283 突然キャラソンを歌い出す村2
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新聞部の彼には一応注意はしたのですけど、 どの程度伝わっているやら。 …困りましたねえ。
[そう言って首をかしげる。
しかし「変質者なんていなかったんですね!」と 確信を得るセイカには、その語尾を食い気味に]
伊吹くん! いいですか?世の中に変質者は一人じゃありません。 ちゃんと気をつけなくては…
[そう言ってセイカのおでこを人差し指で]
いけませんよ?
[ツン☆と小突き、ウィンクをした。]
先生とのお約束です♡
(323) 2018/09/13(Thu) 21時頃
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[会話の合間に食べ進めていたサンドイッチがすっかりなくなると、セイカの前に紅茶を差し出す。やすい茶葉ではあるが先日のハズレ茶葉ではないので安心して欲しい。
そして続く質問には、頬杖をつき、にっこりと微笑みを浮かべて じい…っとセイカを見つめ返す。]
……首なし騎士、ですか。 最近その話で持ちきりですから… もしかしたら本当に…
近くにいるのかもしれませんねえ〜?
[と、演技がかった様子で脅しかけるように、 にぃ、と口角を上げる。]
あはは! でも…そうですねえ。
(324) 2018/09/13(Thu) 21時頃
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先生がそうだったら、伊吹くんはどうします?
[そう言うとまた、ふふ。と冗談めかして笑った。**]
(325) 2018/09/13(Thu) 21時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/13(Thu) 21時頃
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― 英語科準備室/昼休み ―
[セイカの様子>>335を見てそれにまたくす、と笑い返す。 ごくごく自然に出た表情だった。]
[だって可愛いじゃないか、こんなに素直に信じて。 なんにも疑っていない。 幼気な子供を騙しているのは気がとがめたが、 自分が上手に人間に馴染めていると 言ってくれているようだ。]
(364) 2018/09/13(Thu) 22時半頃
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[さて、楽しいランチタイムもセイカが紅茶を飲み干せば そろそろ幕を下ろす準備にかかる。 弁当箱を片付けて準備室を出ようとする セイカを呼びとめ、もう一つだけ。]
伊吹くん!
明日の体育祭、頑張りましょうね。
[そう言って小さく手を振った。]
(365) 2018/09/13(Thu) 22時半頃
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>>282
[彼は、どのくらい待っていたのだろう。 悠々とランチタイムを過ごし、セイカを見送った後、 そこに公翔の姿がまだあれば「おまたせしました」 と言わんばかりに準備室へ招き入れただろう。]
(384) 2018/09/13(Thu) 23時頃
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― 英語科準備室 ―
いらっしゃい西くん。 すみません、お待たせしましたか?
[そう微笑んで椅子を引く。>>429 公翔を席に促せば自分も椅子に座った。]
いやあ、西くんがこんな風に訪ねていらっしゃるとは。 意外な展開で先生嬉しいです。 …どうかしましたか?
(460) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[先程の生徒とは打って変わって、 緊張の様子がないので用件をすぐに聞けそうだ。 そして過去の取材>>431については 浮かれて少し口が滑る。]
ええ、ええ。 覚えていますよ! 以前君の記事を書かせていただきました。 当時から君は才気溢れる若者でした。 ふふ、私のお気に入りの記事なのですよ。
(461) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[…それから本題に移る。
聞くに、『常世倶楽部』とやらの魔術書に対する情報収集の依頼のようだ。]
?
常世倶楽部。…常世倶楽部ですか。 なにか聞き覚えのあるような…。 ………ああっ!
