人狼議事


43 朱隠し

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視点: 人


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 病人 雷門

嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2011/02/09(Wed) 12時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)

 其の村には一つの言い伝えが有った。

 雪が村を覆う季節になると行われる、
 山に棲むと言われる神を慰撫する祭りが行われている間は、
 「決して夜に一人で出歩いてはいけない」と。
 

(#0) 2011/02/09(Wed) 13時頃


稲荷のお告げ (村建て人)

「山の神はとてもとても寂しがり屋。

 外を歩いている人間がいれば、
 温もりを求めて其の人間を山へ連れて行ってしまうだろう。

 だから決して、夜に外へ出てはならないよ」

 もう還暦を疾うに過ぎた老翁は、
 まるで怪談を口にするかのように幼子たちへと語る。

(#1) 2011/02/09(Wed) 13時頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 祭の間は二つの世界の境界が、とても曖昧になってしまうから。
 努々気を付けなければならないよ、と。

 口を酸っぱくする老翁に元気よく返事を返す子供達。

 とんてんからり。
 ぴーひゃらら。

 寺の方から聞こえる祭事の楽の調べに背を促されるように、
 子供達は一人、また一人とそれぞれの家へと戻っていく。

(#2) 2011/02/09(Wed) 13時頃


稲荷のお告げ (村建て人)

―――そうして、皆が返っていく中、
 ぽつんと残るお面を被った子供が一人。


「ずっと昔の約束。
 果たしに来たよ――…]


 すい、と。差し出される小さな手。
 その小さな手を前に、老翁は―――
 

(#3) 2011/02/09(Wed) 13時頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 13時頃


村の設定が変更されました。


落胤 明之進が参加しました。


【人】 落胤 明之進

[薄暗い座敷で、擦り切れた文芸誌の頁をめくっていた黒髪の少年は
風に乗って聞こえてきた祭り囃子に気づき顔を上げる。]


……ああ、もう始まったんだ。

(1) 2011/02/09(Wed) 15時半頃

【人】 落胤 明之進

[そう呟くと、右側に僅かに傾いていた姿勢を直した。

あまり日に当たらないので青白い肌と、黒い髪黒い瞳。此れと言って目立つ特徴の無い風貌の少年だが、一つ誰の目にも明らかな目立つ特徴が有る。

其れは、左足の膝より少し先が『無い』と言う事。
いわゆる、片輪。]

(2) 2011/02/09(Wed) 15時半頃

楽士 ウトが参加しました。


【人】 楽士 ウト

― 山・アヤカシの里 ―
 
[―――…りん。

 巨木の枝の上、鈴の音が一つ。
 だらりと下げた足首に結わえた鈴が、風の悪戯でその音を響かせた。
 
 下界を見下ろせばあれは祭の灯りだろうか。
 ぽつぽつと寺の周りに浮かぶ、光]

 今年もまた、祭が始まるのか。

[狐の面の下、
 透明な声が言葉を紡ぐ]

(3) 2011/02/09(Wed) 15時半頃

【人】 落胤 明之進

[少年は畳の上を膝を擦りながら移動する。
用意しておいた風呂敷包みを斜め掛けに背負い結ぶと、また膝を擦りながら四つん這いで土間へと向かった。]

──お婆様、祭りのお供えに行って参ります。

[台所に居た祖母に声をかけてから草鞋を履く。左足には履けぬので、右足にだけ。脱げたり転んだりしないようしっかりと結んだ。
立てかけてある松葉杖を手に取ると、其れに掴まりながら立ち上がり。
自宅を出て、松葉杖二本と右足を交互に動かしながら*神社へと向かう。*]

(4) 2011/02/09(Wed) 15時半頃

【人】 楽士 ウト

[おーい、と。
 巨木の下へと声を掛ける。

 人の命の営みから外れた存在――アヤカシ。
 その同胞の彼らへと、祭の始まりを伝えるために]

(5) 2011/02/09(Wed) 15時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 15時半頃


ウトは、巨木の枝から飛び降りると、一番乗りは自分だと謂わんばかりに人里へと下る。りん、と鈴の音を響かせながら**

2011/02/09(Wed) 15時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 15時半頃


村の設定が変更されました。


手妻師 華月斎が参加しました。


【人】 手妻師 華月斎

― 山・アヤカシの里 ―

[―― ひぃ ら  ひら ひらり ――]


[男の周囲に舞う色とりどりは、造りモノの、蝶。

 それらは紐や糸やで釣られている訳でもなく
 骨ばった指先が、くるり、と、宙を遊ぶ度
 それに誘われ鮮やかにはためいて。

 その光景は、まるで奇術。
 しかしそれを見つめる男の眸に、特別な感情は無い。
 男にとっては見慣れたもの、当然のことだから]

(6) 2011/02/09(Wed) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[ざり、ざり、と。
 軽やかに舞う蝶には不釣合いに砂利を踏みしめ歩く音を聞きながら。
 目的無く散歩していた男は、上から聞こえてきた声>>5に、顔を上げた。
 里で恐らく最も大きな樹木の近く、飛び降りた狐面とすれ違う]

――… そうか。
もう、そんな季節だったか……

[口を開く。
 漏れた声は、すっかり忘れていた、そんな様子で。
 ぽり、と頭を掻くと、ゆっくりと方向を変えて、一番乗りを目指す鈴の音の後を追う]

(7) 2011/02/09(Wed) 17時半頃

門下生 一平太が参加しました。


【人】 門下生 一平太

― 家の中 ―
[祭囃子の音の方に顔を向ける]

祭り…か

[外にいるときには決して見せない暗い顔で呟く]

(8) 2011/02/09(Wed) 17時半頃

門下生 一平太がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(門下生 一平太は村を出ました)


門下生 一平太が参加しました。


【人】 門下生 一平太

[この夏に天涯孤独になった男に祭りを愉しむ気分はなかった]

それでも…

[一人で鬱々としていても仕方ない…祭り囃子の鳴る寺に出かけようと*支度をする*]

(9) 2011/02/09(Wed) 17時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 17時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 17時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 17時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 18時頃


丁稚 春松が参加しました。


【人】 丁稚 春松

― 奉公先・廊下 ―

[ 歳よりも幼く見える風貌。
 眼差しが、宙を泳ぐ。
 雑巾を絞る手のあかぎれがチリチリと痛みを訴える]

笛が鳴ってる。
にいさんが消えてもう2年、か……。

[ 2年前、忽然と消えた兄を思い出す。
 山の神に連れて行かれたんだと皆は言う。
 一人残された、春松はこうして奉公先で雑務をする日々。

  ――すきなひとが、できたんだ。

 わらって言った兄の横顔が綺麗だった。
 きっと兄は、山の神に恋をしたのだ。]

(10) 2011/02/09(Wed) 18時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 18時頃


丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 18時頃


浪人 慶三郎が参加しました。


【人】 浪人 慶三郎

 
 ――そげん大声出さんでも、聞こえとる。
 
 
[ゆうらり、と。
 ひとこえ残し、風に消える。**]

(11) 2011/02/09(Wed) 19時半頃

浪人 慶三郎は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 19時半頃


懐刀 朧が参加しました。


【人】 懐刀 朧

[ 雪明かりに仄かに照らし出された夜道を、ひとり歩く。
 向かう先は、音のする方。
 祭囃子の聞こえる方へ]

「ちょいと、ちょいとアンタ! こんな時間に地居合い何処へお行きだい?」

[ 家の中から、老婆が呼ぶ。
 その窓を一瞥し、何も答えぬままでまた歩を進める]

 ……………。

[ やや暫くして、背後で、ぴしゃりと窓の閉められる音がした]

(12) 2011/02/09(Wed) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

[ゆるり、ゆるりとした歩みではあるが、気がつけば件の地はもう目の前。

 神隠しの言い伝え──。
 別に、信じているわけではない。
 しかし、嘘と断ずるつもりもない。
 いや寧ろ……]

 ……何を愚かなことを。

[ひとりごちて首を振り。
 長く連なる石段に、足をかけた]

(13) 2011/02/09(Wed) 21時半頃

は、程なく、境内に辿り着くことだろう**

2011/02/09(Wed) 22時頃


【人】 丁稚 春松

[ 雑巾がけを終え、片付ける。
 はあ、と白い息を手にかけると、視界に幾筋かの赤い線が映った。

 夜。

 ここと山との境目が曖昧になるこの季節。
 一人で歩けば、兄に出会えるだろうか。]

あの、旦那さん……

[ おずおずと、外出意思を告げる。
 「墓参り」と言えば、普段休日もなく働く真面目な少年の真剣な眼差しに、主人は渋々許可を出した。]

(14) 2011/02/09(Wed) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

― アヤカシの里・人里へと続く路 ―

[人の里へと続く路。
 踏む一歩ごとに、空気の味が違がってくる、と、男は感じていた]

さて……今年は何人、"神隠し"にあうんだろうか。

[呟く声は近くに誰かいれば聞こえただろうか]

[祭りの間にだけ、路の先まで等間隔に並べられる蝋燭の灯。
 誰かが通るたび僅かな風にゆらりと揺れる]

(15) 2011/02/09(Wed) 22時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 22時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[もう ほんの一歩の距離。
 踏み出せば人の里へと出る位置で立ち止まる。

 ひらり、蝶は先を誘うように舞うけれど。

 もし誰かが来る様子ならば、先を譲るつもりで。
 男は後ろを*振り返る*]

(16) 2011/02/09(Wed) 22時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 22時半頃


呉服問屋 藤之助が参加しました。


【人】 呉服問屋 藤之助

―アヤカシの里・民家のような場所―

[長く冬眠するかのように眠っているアヤカシが一人。

 どこからか聞こえた同胞の声>>5にもぞりと反応して祭りの時期を知る。
 のそのそと起き上がり着物と髪を適当に整えて誘われるままに歩き出す]

ふぁ、もう少し寝かせてくれてもいいのに。

(17) 2011/02/09(Wed) 22時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 22時半頃


餓鬼大将 勝丸が参加しました。


【人】 餓鬼大将 勝丸

――何処か――

 ……。

[苔生した祠の背後に、ゆらりと姿を現す。]

(18) 2011/02/09(Wed) 23時頃

【人】 門下生 一平太

― 夜道 ―
[身支度をして祭囃子の音のほうへ]

一人では行くなと言われたものだが

[祖父の言葉を思い出した。
とはいえ、独り身になった以上連れ立って行ける者がいるわけでもない。]

今は考えるのはよそうか

[祭りに行くのに感傷的になるのは似合わない。
とばかりにフッと笑って祭りの会場に向かった]

(19) 2011/02/09(Wed) 23時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 23時半頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

[信心する者が近年めっきり減ったのか。
 小さな祠に奉られていた存在は、
 静かに自らの棲家を見詰め。

 生した苔を撫でるように手をゆるく動かし、
 その己が手を見てから顔を上げる。]

 行ってみよう、か…。

 あの山に。
 あの祭に――。

[見上げた先は雪を纏った山々の先**]

(20) 2011/02/09(Wed) 23時半頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 23時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/09(Wed) 23時半頃


【人】 丁稚 春松

― 夜道 ―

[ 祭の明かりが近づいてくる。
祭の間はよく酒が出るから、春松の奉公先は大忙しで、春松自身も実はとても疲れているのだが。
祭は、兄との思い出。もしかすると、今年こそ会えるかもしれない。去年もそう思って、わざと墓参りを祭期間に申し出た。
結果は、会えず終いだったけれど。]

にいさん……

[ 呼ぶ声に、答えてくれた優しい笑みは、もうない。
祭の華やいだ喧騒の中で、春松は異世界の住人のようだった。]

(21) 2011/02/09(Wed) 23時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時頃


丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

―アヤカシの里・人里へと続く路―

[気乗りしないというよりはまだ目覚めきっていない表情でけだるそうに歩いている。
誰かの背中が見えると>>16へらりと手を上げて挨拶し、進まないようならばそのまま追い越して里へ足を踏み入れる]

……ねむ。
ここも変わったような変わらないような。

(22) 2011/02/10(Thu) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時頃


【人】 丁稚 春松

[ 住み込みの丁稚の身では給金はたかが知れている。娯楽につぎ込む余裕は全くなかった。
 兄がいた頃は、兄に連れられて何度か遊びに興じた事もあったものだが、今ではその記憶すら、危うい。たった2年前の事なのに、人々の記憶から歳の離れた兄弟の片方が消えていくとともに、春松の中の兄の姿も声も、おぼろげになっていく。]

にいさん。

[ それでも、酒で上気した人々の中に、面影がありはしないかと精一杯見上げてその姿を探すのだった。]

(23) 2011/02/10(Thu) 00時半頃

華月斎は、藤之助の背に、「寝ぼけて転けるなよ」と声をかけた**

2011/02/10(Thu) 00時半頃


【人】 懐刀 朧

─祭り会場─

[祭囃子を聞くわけでもなく、誰と話をするわけでもなく。
 大きな木に凭れ掛かり、ただぼんやりと辺りを見つめる]

 ……雪は、嫌いだ。

[ひとりごちて、空を見上げる。
 ちらほらと降る雪は、肌に触れれば、忽ち消えてしまう程度のものだが]

 …………っ。

[額に、頬に、雪がひとひら触れた。
 それを執拗に袖口で拭う]

(24) 2011/02/10(Thu) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時半頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 00時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


【人】 落胤 明之進

[少し雪が積もった道を、慎重に杖を動かし進んで行く。だが、提灯の赤い光や、人々が集っている場が見えて来ると歩みが止まった。]

…………。

[膝下辺りから途切れている、自分の左足を見下ろす。]

見苦しいな……俺は。

[傷自体は塞がっているとは言え、見るからに痛々しい傷口は包帯で覆ってあった。其れでもやはり、脚が足りない事自体が醜いと感じてしまう。

──人の多い場には、あまり行きたくない。
家に居る事が多いため知り合いも僅かであるし、松葉杖姿で脚の足りぬ自分は、どうしたって奇異の目で見られがちだ。
人の少ない道から目的の場に辿り着きたいと思い、その場に立ったまま辺りを何度も見回す。]

(25) 2011/02/10(Thu) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


春松は、兄を呼びながら、うろうろしている。**

2011/02/10(Thu) 01時頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時頃


【人】 懐刀 朧

 それにしても、冷えるな。

[少し酒でも分けてもらおうかと、御神酒の樽へ歩み寄り、枡に酒を注いでもらう。
 どこから来たのか、この祭りの謂われは知っているのか……程良く酒の入った者達に、あれこれと話しかけられた。
 しかし、返す言葉は最小限で、自ら話すこともなく、ただゆっくりと、酒を飲む]

(26) 2011/02/10(Thu) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[藤之助が人の里へと下りてから、少し。
 はあ、と息を吐き、
 紙の蝶たちを虚空に融かすと、男は境目へと足を踏み出した。

 それは、傍から見ればそれは躊躇うよう、意を決したようだったかもしれない]

――… ……

[肌を包む空気の質が明らかに変わり、
 寒さに触れたときと同じように、ふるりと身を震わせる。
 はあ、と吐く息は、先ほどとは違う白い色をしていた]

(27) 2011/02/10(Thu) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

3杯ほど飲んだところで、酔いが回ってきた]

 ……いかんな。

[ふらりとその場を離れ、社の軒先へ。
 座り込み、頬杖をついて、また祭りを眺める。

 酒気を帯びた息は、先程よりも更に白い]

(28) 2011/02/10(Thu) 01時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時半頃


【人】 手妻師 華月斎

― 祭り会場 ―

[男は、自らをアヤカシだと意識する様子無く、
 人の間をするりするりと抜けていく。]

ふうん、酒。

[樽から振舞われているのを見、面白そうだと近付こうとするも
 >>28ふらりとした足取りを見つければ、思わずそちらに近寄って。
 白い息を吐き、座り込んだまま頬杖を付く相手に声をかける]

……おい?大丈夫か。

(29) 2011/02/10(Thu) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 石段下 ─

[人の少ない道を通り石段の下まで辿り着くと、またも立ち止まる。
雪で濡れた石段を杖を使って上がるのは、非常に恐ろしい。杖を滑らせて転がり落ちる己の姿が目に浮かんだ。]

お婆様に頼むべきだっただろうか……。

[口に出してから、いやいやと首を振る。これしきの事も出来ないなど、情けないにも程が有る。引き返す選択肢など有り得ない。]

(30) 2011/02/10(Thu) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 01時半頃


【人】 門下生 一平太

[ようやく祭り会場の手前に差し掛かる…と
松葉杖の男が石段のところで立ち往生していた>>30]

もし、どうされましたか?

