153 unblest blood
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―リビング―
[クラリッサ>>20の動揺や混乱、そして非難するような言葉は、どれも道理に思えた。 だから何を言い返すこともできなかったのだが――。 席に着いた時、その彼女から急に水を差し出され>>22。 彼女の考えの変化までは読めなかったものだから、思わずきょとりと瞬いてしまった。]
え?……あ、ああ。 悪い。
[一先ずグラスは受け取り、小さく口を付けた。 何の味もしない冷えた水は、それでも落ち着きを取り戻すには丁度良く。 そのお蔭で、その後の演奏の間も、邪念に妨げられずに弾き通すことができたのだろう。]
(31) 2013/12/05(Thu) 02時半頃
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[その時のシーシャ>>21の言葉は確りと耳に届いていたが、敢えて否定はしなかった。 そう思われるならそれで良い、と。 とはいえ、胸の奥で何か居たたまれぬものが燻っていたのもまた事実で――。]
あいつこそ、憧れられそうだってのに。
[先程受けた微笑>>11で感じた心の緩みも今は忘れる程に。 シーシャの本心も知らぬまま、ただ一言だけ零したものだった。]
(32) 2013/12/05(Thu) 02時半頃
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[それからの弾き語り。 歌を歌い、弦をつまびいている間、オーディエンスの反応を確りとは見ていない。 せつなさも、胸を詰まらせようとするものも、過去へ馳せる思いも。 何一つ明確には意識しないまま、ただメロディを奏で続けていた。
そんな奏者自身の黒い瞳にも、喉の震えにも。 やはり、 そういったものの存在を示すいろは、滲み出ていた。 演奏を終えてからしばらくの間は、ただじっと両目を閉じて。 言葉も無く、俯いたものだった。]
(33) 2013/12/05(Thu) 02時半頃
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[幾分か落ち着いた頃に、緩やかに目を開けた。 そこで漸く、部屋から居なくなっている者の存在に気付いたのだけれど――。 一先ずは、膝の上のギターを壁へ立て掛けてから、クラリッサから受け取った水の残りを飲み下すのだった。**]
(34) 2013/12/05(Thu) 02時半頃
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―リビング/演奏後―
[弦の音が静まった頃、幾つもの拍手を耳に受ける。 その演奏がサイラスを固まらせていたと気付かぬまま、 差し出された手>>36を握り返し、緩く笑んだ。]
――――… ありがとう。
[シーシャ>>63からの賞賛にも、やはり同じように感謝が零れた。 マドカ>>55の呟きはぼんやりと聞こえた気がした程度だったが、それでも「怖いお兄さん」なんて語を聞き拾った時>>45のような些か優れない面持ちはもう浮かべてはいなかった。 声を評した言葉の存在に、笑みには少しだけくすぐったさも混じっていた。]
(72) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[クラリッサから礼の言葉を直接聞くことは無かったが>>47。 先程の様子>>46から、もう今は怒っていないらしいことは察していた。 その理由は未だ判らず、不思議さも感じてはいたが――。
グロリアの知己たる彼女がダンピールでないと判ったことによる安堵は、確かに感じていた。]
(73) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[フィリップの不在に漸く気づいた時、具合悪そうに見えた先程の彼の姿を思い出した。 そんな彼が何処に向かったのかは見当もつかず、ただ微かに案じられただけ。 それも今すぐに追い掛ける程の気持ちとはならなかった。
ダンピールが存在する可能性を思い、けれど結局可能性としか思っていなかったこの青年は。 この時、グロリアの身に何が起こるのか、何も考えてはいなかった。**]
(74) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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―リビング→―
[一度リビングを出ていたサイラスが、戻ってくるなり告げたこと>>42>>43に、先ず大きく瞬いた。 断定するような言い回しに、此方から詰める前に、他の者たちから問いの声があがり。 こうして、事の仔細>>44を聞くこととなった。]
………
………んな、馬鹿、な、
[最後に見たグロリアの顔は、ほんの少しだけ血色がよくなったように見えた。そのことを、思い出した。 血の気が引いて、思考が止まって――。 椅子を蹴る勢いで立ち上がり、リビングを駆け出したのは、他の面々が既に出て行ってからになっていた。]
(76) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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―グロリアの部屋前―
