8 DOREI品評会
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…、戯言を。 本心がそこに無いのは、わかっています。
それに、私は、彼の事を好いてなど…っ
[俯いて、顔を覆っていた手は再度鎖を鳴らしながら、 紅い羽織の裾を握る。 ふるふるとかぶりを振れば、艶やかな髪がさらりと揺れた。]
……っ、…。
[否定するように頭を振ったものの。 他の男に抱かれる事もふと考えてみた。 くらくらと、眩暈がする。
彼の言っている事は正しいのだろうか。 他の男に抱かれるよりは、金目の青年に抱かれた方が良いだろう。 だがそれは、彼にも迷惑がかかる事になる。 ぐるぐると回る思考は、判断を鈍らせていく。]
(31) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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[いっぱいいっぱいの頭の中。 金色と灰青の会話は耳に入ってこない。
考えても、どうしていいのかわからなくて。
じゃら、と自分のものでない鎖の音がすれば微かに顔を上げて。]
あ…、……。
[金の瞳を見る漆黒は、困ったような。 微かに何処か縋るような瞳の色を宿していた。]
(36) 2010/04/06(Tue) 03時頃
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[そそのかす言葉も、今はもう嘘か本心か区別がつかない。 確かに舞台上で酷い仕打ちを受けずに済んだのは彼のおかげで。 もしかしたら、本当に一緒に引き取ろうと思っていてくれたのかもしれない。 そんな思考まで巡り出す始末。 その思考が浅はか以外のなにものでもない事を知れる程、胸の内は穏やかではない。
金の瞳が此方へと向けられて。 声をかけられても、巧く返す事が出来ない。
灰青の男が立ち上がり、コツ、と私達の方へと歩み寄る。 肩に手をあてられると、身体がびくりとはねた。 男が誘う先は――――]
―――〜〜…っ。
[更に顔が熱くなって頬が紅潮していく。 眉を下げた顔で此方を見る青年に返せたのは。 潤んだ瞳と、は、とひとつ零れた吐息。 青年が熱を取り戻していた事は知らないが、此方もまた同じく。 鼓動が速くなって、身体が熱を帯び始めていた。]
(50) 2010/04/06(Tue) 04時頃
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[こんな事、おかしい。いけない。 そう思ってるのに、心音がうるさくてよくわからなくなる。
こんな状況下に。 数時間前に会ったばかりの青年と。 灰青の男の前で。
―――信じられない。
だが、あの狂乱の宴を見た後で、中途半端に放り出された熱は燻り続けていて。 更に「出来るだけ優しくする」と青年の言葉が耳に届けば、ぞくと身を震わせた。 再び火がついてしまった身体。 歯止めはもう、きかない。]
(56) 2010/04/06(Tue) 04時半頃
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『腰の帯… 解いてください。 そ…の下 紐も 同じように…。』
[吐息混じりに、青年の問いかけに答える。 その返答をしている間も、恥ずかしくて視線は外したまま。 巧く伝わらなかったなら、男が青年に助言をして。
やがて彼の左手が私の髪へと伸びる。 じゃら、と鎖の音が耳元で鳴った。 彼の手は、優しく髪を撫でるけれど。]
―――ふ、……ぁ…!
[その感触ですら、甘く痺れて。 舞台上で白い粘液を垂らした女に指を入れられた時のように、艶やかな声が微かに漏れる。 青年が抱く想いとは裏腹、髪に触られるだけで、壊れそうになる位胸は煩い。 彼の指が直接肌に触れたならおかしくなってしまうのではと思ったが、身体は触れられる事を欲していたか。**]
(57) 2010/04/06(Tue) 04時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 04時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 12時頃
琴弾き 志乃は、若者 テッドに話の続きを促した。
2010/04/06(Tue) 12時半頃
琴弾き 志乃は、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/04/06(Tue) 12時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 12時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 18時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 20時半頃
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― ルーカスの部屋・現在に至るまで ―
[部屋に漂うのは、紅茶の匂いとおかしな空気。 今、私はベッドに横たわっていて。 金目の青年の手によって、着長の帯が解かれようとしていた。 それを見守る、灰青の瞳。 英国紳士を気取った男は、青年の手がもたつけば 優しく教えるように手解きをして。 二人の男の手によって露にされていく白い肌。
それはまるで、二人の男に抱かれようとしているみたいな錯覚を覚える。]
ん、っ…!
