1 とある結社の手記:6
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―朝・広間― ……けほけほっ。
[広間の隅の椅子にぽつんと腰を降ろし、 口元を押さえながら小さな咳を零した。 温かいセーターを着込んでいても、朝の空気は肺に冷たい]
この、中に……?
[二人の人狼が居るとサイモンは言った。 丁度、ウェーズリーが持ってきたという手紙と、同じ数。 これは果たして偶然なのだろうか。それとも―――…]
…外、出られない…。
[続く説明を聞きつつ、ぽつり]
ゆきだるま……。
[本当に小さな声で呟き、しょんぼりと肩を落とした]
(13) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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えっ。ウェーズリーさんが、占い師さん……?
[郵便屋の宣言>>2に、きょとんと顔を上げて瞬く。 視界に昨日の不気味な手紙が映れば、 また少しだけ肩を震わせて]
あ、いえいえ。父からの手紙は、もしかしたら もう少し遅くなるかもしれないと、思っていましたし…。
いつも寒い中、手紙をとどけてくださって、感謝しているんです。 ありがとうございます。
[昨日とってしまった非礼な態度を詫び、力ない笑みを浮かべる。 毎日家の前に郵便屋の彼がやってくるのを楽しみにしているのも、 その仕事に感謝しているのも、全て本当のことだ]
(14) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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あ、あれ。サイラス先生も、ですか……? …その薬って、お酒じゃ、ないですよね。
[なんとなく反射的に場違いな疑問を口にしてしまい、 はっとして緩く首を横に振る]
占い師さんは、別のグループに行ってしまうのでしょうか。 もしそうならキャサリンさんの、発作が…。
[占い師がいるならサイモンとは別の場所で手伝いを>>#2、 との言葉を思い出し、心配そうにキャサリンを見やる。
否。其れ以上に。 人狼が本当にこの集会所内に、それも二人もいるということ。 そして数日間閉じ込められたまま、出られないということ。 更に、人狼を見分けられる能力の存在。 御伽噺のような出来事は、どんどんと現実に迫ってくるようで。
―――つまり、これから先、…]
(15) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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[冬の風が、ごとごとと窓を叩いている]
……………。
[怖いことばかり考え始めてしまって、 俯いたままぎゅっと自分の手を握った。
常と変らぬように振舞う気丈なメアリーを見上げつつ、 見習わなくてはと思うが なかなか体は思ったように動いてくれなくて]
あ、ありがとうございます。 僕も少し、お腹すいちゃったかな…。
[朝食を作るという言葉>>10に、薄っすらと笑みを返す。 手伝いを申し出る余裕は無さそうで、申し訳無さそうに。
やがて室内を見渡して、ラルフの姿を見かけると、 こっそりと近づいていく。 不安を打ち消すように、彼の服の裾をそっと掴んだ**]
(16) 2010/02/19(Fri) 12時頃
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―集会所・広間―
[お互いに困ったような視線が、キャサリン>>18と交錯する。 彼女が少年の体調を案じてくれていることを、 ぼんやりと感じて感謝しつつ。 続く言葉は、自分にかけられたものかとも思ったのだが]
はい、本当に困って……、
………??
