314 突然キャラソンを歌い出す村5
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[すぅぅ…ハァァ、と深呼吸。 塗れてない方の布面で目元を、そっと拭う仕草。]
…これは洗ってお返ししますわね。
[赤い目をしながら弱く笑って]
次は黒ちゃんいっときます?
[時間制限は言わない甘さ。*]
(207) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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沙羅は、ヒイラギに次こそは真のぐーぱんをお見舞いしたいと思ってる
2022/09/08(Thu) 00時半頃
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>>194 ――――ジリリリリリリリリリリ!!!
[校舎中に警報が鳴り響く。 そのけたたましい音をBGMにショコラは歌い出した。]
(208) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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♪ 鳥かご 豚かご 人のかご(加護) 出荷を待ちながら守られた家畜たちの小屋に 狼がきたぞ!!と少年が叫んだ
逃げろ逃げろと喚いて惑う 押せ押せ 駆け出せ 死にたくないよ おかしなおかしなお祭り騒ぎ 全員参加型のアトラクション おもしろおかしな見世物に少女が嗤う
(209) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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♪ ―――――爆弾だぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜
[一際大きな声で、物騒なフレーズが校舎内に響く。]
(210) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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♪ なんてね うそうそ 少年少女は舌を出す 別に良いんだ 信じられなくても
後になって気付くのかな 非常訓練の大事さに ちょっとした非日常と鼻で笑って いつものことさ その中 見落とし気をつけて
――「本物の悪意(こい)」はあなたのすぐそばに♡*
(211) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[ ジリリリリリリリリリリリリ! ]
[押された非常ベルが鳴る>>194。 ざわざわとしているのが解る。]
………
♪ 晴れた空に花火 打ち上げる 遠く薄く消える光は儚いけれどそこにある
♪ 大輪の華にあがる歓声は 強く大きくいつまでも心に残りそこにある
♪ あの空を貫いて 大きく咲く大輪の花のように
♪ この生き方を貫いて 大きく咲く大輪の花のように
(212) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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>>199
[下牧タルトは、芝原律を見ている。 表情は涼しくて全然変化しない、が……]
めっちゃドモッてて草ですよww 急にっていうか、ほら。 同じ人を好きだから僕ら。
[『僕ら』 あなた(芝原)、わたし(タルト)順番に指さして『ね?』と同意を促してにっこり首をかしげる。]
花輪メアリーさん。好きでしょ?僕も。 こんなんもはや、親友じゃね? 敬語もなしでいっか?! ね!りっくん先輩!
[『ね!?』と弾むような笑顔を向ける。 もちろん、断りにくいだろうと踏んでのことだ。*]
(213) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/08(Thu) 00時半頃
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――夜の丘でのこと――
[>>118>>119脂汗を浮かべる表情を、穏やかな笑みを湛えて見ている。 まるで、苦痛にあえぐ姿すら娯楽とでも言うように。 肩に縋られる。震えや心音がより密に伝わってくる。 笑みを深めた、ところで。]
(214) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[>>121吐息にかき消えそうなほどの低音からはじまった唸り声。否、歌声。 からの、爆発。適合した、とわかった。 歌唱は燃焼。暴風。なんとこの男らしい、と思ったものだが。]
……ほう。
[歌声が止むと同時に、柊木真理は、消えた。 正確には、"不可視になった"とでも言うべきか。 存在、気配、力の奔流。そうしたかたちでの柊木真理はそこにいるが、視界のみに頼れば、まるで世界から排除されたかのように、いない。]
(215) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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欺く力か。 ある種、本質――とも、言えるのだろうな。
[これまで、おそらくきっと、彼の中には悪辣が顔を出すことなどなかったろうに。 にも関わらず、ひとたび決めれば迷いなく闇を受け入れるだけの素質を秘めていた。 それも、無意識下の幻惑の一種なのかもしれない。]
――どのようにするかは、任せる。 私を楽しませてくれ。
[そうして、逢魔が時は学園へ帰っていく*]
(216) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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ユンカーは、タルトにアンコールした。
2022/09/08(Thu) 00時半頃
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―朝:桃園学園 元3−D教室―
んん。ここどこ……?