[道理で聞き覚えがあると思った。 いや、実際には見覚えか。 耳にしたときには気づかなかったが 文字で見てようやく気付く。
以前クラウザーの元にも同じ送り主から 郵便が届いたことがあったのだ。 よくわからん新興宗教のカタログかなにかだと思い、 封も開けずに捨てたのを一人後悔する。]
(462) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[そして始まる公翔とモブオールスターズのムジーク。 クラウザーは椅子に座ったまま。 雷鳴が鳴り、照らされるその本と公翔を 微動だにせずに眺めている。
そして外に稲妻が走った瞬間、 逆光でその輪郭が浮かび上がり、影はムジークを背景に、 魔導書《グリモワール》に手を伸ばす…]
(463) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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♪〜
[そして1枚、また1枚とページをめくる。]
♪〜 ♪〜
[魔導書を読む手は止まらない。]
………
(464) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[いつの間にか音楽は止み、部屋にも灯りが戻っていた。 そして今度は英語科準備室の時間が止まり、 得体の知れない強い照明がクラウザーを照らす。
そう、今この僅かな瞬間、準備室は"あちら側"になる…──]
(465) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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「禁断の魔導書〜常世倶楽部〜(Achira edit)」 歌:あちらの住人feat.クラウザー剛志
♪ (グリモワッ グリモワッ グリモワッ グリモワッ) [英語科準備室の全てが白く染まる。]
(グリモワッ グリモワッ グリモワッ グリモワッ) [クラウザーがくるりとターンして指を鳴らすと幕は降り、 再び上がれば、そこはあちらの世界。 魔導書は小鳥のようにクラウザーの周囲を舞い踊る…]
(466) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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♪ 鮮烈なまでに 手招かれ (常世へ 誘う) 迷いこむは 禁断の花園 (崇めよ 称えよ)
これは光か闇なのか (未知なる 感情) 未だ知り得ぬ摂理 (これが 尊さ?)
魔導書はどこへ誘う (希望も絶望もないまぜに) 異世界への扉は開かれた (私の行路の 鍵を手に入れた)
(467) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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♪ (グリモワッ グリモワッ グリモワッ グリモワッ) [雨露に濡れた百合の花が開いて、また閉じる]
(グリモワッ グリモワッ グリモワッ グリモワッ) [クラウザーが背を向け歩き出すと再び幕が下り、 幕が上がるとそこはいつもどおりの準備室。]
[魔術書のページを閉じると、終奏はフェードアウト… ……そして時は動き出す。]
(468) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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………なるほど。 これは確かに衝撃的な物でした。
[まさか"あちら側"への鍵がこんなところにあったとは。 公翔がこの本に何らかの 魔力を感じているのは間違いないようだ。 彼にそのような力があったとは全然気が付かなかったが、 彼の才覚溢れる存在感を思えば何も不自然ではない。
しかしこの本に魔力が籠もっていることを 自分の口から伝えることは自分が"あちら側"である ということを知らせることになり得る。 ここは一旦この本を預かることにした。]
(469) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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西くん。
……この本を、言い値で買い取ります。
[恐らく公翔の想像とは全く違う感想を口にはしたが、 その言葉はめちゃくちゃ百合に萌えた人のそれだった。]
(470) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 01時半頃
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[ >>誠意<<<
まるで態度の変わってしまった公翔に正直驚いたが、誠意とは一体何なのだ。]
……西くん。 そういう台詞は悪役がお金をせびる時に 使うものでしょう? 金はいくらでもあると宣言した上での 誠意とは、私にはよく…。
(480) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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[ろくろを回す。]
[ろくろを回す…。]
せ…
セイラちゃんがすごく可愛かったです…。
[考え抜いたクラウザーの渾身の誠意。それは萌えトークだった。]
(481) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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[そして渾身の萌えトークも虚しく、公翔が我に返る。 盛大な空振りにも平然とした振りをしているが、 結構ショックだった。 しかも調べろという本は預けられないと来た。
さてどうしたものか、どうすれば言い包められるか…
などと思いあぐねていたところで 公翔があっさりと折れる。>>483
公翔と自分とではどうやらこの魔導書への 価値の感じ方が随分違うらしいということはわかる。 わかるのだが。
あまりの転身ぷりとスピード感に呆気にとられて 珍しく間抜け面を晒していたかもしれない。 ただしそれですらも その顔面の美しい形は全く崩れないのだが。]
(487) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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あ、ありがとうございます…。
