなんて、多分しばらく気づかない*]
(187) 2011/04/10(Sun) 16時頃
|
|
ひっさしぶり! ほんと、久しぶり。
[彼が町を発ったころ、こんな一年後があるなんて、想像する筈も無く。 変わらぬ彼の姿に、一月強張っていた顔の筋肉が、自然と少し、解れてくれた。
ぽふっと飛びつくと、無事で此処に居ることを確認するかのように、ぱしぱし背中を叩いてから身体を起こし]
元気で何よりだよ。と言うか、相変わらずだねえ。
[ぴち、ぴち、と元気を振り絞る海の幸に、肩を竦めるポーズをして。 スケッチブックを鞄に突っ込むと、工房を見上げた]
……――いいけど、此処で、かい?
[合鍵は貰ったままで、そもそも鍵の掛かっていないことが多い。 けれど、今は――……
解れた頬を強張らせ、戸惑いのいろを琥珀の目に揺らしながら、ヤニクを見つめた]
(188) 2011/04/10(Sun) 17時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 17時頃
|
―― 時計台 ――
絵葉書にあった景色はここからだったんだね。 …空が高いなぁ 星も綺麗なんだろうな。
[柔らかな草の上に腰を下ろし、時計台を背後に町を見下ろす。 都市部の空はもっとぼやけていて、夜には重たく横たわるばかり。 街灯とネオンの街で彼がランタンを学びはじめた理由は――]
なんだったっけ? いつも酔ってたからね。
[手にしたジンの酒瓶を、脇に置いたグラスへと軽くぶつける。 献杯とも乾杯とも告げられぬそれは、不恰好な音がした]
(189) 2011/04/10(Sun) 17時半頃
|
|
[かつて。
神童と呼ばれた時代もあった――けれど。 栄華も才能も、成長と共に、いつの間にか周囲に埋没していった。 レッテルばかりが残り、人目を避けるよう小さなbarでピアノを弾いていた。
彼と出会ったのはそんな頃。
駆け出しの職人見習いと、挫折のピアニスト。 出会いは何かを大きく変えたわけではなかったけれど。 もし、自分の人生に起点を置くのなら、きっとあの頃がそうだった]
(190) 2011/04/10(Sun) 17時半頃
|
|
野良猫隊長。のらねこたいちょう。 隊長の尻尾は中折れだけど、かっこいいね。
[ディナーには早い青空の下にひとりと一匹。
あちらは生の鰯を。 こちらはオイルサーディンをつまみ食べて、 ライムを齧りジンを瓶のまま一口煽る]
せっかく教えてもらったのに、びびってしまいました。
[雑貨屋で何も聞けなかったと、酒気混じる長いため息]
そっとしておいた方がいいのかな。
[満腹酔いどれ猫のお腹を、ライム香る細い指が撫で混ぜる。 ぱたり、ぱたり、中折れ尻尾が草地を柔らかく*叩いた*]
(191) 2011/04/10(Sun) 17時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 17時半頃
|
ん…。
[どうやら眠ってしまっていたらしい。 大きく背伸びをすると、何かが落ちて。 下を見るとベネディクトにかけてあげたブランケットだった。]
あ、そか……。
[目をこすりながらカウンターの上に目をやると、メモと代金が置かれていた。]
(192) 2011/04/10(Sun) 17時半頃
|
|
…お金なんて、払わなくてもいいのに。
[ずっとそう思っていたけれど、口に出した事は無く。 ご馳走様と書かれたメモを両の指で持って、じぃと彼の書いた文字を眺めつつぼそりと呟いた。
しばらくそうした後、さて、器を片付けましょうとテーブルに近寄れば、忘れられている紙袋。]
(193) 2011/04/10(Sun) 18時頃
|
|
…ねぼすけ。
[さっきと同じ言葉をもう一度。 しょうがないなぁ、と小さく息を吐いたけれどその顔は僅かに笑みを浮かべて。
器を片付け、店を出る前に思いついた事、ひとつ。]
ジジにマタタビのお土産でも持っていきますか。
[訪れた客の顔を思い浮かべて。 旅行者だったのかな?などととぶつぶつ言いつつ、裏庭でマタタビを摘むと、店の入口のドアノブに不在の札を。]
(194) 2011/04/10(Sun) 18時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 18時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 18時半頃
|
おう、久しぶりだ、久しぶりだから 飛びつくのはやめなさい、女の子だろう
[まったく、こいつは…――― ヴェスが妬いたらどうするんだ、俺の命が危ういわ ランタン投げつけられたらどうするんだ 火傷は嫌、火傷はいやぁ!]
元気に決まってるだろう、俺だぞ 殺したって死なないぜ
ここじゃ、なにか問題があるのか? まぁ俺は、何処でだろうと良いんだがな
(195) 2011/04/10(Sun) 18時半頃
|
|
[どれだけ時間が経っただろうか。 モップ片手に、時折汗を拭いながら、鐘とにらめっこ。 長年の労働でついた汚れはそう簡単に落ちるものではなかった。
だから、ベネディクトが時計台の下で、自分の猫――ジジと一緒に、待ちぼうけをしていたなんて思いもせず。]
――・・・うん、きれいきれい。
[ようやく自分の仕事に満足がいったときは、既に彼らはいなくなってしまった後だった。 再び用具を持ち、時計台を降りていく。]
(196) 2011/04/10(Sun) 18時半頃
|
|
[通りに出てみれば、目の前に見える空はうっすら赤みを帯びてきていて。 もう暫くすれば、茜色の空のもと、海に沈み行く夕日が拝めるだろう。 あれから、一番苦手になってしまった、時間。]
さて、ベネットは何処行ったかな。
[よいしょ、とまた堤防の上によじ登って。 のんびりと、堤防の上を歩いてゆく**]
(197) 2011/04/10(Sun) 18時半頃
|
|
― →坂道 ―
[その内ラルフやヤニク、それにナタリアと別れ、少年は少女を連れて時計台から離れて。 取りあえず一旦宿に戻ろうと考えて坂道を降る]
ゾーイちゃん、何だか嬉しそう。 時計台に登るのそこまで嬉しかったんだね
[良い事があった様に上機嫌な少女に、くす、と笑みを漏らす。 一部大人も含むが、子供は皆あの時計塔が好きだ。少年自身御多例に漏れず。 嬉しい理由の一つに自分も入っている事は気付かなく]
でも怪我しない程度には気を付けてね。 まぁ、いざと言う時は僕がちゃんと守るし。 ヤニクも一緒だから心配ないけどね。
(198) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
やっぱりゾーイちゃんはナマイキって感じはしないな。 その辺は、おばさんに似ているんじゃないかな? さっきも言ったけど。
前にいた町の話なんて皆する物だと思うし。 ……うん。ラルフに同じく。
[先程少女が訊いた事を思い出す。 この年頃の、それも女の子だからこそ解らない事もある。 ただ、最初問うた時に寂しげな視線をしていたから
元気づくかは解らないが、少年もまたそんな率直な言葉を]
そろそろ父さん心配してるかな? 早く帰ろう。
(199) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
― 宿屋「mer calme」 ―
今度からは、一人で外に出る時は書置きでも残して置いた方が良いかもね。 僕は大丈夫だけど、父さんは心配するし。 もし迷子になっちゃったら、おばさんだって心配するだろうからね。
[宿に戻ってから、苦笑しながらも少女に言い含める。 小さな町と言っても、迷子になろうと思えばなってしまう]
まぁおばさんから頼まれてるし。 迷子になったらなったで、僕が探すから僕は構わないんだけどね
[おばさん、と言うのはゾーイの母親の事。 確か、父親の従兄弟の子、だったと思う。 つまり、少女の母親は、少年のハトコに当る。そんな少しだけ遠い親戚関係。
ゾーイを一年程預かる事になった経緯は詳しくは知らない。 その辺りの血の繋がりを辿ってうちに行きついたのは確かだったが]
(200) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
それじゃあ、少しバーの掃除でもするかな。
[暫くして、少年は酒場のカウンターに回る。 酒瓶が所狭しと並べられた台から埃を除いたり。 カウンターの上には常にある酒のツマミの器を交換して洗ったり。
そんな事をして居ると、引き出しの中から、帳簿と一緒に一冊の薄いノートを見つけた]
あー、最近すっかり忘れてた――・・・。 あれからもう、付ける様な事件も起きないからなぁ。
皆、馬鹿騒ぎが出来る様な空気もなくなっちゃったし・・・。
[少年の用意した極個人的な手記。 少しばかり感傷に浸りながらそれを捲る]
(201) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
『時計台マラソン大会』 去年の夏の終わりだったけな。 皆巻き込んで、市場から時計台のてっぺんまで。 あの後ナタリア先生に皆でしこたま説教されたんだっけ。
『酔い覚まし素潜り頂上決戦』 …………あぁ、一昨年の冬の。 あれ、結局あの人溺れかけたんだっけ。 冷たい冬の海に飛び込んだせいで。
[それは、幾つ物の酒の勢いから笑える様な事件を引き起こした、ヴェスパタインの事件録。 飲み過ぎた時には、周りを巻き込んで、数々の事件を起こしていた。 その内少年もそれが楽しくなり、こっそりとこんな手記を勝手に付けていたんだったか]
……懐かしいなぁ。 まだ一か月なのに、随分長く感じる物なんだ。
[もうこの手記にペンを加える事は無い事を思い出して。 少し淋しそうにしながら、暫くの間その手記を眺めていた]
(202) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
――― ・・・ん ?
