283 突然キャラソンを歌い出す村2
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─ 夜・霧の中 ─
[街全体を霧が覆う中、白いシーツがはためいた。 腕の中に同じ顔を抱えあげて、空を飛んでいく。
>>13 まるでそれは、幻の逃避行のように。 オペラグラスの双眼の円二つを横切って、 古びた屋敷の屋根に降りた。]
(34) 2018/09/12(Wed) 18時半頃
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─ 夜・天地家 ─
[霧が古い屋敷全体を包んでいる。廊下の板張りは、 人の体重に押されてキイキイと軋んだ。]
[ドアは開けっ放しのまま、弱くない力で腕に抱えた人の体を、寝台の上に横たえる。そのまま身体を放さずに、顔の横に手をついた。 上にかぶさる恰好で、顔が鏡合わせになる。]
…… ねえ。傍にいるのは。 ヨスガじゃなきゃ、だめ?
[部屋の中にも霞のようなひんやりとした空気が漂っている。尋ねる声は、夢とも現ともつかないそれだ。]
(35) 2018/09/12(Wed) 18時半頃
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─ 夜、霧の中>>77 ─
[ひんやりとした空気。部屋の調度品はふたりで暮らしている家のそれだ。
──大丈夫、怖くないよ。 だって、お化けも人間も同じに見える。
そういったのは、まだ硝子の隔てができる前の話。今、見下ろされている顔には、眼鏡がかかっている。]
……そっか。
[目を開けた双子の頬に指を添える。 手が互い違いに顔に触れた。泣いてる顔と淡く笑う顔。]
(149) 2018/09/13(Thu) 01時半頃
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♪ Blindness - Re ♪>>81
隠してたんだ 悪夢を見た日から Blindness Eye 自分の顔がわからない Blindness Eye 僕はいったい誰だっけ 君の目に映る僕は偽物?
(セリフ:頬に触れる熱に嘘はないのに)
ここにいたくて 秘密にしてたんだ Blindness You 暗がりの中で Blindness You そこにいた"僕"のこと
だけど迷子の君 呼ぶ名前は
(150) 2018/09/13(Thu) 01時半頃
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[ぽろぽろと硝子の向こう側で涙があふれている>>84。]
ヨスガには、……ヨスガがわからない。 だからエニシが、教えて。
どうやって、ヨスガが笑ってたか。
[伸びてきたエニシの手をとって、自分の唇を笑わせるみたいに横に伸ばした。]
ヨスガと、同じ顔で。 …笑ってみせて。
[声は眠りに落ちる片割れにそっと告げて、もう片手の指で零れている涙を拭って──それは、離れていった。]
(151) 2018/09/13(Thu) 01時半頃
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[後に残ったのは、夜の霧の気配だけで。 雨の朝に、ヨスガの姿は、 家にも学校にも、どこにもない*。]
(153) 2018/09/13(Thu) 01時半頃
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─ 朝、九尾塚商店街 ─
[雨の中。猫が歓声をあげられているのは逆方向から傘をささないで、半袖のパーカーに、フードを頭の上に引き上げた姿が、濡れながら道を歩いている。]
人気者だね。 アーサー。
[それは少し顔を上げると、アーケードの終わりまで走り切った猫の名前を呼んだ>>96。 ちょうど屋根が途切れたところで、濡れ鼠のその姿はかがんで、その動物に手を伸ばした。]
今日は、学校には来ないの? ココロが寂しがるんじゃないかな
[こころとアーサーの関係自体は把握している口ぶりで、それは猫に話しかけた。]
(229) 2018/09/13(Thu) 09時頃
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[濡れ鼠が屈むと、匂いがする。墓場の匂い。 死の匂いのようなもの。 尻尾を見てから、抱き上げようとする。]
──前は普通の猫だったと思うんだけど
お前、僕と同じような匂いがする。
[猫に会いに来た生徒会長の顔をしたそれは、すん。と鼻を鳴らしてから、小首を傾げた。]
でも、君は、 首があるね? [むんず。と手が猫の首を掴む。]
(230) 2018/09/13(Thu) 09時頃
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─ 朝、九尾塚商店街 ─
[濡れ鼠は鼠のくせに猫にまるで怯えずに 目線を合わせて、口を開いた。]
ねえ、ちょっとだけ、協力してくれないかな。
[そう、猫に向かって唐突に 頼みごとを口にする。]
──── 『裏側の街』に行きたいんだけど ひとりだと入れないんだ。