[その部屋の中の凶事の証を直に目に映さずとも。 その部屋の中から伝い聞こえてきた泣き声>>51が、凶事が事実であると突きつけてきた。]
グロリア、
[血の気の引いた顔を、けれど努めて感情滲まないものに保った。 内側に沸き立つものを抑えて、部屋の前に居たジリヤやマドカの後ろに立ち止まった。]
………
[ダンピールが確実に居る中で、吸血鬼として為すべきは――。 けれど殺意を示す言葉が口々に聞こえてくれば>>78>>81、己の方からは口を閉ざす。 シーシャのように、上手く宥める言葉を発することもできずに]
(84) 2013/12/05(Thu) 22時頃
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サミュエルは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/12/05(Thu) 22時頃
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―グロリアの部屋前―
………取りあえずって、簡単に言うが。
[マドカ>>83の言葉に小さく零し、その先を口に出す前に、彼女>>86の方から訊ねられた。 きらりと光る鋼の色も一瞬目には映り瞬いたものの、その時確かに抱いた緊張は言葉にはしなかった。]
今は、いい。 クラリッサさんが落ち着くまでは。
[この時は、ただ無表情にそれだけを述べた。]
(89) 2013/12/05(Thu) 22時半頃
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[マドカ>>87の考えには、少しだけ眉を寄せてみせた。 それは先ほどの彼女の言葉>>83からも思ったことだが――。]
あのな。 ダンピールってのは、俺らや人間たちと違って 殺す相手に近づかずとも、殺しに掛かれる呪詛がある。 まあ、呪詛って言っても色んなのがあるらしいが――…、
だから、部屋に行ったやつがあのひとを、 殺しにいけた、とは限らないんじゃないか。
[最初に見舞いに行ったが己であるが故に、この指摘に保身が混ざっていることは自覚していた。 そしてその保身故に、自らに「見定める」力があることも、この場では打ち明けられずにいた。]
(90) 2013/12/05(Thu) 22時半頃
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[「気に入らないやり口」とマドカ>>92が語るのに、溜息にも似た息を吐き。 それから彼女が真っ直ぐに見上げて問うたことに、暫しの間の後、口を開いた。 「どうやって」探すのか。そのことを思い、間が空いてしまった。]
……それは、なりふり見て考えていくしかないさ。 嘘ついてりゃ、どこかで綻びが出る。そういうものだろ。
(100) 2013/12/05(Thu) 23時頃
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それで、なんだが。 少なくとも、クラリッサさんは違う……と、俺は考えてる。
あれだけグロリアさんの為に、本気で泣いて、本気でキレて―― あれが殺したやつの演技だとは、ちと考えられない。
[本当の根拠はそこでは無かったのだが、それは口にしなかった。 そしてこの言葉は、同じ場に居合わせたジリヤにも向けたもの。
ただこの時、「親しいものだから」違う、とは言わず。 ジリヤが招待客でないらしいことは訊いていたものの、それでもこの時、はっきりとジリヤを疑う素振りは見せなかった。]
(102) 2013/12/05(Thu) 23時頃
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―グロリアの部屋前―
[――うさぎ呼びは、確かに間違ってはいない。間違ってはいないが。 そんな微かな心の声は心の内だけに留め、マドカに答えるジリヤ>>96の方を見た。 淡々とした答えの中に「私のこと」という言葉を聞いてはたと瞬くも。 この時はただふたりの遣り取りを聞くのみに留めた。
部屋の周辺で誰かを見たか、の問答には口を挟まない。 それはサミュエル自身も、グロリアの部屋近くに誰の姿も見た覚えがなかったからでもあったが。]
(113) 2013/12/06(Fri) 00時頃
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殺してしまった――、か。
それは無い。 ……とは思いたいけどな。
[ジリヤ>>106が口にした異論に、ほんの少しの間目を伏せ。 その後彼女が続けたことに、再び顔を上げた。]
ああ、そうか――…ってか、あんた、 殺されてもいいとか、それって如何いう……っ、
[言葉伝えきらぬうちに、ジリヤの背は遠ざかっていく。 すぐ戻ってくる、なんて言葉を信じていいかも判らぬまま、 けれど足は直ぐにはその場からは動かなかった。]
(114) 2013/12/06(Fri) 00時頃
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―グロリアの部屋前→グロリアの部屋―
