180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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……あ、もしかして見た目が凶暴なだけで脆、
[閃き、再度手近なゾンビに手を振るう。]
[ぺちん]
(192) 2014/06/07(Sat) 21時頃
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―英雄界/議事堂-フェデラル・ホール― -思い出の地-ホームスウィートホーム-より 交響曲第3番『英雄』-
[”扉”を潜る刹那、セシルは指を弾くような仕草をみせた。 ジョージが扉を開き残すには何も言わず、顔を正面へと向ける。 荘厳なるエンタシスの柱の空間。
ジョージを導いた手は離された。 傍らに上がる警告>>177に、無言で眸を細めたのだが]
…───ふうん?
[眷属が襲い来るよりも早く振り返る顔>>178に、 感心したようなつまらなそうな鼻を一度鳴らした]
(193) 2014/06/07(Sat) 21時頃
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ごめんやっぱ無理いいいい!!!
[そうそう甘くはなかった。 加えて言えば、下手にゾンビ軍団に突っ込んでしまった所為で 自身もバルコニー側に逃げざるを得なくなった。]
(194) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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セシルは、オスカーの笑顔につまらなそうな顔を向けた。
2014/06/07(Sat) 21時半頃
カリュクスは、サイラス>>190が何事もないようにすり抜けて来るのを見て、ぎょっとした。
2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[胸赤鳥が笑う。]
邪魔だ。
[悪意の羽根の触れ暴れ狂いながら。 襲い掛かってくる異形を羽ばたき一つで払いのける。 悲鳴を上げるそれに止めを刺すのも面倒とばかりに、床の上を転がるのを踏み躙り再び歩き出す。
迷いなく、やがてたどり着くのは開いたままの扉>>177。]
(195) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 21時半頃
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やっぱ無理、かしこまりました。
[バルコニー側に不死軍勢が集まってくる。 男にしてみればむしろ都合よく、こいこいとカリュクスを手招きまでしてみる。]
出来るだけ一箇所に集めてくれる? 消耗は抑えたいんだ。
(196) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[ パ ァ ン! ]
(197) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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――え?
[少年の振るった腕がゾンビを散らす音を聞く。>>191]
……い、良いわ。良いわね! その調子でこいつらどうにかして――……
[ぺちん >>192]
……、…………
(198) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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お莫迦あああああああああ!!?
[結局こちら側に来られ>>194、分割されていたゾンビもまた元の数。 そんなおよそ絶望的なシチュエーションの2人に、かけられる声。>>190]
……!? え、ええ、困ってる。困ってるわ。
[すり抜けてきた彼は、食堂に集ったときに見覚えはある。]
何とかしてもらえるならありがたいわね……!!
[一箇所に、と少年に言う>>196のを聞き、自身も動ける範囲でゾンビを誘導しようとしてみた。]
(199) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/06/07(Sat) 21時半頃
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―ホール/クリストファーに―
――それにしても。
[首を横に少しばかり傾けた。 クリストファーの手のしるしを覗き込むようにして、蒼い――宝石にたとえるなら、藍方石の色をした眼を興味深そうに細めた]
随分と面白いものを持ってきたのだな。 これも世界が交わったゆえか。 事象の地平を越えるのに必要か――いや、それはこの先、自身で知るべきことか。
[少し考えて、口を鎖す。続ける代わりに、こう付け加えた。]
……待て、――しかして希望せよ。
(@15) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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―ホール―
構いませんよ、多少の痛みも罰のうちなんでしょう。
[さらりと答える。記憶師《メモリア》が何かはわからなかったが、きっとあれで良かったのだ、と考える。>>@13]
……私、争いごとは苦手なんですよね。 衝突を避けただけですよ。
ルーカス・イルグレッタ・グリム……さん。 招かれざる客、ですか。 善意も悪意も、全てを祝福する、とおっしゃっていましたね。
[敵ではないが、味方でもないのだろう、恐らく。>>@14]
既にご存知のようですが、私はクリストファー・グリモア。 一教育者です。
[あくまでも、現在の自分はそうなのだと告げて。]
(200) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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―英雄界/議事堂-フェデラル・ホール― -交響曲第3番『英雄』へと集うもの-