[キャサリンの視線は此方からそれているように見えて、 言葉を止めて緩く首を傾げた。 彼女が死者の魂を視えるということは、知らないままに]
(54) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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[やがてキャサリンもメアリーの後を追うようにキッチンへ。 少年はと言えば、兄のように慕う青年の隣へ小さく収まっている]
ラルフさん。どう、思いますか? ……この中に本当に人狼が、いるのでしょうか…。
[それは昨日までと比べ、 僅かにこの騒動を現実と受け止める色を帯びた言葉。 けれどキッチンの方からは、明るい楽しげな声が響いてくる。 まるで普段通りの、何の変りも無い村の一風景のような]
うぅん。 でも、あんまり暗く悩みすぎても、仕方ないかな…。
[テーブルに並べられていく温かい食事の香りも手伝って、 少しずつ気分は立ち直っていくか]
皆で一緒にご飯食べるのって、ちょっと楽しいですしね。
[ラルフを見上げながら小さく微笑むと、 自分も朝食をテーブルに並べていくのを手伝った]
(55) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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[仕度が整えば、料理を作ってくれた女性陣に礼を述べつつ、 朝食を取り始める]
あっ。…どうせ閉じ込められているんだから、 この間に料理を教えて貰うのも、良いかもしれませんね。
[ふと、思いついたように顔を上げる。 雪だるまを作るのは、暫くの間は無理な予感がしたから]
そしたら、此処から出たとき、 ラルフさんや皆に食べて貰うんです。
[にいっ、と浮かべた笑顔は幾分少年らしい幼いもの。 場を暗くしないように、 出来るだけ明るいことだけを考えるように努めているようだ]
(56) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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―広間―
[料理の練習を了承してくれたラルフ>>68に、 「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べる。 それから暫しの間、賑やかな朝食の時間を楽しんだ。
最後はいつも通り薬を飲み終えて、食事を終える。 キッチンへ食器を持って行き片付けを手伝おうとしたが、 同時に集会所の扉が開く音が背後で響いた。
なんとなく気になって、其方へ顔を覗かせる。 コルクボードへと向かうローズマリーの姿を認めて、 自分も同じように貼ってあるメモを確認しに行った]
(75) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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―広間・コルクボードの前―
………っ!!
[少し高い位置にあるコルクボードを見上げて、 最初に見つけたメモの内容に小さく息を呑んだ。 それはラルフが貼ったもの。そして、その返答。
そわそわとキッチンの方を一度見やるが、 先に残りのメモを確認しようと再び顔を上げる。
次に目に留まったのは、占い師は二人いるのかという類の質問。 ローズマリーの返答メモ>>@8を見て緩々と首を傾げる]
体調……。
[室内を見渡せば、郵便屋と薬屋の姿はあったか。 あまり体調を崩しているようには、 見えなかったような気もするが――]
(76) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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……う、嘘吐き…? あ、それか、勘違いとか……、でしょうか…。
[考え込むように、小さく唸りながら呟いた]
(77) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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あ、キャサリンさんっ!
[コルクボードの近くまでやってくる車椅子の姿を認めれば、 ぱたぱたと嬉しそうに近づいていった。 ――ただし、あまり大きな音は立てないように気をつけながら]
ラルフさんが、雪をお願いしてくれました! これで、多分雪だるまが見れますよ…!
[ラルフがその為にお願いしてくれたかは分らないのだが。 そうだといいなという、願いも込めつつ。 自然と表情を緩ませながら、楽しそうにキャサリンに語る]
(84) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[キャサリンの言葉>>90に、更に表情を明るくして]
あ、本当です! 部屋の中なら、僕も一緒に―――…。
[彼女の手が伸びてくるのを感じて、 少しだけ気恥ずかしそうにしながらも身を屈めて頭を撫でられる。 それから、その彼女の手を今度は自分がそっと捕まえて]
…キャサリンさんも、一緒に作れます。 皆で、一緒にっ!
[にっこりと笑顔を浮かべた]
(100) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[やがて、ラルフの姿>>88も近づいてきたことに気づけば、 とたとたとその背に近づいていって]
―――…ラルフさんっ!
[がばっと後ろから抱きついた]
雪、あの、ありがとうございます!
[場にそぐわない態度かとも思ったが、 嬉しさを押しとどめることが出来なかった様子で。 何よりも彼の気遣いが、嬉しかったのだ]
(101) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[ふと、ヤニクの言葉>>92が耳に届く]
…………。
[少年も使用人から、 カーティス家にまつわる悲劇>>72はよく聞かされていた。 …聞かされていたのだ]
……………。
[いや、だからと言って偏見はよくない。 それに長年の修行もしてきたらしい。 ならばこれは期待できるのでは無いだろうか。 あぁ、いや、でも、悲劇>>72が…]
……た、楽しみですっ!
[少年は、ピッパを信じることに、決めた―――!!]
