120 薔薇のプシュケー
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その夜、ひとりの少年が赤の寮から姿を消した――…。
(#0) 2013/04/20(Sat) 03時頃
少年の名前も、顔も。
まるで消えてしまった少年など最初からいなかったように、
その存在は霞みのように消え失せていた。
勘が良い者なら、朧気にその輪郭ぐらいは思い出せるかもしれない。
だけど寮に残る大多数の者は、
そんな存在など忘れてしまったかのように記憶は忘却の川を流れて、
もうもどることはない。
(#1) 2013/04/20(Sat) 03時頃
そして少年が姿を消してしまったのと、時を同じくする頃。
ガラスケースの中に咲く赤い薔薇が一輪、
儚くもはらはらとその花弁を散らしてしまう。
散りゆく薔薇が示すのは、
誰かがこの揺籃の檻を卒業したことの証。
限りある薔薇の愛。
残るはあと二輪―――……。
(#2) 2013/04/20(Sat) 03時半頃
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