283 突然キャラソンを歌い出す村2
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♪ 互い 眼差しかわして 笑え 笑え どちらが勝者となろうとも
喰らえ 声を この熱を! 奪取 奪取 なびく鉢巻勇士の証
対峙し 進む 覚悟を決めろ──!
( うっ ば っ い とっ れ! )
♪
(197) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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[二度めの衝突。伸ばす手は互いに。 負けてもいい。と思っていたはずが、 いつの間にか熱くなってしまった。
負けたくない。
そんな気持ちがわいてしまう。]
(198) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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(じゃあ、どうする───?)
[人間の手段で、ヨスガがやりそうなことで。 ナツミは強敵だ。どうにかして動揺を引き出すかなにかしてスキをつくらないと、鉢巻はとれそうにない。]
(なら……)
[ひらめいた──。その考えのまま、 ぐっと足に力を込めて、
騎手は、跳んだ。]
(199) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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[跳んだ姿は、相手の神輿に乗り移る。
驚いた顔が見えた。見つめあう一瞬の間。 そして、はっとナツミは 我に返ったように思われた。]
(あ)
[想定よりも早い復帰に、焦りが生まれる。動揺している間に鉢巻をと思っていたが、まだ手に端がかかったところだった。]
(どう……)
[ともかく、混乱していてくれないと。 だったら、]
(200) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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ヨスガは、やや身をかがめて
2018/09/17(Mon) 13時頃
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[一瞬の思考ともいえない思考の果て
至近距離にあるナツミの頬に、
─── ちゅ。と、軽くヨスガの唇が触れた。]
[はらり と2−A、と書かれた鉢巻が、 生徒会長の手にしっかりと握られる。]
(201) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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[歓声が上がった。悲鳴じみた、否。 実際一部悲鳴だったかもしれない。]
[──直後。止まっていた拳が握られた。 続いてそこに吹いたのは──
拳風だった。]
(202) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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[しかして、天地ヨスガの体は、
宙を舞ったのである*。]
(203) 2018/09/17(Mon) 13時頃
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[♪『ちゅーに舞う‐boy's side‐』
熱中 白昼 無我夢中 見つめあったね きみとぼく
(Fu-Fu- FuWaFuWa Fu-Fu-Fu-) 事故チュー? 自己中 きみにちゅー かわいいお目々もまんまるに
(Fu-Fu- FuWaFuWa Fu-Fu-Fu-)]
(318) 2018/09/17(Mon) 22時半頃
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[まさかまさかの ふいうちで(Contact!) ゼロ距離みっちゃく マウスツーマウス (Kiss! Kiss!)
風ふき ♥ (はーと)にインパクト ぼくのカラダ 宙に舞う
(Fu-Fu- FuWaFuWa Fu-Fu-Fu…)]
(319) 2018/09/17(Mon) 22時半頃
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[一瞬の空白。]
[空中で一回転しながら、 ──視線が合う>>279]
[転調]
♪ 突き刺さる 視線<knife> 随分 鋭い切っ先だ 燃え盛る氷 歓声の中の静寂
標的 ターゲットサイト 赤い点を穿つのは─── ♪
(320) 2018/09/17(Mon) 22時半頃
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[ずしゃああああああ]
(321) 2018/09/17(Mon) 22時半頃
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[悲鳴とか殺意とかを身に受けながら、 氷の姫君の起爆剤になった当人は 校庭に背中からワンバウンドして 土埃をたてながら観客席の近くに着地した。
手にはナツミがしていた鉢巻が まだしっかり握られている。]
……
[少しして一瞬だけ、薄く目が開いた。 周囲が氷ついて言っているのが見えた。]
……………………。
[目を閉じる。]
(330) 2018/09/17(Mon) 23時頃
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[>>336 ずしゃった先で、シンイチに肩に手をかけられる。身体はそのまま、なすがままだ。生きてはいるが。]
う、…うう、ん だいぶ きい、た
[ナツミに殴られて、だいぶくらくら来ている様子で、大丈夫か!?の返事に答える。]
───あ…?