(109) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、病人 キャサリンの手の温もりを感じて、にっこりと目を細めた。
2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[ラルフに頭を撫でられ>>104て、笑みを深くする。 雪だるまを作るために雪を頼んでくれたのだと再確認し、 改めて彼への感謝の気持ちが広がる]
ラルフさん、大好きっ。
[一緒に作ろうという言葉にこくこくと頷き、 漸く彼から離れたのだった。
フィリップの声>>98を聞けば、其方を振り返り]
アーチを、飛ばすんですか。わぁ、アーチ、頑張ってね。 なら、僕もお願いしようかな…。
[寒空を窓越しに眺めて、エールを送る。 同居している使用人が解放されているのかは分らないが。 もしそうなら、きっと心配しているだろうと]
(122) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[雪だるまの話に笑顔を零す薬屋>>105に、 少年も表情を緩める]
広間で雪合戦も楽しそうですが、 後片付けが大変なことになりそうですね…。
[半分冗談、半分本気の様子で、残念そうに呟いた]
(124) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[結社員の言葉>>@13は、 弾んだ心を現実に引き戻していくようだった。 だが、理解はしている。 きっと考えることを止めては、いけないのだ]
……むっ。外に出たいから、嘘、ですか…。
[けれど、と、名乗りを上げた二人の姿を思い出す。 ウェーズリーも、サイラスも、少年はよく世話になっている相手だ。 自分の都合で嘘を吐くような人物には、とても、思えなかった]
うぅん……。
[ならば、勘違いの思い込みかもしれない。 けれど仮にそうなら、それはとても悲しいことだと思う。 やはり体調に問題が無さそうな二人の占い師候補を見やり、 小さく息をついた]
(133) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[新たにコルクボードに貼られたメモ>>116を見上げる]
誰が、届けるべき手紙の相手か……。
[言い換えればつまり、誰が「人狼」なのか、ということ。 この中でおそらく誰よりも淡々と職務をこなす郵便屋の態度は、 きっと常通りのものなのだとは思うけれど。
自分も同じように、 すぐに思考を切り替えられるかと言われれば、難しくて]
…………。
[互いが嘘を付いているのかと言い合う二人を、 おろおろと見守る。 ただ、まだ険悪な雰囲気が感じられないことが、 救いではあったのだが]
(143) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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あ、僕、届けてもらう為に手紙の準備をしてきますね。
[はっとして顔を上げると、 フィリップに声を掛けてもらっていたことを思い出す。 戻る折、マーゴの姿を認めればそっと近づいて]
マーゴさん、もう聞きましたか? アーチが家に手紙を届けてくれるみたいです。
もし必要なら、僕、 便箋は沢山持っているので声をかけてくださいね。
[彼女の祖母が今どうしているのかは、分らないのだが。 自分と似たような境遇の彼女には、声をかけておきたかった。 にっこりと微笑んで一度頭を下げると、自室へ戻る**]
(151) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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―広間―
[自室から一通の手紙を持って戻ってくる。
書かれている内容は、本当に簡単なもの。 今の大体の状況と、心配は要らないからという言葉。 寒くなりそうだから其方も体に気をつけて、 という挨拶で最後は締め括られていた]
…………。
[部屋の中と違い、廊下は一段と冷える。 小さく数度咳を零しながら広間の扉を開けると、 暖かい空気が舞い込んできてほっとした表情を浮かべた]
(208) 2010/02/20(Sat) 01時頃
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[煙の匂いがした気がして、もう一度小さく咳をする。 けれど郵便屋によってすぐに消された煙草の残り香は多くは無く、 すぐに元の調子に戻るか。
鳥を連れた青年の姿を見つけると、歩み寄っていく]
フィリップさん、お手紙書けました。 ありがとうございます。
[手紙をそっと差し出しながら、頭を下げる。
が、直後にアーチがベネットを突くのを見ると、 驚いて大きく瞬いた]
わ、わぁ、アーチ。駄目ですよ、危ないよ。
[あわあわと鳥に声を掛ける。 フィリップがけしかけたとは、勿論知らない]
(215) 2010/02/20(Sat) 01時半頃
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…………?