[時計台の下まで降りてみれば、見慣れぬ後姿に猫が一匹。 この町の住人なら、ほとんど顔は見知ってるはずだから 旅行か何かで来た人かな?と、思い切って声をかけてみることに。]
やあ、君は・・・どこから来た人、かな? この町の人ではないよね?
[ほんのりジンの香りが鼻腔を掠める。 酒瓶が目に入れば、それを指指して]
いけるクチ?
[微笑むように、目を細めながら尋ねた。]
(203) 2011/04/10(Sun) 19時頃
|
|
ヤニク君は、男の子に抱きつかれるのが好きだったのかい。
[なら、オスカー君に良く良くお願いしておこう、と軽口も束の間。 あまりに変わらない――変わらなさ過ぎる彼の様子に、次第に怪訝さを増していって]
殺したって、なんて…… ひとは本当に、あっけなく死んでしまうじゃないか っ……。 問題って、だって、…… … 、
…――ねえ、ヤニク君。
もしかして、…… しらない、の?
[しずくの零れ落ちる寸前の瞳を、いのちの消えかけた魚に落として呟いた]
(204) 2011/04/10(Sun) 19時半頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 19時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 19時半頃
|
[掛かる声に、草地に座したまま振り返る]
こんにちわ。 この海の向こう岸の方からですよ。
[ヴェスパタインがランタン修行していた都市の名を付け加え、 知っているか問うように首を傾げてから、笑む青年へと、半分ほど減った瓶を振ってみせる]
一本くらいなら。
あなたは仕事中? 良かったら一杯どうですか。 コーラもありますよ。どっちも、ちょっとぬるいですけど。
(205) 2011/04/10(Sun) 19時半頃
|
|
― 坂道 ―
[オスカーさんといっしょに坂道を下る。行き先は宿]
うん! 時計台の一番上から、海に沈む夕陽を見てみたかったから。この本に書いてあるように。 もともと海の見える町にいるのははじめてだし、そうそう、なぜか湖の近くにある町に行くことが多くって―――
[ためらいなく話すのは一つ屋根の下に住んでいるための気楽さに、遠い親戚である事実も追加されてのことか。 とはいえ彼らと前に会った記憶はなく、彼らからかつて会ったとかいう話を聞いたこともない。 聞いたことがあるのは、両親はこの町で出会ったのだという、他愛もないなれそめ話だけ]
(206) 2011/04/10(Sun) 19時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 19時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 19時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 19時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時頃
|
いいや、男に抱きつかれるのはノーサンキューだ だがな、友人の恋人に抱きつかれるのはもっと困る 友情、大事、うんうん
[軽口に乗った、はいいものの なんだか、様子がおかしい むしろ異常だ、涙を流すような事か?]
おい、泣くなよ? どうした、泣くような事があったのか?
知らないって、何がだ? 俺は、ついさっき戻ったばっかりだからよ 何にも、知らないぞ
[ヒラメ、良かったな、塩水だぞ 涙は塩分豊富で、お魚には・・・ってそんな話じゃない]
(207) 2011/04/10(Sun) 20時頃
|
|
[振り返ったその人は、とても中性的な顔立ちで。]
へえー・・・海の向こうから来たんだ・・・
[やって来た都市の名前を教えられると、はて 聞いたことがあるぞと首を傾げる。]
もしかして、ヴェス・・・あ、ヴェスパタイン・レネー 知ってたりする?そこに大分いた時期があったはずなんだけど。
[瓶を振りながら、お酒を勧められれば]
ん、それ君のだろ?もらうのは悪いよ。 ・・・ああ、もし良かったらさ、今日の夜一緒に飲まない? 俺も、仕事終わったとこだしね。
[どこで飲むのかと聞かれれば、「mer calme」を紹介して。]
(208) 2011/04/10(Sun) 20時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時頃
|
―― かつて、星のない街角にて ――
[きらきらと、地上にばかり灯りのばら撒かれた町は、生まれ育った小さな港町とは、何もかもが違って見えて。 狭い世界で育まれた関係なんて、この華やかな光の洪水に紛れて消えてしまうのかもしれないな、と思っていた。
けれど、彼は変わらず。 むしろ、そんな町の中だからこそ、ほっと一息つかせてくれるような、やさしく暖かな灯りのまま。 場所は違えど、彼が居るだけで、自然と和やかなひとの輪が出来。 その傍らに居させて貰えるのが、ただ楽しくて、幸せだったあの頃]
きれいだけど、なんだか…… 勿体無いピアノだね。
[彼は、隠れ家的なお店を見つけるのが上手かった。 お酒をそれだけ愛していたからだろうか。
その日入ったのは、ちいさなbar。 ひとりだったら、きっと見落として通り過ぎていただろう通りに、ひっそりと佇んでいた店構え。
薄いカクテルをくちにしながら、呟いた自分に。 彼は、ピアノをか、その弾き手をか。見つめていた視線を向けると、柔く笑んだのだった*]
(209) 2011/04/10(Sun) 20時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時頃
|
ヴェス、は……
[友達同士でハグしても、怒るようなことは無かったように、自分は思っていて。 むしろ、酔ってゾーイ[[who]]に抱きつくのなんか、しょっちゅうじゃなかったかなと思い出せば、じわりとまた、視界が歪んだ]
……… そっ か。うん、ごめん、びっくりさせた。 あの ね、
[ぐい、と零れかけた涙を拭い。 顔を上げて]
……死んじゃったんだ。ヴェス。
(210) 2011/04/10(Sun) 20時頃
|
|
[お掃除のお兄さんもオスカーさんも、前にいた町の話をするのはなまいきというわけではないと言っていた。
では他になまいきと言われる要因があるのか、そういうことは考えない。 ただ、寂しさとは逆の感情を表情に出しながら、]
あたしはかーさんに似てるの? じゃあ大きくなったらかーさんみたいになれるのかなぁ?
かーさんは何かの会社のかんぶで部下を増やしたりまもったりしてるんだよ!
[ちなみに父親はしがない記者で世界各地を飛び回っている。
お互い顔を合わせる機会が普通の家族より少ないから、会える時には笑顔でいたい。なるべく心配をかけたくない。
――――少なくとも、3ヶ月前まではそう思っていた]
(211) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
んだよ、意味わかんねーぞ とりあえず泣くなよ、泣くな
[困ったな、何があったんだろう ヴェスは、ネルが抱きつこうと怒りはしなかったが 俺の方が、気にするからな、そういうの
俺の頭が固いのかね 嫌がったのが、悪かったのかな]
びっくりは、してねぇよ うん、なんだ、どうした
[涙をいっぱいに溜めた瞳が、こちらを向き 紡ぐ言葉は、冗談にしては面白くない話 くだらない冗談か、もっとくだらない真実か どちらにしたって、くだらない]
死んだ? 馬鹿言うな そう簡単に、人が死ぬかよ
(212) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
|
[尋ねられる友人の名に、静かに細めた目が既知を応える]
今、丁度。彼とも飲んでるところでした。
[酒の減らないグラスを視線で示してから、 断られれば素直に瓶を引っ込めた]
お酒好きそうな顔してたから。
お誘いは――喜んで。 mer calme…そこの宿を取る予定なんですよ。 酔いつぶれてもとても安心です。
ええと、セシルです。 食事もそこだと思うので、お互い待たずに飲んでいましょうか。
(213) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
――簡単に、死ぬんだよ。
[彼の居ない町の風景が見たくなくて、逃げ出した。 見ていなければ、彼が今も何処かで笑っているような儚い逃避を、して。
なのに、戻ってきた途端、それを認めさせようとする側になるなんて、まったく笑えない。 叫びだしたいような気持ちを堪えて噛み締めた口元は、歪な笑みに似たかたちを作った]
死んだんだ。冗談だったら、こんな冗談、言いたくない。
(214) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
|
あの、なぁ…―――!
[だって、そんな事誰も ヨーラだって、ラルフだって、オスカーだってベネットだって そんな事、誰も言わなかった
俺一人だけ、知らないままかよ なんだそれ、笑えねぇだろ]
いや、いい 悪かった 俺が悪かった
墓は? 何処だ?
(215) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
|
― 宿屋「mer calme」 ―
[コルクボードに貼った書き置きは気付かれなかったようで。 もっと目立つところに置けばいいのか、と一つ学んだ]
そ、そうかんたんには迷子にはならない…と思うよ?