[最初の異変は啼き声。 次に現れるのはまるで雪の如く舞う赤い羽根。 防衛の為に配置されていた眷族達を悪意が狂わされる。]
さて、折角の誘いであったからな。
[少年達二人の背後より。 ゆったりと悪意の小鳥は現れる。]
まずはこの喜劇《パーティ》の主催者に賞賛を送るべきかな。 素晴らしい演出であったと。
[悪意ばら撒く翼《プログラム》を解除し。 マントの端を掴み優雅に一礼を送る。]
(201) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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『幻想安定剤《イマジカ・トランキライザー》 天使のささやき――Angel Chat――』
[一箇所に、という願いに素直に応じてくれる彼女たちには応えなければなるまい。 呼びかけるのは、内部のマシンをフル稼働させるキーコード。 幻想安定剤《イマジカ・トランキライザー》。筋肉の稼働、思考、人間のすべてを司る脳に、直接働きかけるナノマシン群の総称だ。 幻想を生み出す脳の働きを、その想像のままで固定《安定》し、視界《ヴィジョン》に投影する。]
(202) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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『画家は理想を描いた』
[眩い光が周囲全体を包む。 誰の目にも明らかに、強い力の行使だと映っただろう。 その光が収束するまで数秒か。目も慣れる頃には、ガラス戸さえダメージを受けていない、そのままのバルコニーと廊下があった。]
(203) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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−振り返ればそこは地之獄−
47(0..100)x1万飛んで69(0..100)x1…………
[ダンは倒した魑魅魍魎の数を数え。
その数は賽の河原で鬼に崩された石の如く。]
(204) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[オスカーの告げる神の格言>>182へ、子供は抑揚のない言葉で返した。広いホールでは、小さな音も反響して届く]
[溢れ始めた異形が、巧妙な悪戯と思ってとのことだったならば―――]
…………貴方は、カミサマになるつもりなのですか
[真意の無い、はぐらかしたかのような一言>>183にも、 子供の瞳に色が載ることはない] [続いて語られた目的に、子供は再び声を上げた]
その「何か」を手に入れる為に、敵性対象を発生させたのですか。
それは、何の事でしょう。 説明を求めます。
(205) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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お子様の失せモノ探しにしては、大仰だな?
[ジョージの傍らに立つ、こちらも当然に元首へと訴える側の立ち位置だ>>180 なれど少年もまた、英雄らしきものには見えない。 当たり前だろう。訴えに来ているのではない。
場所がどこであれ、その纏う気配、身に付ける空気が違う。 当然の、支配者としての佇まいで彼に対峙し]
出した玩具も扱えずにべらべらと。 紅茶の銘柄ひとつ、とっっっても良く知らないオコサマには似合いと見える。
[ゼロと名乗った折の会話を引いて、冷笑を彼へと向けた。 彼は手の内を晒したのだ。それはもういっそ親切なほど素直に]
(206) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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さてと……
[指を鳴らして魔術で平行セカイ全てを宮殿の壁に映し出す。 『アレ』を見つけられないのであれば、セカイをどうにかするしかないのだが。
結局は自身が出向くしかないのであろうと考えて。 帝國の留守は皆に任せる事にしたのだった。]
さあ、どこへ行くとするかね。
[再び馬車に乗り込むと。 目指す先は――]
(207) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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はあ、どこの悪戯者が描いたんでしょうかね。
[今は、その存在を潜めるように、掌の紋様は薄くなっている。>>@15]
希望……。 私のようなおじさんが、なーにを期待されてるんでしょ? 大した事は出来ませんよ。 もっと若者に頑張ってほしいものですねえ。
[ふー、と溜息をついて。]
……まあ、せっかく来たんです、出来る事を探しますよ。 ルーカスさん、あの異形を呼んだのが誰かはご存知ですか?
(208) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[背後に赤い羽根がはらはらと舞う>>201 ばら撒かれた悪意《翼》が、異形をすら狂わせていく。
セシルは振り返らずに、微かに笑った。 そう、驚きはしない。
この場面は、既に想定されていた──必然であったのだから]
(209) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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― バルコニー ―
わ ぷ…っ ……、
[眩い光>>203に、目を瞑る。]
一体なに…なにを……
[光が収束したのを瞼越しに感じると、その光景に唖然とする。 破壊の跡は無く、元通りのバルコニー。]
書き換え? 書き換えた……? 現実を書き換えたと……そういう事?