[元来の人の良さから声をかけずにはいられなかった]

(31) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[暫くこうしていれば、酔いも醒めることだろう。
 そう思っていたところに、不意に声をかけられた>>29

 ……何の用だ?

[声をかけてきた相手に、訝しげな視線を向ける]

(32) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―人里の路―
[後ろから聞こえた華月斎の声に手を上げて答え、ゆっくりとした足取りで人間の行き交う祭り会場の方へ向かう]

ここは流石に、そう変わる物でもないか……。

[随分久しぶりに感じる、そういえば自分はどのぐらい寝ていたのだろう?

思い出そうとして、しかし寝たのもいつだったか覚えていなかったので意味が無い事に気づく。
手にしたキセルを銜えてふらりふらり歩いていると石段の下で立ち往生している青年ともう一人の青年。

アヤカシでは手伝えるはずも無いとその横を通り過ぎようとして、青年から何か3 偶数:懐かしい 奇数:思い出したくない 気配を感じた]

(33) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

[訝しげな視線を受けても>>32、男は気にはしない]

いんや、用って訳じゃ。
具合でも悪いのかって思っただけ。
折角の祭りだってのにぽつーんと独りじゃねえか。
それとも、誰かと待ち合わせでもしてんのか?

[言ってにこりと浮かべる笑みに、悪意は無い]

(34) 2011/02/10(Thu) 02時頃

藤之助は、思わず明之進の顔を眺め何かを思い出そうとしている**

2011/02/10(Thu) 02時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 02時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 02時頃


一平太は、明之進に微笑みかけただろうか

2011/02/10(Thu) 02時頃


【人】 門下生 一平太

[明之進を見つめる藤之助の姿はわかっていたが、

こちらから敢えて声をかけることは*しなかった*]

(35) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧

>>34
 いや。
 ただの酔い醒ましだ。

[馴れ馴れしい奴だ……と思いながら、フンと小さく鼻を鳴らして視線を外し]

 待ち合わせるような相手などいない。

[無愛想に答えたあと、暫し逡巡し]

 ……いや。
 待っているのかもしれん。

[ごく小さな声でボソリと呟き、立ち上がった]

(36) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 落胤 明之進

[声をかけられ>>31、ハッと気付いた様子で顔を向ける。]

あ……いえ。その……。

……この杖と足では、この石段は滑りそうに見えて難儀しておりました。

[言い出しにくそうに、伏せがちな視線を何度か彷徨わせつつ話し。ようやく決断して顔を上げる。]

あの。ご面倒なお願いと承知しておりますが、もし宜しければ肩を…貸して頂けませんか。

[そして、人の良い彼に肩を貸してもらいながら、通り過ぎかけた気配から視線を向けられている事に気付く。>>33]

……。

[足ではなく、顔を見ている…? どこかで会った事のある人だろうか、と考えるが思い出せない。
視線を逸らすと、肩を貸してくれた男に頼み、片側だけ松葉杖をついて石段を上って行く。]

(37) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

ふうん、そうか。
ま、元気ならいい。

[好意的でない相手の行動>>36にも、表情は変わらないまま]

じゃあ静かなのが好きなのか。
悪い、邪魔したな。

[そう言ってくるりと踵を返すが]

……ん? 何か言ったか?

[呟きは内容までは聞き取れず、思わず半身振り返ると
 立ち上がった相手に、首を傾げた]

(38) 2011/02/10(Thu) 02時頃

【人】 懐刀 朧

 ……気のせいだ。

>>38に振り向かぬままで返し、その場を立ち去る。
 まだ酔いはだいぶ残っているが、千鳥足になるほどでもない]

[煩わしさから逃れようとするように、鳥居をくぐり、石段をおりる。
 途中、一平太と明之進とすれ違ったが、特に気にする様子もなく。

 そして、段を下りきったところで立ち止まり]

 ……?

[何かを感じた。
 しかし、それも酔いの所為だろうと片付けて、その場から離れた**]

(39) 2011/02/10(Thu) 02時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 02時半頃


【人】 手妻師 華月斎

……気のせいじゃない、よなあ。
なんだ?あいつ……

[去った相手の背を見送って、不思議そうに首を捻るも]

まあ、いいか。
それより今は、祭を愉しむとするかな。

[考えても仕方がないと結論付けると、大きく伸びをして。
 再び、喧騒の中へと*滑り込む*]

(40) 2011/02/10(Thu) 03時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 03時頃


【人】 落胤 明之進

 有り難うございます。助かりました…とても。
 村にお住まいの方…ですか? 俺は、加賀屋 明之進と申す者です。

[石段の上に辿り着けば、片目を隠した彼に礼を言って話しかけつつ、山の神への供物が置かれている場所まで移動する。]

 これを、供えに来たのです。満足に祭りに参加できる身でもないので、せめて供え物くらいはと。

[背負っていた風呂敷包みを台の上に置き、ほどいて開く。その中にころころと入っていたのは、ちりめんで出来た十二支の動物達。]

 ここの山の神様は、寂しがりと聞いているので。
 ……慰めになると良いのですが。

[簡単な着物を着た動物達は、どれもこれも手の平に乗る程小さい。それらを供えた少年は、もうこれで今日の用は済んだと話す。
さて、すぐに帰るか、もうしばらく祭りの場に居るか。少し迷いながら*風呂敷を畳む。*]

(41) 2011/02/10(Thu) 03時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 03時頃


【人】 浪人 慶三郎

[ゆうらり、と。
 雪纏う瓦屋根のうえ。]
 
 
 ――寒いの。
 
 
[もの憶え悪い老妖は。
 竹の羅宇をくるりと廻し。
 とん、とん、と。指で叩く。
 
 
  ひらり。
   ひらり。
 
 灰の舞うさまは、まるで雪の様に。]

(42) 2011/02/10(Thu) 07時半頃

慶三郎は、風に紛れ、消えた。**

2011/02/10(Thu) 07時半頃


浪人 慶三郎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 07時半頃


【人】 門下生 一平太

[明之進の自己紹介に>>41]

私は柳生一平太と申します。この村に来て3年になりますか。
今は一人孤独な身でございます。
人恋しさについ足がこちらを向いておりました。

[今日の用は済んだという明之進に]

そうですか。では私はここで…
あ、そうだ、帰るなら寺の側に回られると階段が緩やかですよ。
遠回りになるでしょうが、貴殿の足ならそちらからなら一人で降りられるでしょう。

[一緒にいてほしいと言われれば一緒にいるが、
そうでなければ明之進と別れて人の集まる場所へ行くつもり]

(43) 2011/02/10(Thu) 08時頃

【人】 懐刀 朧

―とある宿屋―

[朝食をとっていると、お喋りな女中が、祭りについてあれこれと(聞いてもいないのに)教えてくれた]

「―……でね、お坊様は、その黒衣のアヤカシに……―」

………。

「とにかく、そんな話もあるんでね。お客さまも、夜に独り歩きだけはしない方がいいですよ」

[結局女中は、食事中、ずっとひとりで喋っていた。
 馬鹿馬鹿しい話だ……と、その場では返したが。
 しかし耳だけは、しっかり話に向いていた**]

(44) 2011/02/10(Thu) 08時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 08時頃


【人】 懐刀 朧

─祭りの場へと続く道─

[さくさくと、薄く降り積もった雪を踏み締め、歩く。
 小さな村だと聞いてきた割に、人の姿が見られるのは、やはり祭りの時期だからだろうか]

[そして程なく、昨夜と同じく、石段の下に辿り着く。
 聞こえてくる祭囃子に誘われるように、ゆっくり段を上ってゆけば、境内には、昨夜は殆ど見られなかった、子ども達の姿があるのだろうか]

(45) 2011/02/10(Thu) 11時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―境内―
[明之進が支えられて石段を登る様子を眺めていたが、その顔が誰に似ていたのかはまだ思い出せそうになく見送り。


子供の頃遊び場にしていた大きな木に登り祭りの中動く人を見下ろして過ごすといつの間にか夜が明けていたようだ。

暇を持て余し、次に誰か通るなら話かけてみようかと木から降りて待つ]

(46) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

【人】 懐刀 朧

─境内─

[子どもらが走り回る。
 童歌のような節の合間に、アヤカシ、神隠しなどの言葉が聞こえる]

 根付いているのだな。

[そう呟いて、フッと僅かな笑みを浮かべ、植え込みの傍に置かれていた縁台に腰を下ろす]

(47) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

【人】 丁稚 春松

[ 結局兄は見つからず。
 白み始めた空を見上げて欠伸を一つ。]

……戻らなきゃ。
旦那さんに、叱られてしまう。

[ 遊ぶ子供達の姿を横目にふらふらと神社の脇を抜ける。
 酒屋を追い出されてしまえば、哀れな少年に行く当てなど、ない。]

(48) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[変わらない大樹をぼんやり見上げ、子供たちのはしゃぐ声が境内に響いている]


そりゃあ、もう何代も前から在る事だからね。
……旅の人?

[>>47零れる呟きにそう返すと見知らぬ気配の相手の横へ腰掛ける]

(49) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

【人】 懐刀 朧

 ……な、っ?!

[突如聞こえてきた声、傍らに現れた気配に、驚き、縁台に片手をついた]

 そうだ、が。
 …………。

[一瞬、動きが止まる。
 そして、やや驚いたように、藤之助の顔を見つめ]

 ……この村の者か?

(50) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

【人】 手妻師 華月斎

― アヤカシの里・自宅 ―

[部屋の中には、作りかけの細工と道具たちが散らばる。
 紙に竹に蛸紐に糊の小壷。
 1人気ままな暮らしの中、それを注意するものなど当然なく。
 軽く身なりを整えれば、家を出る。
 ふぁ、と大きな欠伸と共に伸びをした。

 小さな庭には、柘榴の樹。
 其れは時とは関係なく、常に多くの花と幾つかの果実を実らせている。

 熟れた1つに手を伸ばし、割り。
 真赤を頬張りながら歩き出す。

 其の歩みは、無意識のままに人の里へと通じる路へと]

(51) 2011/02/10(Thu) 11時半頃

楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 12時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 12時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[目論見通り>>50驚く様子に塞いでいた気分が晴れるようで笑みを浮かべ]

まあ、そうだね。
こんな時期に、旅ね……。寒いでしょう。

[アヤカシの証である角は髪に隠れて見えない、通り抜けてしまう体に触れさえしなければ人間とは見分けがつかないかもしれない]

(52) 2011/02/10(Thu) 12時頃

【人】 懐刀 朧

>>52
 そうか。
 ……だろうな。

[僅かに落胆の表情をみせるが、続く問いにすぐに表情を戻し]

 この時期だから……この地を訪れたのだ。
 この程度の寒さは気にはならぬ。

[それにしても……と、再度藤之助の顔を見る。
 アヤカシであることには、まだ些かも気付いてはいない]

(53) 2011/02/10(Thu) 12時頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 12時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

……?
それはまるで……

[落胆の表情>>53に首を僅かに傾げ、続く言葉は口にしない。

恐らく望む相手は目の前に居るなんて面白い事、まだ告げるつもりは無い**]

(54) 2011/02/10(Thu) 12時頃

【人】 丁稚 春松

[ 子どものわらい声が満ちる神社において、成人の男性が二人、会話を交わす姿>>52, >>53を少し不思議そうな目で見つめる。
 どちらも、兄ではない。]

……見ない顔だなぁ。
お祭り見物の人かな。

(55) 2011/02/10(Thu) 12時頃

【人】 丁稚 春松

[ 会話の内容までは聞き取れない。
 見知らぬ二人はすぐに思考の外へ消え、春松は家路――『家』ではないが――を急いだ。]

(56) 2011/02/10(Thu) 12時頃

【人】 懐刀 朧

 まるで……何だ?