[オスカーさんから迷子、という言葉が出ると、野良猫を追いかけて道に迷いかけたことを思い出して遠い目。
それからというもの、宿に置いてある町の地図を毎日見て勉強しているけれど、地図は細い路地まで網羅していないから、まだまだ迷子になる可能性は、高い]
(216) 2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 20時半頃
|
[どうやら、目の前の女性(声のか細さと、小柄な見た目からそう判断した)は、自分の友人を知っているらしい。 酒が注がれたグラスを見て、少し、目頭が熱くなるのを感じた。]
そう・・・か。
[彼が死んだことは、既に知っているらしい。 ちくりと胸に痛みが走った。]
・・・酒、好きだったよ、あいつ。 きっと、喜んでるんじゃないかな。
そっか、じゃあ丁度良いね。 俺の知り合いも多分、来ると思うし、主人も良い人だしさ 歓迎してくれると思うよ。
セシル、さん。 俺はラルフ、だよ。よろしくね。
(217) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
|
っ、
[尚も言い募らせるのだろうかと、びくり、肩が跳ねて強張る。
けれど続けられたのは、トーンの落とされた謝罪。 気づかぬうちに、胸元で握り締めていた手を、ゆるゆる解きながら、ふるり首を振り]
……ううん。ヤニク君が悪いことは、ないよ。
今は…… 教会の墓地に。
[高台の、とぽつりぽつり、続けられた]
(218) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 21時頃
|
― 回想・enchante ―
[ヨーランダが裏口へ姿を消し、植物を手にカウンターに戻り お客さんに渡すシーンを見ながらカフェオレを口に運ぶ]
なんだろうアレ。 猫ちゃんと一緒に来たお客さんみたいだから、 マタタビとか?
[そんな事を呟きながらヨーランダが接客を終えるのを待ち 彼女が席に戻れば少し話し込んで]
あ、私もそろそろお店戻らなきゃ。 お代はいくら?
[ヨーランダが代金は要らないと言えば少し問答してから]
じゃあ、今度は私に奢らせて、約束ね?
[と告げてヨーランダの店を出る]
(219) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
|
[オスカーさんがバーの掃除を始めると、静かにしてようとテーブルの一つについた。 本を読もうとして、ふと机に彫られた文字に気づいた]
『世界の果ては、ボクたちのすぐ近くにつながっている』
[『星の見える風景』の一節。 これを彫ったのはヴェスお兄さんだ。いつかの酒の席にて、手持ちのちいさな彫刻刀で刻まれた一文。オスカーさんの手記に入っているかもあやしい、小さな出来事]
――――――
[気がつくと立ち上がって、]
あ、あたしちょっと買いたいものがあるのを思い出したから出かけてくる。 陽が沈むまでにはかえってくるから!
[オスカーにそう言いおいて、勢いよく宿屋を飛び出していた]
(220) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 21時頃
|
…―――
そうか、教会か じゃぁよ、ヒラメ、宜しくたのまぁ
食える料理になったら、ヴェスに持って行こうぜ 酒の魚には、なるだろうさ
[こう言う時、取り乱す事が許されるのには順序がある 家族、恋人 その後に友人、同僚と続く そう言う風に、自分は思っている
だから、少なくとも ネルとヨーラの前で、俺が取り乱す事があってはならない そう、俺は思うからこそ、いつもと変りなく笑いながら]
(221) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
|
― 現在・通り ―
[enchanteを出てすぐ隣、ヴェスパタインの工房前 赤い男と自分と同じ背丈の女の人が言い争っているのを見る]
ありゃりゃ、痴話喧嘩……にしては物騒ね、墓とかなんとか。 何もヴェスパタインのお店の前で喧嘩なんかしなくても……。
[少し困ったように眉を下げ、ぎゅっと拳を握る]
ねえ、そこのお二人さん。 一体どうしたの?
若い夫婦の痴話喧嘩って風じゃないけど……。 そこの人、お留守よ? 夜にも帰って来ないと思うけど。
[ヴェスパタインの工房を指差して二人へ声をかける]
(222) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
|
いける口かって聞いたときの顔。 お酒、すきそうな顔してましたよ。
[あなたが。と、指をさして冗談めかして訂正をする。 また過去形で綴られる話に、笑みが翳りかけるけれど]
好きでしたね。楽しい酒も味わう酒も、それぞれに。 もちろん、喜んでますよ。 お代わりが欲しいって言うくらいに。
…ありがとう。
[気遣ってくれた事は伝わっていたから、 強気に返した言葉のあとにそう付け加えて]
こちらこそよろしく、ラルフさん。 お言葉に甘えて、お邪魔しますね。 べろべろになっていかないのでご安心を。
[酒瓶をたぷりと揺らして、もう少しここで飲んでいく意思を示した]
(223) 2011/04/10(Sun) 21時頃
|
|
……っ、うん 。
[まるでいつもの通り、そう言ってくれる声に、ぼろりと雫がこぼれた。 どういう想いで、そう振舞ってくれているのかまで、考えは至らず。ただ、]
あの、ね… 、ヤニク、君。 ぶじに、戻って、きてくれて、ありがとう。
[ひっく、しゃくりあげながら搾り出した声は、きっと聞き取りづらかっただろう。 でもどうしても伝えたくて。 おかえりなさい、とまだ上手く綻ばせられない表情で、笑った]
(224) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
喧嘩ぁ? いいや、喧嘩はしてないな それに、夫婦でもない
こいつの旦那は、色白で銀髪のランタン職人だよ
[かかった声に振り向くと なんだ、酒場で見る顔だな 名前は何と言ったか…―――
ダメだな、一年街を離れると、名前が出てこないや 俺もおっさんになったって事かね? まだ、若いつもりなんだがな]
(225) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
はふぇっ?
[掛けられた声>>222に、顔を拭いながらだったから、おかしな反応をしてしまった。 霞む視界を晴らそうと、ごしごし目元を擦る]
……あははっ、夫婦でも痴話げんかでもないもん。 ぼくだよ、ミッシェル。
[一ヶ月ぶりで忘れたかい? と笑顔のかたちに指でくちもとを上げて、首を傾げてみせた]
(226) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
そりゃよ…―――
あれだ、無事だよ、うん 待ってるもんも、大事なもんも、俺にはありゃしないが この街は、気にいってるんだ
だから、この街の外じゃくたばらないよ
[気のきいた男なら、もっと言いようもあるんだろうが ハンカチ一枚持ち歩かない、風来坊だからな そんな所に、気が回るはずもない
とりあえず、次の旅は延期しようか ネルも、ヨーラも、今はなんだかんだ大変だろう 普段は、ちゃらんぽらんな俺だが きつい時は、力になってやらないとな、友達甲斐がない]
(227) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
喧嘩じゃないならナンパ? それとも追い剥ぎさん? 女の子を脅かすのは感心しないぞ。
[赤い男の言葉に腕を組み頬を膨らませる けれど彼の続く言葉に驚いて]
ヴェスパタインって奥さん居たの!?
[あまりの声量に慌てて口を抑え、相手の女性を見る 首を傾げる女性の顔にまた驚いて]
しかも……奥さんってネル? へぇ、そうだったんだー……。
ん……? そういえば、どこかで会った事ありましたっけ? お客さん……って風貌でもないかな。
[ヤニクの姿を頭からつま先までまじまじと見つめる]
(228) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
ああ、俺のことか! もちろん、大好きだよ。あいつともよく・・・
[指を指されて、照れくさそうに。 ヴェスパタインともよく飲んでいた、と言いかけたけれど 続きの言葉が、なんとなく紡ぎ出せなかった。]
はは、お代わりが欲しいって。 飲ませすぎると、ハメ外しすぎちゃうから、程ほどにね?
[ヴェスパタインの生前の飲みっぷりを知っていたので、 あまり酔わせないようにね、と冗談交じりに注意をして。 ありがとう、との言葉には軽く頷いて見せた。]
うん、じゃあまた後で。 ちゃんと店に来れるくらいは、正気保っててね。 一杯くらいなら、奢るからさ。
[冗談も程々に、酒瓶を揺らす姿に別れを告げて、 夕焼けで赤く染まった坂を下りていく。]
(229) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
[この町で、もう見知った誰かを見送るのも嫌なんだけどねえ、とぽつり呟きつつ。 旦那は、と言われれば、寂しいような照れ笑いなんて浮かべかけていたのだが]
ナンパ……追い剥ぎ? ち、違うよミッシェル!