[小声で話すフィリップとベネットの話は、 よく聞こえなくて。 だけど深刻そうな表情から、何となく内容の察しはついた。 困ったような表情を浮かべて、顔を俯ける]
…って、焼いても駄目ですよ。 アーチが焼き鳥になっちゃいます。
[ベネットの悪態にも、慌てて顔を上げる。 いつもの遣り取りだと分っていても、 目の前で繰り広げられていると律儀に声を挟んでしまうらしい]
あ、そうだ。現金は無かったんだけど、これ。 アーチが食べられると、良いんですけど。
[ポケットからビスケットを取り出して、 小さく割って差し出してみた]
(221) 2010/02/20(Sat) 01時半頃
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[結社員と村人の間に流れる、険悪な雰囲気。 考えなくてはいけないことが多すぎて、 良く分らなくなってしまう。
何とか穏便に。何事もなかったかのように。 ぱっといつもの日常に戻るような方法を模索しようと してしまうのは、現実逃避だろうか]
…………。
[怖いのを誤魔化すように、アーチの頭を指で撫でていた]
(226) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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美味しくても、焼いちゃ駄目です。
[ベネットの言葉>>225が冗談だと分っていても、 ぶんぶんと首を横に振る。 庇うように抱こうとしたアーチは、 心なしかベネットを狙おうとしていたかもしれない]
……ゆ、茹でても駄目です。 何だかヘルシーな感じがしますけど、駄目です。
[続いて聞こえてきた薬屋の声にも、首を横に振り。 ついでに自分も少し酷いことを言っている気がするが、 気づいていない]
(233) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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―――……人間。
…人狼。
[去っていく結社員の背中を映し終えた瞳は、 力なく床へと落ち着く]
もし。
もし、この中の誰かが、人狼だって言われたら。 その人は、…………。
[御伽噺の中では、人狼と告発された者は、どうなったか。 顔見知りしかいないメンバーの誰かが、 …いなくなってしまうかもしれないのか。
現実感が無いようで、現実味を帯びた、恐怖]
(235) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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小僧 カルヴィンは、本屋 ベネットの突っ込み>>236に自分の発言の不味さに気づいて、慌てた。
2010/02/20(Sat) 02時半頃
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…あ。そうだ、ベネットさん。
[くつりとベネットが肩を揺らせば、何となくバツが悪くって。 話を逸らすように、顔を上げる。 けれどその内容は元々彼に伝えようと思っていたこと]
読みやすい本、持ってきていませんか? 色々考えてしまって、何だか、寝つきが悪くて…。 ベッドの中で、何か読もうかなって、思うんですが――…。
[本屋で本好きな彼なら、何か持って来ていないかと。 尋ねかけて「蒸しアーチ>>239」の結論に目を丸くする]
(240) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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蒸すのは難しいと思います。アーチ、暴れると思いますし。
[物凄く真面目な顔で告げた言葉は、 ひょっとすると一番酷いかもしれなかった]
って、だから、喧嘩は駄目ですって…!
[どたばた騒ぎを見守りつつ、けれど何だかんだで 少しだけ気が楽になるのを感じたのだった]
(241) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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[しばらくして、結社員の話>>@35を思い出す。 人狼と会ったことがあるらしいサイラスの方へ視線を向けた。 話を聞いて見たいと思った。 けれど、傍にいるマーゴの顔色が優れないように思えて、 彼女の気を休める為にも後にした方が良いのかなと考える。
代わりに、そっと立ち上がって]
フィリップさん。マーゴさんも、手紙を出したいみたいなんです。 だから、アーチを飛ばすのを もう少しだけ待って貰っても良いですか?
[すみません、と頭を下げつつお願いした。 それから、マーゴの傍へと歩み寄って]
(242) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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マーゴさん、大丈夫、ですか……?
[おずおずと、声を掛ける。 ベネットのおかげで、 彼女の具合も大分良くなっていたかもしれないけれど]
便箋、此方で選んで持って来てみました。 良かったら、貰ってください。
[差し出す便箋には、青々と広がる空が描かれている。 少年が一番好きな絵柄の便箋。 これを見て、少しでも彼女が元気になってくれれば良いのだけれど]
空、って。何処とでも繋がっているんです。 皆おんなじ空を見ているんだと思うと、 寂しさも、小さくなります。
[頼りない笑顔を浮かべつつ、緩く首を傾けた**]
(243) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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―広間―
[マーゴに便箋を渡した後、自分もジャスミンティーを貰う。 ぬくぬくと体が温まる感覚に、ほっと息をついた。
―――…のだが]
…………!!