[眉間に僅かに皺を寄せ、訊ね返すが、どうやら相手は、答えを言う気はなさそうだ]

 ふん。

[不機嫌そうな鼻音をたて、視線を藤之助から外し、祭りの子らへと向ける。
 >>55少年がひとり、こちらを見ているようではあったが、特に気に留めることはない。
 おそらく他の子らの姿も、ただぼんやりと「見ている」だけで、記憶としては殆ど残りはしないだろう]

(57) 2011/02/10(Thu) 12時半頃

【人】 落胤 明之進

― 自宅 ―

[昨夜は一平太と別れた後、簡単にお参りをして寺の側の道から帰った。
祭りで集う人々の様子は実に楽しそうだったが、自分があの輪の中に入る事はこの先も無いだろうと感じた。]

――…初めて近くで見たけれど、皆楽しそうでした。
…いや、俺は…いいんです。こんななりで混ざっては、祭りの雰囲気を悪くするだけでしょう。

でも、神様にお供えする品を一つ一つ作る作業は…それなりに楽しめました。

[昼食を頂いた後、祖母と祭りの話をする。
左足の一部を事故で失い、父親に厄介払いをされこの村に来てから四年目。
家に閉じこもりがちだった孫が積極的な行動を取った事に、祖母は嬉しげな様子。
普段あまり笑わぬ少年も、祖母に少しだけ笑みを向けた。]

(58) 2011/02/10(Thu) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

― 神社 ―

[人の里、下りた神社。
 そこに広がるのは、夜の喧騒とは違う景色]

……寒いな。

[はしゃぐ子どもたちの声を聴きながら、肌寒さに羽織の襟元を僅かに締める。
 どこかと目的があるわけではなく。
 男は歩みを進め、やがて、"山の神"への供物を捧げる場所>>41まで辿り付き。
 ちりめんで出来た十二支を見つければ、興味深げに見つめていた。
 その表情は、とても優しげに]

(59) 2011/02/10(Thu) 13時頃

【人】 落胤 明之進

[膝を擦りながら自室である座敷へと戻り、押し入れの中から桐の箱を取り出すと文机の上に置いた。]

 …………。

[箱から取り出したのは、手紙。その中で一番新しいものを手に取り、既に何度か読んだそれを眺めながら溜め息をつく。]

……兄様は、また風邪など引かれてないだろうか……。

[生まれた家は、問屋も兼ねた大きな呉服屋だった。
明之進は妾の子だったが、四つ上の本妻の子が病弱で、長男に店が継げぬようなら腹違いの弟――つまり自分が跡を継ぐよう言われていた。
当人もそのつもりで、体が弱いばかりに跡を継げぬ兄様は可哀想だと同情すらしていた。けれども。]

……何とも皮肉な話である事。健康なれど、不具の身では店は継げぬ。

[手紙は腹違いの兄からの物で、その内容からは兄が店の跡継ぎとして順調に経験を重ねている事が知れた。]

(60) 2011/02/10(Thu) 13時半頃

【人】 落胤 明之進

[手紙を入れた桐の箱を押し入れに戻そうとして、座敷の隅に落ちている何かに気づく。]

あっ……「巳」が…。

[ちりめんの小さな縫い包みの一つが、ころりと畳の上に落ちていた。数が多いので足りぬ事に気づかなかった。]

……。

[後でまた神社に赴くべきかなと考えながら、足が無いので上手く立たぬ蛇の縫い包みを*そっと撫ぜた。*]

(61) 2011/02/10(Thu) 13時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 13時半頃


【人】 門下生 一平太

― 自宅 ―

[明之進と別れ、そのあたりを歩こうかとも思ったが、
昼間でいいかとすぐに家に帰った]

おやおや、こんな時間

[少し仮眠をとろうと思ったら日が高くなりつつあった。
軽い朝餉を摂り、外へ出る]

さて、もう一度…行ってみますか

[一人でいてもよくないと足は自然に祭りの方向…人のいる方向へ向けていた]

(62) 2011/02/10(Thu) 13時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[そうと伸ばす指先が供物を持ち上げる。
 万が一にでも崩してしまわないように気をつけながら。
 1つずつ。
 男は掌の上に乗せ、まじまじと見詰める。

 子、丑、虎……

 それらを見れば、自然と十二支である事に気付くが]

……巳。
1つだけ、足りない……?

[それが、とても残念で。男は眉を顰める。
 11の動物を順に並べる。
 辰と午の間には、1つ分の場所が開いたまま]

(63) 2011/02/10(Thu) 14時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 14時頃


【人】 懐刀 朧

[何をするでもなく、縁台に腰掛けたままただぼんやりと時を過ごす。
 昼餉は、振る舞われていた質素な巻き寿司とと粕汁で簡単に済ませた]

 ……香か何かか?

[気になっていたことをひとつ、隣に座る青年に訊ねてみた。
 口調はけして明るい色のものではないが、少なくとも、その匂いを嫌悪しているわけではないということくらいは伝わるだろうか。

 ふぅわりと、仄かに薫る藤の香。
 それは昨夜の帰り道、石段を下りたところで、僅かに感じたものと同じ気がした**]

(64) 2011/02/10(Thu) 14時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 14時頃


【人】 門下生 一平太

― 祭り会場 ―

[祭りの会場に来たものの特にすることもなく、
そのあたりをうろつく。]

確かこの祭りは…

[アヤカシと遭遇するということだが、
一平太に見分ける能力があるわけもなし、
いつしか建物の壁に寄りかかり人の往来をぼんやりと眺めていた]

(65) 2011/02/10(Thu) 14時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 14時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[開いた場所に、男は、自作の蝶を一羽置こうかとして、留まる。
 ここに"収まるべきもの"の場所をとってはいけない。
 けれど、開いた場所にはすっきりしない、そんな表情で。
 供物が置かれた場所に背を向けた]

……明日も見てみるか。

[期待を呟き、がり、と頭を掻く]

(66) 2011/02/10(Thu) 14時半頃

【人】 手妻師 華月斎

― 祭り会場 ―

[人の往来に混じるのを好むのは、男のどれくらいかが人であるからか。
 ぶつかりそうになるのは、軽い足取りで避けるために正体を気づかれる事ないままに。
 ぼんやりと眺める姿を見つければ>>65、思わず意識がそちらへと向かう]

……なんだろうなあ。
折角の祭だってのに、楽しそうじゃない奴が多い。

[少なくとも、男にはそう見えて。
 昨晩出会ったヒトを思い出す。
 そしてそんな相手をどうしても気にしてしまう自分の性格に苦笑を浮かべて。
 つい、と足を向け近付いていく]

(67) 2011/02/10(Thu) 14時半頃

【人】 門下生 一平太

[知り合いから話しかけられた]

『そんなところで一人だとアヤカシに連れていかれるよ』

[半ば揶揄するように…一平太は笑い答える]

それも…悪くないかも知れませんよ?

[人懐っこい笑顔のまま、でもどこかに寂しさを滲ませて]

『馬鹿な事を言うなよ、せいぜい気をつけな』

[知り合いは肩をすくめて一平太から離れた。]

(68) 2011/02/10(Thu) 15時頃

【人】 門下生 一平太

[ここの神は寂しがり屋…
昨日出会った明之進の言葉が心に残っていた]

(私も同じだ)

[一人身になり、他に身寄りがない一平太もまた…
ならば寂しい物同士仲良くしようじゃないか。
そんな気分で往来を眺めていた。

誰が人間で…

誰が…アヤカシか…**]

(69) 2011/02/10(Thu) 15時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 15時半頃


【人】 手妻師 華月斎

― 祭り会場 ―

[笑みを浮かべ会話する>>68横顔を見、やれやれと人の中に戻ろうとするが]

――…

[聞こえてきた内容が意識を奪う。
 笑みに滲んだ寂しさに、刹那、僅か睨むような目付きになる。
 けれど其れをすぐに笑みの奥へと押しやって]

……悪くない。本気でそう、思うのか?

[知り合いと別れ、1人きりで往来を眺める、長い前髪のかかる左側。
 気配を消すなどということはせずに近付く。
 問いかけた声は、冗談でも言うように明るい]

(70) 2011/02/10(Thu) 16時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 16時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 16時半頃


【人】 門下生 一平太

[知り合いと別れたあと、不意に声をかけられた>>70]

え?…あぁさっきの話ですか。
まぁ…そうですね。八割方…本気…かな。

[柔らかい笑みで答える]

馬鹿なこと…あなたもそう思いますか?

農閑期のこの時期、人と会うこともなくなると
天涯孤独の身としては人恋しくもなりますよ。
人でもアヤカシでもいいから話がしたい…とね。

[先ほどと同じ…寂しさを滲ませた笑顔を見せる]

すみませんね、見ず知らずの方にこんな話を…

[バツの悪そうな…はにかんだような微笑みに*変わった*]

(71) 2011/02/10(Thu) 17時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 17時頃


【人】 手妻師 華月斎

八割……ね。

[柔らかい笑みは、男に言葉を嘘だと感じさせないものがあった。
 ふうん、と相槌を打つ]

いいや。莫迦だとは思わないさ。 ――…

[それは本心。
 ただ、何故そう考えたのか、寂しそうな笑みを理由を知りたくて、問いかけた。
 だから、だろうか。
 続く言葉に、先ほどと同じ貌に、言葉が詰まり]

(72) 2011/02/10(Thu) 20時頃

【人】 手妻師 華月斎

……話がしたいなら、俺が相手をしようか。
見ず知らず、なんて気にするな。
どうせ暇だ。

["アヤカシでもいい"には、冗談だのと笑うような反応はしない。
 其れを誤魔化すように、ほんの少し俯きながらも、
 口調は明るく]

俺の名前は、華月斎……まあ、好きに呼んでくれていい。

[自分の名前を告げると、顔を上げ彼を見つめる。
 表情は、穏やかに優しい笑み。
 つ、と移動すると、眸の見える彼の右側、建物の壁に、同じように背を預けた]

(73) 2011/02/10(Thu) 20時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 20時頃


【人】 手妻師 華月斎

[拒否されなければ、いろいろな事を話しただろう。

 この祭の様子に、
 恐らく村人誰もが知るような、有名ないくつかのアヤカシの伝承に。]

[自身について問われれば、
 和細工が趣味だと、
 同じく天涯孤独だと、それは物心付いたころにはすでにだったと語る。
 話の内容から違和感を感じるかもしれないが、決して"自分がアヤカシである"と名乗ることはしない]


[陽が傾く頃になれば]

もしも1人でいたならば――…
連れて行かれてしまうかもしれないな?

[短い暮れ時の朱色の中、
 悪戯でも思いついたような口調で、笑った]

(74) 2011/02/10(Thu) 20時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 20時半頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

――人里――

[人の住まう場に出てくるのは久しい。

 祭の間はアヤカシの姿も人には見えると謂う。
 里近くを流れる冷たく澄んだ川面を、
 顔を映すように覗き込む。]

 祭はもう始まるか。
 川に映るのなら、人の目にも映ろうか。

 この姿――。

[川面にゆらりと揺れる姿を見れば、
 幾星霜を経ても変わらぬ姿にぽつり呟いて。]

(75) 2011/02/10(Thu) 21時頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 21時頃


丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 21時頃


【人】 丁稚 春松

― 酒屋 ―

お使い、僕が、ですか?

[ 主人の顔をまじまじと見て春松は思わずぽかんと口を開けた。
信用していると言われれば、頬に赤みが刺す。]

はっはい!
いってきます!

[ 春松は、酒樽をかつぐと、慎重に祭会場に向かった。
小柄な体はふらつくが、絶対に落とすまい、と歯を食いしばる。]

(76) 2011/02/10(Thu) 21時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[川縁に積もる雪に反射するように
 祭に浮かれる子供の声が遠くから聞こえる。]

 行って見ようか、
 あの中に混じって。

[子供達の向かう方向。
 遠くに見えるは祭の会場となる場。]

(77) 2011/02/10(Thu) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[どれほど話していたか、しかし遅くとも辺りが暗くなる頃には別れるつもりで]

[日没直後、誰そ彼(たそかれ)時。
 薄い紙越し、提灯の明りに彩られはじめる境内、
 聴こえる囃子に耳を傾ける*]

(78) 2011/02/10(Thu) 21時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 21時半頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

――石段――

[石段を目指し駆ける子供達に違和感無く紛れ、
 祭の場へと続く石段の下へと辿りつく。]

 ああ、すこし離れた里から来たよ。
 
[紛れる子供の一人が掛けた言葉に
 笑みつつ答え。]

(79) 2011/02/10(Thu) 22時頃

【人】 丁稚 春松

― 祭会場 ―

はい、毎度ありがとうございます。
……って、多いですよ?
そんな!頂けませ……

[ 酒樽を届けて代金を受け取る。掌に落ちた銭は少しばかり多く、返そうとした手を握られる。
 得意先は、春松の境遇を知っていた。]

僕、は。
……いいんです、仕事、ですから……。

[ 憐れむ瞳を見たくなくて、下を向く。小声は、本音を如実に表していた。

――あそびたい

 握り締めた硬貨が湿り気を帯びる。]

……ありがとう、ございます……。

(80) 2011/02/10(Thu) 22時頃

【人】 丁稚 春松


[ 結局、受け取った。
 振り返ると。
 憐れみではなく、純粋に子どもを見守る暖かい笑顔。
 卑屈な自分を恥じて、春松は今度こそ年相応な笑みで礼を告げた。]

(81) 2011/02/10(Thu) 22時頃

【人】 丁稚 春松

どこに行こう……。
もう、どう遊んでたか、忘れちゃったな。

[ きょろきょろと見回す。
 石段の下には、子どもたちの集団が見えた。>>79]

ま、混ぜて、って。
言っていいかな……。

[ 緊張で、心臓の音が煩い。]

(82) 2011/02/10(Thu) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

[華月斎と名乗る男は一平太の話を真面目に受け止めてくれた
…そして、様々な話をしてくれた>>72>>73>>74]

あなたも天涯孤独…

[それでも気にする風もなく、アヤカシの話や、
自分の境遇を話してくれる。
一平太は同じ境遇ということもあり、親近感を覚えた]

(83) 2011/02/10(Thu) 22時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[石段を駆け上り祭会場に。
 
 神隠しの噂ある祭の会場というのに。
 子供達はかまう事無く遊びに興じている。]

 オレも混ぜて貰っているんだ。
 キミも混ざって遊ぶといい。

 隠れんぼを今からするところだよ。

[>>82混ぜてとの声に振り向けば、
 近くにいた子供達にも声をかける。

 屈託の無い笑みを少年へと向けて。]

(84) 2011/02/10(Thu) 22時半頃

【人】 丁稚 春松

[受け入れてくれる笑みに、取り次いでくれる声に、春松の顔が晴れる。]

う、うん……!
ありがとう!

[ かくれんぼ。
 兄と何度もやったけれど、春松はいつも兄の居場所を見つけられなかった――……。

 子どもたちの幾人かは見知っていたけれど、声の主には心当たりはなくて。
 「混ぜて貰ってる」という事だから、この村の子ではないのだろうと思う。]

じゃ、じゃんけん、する……?
えと……

[ 知らない子だから、名前を呼べない。]

あの、僕、春松……きみ、は?

(85) 2011/02/10(Thu) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

[陽が傾く頃
『連れていかれるかもな』という言葉に>>74]

一人にならずに済むならば…そのほうがいいやもしれません。

[半ば本気で呟いた。その顔からは一瞬ではあったが笑顔が消えていた。
その呟きは華月斎に聞こえただろうか…]

まぁ…そうそうアヤカシに会う機会もありますまいて

[目の前で話す相手がアヤカシであるとは露知らず、
笑って答えた]

(86) 2011/02/10(Thu) 23時頃

【人】 門下生 一平太

[華月斎と共に囃子に耳を傾けていたが]

そういえば、華月斎殿はここらでは見かけない顔ですね。
祭りのためにこちらに?