[このふたり、面識無かったのだろうかと、慌てて幼馴染だと紹介しようとした鼻先で、奥さん>>228と叫ばれ、思わず赤くなって口篭った]
そ、それも違うから。 その、あの…… だから、うん。奥さんは、いない よ。
[そういう未来を、夢見たことが無いかと言われれば、当然ある。 けれど幸せな空想は、今は痛みしかもたらさなくて、困ったように眉を下げて、ぱたぱたと手を振った]
(230) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
誰がナンパなんかするか、そんな面倒な事絶対しない 追剥でも強盗でも痴漢でもひったくりでもねぇよ 知り合いの女の子と、話をする自由もないのかこの街には
[むしろ、この街で俺を知らない奴は潜りだ、うん ある程度長い事この街にいりゃ、嫌でも耳に入ってくるだろ こんな、浮いた人間の話は]
何処かって、この街の住人だからな、俺 同じくらいの年齢の奴等は、皆どっかで関わってるさ
(231) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
|
― 坂道→ ―
[本を小脇に抱えて走る。走る。ひたすらに海の方へ。 買いたいものがあるとか言ったけれど実際には何もない。ていうかそもそも財布を持っていない。
途中でヴェスお兄さんの工房の前を通った時、見覚えのある人の姿を見た気がしたけれど、通りすぎてひたすら坂道を下る]
(232) 2011/04/10(Sun) 21時半頃
|
ネルは、ちいさな見覚えのある姿が走り去ったように思い、浅く首を傾げた。
2011/04/10(Sun) 22時頃
|
ですです。
[ラルフの照れくさそうな笑みへと頷き笑い。 言葉が詰まる気持ちは、たぶん判ってしまうから]
今から禁酒大会と宣言した3秒後には飲んでたり?
[ラルフが笑ってくれると良いなと、 例えに出すのは、あちらでのばか騒ぎの一端]
二人ともほどほどに。了解しました。
まるっと奢られてしまうと、 気兼ねなく飲めなくなってしまいますから。
では、また後で。楽しみにしてます。 あ、…ネルは。彼女はまだこの町に?
[夕日にラルフの背中が紛れる前に、一言だけ尋ねた]
(233) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
|
あ、やっぱり? だよね、そんな話聞いた事なかったもん。
嘘吐きは泥棒の始まり。 やっぱり悪人でしょコイツ。 すぐに港のおっちゃん達呼んでこようか?
[先の赤い男の言に偽りがあった事を知れば腕をまくり 威嚇してみせれば、赤い男から知り合いと言葉が聞こえて]
え、ネル、コレと知り合いだったの?
[赤い男を指差して頬を引き攣らせながらネルを見る]
って、住人? ……うーん???
でも私貴方の事見た事無いけど。 少なくともここ数カ月間。 でも会った事はある気はするのよね。
(234) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
|
だだだめ、ダメだからっ。
[腕まくりするミッシェルを、わたわた押し留めようとしつつ。 知り合い、の言葉に、こくこくっと首を素早く縦に]
そうだよ、…… ヴェスの幼馴染。 ヨーランダ君は勿論、ラルフ君とも仲良しだ。 だからぜんっぜん、怪しくないんだって。大丈夫!
(235) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
|
だれが、コレだ
[失礼な奴だな、悪人だの、コレだのと 腕まくって、どうする気だ 喧嘩でもするのか? 言っておくが、俺は逃げるぞ、ダッシュで
女に殴られたと言うのも恥だが、女を殴ったと言うのも恥だ 逃げるしか、道はないからな]
住人だよ、生まれてこのかた、24年間住んでるぞ ネルとか、ここの工房の主とかは、幼馴染だ
ただまぁ、旅行に行く事が多いからな 今日、一年ぶりに戻った所だ
(236) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
ゾーイは、港にたどり着くと、堤防にちょこんと座って海をながめはじめた。**
2011/04/10(Sun) 22時頃
|
[ヨーランダの店を出てから、一度は帰路に。 ジジは、またどこかに消えていた。
そして気がついた。手ぶらで帰ってきたことを]
……。俺はアホかな…。
[今更。とは言わずとも、腐るようなものは入ってないし、 まぁ明日でもいいかと気楽に。母からはえらく怒られたが]
いいじゃない。後で取りに行ってくるよ。 俺少しまた出かけてくるから。うん、大丈夫。 ヤニクが帰ってきてたんだ。今日飲もうって、約束したんだよ
(237) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
|
っはは!そっちでも馬鹿やってたんだ、あいつ。
[お酒が回ると、とんでもないことをしだす言い出す。 それはどうやら、他の町でもそうだったようだ。 ・・・思い出すのは、酒をあおって陽気そうに笑う彼の横顔。]
そ、ほどほどに。
へえ、そうなんだ? あいつは人の奢りで浴びるように飲んだ挙句、 酔いつぶれてたことがあるけどね。
[気兼ねなさすぎる、と過去の彼を思い出し、苦そうに頷く。 去り際、そんな彼の恋人の名前が出てくると]
ネル・・・ええと、一ヶ月前くらいから漁に出てるって聞いたよ。 いつ帰ってくるかは・・・ 分からないな。
[彼女が既に帰ってきていることは知れず。 そう言い残して、時計台を後にした。]
(238) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 22時頃
|
見た目はすっごい怪しいんだけどね……。 赤いし……。
[じいっと警戒のまなざしを向けつつも ネルの言を信じて腕を降ろし]
はい? アナタ 今 なんと おっしゃい ました?
1年は旅行じゃないから! それは立派な冒険ですから!
1年も不在だったらそりゃ忘れるよ。 自慢じゃないけど私記憶力はカラきしなんだから。 じゃあ酒場辺りで会ってたのかもね、私も良く通うから。
ん……? あー、貴方がヨーランダの言ってた人かぁ。
[先ほどenchanteに向かう途中に聞いた話を思い出して頷く]
(239) 2011/04/10(Sun) 22時頃
|
|
[本屋によって、店じまいの後片付け。 今日はずっと外に出ていた気がするけどもいいだろう。
取り分けておいた本は、オリエンタルな衣装の写真。 ランタンづくりの参考にと、外国の祭りを取り上げた本。 表紙は綺麗。しかしやはりそれは中古。 特定の人にと買い求める本は、新品よりも中古が多いのは、 きっとその本は大事にされていたと本を見ればわかるから]
…早いよね。一か月。 この本、君以外には読まないんだよ。ヴェス。 ヨーラに見せても悲しいだろうしね。
(240) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
[外から見える夕日。それを写す翠は、赤と混じって微かに紫がかかる]
…。人は…忘れる生き物なんだよね。 忘れないと、悲しさに押しつぶされてしまうから。
[ぼんやりと外を見つめながら独り言。 留めておきたいものほど、色はかすれてセピアとなり。
彼の為の本は、まだおいておく。どうしてだろう。 あり得ないけれど、ふらりと取りにきそうにも思えて。
今はとりあえず、目的地はお宿となるのだろう]
(241) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
……そうなのかな?
[赤いと、遠目からでも分かりやすくて便利だとは思っているけど。 怪しいという評に、つとヤニクの全身を見回したり。 とりあえず腕を下ろしてくれたのに、ほっと自分も手を下ろした]
そっか。冒険だったのか。
[へえ、とミッシェルの力説に、感心したように頷きつつ。 記憶力はダメ、という彼女の言葉に、飲むと都合の悪いことを割と忘れていた気がする誰かを思いおこして、薄く目を伏せて、くすりと笑い]
? ヨーランダ君が、どうかしたのかい。
[なにやら得心した様子に、首を傾げた]
(242) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
何処が怪しいと言うんだ どっからどう見ても、ナイスガイだろうが
[いや、そりゃ真っ当な人間じゃないよ、うん 定職にも付かず、根なし草をやってる24歳だからな だけどさ、見た目が怪しいって、どうよ? 赤は情熱の色だって、酒場の親父が言ってたぞ]
1年は、旅行だろう いつもの事だ、なぁネル? ふらりと居なくなって、ふらりと戻る そいつが、俺の生き方なんだよ
[ま、人並みの幸せとは縁遠い人生だが 人とは違う世界を、沢山知っているのだから どっちもどっち、だと自分は思っている]
酒場、うん、たぶん酒場だろうな 記憶力がカラキシなのは、自慢になるのか? ヨーラ? あの野郎、また俺の悪口を…―――
(243) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
本当に、困った人だね。
[少しだけ眉を下げ言った声音は詰めず柔い。 どうしても彼のことになれば滲む苦さに、話はそこで切り上げて]
うん、…そっか、ありがとう。
[彼女の不在に、残念な気持ちと安堵が入り混じる。 ラルフが去った後の高台は、目が眩みそうな夕焼け。 眩しさに翳した手の下で、しばし目を閉じた]
(244) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
[海からの潮風にその銀糸を遊ばせつつ、其れを押さえることもせずにゆっくりと紙袋を片手に堤防の上を進む。
余程ぼんやりと、のんびりと歩いていたのだろうか、空はいつの間にかすっかり茜色に染まっていた。]
(245) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
さっきね、話には聞いてたんだけどヨーランダと話す機会があって。 その時にね、1年振りにここに帰って来た奴がいるって聞いてたから。
そっかそっか、1年かー。 去年はまだ……。
[言いかけてはっと口を噤みながら工房を一瞥する すぐに愛想笑いを浮かべて頭を掻き]
……まだ、このぐらいの時期は寒かったよねぇ、たしか。
あ、そうだ、赤い人の帰還祝いに酒場でパーっとやろうよ! って言うか、お互い改めて名乗っておこっか?
私はミッシェル、貴方は?
[ヤニクを見て首を傾げる]
(246) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
[夕暮れから夜までの空の色はとても綺麗。 どうして空の表情はこうも変わるのだろう。 それを綺麗と思えることは小さな幸せ]
やぁ、こんばんは。今日は席は空いてる?