[一緒にきてくれるだけでいいんだけど。と 猫の首を捕まえたまま、それは言った。]
(236) 2018/09/13(Thu) 10時半頃
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[この街には、裏の顔がある。裏社会の意味ではなくて、 人ならざるものの町への入り口だ。
表は人間の街。 裏は怪異の街。
双子のように表裏一体で、 普通の人間には見えないし入れない。]
アッチ側の『常闇倶楽部』に 野暮用があるんだ。
[ただ、こっちとあっちは不思議な共通点を持つことが多い。それは単に名前だけだったり、それ以上だったりと繋がり自体は様々だけれど。]
(237) 2018/09/13(Thu) 10時半頃
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[妖の街には妖の街の流儀がある。 それはころころと変わって、 日によって街へ入る条件自体が違っていたりする。]
今日は首がないと入れてもらえなくて。
だから。 ちょっと鍵がわりになってくれない?*
[首と頭が揃っていたら、『裏側の街』に入れるはずだから。と、強引な頼みを口にした。]
(238) 2018/09/13(Thu) 10時半頃
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─ 朝、九尾塚商店街 ─
[抱き上げた猫は、首を掴まれたまま すっかり毛を逆立てている。 抵抗するでもなしに何かに気づいた顔で こちらを睨みつけていた>>274。]
大人しくしててくれたら なんにもしないよ。
[猫を抱え上げた濡れ鼠は、猫の頭をぐりぐり撫でて裏道にそっと消えていく。 青いプラスチックのゴミ箱や、黄色に赤字で商品名が印刷されたビール箱の横を過ぎて路地を進んでいった。]
(285) 2018/09/13(Thu) 18時頃
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(♪ 路地の行き止まり 図書館の秘密の扉) [行き止まりには、古びた木戸があった。]
(♪ ひっそり現る その扉) [いくつか存在している入り口のうちのひとつに手をつくとぎいいいっと音を立てて扉が開いた。]
(♪ 暗い穴が 我らを誘(いざな)う) [扉の向こう側は一面の漆黒だ。]
(♪ ああ その闇を 恐れるなかれ) (♪ 未知の先にこそ 桃源郷は開かれる───)
[その暗がりの向こう側に、鍵を持った姿はそのまま沈んでいった。]
(286) 2018/09/13(Thu) 18時頃
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─ 魔導書店『常闇倶楽部』─
[黒いだけの穴から、ぬっ と手が出る。
続いて抜け出してきた足が、 塗装されたアスファルトではなく 板張りの床を踏んだ。]
───── ありがとう。 無事に抜けられた。
[穴から全身を出して、猫一匹を鍵扱いしたそれは、 そこで案外と律義に礼を言った。]
(287) 2018/09/13(Thu) 18時頃
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[もう少しだけ付き合って。と猫を抱えたまま、 店内を目当てのものを探して歩く。
『常闇倶楽部』と看板が出たその店はコの字に曲がった道の端にある。 お誕生日席の位置だ。 同名サークルのイベント位置と関係があるのかは不明だ。] [店内は、天井までみっちり背を伸ばしている本棚が、壁一面に並んでいる。奥の方に、黒髪で赤い眼鏡をかけた店番が小さく見えた。]
えーっと、質屋の台帳と 学生名簿…… [探しものの二つを順路にそって探していく。]
(290) 2018/09/13(Thu) 18時半頃
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─ 魔導書店『※常世※倶楽部』(裏)─
[この書店には多くの魔導書(グリモア)が存在している。CPが無限に広がるように、在庫も無限にある。
この裏町の魔導書屋に探しにきた 野暮用の目的のひとつは質屋の台帳だった。 天地ヨスガは、学校にあった 九尾の首をどかして遠ざけた際に それを裏街の質屋に売り払っている。
取り戻す気はなかったものの、少し事情が変わった。 よってまだ売約済みでないかどうかを、ここに確かめに来ることになった。]
あった。 [学生名簿と、その三つ隣に質屋の台帳。 両方を発見して手に取った。]
(308) 2018/09/13(Thu) 20時頃
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[ただし、質屋から、預け物を取り戻すにはそれなりの対価を払わないとならない。 妖の街の価値基準は様々で、ギザ10円十枚であったり、何かの尻尾だったりする。]
えーっと、 九尾の首の代価……
[『鉄血一瓶』または『恋歌』、 または『雪女の涙』または……]
または、
…… 九尾塚学園体育祭の、優勝トロフィー?