…………。 ………。
[ぼーっとしていたが、段々と覚醒してきて。>>205>>206]
……あ。
[いきなり見つかってる。]
(217) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 夜 紅杜家・書斎 ―
おねーちゃんが何かしたかった事 黒ちゃんわかるよ。
[だって沙羅がくやしがっているから。>>196>>197]
……
[なるほど、高校の話。 文化祭の名が出た。 さっきの悲しい顔にも合点がいった。 柊木か夕暮れかショコラかしらないが。楽しみにしていたというのなら柊木だろう。]
なに〜?いーんだよ、たった一日のための 準備だもん。
[自分が一緒にがんばれと指示したことだ。]
(218) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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ええっと、どうしたんでしょうね??
[あはは、と誤魔化し笑い。]
あ、そうだ、チョコパフェの石炉さんだ。
[思い出したように言いつつ、さてどうしようと考え。 やがて深刻そうな表情を作り。*]
……実は僕、とっても怖い人に追われているんです。 それで、逃げているうちに、ここに隠れた……んでした。
なので、ここに居ることは秘密にしてほしいんですが……
(219) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[鼻をかむ音。沙羅の肩が上下する。>>202 泣きすぎて、声もうまくでるまい。]
柊木博士ひどかった? うんうん?……、……
[ここで出てきた花輪メアリー。少し驚いた。 柊木にも関係あったんだ、というところもあり。 そこでそんなに不満が出るタイプだったのか。 その辺りにも。]
おねいちゃんの部活の部員だもん。 腹立つのあたりまえだよ。
下僕は……あいつは無理だよ。 あいつは何も庇わない。
[そう、確信めいていった。]
変だけど、変なだけなんだよ。
(220) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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だいたいわかった。 あと、10秒。
[沙羅の声をききながら、やさしく残り10秒を数える。 相良は、陸上部でも自分のタイムが走った後にわかる。5分を数えれば間違わない。3分でももちろんそう。]
……3、2、1…………
おしまい。
[時間切れの前に、沙羅の顔の具合を確かめてから、手招きして、書斎の床に座り込み、沙羅を抱きかかえた。 身長差はあるから、彼女の顔はすっぽり隠れる。]
(221) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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>>213
めっちゃ親友になっちゃってるじゃん。 草じゃない草じゃない。 距離感すごいね、下牧ね。
[クソ生意気な後輩だァーー!? 辟易とした表情で天を仰げば、 ワザとらしく溜息をついて。]
ま、まぁ……好きだけどさぁ。 下牧、もう告ったの? そんくらいの勢いがあればいけんじゃね?
[弾む笑顔にはたははと後頭部を掻いた。 なんとも凄まじい後輩だな、と。]
(222) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 昼休み/桃園学園 ―
[爆ぜる。>>185 そこかしこで、熱を持たない幻のような花火がいくつも爆ぜている。 教室、廊下、何処に居ても花火は爆ぜて、生徒の悲鳴が校内に響き渡っていた。]
……これは、…。
[俺も驚きはしたが、この音は聞き慣れたそれ。]
まさか…………アイツなのか…?
[花火に情熱をかけていた爆発馬鹿はひとりしか心当たりがない。 文化祭に向けて熱心に取り組んでいたアイツ。 面白く、楽しく、デカくて、ド派手に。 お前が思い描いていたモノは、こういう事だったのか?」
(223) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 翌日 昼休み ―
[今日のけいちゃん先生のお弁当は、ハンバーグと肉巻きだ。ただし、肉巻きに巻かれているのはアスパラではなくソーセージ。 生徒が来る前に食べてしまおうと箸を手にしたところで、]
\Boooom!/ \Boooom!/ \Boooom!/
[保健室の外で爆発音がした。]
……化学部かな?
[それにしては多い気もするが……*]
(224) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 朝 桃園学園 全校朝礼 ―
…………どうなってんだ?
[緊急で集められた朝礼はどよめきの只中にあった。教師といえども人間だ。当然体調を崩すこともある。とはいえ、昨日までは元気だったのに、という動揺は抑えらない。何事もなく回復してくれたらいいのだけれど。
ベネット先生のいない桃園学園は、どこか精彩さに欠けていた。]
(225) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[そしてもうひとつ。 大きな大きな違和感に胸がざわついていた。]
『おーい?』 『しんしん?』 『今日さぼり?』
(226) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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―朝:桃園学園 元3−D教室―
?? ここ学校だよ。桃園学園。 マスター、配達に来たんですか?
