人狼議事


160 フェンリルナナコロ支部の日常

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視点: 人


【人】 少年探偵団 ガーディ

──外部居住区・E-88──

[それは少年が、オウガテイルのコアを捕食しようと神機を構えていた時だった。
突如、背後から響く轟音!>>3]

 なっ……!?

 !! ヴァジュラッ!!

[振り返り見たものの名を叫ぶ。
少年にとって直に見るのは初めてである、そのアラガミの名を。
思わず裏返ったその声は、聴いていた者達の耳にもよく届いただろう。]

(12) azure777 2014/01/31(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[ガォオオォン!!と吼えたかと思うと、こちらに向かって突進してきたヴァジュラ。
反射的に装甲を展開すれば、ドガンッと重い衝撃が身体に響く。]

 くっ……!!

[圧力に顔を歪めたが、ヴァジュラの攻撃はそれで終わらなかった。
その巨体からは想像もつかない素早さでフックを繰り出し。]

 ゎああーッ!!

[横から殴られた少年の身体は敢えなく宙を舞った。]

(13) azure777 2014/01/31(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[覚悟はできてる、とマドカに返す前にヴァジュラの突進を受け、弾き飛ばされた少年。
民家の壁に背中から衝突し、地面に落ちた。]

 ぐっ……。

[息が詰まってゲホゲホと咳き込んだ後、取り出した回復球を目の前で発動させて。緑の癒やしの光の中を転がり起き上がった。]

(21) azure777 2014/02/01(Sat) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 くっそぉ……!

[並の回復錠より効果の高い回復球でバイタルは一気に回復したが、アラガミにあっさりやられた悔しさと焦りまでは消えない。]

 負けるかぁあああああ!!

[赤い神機を手に走り、ヴァジュラの前足めがけてステップと同時に切り込んだ。]

(22) azure777 2014/02/01(Sat) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 くっそおおお!!

[素早く動き回るアラガミが苦手なのはガーディも同じ。
赤いバスターブレードを振るうも、刃が当たる前にヴァジュラが跳躍するなどしていて中々ダメージを与えられない。巨体に似合わぬしなやかな動きに対応できない。
少年は攻撃に失敗する度に装甲を展開したり回避行動を取ったりしており、攻撃を避けるのが精一杯といった様子。]

 こっちに来いデカブツ!!

[ロゼの声で>>25マドカのバイタルが危険域になっていることを知り、回復行動を取るだろうマドカから注意を逸らすべくヴァジュラに跳びかかる。
振り下ろしたバスターブレードがヴァジュラの尻尾を叩いた。]

(29) azure777 2014/02/01(Sat) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[多少攻撃が当たったところでヴァジュラの様子は変わらない。
無理に仕留めようなどと考えては駄目だ。とにかく自分達が倒れず戦い続け、ヴァジュラをこの場に留めることが最優先。
そう考えながら避け、防ぎ、叩いていた。]

 っと!

[ギリギリのタイミングでヴァジュラの放電をガードし、バチッと電性の音と共に後退させられる。
目の前のタワーシールドの周りから放電の光が消えたのを見て、装甲を解除し攻撃を再開しようとしたが。

相手はとっくに動き出していた。大きな牙を持つ獣の顔が真正面から接近し、目を見開いた瞬間──


“横からの衝撃”で、視界がぶれた。]

(36) azure777 2014/02/01(Sat) 02時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[ぶれた視界。身を捩れば“理由”と“結果”が見えて。
右腕に提げたバスターブレードの刃先が、ザクッと地面に刺さった。]

 ……マドカ。


 マドカ!!

[地面に転がった彼女の姿を見て顔面蒼白で叫ぶ。
回復弾、いや、きっとリンクエイドだ必要なのは。リンクエイド、行かなきゃリンクエイド。
あの時とは違う助けられる間に合う、まだ間に合う今の僕は民間人などではなくゴッドイーターだ。僕も彼女もゴッドイーターだ。
それなのに。

アラガミが、行く手を遮っている。

少し下がればマドカを踏みつけるんじゃないかって思うくらいの位置で。]

(38) azure777 2014/02/01(Sat) 03時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[血が沸騰する。喩えるならそんな感覚を身体中に感じながら。
ギリッと奥歯を噛みしめ、ヴァジュラを睨み付けながらバスターブレードを構えた。]

 ど、けよ……。

[ヴァジュラが、天に向かって大きく吼える。]

(39) azure777 2014/02/01(Sat) 03時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 今すぐそこをどけええええええーーーッ!!!

[地面を蹴り、持てる全ての力を込めて空中から叩きつけた瞬間。
刀身から発生した真っ赤な複数の衝撃刃が、アラガミの身体に突き刺さった。]

(40) azure777 2014/02/01(Sat) 03時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[発生した衝撃刃は一時的にヴァジュラを怯ませ、やってきたペラジーが気づかれるのを遅らせた。
視界の端にペラジーがマドカに施したリンクエイドの光を捕らえながら、少年は尚もヴァジュラと対峙する。]

 ハッ!

[相手の動きを見て横に跳ぶと、飛び掛かってきたヴァジュラの爪が自分が立っていた場所の地面を抉る。
ステップを踏んで側面に接近し、捕食形態で素早く胴体に噛みついた。
ちょうどその時ペラジーの声が>>46聞こえ、ガーディは地面を蹴って後退する。]

 はいっ!!
 ──隊長、お願いします!