[シーシャ>>109がグロリアの部屋から出る姿を捉えた。 彼からの会釈に、はっと同じ会釈を返してから、少しの間その背を眺めていた。 クラリッサと彼との話は確りと聞き取れていた訳では無いが、 少なくとも幾らかの落ち着きは戻ったのだろうとは察せられた。
クラリッサは未だ部屋に残っており、他の者の気配もあるような気もしていた。 少しの間目を閉じ、長く、息を吐いて]
………マドカさん、俺もちょっと、行ってくる。
[そう断ってから、グロリアの部屋へと踏み入った。]
(118) 2013/12/06(Fri) 00時半頃
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―グロリアの部屋―
失礼、するよ。
[その場に居る者の姿を見遣り、それから、黒いワンピースと赤薔薇のチョーカーへと視線を落とした。 目に映るは灰の色――呪詛に掛けられた者の存在を示すいろ。]
………………、
[表情は変えない。感情は滲ませない。滲ませないまま、]
弔いはしてやらないと、な。 ――あの棚の方に、箱があったから、それに。
[掛けた言葉は丁度、彼女が口にしていたこと>>112への是の形にもなり。 先に見舞いに行った時に見たものを思い出しながら、棚の一つに手を掛けた。]
(121) 2013/12/06(Fri) 01時頃
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―グロリアの部屋―
[クラリッサ>>123が手を伸ばしていなかった棚の中に、螺鈿細工で彩られた箱を見つけた。 化粧道具を収めるための、幾らか大きめの箱。 灰を全て収めるには少しだけ大きさが足りないかと思いながらも。 その間に彼女から向けられた視線には気付かぬまま、無言のまま、箱に手を伸ばした。
無言のままだったから――その場に僅かに洩れた声>>122にも、辛うじて気づいた。]
――――フィリップ?
[部屋に入って彼の姿を見た時は、具合を損ねているのかくらいに捉えていた。 それはリビングでの出来事もそうだったし、今の現状と照らし合わせても――。 けれど今の彼の面持ちには、どんな色が映っている?]
(127) 2013/12/06(Fri) 01時半頃
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―――――…何、笑ってるんだ?
[壁に身を預けるフィリップを、黒い両目は、じ、と見つめる。**]
(128) 2013/12/06(Fri) 01時半頃
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サミュエルは、ジリヤの訪れる気配>>126は感じていたが、そちらには顔を向けていない。**
2013/12/06(Fri) 01時半頃
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―グロリアの部屋―
[「天真爛漫なお嬢さん」の語に一番先に思い当たったのは、快活な話し口の女――この場で泣き叫び、そして殺意を口にしていた女。]
………フィリップさん。 あんた、見た目に依らずガキなだけじゃなくて。 結構な悪趣味の持ち主なんじゃないか。
[棚上の箱から手を離してから、この場に相応しからぬ笑みを浮かべた彼>>137に一歩詰め寄った。 人を欺き人を喰らう吸血鬼の口から「悪趣味」だなんて、と哂う人間もいるだろうが――。 それでも、無表情のまま、言葉のうちには棘が滲んだ。]
誰かの不幸を嘲笑うもんじゃない。
[彼の言葉を賞賛の類だとは捉えずに、付け加えた。]
(149) 2013/12/06(Fri) 20時頃
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[その場のクラリッサにもフィリップの声が届いていると思えば、彼女の方が刺激されないか、という思いも過っていた。 けれど彼女>>142を一瞥した時、冷たい色こそ感じられたが、激昂したという風には見えなかった。 少しだけ安堵が過ったのは、この場で荒事が起こった場合、今の自分にはこの身体しかないとふと気づいたから。
長身からの腕力で、ねじ伏せるくらいのことは譬えできても。 確実に止めを刺せる得物は今、ギターケースに付けられたポケットの中に潜められたまま。]
(150) 2013/12/06(Fri) 20時頃
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[今のクラリッサやフィリップに比べれば、あくまで無表情を取り繕う自分こそがまるで嘘つきのよう。 実際、隠し事は確実に一つだけしている。 「綻び」なんていう先程のマドカ>>143との話は、自分にも突き刺さるものだった。
それでも、憤りにも悲嘆にも耽ることを良しとせずに、今のサミュエルがあった。 そんな男だったから、凶報を届けたサイラス>>133の様子を見た時も、怪訝を示すことはなかった。 自分でもそうしただろう、と何処かで思っていた。]
(151) 2013/12/06(Fri) 20時半頃
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……長い間で色々、か。
[独り言のように繰り返したのち。 クラリッサの瞳へ、ジリヤの後姿へ、それから再びフィリップの笑みへと視線を投げた。