[華月斎が遠方からで宿がないと言えば
自宅を提供する心算で尋ねた]

(87) 2011/02/10(Thu) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 23時頃


【人】 落胤 明之進

─ 神社への道 ─

[夜の方が、あまり人目につかなくて良い。そう思ってこの時間に出て来たものの、少々遅すぎた気もする。]

……まあ、すぐ戻れば良いか。

[家に閉じこもりがちではあるが、神隠しの話は祖母から聞いてある程度知っている。
夜に一人出歩けば連れて行かれる…だっただろうか。だがその「夜」とは、いわゆる「丑三つ時」の事だろうと明之進は解釈していた為あまり危機感が無い。
寺の方へと回り道をして、比較的ゆるやかな石段を上がり。
「コツ、コツ」と松葉杖の先が石に当たる音と、草鞋を履いた右足が「たす、たす」と軽く着地する音を交互に鳴らしながら境内へと。]

(88) 2011/02/10(Thu) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[一人の少年>>55がこちらを見ているような気がしたが直ぐにいなくなってしまった。
他の子供達はまだ遊んでいる、それはとても楽しそうで――]

いえ、貴方にとって良い祭りになる事を願っています。

[答えをはぐらかしたら不機嫌になってしまったのだろうか?面白い反応だと思いつつ笑顔を浮かべ縁台から立ち上がる]


嗚呼、コレですね。無いと落ち着かないもので。

[手にしたままのキセルを見せると口に銜えてひと吹かししてみせる、とたんに辺りは藤の香りがふわりと広がった]

(89) 2011/02/10(Thu) 23時頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 遊ぶ仲間は多い方が楽しいんだ。
 礼はいらないよ。

[ふと、口ごもるのに不思議そうな顔をするけど、
 名を名乗り、名を尋ねる声に合点が行く。]

 オレは勝丸。

[周囲の幾人かの子供の反応を見て。]

 オレは、この里には住んでいないんだ。

 祭を見に遊びに来たんだ。
 祭の間はちょくちょく遊びに来るから、よろしくな。
 
[人と遊ぶのは久しい。
 逸るようにじゃんけんをしようと手を振り上げ。]

(90) 2011/02/10(Thu) 23時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 23時頃


【人】 懐刀 朧

>>89の香に、眉が僅かに動く]

 煙草、とは違うのか。
 ……嫌いな匂いではない。

[表情は、殆ど変わってはいないが。
 それでも、もしかしたら、先程より幾分穏やかなものになっているかもしれない]

(91) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[対話の中、警戒されない様子に男の話は淀むことなく続いただろう。
 男の言葉を受けた呟き>>86は祭の喧騒に聞き取れず、
 けれどその表情は話の合間に見ていたものとは全く別の印象を与える。
 しかしそれは、見間違いかと思う一瞬で]

――… そう、だなあ。
まさか、一平太がアヤカシでもないだろうしな?

[知ったばかりの名を呼ぶ。
 逢う機会が無い、と言われれば、笑って逆に問いかけた]

(92) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[鳥居の前で軽く一礼してから、参道の端をコツ、コツ、と進んで供物台のある場所まで来た。]

 あ…整列してる……。

[一瞬、ちりめんで出来た動物達が自ら動いて並ぶ光景を想像して笑みを浮かべた。
けれど、「辰」と「午」の間に空間を見つけると眉尻を下げて。]

 どなたかが気付かれたのか……。恥ずかしいな。

[脇で松葉杖を固定しつつ袂から「巳」のちりめん人形を取り出し、待たれていた場所にそっと置く。赤い着物を羽織った、丸っこい白蛇だ。しかし……。]

 ん……何度見ても、やはり「巳」が一番着物が似合わぬ気がする。
 手も、足も無いゆえ…か?

[何となく呟いた。]

(93) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/10(Thu) 23時半頃


【人】 丁稚 春松

勝丸くん。
わざわざ、このお祭りを、見に?

[ふぅん、と不思議そうに顔を見る。
年恰好は自分とそう変わらないように見える。]

一人でいると、アヤカシに、攫われちゃうって噂があるんだ。
きみも、気を付けてね。

[周りの子どもが複雑そうな視線をかける。苦笑して、その空気を断ち切るように、大きく拳を振った。]

じゃーんけーん、ぽいっ!

[ 差し出した拳は、4
1,2グー 3,4チョキ 5,6パー]

(94) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ああ、祭のために"別の"里から、な。
祭が終わるまでは"こちら"にいるつもりだ。

[>>87返した答えには嘘1つ混じらない。
 その時に寝泊りの場所を尋ねられれば]

……そうさな、その辺で野宿でも。
なに、風邪は引かない性質なんだ。

[と、からりと笑う]

(95) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 オレの住んでいたトコはそういうの無いんだ。
 此処より山深い場所だからな。

[何処の里とは名のならないものの。

 此処より離れた小さな苔生した祠を想い。
 春松の噂と気を付けての言葉には目を細めて笑う。]

 大丈夫さ。
 春松の方こそ、気をつけろよ。

 負けたら鬼だからな――、
 じゃーんけーん、ぽい!

[じゃんけんの声に、2を出した。] 

(96) 2011/02/10(Thu) 23時半頃

【人】 丁稚 春松

あっ!

[ 祭りがない地域があるかどうかも知らない少年は、勝丸の答えに「ふぅん」と相槌を打ち。
 差し出された拳を見ると、思わず大声を出した。]

……負けちゃった。

(97) 2011/02/11(Fri) 00時頃

【人】 門下生 一平太

[華月斎の言葉は>>92冗談と流せたが
野宿の言葉には流石に驚く]

野宿などされたらそれこそアヤカシに連れて行かれます。
男一人の家ですし、寒さを凌ぐ程度にしかなりませんが、
気が向いたら寄ってくださっていいですよ。
ここから三町ほどのポツンと離れた農家が私の家ですから。

[もっとも、祭りの時期ゆえ寺でも訪問者を泊めるくらいはしているだろうから、野宿という言葉をまともに聞いてはいなかったが]

(98) 2011/02/11(Fri) 00時頃

【人】 丁稚 春松

鬼、かあ。

[ 春松の方こそ、には、ゆるく笑む。
 連れて行ってくれるなら。
 また、兄に会えるかもしれないから。
 頭を振って、しゃがみ込む]

いーち、にーい、、、

(99) 2011/02/11(Fri) 00時頃

【人】 門下生 一平太

[華月斎と話をしていると、境内に向かう明之進>>88をみつけた]

あれは…明之進殿…お供えは終わったと言っていたが…

[なんとなく呟いた]

(100) 2011/02/11(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

[>>98 驚きを見れば、楽しそうに笑って。
 いざとなれば野外で夜を明かすことは、男にとって何でもない事だったけれど]

……ああ、気が向いたら。
寒いのは事実だしなあ。

[善意の申し出に、俺が悪人だったらどうするんだ、そんな問いかけは出る前に引っ込めた。
 事実は、「俺は一平太に危害を加えるつもり無く」「悪人ではなくアヤカシだ」というだけ。
 無駄な文句だと思った]

(101) 2011/02/11(Fri) 00時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 00時頃


【人】 手妻師 華月斎

[>>100 一平太の呟きを聞けば、視線を同じ方向へと向ける。
 松葉杖、その足元に気付いても、表情に大きな変化は無く穏やかなまま]

知り合いか?
……ん、お供え……?

[思い浮かぶのは、供えられた欠けた十二支の姿]

(102) 2011/02/11(Fri) 00時頃

【人】 門下生 一平太

[お供えに反応した華月斎>>102に]

えぇ、昨日動物の人形をお供えしに来てたんです。
『ここの神様は寂しがり屋だから』って。
まあ…その時初めて知り合ったんですがね。

[昨日の出来事を話して聞かせた]

(103) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 じゃあ、最初は春松な。
 数、ゆっくり数えてな。

[笑いつつ声を出し。

 久しく訪れた場所だけど昔ながらの記憶を頼りに。
 祭の会場を駆け、隠れて。]

 ぼぉっとしてると見つからないぞ。

[アヤカシの噂に応じた言葉に、
 春松が内心思う事は今は見ぬけど。]

(104) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[やや暫くの間、縁台に腰掛けたままただ辺りを見るとも無しに見ていたが、日が陰れば、冷え込みは些か厳しいものになってきて。
 篝火にあたり手を温めようかと立ち上がる]

[燃え盛る炎。
 暖められた空気が、揺らめく]

 ……。

「おいちょっとアンタ! 危ないよ!」

 ……っ。
 すまない……。

[無意識のうちに、その揺らめきに手を伸ばしていた。
 幸いすぐに引いた為、大事には至らなかったが、その指先には僅かに痛みが奔った]

(105) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[嫌いではない、と言われると>>91懐を探りまだ焚いていない香を見せた]

煙草は苦手でね、でもこれだけは好きでいつも持ち歩いているんだ。


[青年がどこかへ向かうなら付いてゆくともなしにぶらぶらと境内を歩く、日が暮れても人はそれなりに歩いているようだ]

(106) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[十二支を揃えた後、杖と右足を交互に動かして移動する。
ふと立ち止まり祭りの風景をぼんやりと眺めていたが、視界の隅に一平太の姿を見つけると軽く会釈した。>>103]

(107) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 丁稚 春松

……ろーく、しーち、はーち、

[ 言われた通り、ゆっくり数えていく。
 子ども達が、傍を離れていく気配を感じる。]

きゅーう、じゅーーーーう!

[ 最後の一つを数える頃には、純粋に子どもの気持ちに戻っていた。]

(108) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 丁稚 春松

   もおーいーかあーい?

[ 精一杯、大きな声を張り上げる。]

(109) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

へえ……

[一平太の話>>103を聞けば、明之進へと向かう視線に興味が混じる]

[同じ路を戻ってきた様子の会釈>>107、もしも男とも視線が合えば、にこりと笑って、さほど遠く離れない距離を手招く]

(110) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[懐紙で僅かばかり雪を包み、指先を冷やす]

 何をしているのだ、私は。

[溜息をついて、歩き出そうとしたところで、また先程の藤の香>>106がした気がして振り返る]

 ……何か?

[別に、ついてきたわけでもなかろうとは思ったが。
 それでも、気にはかかった]

(111) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[春松がゆっくりと数え始めた声に
 子供達は境内に散ってゆく。

 最後の数を聞いたのは枝葉の立派な木の枝の上。]

 もう、いいーぞ。

[精一杯張り上げた声にそう応じる。]

(112) 2011/02/11(Fri) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

え……。

[>>110 一平太の隣の男が手招きしている。少し辺りを見回してみるが、やはり手招かれているのは自分のようだ。]

……。

[何の用かは解らないが、杖を動かし二人の居る所まで歩いて来ると、挨拶を。]

どうも…今晩は。

[二人の顔を交互に見ながら、また軽く頭を下げた。]

(113) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 丁稚 春松

よし!

[ やおら立ち上がると、寝不足の視界がぐらりと揺れて一瞬たたらを踏む。
立ち眩みの白が去った後、春松は境内を探し始めた。
鳥居の陰、賽銭箱の裏、縁側の下……

子どもの「探す場所」は、いつだって自分の目線より下。

――いない。

その内不安になって来る。兄のように、消えてしまったのではないかと。]

(114) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 門下生 一平太

[こちらに来た明之進>>113に]

またお会いするとは奇遇ですね。
そうだ、お腹空いてませんか?
屋台で何か温かいものでも買ってきますよ?

[二人に問いかける]

(115) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

ああ、今晩は。

[素直に来てくれた相手に笑みを向ける]

……ちりめんの十二支、あれは、
……明之進、が供えたものなのか?

[問いかけ、じ、と男より低い位置の眸を見つめて。]

とても、気に入った。
細やかなところまで、丁寧に造りこまれていて。
一体、足りなかったのがとても残念だった。

(116) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 丁稚 春松

勝丸くん……?

勝丸くん!!

[ 知り合ったばかりとはいえ、誰かが消えるのはもう見たくない。 他の子どもの名前も呼ぶ。
みんなみんな、連れて行かれたのだろうか。

また、春松だけ、残されたのだろうか。]

(117) 2011/02/11(Fri) 01時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

[境内を探す春松の姿を――。
 目線よりも下を探す姿を枝の上から見詰める。

 そのうちに不安を滲ませたような、
 ”いない”の声が耳に届いた。]

 ――…

[それでも暫くは、息を潜めて見守って。]

(118) 2011/02/11(Fri) 01時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[子供達がかくれんぼをしているようだ、元気のいい声が響き渡っている]

いや、先ほどの話。この時期のこの場所で何故探しているのやらと思って。

[視線は屋台の方に向けたまま話を蒸し返す。
僅か前にあった出来事に笑いかけるも見て見ぬ振りをしておく]

(119) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 こっち、だ。
 こっち――。

[名を連呼する声。

 枝の上から不安そうな声を聞き。
 するりと幹を伝い降りる。]

 大丈夫、居なくならないよ。
 春松は心配症だな。

 ほら、みんなもそこに、あそこに隠れてる。

[指差せば
 其処には先程、春松が名を呼んだ子供が顔を出した。]

(120) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 アヤカシに皆が連れてかれたと思ったか?

[まじまじと春松をみて。]

(121) 2011/02/11(Fri) 01時頃

【人】 丁稚 春松

[ 日が暮れて。
子ども達は帰ってしまったのかもしれない。
きっと、きっと、勝丸も。]

勝丸くん……。

[ それでも、名を呼び姿を探す。
祠の裏、石段の下、茂み……]

(122) 2011/02/11(Fri) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時半頃


【人】 丁稚 春松

あ!

[ 下りてくる姿>>120を見つけて、安堵の溜息を吐く。]

よ、かったぁ……。
みんな、も……。

[ 鼻をぐず、と鳴らす。
 覗き込む勝丸と目が合った。]

(123) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

ええ、そうですね。村の者同士ではありますけど、祭りで人も多い時期なのに。

[ちらりと、人が多く居る屋台の方を見たが、一平太の申し出には少し驚いて伏せがちな目を瞬かせた。]

いえ、俺は大丈夫です。それに財布を家に置いて来ているので……。

[少し首を横に振る。供物を置いたらすぐに帰るつもりでいたから持ち合わせが無い。]

(124) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

 アヤカシ……。
 はたして、本当に現れるものなのかと。

>>119に、ぼそりとそれだけ答えると、同じ方へ視線を向ける。
 そこに屋台を見つければ、ふと空腹を思い出し]

 失礼。

[一応、断りを入れてから、屋台に向かい歩き出した]

[途中、かくれんぼをしている子らの姿を見つければ、僅かに眉をひそめるかもしれない]

(125) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 01時半頃


【人】 丁稚 春松

僕のにいさん、一昨年、突然いなくなったんだ。
ちょうどこの時期だったから、アヤカシに連れて行かれたんだって、みんな言ってて。

[ ツンとする鼻の痛みを取るように、右手の甲を鼻に押し当てる。]

だから、また、置いていかれたんじゃないかと思って。
良かった。
ほんとに、良かった。

(126) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

いや、俺は――…いい。

[>>115屋台へ向かうとの声に、遠慮がちな返事をした。
 その理由をはっきりと告げることは無く]

(127) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 門下生 一平太

[二人とも腹は減ってないと言う>>124>>127]

そうですか、空腹なのは私だけですかね。
ではすみませんが、屋台に行ってきますので

[そう言うと二人から離れ、屋台に向かった]

(128) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

[>>116 笑みを向けられると、知らぬ相手に対しぎこちなく笑い。]

え…。
あ。あれをご覧になったのですか。

[呼ばれた意味も解り、こくりと頷いた。]

……有り難う、ございます。そう言って頂けるのは嬉しいです…。

あ、あれは……。
その、うっかり包み忘れていたのです。先程、供え直しに参りました。

[褒められてはにかむような笑顔を見せていたが、一体足りなかった話をされれば少しうつむいて答える。]

……あ。
と、言う事は。貴方様が、並べて下さったのですか?