[>>332 変質者…!とエニシが言っていた気がする 一年の転校生がそこにきていた。 名前までは把握していないまま混とんに巻き込まれる。]
(344) 2018/09/17(Mon) 23時頃
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[トロフィーをとりに来たんだよ!と、一喝した怖い顔の転校生は、顎をくいっとあげて顔を品定めしてきた>>338。 向けられた視線にちょっと鼻に皺がよる。] ………… ………… ………… [>>343>>345 なんか背筋に嫌な悪寒がと思っている間に、めちゃくちゃ真剣な顔で、雪女についての説明と行動指針が告げられた。]
……ちゅーすればいいの?
[先ほどその行為で数名の地雷を踏んでいる生徒会長は、 行動方針に対して質問をした。 隣では、対処方法にシンイチが叫び声をあげている>>349。]
(351) 2018/09/17(Mon) 23時半頃
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[トロフィーがほしいらしい転校生に怒鳴りつけられた>>352。]
うるっっっっっさ……!
[きいいいいんんんんんっと耳が痛くなって、 思わず、つい、手で耳をふさぐ。]
何の話で、どれのこと!?!?
[即、トロフィーが九尾の首には結びつかずに どかしはしても盗った覚えがあるわけでもない。 なんかやったかな……と、記憶を手繰る。]
(356) 2018/09/17(Mon) 23時半頃
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[>>354 掴みかかられる。相手が怪異であるのはわかったけれど 抵抗するわけでも、何か力をふるうわけでもない。ぐらぐらとゆすられた。その説明で、ようやく理解したようで、ぱち、っと目が瞬いた。]
───九尾の? なんだかしらないけど 無くて、困ってるんだ。
アレないと困るひとがこんなにいると思わなかった。
[ようやく腑に落ちた。とそんな調子でそう言って]
────わかった。
[とっとと いけ、ちゅーしろ。と、促しに頷く。]
(364) 2018/09/18(Tue) 00時頃
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[順応性!とつっこまれている生徒会長は 転校生からシンイチに顔を向けた。 >>355 走れる? に、うん。と頷いた。]
… だいじょうぶだと思う。
[少し、くらくらはしているけれど、 元々ヨスガの身体能力は低くはない。]
シンイチは? いける?
[けほ。とせき込む様子に首を傾けた。]
(372) 2018/09/18(Tue) 00時頃
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[どういうわけだか崩れ折れていく転校生には、どうも迷惑をかけたらしい。走れない様子に、ひとこと]
なんか、えっと … ごめん。
[九尾の首と転校生の繋がりはいまいちよくわからないなりに、それはぺこっと頭を下げた。 >>371 抱えられる提案には、大丈夫と重ねて首を横に振って、麗亜のいる方向に向けて走り出し───]
わっ
[たどりつく手前で襟首を引っ張られて、急ブレーキがかかる。]
(378) 2018/09/18(Tue) 00時半頃
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先客みたいだね。
[>>383 引きとめられた先でヤスリと麗亜の二人を見まもる。]
出番はなくなったけど、 収まったなら よかった… のかな。
[出番がなくなったようなので、その場にとまって周辺の状況を見た。 エニシがどうしてるかを、見回して探す。]
あっ
[姿を探している間に、トロフィーが放り出される>>387。]
(391) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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[ぽいーん。 ゴッ……!!!]
あっ……
[ついトロフィーの行方を追いかけた視線が、 >>389 痛そうに悶絶している姿をとらえてしまった。]
だっ 大丈夫……??