[急に触れた冷たい感触に、微かに身じろぐ。 青年から謝罪の声が聞こえればふるふると頭を振ったが、 言葉は出て来ず、代わりに熱い吐息だけが漏れる。]
(119) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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――― ちりん。
[胸元で鈴の音が聞こえて、熱で浮かされた思考が少しだけ戻る。 大事な、鈴の首飾り。 その首飾りをくれた人物の事を思い出して。]
(…あぁ、この人……少し辰兄に似ているんだわ…)
[申し訳なさそうに見下ろす金の瞳。 見詰めれば、自然と記憶の中のイトコを重ね合わせる。 それは、今は遠い異国へと渡ってしまった、初恋の人。 真っ直ぐなところも。優しいところも。瞳の力強さも。 何処か似ている気がして。 何となく、彼に惹かれた理由がわかった気がした。]
(120) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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[ベッドは青年の重みに小さく声を上げた。
ゆっくりと近づけられる青年の顔。 至近距離では、お互いの吐息を感じられて。 それがまた胸を高鳴らせる。]
―――ん…。
[近づく青年の唇を、拒む事はせず。 漆黒の瞳を閉じて、口付けを受け入れる。 優しく重なる、二つの唇。 僅かに唇が離れ、閉じた瞳をゆっくりと開けば、彼の身体も火照り始めている事を知った。」
(121) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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…っ、はぁ……んんっ!
[私の肌に触れる青年の指はとても優しくて。 けれど、触られた箇所から熱を帯びていくようにじりじりと甘い刺激を残す。 触れられる度に身体は反応して、いくら声を抑えようとしても、吐息と一緒に唇から零れ落ちた。
そしてそれと同時にもう一度、鈴の音が。 りん!と今度はさっきよりも高く啼いて。
白いシーツの上には、赤と黒の蝶が羽を広げた。
外気に晒された身体はふるりと震えて。 荒い呼吸と共に、綺麗なふくらみが上下する。
いい音、と呟いた男の声が、遠くの音のように聞こえていた。]
(122) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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[青年の指は、熱い軌跡を残して徐々に下へと降りて。 鈴の首飾りを拾う男の姿は目に映れど、そちらに意識を回してる暇は無い。 身体の上を滑る度に、まるで楽器のように艶を帯びた声が上がった。 恥ずかしいと思う気持ちはあれど、それもぞくぞくする刺激へと変わっていく。 金の瞳を見やる漆黒は、いつしかとろんとしてきていた。
やがて、白絹の手に導かれて青年の手は白い布地の上へと辿り着く。 耳にする謝罪の言葉。 それに反応する暇もなく。]
―――ん…ぁ、……ッ!
[彼の指が布の上に降りれば、びくりと身体を揺らした。]
(123) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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…や、… あ 動かさな…!
ッ、あ ぁあ!…やだ…っ!
[指の感触が伝わる度に布越しに擦れて、声が漏れる。 奔る感覚に顔は歪んで、自分は今とてもみっともない顔をしているのだろうと思った。 金の瞳と一瞬だけ目が合えば、下着が湿り気を帯びている事も解っていて、恥ずかしさで死んでしまいそうだった。
視線を外したままかけられる、青年の言葉。>>111 それにはふるふると否定するように首を振って。
出来る限り優しく微笑んだ。
身に奔る感覚は思考を浸食していって怖かったけれど、青年の優しい指は、嫌ではなかった。]
(126) 2010/04/06(Tue) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/06(Tue) 22時半頃
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…、……?
[ふと、愛撫する手が休まって。 とろりと潤んだ漆黒を青年の方へと向ける。 けれど、その視線はすぐに別の方向へと背けた。]
―――…ッ!
