人狼議事


145 異世界の祭り

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視点: 人


【人】 楽器職人 モニカ

― 騒動が終わる前 ―

[射的屋で当てたのは、色とりどりの金平糖の入った瓶に、
あまりおいしそうじゃない色の冷やし飴。
それから―外れた弾が跳ね返ってきておでこにぺしっと当たる。]

 あたっ。っ、と、うわっ。

[その瞬間、ぱちんと左手から小さな火花が爆ぜる。
帯電しているものが近づいた時に起きる、スパークのような。
ぱしぱしと電気を帯びて音を立てる左手をきょとりとして見て、
すぐに派手な騒ぎに振り返った。
ロケット花火が打ち上がったり、屋台の間を暴走しているのに、
逃げろ逃げろーと無邪気に笑っていたが―]

(14) Cadenza 2013/09/24(Tue) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―決着後―

 …え?
 あ、うん…。

[体が使えるらしいときいて>>13、一瞬目を伏せた。
おでこに弾が当たったときに思い出したことは―。
ぱちりをスパークを飛ばす指先をチラと見て、]

 戻った方が、いいのかもね。
 戻れなくなっちゃってもきっと困るし。

[へらりと笑って答え、戻るならお先にドーゾと促すようなジェスチャーを返した。]

(15) Cadenza 2013/09/24(Tue) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

― さらにその後 ―

[後ろ髪を引かれる思いで転がった身体に戻ってから、
一度意識は深くに沈む。

真っ暗な場所で、誰かの手をずっと握っていた。
だけどなぜか呼ばれたような気がして、その手を離してふらふらと彷徨う。

気付いたら、捕まる前の記憶を追体験していて―
そして、ここへ転がり落ちてきた。

意識が戻る間に、欠落していた記憶が浮かび上がって繋がる。
は、と目を覚ましたときは…自分のことがちゃんとわかっていた。]

(16) Cadenza 2013/09/24(Tue) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ……ん。あ、戻った。

[むくりと起き上がって、目をこする。]

 ボク、かえ…………

        り、たくない。

[パリパリと帯電して音を立てる左手をじーっと見て、
むすっとしながら呟いた。**]

(17) Cadenza 2013/09/24(Tue) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[帰ってしまえば、きっともう実体は保てない。
それがわかっているから、帰りたくないと駄々をこねる。

けれど―]

 えっ、あと、1時間なの?

[ゲートが閉じるまでの猶予を聞けば、おろおろとして
急すぎると口を尖らせた。

きっと、あっちで待ってくれてる人がいる。
お帰りって頭を撫でてくれる手がある。]

 パパ……。

[むーっと口を結んで考える。
答えは出ているのに。]

(42) Cadenza 2013/09/24(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ………!

[だっと立ち上がって祭の広場へかけだした。
珍しいもの、懐かしいもの。
いろいろおぼえておくために。**]

(43) Cadenza 2013/09/24(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―再び祭の広場―

 ねえねえ、おっちゃんこれは?
 えー、ひよこは食べないよー。

[鳥屋台のおっちゃんと微妙に噛み合わない会話をしながら、
ふわふわのひよこを右手に乗せていた。

うっかり両手で受け取ろうとして、慌てて左手を後ろに回した。
左手は帯電でじんじんとしていて、触れたら感電させてしまうかもしれない。]

 あったかいね。
 ……あったかい。

[温かいっていいことなのだよ、と年齢の割りには幼い笑みを浮かべていた。]

(65) Cadenza 2013/09/24(Tue) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―広場―

[饅頭をもぐもぐ頬張りながら歩いていると、
池でに見たことない乗り物に乗った妙な人>>102を見た。]

 …………いや、やめよう。

[咄嗟にヒップバッグに手を伸ばし、煙玉を投げてみようかと思ったけど
そういうイタズラはきっと今回の犯人と同じ穴のなんとかだと
大人しく"手"はださないことにした。

…かわりに]


 あぶない!うしろ!うしろ!


