124 Acta est fabula.
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[ミッシェルの返答によって、 厨房への影はひとつかふたつか変わっただろうが、 行う手順は変わらない。
厨房へ移り、湯を沸かす。 残り少なな水瓶の中身>>0:11でも、 この人数のお茶を沸かすには十分に足りた。 汲む水の量すら、残った数の少なさを思い至らせる。]
……――。
[水が湯へと変わるまでの間、窓外の雨音に耳を傾ける。 塞いだ空はまだ非日常から抜け出せずにいる今は、 いっそ心地よいとも言え。
雨に打たれにいく気持ちも分からないではなかったが。 同じことをするには歳を重ねすぎていたし、 同時に不要な分別というものがついてしまっていた。]
(2) 2013/06/05(Wed) 00時頃
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[お茶の一式が準備できれば、 棚に残されていた干し果実の器も付けて広間へと戻る。
戻った時、広間には幾人か姿があっただろうか。 お茶はその場で希望する声があれば用意するが、 なければ自由に飲めるように机の上に形だけは整えた。
頼まれて淹れたわけではない故に、こちらからは敢えて勧めず。**]
(4) 2013/06/05(Wed) 00時頃
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−お茶を入れる前−
すまないね。
[顔を上げ、立ち上がったミッシェル>>10は、 少し重い足取りで厨房へ向かう己の後をついてきた。
湯を沸かすまでの時間。 噂話や他愛ない会話を交わすのに丁度いいはずの間は、 この時はただ、静寂だけが続いていた。
時折ミッシェルから向けられる視線には気づいていたが。 結果的にかわしたのは、茶葉の種類や器の数といった 事務的なものばかり。]
(29) 2013/06/05(Wed) 07時頃
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−広間−
[用意した器を手に取る様>>6>>12を見れば、 自分もひとつ手元に寄せた。]
手伝ってくれてありがとうね。 助かったよ。
[椅子に座るミッシェルに礼を述べた。 ブローリンへと話しかけるのを聞いて>>17、 お茶を入れるのは多少気持ちの切り替えにはなったかと。]
外へ行くならちゃんと傘をさしておいき。
[家へ戻ると聞こえれば一言声をかけたろう。]
(30) 2013/06/05(Wed) 07時半頃
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[こちらへ頭を傾けたブローリン>>15の肩に、 可愛らしく真似をして見せてくれていた小さな影はない。 その軽さを一番感じているのはブローリン自身だろう。]
好きに飲んでおくれ。
[ただ一言告げて、肩から視線を外した。
広間へと入ってきた者達に ミッシェルがお茶を勧めるのを聞きながら、 ゆっくりと自分の器を傾ける。 シメオンの声>21には、器を彼の方へ差し出したか。
家へ戻るミッシェルを見送る眼差しに、 外を一人歩かせる不安はない。 今この村に危険はないーー それは、多くの犠牲の上に築かれた平和。**]
(31) 2013/06/05(Wed) 07時半頃
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ああ、ここに留まる理由もないからね。
[シメオン>>33の声に頷く。 ここまで人狼に荒らされた場所だ。 再び人で賑わうとしたら、ずっと後の時代のことだろう。 何より生まれ故郷であるはずのこの地に、 これ以上留まりたいとは思えなかったから。]
……シメオン、あんたは、
[どこか当てはあるのか、と。 聞きかけた言葉は半ばで止めた。**]
(36) 2013/06/05(Wed) 20時頃
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[最初に窓辺に腰を下ろしてから、 どれくらいの時広間にいたのだろう。 強くもならないが弱くもならずに途切れない雨は、 村を捨てていく住民達を引き止めているようにも思えた。]
…………。
[空となった器を机上へと戻し、 窓際に残してあった道具を手にすると広間を出る。
足を向ける先は、自宅ではなく仮宿としている集会所の一室だ。
人狼と告げられた夫が処刑間際に逃げた先は自宅で―― ――そんな、隠れたとも言えない場所で。
そこで事切れた男の命の臭いが染み付いた自宅には、 未だ足を踏み入れられずにいた。]
(43) 2013/06/05(Wed) 22時頃
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― 客室 ―
[窓を締め切っているはずの室内は、 それでもしっとりとした雨の匂いを漂わせていた。
縫いかけの布は道具一式と共にテーブルの上へ置き、 代わりに棚の引き出しから一枚の布を取り出す。
生徒達の習作を縫いつなげたパッチワークのクロスは、 赤い染みが半分以上に広がっている。 夫が息絶えた時に手に握り締めていたものだ。 布地を染める赤も、夫のもの。
家から出る時に気付いたら手にしていた。 村を出る時も、これはきっと持っていくのだろう。
赤が交わるところに指を添わせて思い返すのはどちらのことか。]
(53) 2013/06/05(Wed) 23時半頃
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……どうしてだろうね。
[俯いたままの声は静かに空気へと溶けていく。
騒動の間、夜すら解けなかった緊張の糸がようやく緩めば、 うつらうつらと微睡み。]
(56) 2013/06/05(Wed) 23時半頃
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