具合悪いなら保健室行く? けいちゃん先生なら、きっと診てくれるよ。
[それが今、最も顔を合わせたくない相手の名とは知らず。 若林の名を出して、心配げに眉を寄せた。>>217]
(227) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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ふふっ、そう。石炉知人です! 昨日もチョコパフェ美味しかったよ。
えっ? ううん??? じゃあ、理事長先生のとこ行く? ここじゃ危ないんじゃないかな。 あとは警察とか……
[いきなり妙なことになった。 何がなんだか分からないけど、だからといってここにいるのが正解とは言えまい。……それに。]
その、流石に僕も小学生じゃありませんし。
[とっても怖い人、で誤魔化される年でもなかった。>>219]
(228) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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ワカバヤシは、保健室の外に出た。
2022/09/08(Thu) 00時半頃
ワカバヤシは、足元で\Boooom!/して、舌打ちした。
2022/09/08(Thu) 00時半頃
ワカバヤシは、食事の邪魔をされたので普通に機嫌が悪い。
2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 朝 桃園学園 3年教室 ―
……いや。な〜んも。 応答なっし。
[椅子に背をもたれて思い切り天井を仰ぎながら、 いつもの軽い口調で隣の刷屋に答えた。(>>146) 親しい仲ならその軽口に焦燥が透けてみえるだろう。
いるはずの人がいないハプニング。 それが3つ立て続けに起きている。]
……あ〜、もう…なんだってんだか。
[もじゃもじゃのくせっ毛の上から、ぽりぽり頭を搔いた。 珍しく苛立っているのが自分でもわかる。そわそわと落ち着かない心地の悪さだ。**]
(229) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 昼休み/廊下 ― なんだ!?
[喧騒に、自分の叫びが混ざる。 廊下だけではない。構内の至る所で花火が炸裂し、 生徒の叫び声と共に鳴り響く。]
もしかして…………。 いや、……。 …………まだ決まったわけじゃない。
[否定する。己が思考が導き出した甲斐を。 振り払う様に首を振る。
――違う。そんなわけがない。 突拍子ばかりでもこんなことまではしない。
そう、縋る様にその姿を思い起こした。]
(230) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[いや、まだアイツの仕業だと決まった訳じゃない。 この目で確かめなくては。
しかし、柊木に送信したメッセージは未読のまま。 通話も繋がらない。 いくら不安を追い払おうとしても、その事実だけは消えない。
嫌な予想が外れる事を祈りながら、俺は教室を飛び出した。*]
(231) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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― 夜 紅杜家・書斎 ― >>221
[完全武装解除の甘やかされタイム。 時間が終わる直前に、小さな体は包まれて。 人の温度がわかると安堵の気持ちも重なって 少しだけ涙で黒臣の服を濡らした。
布地の中でちいさく、ありがとうと囁いた。]*
(232) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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[ただ。――――ぞわり、と寒気が背を走った。 何だろう?と振り返ってみても、そこには朝の光のあるばかりだ。 チトは理由の分からない悪寒に困ったように眉を下げた。 先程上げた悲鳴が、応接室の客人の不興を買ったとは知らぬまま。>>116]
(233) 2022/09/08(Thu) 00時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/08(Thu) 01時頃
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― 廊下 ―
[若林は保健室の外に出た。 なにやら校内のあちこちで爆発音がしている。 が、足元で爆発したものは音と光と風を起こすだけのものらしい。なんとも人騒がせな。
とりあえず職員室にでも行って状況を聞くか……と、廊下を歩き出したところで、]
(234) 2022/09/08(Thu) 01時頃
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―朝:桃園学園 元3−D教室―
…………。
[頭かいている。一番会いたくない人を勧められてしまった。>>227 しかしどう言い繕うか。ヤクザとか言った方が良かったか。 いやいっそ……、]
……いえ、僕にとって怖い人なんですよね。 怒らせちゃったんですよ。 警察に行くほどじゃ、ないんです。
[結局、真実の一部を話すことにした。]
まあそれで、ひとまず隠れたのは本当なんです。
(235) 2022/09/08(Thu) 01時頃
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― 夜 紅杜家・書斎 ―>>232
[沙羅の涙がシャツにしみこむ。]
うーん。 ……気にしないでね? オレが化学部とやろうって言ったこと。
[もうここからは延長戦だから、相良が追儺のお嬢様に無礼をはたらいているだけだ。]
(236) 2022/09/08(Thu) 01時頃
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