(210) 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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― 地獄 ―
[男の上空に突如として現れた馬車。 それは優雅に地獄の大地へと舞い降りて行く。]
御機嫌よう。 大した腕じゃないか。
[周囲の魑魅魍魎を見て愉快そうに笑う。 自分が館で異形を葬った時のように、目の前の男は息も切らしていないようだった。]
確か、蒼天ダンとか言ったな。 その力、我流かい?
(211) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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[広いホールに、鳴き声が響く。>>201] [舞う赤い羽根に狂わされた眷属たちが同士討ちを初め、鳴き声の後には耳に五月蠅い争いの音が続く]
―――――――…
[背後に現れた胸赤鳥>>201から、少し子供は警戒を思ってか半歩距離を取った]
[眷属が同士討ちを始めたのは好都合だったが、彼も敵だった場合、彼の後ろにある扉へ逃げる事は困難かもしれない]
(212) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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[現れた男が朗々と唱えると、辺りを眩い光が包む。>>203 腕で目を覆って、やがて辺りを見渡すと、 ゾンビの大群は消え、何事もない館の様子が残っていた]
凄い……
[そして同様に唖然とする少女に向く>>210]
現実を、書き換えるだって?
(213) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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いくら倒しても埒があかんな。ここは一度引くべきか。
[ダンは扉を開く。 12→ホールに戻る 34→議事堂−symphony No.3 ”HERO”− 5→帝国 6→燃えてる街
1]
(214) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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[カミサマになるつもりか、そう問うた子供、ジョージに>>205 俺は唇を釣り上げようとした時――…眷属が狂う?]
へぇ、これはこれは。 この様な滑稽な舞踏会-パーティ-ですが。
貴方は来ないかもしれない、来るかもしれないと思いながら
御出席をお待ち申し上げておりましたとも…っ!
[マントの端を掴み優雅に一礼する胸赤鳥、ならば俺もその礼に応えねば。>>201 ふ、と一瞬のうちに俺の首元には、緋色のスカーレットに輝く豪奢なマント。 そう、魔皇たるもの、マントのひとつふたつ、当然所持している。
芝居がかった口調で俺もまた、両手でマントの両端を摘み 来賓-ゲスト-を歓迎する意を示す、冥界の礼で、大きく両手を広げてみせた]
(215) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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――――… ≪V-ドライ-≫ 。
[だがその直後。魔皇たる俺が、右手を、議事堂奥の扉に差し向けると] [―バァ ンッ!!]
[突如、疾風にも等しい、激しい黒色の風が荒れ狂い。 開かれたままの扉は、轟音を立てて閉ざされた。
元凶は…赤き梟。更なる追手を風で封じたのだ]
(216) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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……生憎ながら、そこまでを教える義理はないね。
『アレ』を求める者にはおのずとその正体は知れる。 『アレ』はそういうものだ。
[説明を求める。そんな彼の言葉に、俺は口を開き…>>205 いや、『アレ』の真名を語るのは俺の口ではない]
(217) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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…そしてセシル王子、あなたはひとつ思い違いをしている。
ここであなた方にべらべらと余計な事をわざわざこぼしてあげたのは。 何故か。 それは。
- メ イ ド ノ ミ ヤ ゲ - "ここであなた方は俺に敗北するから"だ。
[赤翼の梟、六翼が一斉に、魔皇たる俺の元に集う。 眷属は既に悪意の翼により、道具にすらならないらしい。然し問題など何処にもない]
(218) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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な、なんだあの馬車は!?
[ホールに通じる扉を開けようとした瞬間に馬車が現れた。(>>211)]
(219) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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― バルコニー ―
[確信がある訳でも無いけれど、と前置きして少年>>213に頷く。]
『破壊した』形跡も無ければ、ガラス戸を見るにただ『消した』訳でもない。
『戻した』可能性も有るけれど、さっきゾンビを手で叩いた貴方の手は汚れたまま。
なら『上書き』が妥当…妥当じゃないかしら。 違う?
(220) 2014/06/07(Sat) 22時頃
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