[そして、ようやくそれに思い至ると顔を上げた。]

(129) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[ぐず、と鼻を鳴らす様子に。
 大丈夫かとさらに顔を覗きこむ。]

 そうか――。
 兄さんが居なくなったのか。

 此処はそういう噂があるからな。

[周囲の子供は――。
 春松の言葉を補強するようにアヤカシがね、と語る。]

 置いてかれるのは、寂しいものな。
 一人でいるのはな――。

[掠れ始めた遠くの雪に覆われた山々を、
 己が居ついていた場所を見るように。]

(130) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 丁稚 春松

うん。
ずっと、寂しいんだ。
毎日、働いてても、旦那さんやおかみさんに、やさしくしてもらっても。
もう、誰かが消えるのは、嫌なんだ。

[ 近づいてきた存在に、縋るように両手を伸ばした。
 抱き締めて、ここにいる、と確かめたくて。

 けれど、虚空を滑る手。
 真の意味を知らぬ春松は、勝丸が避けたのだと解釈し、顔を強張らせた。]

 あっ……、 ごめ  ん、

(131) 2011/02/11(Fri) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[ぎこちない笑みを気にしない。
 見たのかと問われ>>129、ああ、と大きく頷く。
 はにかむ笑顔を微笑ましく見つめ。
 明之進が俯く理由には気付く事は無く、首を傾げた。
 次に顔を上げた際の言葉に、]

ああ、俺だ。
一箇所に集まるように置かれているのは勿体無くてな。
一つ一つ見ていたから、自然と並んだ。

そうか、巳も揃ったか……

[笑みを浮かべたまま、顔を供物のある方向へと向け。
 見に行きたいな、と呟いた]

(132) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 門下生 一平太

[屋台で腹を満たし、ついでに体を温めようと振舞われていた甘酒を飲んだ]

あったまるなぁ〜

[しかし、酒にからきし弱い一平太は、
甘酒ですら酔いが回る事を忘れていた。
そのため、明之進や華月斎たちのいる方向とは逆の方向へ
フラフラと歩いていった]

(133) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

願えばいい、その為の祭りだから。
俺も一人知っている、望んでアヤカシに連れて行かれた男の話をね。

[屋台へ向かう相手の背中>>125にそう声をかける。

人の多い屋台前には向かわないほうが良いだろう、起きてから何も食べていなかったとしても今すぐ食べずとも我慢はできる体だ。

アヤカシ、人間でないのは便利なのかそうでないのか…………]

(134) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 すまん――。

 あまり触れるのに慣れて居ないんだ。
 オレ、山奥の里にずっといたから。

[顔を強張らせるのに、

 アヤカシゆえ――。
 人とは現では触れえぬ存在と説明もできず。
 下手な言葉で誤魔化して。]

 もう、こんなに暗く。
 春松も帰る刻だろ。

[周囲の子供も三々五々と帰り始めている。]

 そうだ。
 今度は、オレが鬼をしてやるから。

[夜の幄が降り始めた境内から駆けていった**]

(135) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 懐刀 朧

 望んで……?

>>134の言葉に、屋台へ向きかけていた足を止め、振り返る]

 それは、少し詳しく聞きたい。
 よければ、少し聞かせてはもらえないか。

 蕎麦と酒くらいなら、奢ろう。

[もし彼が屋台へ向かう事を厭うようであれば、暫し待っていて欲しいと請い、2人分を買い求めてこようか]

(136) 2011/02/11(Fri) 02時頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 02時頃


【人】 落胤 明之進

[>>128 屋台へと向かう一平太の背中を見送ってから、背の高い相手と話を続ける。]

…そうだったのですか。
昨夜と違って並んでいたので、何故か人形がひとりでに動いたかのような錯覚をしました。
そのような事、あるはずがないのですが。

[そう言って、くすりと笑う。見に行きたいという言葉を聞けば頷いて。供物台の方へと歩を進めよう。]

(137) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 丁稚 春松

あ、ああ、そうだよね。
ごめんね、馴れ馴れしくて。

[ 慌てて距離を取る。
 解散を促されれば、こくりと首を縦に振り。]

僕は、普段は仕事があるから。
でも、許して貰えたら来るから、また遊んでね。
約束だよ!

[ 駆けていく姿を見送ると、自らも店へと足を進めた。
 今日貰った駄賃は、また明日にでも使おう。**]

(138) 2011/02/11(Fri) 02時頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 02時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[目の前の男こそ、望んでアヤカシに転じた結果だと思えばくふりと笑い声を漏らし]

聞かせるのは良いが、俺は食べ物はいい。
俺の話が、貴方の望む話なら良いがね。

[そのアヤカシ故に、奢られても蕎麦は食べられないのだろう。
早々に正体が知れるのは、さして問題ではないが面白くはないと考えながら屋台で買い物する様を眺めている]


――そのアヤカシが望む姿だといいね。

(139) 2011/02/11(Fri) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

[一平太が屋台へと向かう様子>>128に、またなと声をかける]

人形が、ひとりでに……?
だったら面白いのだがな。

[明之進がもしもアヤカシだったならばそれも出来たかもしれないと。
 思いながらの言葉は、ありえない冗談だと笑うものではない]

[共に進める歩、幾分か明之進のほうが遅いだろうか、それに合わせる。
 供物の台に並んだ12の干支を見つければ、歩み寄り]

……ああ、揃っている。
巳も、綺麗だ。

[指先でそうと持ち上げ、掌に乗せる。
 顔の前まで持ってきて、見詰める視線は柔らかい]

(140) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

>>139
 ───そうか?

[ならば無理強いするのも悪かろうと、1人分の蕎麦だけ買い求め、酒は一応2人分持ち、戻る]

 そうだな。
 望むような話であれば幸いだが。

[空いている縁台を探し、腰掛け、傍らに蕎麦と酒を置き]

 そういえば……。
 アヤカシというものは、どのような姿をしているのだろうな。

(141) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

【人】 落胤 明之進

[男が掌に人形を乗せて見詰める視線に優しげなものを感じつつ、しばらくその様子を見ていた。
やがて横からそっと声をかける。]

人形が…お好きなので?

[まさか当の“山の神”の一人だとは夢にも思わず。]

(142) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

【人】 門下生 一平太

[いくら酒に弱いとはいえ、甘酒でそう長い時間酔っているわけもなく]

おやおや、二人とはぐれてしまいましたか。

[まさか甘酒に酔っていたというのもバツが悪い。
二人を探すのはやめて再び人の往来を眺めることに]

たまには、夜明かしでここにいるのも悪くない

[そう呟くと篝火のあるところへ行き、暖を*とることにした*]

(143) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

この辺りの人間なら、知っている人も多いと思う話かもしれないけれど。

[そう前置きをして縁台の隣に座ると長いキセルを手の中で遊ばせながら話をはじめる]

アヤカシの姿、ね。
話を総括すると「人間と見分けがつかない」そうだよ。
普通にしているとわからないから”気をつける”ように言われるんじゃないだろうか。

(144) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[そっと横からの声に、巳をそっと、元の位置へと戻す]

人形自体を特別に好きだというわけでもないが……
この12体は、気に入っている。とても。

[その理由は、単なる好みだと男は思っているが。
 もしかしたら、作られた目的をアヤカシである部分が感じているためかもしれない。
 作ってくれた、供えてくれた人間に向き直り、嬉しそうに笑った]

……明之進、ありがとう。

(145) 2011/02/11(Fri) 02時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 02時半頃


【人】 懐刀 朧

[ゆっくりと酒を傾けながら、話を聞く]

 見分けがつかない、か。
 ならば、もしかすると、あの中に……。

[まさか隣にいる青年がそうだとは気付かず、人混みへと視線を向け]

 あの中に、いるのかもしれんのか。

(146) 2011/02/11(Fri) 03時頃

【人】 落胤 明之進

そうなのですか…。

[気に入ってると言われる事は嬉しいが、何故礼を言われるのだろう…と少し不思議に思う。
けれど、それ以上深くは考えず。]

そんなに気に入って頂けているご様子を見ていると、この山の神様にも喜んで頂けそうな気がします…。

[そう言って微笑み。
もう少し話を続けたかもしれないが、やがて少年は「遅くなり過ぎると、お婆様が心配するので」と*家路につくだろう。*]

(147) 2011/02/11(Fri) 03時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 03時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

そうだね、もしかしたら近くにいるかもしれない。
アヤカシは人間を攫うために祭りに来ている筈だから。

[この青年は何故アヤカシに興味を示すのだろう?
答え次第では正体を明かすのも悪くないと思うのはかつての自分に重ねて見ているからなのか]

結果がどうであろうとアヤカシになりたいと思いますか?


[緩く微笑みを浮かべたまま、意味ありげな問いかけをして返事を待つ**]

(148) 2011/02/11(Fri) 03時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 03時頃


【人】 手妻師 華月斎

山の神様、ね……
ああ、喜ぶはずだ。

[明之進の言葉に頷く。
 少なくとも、男は喜んでいるのだから間違いは無い。
 もしも、男自身がそれだと言えば、彼は驚くだろうか、それとも。
 そんな思考を軽く笑って掻き消した]

[少しの立ち話、その時に男は名乗っただろう。
 遅くなりすぎないようにと帰る明之進を、石段の下まで見送って。
 さて、自分はどうしようかと、祭の灯を*見上げた*]

(149) 2011/02/11(Fri) 03時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 03時頃


【人】 懐刀 朧

 攫う為……。

[口の中で繰り返す。
 続けて、アヤカシになりたいのかと問われれば、顔を伏せて考え込み]

 それも、悪くはないかもしれない。

[ふっと自嘲し、酒を呷る]

 疲れているのかもしれないな、私は。


         ………ヒトである事に。

[付け加えられた、ごく小さな呟きは、はたして隣人の耳に届いただろうか**]

(150) 2011/02/11(Fri) 03時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 03時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 08時半頃


【人】 懐刀 朧

[気が付けば、蕎麦はすっかり冷め、のびきっていた。
 新たな蕎麦を求めようとも思ったが、それよりも、今は酒を飲みたい気分だった]

 私には、もう帰る場所というものがない……。

[御神酒を配り歩いていた男から、新たな酒を受け取り、飲みながら、ぽつりぽつりと話を続ける]

(151) 2011/02/11(Fri) 11時頃

【人】 懐刀 朧

 ならば、いっそ……。

 だが、私には……。

[言葉を紡ぎかけたところで、眠気と酔いの為か、ゆるりと身体が傾ぎ始める]

 ……ぁ……。

[身を支えようと伸ばした手は、隣でキセルを揺らしている青年の膝に……だが、その手はするりと通り抜け]

 ………いかん、な……。
 酔っ……。

[そのまま縁台に倒れ込み、程なく寝息を立てはじめた**]

(152) 2011/02/11(Fri) 11時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 11時半頃


楽士 ウトは、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 12時頃


【人】 楽士 ウト

[なんとかと煙は高いところを好むと謂うが、
 狐の面を付けたこのアヤカシも、高い所に登るのを好としていた。

 ぶらり、肉付きの薄い脚を躍らせて。
 祭の様を狐の面の奥から、見やる]

 みんな楽しめばいい。
 人の子もアヤカシも、みんなみんな。

[面越しにも判る楽しげな笑み。
 くつくつ、くつくつ。
 風に乗り、笑う声が里へと下りる]

(153) 2011/02/11(Fri) 12時半頃

【人】 楽士 ウト

[巨木の枝に、人影一つ。
 
 だけど、その影があるのは刹那のもの。

 狐面はまるで何もなかったように笑い声だけを残して、
 ゆらりと其の姿をかき消した。

 あとは風だけが、木々の枝はを揺らすのみ――]

(154) 2011/02/11(Fri) 12時半頃

【人】 落胤 明之進

― 祭り会場 ―

[珍しく、人の多い場所へとやってきた。
祖母曰く、人間が集まって祭りを楽しんでこそ意味があるのだそうで。
毎年言われてはいたが、今年は明之進が供物をこしらえたせいか、いやに勧めてくる。
屋台で買いたいものもないしと逃げれば、土産に飴細工を買ってこいときた。なんなら一緒に行きましょうと言われ、慌てて家を出てきた次第。]

お婆様と俺が一緒に歩くと、どちらが付き添いか解らぬしな…。

[見ず知らずの者達に、年寄りに苦労をかけている片輪者と思われる事だけはどうしても嫌だった。]

しかしお婆様は、俺にどの様な期待を向けているのだろう……。
もし、いずれ何か手に職を付けられたとしても…嫁は来ぬだろうから曾孫なんて夢のまた夢だろうに。

(155) 2011/02/11(Fri) 13時半頃

【人】 落胤 明之進

[飴細工を二つ買い求め、紙に包んで貰い袂に入れる。見物位していこうかと杖を向けた時、様々な面が並んだ屋台が目に入った。]

…………。

[ああ。これを付けて、人の中にこっそり混ざっているのかな。
そんな事を考えつつ、何となく自分も茶色の犬の面を買ってみる。]

視界が悪いな…。

[歩きながらは危険だなと、隅の方へと向かい何かの岩の上に腰を下ろす。]

……。

[面を被ってみると、視界が狭くなるが祭りの雰囲気は感じられて。
時折面をずらして自分の分の飴細工を舐めながら*祭りを見物している。*]

(156) 2011/02/11(Fri) 13時半頃

【人】 手妻師 華月斎

― 祭り会場 ―

[境内の裏、人気の無い場所で
 冬色を背景に、鮮やかに。ふわりと4羽の蝶が舞う。
 作り物であると、一目見て気付くもの。
 それが、仕掛けも何も無く、男の周りを彩っている]

(157) 2011/02/11(Fri) 15時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 15時頃


飴師 定吉が参加しました。


【人】 飴師 定吉

―祭り会場―

…持てる?
まいど、おおきになー。

[持てるかどうか尋ねたのは、相手が松葉杖だったからだ。袂に仕舞うのを見れば、余計なお世話だったかと思い。青年の後姿を見送る。>>156

飴、あるよー。
兎に犬に狐、どんなんでも作るよー!

[呼び込みをしながら、飴を伸ばしている。棒で飴を巻き、伸ばし、ハサミで形を整えれば、小さな鶴のできあがり**]

(158) 2011/02/11(Fri) 15時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 15時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 15時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


手妻師 華月斎がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(手妻師 華月斎は村を出ました)


【人】 飴師 定吉

[飴の屋台の前には、何人かの客がいて。飴が作られていく様から目が離せない子どもたちに、飴師は笑う]

はは、すごいやろ。ここの飴は日本一やでぇ?
ほんまほんま。何せ兄ちゃんなぁ、この腕見込まれてアヤカシに誘われた事あるもん。

……えー、嘘ちゃうよ。兄ちゃん嘘つかんよー?