今のフィリップの言動に不愉快さこそ覚えても、それが直ぐに疑いへと繋がる訳では無い。 ただ、彼もまた「見定める」べきひとりだという思考も過ったから。 ジリヤに関しても気に掛かることはあったが、今、心は彼女よりも、目の前の男の方に向いていた。
クラリッサへのキスの感覚は、未だ口の中に僅か残っている。 その「味」が消える頃にならなければ、新たに得たものの色もはっきりとは探れない。 つまり今誰かを見定めても、直ぐには正体を知れない。 そう意識した上で、黒い両目は少年じみた男の顔を映している。**]
(152) 2013/12/06(Fri) 21時半頃
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―グロリアの部屋―
[フィリップ>>158がクラリッサへと話したことはただ黙って聞いていた。 具体的に彼女とシーシャが何を話していたか知らぬ故もあって、その話は全て理解できるものではない。
ただ、「アンタ達は」と続けた言葉に、はたと瞬いた。 まるで彼自身は何も背負っていないというような。 彼自身は、クラリッサたちとは別物だと言っているような。 尤も、これらはフィリップの真意とは異なるかもしれなかったが――。]
(175) 2013/12/06(Fri) 23時頃
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あんたにも、俺たちにも、……。
[同じようなことは、己自身に掛けられた言葉>>162からも思われた。 けれどそのことははっきりとは口にしないまま。]
次なんてないことは、俺だってとうに知ってる。 でもだからって、慎むべきモンってのはあるだろ。 ……本当にガキだな、あんたってやつは。
[ほんの少しだけ視線に嫌悪の色が籠ったのは、自らが「正直に」生きられぬ故。 その後、心外と返したフィリップにはぱちりと瞬き、小さく唸りを上げた。]
………悪かったな。勘違いして。
[嘲りではないなら何なのか。 その見当はつかなかったし、想像したい類のものでも無かった。]
(177) 2013/12/06(Fri) 23時頃
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[フィリップに対して抱かれたのは、確かな嫌悪と、確かな不可解さと――ひとつの可能性と。
一歩前に出て、その場を去る旨を告げた彼からの問い>>163に]
いや、………そのさ。
[言葉という形で答えは告げぬまま。 黒い瞳を伏せ、口をちいさく開いて。 自分より少し背の低いフィリップの頬を引き寄せようと、右手を伸ばした。]
(179) 2013/12/06(Fri) 23時頃
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[クラリッサ>>169が零した声は聞いていた。 本当に彼女が平気なのかどうか、サミュエルには覚れなかったが――。 一先ずこの時は、上辺だけの「大丈夫」ではない、と思うことにした。
そのクラリッサが、ジリヤが、フィリップに問うのが聞こえる。 その応酬を漠然と耳にしながら、けれどこうして直接言葉にならぬ行為に移るのは、直に「見定める」術を持ってしまった故だろう。]
―――…、
[褒め言葉だなんてさっきの言葉も、噴き出されたことにも、今は構わず。 抵抗の素振りの無いフィリップ>>184の左頬を手で取り、引き寄せ――。 彼のくちびるに、自分のくちびるを、触れる程度に重ねた。]
(188) 2013/12/06(Fri) 23時半頃
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…………俺も大概、悪趣味だわ。
[くちびるを離し、なお顔が近い状態でそう呟いた。 その後はフィリップを解放する形で、手を離し、さらに一歩離れた。]
(190) 2013/12/06(Fri) 23時半頃
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[口の中に、ふたつの「味」が混じる。 初めに得たいろ――クラリッサからのそれの名残が未だある今は、フィリップから得たもののいろをはっきり覚ることができない。
けれどその「味」をはっきり知り、見定める前に 他の誰かが彼を手に掛けるなら、それを止めるだけの力は 今のサミュエルには、無かった。]
(194) 2013/12/06(Fri) 23時半頃
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[後ろの方から何かの素振りの音が聞こえてきた気がしたが、振り向くことはしなかった。 自分が何をしでかしたかは判っていたが、その言い訳をすることもなかった。 既に同じ行為をしていたクラリッサならば何かを察するかも、という考えは、この時は抱いていなかった。]
説明、って言われてもな。 「何なんだ、って言われても」上手く返せねぇんだわ。
強いて言うなら、 ………嫌がらせ?
[さっき曖昧に答えてきたフィリップのことば>>162を、今、彼>>193にそっくりそのまま返す形で、ぼそりと答えた。 視線が刺さるのはよくよく感じていたが、それでも言葉を濁すしか、できなかった。]
(199) 2013/12/07(Sat) 00時頃
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