[……からかってあげた大きな声に気付くかどうかは別だけど。]

(117) Cadenza 2013/09/25(Wed) 19時頃

【人】 楽器職人 モニカ

―花火のねっこ―

[やがて喧騒から少し離れた、花火を打ち上げている場所へ近づいて
興味津々で人々の動きを眺めていたけれど…?]

 およ?なんか慌ててる?
 ねーねー おじ……おにーさんたちどうしたの?

[ひょこ、と顔を出してなんとなく聞いてみる。
いわく、着火装置が壊れたと。]

 んー……とね。
 ボク、あげられるかもだよ?

[ぱちぱちと小さくスパークしている指先を打ち上げ筒へ向け、
パチンと火花を]ばすと―]

(118) Cadenza 2013/09/25(Wed) 20時頃

【人】 楽器職人 モニカ

 どーん!!

[派手な打ち上げ音をあげ、尺玉が空で弾けた。]

 こういう どっかーん   いいね!

 どんどん持ってきてよ!
 ボクがぜーんぶ、どっかーんさせてあげるよ!

[ひゃは、と笑っておにーさん達にピースして見せる。

無理矢理付けられた能力のこと、よかったと思ったのは
2回目だった。**]

(119) Cadenza 2013/09/25(Wed) 20時頃

【人】 楽器職人 モニカ

―それから―

[祭りの花火を上げたお礼といって、両手いっぱいに果物やお菓子をもらっていた。
しかし当人は少し困り顔。]

 ボク、こんなに貰ってももう食べられないよー!
 気持ちはありがたいんだけどさ、さ。

[持って帰って食べたらいいじゃないか。
そんな声にまた眉尻を下げて、]

 …うん、でも…ボクの帰るとこ…あの世だし。
 持っていけるかなあ、持っていけたらパパにあげよう。

[結局両手いっぱいのお土産を抱えて、ゲート…村長の家の方へ。]

(152) Cadenza 2013/09/25(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―ゲートに戻る途中―

[もらったお土産を落さないように、そろりそろりと歩いていく。
途中、遭遇した人>>145になぜか謝られた。>>145]

 ……え? なんで謝るの?

[話をしたわけでもなく、いきなり殴られて昏倒した。
相手のことなど覚えているはずも…ないわけで。]

 なんだ、おじさ…おにーさんがボクを殴った犯人だったのか。

 ボク、結局どうだったのかあんま聞いてないけど、
 イタズラさんたちに取り憑かれてたとかなんでしょ?
 だったらおじさんが悪いわけじゃないじゃん。
 なんでそんなこと気にするの?

[残念ながら、罪に対する意識の希薄さは変わっていないらしい。]

(153) Cadenza 2013/09/25(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ま、いっか。
 今のボクはヨイコトをして気分がいいので許したげるよ。

 おじさん、いいひとそうだからこれあげる。
 あ、気をつけてね、ボクに触るとびりってするよ。

[抱えていたメロンを一つ、左手で取って渡そうと手首をくいくいと動かす。
右手は生憎動かしたら雪崩が起きそうで、動かせない。
帯電している左手でも、触れなければきっと問題はない…はずだ。]

(154) Cadenza 2013/09/25(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―ゲート―

[前に立って、一度祭の広場を振り返った。]

 …………。

[めちゃくちゃ名残惜しいけど、
親子連れの姿を見るたびに早く帰りたくもなっていた。]

 きっとまた…こんなことがあるかも、ね。

[ゲートに踏み入れた片足が、実体を失って消えたように見える。
そして、くぐり抜けた上体も消え、残った片足も―消えた。]

(156) Cadenza 2013/09/25(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[そこから先は真っ暗な闇。何もない死せる魂の世界。
でも、確かに待っていてくれる存在がある。]

 パパ!パパ!
 ただいまー!

 あのね!

[明るい声を上げ、闇の中を駆け出した。**]

(157) Cadenza 2013/09/25(Wed) 23時半頃

モニカは、あくびをしながら、今度こそ逃げた。 オツカレサマー**

Cadenza 2013/09/26(Thu) 00時半頃


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