[嘘だ、と疑う子どもたちに、にこにこ笑って]

まだ兄ちゃんが、飴細工を爺ちゃんから習いだした、子どもの頃の話やけどな?昔は兄ちゃんも可愛い子どもやってんでえ。飴一生懸命作るのに夢中になって、いつの間にか夜になっとてな。

したらな、すーっと人が現れてな…『お前、まるで妖術使いみたいだな。面白い』って声かけられて、連れていかれそうになってん。

じっちゃばっちゃと、姉ちゃん二人置いていかれへんからって、決死の抵抗して逃げたから大丈夫やってんけどなあ。

[からからと笑う。そんな話を聞かされた子ども達は、怯えた表情で互いを見合っているが…]

(159) 2011/02/11(Fri) 16時頃

手妻師 華月斎が参加しました。


【人】 手妻師 華月斎

― 神社裏手 ―

[男は4羽の蝶たちを消すと、
 体重を預けていた樹の幹から離れた。

 さくり、細かに砂音を鳴らしながら、
 人のいる方へと足を向ける]

(160) 2011/02/11(Fri) 16時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


【人】 門下生 一平太

[眠気覚ましにと篝火から離れ神社の裏手に来た]

あ、あれは華月斎殿…

[華月斎の周りには蝶が舞っているように見える
一平太は寝ぼけているのかと思った]

まさか…ね。

[華月斎の纏う空気が人ならざるもののように感じたが
それも寝ぼけているのだと言い聞かせた]

(161) 2011/02/11(Fri) 16時頃

【人】 飴師 定吉

まー、もしかしたら人さらいやったんかもしれんけどな。
兄ちゃんも昔は可愛い子どもやったから。

[明るく冗談を言ってみるも、嘘だ!!!とさっきより力強く子ども達に否定され]

あっはっはー。ひどいわみんな!兄ちゃん悲しいわー。…だからな、一人で夜ほっつき歩いとったらあかんねんで?みんな仲良う、一緒におりや?

んで、兄ちゃんの飴買うかー?もちろん、味もええねんで!
ん、猫欲しい?わかった、ちょっと待ち。

[そう言って、飴師は器用に飴の形を整えていく。まだ子どもと言えた年の祭りの日に、“何か”に誘われたのは事実だ。その正体が何だったのかは、未だにわからないけれども]

(162) 2011/02/11(Fri) 16時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


【人】 手妻師 華月斎

――… ん?

[歩き始め、一平太をすぐに見つければ、
 先ほどの蝶を見られたかと一瞬だけ戸惑うものの]

……ああ、昨晩は、どこにいたんだ?

[僅かな戸惑いを悟られぬように
 にこりと笑みを浮かべ、そんな問いを投げかける]

(163) 2011/02/11(Fri) 16時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 16時頃


【人】 門下生 一平太

[華月斎に見つかってしまう]

やはり…華月斎殿でしたか。
いやぁ、屋台から戻る時に方向を誤りましてね、
お二人を見失ってしまいました…
それで、仕方なく今まで篝火のところで暖をとっていたんです。

すみません。

[甘酒で酔っていたとは言えず言葉を濁す]

(164) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 飴師 定吉

ん、もしアヤカシにまた誘われたらどうするか、って?

[猫の飴を子どもに渡すと、そんな事をその子から問われた]

そやなー、じっちゃばっちゃももう死んでおらんし、姉ちゃんたちも新しい家族出来たしなー。いっぺんさらわれてみるんも、面白いかもな…

や、冗談冗談。俺おらんようになったら、おいしい飴がこの村から消えてしまうもんな。それは大いなる損失いうやっちゃで。

はいはい、次は兎やね?

[くいくいと、丸い頭を引っ張って耳を作る。半透明の飴が、きらきら輝いた*]

(165) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 門下生 一平太

そういえば、今なにやら華月斎殿の周りを舞っていたような…

それがすごく綺麗で見とれていたのです。
…どうも酔…っと、寝ぼけて夢うつつになっていたんですかね?

[照れ笑いでごまかしてみたが、通じるだろうか]

(166) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 手妻師 華月斎

そうだったのか。
いいや、謝る事は無い。

人が多ければ方向を見失う事もあるだろうし、俺たちも移動していたからな。

[夜に祭の中を歩いた男は、一平太が篝火で暖を取っているのをちらりと見ていたのだから。
 流石に甘酒で酔った事までは知らなかったが]

……はは、いや。
昨晩一平太の家まで行かずに良かった。

(167) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 手妻師 華月斎

……―― 。

[照れ笑い>>166に、無意識のまま眸は細くなる。
 見惚れる。
 其の単語に、「見間違いだろう」と笑い過ごす方法は打ち消された。
 ただ否定も肯定もしないまま]

なんだ、酔っているのか。

[耳聡く拾った単語に、にやりと意地の悪い笑みを向けた]

(168) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 門下生 一平太

[華月斎の言葉にうろたえる>>168]

いや、あの…

[仕方ないな…とクスリと笑い]

いやね、私、下戸でして、昨晩振舞われていた甘酒で酔いが回ってしまったのです。
それで、帰るに帰れずに篝火で暖をとっていた次第でして…

[ついに白状した]

(169) 2011/02/11(Fri) 16時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[白状した一平太>>169の笑いに、つられる様に男も笑った]

ははっ、何、誰しも苦手なものはあるだろう。
しかし甘酒か。相当弱いな?

[こどもにするように、わしわしと頭を撫でようと手を伸ばすけれど、
 触れられない制約が脳裏に過ぎれば、宙で不自然に、男の腕が止まる。
 笑みを僅かに固くして。誤魔化すように、其れは男の髪を掻く手になった]

(170) 2011/02/11(Fri) 17時頃

【人】 門下生 一平太

…?

[華月斎の不自然な動きは一平太にも見て取れた
が、敢えてその事を口にすることはせず…]

まだ…酔いが醒めきっていないのでしょうかね…。

[華月斎から目を離し、あらぬ方角の遠い物を見るかのように目を細め、かすかな声で呟く]

ま、甘酒ごときで酔っていては先が思いやられますがね。

[と、おどけてみせた。
次に目を合わせたときにはいつもの人懐っこい笑みに戻っていた]

(171) 2011/02/11(Fri) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[男では無い何かを眺めるような視線と呟きに、何を言うべきだろうかと戸惑う。
 迷う時の合間はほんの僅かで、
 すぐに人懐っこい笑みを向けられた]

……あまり、無理はするなよ?

[心配を滲ませた、見守るような表情は、苦笑のようでもあったか]

(172) 2011/02/11(Fri) 17時半頃

【人】 懐刀 朧

─境内の仮宿─

[目覚めれば、陽はとうに高く。
 若干頭が重いのは、飲み過ぎた所為だろうか]

 ……ん、っ……。

[身を起こして見回すと、辺りには、自分と同じように、酔っ払って眠ってしまったのではないかと思しき人々の姿。
 どうやらここは、祭りの間、訪れた旅人や、自分のように酔い潰れてしまった者達を泊める為に用意された仮宿らしい]

 ……礼を言わなくてはな。

[きっと、話をしていたあの男がここに運んでくれたのだろう……と、彼がアヤカシであることを知らぬが故に、思いこむ]

(173) 2011/02/11(Fri) 18時頃

【人】 懐刀 朧

[一旦宿泊先の宿へ戻り、詫びをして、引き払う。
 今夜からは、境内に泊めてもらう心算で]

[あれやこれやと用事を片付け、再び祭りの場へ足を向けた頃には、辺りはすっかり黄昏に包み込まれていた]

(174) 2011/02/11(Fri) 18時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 18時頃


【人】 門下生 一平太

[華月斎の言葉>>172に]

無理してるように…見えますか?

まぁ致し方ないです…これも運命でしょうから。

[かすかに滲ませた寂しさ…諦め…いろんな感情の入り交じった顔で華月斎を見つめた]

さて、ここで立ち話をしていたらまた冷えてきましたね。
暖をとりに戻りますか。

[笑顔に戻った一平太は踵を返し、人のいる方へ*向かった*]

(175) 2011/02/11(Fri) 18時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 18時頃


【人】 飴師 定吉

―祭り会場―

らっしゃーい。飴買うていってやー。
飴湯もあるでー?
山の神様もあったまるでー。

[水飴を湯に溶き、生姜汁や柚子皮を入れた甘い飴湯は、冬の風物詩でもある。屋台の鍋からは白い湯気が出ていた]

兄さん、寒いやろ?飴湯いらんかー?
冬は暗くなるのん、早いしな。

[見慣れない男がいても、祭りの間は特に気にならない。朧に声をかけた]

(176) 2011/02/11(Fri) 18時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ああ、いや ……

見えた、訳ではない。ただ――…

[ただ。その先の言葉は続かなかった。
 見詰められたものから伝う複雑なものに、目を逸らせず。
 笑顔で踵を返す彼に、ああ、と頷く声音に感情は空ろ]

……悪い、な。
つい、己の領分でない、他者にまで口を出してしまう。性格だ。

[先に歩む一平太へと。
 あまり大きな声ではなかったけれど
 人気の無い場所、確りと聞こえはしただろう。

 男もまた、人の波へと足を*向けた*]

(177) 2011/02/11(Fri) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

[境内の仮宿に荷物を預け、またふらりと外に出ると、飴屋の男に呼び止められた]

 飴湯?
 ……そうだな、一杯貰おう。幾らだ?

(178) 2011/02/11(Fri) 18時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 18時半頃


【人】 飴師 定吉

ほんま?ありがとー。
二文でええよー。

[朧の注文に気を良くし。お玉で一杯と少し、飴湯を湯のみに注ぐ]

お酒より飴湯やね。
この時期、酔っ払って倒れたら、アヤカシに連れてかれるか、凍死するかのどっちかやもん。

[朧がそれまでどうしていたかはついぞ知らないが、まるで見てきたかのごとく言い。はいよ、と笑って湯のみを朧に差し出した]

(179) 2011/02/11(Fri) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

 ………。

[僅かに視線を泳がせた。
 昨夜まさに、酔い潰れ、すぐそこの縁台で眠ってしまったばかりだ。
 もしあの時、誰かが仮宿まで運んでくれていなかったなら、自分は今頃、此処にいなかったかもしれない]

 あぁ、そうだな。
 気をつけるとしよう。

[定吉の手から飴湯を受け取り、代わりに二文を差し出して]

 だが、アヤカシと出会えるのならば、また酔い潰れてみるのも一興かもしれんな。

(180) 2011/02/11(Fri) 19時頃

【人】 飴師 定吉

そこ、腰掛けあるから、立つの辛かったら座ってったらええよ。

[屋台のすぐ側に、横長の椅子が置いてある。食事をする人々が腰を落ち着けさせる為のものだろう。代金を受け取ると、もう一度礼を言って]

……また?
兄さん、既に酔いつぶれたんか。あちゃ。お連れさんおったんかな?ま、倒れとる人がおったら誰もほったらかしにはせえへんから、人の多い所で倒れてな。祭りの時期やから、羽目外す人多いし。

[冗談っぽく笑うと、ふと首を傾げて>>180

なんや兄さん、アヤカシに会いたいの?
変わった人…いや、そうでもないか。
単に好奇心で見たがる人もおれば、アヤカシ退治するんやーって張り切る人もおるもんなあ。

(181) 2011/02/11(Fri) 19時頃

【人】 懐刀 朧

 ……!

[定吉に言われ失言に気付くも、今更訂正はききそうにない。
 ばつが悪そうに、溜息ひとつ]

 神酒を少々飲み過ぎてな。
 隣にいた男が、おそらく運んでくれたのだとは思うのだが……。

[姿を探すように、辺りを見回す。
 礼を言わなくては……と呟いて]

 そうだな。
 叶うことなら……会いたいと思う。

(182) 2011/02/11(Fri) 19時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 19時半頃


【人】 飴師 定吉

気にせえへんて。言うたやろ?
酔いつぶれる人多いねん。助け合いも当然のことやね。
お礼言いたいん?俺の知り合いやったら伝えるけどな。
どんな人?

[ばつが悪そうな様子を、笑い飛ばし。
不意に、ふっと真面目な顔になる>>182

腕試しに退治したいとかやったらやめといた方がええでー?「人攫うんは悪いやつらだ」って言うて、退治しようとしたお侍さんとかもおってんけどな。そう言って山に出かけた人は誰一人帰ってきてへんの。

山の神さんやからね、人間は勝たれへん。

[諭すような口調。けれどまた、目は細められ]

……んでも、仲良うしたいだけやったら大丈夫やね。
気に入られすぎたら攫われるかもしれんから、注意せなあかんけど。

(183) 2011/02/11(Fri) 19時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 19時半頃


【人】 懐刀 朧

 ……藤色の着物で、髪を、こう……手前に束ねている男なのだが。

[自分の髪を左肩に掛け、示す]

 それと、藤の香のするキセルを持っていたな。
 もし知り合いのようならば、朧という男が礼を言っていたと伝えて欲しい。

[ふっと真面目になる表情に、逆にこちらは表情を和らげ]

 そのような真似はする気はない。
 ……心遣い、感謝する。

[礼にと、飴に手を伸ばし]

 この飴は幾らだ?

(184) 2011/02/11(Fri) 19時半頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 19時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 19時半頃


丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 19時半頃


【人】 飴師 定吉

長い髪に藤の香……
知り合いにはおらんね。でも、特徴ある人やから、見かけたらわかるかもしれんね。朧さんやね、わかった、それっぽい人おったら伝えておくね。

[一度頷いて]

うんうん、なら良かったんよ。
や、飴も買うてくれんの、ありがたややね。
飴湯と同じ値でええよー。好きなん持ってって。

[動物の形に作られた飴を示し、機嫌よく告げた]

(185) 2011/02/11(Fri) 20時頃

【人】 懐刀 朧

 あぁ、頼む。

[どれにしようかと、並べられた飴に視線を巡らせ、とりあえず3本ほど選びとり]

 それにしても器用なものだな。

(186) 2011/02/11(Fri) 20時頃

【人】 飴師 定吉

朧さん、太っ腹やねえ。

[三本も選んでくれた事に嬉しそうだ]

爺様から受け継いで、子どもの頃からやり始めたからね。先祖代々の技って言うんかな?
アヤカシにも興味示された事があるくらいやで。

[時々、客寄せに使う話をこぼし]

(187) 2011/02/11(Fri) 20時頃

【人】 懐刀 朧

[3本分の小銭を渡し、礼を言って立ち去ろうとしたところで、客寄せ話にはたと足を止めて振り返り]

 本当か?
 アヤカシと、会ったことがあるのか?