[灰青の男の手には、硬さも大きさも十分な青年のものが握られていて。 それを見れば、檻の前で見た光景を思い出してしまった。 今度は今から、アレが私の中へと―――。 未知の事に不安は募るが、此方の準備もまた整っていた。]
(134) 2010/04/06(Tue) 23時頃
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あ…、…っ
[金色と灰青が何か会話を交わした後。 青年は私の下着へと手をかけた。 肌に触れる鎖はひんやりとしているが、熱を持っていってはくれない。 それどころか、身体を震わせて熱を上げるばかり。
ちりん、と鈴の音が聞こえる。 返して貰わなくては、そう思う思考は表面上まで出てくる事が出来ない。
意識は取り払われる下着に集中されて。 纏うものが無くなった下半身は微かに震えていた。 青年の指を拒みはしなかったが、輪郭をなぞるように這えば、大きく身体を揺らして、咄嗟にぎゅっと脚が閉じられる。
彼の指先には、蜜が絡まっているだろう。]
(135) 2010/04/06(Tue) 23時頃
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[青年の指はそこから進む事無く止まった。
―――ように思えた。 灰青の男が彼へ何かを告げる。 浮ついた頭では、彼の滑らかな言葉を理解できない。 必死で呼吸を整えようとしていれば]
…っ?! あッ―――〜〜…!!
[止まった指がゆっくりと侵入してくれば、一際大きな喘ぎ声が漏れて。 咄嗟にじゃらと鎖の音を鳴らしながら、手の甲で口元を覆った。 異物感に眉を顰めながらも、淫らな音を立てながら 弄られれば、次第に変な気持ちになってくる。 自分で触った事が無く、舞台上で女に指を入れられたのが 初めてだったというのに。 あまり時間を要する事無く、増えた彼の指を呑みこんだ。]
(150) 2010/04/06(Tue) 23時半頃
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… んっ…、んんっ!
[口元に押し当てた手で必死に声を殺すが、ある所を刺激されれば、殺しきれない声が上がって。 そうすれば、彼はそこを何度も攻め立てる。 次第に押し当てるだけでは堪えられなくなってきた頃。 また鈴の音が聞こえた。
その音は、今度はわかる言葉と共に。]
そん、な……何て 言ったらい、か わからな…
[身体を震わせながら、灰青を見上げる。 紅潮し、乱れた表情は、今にも泣き出しそうなそれに似ていた。]
(152) 2010/04/07(Wed) 00時頃
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…、ッ……!
[返って来る母国の言葉。 その内容に、また顔が歪む。 言葉がわからなければ行動で示せと、男は言った。 ハードルが一気にあがった気がした。
綺麗に爪が整えられた手に導かれて、右手の鎖がじゃらりと鳴る。]
は、… ……―――
[手が避妊具を被せられた青年のもののすぐ近くまで寄れば、熱い吐息が漏れて。 男の手が離れると手はその場で暫く漂って。 それから、何度か吐息を漏らした後、そっと手を伸ばした。 初めて触る、異性のもの。 それは皮膜で覆われていて、表面の質感はわからなかったが とても熱くて、硬い事だけはよくわかった。]
(169) 2010/04/07(Wed) 00時半頃
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[そして握ったそれを、導こうとしたけれど。 脚が震えて、開く事が出来ない。 それは恐れからというよりは、羞恥心からくるものだっただろう。 自ら脚を開いて強請るという事に、酷く抵抗があった。 しかし、いつまでも握ったままでいる訳にもいかず。
視線を彷徨わせた後、漆黒は金の瞳を見る。]
『―――…おね、がい』
[か細い声で言えたのはそれだけ。 いっぱいいっぱいの表情で告げるその言葉の意味は、彼に伝わったか。]
(176) 2010/04/07(Wed) 00時半頃
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[ベッドがまた小さく、音を立てる。 青年が足を割りいれれば、閉ざされていたそこは何とか開いて。 それと同時に、いよいよだと思えば不安か期待かわからない 胸の高鳴りを感じる。
見上げる金の瞳は何かを考えたようだったが、 それも一瞬の事で、顔を近づけられれば自然と瞳を閉じる。 重ねられた唇はやっぱり優しくて、甘い。]
ん……っ、…
[唇が離れると、熱いものを宛がわれるのがわかった。 小さく声を漏らして、息を呑む。 そして―――]
(191) 2010/04/07(Wed) 01時頃
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―――ひ、っ……ぁ!!