[コルクボードに何やらメモを貼っているようだと 目で追っていたピッパ>>246が、眩しい笑顔で振り返る]
りんごぐらたん…。
[思わず声を零す。 カップを取り落としそうになる手に、何とか力を込めて]
た、楽しみ、だなぁ……。ピッパさん、宜しくお願いします。
[にこにこと笑う少年の顔は、若干青ざめていたという―――…]
(260) 2010/02/20(Sat) 19時半頃
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―広間→キッチン―
[やはり心配になり、お茶を飲み終えると カップの片付けという名目でキッチンの方へ足を進めた。 その途中、コルクボードのメモが目に留まる]
…………。
[その内容に大きく何度か瞬く。やがてキッチンへ辿り着けば、 奮闘するピッパの背が見えただろうか]
あ、あの、カップの片付けに来ました。
[邪魔にはならないようにしますから、と断りを入れて、 流し台の隅で洗い物を始める。 ちらちらとピッパを確認すれば、手際はとてもよく見えて。 ただ、何故か、何故か奇抜な色の調味料が見えた気がするが、 きっと気のせいだろう]
(261) 2010/02/20(Sat) 19時半頃
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―キッチン―
[窓の外は暗くなりかけていた。 暫くの沈黙を挟んで、少年は静かに口を開く]
………ピッパさん。 コルクボードのメモ、見ました。
[視線は食器に落としたまま、ぽつり、ぽつりと。 再び躊躇うような間が開いて、漸くピッパの方を向く]
こ、怖く……、ないですか?
[少年は不安げな顔で、彼女を見つめた]
サイラス先生も、ウェーズリーさんも、 嘘吐くような人じゃないです。 だけど、勘違いとかも、あるかもしれません…。
(262) 2010/02/20(Sat) 19時半頃
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この中に、人狼がいるなんて、考えられないです。 それじゃ駄目なのかもしれないけど、やっぱり…。
でも、まるで……。 誰か差し出さなきゃ、出してやらないぞって、 言われてるみたいで…。
……、そんなの、凄く怖くて。 間違いかも、しれないのに…。
[言い出して、結局何が言いたいのか、 よく分からなくなってしまった。 最後は困ったような表情を浮かべて、肩を落とす]
…すみません。 だから、ピッパさんは強くてすごいなって、思ったんです。
よく分からないこと言って、ごめんなさい。
[えへへ、と力なく笑って、片付けの作業に戻った]
(263) 2010/02/20(Sat) 19時半頃
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―広間・夕食時―
[テーブルの上には、 ピッパによって次々と料理が並べられていくだろうか。 準備を手伝うという発想も浮かばぬままに、 只管に身を堅くして湯気の立つグラタンとスープを見守っている]
……フィリップさんが、いない…。
[辺りを見回しつつ、ふと気づいたことを口にする。 その声を聞いたピッパが彼の元に食事を届けに 行くかもしれないが、それはまた別の話だ]
うぐっ。
[ヤニク>>266から声をかけられれば、どきりと肩を揺らす]
あ、は、はい、ありがとうございます。 ですがヤニクさんも男盛りですし、し、確り、食べないと…。
(267) 2010/02/20(Sat) 20時半頃
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小僧 カルヴィンは、さすらい人 ヤニクに微笑み返そうとしたが、その表情はとても強張っていた。
2010/02/20(Sat) 20時半頃
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[扉の開く音にはっとして顔をあげた。 現れた結社員>>@48が手にしていた物は―――…]
……あっ。雪だ…!
[途端に、表情が明るくなる。 その場にラルフがいたなら彼の方へ顔を向けて、 嬉しさを抑えきれない様子でにっこりと笑った]
ローズマリーさん、ありがとうございます。
[運んできてくれた彼女へも礼を述べて、頭を下げた]
(270) 2010/02/20(Sat) 20時半頃
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そういえばヤニクさんの住んでいた国では、 雪が、降っていましたか…?