 ……もう1本貰おうか。

[更に1本分の小銭を渡す。
 よければ、話を聞かせて欲しいと付け加え]

(188) 2011/02/11(Fri) 20時頃

【人】 飴師 定吉

朧さん、飴好き?
…ってわけやないやろね。ほんまに会いたいねんなあ。

[どこか感心したように言って]

俺がまだ子どもの頃の話やけど。
爺様から飴細工について習い始めた頃かな。
練習が面白くてね。人気のない神社の裏で、一人で集中して作っとったら、すっかり夜になってたの、気づかなくてな。

気づいたら、いつの間にか目の前に、不思議な人がおってんな。『妖術のようだな、面白い』って言うてな、俺のこと連れてこうとすんの。どうやって帰ってきたかは、今でもよく覚えてないねんけど…

「家族がおるから、帰らなあかん」って、強く強く思ってたから帰れたんやろなー。

[昔話をとつとつと語る。]

(189) 2011/02/11(Fri) 20時半頃

【人】 飴師 定吉

まあ、もしかしたら人さらいやったんかもしれんけど、何か、全体的に不思議な空気をまとっててな…ううん、うまく言われへんなあ。

あれはやっぱり、アヤカシやったんやと俺は思うてるよ。神隠しも昔からよくあったっちゅう話やし。祭りに紛れて、遊びに来てると思うねん。

…朧さんがそんだけ会いたいと思ってたら、会いに来てくれるかもしれへんね。

[相変わらずのにこにこ笑顔で]

(190) 2011/02/11(Fri) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

 それはやはり、この祭りの時分のことか?

[他の客の邪魔にならぬようにと端に避け、時折頷きながら話に聴き入り]

 そうだな。
 もし、出逢えたのならば……。

[ふと、遠くを見つめ]

 ………。
 ありがとう。仕事の手を止めさせてしまって、すまなかった。

[再度礼を言い、屋台を離れた**]

(191) 2011/02/11(Fri) 20時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 20時半頃


【人】 飴師 定吉

うん。家族みんな、お祭りで忙しかったからな。
くたくたに疲れとったから、俺がおらんようになってても気づかなかったみたい。

[薄情やねえ、と言葉とは裏腹にからからと笑って>>191

こっちこそ、たくさん買うてくれておおきにやでー。
追加で買ってもらった一本は、値引きしとくな。

飴、いらんかねー?おもろい形作るでー!

[朧を見送ると、再び客寄せを始めた**]

(192) 2011/02/11(Fri) 20時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 21時頃


【人】 手妻師 華月斎

― 祭り会場 ―

[ふらりと境内を廻り、
 一度供物台に寄れば十二支を柔らかく撫で。

 夜の帳が下りるころ。
 ふらりとした足取りは、囃子の誘うままに]

(193) 2011/02/11(Fri) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

[多くの屋台から響く客引きの声、
 酒酔い人たちの大きな笑い声。
 そして、囃子。
 賑やかに奏でられるそれらを聞きながら、人の合間を縫って歩く。

 喧騒の隙間に"神隠し"単語を聞けば
 男は僅かに眸を細める]

(194) 2011/02/11(Fri) 21時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 21時半頃


【人】 懐刀 朧

[篝火に程近い縁台に腰を下ろし、飴をくるくると弄ぶ。
 見事な細工に、つい4本も買い求めてしまったが、独りでこれは多すぎたか]

 ……どうしたものか。

[近くに子らの姿でも見つけたら、与えてしまおうかと、ぼんやり考えながら首を擡げる]

(195) 2011/02/11(Fri) 21時半頃

浪人 慶三郎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 21時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 21時半頃


【人】 手妻師 華月斎

……、あれは。

[篝火近くの縁台に、先日出会った長い髪の男を見つける。
 其の手でくるりと弄ぶものに気付けば、思わずじっと視線を送る]

(196) 2011/02/11(Fri) 21時半頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 22時頃


【人】 懐刀 朧

 ……ん?

[視線を感じ、其方を向けば、見覚えのあるような無いような男がひとり。
 何故かは分からぬが、どうやらこちらを見ているようだ]

 ……。

[一瞬、怪訝な表情を浮かべるが。
 とりあえず、ひとつ頭を下げる]

(197) 2011/02/11(Fri) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

[頭を下げる、其れを真似するようにしてから、近付き]

……なあ。
それ、飴細工、か?

[と、彼の手元を指差して、簡潔に尋ねた]

(198) 2011/02/11(Fri) 22時頃

【人】 懐刀 朧

[近付いてきた男の顔は、やはり何処かで見たような気がするが……6
 奇数:思い出す 偶数:思い出せない]

 あ、あぁ……これか。
 そうだ。

[くるくると弄んでいた指を止め、飴を見せる]

(199) 2011/02/11(Fri) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[篝火のところまで来て華月斎がいないことに気づくが
気にとめることもなかった。]

[篝火の炎を見つめつつ思い出すのは祖父の言葉]

―― アヤカシを見分けるのは…簡単だよ…

[祖父は穏やかながらその時だけは鋭い目付きだった]

―― 人とアヤカシは触れ合えない 
   …怪しいと思えば触れてみればいい…

[『アヤカシには親切にしなさい、しかし魅入られてはならん』が祖父の口癖だった]

触れ合えない…か。

[一平太は、その話を聞くたびに、
触れ合えないのにどうやって連れていくのだろう…
…と疑問に思っていたのだった]

(200) 2011/02/11(Fri) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

[相手が自分のことを思い出せないと思っていることなど気付かないまま]

……へえ。
そこの屋台に売っていたのか……?

[見せられた飴を、興味深げに見詰めている]

(201) 2011/02/11(Fri) 22時頃

【人】 門下生 一平太

魅入られるな…ねぇ。

[自分のほうがアヤカシに魅了されつつあることは…
この時まだ気づいていない。]

(202) 2011/02/11(Fri) 22時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 22時頃


【人】 懐刀 朧

 あぁ、そうだ。
 そこの屋台で買った。

[視線で、定吉の屋台を示し]

 嫌いでなければ、1本、貰ってくれないか。
 どれでも、好きなものを取って構わない。

[飴を差し出してみる]

(203) 2011/02/11(Fri) 22時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

[視線の先、客引きをする飴師の姿は見えたか]

……いいのか?
好きだから買ったんだろう?

[申し出に目を丸くする。
 そうして其のうちの一本に手を伸ばしかけ]

…… いや――… 遠慮しよう。
食べられない俺が貰ってしまっては、飴に申し訳ない。

[残念そうに笑う]

(204) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

 ……糖尿か?

[それは申し訳ないことをしたと、飴を引っ込め]

 好きではあるが……。
 まぁ、成り行きでな。

(205) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 22時半頃


【人】 手妻師 華月斎

とう……?

[単語の意味が分からずに首を傾げ]

成り行き、ね。

[ふうん、と相槌を打つ。
 視線は飴に向かうままで。
 引っ込められれば残念そうな顔]

(206) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 丁稚 春松

― 祭会場 ―

[ 今日も春松は使いを任された。
昨日は少し遅くなったが、主人は何も咎める事はなかった。
祭の間位は子どもらしく少しはしゃいでも、という計らいが見えて、申し訳なく思う。本当に、使用人に対して寛大な雇主だ。]

……貰ったお駄賃、何に使おうかな……。

[ きょろきょろと辺りを見回し、品定めをしていく。]

(207) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[違うようだ。
 ならば、虫歯か何かだろうかとも思ったが、詮索しても仕方がない]

 少々ものを訊ねたものでな。

 ……あぁ、そうだ。
 人を捜しているのだが……。

[定吉に見せたのと同じように、髪を肩に掛けてみせ]

 こう、髪を束ねていて。
 藤の香のするキセルを持った男なのだが……何処かで見なかったろうか。

(208) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

人探し……?

[人相を聞けば、思い当たるアヤカシが、1人。]

……何故そいつを探している?

(209) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[またくるくると飴を弄びだしながら]

 おそらく昨夜、世話になった。
 一言礼が言いたいのだが……もし知っているようなら、教えて欲しい。

(210) 2011/02/11(Fri) 22時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―祭会場―
[人の少なそうな店を覗いて冷やかしたりしながら歩いている、欲しいと思えど受け取れる筈もなくぶらりぶらり。

途中キセルの中身を手際良く交換したりしながら、ふんわりと匂いを漂わせて神社の方へでも行って見ようか]

(211) 2011/02/11(Fri) 23時頃

【人】 飴師 定吉

飴買うてってなー。飴湯もあるでー。

お、買ってくれるの、ありがとさん。
ん、竜……?
作れるでえ?兄ちゃん十二支全部会得しとるもん。

[客の一人から飴細工を頼まれれば、その間は真剣な顔つきになり。練って伸ばし、ハサミで形を整え、棒にさした飴があっという間に形を変えていく]

(212) 2011/02/11(Fri) 23時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時頃


【人】 手妻師 華月斎

……成程。

[事情を聞きながら、弄ぶ飴にチラリと視線を送る]

どこかで、この祭で見かけたが……
今どこにいるのかまでは。

もし見かけたら、お前が探していたと伝えておこう。

(213) 2011/02/11(Fri) 23時頃

【人】 懐刀 朧

 そうか……。

[何処にいるのかは分からぬと言われ、僅かに目を伏せたが、続けられた言葉にまた顔を上げ]

 あぁ、頼む。
 有難う。

 ……………ん?

[僅かではあるが。
 探していた香りが漂っていた気がして、辺りを見る]

(214) 2011/02/11(Fri) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[人の間をすり抜けて歩いていると先日境内で遊んでいた子供の一人が>>207居た。
使いだろうかと感心しながら眺めまた足を神社の方へ]


……おや?これは器用な。

[供物台に並べられた小さな十二支のひとつひとつをゆっくり愛でる]

(215) 2011/02/11(Fri) 23時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時頃


【人】 門下生 一平太

魅入られるな…とは言っても、魅入られるだけの魅力はないか

[苦笑しつつひとりごちる]

それでも…魅入られるだけの魅力があれば、
どこぞへでも連れて行ってもらいたいもんだ

[一人にならずに済むなら…その呟きは篝火のパチパチという音に溶けた]

(216) 2011/02/11(Fri) 23時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時頃


【人】 手妻師 華月斎

ああ、頼まれた。

[頼られるのは悪い気はしない。笑みを浮かべる。
 それは相手の様子が何だか面白かったからでもあるのだけれど]

……どうした?

[辺りを見る様子に首を捻る。
 少なくとも男には、彼の見つけた気がした僅かな香りは感じられなくて]

(217) 2011/02/11(Fri) 23時頃

【人】 門下生 一平太

[篝火だけでは寒い、何か飲み物でもと屋台に向かった]

あぁ、頑張ってるな。

[定吉の飴屋が目に入った]

(218) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 丁稚 春松

[ きょろきょろと見回していると、飴細工の屋台。
そういえば、昔兄に買って貰ったなと思い出す。]

ひとつ、下さいな。

[ 開いた掌は、握りしめていた硬貨の匂いがした。]

(219) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 祭り会場 ─

…うん。お婆様が土産に所望されるのも納得だな。

[購入した飴細工は実に綺麗で、齧るなんて事はとても出来ない。少しずつ舐めながら祭りを楽しむ人々の様子を眺める。]

(220) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[見回すが、やはり何処にも姿は見えない。
 もしかしたら、香り自体が気のせいだったか]

 ……いや。
 気のせいだったようだ。

[溜息をひとつおとし、鳥の形をした飴を口に含む]

(221) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時半頃


【人】 飴師 定吉

あ、柳生さんやん。飴湯飲んでかへん?

[姿の見えた一平太にぶんぶかと手を振って]

あ、はいな!…ん、酒屋の?お休みもらえたん?
並んでる飴に好きなのなかったら、兄ちゃんが作ったるでえ。

[見知った顔の春松に注文をされると、屋台の先に並べられた飴を指し示す。金魚やひよこ、犬などが並んでいた]

(222) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

――境内――

 いいな、祭って感じで。 
   
[祭に訪れた人へモノを売る人々の姿。

 アヤカシゆえモノを買い
 売り手に触れる事はできないけど

 人の活気を感じ触れるのは悪くない気がする。

 祭の季節だから、特にそう思う。]

(223) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

そうか……

[気のせいだったと落とされた溜め息を聞けば、
 それとは対照的にくすりと笑うと踵を返した]

じゃあな、俺はそろそろ行く。


……まるで、魅入られてでもいるようだ。

[最後の呟きは、彼に聞こえたかどうか。
 ひらりと手を振り人の波へと姿を*消した*]

(224) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時半頃


【人】 門下生 一平太

[定吉に声をかけられ>>222]

やぁ、定吉さん、儲かってるかい?
あと、いつも言ってるじゃないですか、一平太でいいって。
年下ですよ?僕。

[歳が近いこともあり、気楽に声をかけられる数少ない知り合いの一人だ]

飴湯…ちょうど欲しいと思ってね。
夜になって冷えてくるとここの飴湯はありがたいんだ
特に…僕にはね。

[ニヤリと笑い、金を払う。
定吉にも一平太が下戸であることは知られている。
だからこその軽口だった]

(225) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2011/02/11(Fri) 23時半頃


【人】 懐刀 朧

>>224
 あぁ。
 引き止めるようなまねをしてすまなかった。

[伏せ気味だった顔を上げ、見送る。
 微かに、彼が何か呟いたことは分かったが、何を言ったのかまでは聞き取れなかった]

(226) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[>>215並べられた十二支を愛でる人物の影を見た。]

 人か、いや――。
 違う?

[久方ぶりに訪れたこの地。

 このアヤカシの里から出たのは昔の事。
 アヤカシの里に訪れるのも、
 祭に訪れるのも久しく。

 彼が嘗てウトに誘われた事を知らない。]

(227) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[やがて飴を舐め終わってしまう。
いつも右足側に重心をかけてしまいがちなため、座っている時は僅かに右に傾いてしまう姿勢を正すと松葉杖を支えにして立ち上がった。
そして足を向けた先で、供物台の前にいる人が目に入り。>>215]

……気恥ずかしいけれど、嬉しいものだな……。

[その様子を見て、思わず呟きが漏れる。少しばかり離れているので聞こえたかどうかは解らないが。
そういえば、一平太に石段で助けて貰った際にいた人じゃないかと気づき、じっと視線を向ける。]

(228) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

【人】 飴師 定吉

や、お祭り中は、たとえ知り合いでもお客さんに呼び捨てはあかんって言われとったから、ついついなー。

[あはは、と一人暮らしになってしまった、似たような境遇の彼に言い訳して>>225

飴湯はぽかぽかするからねー。
酔わんけど、代わりに火傷せえへんように注意してな?

[にかっと軽口に笑い返し…と言っても大抵いつも笑顔だが、少し多めの飴湯を一杯、一平太に用意した]

(229) 2011/02/11(Fri) 23時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時頃


【人】 丁稚 春松

いえ、お休みじゃあなくて、お使いの帰りなんです。
ええと……定吉、さん。
あの、兎を作って貰っても?

[ 明るい定吉の様子>>222に少々気後れしながらも、はにかんだ表情で望みを口にする。
 兎は、兄がよく春松を例えて言った動物だった。]

(230) 2011/02/12(Sat) 00時頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時頃


【人】 門下生 一平太

[飴湯を受け取り脇の縁台に腰掛ける]

あれは…春松…?