[到るのはmer calme。物思いにふける今、見知った姿を見るのはほっとする。ヤニクやラルフ、オスカーや…他の人へもそれは同様]
うん。ヤニクと飲もうって話してたんだ。 他にも人がくるかもしれないからさ、 そうだな…4〜5人位の席、あつらえてもらえる?
(247) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
ミッシェルは、ヤニクの反応に慌てて首を横に振った。
2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
―夕日が落ちる海―
ぶはっ。
[海面から顔を出した男は、貪る様に酸素を求めた。 仰ぎ見れば、落ちてくる太陽が殊更紅く色付いて、 煌めく海と、眩しさに目を細める横顔を染めていた]
……もう帰るか。
[楽しみにしていた遊びの時間が たった今終わってしまったような、気の無い独り言。 反射で輝く黄金色の水滴を振り落としながら上陸し 指に挟んだ二枚の岩牡蠣を砂浜に放った。 そして荷物から布切れを出し、さっさと身体を拭く]
そういや、腹減ったなぁ。喉も渇いた。
[頭を拭きながら幾人かの飲み仲間の顔を思い浮かべ、 最後に浮かんだ男の顔に気付くと、布の下で溜息を零した]
(248) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
そうか、ヨーラと話をしたのか
…―――
ったく、イライラさせやがる そんな気使いは、いらねぇ
[何かを誤魔化すような、愛想笑いに ヴェスの事が、酷い禁句のようになっている事が 少し、ほんの少し、嫌で]
人はいつか死ぬんだよ 明日以降に死ぬ為に、今日を必死に生きてるんだよ それをなんだ、腫れものを触るみたいにしやがって
[気に食わない、と言うんじゃない ただ、悲しいんだ、幼馴染がそう言う扱いを受ける事が]
(249) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
[冒険か旅行かは判別つかないが、いつもの事だろうと振られれば、その通りなので、こくりと頷く。 ただ、今回はいつも以上に、その帰りを心配してはいた]
生き方を、どうこう言うつもりは無いけど、たまには定期的な連絡とか欲しいかもしれないね。
[そういえば、あのピアニストからの手紙は、いつが最後だったか。 もし一月の間に、彼女から届いていたなら。いなくとも。訃報を送ったほうが良いのだろう。 そのことを思えば、しくりと痛む胸を、ぎゅ、と押さえ]
…… ん、そうだね。花見酒と洒落込むには、少し寒い陽気だったんだ。
[はっとして頭を掻くミッシェルに、柔く笑んで頷き]
それは良いね。みんな、ヤニク君の土産話も聞きたいだろうし。 じゃ、ぼくはこいつを鍋に放ってくるから。席取って置いてくれるかい?
[ヤニクの釣竿から、歯に引っ掛けぬよう針を外して、平目を取り。 ぴちぴち振って、ひとまず家へ向かって歩き出した]
(250) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
|
なんだ、いないのか…。
[彼の店を覗いてみたけれど、既に閉店後。 それならばきっと酒場に行ったのだろう、と今度は酒場へと足を向けた。
大きな夕日が、海に沈む。 西の低い空に、金星が見えた。]
(251) 2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
ネルは、ヤニクの言葉>>249に、しばし立ち止まり。幾度か口を動かしたが、ごめんね、とだけ声にして、また歩き出す。
2011/04/10(Sun) 22時半頃
|
俺は、ヤニクな 赤い人じゃねぇぞ、ヤニクな
ベネットが、酒場で皆で飲もうと言っていたし お前も来いよ、そしたらぱーっとやれる
[どうせ、他にする事もないのだし 今日は、酒でも飲まないとやってらんない気がする]
で、ヨーラはどんな悪口を言っていたんだ 後からそれをネタに、チクチクつついてやる
(252) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 23時頃
|
―― かつて、星のない街角にて>>209 ――
[彼が彼女を連れてきたのは、 そのberでも彼のバカ騒ぎが日常になっていた頃。 自分も少しずつ音楽を楽しめるようになった頃だった。
土地が違えば好まれる音楽も変わる。 今もこうして、彼女の耳に届くのは馴染みのないものばかり。
だから、彼がこちらに柔い笑みを向けるのが合図。 目配せ、頷いて、指先は曲半ばでアドリブに入る。
飾り気の無い、原曲そのままの旋律。 星の見えない街で彼に頼まれた曲目は――"星に願いを"
そこにどんな思い出があったのかは知らないまま。 ただ、彼女が浮かべた表情を今でもはっきりと覚えている。 はじめましてと差し出した手を、握り返してくれた温度も。
いつか彼らの故郷で一緒に飲もうと、交わした約束も*]
(253) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
|
な、何言ってるの? やだなー、さっきまでの事で怒ってるワケ? 以外と小さい男ねー。
気遣いって何のこと? 冒険から生還したんだからお祝いする事ぐらい普通じゃ、ない……。
[赤い男の吐き捨てるような台詞に言葉が詰まる]
違う、違うよ。 死ぬ為に人は生きてるわけじゃない。 少なくとも、私は違う。
それに……。
[悲しげな表情を浮かべてから俯き、黙る]
あ、うん、ヤニクね。 って言うか、ヨーランダはアンタの悪口とか言ってないから。 そんな子じゃないでしょ、彼女。
(254) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
ミッシェルは、ヤニクに酒場へ行くかと言うニュアンスで通りの先を顎でしゃくった。
2011/04/10(Sun) 23時頃
|
おまえ、どういう釣り方をされたんだい。まだ活きが良いなんて。
[ぴちりと跳ねる魚を見つめ。 ならばとりあえず、締めてからにするかと、家への分岐点を通り過ぎ、海への道を下る]
……?
[堤防の上に見えた人影は、ゾーイのものだったろうか。 夕陽が眩しくて、目を細めても良く分からなかった。
締めに使える程度の刃物なら持っている。 バッグをごそごそ漁りながら、浜辺へと歩んでいくと]
ん、ん…… サイラス君?
[布の間から零れる砂色の髪>>248にあたりをつけ。 魚を海に沈めながら、声を掛けてみた]
(255) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
|
怒ってやしねぇよ 俺は何も、怒ってやしねぇ
[怒っているのではない、寂しく思っているのだ ただ、泣いたり、悲しんだりするような そんなガラでは、ないだけで]
じゃぁ、なんの為に生きてるんだ? 死なない人間がいるってか? 結婚式をしない人間は、腐るほどいるが 葬式をしない人間は、いやしないんだぜ
人はいつか死ぬ、だからその時に悔いを残さないように そう思って、少なくとも俺は生きている
それに、なんだよ?
(256) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 23時頃
|
いいや、あいつは悪口を言うね なんたって、本当を行動にしない奴だ
楽しい時は、平気で笑うくせに 悲しい時は、泣きやしない
怒った時は、平気で殴るくせに 苦しい時は、言いもしない
そんな、友達甲斐のない奴だ 悪口の一つや二つ、言ってても可笑しくない
[通りの方へ、との意思を感じたから とりあえず、自分は歩き出す事にした
本当は…―――
いや、いいか ほっといても、来るだろう その時に、話をしたらいい]
(257) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
|
考えても仕方ないけど、やっぱりなぁ。
[左右に首を振ると、あー、と一つ呻く。 それきり思考を打ち切って、摩擦を再開。 指で髪を一房摘み、湿り具合を確認。 まあいいか、とぞんざいに服を身につけながら]
んじゃあ行くか。……ん?
[着替え終わると同時に 耳に届いた馴染みの声に振り返る]
よう、ネル。何してんだ?
[魚を沈める彼女の姿を認めると、微かに表情を綻ばせた]
(258) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 23時頃
|
―― 時計塔 ――
[夕刻を告げる鐘の音が深い響きをもって風に乗る。 酔いつぶれてうたた寝していた猫共々、 空気がびりびりと震える間肩を竦ませ、顔を見合わせた]
地元猫でもびっくりするの?
[猫はそ知らぬ顔で大きな欠伸。 ぐぐっと体を伸ばせば、互いに立ち上がる]
星が出るまでのんびりもしていたいけど、 宿の手配もあるし今日はお開きですね。
野良猫隊長、またね。 んなぁぁお。
[んなぁお。野良猫は中折れ尻尾をぴんと立てて悠々と去る。 乾されないグラスの中身を煽り飲みきって、 後片付けを済ませると宿に向かう為に坂道を下る]
(259) 2011/04/10(Sun) 23時頃
|
|
締めてるんだ。ヤニク君の獲物だよ。
[すべり良くした肌に、ナイフを突き立てる。 手元を見ず、サイラスのほうを見上げたまま、刃物は正確にエラの横へ差し込まれる]
サイラス君は、いつもの? 今日は潜ったのかな。
[ナイフの血を流してから、鞄に仕舞い込み。 ぐいー、と平目から血抜きをして海へと流しつつ、空いた手で砂浜に放られた岩牡蠣を指す]
(260) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
―― mer calme:1F ――
こんばんは。
[ゆっくりと宿の扉を開けて、中へと歩みを進めた。 店内には、誰がいただろう。
ベネディクトの姿を見つければ、持っていた紙袋を掲げて。 紙袋に目線を向けた後に彼に悪戯っぽい笑みを浮かべて声をかけた。]
忘れ物ですよ、お客さん?