[ふと思いついたそんな疑問を口にしつつ、 グラタンを取り分けてスプーンで掬う。 雪が溶けないうちに、食事を済ませなくてはいけない。 冷めないうちに食べなくては、 折角作ってくれたピッパにも申し訳ない]
………。 い、いただきます。
[ぱくり]
……………。
[もぐもぐもぐ]
…………………。
[もぐもぐもぐもぐもぐ…]
(272) 2010/02/20(Sat) 21時頃
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…………ぐすっ。
[涙目である]
(276) 2010/02/20(Sat) 21時頃
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[広間にやってくるキャサリン>>275に気づき、 やはり何処か困ったような笑顔を返す。 というか、彼女に刺激物を与えても大丈夫なのだろうか。 少年の心配は尽きない]
――――……っ。
[無言でもごもご口を動かしていると、 ヤニクからの声>>277が掛かった。 どうやら彼も、自分と同じ状況の様子]
……い、いける、……ところ、までは―――…。
[無茶するなとの言葉にこくこく頷き、 張り詰めた表情で食事を続ける]
(283) 2010/02/20(Sat) 21時頃
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はふ……。
[目に一杯涙をためながらも、 何とか口の中のグラタンは消化した。 安堵の息をついている所へ、キャサリンからの追撃>>278が]
……………!!!
[あんなに優しい笑顔でスプーンを差し出す彼女を、 如何して断ることが出来るだろうか]
…あ、ありがとう、ございます。
[か細い声で礼を言い、差し出されたグラタンを、ぱくり]
(284) 2010/02/20(Sat) 21時頃
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小僧 カルヴィンは、思いつめた表情でテーブルを見つめながら、無言でもぐもぐしている。
2010/02/20(Sat) 21時頃
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―――――……!!
[ピッパの元気な声>>282に、驚いたように目を見開いた。 なるほど、料理は成功だったらしい]
……ぐすぐす。
[漸く追加のグラタンも食べ終えて、そっと涙を拭った]
ピッパさん、あ、ありがとうございましたっ!
[料理を作ってくれたピッパに、笑顔を作りながら礼を告げる。 味の感想が無かったことは、気にしてはいけない]
(291) 2010/02/20(Sat) 21時半頃
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………あはは。 い、いえ、僕もあまり沢山は、食べられない体質なので…。
[キャサリンの言葉>>289にぎくりと肩を揺らした後、 あわあわと辞退の言葉を述べる。 決して嘘は吐いていないのだが、 何となく罪悪感があるのは何故だろう]
あ、ま、マーゴ、さん…!
[新たにやってきたマーゴ>>292が 食事へ手を伸ばそうとするのに気づき、 思わず止めるように自分の腕を動かしてしまった。 相手は、茫然としただろうか]
(299) 2010/02/20(Sat) 21時半頃
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…………。
[伸ばした腕は間に合わなかったようで、 心配そうにスプーンを口に運ぶマーゴ>>297を見守っていた]
(301) 2010/02/20(Sat) 21時半頃
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[ふと、背中を叩かれて振り返る。 そこには力強く頷く男>>295の姿があった。 同じ経験を共有した者同士にとって、 言葉など多くは必要ない。
少年もまた、ドナルドを見上げて力強く頷き返した。 そうして新たに戦地《食事の場》へ送られていく男の姿を、 応援の眼差しをもって見送るのだった]
(304) 2010/02/20(Sat) 21時半頃
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[物凄く、物凄くひっそりとサイラスへ近づく]
せ、先生。ごめんなさい。 少し、お腹の辺りが、ひりひりして……。
[か細い声で呟きながら、青白い顔を向ける。 おそらくは、それで事情を察してもらえるだろう。 後で大丈夫なのでお薬ください、と頭を下げて、自分の席へ戻る]
あ、はい。今から飲みますよ。
[キャサリンに声>>305をかけられて、緩く微笑む。 薬袋から取り出した薬の量は、彼女のものほど多くは無いけれど。 それでも毎日飲んでいなくては、すぐに少年は体調を崩してしまう]
……ふふ。キャサリンさん、苦いの苦手なんですか?
[慣れた様子で薬を飲み終えて、ふう、と息をついた]
(311) 2010/02/20(Sat) 22時頃
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………マーゴさん。だ、大丈夫ですか?