[飴を作ってもらっている少年に見覚えがあった。
二年前に兄がいなくなり酒屋に丁稚奉公をしているのは
知っていた。自分より年下でも頑張っている春松を
一平太はまぶしそうに見つめた]

(231) 2011/02/12(Sat) 00時頃

【人】 飴師 定吉

そっか。いつもご苦労さんやね。

[二年前、少年の兄が失踪したのを知っている定吉は、春松の前では自分の経験はなるべく話さないようにしている。自分は「帰ってきた」人間だから。
もしかしたら、どこかでその話を春松は聞いていたかもしれないが]

はいなあ、ちょっと待ってな。
白うさぎにしたろなー。

[そう言って、白い飴を伸ばし、瞬く間に跳ねる形の兎を作る。食紅で、赤い目もちょんちょんとつけて>>230

(232) 2011/02/12(Sat) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[存分に眺め手に取り、つつきまわした所で満足すると気配に顔を上げて>>227視線を相手の方へ]

……こんばんは。

――はじめまして、かな。

[アヤカシの気配、しかし知らぬ相手へそう挨拶を返す]

(233) 2011/02/12(Sat) 00時頃

藤之助は、明之進の気配に、アヤカシであることは口にしない方が良いかなと考えている。

2011/02/12(Sat) 00時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時頃


明之進は、その人が誰かと話している様子を見て視線を逸らし、帰り道へと足を向けた。

2011/02/12(Sat) 00時頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

>>233
 始めまして、だな。
 オレは――…。

[此れは確かにアヤカシの気配で
 続けて挨拶をしようとしたけど押し止めた。

 見詰める人の気配を感じ、
 >>228の漏れた声が微かに風に乗って届いたので。]

 もしかして、オマエが此れを作ったのか。
 二人は知り合いか?

[十二支を愛でる男に視線を向ける男に視線を向ければ。

 十二支を指差し。
 惧れを知らぬ少年のようにぶしつけに問うた。]

(234) 2011/02/12(Sat) 00時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時頃


【人】 丁稚 春松

[ 縁台に腰掛ける一平太の視線>>231に気付くと、ぴょこ、と会釈をして、すぐに定吉の手元を食い入るように見つめた。]

わっ……わぁ!
兎だ!兎だぁ!

[ 妖術みたいだ、と思った。
 定吉の噂は耳にした事がある。
 彼なら「帰って来る方法」を知っているのではないかと思いつつも、問えずにいた。

 もし兄が、戻りたくないと言ったら――?

 二度捨てられる思いは、春松には耐えられそうにない。

 だから、そんな考えはおくびにも出さずに笑顔を向ける。]

ありがとうございます!

(235) 2011/02/12(Sat) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[外見の年齢は実際の年齢と関係が無い、となれば自分がアヤカシになる前からの先輩であるか自分が寝ている間に増えた後輩のどちらかなのだろう。

どちらにしても確認するほどのことでは無いような気がして]

……いえ、すれ違った程度、かな。
此れの製作者さんなら、少し嬉しい。

[先日の夜に見かけた少年、何かを感じるがまだ思い出せない彼と知り合いかと問われれば否定し]

(236) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[こうしていても仕方がないと、立ち上がり、飴を舐めながら歩き始める。
 しかしあてなど何もなく、とりあえず再度屋台を巡ってみるが]

 ……むぅ。

[それらしき姿は、やはり無く。
 他に何処か人の立ち寄りそうな場所はないだろうかと、思考を巡らせつつ、裏手へと歩を進めてみる]

(237) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時半頃


【人】 飴師 定吉

あは、可愛ええやろー?ほら、持っていき。
いつも頑張ってるもんなあ、今日はいっぱいお祭り楽しんでいきなー。

[春松の心の中はわからず、無邪気なその反応に、目が更に細くなった。なくなりそうだ。

飴で出来た兎を春松に手渡した]

(238) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時半頃


【人】 落胤 明之進

[そろそろ帰ろうかとした際、少年に声をかけられて立ち止まる。>>234]

え…あ、はい。俺です。

[独り言のつもりが聞こえていた事にまた気恥ずかしさを覚えつつ、そちらに身体を向き直る。
知り合いかという問いには首を横に振り。
>>236 製作者なら少し嬉しいとの言葉に、礼の気持ちを込めて軽く会釈した。]

(239) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

 里で――。

[ちらと、蝋燭の並ぶ里へと続く道を見る。
 アヤカシなら里が此処の里で無いと判るだろうと。]

 知り合いかと思ったぞ。
 ああ、製作者の顔を見れるのは嬉しいな。

[藤之助の否との言葉にそう返し。]

(240) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[寺社の関係者らしき人に話しかけ、この先に供物台があると聞かされる。
 そういえば、ここへ来てから、ただ祭りを見てばかりで、手のひとつも合わせていなかったことを思い出し]

 ……行ってみるか。

[ひとまず、供物台のある方へと足を向けた]

(241) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 00時半頃


【人】 餓鬼大将 勝丸

[呼びかけた声に反応したのか
 帰ろうとしていた男が立ち止まっての声。]

 いい仕事だな。
 オレ、祭にこういう供物が備えられるのは好きだぞ。


 いい祭になりそうだからな。

[十二支を、そして境内を見て。
 明之進に向け屈託の無い笑みを浮かべた。]

(242) 2011/02/12(Sat) 00時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[少年に会釈された、こちらもゆるりと頭を下げ笑顔を浮かべる]

これ全て一人で?器用なんだね。
いいな……

[「里」と言われ察する。
小さく頷く事で其れが伝わるだろうか]

(243) 2011/02/12(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

[供物台へと向かうと、仄かな雪明かりの中、人影が3つほど見えた。
 ふたつは見覚えが無く、もうひとつは……]

 ぁ……。

[探し人の姿をそこに見つけ、歩み寄ろうとしたが、何やら話をしているようだ。
 邪魔をするのも悪かろうと、やや離れた場所で立ち止まる]

(244) 2011/02/12(Sat) 01時頃

【人】 丁稚 春松

[ 飴のキラキラが、瞳に反射する。]

食べるのが、勿体ないです……。

[ 受け取って、棒をくるくる動かして兎を見つめた。]

ありがとうございます。
お使いの帰りなんで、今日はもう帰ります。
お店にも、また来て下さいね。

[ 飴を置いておく場所などないので、店に帰るまでには食べきらなければ、と口をつけた。]

一平太さんも、また。

[ 彼が下戸である事は知っているので、同じ言葉はかけない。

 春松はそのまま、祭会場を後にした、**]

(245) 2011/02/12(Sat) 01時頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 01時頃


【人】 落胤 明之進

…有り難うございます。
自分ではまだまだの出来と思っておりますが、そう言って頂けると作ったかいがありました。

[少年に少し微笑んで返し。
「いい祭りになりそう」との言葉には黙って頷いた。]

はい。祖母に助言を貰った部分もありますが…十二体とも俺が。
…いえ、これといった仕事を持たぬ身ですし……。
そのように見えるのでしたら、それは自分が費やせる時間を持っていたおかげでしょう。

[髪を束ねた男に、器用と言われれば少し否定する。]

(246) 2011/02/12(Sat) 01時頃

【人】 餓鬼大将 勝丸

[>>243 藤之助が小さく頷くのには察して。
 彼の事を尋ねたり、自らを語る事を今はせず。]

 オレは好きだな。
 きっと山の神も喜ぶぞ。

[>>246 謙遜する様子にそう言葉を紡ぎ。]

 そうだ、此れを作ったオマエの名を知りたいな。
 

 オレは勝丸と謂うんだ。

[にぃ、と唇を緩ませる。
 さらに増えた人の気配を感じれば暫くして。
 ”またな”と二人に声をかけその場を後にした――**]

(247) 2011/02/12(Sat) 01時頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 01時頃


【人】 飴師 定吉

飴ちゃんおいしいから、食べないのも勿体ないでえ。

[飴の兎はどこから見ても兎っぽく、可愛らしい]

気ぃつけて帰りなー?
ん、また寄らしてもらうからなあ。主人さんにもよろしくな。

[春松を見送ると、少々作る手を止めて、伸びをした>>245

…ええ子やね。俺もちょっと休憩するかなあ。

[自分の分の飴湯も入れて、一平太の横に腰掛ける。
最近どう?等と他愛もない世間話をしていた。>>231
客が来るようならば、立ち上がって応対をしただろう**]

(248) 2011/02/12(Sat) 01時頃

【人】 落胤 明之進

そうですか…。そうだと良いな、と思います。

勝丸さん、ですか。俺は加賀屋明之進と申します。

[>>247 相手の事は、見た目から自分と同年代かそれより年下だろうと判断し、呼称を「さん」にする。
やがて去る勝丸には、低い位置で手を振って見送ろう。]

(249) 2011/02/12(Sat) 01時頃

明之進は、こちらを見ている男の姿が目に入ると、どちらかの知り合いかなと二人の顔を見た。>>244

2011/02/12(Sat) 01時半頃


飴師 定吉は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 01時半頃


【人】 懐刀 朧

[立ち止まったまま様子を伺っていると、少年がひとり、帰路についたようだ>>247

 ……大丈夫なのか?

[こんな夜分にひとりで帰って、アヤカシに拐かされたりはしないのだろうか。
 しかしそう考えている間に、少年の姿は見えなくなっていた]

(250) 2011/02/12(Sat) 01時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

時間があっても作れない人間もいる、だから君は……
加賀屋、だと?

[ふむ、と頷き返してその苗字に引っかかり問い返す]

もしや、あの加賀屋だろうか。

[かつての自分が生まれた家も、加賀屋。
そしてその名前はこの辺りではそう多くなかった、当時はだが……全く無関係では無さそうな事に先日から感じているものの正体が見えそうな気がした]

(251) 2011/02/12(Sat) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

[仕草から、供物台の前の2人が何かを話していることは分かるが、その内容までは分からない
 しかし何にせよ、いま顔を出して話の腰を折るのも悪かろうと、来た道を引き返そうと踵を返す]

(252) 2011/02/12(Sat) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

父が呉服屋を営んでおりますが、其れでしょうか…?

[恐らく店の事だろうとは思いつつ答える。]

(253) 2011/02/12(Sat) 02時頃

村の設定が変更されました。


【人】 門下生 一平太

[定吉と世間話をしつつ飴湯を飲む>>248]

飴細工だけで暮らしを立てるのも大変だよね。
よくやってると思うよ。

[他愛のない話ばかりしていた]

それじゃ、ごちそうさま。頑張って、又来るよ。

[飴湯を飲み終え、湯呑みを返し定吉と*別れた*]

(254) 2011/02/12(Sat) 02時頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 02時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 02時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 02時頃


【人】 楽士 ウト

 ……おっと。

[踵を返す人の子>>252に、狐面を被ったアヤカシは其の面の下で瞳を見開いた。

 こっそり気配を消して。
 人の子の長い影のその先端で跳ねる影踏み遊びをしていたのに、
 振り返られてしまった]

 ……ちぇ。あとひとつで100回だったのに。

[面の下から響くのは、つまらなそうな声]

(255) 2011/02/12(Sat) 02時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[遠い風にのせて弟自分が去った後弟が店を継いでいた話は知っていたが、まさかその子孫に出会うことは想定外で思わず明之進を眺めてしまう]

…………。まさかそんな有名な店の息子さんが君だとは思わなくて驚いてしまったよ。

[驚き方が不審にならないように誤魔化すとそれ以上話を続けると余計なことを言ってしまいそうで口を噤む**]

(256) 2011/02/12(Sat) 02時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 02時頃


【人】 懐刀 朧

[祭りの会場へ戻ると、屋台で適当に食べ物を買い求め、腹を満たす。
 昨日の今日で、酒は控えようかとも思ったが、御神酒を配り歩いている男に枡を勧められれば、結局受け取り、飲んでしまう]

 明日、だな。
 何にせよ……。

[今夜は1杯だけにとどめ。
 白い息を、ひとつ大きく吐き出してから、仮宿へと向かった]

(257) 2011/02/12(Sat) 02時半頃

【人】 楽士 ウト

[寸での所で、姿を隠すのには成功したらしい。
 己の姿に気づかず、祭りの会場へと戻る背中を見送り、
 ばいばーいと手を振った]

 さてさて。
 祭りは此れから、此れから。

[きひひひひ。
 狐の面を僅かにずらし、
 その下の素顔をちらりと覗かせる]

(258) 2011/02/12(Sat) 02時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 02時半頃


【人】 楽士 ウト

 皆の様子でも見に行くか。
 それと、あいつとの約束も。果たさねばならん。

[あいつ、と口にすれば、
 紅玉を想わせる瞳が揺れる。

 少しだけ気鬱そうに伏せると、
 また狐の面を確りと被りなおした]

(259) 2011/02/12(Sat) 02時半頃

は、仮宿の隅で、畳んだ着物を枕にして眠りについた**

2011/02/12(Sat) 02時半頃


【人】 浪人 慶三郎

[老妖は、ものぐさである。]
 
 
 
[まず、祭まで出向くのが面倒であった。]
 
[次に、ヒトの目に触れるのが面倒であった。]
 
 
 
[ゆえに。
 
 寺とは程遠い、寂れた石段に。
 こうして腰掛けて居るのであった。]
 
 
 
 ――疲れたの。
 
[ふう、と吐く息は、白く。]

(260) 2011/02/12(Sat) 03時頃

【人】 楽士 ウト

[頭の後ろで狐面の紐を結んでいると、
 慣れた気配を遠くさびれた場所にあるのを感じた]

 じいは、相変わらずじゃ。

[やれやれと肩をすくめて、
 りん、と。足に結わえた鈴を一つ鳴らす。

 ぽんっと跳ねた先は、さびれた石段の一番上。
 白い息を吐く背中に、こつんと小さな石を投げた]

(261) 2011/02/12(Sat) 03時頃

【人】 浪人 慶三郎

[こつん、と。
 背中に小さな感触。]
 
 
 どうした、ウト。
 もう飽きたんか?
 
[そんな訳はあるまいよ、と判りきっておりながら。
 ゆるり、と。振り返る。]

(262) 2011/02/12(Sat) 03時頃

【人】 落胤 明之進

[>>256 まさかと驚かれ、別に皮肉のつもりではないだろうと理解しつつも苦笑いを浮かべた。]

実質……ほとんど縁を切られたようなものですから、当然かもしれませぬ。
…先祖に、神隠しに遭った人が居たそうですけど……父からしてみれば、それと同じようなものなのでしょうね。
──俺と言う存在は、「こう」なった時から消えてしまったのだろうな、と。

[自分の左足をチラリと見ながら言う。
世間体があるのか最低限の生活援助はして貰えているが、生家から追い出された形になるし、少なくとも本人は父から厄介払いされたと感じていた。]

……あ、こんな話をして申し訳ありません。
別に、父を恨んでいる訳ではないのです。それに、兄と母は時折便りをくれますし……。

[上手く言葉が繋げられず目を伏せ、こちらも黙ってしまう。
それから多少は言葉を交わしただろうが、やがて家に戻る事を告げて*その場から去ろう。*]

(263) 2011/02/12(Sat) 03時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/02/12(Sat) 03時半頃


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