[彼が、ゆっくりと侵入してくると同時に、短い悲鳴を上げる。 彼自身が入り込むその感覚は、指の異物感とは比べ物にならない。 押し広げられるような痛みに、ぎゅっと目を瞑る。 口元に置かれていた両手は、握るものを探して。 枕元のシーツを握り締めた。]
(192) 2010/04/07(Wed) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 01時頃
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…、ぅう…ッ!
はぁ…は…ぁ…
[最初の痛みを歯を食いしばって耐えて、 あるところで動きが止まれば、荒い吐息を零す。 しかし休憩の時間はそう長く続かない。 再び押し広げられるような痛みが襲ってきて。 ぐっと、青年が腰を押し込めば]
―――イっ…?! あ!あぁ、っ!!!
[今度は大きな悲鳴が口を吐いて出る。 その声はラジオを通さなくても、この部屋の近辺にいる者の耳には届いたか。
シーツを握り締めて身体を仰け反らせた後、縋るように青年の首へと腕を回した。 じゃらじゃらと鎖が鳴るが、そんな事気にしている余裕は無い。 漆黒の瞳には、今にも零れそうな位、涙が溜まっていた。]
(219) 2010/04/07(Wed) 02時頃
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…っ、……ふ…ぁ
[ゆっくりと囁かれる声にすら、今は身体が震えて。 けれど、申し訳なさそうな顔を認めれば、無理矢理にでも微笑んだ。 その顔がちゃんと笑えていたかは自分ではわからないが。
灰青の瞳は、この光景をどんな風に見ているのだろう。 聞こえるのは、偶に鳴る鈴の音。]
―――…
[首に回した腕に軽く力を込めて、青年を抱きしめる。 彼の体勢が低くなって、耳が口元に寄ると]
『…だいじょ ぶ へいき だから うごいて あなた なら …いやじゃないから』
[吐息に混ぜて、彼だけに伝わるように耳元で囁いた。 それは途切れ途切れの単語を並べたもので、彼にちゃんと伝わったかどうか。]
(220) 2010/04/07(Wed) 02時頃
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ぁ…、あ!あっ、…ッ!
[青年は奥まで腰を沈めると、ゆっくりと腰を動かし始める。 ずる、と抜かれて、またゆっくりと沈められる。 その度に喘ぎ声と卑猥な音が部屋に響いて。 しがみついた彼の背中に爪を立てた。
まさかこの一部始終が何処かに中継されているなんて、この時は夢にも思っていなかった。]
んっ――――…ふ、ぁッ
[そして、ゆっくりと動き始めてから暫くした頃。 時折、違う色の声が出て。 その度に、きゅうと彼自身を締め付けた。 それでもまだ痛みが遥かに勝っていて、気持ちいいという感覚にはなかなか辿り着けない。
灰青の男は青年にアドバイスをしたか、手を貸したか。 それとも、じっと此方を傍観していただろうか。
その灰青の奥の思惑には、未だ気付けないまま。**]
(230) 2010/04/07(Wed) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 02時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 13時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 19時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 21時頃
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― ルーカスの部屋 ―
…、……。
[青年が去って、どれ位経ったか。 灰青の男は電話口で何かを話した後、此方へと近寄った。 じゃら、と鎖を鳴らして、素肌に羽織っただけの着長をぎゅっと掴む。]
―――っ、触らないで!
[髪に男の手が触れると、それを払いのけようと。 そして、涙を浮かべた漆黒は、キッと灰青を睨み上げる。]
……貴方は、また。 私を使って、彼を傷つけた。
(357) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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[青年が部屋を去る前に目の前で繰り広げられた光景を思い出す。 滑らかな異国の言葉はわからなかったけれど、青年の様子と、僅かに聞き取れた単語からそう推測した。
「その子、助けてやってくれ」
青年の声が耳から離れない。 恐らく、目の前の男はまた彼に酷い選択を迫ったのだろう。 奥歯を噛んで耐える表情も、鮮明に思い出せる。 だから、わからない振りをした。 二人の会話が理解できていない振りを。 でないと、優しい彼はきっとまた傷つくから。
青年は自分の事を酷い男だと言って、その時は困ったように笑う事しかできなかったけれど、本当に酷い人はきっとそんな事は言わない。 何度も謝って、此方を気遣ってくれた彼を、酷い人と誰が思えるだろう。]
こんな事をさせて、目的は一体何…?