[なんとも言えない表情の相手>>310と目が合って、 少年の顔も同じような表情となる。 問い掛けるのは、他の人に聞こえないように小さな声で。
心配の色を濃くしつつ、グラスに水を注いで すぐに差し出せるように手に持った]
…………!
[しかし、無言のままどんどんと相手は食事を進めて行く。 ひょっとして口に合ったのだろうかと、 唖然とした様子で見守っていたのだが]
(320) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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……………!!
[続く感想>>318を聞いて、言葉を失う。 いや、良いのだ。体調を崩さないようならば、問題は無いのだ。 手持ち無沙汰になったグラスの水をそっと相手に差し出して、 安堵の息をついた]
(321) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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[キャサリン>>315が咳き込み始めれば、 慌てて背中を数度摩るか。 サイラスの方へ視線をやるより前に、 咳はおさまったようでほっと息をつく]
苦いお薬って、飲むの辛いですよね。
[頬を染める相手の姿は、何だか微笑ましくて]
……えへへ。 多分、僕の薬のほうが飲みやすいんだと思います。 風邪を拗らせた時の粉薬とかは、 僕も苦くて飲むとき思わず目を瞑ってしまいますし。
[褒められれば照れて同じように頬を染める]
苦いお薬をずっとちゃんと飲み続けてる キャサリンさんの方が、凄いと思います。
(329) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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本当に、ありがとうございます…。
[サイラス>>316に薬を渡されれば、 感謝してもし切れないような眼差しを彼に向ける。 やせ我慢していたものの、実際はかなり辛かったようだ]
…あわわ、ラルフさんっ。
[自分の席に戻る最中、 冷や汗を浮かべたラルフ>>319の姿に気づく。 こっそりと彼の背中を突いて、 サイラスから受け取った瓶から薬を幾らか取り出すと手渡した。
そこに言葉は無いが、彼を励ますように、深く深く頷く]
(335) 2010/02/20(Sat) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、グラタンを掻っ込むラルフ>>331の無事を、心から祈った。とても祈った。
2010/02/20(Sat) 22時半頃
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……でも、はしゃげるくらい楽しいのは、良いことです。
[恥ずかしそうな笑み>>336をきょとんと見つめた後、 にっこりと微笑んだ。 今の状況を考えると、相応しくない言葉かもしれない。 けれど、少し息を抜くこと位は、きっと許されるだろうと]
そうですか…。 小さい頃って薬が自分を守ってくれるものだ っていうのも、なかなか分らなくて。 だから、飲むのを嫌になっちゃうことも、ありますよね。
[彼女が自分の年齢を勘違いしているとは露知らず。 ただ、いけないことを思い出させてしまったような気分になって、 一生懸命励まそうとした]
…大丈夫、です。今からでも、ちゃんと元気になれます。 キャサリンさんも、…僕も、きっと。
[最後に褒められれば、小さくはにかんで返した]
(343) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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小僧 カルヴィンは、長老の孫 マーゴ>>339の視線には、構わないという風にこくこくと頷き、ドナルドに水を差し出すのを促した。
2010/02/20(Sat) 23時頃
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[キャサリンからの言葉>>350に、 心に温もりが広がるのを感じる。
おそらくは自分よりも酷い病と闘っている、 おそらくは自分よりも長く病と闘っている。 そんな彼女の言葉は、少年を元気付けるのに十分だった]
…キャサリンさん。 雪だるま、作りましょうね。
[コルクボードの方へ向かう彼女を見送りつつ、 用事が済んだら、と付け足して楽しげに肩を揺らした。 バケツ一杯の白い雪は、 室内の空気に触れて微かに表面が溶けかけているようだった]
(355) 2010/02/20(Sat) 23時頃
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[―――雪は、幼い頃より飽きるほど見てきた。 ただ、それは部屋の中からだったり、 寝込んだ布団の中からだったりというのが大半で。 服を濡らしてまで雪で遊ぶという経験は、 少年の中には殆ど無い。
だから、誰かと雪遊びが出来るということは、 彼にとってはとても特別で楽しい出来事だった。 結社員の女性>>@50を、不思議がらせてしまっただろうけれど]
……ざく、ざく、ざく。
[バケツの中の雪に触れて、小さく微笑む。 傍にラルフ>>363が来てくれたならば、 冷たい掌を彼の頬に押し当てて、悪戯めかして笑った]
(366) 2010/02/20(Sat) 23時半頃
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……だ、大丈夫ですか?