(261) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
―― 宿屋「mer calme」 ――
こんにちわ、宿を取りたいのですが…
[涼やかなベルの音と共に、扉を開けて中を覗く。 旅行鞄を手にしたまま、誰が従業員だろうかと周囲を見回した]
(262) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
セシルは、ヨーランダとベネディクトの姿があれば、軽く会釈をおくった。
2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
マスター、えぇと…まずはシェリーもらえる? うん。多分これから飲むから、腹ごなし。 後、ハムとチェダーチーズ。 それにオリーブの実のキッシュと… あ、ニシンの包み焼きできますか?ほら、いつもの…
[馴染みの飲み屋。メニューなんて見なくてももうわかるものばかり。 てきぱき注文して、出来上がる頃には一人二人来るんじゃないだろうか。 そう思っていれば早速なるチャイムの音。
聞こえた悪戯っぽい声に、きょとん。 紙袋と本人とを見比べて]
……おやおや。これはこれはご丁寧に。女将さん。
(263) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
― 宿屋「mar calme」 ―
[アイスを入れる器の交換。 柑橘系の果物を今の内から切り刻んで冷やす。 掃除だけでなく、やろうと思えば仕事は幾らでも掘り出されてくる]
[母親の居ない身、一人で宿を切り盛りする父親も大変だろう。 食事などは担当の人がやるとしても、洗濯等は彼がやっている。 それら全部をその内自分一人でやると思うと、期待半分、遠慮半分]
……お買いものー? 行ってらっしゃい。遅過ぎないようにねー。
[宿を飛び出して行ったゾーイにそんな言葉を掛けてから]
……お母さんとかじゃあるまいし……
[妙に所帯染みてた言葉に、クッ、と一人苦笑した]
(264) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
……あれ? この紙は、えっと――・・・
[カウンターの掃除中、ふとコルクボードに眼をやると、紙が貼られていた。 「黒ネコさんのおうちをさがしにちょっとおさんぽに行ってきます」 父親の物でもなく、当然少年の物でもない筆跡]
――父さん。 この書置き、気付いてた?
[親子揃って、その時にまで気付かなかった。 そんな閑話休題]
(265) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
いらっしゃいませ〜? あれ、ベネットが一人って珍しいよね
[日が暮れる頃、宿の鈴が鳴る。 丁度空になっていた酒瓶の取り換えを済ませて、一仕事終えた少年が振り返る。 見えたのは、本屋を営んでいるベネディクト一人]
見ての通りだよー。 まだ夕暮れ時だし、カラッポ。
カウンター?テーブル?
[そろそろ夕食の時間。 酒の時間にはほんの少し早く、ガランとした酒場の席を示して見せる]
(266) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
ヨーランダさんも?いらっしゃい。
[暫くして、ヨーランダも宿にやってくれば 依然ガランとした席を手振りで示して]
御届け物に来た?
[忘れ物をしたと思しきベネディクトを見ては肩を竦めた]
(267) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
ヤニク……。おお、帰ってきてたのか。
[ふうん、と納得した様子で頷いてから、 ネルが鮮やかに解体する手並みへと、視線を移して]
ああ、いつもみたく潜ってた。 大した成果じゃないし、唯の趣味だけど。 それにしても、鮮やかだな。今日食うのか?
[鼻腔を擽る潮の匂いは、 海から来る風からも、足元の牡蠣からもした。 指された牡蠣をゆっくりと拾い上げて、鳴らしながら聞く]
んで、これを酒のアテに 今から酒場にでも行こうと思ってたら、丁度ネルが来た。
(268) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
―― mar calme ――
よーっす、来たぞコラ― 後からネルも来るからな、席開けとけよー?
[ドアの開け方が乱暴だとか、言わない 性格だ、気にするんじゃない]
(269) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
あ、俺の買い物。ごめん、持ってきてくれたんだ? ありがとう。明日取りに行こうと思ってたんだけど…
[ヨーランダの店に置いて行ったかどうか、そこらへんは定かではなかったのはヒミツ。 そして時間差で入ってきたセシルを見かけ、 もう一度「おや」という顔をして]
セシルさん。こんばんは。 よかったおひとつ、どうですか? オスカーに珍しがられないですみますんで
(270) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
そして……
[次いで入って来た女性に眼を向ける。 旅行鞄を手にしているその人は、初めて見る人だったか]
こんばんわ。お泊りの方ですね? 予約の方は入れられてますか?
[カウンターの方を少し空けて、宿の帳簿を開く。 すら、とペンを帳簿の上で躍らせながら、宿泊客の彼女に名前の記載を差し出したりする]
(271) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
と、いうことでオスカー、 まだまだ寂しい一人身の俺だけど、 飲む人は結構いるぽげでさ。 是非テーブル席をお願いしたいんだ。
[穏やかな目も、やはり酒場となれば楽しそうにより鮮やかに]
(272) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
よーっす、まってたぞコラー。 ネルも来るの?うん、じゃ、も一つテーブルくっつけようか。
[間抜けた声でヤニクにご挨拶。 この様子だと何時ものメンツ…ミッシェルや、サイラスも来るんじゃないだろうか。 ラルフに直接声はかけてないが、来てくれたら嬉しいと思いつつ]
(273) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
女将さん? ひどいなぁ、何だかオバサンみたいじゃないの。 そんな風に言うんだったら、返しません。
[口を尖らせ、掲げていた紙袋を引っ込めた。 席へ案内してくれたオスカーには手を振って。]
あら…?
[マタタビを求めにきたお客さんの姿を見つければ、軽く会釈をし返して。]
(274) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
いやいや、そんなご無体な。 俺、本を食って生きてる本の虫じゃないんだよ。 商売道具を食べる位なら、ちゃんと肉や野菜を食べたいんだ。 是非、お慈悲をもってその中身渡してくれない?
[スネた様子が何時も通り。ちょっと安心した]
拾ってくれたお礼もするよ?
(275) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
おう、ネルも来る 今、魚を料理してもらってるんだ どんなのになるかは、お楽しみとして
テーブルくっつけろ、ワイワイやるぞー
[よいしょ、と机を動かしつつ]
(276) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
あれ、ベネットの御知り合い?
[名前を聞く前に、ベネディクトが彼女の名前を言った事に目をパチクリと 名前を略称で呼ぶ位には親しいが、遠くから来る人か、そういう人の事も知っていると言う事に感心していると。
随分乱暴なドアの開け方に、ジト、と眼を剥く]
ヤーーニクーー? 随分前に蝶番壊した事忘れたの?
[酒が回ると力加減もいい加減になる。 酒場を兼ねるこの宿の扉は、過去数回修繕しているのだ]
(277) 2011/04/10(Sun) 23時半頃
|
|
うん、帰ってきてたみたいだ。
[自分も戻ってきたばかりで、正確なところが分からないから、そんな返答。 一度も手元を見ぬまま、血の抜けた平目を軽く包むと、鞄の上にちょんと載せ、立ち上がる]
そうだね。今日、食べてくれることになるのかな。 サイラス君は、いっそ兼業すれば良いんじゃないかい? オイスターバーの楽しめる薬屋さんなんて、素敵だよ。
[産地直送、店主が全てを自らご用意します。 なんて、鞄を振り回して、おどけたポーズを取ってみせる。 彼が、自然と綻んだ表情を見せてくれたから、つられたように、口元を緩ませて。
かちゃりと、石畳とはまた違う、軽い硬質な音を立てた貝を見遣り]
おや、それは邪魔したかな。 すぐ行くと良いんだよ、これから丁度宴会さ。
[もっとも、いつもみんな飲んではいるのだけどね、と和らいだ表情のまま、軽く首を傾げた]
(278) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
うん。さっき。こちらを教えたんだ。 どう?勧誘成功したお礼に一杯位奢ってくれない? アイリッシュビールでもいいよ?
[酒はてんで弱い。のん兵衛達と一緒に呑まれないように飲むのは大変なのだけど、やはりほろ酔いは好きなのだ]
それともネルのお魚の持ち込み料になっちゃうかな。
(279) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― 堤防 ―
[何とはなしに振り返ると、砂浜の方へと歩く魚屋のお姉さんの姿が目に入った]
…………んー。
[そっ、と立ち上がって、魚屋のお姉さんのあとをついていった。 そうしてついていった先で、薬屋のお兄さんと出会った]
こんにちはー。
(280) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
お礼?
[小首を傾げて聞き返す。]
一体どんなお礼でしょ? こちとら、ちゃぁんとお土産まで持ってきたんですよ?