[最後だけ読み上げる声が疑問形になった。セイルズカンパニー協賛の、大きなトロフィーの絵が台帳には載っている。]
(309) 2018/09/13(Thu) 20時頃
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ヨスガは、暫く台帳と睨めっこ。
2018/09/13(Thu) 20時頃
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─ 魔術書店『常世倶楽部』(裏) ─
[台帳と睨めっこしている間も、抱えている猫はものすごく嫌そうな顔をしているし、尻尾はなるべくこちらから遠いところにおこうおこうとされている。怯えようからして、こちらの正体はわかられているのは明白だった。 猫の逡巡には、気づいているのかいないのか、 >>319 は?と思わず漏れたような声に、 うん。と猫拉致犯の怪異は頷いた。]
九尾の首。質に投げ売りしたんだけど 必要だって人がいて。
[買い戻したいんだけど、と、封印崩壊の実行犯は 悪い事をしたと思っていない調子で言った。]
………… アーサー、どれか払える?
[拉致犯は、あまり期待していない調子で猫に聞いた。]
(326) 2018/09/13(Thu) 21時頃
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─ 魔術書店『常世倶楽部』(裏) ─
[台帳は棚に戻す。うーん。と悩むように声を落として学生名簿だけ、小脇に抱えた。 そのまま、清算を済ませるつもりでカウンターに向かう。 >>343 一方、告白に腕の中の猫は言葉を跳ねさせていた。どうかしている。というその言葉はまったく正しい。]
眠ってるのはわかってるんだけど 狐の目にずっと見られてるみたいで すごく落ち着かないんだよ。
[だからだよ。と理由を答える声は悪びれないが、悪びれてないだけに、かなりどうかしているし性質が悪いとも言えた。]
(362) 2018/09/13(Thu) 22時半頃
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[>>344 顰め面の猫に、む。と口をへの字に曲げた。拉致とは人聞きが悪いなあ。と零す。]
連れてくるのはお願いしたし、 強奪しようとは思ってないし。
[聞いただけだし。と子どものようにそれは少し拗ねた。]
勝てばいいって、簡単に…… そうだけど。 [できないとは言わないで、 ただ うーん。とは唸った。]
(363) 2018/09/13(Thu) 22時半頃
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[店員の前にじゃらじゃらと財布の中の小銭を出す。 持っていた財布の中身をほとんど全部吐き出して、]
これでここの用事は済んだけど、 何か、してほしいことはある?
[拉致の心算は本当になかったから、協力のお礼についてはそんな風に何かできることはあるかを尋ねた。足は、出口の木戸に向いている。]
(366) 2018/09/13(Thu) 22時半頃
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ヨスガは、アーサーが、ぼわぼわになったのを撫でつけている。
2018/09/13(Thu) 23時半頃
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─ 魔術書店『常世倶楽部』(裏) ─
[>>420 話した理由に猫は腕の中で大きい声を出した。 うわっ と、誘拐犯は顎を上に向ける。]
だ、だって!
[叱られた。怒られた。だって、とは言うがそのあとが続かない。後に続けられるのは、イヤなモノは嫌だという言葉だったからだ。力ばかり強いそれは、腕の中の猫にがつんと叱られて、しゅん。としょげた。]
…… ええ…… ごめん。
[常識知らず。と深々とため息を吐かれても、反論はない。あいにくと育ての親を持たないそれは、そこまで嫌だったかと、一括されて初めてきちんと気がついたようだった。]
(453) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[会計を済ませる間、かわす言葉はない。 それに文句もなければ、重ねての謝罪もなかった。 再度、ぶさいくな顔と向かい合ったのは>>428、買い物を済ませたあと、木戸に向かうところ。
五体満足で返せ。と言われれば、わかった。とそれはそれで即答をしたろうけれど、あったのは、ひとつの質問だった>>428。 それに、一方の方角を指さす。]
あっちの墓場の、池の底。
[目覚めた出自自体は自分でちゃんとわかっているのか、迷う様子はなかった。]
(454) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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─ 魔術書店『常世倶楽部』(裏) ─
[──♪ 首きり 罪人 首をちょん 頭がなければ誰ともわからん 冷たい池に放り込め 折り重なった死人の体 ドロドロ溶けて 首を求める泥人形の出来上がり ♪]
その前は、はっきり覚えてないけど。 多分、もっといろんなものだった
[♪ 泥に飛び込む哀れな人間 器になった 首と体が繋がって むくりと起きたは 一体どちら さても 自分が何かもわからず 回りを見まわし 人間だろうと思い込む 溶ければまた泥 お次の首が来るまで 何度も幾度も 繰り返し ♪]
(474) 2018/09/14(Fri) 01時半頃
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