[何処かふらついた様子のラルフに、苦笑を浮かべる。 その理由は、とても察しが付くものだから]
はい、ラルフさん。 小さくても可愛いのを、作りましょう!
明日の朝まで、溶けないと、良いなぁ…。
(367) 2010/02/20(Sat) 23時半頃
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…………。
[雪合戦をしたがっているサイラスの姿に気づき、 暫く考え込むように首を傾げる。 それから、少しだけ手に雪を掬って小さな雪玉を作り、 ふわりとサイラスの背中へ投げてみる]
えーいっ!
(374) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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………えへへっ。
[雪球が命中>>377すれば、嬉しそうに笑顔を浮かべた]
んっ、大丈夫です。 小さい雪玉作って、投げましたから。
少しは、雪合戦気分になれましたか?
[彼がどうして雪合戦に執心しているのかしらない少年は、 サイラスが楽しんでくれれば良いと思いつつ 雪玉を投げたらしい]
…お相子にする為に、 先生も一回、僕に不意打ちして良いですよ。
[にこにこと弾んだ声を返す。 もっとも其れは此処を出た後での話になりそうだ、 と思ったが、それは口には出さなかった]
(386) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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………っ!!
[車椅子の倒れた音に、驚いて顔をあげる。 駆け寄る人の姿が見えたから、自分までは移動しなかったけれど。 心配そうに、キャサリンが起こされる様子を見守るだろう。
それから、ラルフの言葉>>381にしっかりと頷いて]
はいっ。頭ですね。 ええと、丸めて大きい雪の球にすれば良いんですよね。
[雪だるまを作る子供達の姿は、よく窓から眺めていたから。 目の前でお手本を見せてくれる彼の姿も参考にしつつ、 せっせと雪だるまを作っていく]
わぁ、本当ですか…! なら完成したら、廊下に置いておきましょう。 今日も寒くなりそうだから、きっと大丈夫です。
(395) 2010/02/21(Sun) 00時頃
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…………。
[雪だるまを作りながら、考える。
占い師の二人が誰かを占ってみると言っていたこと。 キッチンでの、ピッパの言葉>>273>>274。 気にしなくても良いのだと言われた。 けれど、此処に呼ばれた以上、きっとそういうわけには行かない。 彼女は優しいから、自分に気を遣ってくれているのだと思う。 明るい笑顔を浮かべるピッパが、人狼だなんて、思えなかった]
…………わぁ。
[窓の外はすっかり暗くなっていて、 ひゅうひゅうと空気を切り裂く風の音が聞こえてくる]
(412) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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うぅん……。
[雪だるまを作る少年の顔は、 時折悩んでいるように難しくなったりしたかもしれない]
…ラルフさん。
サイラス先生とウェーズリーさんが、 誰を調べたら良いのかって、聞いていましたよね。
[ぺちぺちと、随分とさまになってきた雪玉を掌で固めつつ]
意見出さなきゃって、思うんですが。 でも、人狼が本当にいるかも分からないのに、そんなこと…。
[ぼそぼそと呟きながら、肩を落とす]
(413) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ラルフからの助言>>404を聞けば、 我に返って腕の中の雪玉を見る]
――――…はっ! そうでした、大きくしすぎちゃったかな…。
[あわあわとラルフへ視線を返せば、 けれどそれに負けないくらいに ラルフの腕の中の雪球も大きくなっていき]
わぁ、わぁっ。ラルフさん、凄いです!
[はしゃいだ様子で、感嘆の声をあげた]
(414) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[やがて雪だるまが完成したならば、 集会所の面々に自慢げにお披露目する。 一番見せたかったキャサリンの姿も探すが、 何処にも見つけられなくて。
だからラルフに手伝ってもらいながら、 一階のキャサリンの部屋の前の廊下に雪だるまを置いた。 きっと、彼女に見てもらえるように]
……お休みなさい。
[暫くすれば、自分も自室へと戻っていく。 廊下を吹き抜ける風は酷く冷たくて、何度も小さく咳をした**]
(415) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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