[準備室に一人残された美しき英会話講師クラウザー剛志。
こんなに呆気。という感じになったのは すごく久しぶりだった。
そしてクラウザーが「セイココ」が セイラちゃんとココミちゃんのCP表記だと知るのは、 もう少し後の話…―。**]
(488) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 02時頃
ザーゴは、シンイチに話の続きを促した。
2018/09/14(Fri) 04時頃
ザーゴは、自分の輝きに目がくらんで間違えてエンターを押した。
2018/09/14(Fri) 04時頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 05時頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 05時頃
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― 九尾塚商店街/夕方 ―
[クラウザーは困っていた。
『常世倶楽部』への鍵《魔術書》を手に入れ、 鍵が指し示す場所を探し当てたものの、入れないのだ。
『今日の入場条件は首と体が揃っていること。』
残念ながらクラウザーの"首"では条件を満たしていないようだった。]
(535) 2018/09/14(Fri) 05時半頃
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[クラウザーが見つけた入り口、それは どこぞの胡散臭いアジア雑貨をたくさん揃えた店先にある 脳みそのようなデザインをした古びた妙な人形。
そこを通ろうとするたび、そいつは怪異にしか 聞こえない声でクラウザーを足止めしていた]
『通レナイナイナイナイナイ… ナイナイ… 条件、条件、首トカラダ。 揃ッ タラマタオイデ。
通レナイナイナイナイナイ… ナイナイ…』
生意気な…。
[途方に暮れていた。 どうにもこの人を小馬鹿にした機械音声が 人の気にしていることをいちいちチクチクと刺してくる。
誰かの手伝いを請おうにも、あてもないと来た。 なので途方に暮れていた。]
(536) 2018/09/14(Fri) 05時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 05時半頃
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>>543
[畳んだ傘をステッキのように地面に突き立てたまま、生意気な人形と睨み合っていると、和風の音楽とともに視界の端に赤い人影が入り込む。]
な……っ
(544) 2018/09/14(Fri) 06時頃
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[そちらに視線を移すと、そこに居たのは 先日協力関係と相成った狐の怪異。 情報の共有はしたかったが、 今ここでは会いたくなかった。
今ここで事情を話せば自分に首がないことがバレてしまう。 バレて困ることがあるのかと言うと、あるのだ。
それはクラウザーの矜持の問題だ。]
大将くんじゃあないですか。 偶然ですね、ちょうど良かったです。 お話したいことがありました。
[全然ちょうどよくない。
一歩、二歩。人形から離れる。 つまりおもんの方に歩み寄る。 余裕の表情で。]
(545) 2018/09/14(Fri) 06時頃
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[買い物か、と問われれば。]
まあ、そんなところです。 いえ、私も帰ろうと思っていたところですから、 どうぞごゆっくり。
[憎まれ口にはスルースキルで対応する。実に優雅。 そして話したいことがあるという言葉を聞けば、 しぃ、と指を立ててから、おもんの腕を引いて 路地裏へと引っ張り込む。 そして…
───────────壁 ド ン …
もう盗み聞きされるなど同じ轍を踏むわけにはいかない。]
(547) 2018/09/14(Fri) 06時半頃
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私が得たのは"常世倶楽部"という店があるということ。 そしてその周辺には質屋があるということ。 "常世倶楽部"というのは、異世界にある書店だと 以前から生徒の間で噂にはなっていたんです。 ただの噂話かと思っていましたが、 その店のある場所へ行くための鍵を入手しました。
[声を潜めて話しながら、 懐から同人…魔導書《グリモワール》を出してみせる。]
そして君の首はこの先の質屋にあります。 [淡々と。今日一日で得た情報をずらりと並べる。 思ったより流れてきているものだ。 敢えておもんに伏せている情報もあるが、 もしかしたら彼は既に知っているのかもしれない。]
(548) 2018/09/14(Fri) 06時半頃
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ザーゴは、おもんに話の続きを待たせている(焦らないでベイビー)
2018/09/14(Fri) 07時頃
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[おもんが硬直しているのがわかる。 なにか都合の悪いことでもあるのだろうか。 どうであれそれを口にしないのであれば 真面目に聞いてもらわないと困る。何しろ彼は依頼主だ。]
…聞いてます?
[そう言って更に顔を寄せる。 息のかかる距離。 心臓の音まで聞こえそうだ。]
(551) 2018/09/14(Fri) 07時頃
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この魔導書、薄っぺらいのですが力は本物です。 受け取った者が読み解けば、きちんと"入り口"に たどり着けるようになっている。
…おや、質屋の話はもう知っているのですね。 それは好都合。
[そして少し思いあぐねて。]
(552) 2018/09/14(Fri) 07時頃
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しかしこの先に行くには条件がありまして。 『首と体が揃っていること』と……『怪異であること』 この2つです。
[2つ目はでっちあげだ。 そしてこの条件ならば、]
君は『首がない。』 私は『怪異ではない。』 君も私もこの先へは進めません。
[そう言って残念そうに笑う。 おもんの表情はどうだろうか。 先程から妙に嫌がっていて、少し愉快だ。]
(553) 2018/09/14(Fri) 07時頃
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