[マドカがいる方へと回り込みながら神機を銃に変形させ、ペラジーにアラガミバレットを受け渡した。]

(47) azure777 2014/02/01(Sat) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[ペラジーにアラガミバレットを受け渡し、ヴァジュラから視線は外さないようにしつつもマドカの所へ走った。
ザッと土埃を上げてブレーキ。まだ満足に動けなさそうに見えるマドカに手を差し出した。]

 つかまって。

[そうして、彼女が許すなら肩を貸してヴァジュラから距離をとる。]

(135) azure777 2014/02/02(Sun) 13時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[移動中、ペラジーによる一方的な惨殺の光景を視界の端に捉えながら、口を開く。]

 ……ありがとうって……言うべきなのかな。
 でも、マドカ。自分が死にそうになってまで、僕なんて、助けなくて良かったのに……。

[泣きたいのを我慢しているような顔で、そう言った。**]

(136) azure777 2014/02/02(Sun) 13時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[そして憎きアラガミが沈み、やっぱり隊長は凄いな……と実感していると。]

 …………隊長。
 ふぐっ、うえっ。

[強く抱き締められ、ひどく安心したら涙が滲んできた。
ペラジーの服をぎゅっと握り、嗚咽を漏らす。

今日は、頭を撫でられるのを嫌がらなかった。]

(137) azure777 2014/02/02(Sun) 13時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[そうしてから迎えの車両に乗り込み、皆が待つ場所へと。**]

(138) azure777 2014/02/02(Sun) 13時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……そっか。
 でも、良かった。マドカが、頑丈で……。生きてて……。

[普段とあまり変わらないような、明るい答えを返してくるマドカにそう言った。
幸運か何かを、噛み締めるように。]

(152) azure777 2014/02/02(Sun) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[ずっと、やり直したかった。
兄が死んだ──いや、死なせたあの日のあの瞬間を。

外にしかないものを見たかったか、手に入れたかったか。今となっては思い出したくもないくだらない理由で。
同年代の仲間と計画して、外部居住区より更に外に出た。
すぐに戻ることができたなら、大人達にこっぴどく叱られつつも。若気の至りな冒険として、各人の記憶に残る程度で済んだのだろう。
けれど自分は、戻れなかった。小型アラガミに察知され、追われて逃げ惑い。
大型車両を飛ばして助けにきた兄が、結果として身代わりになった。

どれだけ後悔しようと足りるものではない。
そして神機の適合候補者としてテストを受けるよう通達が来たのは、そのわずか二週間後だった。

自分との出会いを待っていた赤く大きな神機が、とても怖かった。
人を助けるどころか、殺してしまった自分を責めているようで。]

(158) azure777 2014/02/02(Sun) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[守られたのは、むしろ自分であったし。
直接助けたのも自分ではなかったけれど。
死なせずに済んだことが、今は涙が出るくらい嬉しかった。*]

(159) azure777 2014/02/02(Sun) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

──医務室──

[コンコンと扉をノックする音がして、医務室に入ってくる少年。
片手に、くし切りにされたフルーツが何種類か乗った皿を手にしている。]

 マドカ、具合はどう?
 お見舞いに、会場からちょっと持ってきてみたんだけど。食べられるのかな……。

[そして、ナユタがいるベッドを見て。]

 ナユタさんも、良かったら果物を……
 ……あ、まだ結構具合が悪いんですかね。

[食べかけのハヤシライスが残っているのを見て、お腹の調子が良くないのかなと勘違い。気の毒そうな視線を向けた。]

(168) azure777 2014/02/02(Sun) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 はは……。マドカが庇ってくれたもので。

[怪我はマシみたいだなとのナユタの言葉に苦笑いする。>>170
自分もメディカルチェックは受けたが、背中に複数の打ち身ができた程度で、怪我と言える程の怪我はなかった。
そしてマドカに向けて。]

 僕は、検査の結果は問題なかったよ。
 食べても大丈夫なら、どうぞ。

[マドカのベッドのサイドテーブルに、果物の乗った皿を置いた。皿の上には小さなフォークが添えてある。]

(187) azure777 2014/02/03(Mon) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[ナユタが、ハヤシライスの正体を教えてくれる。>>170]

 僕は審査員じゃないのでまだ食べていませんが……そんなに酷いのですか……。
 考えてみれば、厨房をあんな風にしてしまうオスカーさんのハヤシライスですもんね……。

[そりゃあ、味もお察しというものだろう。まさか冷やしハヤシドリンクが使われてるとまでは思いも寄らないが。]

 順調に回復されてるんですね。それは良かったです。

[微笑みを浮かべて言った。]

(188) azure777 2014/02/03(Mon) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 うわっと。 あ、トレイルさん。

[テンション高く入ってきた人物はトレイルだった。
ちょっとビックリしたが、労われれば>>179神妙な顔で頷いて。]

 はい……。良かった、です。誰も死ななくて。

[生きてるうちは死ぬなと、よくよく考えれば妙なことを言われ。]

 はいっ!!もちろんです!

[ぐっと固く拳を握ったのだった。]

(192) azure777 2014/02/03(Mon) 00時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 あ、これが出撃前にマドカが作ってたっていうお菓子ですか。
 まだ頂いてないです。
 じゃあ、僕も一つ……。

[ロゼが持ってきてくれた、ガレット・デ・ロアを口に運んだ。]

 ……!
 うわ、美味しい。
 すごい、マドカこんなの作れたんだ。

[ひたすら感心しながら、甘いお菓子を味わった。]

(212) azure777 2014/02/03(Mon) 01時頃

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