[漆黒は怪訝そうに細められ、灰青を見た。 道化師のアナウンスが部屋に届いたのは、その頃だったか。]
(358) 2010/04/07(Wed) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 23時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/07(Wed) 23時半頃
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― 回想・青年の腕の中で ―>>283
―――ん、…ッ ?!
[青年の熱い吐息にぞく、と身が震えて、しがみつく手に力がこもる。 彼の唇が胸元に落ちて。 その唇は白に咲いた紅を閉じ込めて、吸い上げる。]
ヤ ぁ…、だめっ! ……吸っちゃ、や…!
[ふるふると首を振れど、刺激は与えられ続ける。 吸われ、舌先で転がされる度、じりと腰の辺りが熱くなった。 その時ばかりは、貫かれる痛みも緩和されたけれど、 それでも迫る痛みに顔を顰めずにはいられない。
唇が離れれば、同じように離れていく金の瞳を見上げて。 切なそうなその顔には、先程のように、笑みを返そうとした。]
(388) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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[突かれて、揺すられる度に、身体が壊れそうになる。 やはりまだ痛みの方が大きくて、気持ちがいいとは思えなかったけれど、肌と肌で感じる熱い体温は胸を高鳴らせていった。]
あ、ァっ、 ああ…―――ッ!!
[そのうち、段々と突かれる速度が速くなって、荒くなる青年の吐息。 見上げた彼の表情に余裕は無く。 その顔は以前檻の前で見たものに似ていた。 そろそろ達しようとしているのだろう。]
っふ…、ん、 んっ
[なるべく痛みの声を上げないようにと、唇を噛み締める。 耐えるようにしがみついた彼の背には、がりと紅い爪の痕。 そうして耐える折に、力が篭って無意識に彼自身を締め付けると、びくりと青年の身体が震えて動きが止まった。 彼は荒い息のままぶる、と何度か身を震わせて。 達した事を私の身に伝えた。]
(389) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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[やがて青年が身を屈めて、私の頬に落とされるのは優しい口付け。 囁かれた言葉には、どう答えていいかわからなくて。 ただ、困ったように眉を下げて彼の瞳を見上げた。
それから、もう一度頬に口付けられて。 ぼんやりと彼を見ていた。
電話の音が部屋に―――鳴り響くまで。]
― 回想・了 ―
(391) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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― 廊下 ―
[呼び出しのアナウンスがあってから、どれ位経った頃か。]
―― ジャラ… ――
[廊下に響くのは、鎖の音と衣擦れの音。 手が鎖に繋がれて不自由な今、帯を巻きなおすのは難しくて。 身体を濡れたタオルで拭いて、下着を身につけ、襦袢を羽織直して腰紐をしめる。 着長と紅い羽織は脱ぐ事も出来ず、諦めて袖を通したまま羽織っただけの状態だった。
そしてやっぱり鉄球は巧く転がせなくて、片足を引き摺ったまま歩いていた。]
(398) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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(…どうして、こんな事に……)
[ふらふらと歩きながら、頭の中でそんな事を呟く。 身体はまだ重くて、下腹部には鈍い痛みが残る。
色々な事が頭の中を巡って。 その全部が全部、唐突すぎてくらくらする。
鉄球の重さに足をとられてよろめいた際に、りん、と懐にしまった鈴が啼けば。
思い出すのは手首を掴まれた感触。
顔を顰めると、ぐ、と唇を噛み締めた。]
(399) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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― 控室の向かいの部屋の前 ―
[何とか目的地の扉の前まで来ると、大きく息を吐いた。 それまでに誰かと会う事はあっただろうか。]
……、…。
[扉をノックをしようとして、やめて。
もう一度大きく息を吸って吐く。
そして震える手で、部屋の扉を―――ノックした。]
(400) 2010/04/08(Thu) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/08(Thu) 00時半頃
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