[パンツのポケットに突っこんでいたマタタビを出して、ヒラヒラと振って見せた。 ジジがまだ彼にくっついて来てるものだと思って。]
(281) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― 時計台→自宅 ―
[坂を下っていく。掃除用具を担いでいたから、 やはり がちゃがちゃ、とリズムを刻んで。]
・・・今日は、良い酒が飲めそうだな。
[ヤニクも帰ってきたし、ヴェスの友人のセシルもいる。 ミッシェルやサイラスも呼んでやろうかと思っていた。 知ってか知らずか、思い浮かべた人物のほかにもたくさん人が集まることになるのだが、まだそのことは知らない。]
(282) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
こんばんわ、本屋さん。 喜んで、と言いたいところですが今日は気持ちだけ。 ラルフさんが誘ってくれているので、もう少し待ってみます。
それに先に宿の手配を済ませてきちゃいます。
[従業員らしき少年の方を示してから、 手続きの為にカウンターへと寄る]
泊まりでお願いします。 予約は取ってないのですが、大丈夫ですかね。 それから、期間は――…
[名前を帳簿に綴り終えても迷うように。 今は漁に出ているらしきネルの存在。 不在を安堵したのも嘘ではないけれど]
日払いで、特に決まってなくても大丈夫ですか?
(283) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― 自宅 ―
ただーいま。
[一人暮らしの家に挨拶をする。返事なんて期待してなかったけど]
「ニャァオ」
[窓辺に、黒猫が佇んでこちらに向かってひと鳴き。 一瞬ぽかんとしてしまったが、すぐに掃除用具を片付けると、顔を近づけて]
お前も、一緒にいくか。
[にやり、とジジに笑みを向けて尋ねる。]
「ニャァー」
[どうやら返事はYESらしい。 そのままジジを抱き上げて、酒場を目指した。]
(284) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
マタタビ…あ、ジジに? じゃ、是非ラルフに上げるといい。 あの子、俺の飼い猫じゃないんだよ。名前はつけたけどね。
[ぽん、と思い浮かぶのはジジ。 けれどあれはあの後どこ行ったのかは知らなかったりする]
お礼は…
[拾ったら三割、ではないけれど、実は考えってなかった。 ハッタリだったのだけど、まぁ上げてもいいものは確かにある]
その袋の中に、二ールさんのソーセージとバターが入ってるんだけど、それで手を打ちませんか? ニールさんとこのソーセージ、いつもすぐ売り切れだから 取っておいてもらうの大変なんだよ?
[牛も飼ってる二ールの肉屋。バターやソーセージは絶品で。 多分ヨーラに貢げば、次に食べに行った時そのソーセージやバターを使ったお料理にありつけそうだ]
(285) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
ひゃっ!?!!
[後ろからの声>>280に、心臓がぴょっと跳ねた。 慌てて振り返ろうとして、砂浜に足をとられ、すてん! と勢い良く尻餅。
砂浜だから、痛くはない。 痛くはないが、恥ずかしい。 ので、あぅぁぁあ と良く分からない呻きを漏らしながら、赤くなった顔を俯けて]
や、やあ! ゾーイ君、お久しぶりだねっ。
[元気に挨拶した。 目をそらしたままだけど]
(286) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
あ、そうだったんだ
[ついさっき会ったと聞いて、納得した様に肯く。 相変わらず酒になると実に楽しそうな表情をする様子で 酒一杯を催促されると、困った様に笑いながら]
小さいのならねー? 今はこっちー。
[宿の帳簿を纏めながら、既にくっつけているテーブルを見ていた]
(287) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
ヘイ、オスカー? 昔の事は言いっこ無しだ
こう見えても俺は、他人の失敗は忘れないが 自分の失敗は、すぐに忘れちまうんだよ
[じと目のオスカーに、そう、軽く いつもの通りに、冗談交じりに]
あ、そうだ 俺、パイ包み焼いらないからな
嫌いなのよね、この料理
[いつもの事ながら、ちゃんと言っといた]
(288) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
[ベネディクトの知り合いかと問う少年へ、 彼が先に答えたので、それに頷き同意する]
マタタビがあるって教えてくれたのもそうなんですよ。
[会釈を返してくれたヨーランダへと笑んで告げれば、 人の増え始めた酒場の空気に目を細める]
(289) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 00時頃
|
蝶番壊すほど力入れて入ってくるなんて、 よっぽど飲みたいんだね。ヤニク。
マスターのパイ包み焼きが嫌いだなんて贅沢ものだなぁ。 世の中パイ包みか餓死か、君はどっちを取るんだかね。
(290) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― 少し前・移動中 ―
[歩き出したヤニクの後ろについて歩く]
さっきの話だけど……。 私は、自分の生きた証を残すために生きてる。 ぐーたらしてても毎日を精一杯生きても、 終着点が同じだなんて認めない。
精一杯生きた人は相応に何かを遺せる。 私はそう思うよ。
[ヤニクがまだ反論しようとするならば、 後ろから彼の背を押して無理やり話題を終わらせる ヤニクがヨーランダについて語るとくすりと笑いを漏らし]
ふーん、なんかいいね、そういう友達。
[などと掛け合いながら目的地へ向かう]
(291) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
[ゾーイの声に驚いて、砂浜に足をとられて転んだ魚屋のお姉さんを見て、]
あはははは、――すごいや。あたしのあいさつには人を転ばせる力があったんだ!
[なぜか思いっきり笑えてきて、しばらくはお腹をかかえて笑っていた。 これだけ笑ったのは久しぶりだった]
ネルお姉さん、お久しぶりです。 サイラスお兄さんもこんにちは。
[笑い終えると改めてあいさつ。正確にはほぼ一ヶ月ぶり、となるか。 手早くさばかれたヒラメや、道に置かれているカキを見ると表情をほころばせて、]
とれたてですね! とれたてはおいしいですよね! このカキは生でも食べれるんですか?
[はしゃぐ。ゾーイはわりと食べ物の好き嫌いのない子だった]
(292) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 00時頃
|
じゃあ、俺もご相伴に預かる可能性あるな。 どうせmar calmeだろうし。 いやー、腹減って倒れそうだ実際。
[ネルの言葉ににんまりと笑うと、 楽しみだ、と言わんばかりに空腹の手振り]
お、いいね。オイスターバー兼薬屋。 店主が用意した新鮮な岩牡蠣をオリーブオイルで。 さらに、食中毒へよく効く薬はこちら!
[おどけたネルに合わせる様に、調子を揃える。 が、直ぐに顔を空いている方の手で顔を覆い、嘆息した]
だめだ、タダでさえ流行ってねえのに、潰れるわ……。
[脳裏に浮かぶのは、雑多な店内と、 まばらとも呼べないほどの客の少なさ!]
(293) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
ノンノン、酒が飲みたいから、力が入るんじゃない 酒を飲むから、力が入るんだよ
日ごろのストレスをな、酒と言う友との会話で癒すのさ まぁ、日ごろから自由人な俺がストレス語るなって話だが
[ベネットにそう言いながら、自分はちゃっかり椅子に座り]
マスターのだろうと、ばあちゃんのだろうと 美少女が配達した物だろうと、嫌いな物は嫌いだ せっかくの魚を、パイで包むなんて勿体ない
(294) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
……壊したら三日くらいタダ働きさせてやる
[過去を振り返らない主義の人間を見て、低くした声で呟いて。 帳簿にはトン、トン、と欄を埋めて部屋を見繕う]
予約ナシ、日払い、御一人様。 ……219号室で宜しいですか? 丁度西側に面しているので窓からは海も眺めれますけど。
[空いていた部屋の鍵を差し出しながら、はた、とペンを止めて]
あ、酒場と食事の利用の際は その都度の支払にしますか?
[後はそれだけ聞き終えて、問題無ければ鍵を渡して 他にはないだろう]
(295) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
ソーセージとバターかぁ…。
[こちらから何か頼めるのなら、明日の蚤の市の荷物持ちでも頼もうかと思っていたのだけれど。 ソーセージとバターも魅惑的な訳で。 そのソーセージとバターでグラタン作ったら美味しそうだななんて考えつつ。]
帰りにちゃんと頂戴よ?
[念を押しつつ、彼に紙袋を渡した。]
(296) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
タダ働き…―――
タダより高い物はない、と言うが 本当だな、高いや
[怖い怖い、とオスカーの方を見、肩をすくめて]
壊したら、まぁ、ギターで一曲引いて誤魔化す
(297) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― 現在・mar calme ―
[ヤニクが乱暴に扉を開ける様子に目を瞬かせ 彼の背中越しに聞きなれた声が耳に入り後ろから顔を出す]
あ、オスカーくーん。 もしかしたら今晩も迷惑かけちゃうかもだけど、 その時は介抱よろしく! おねーさんを好きに出来るなんてオスカー君もラッキーだよね!