[>>394 シンイチが心配の声をあげるのに合わせて、 いったん、そっちの方に足を向ける。]
(399) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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………
[地面の上に寝転んでいる転校生は、見るからにどうも大丈夫そうだった。後でもういっかいちゃんと話そうか。 >>397 考えながら、シンイチの言葉に足を止めて、 麗亜と八磨の方を見る。]
た ぶんだけど 眠ってるだけ……じゃ、ないかな。
前のときも、そうだったから。
[なんとなく、前に麗亜を一度抱き留めた手を見下ろす。あの時ももたれかかってきた後、彼女は腕の中で眠りに落ちていた。]
(406) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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─ グラウンド ─
[>>402 少し前。視界の端、利光のレンズの反射が目に入ったのは、本当にたまたまで、その先に麗亜と剣真がいることは少し遅れて気づいた。 利光の新聞。ツヅラのゴシップなんかが ふと頭をよぎっていった。
──無粋だ。とか、野暮だとか、そういう言葉が頭にあったとかではなくて、なんとなく、麗亜と八磨についてあることないこと書きたてられるのは、なんだかちょっと、いやだなあ。とか、思ったのはそんなこと。]
───── レン、人の恋の、邪魔したらだーめ。
[カメラの視界を遮るように手を翳す。次いで体ごと、 カメラと二人の間に挟まるように移動して]
(419) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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[ パシャッ ]
(436) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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─グラウンド─
[審議中>>410。シンイチのその顔には 何か言おうとして、口が開きかけて]
…
[パシャリと利光のシャッターが下りる。 >>430 ファインダーに写し取られた体が、 そこで、ぐらりと傾いだ。]
……あ、 れ。
[まるで意識が抜き取られるような感覚があった。ナツミに殴られたときと似ていて、──少し違う感覚。 視界がぼやけて、揺れたからだが氷が溶けかけた地面に倒れる。]
(440) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[レンに何をされたか、咄嗟に理解はできなかった。 ただ、保っていた意識が、 べりっと引きはがされるような感覚があった。
この体はすでに自分から強烈なナツミの一発を 貰いにいっていて最強の怪異、なんて代物からは 一歩、すでに退いている状態にある。
この体は飽くまで借りモノのまま 『首無し』にきちんと成りきれなかった ごく不安定な器だ。
おまけに、体と意識がすでに、 もうどうしようもないくらいに、 ズレてしまっている。
たとえるならグラグラの積み木みたいなものだった。 ちょっとしたきっかけで、崩壊する。]
(452) 2018/09/18(Tue) 02時半頃
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[首無し騎士は、最上位の怪異だ。普通なら、そのあたりの邪視にどうこうされるなんてことはない。普通なら。
ただ、今は状況と───相性が、悪かった。
この体を、出ていくための準備をしていた。 それが今は完全に仇になった。
人形にとりつけるなら、どうして写真に収められない理由があるだろう。>>408 ましてや『本物を収める』事を願った写真なら、いっそ依り代にするには最適だ。]
レ ン、……
[>>454 取り損ねたな。あっさりした言葉に、呻くようにいう。だめだ。ほかの人なんて撮らせるわけにはいかない。 思っても、上手く言葉が出ない。]
(466) 2018/09/18(Tue) 03時頃
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[>>456 ゆかり、>>457 ヨスガ。 ふたつ、名前が呼ばれている。
倒れた体が動かない。返事ができなかった。 魔除けのない左手が重たい。]
…… 、どう、して 君の記事に 協力 しないと、 いけない の
[>>473 しゃがんだレンの顔が虚ろな目に見える。 スマホが向けられている。尋ねた口がわなないた。]
(477) 2018/09/18(Tue) 04時頃
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─ グラウンド ─
[クラクラする。ぐらぐらする。意識が混濁する。 人が集まってくる気配がしても 上手くは、からだが動かなかった。
───この体は"自分"のもののはずなのに まるで、他人のものみたいだ。 >>485 レンの声だけが、イヤにはっきりとしている。]
エニシは、撮らせない。記事にも、協力 しない。 その写真を……、返 して。
[脅迫めいた台詞に、レンを睨む。 映ったそれには、首がない。]
(506) 2018/09/18(Tue) 05時半頃
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……先、生。
[人の足音がする。クラウザーの声が聞こえて、歩み寄ってくる顔が見えた。"ゆかり"と呼ばれて >>483 いちど頷いてから、首を横に振った。 話した相手がそうなのは、間違ってはいない。
けれど、この体の中にいた『同類』は]
あってる、けど 違う。 "ゆかり"は、向こうに。
……いる [今は、レンが持っている写真の中だ。]
(509) 2018/09/18(Tue) 05時半頃
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[頭ががんがんするし、クラクラする。 身体の真ん中に、奇妙な喪失感があった。
──盗られた魂は、写真の中に、 閉じ込められているも同然だ。
もしも。ふたり、中に入っていなかったなら、 盗られていたのはヨスガの魂だっただろう。
ただ、最上級の怪異を身に宿していたにしても、長らく沈んでいた意識を無理やりに浮上させられた上に、邪視を身に受けて人間がなんのダメージも受けないというのは難しい。]
…… 真一、エニシ。 ご、めん。
[保健室に連れられていくのに、抵抗はしない。 できないまま、保健室にたどりつく前にがくんと意識を失ったからだが運んでいた相手にもたれかかった。]
(511) 2018/09/18(Tue) 06時頃
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