[ぴしっと小さく敬礼をして快活に笑い ヤニクがテーブルを動かし始めると辺りを見回し]
って言うか、今日何人ぐらい集まるんだろ。 せっかくだしパーっと騒げるぐらい集まると良いなー。 久々に騒ぎたい気分。
(298) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
勿論お渡ししますよ、ヨーラ。 忘れないでくれるとありがたいけどね。 明日お相伴にあずかりに行くよ。
[さりげなく目的がばれてるが気付かない]
あ、お礼の他にも配達料も必要かな? わざわざご足労頂いたからね。 何か肉体労働でもいたしましょう。 美味しいホットケーキも頂いたからね。
でもありがとう。これがなかったら明日餓死する所だったよ。
[紙袋を受け取る声は、本当に助かったというように。 手ぶらで帰れば恐ろしい母がいた]
(299) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
邪魔とかじゃねーよ。 よし、宴会いく。食う。飲む。
[みんないつも飲んでる、の言葉には違いないと笑い。 わざと単語で答えながら、新たな声に振り向くのだった]
ゾーイか。偉いな。きちんと挨拶出来て。 んー、そうだ、とれたては美味い。 これは、オッサンであるところの俺が、 オリーブオイルを垂らして麦酒を楽しむために……。
[笑っているゾーイに挨拶を返しながら、目を横に向ける。 吃驚したのか、尻餅をついた様子のネルを見やると]
大丈夫か? 刃物も持ってるし、気をつけろよ?
[とりあえず起こそうとして、手を差し出した]
(300) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
― mar calme ―
や、こんばんは・・・ って思ったより人いるね。
[馴染みの店の扉を開ければ、そこには見知った顔が勢揃い。 腕の中のジジもなんだか、人が大勢いて嬉しそうにしている・・・気がする。]
「ニャァア」
[オスカーか主人の姿が目に入れば、]
あー忙しい・・・かな? 良ければこいつにやるミルクも、用意してくれると嬉しい!
[ジジを抱きしめなおして、そう声をかけた。]
(301) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
賑やかですね。
[背後の楽しげな喧騒に、嫌味なくそう言って]
はい。忙しい時間帯にすみません。 飲食は宿の支払い方にまとめちゃって下さい。
[鍵を受け取り、一旦荷物を置きに部屋へ行く]
(302) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
あー、ちょっと待ってねー。 今日は皆やけに来るの早いんだから
[宿の帳簿を纏め、セシルに鍵を渡してから 急ぐ様子でカウンターの内側に回り込んで、エプロンを身に着ける。
既に宿の主人もベネディクトからの注文をこなし出していて。 とりあえず、シェリーと、ツマミのハムとチェダーチーズ。 一皿と一杯をトレイに載せて]
んじゃ、まずはシェリーとハムとチーズね。 ……本当にビール飲むの?
[奢り。まぁ構わないだろうが 父親に確認の視線を向けると、多分あっさりオーケーが帰ってくる]
(303) 2011/04/11(Mon) 00時頃
|
|
ミシェルに…やぁ、ラルフ。 やっぱり来たね。来ると思ってた。 ジジもいらっしゃい。
[にこにこと柔らかい笑みのまま、次々に来るメンツを迎え入れ。 テーブルはあっという間に埋まりそう]
(304) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
ミッシェルは、ベネットに手を振った。
2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
お、ラルフも来たか
何人来るんだろうな、えーっと…―――
8? 9? まぁ、テーブル一つじゃ足りないわな
[まぁ、人数なんてどうでもいい事だしな]
とりあえず、今日は俺の帰還祝いっつー事で 酒場に来た奴は、皆一緒に騒いだらいいんだよ 楽しい事をして、困る事はない
(305) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
うわっと。ミッシェルさんも来たんだ。 皆好きだねぇ、本当。
[ヤニクの後ろから、ミッシェルも顔を覗かせる。 まだこんな時間にも関わらず、殆ど常連全員。
そろそろ一般の客も入り出す頃合いで、回転速度が増してくる]
――迷惑は良いけど! ミッシェルさん好きになんてできないと思うよ!?
[少しだけほんのりと顔を紅潮させて、カラッとおどけて見せるミッシェルに言い返す]
(306) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
[少し離れた間にもまた客は増えたようで。 酒場に戻れば、ラルフの姿に軽く手を振る]
こんばんわ。あ、可愛いな。
[腕の中の黒猫を認め、指先をくるくる回して猫の気を引いてみた]
(307) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
[はらぺこなサイラスのリアクション>>293に、くすっと笑み返す]
……もう、どうしてそこでオチを付けるんだろう? 常々思うけれど、その才能は、いち薬屋に留まっているには惜しいよ。
[本気で嘆息するのに、たまらず噴き出して。 元気付けるように、ぱしぱし背中を叩いたのだった]
(308) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
……ううっ、そうだよ、ゾーイ君が魔法使いだから、ぼくが転んだのは仕方ないんだよ。
[しくしくと鞄を抱えて(恥ずかしさで)泣きながら、肩を落とす。 けれど、少女の一ヶ月は知らなくても、想像するのは難くない。 どうやら力いっぱい笑い転げているらしきに、自分のドジがそこまで笑いを生み出すものだったなら、それはそれで良いかと、ひそり息をつく。 いや、恥ずかしいのに変わりはないのだけど]
焼いた牡蠣も良いけど、とれたてはやっぱり生が好きかな、ぼくは。 ゾーイ君、目が輝いているね……。
[彼女がはしゃぐ様子に、目を細め。 差し出された手>>300を借りると、よいせと立ち上がり、砂を払った]
ありがと。 ぼくは大したもの持っていけないけれど、先に楽しんでて。
でもサイラス君、自分でおっさんなんて言っていると、本当に老け込むよ?
(309) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
あら嬉しい。 じゃあ、明日午前中にウチのお店まで迎えに来てよー?
[思いがけず、内心考えていたことが叶いそうだとパッと顔が明るくなる。 お相伴に関しては小さく笑い。 薄々そうだろうなぁと思っていたから気にしない。]
あ、私ワイン貰おうかな?
[兄は酒好きでかなりの大酒飲みだったが、彼女は兄以上にザルだった。]
(310) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
飲む飲む。大丈夫、飲むよビール。ありがとうオスカー。 あと、パイ包みも是非ね。 ヤニクがいらないっていっても俺は食べる。 キドニーやミートパイも捨てがたいけどね。
とりあえずお先に失礼? ヤニクはご生還おめでとう。 さて、今後もまだまだ根なしだろうけどね。 帰って来てくれれば飲む理由ができるよ。
[先にお願いしていたシェリーを一口。 全員そろってから乾杯用のビールを飲めばいいだろうと]
(311) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
ミッシェル、いたいけな少年を誘惑するんじゃない
もっとも、どうこうしたくなるような色気は無いが 女性経験の少ない、若者には刺激的かもしれんだろう
[そんな事を言いながら、辺りを見る 今いるのは、ベネットと、ラルフとミッシェル ベネットと話をしているヨーラに、ラルフの抱いたジジ なんだ、案外少ないな]
(312) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
おーベニーもいたんだ。 珍しいなあ。今日は飲む気分?
[ジジの手を使ってくいくいやってみたり。 彼がお酒に弱いことは知ってたので、珍しさを覚えつつ、 セシルの姿を見つければ、ジジの手をそちらへぶんぶんと振らせて。]
あ、先に来てたんだね。 可愛いでしょ?俺の猫なんだ。ちょっとやんちゃだけど。
[先ほど会った時も猫と一緒にいたし、 きっと好きなんだろうなあと思いつつ。]
(313) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
パイ包みは時間待ってねー。 キッシュは三分あれば出来るからね。
[シェリーを飲みだすベネディクトを後目に。 ジジを抱えてやってきたラルフを認めると辺りを見回して]
あー、ミルクね待ってー! まずワインとビールと入れてくるから!
ヤニク、ミッシェルさん、何飲むの
[カウンターの裏に回りながら、まだ注文の出てない二人にも催促して]
(314) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
ビール。 仕事終わりのビールはかくべつだってとーさんが言ってました。 サイラスお兄さんも仕事帰りですか? あたしは―――
[言葉を途切れさせる。 ほんとうのことを言おうか迷って、ネルお姉さんが泣いているのを目に留めて]
ネルお姉さん、こういう時は下を向くんじゃなくて、上を向くのがいいんですよ! ほら!
[指を上に向けて、空を指す。 すでに日はだいぶ落ち、天頂からゆっくりと、ゾーイが一番好きな紫色の空が姿をあらわしはじめていた]
(315) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
午前中?仕入れかな。いいよ、お迎えにあがりましょう。
[荷物持ちか何かだろう。別に大丈夫。これでも男の子。 ラルフが少し驚いたよう>>313なら少し苦笑もして]
うん、飲む気なんだ。 ジジが、俺に荷物持ちという、 重要任務のきっかけを与えてくれちゃってね。 悲しくてヤケ酒。
[詳しくは自分が勝手において言ったのだけど、 猫がいたから注意力散漫だったんだ、という訳もないでっちあげ理由はお胸の中]
(316) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
|
んだよ、ヨーラ お前ワインなんか飲むのかよ、お上品な事で
[まぁ、いいか…――― 俺が、どうこう出来る事じゃない 言おうと思っていた事、いくつかあったが そんな空気じゃ、なさそうだしな]
(317) 2011/04/11(Mon) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る