人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点: 人

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【人】 良家の息子 ルーカス

……ああ、なんか辛気くさい話になっちまったな。ごめんよ。

[考え考え、口を開くドナルドと、困った顔をしているロビン。]


──、俺、この夏の事とか、今こうしてた事とかも覚えていたいと思ってるよ。


[そう言うと、窓の方を見る。
広がる空には雲一つなく。]

(142) Eugene 2010/09/14(Tue) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

それ少し貰うぞ。

[照れ隠しのように、ドナルドの胸ポケットから覗く錠剤のシートを抜き取ると、二粒とって、一粒はロビンの手に、もう一つは自分の口に放り込んだ。]

[ドロップはほんのりと甘く。]

(143) Eugene 2010/09/14(Tue) 01時頃

ルーカスは、ドナルドに、「ご馳走さん」とにんまりした**。

Eugene 2010/09/14(Tue) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[晴れ渡った夏の終わりの空は、今の自分にはあまりに眩しくて。]

覚えてなきゃ、いけねぇんすよ…ね……。

[くしゃ、と乱雑に掻くバサバサの赤毛は、未だちらほらと白いものが混じったまま。
これもきっと、紅葉散るころくらいには元の色に戻るのだろうけれど。]

忘れちまうと、またいろいろやらかしそうな気ぃすっから…。

(144) ふらぅ 2010/09/14(Tue) 01時頃

ドナルドは、ルーカスの手癖には反応しきれず、わずか苦笑いを浮かべたまま、ぼんやり外を眺めている。

ふらぅ 2010/09/14(Tue) 01時頃


ロビンは、書き直し。

wuming 2010/09/14(Tue) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

―医務室―>>143
[掌に置かれた錠剤。
はっとそれに目を落とし、またルーカスを見上げる。
ルーカスの笑顔は、どことなく迷いも何もかもも抱えて乗り越えていこうとする、清々しいもののようにも見た。

ロビンは俯いて、今ルーカスが話してくれたこと、そして目覚めてからずっと胸にある想いについてもう一度しっかり考え直そうと思いつつ、錠剤を口に運ぶ。
糖衣の粒は、ほんのりと甘かった。*]

(145) wuming 2010/09/14(Tue) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

―夢から現実へ―
[じわりと胸か肩を濡らして、撫でられる背にひくりとひくりと子供のように
 しゃくりあげる。見上げて首を傾げる相手に]

…なんていうか…その。いや。多分

[少しだけぽりぽりと頭をかいて考えていることは。
 確かに自分だけ、であっても欲しい、けど。それよりも望むものが、
 いや、これだけが怖い、という気持ちが強くて
 番とか云々とかまず最初に来るものがそこにはある]

…嗚呼、起きてから話すよ。多分、ラルフも交えた方が、いいと思う…

[意識はゆっくりと浮上して現実へ]

…おはよう……

[いつになく泣き腫らしたような眼はしょぼくれて体力も奪われていたせいか。
 ものすごく寝起きが悪そうなばつの悪そうな顔でもあった]

(146) sakuhana 2010/09/14(Tue) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ ルーカス達とはまた別の時間/医務室>>130

[今は、顔面に目を見張るような傷を作ってルーカスが帰寮した時の医務室ではなく。白く清潔な部屋に、目覚めている者達は、ラルフ、ディーン、サイラスの三人しかいない。]

──…目覚めて。
具合はどう なのだろう?

[安堵の次に出てくる言葉は、身を案じるもの。
 その言葉は、ディーンの向こうのベッドから起き上がった泣き腫らした顔のサイラスへも向けて。]

(147) yummy 2010/09/14(Tue) 01時頃

ドナルドは、ロビンおやすみー(でこなでなで

ふらぅ 2010/09/14(Tue) 01時頃


ルーカスは、ドナルドもありがとう。お休みなさい。

Eugene 2010/09/14(Tue) 01時頃


【人】 薬屋 サイラス

―医務室―
[一旦腕を伸ばしてうーんと背伸びして上半身だけ起こす]

…なんというか、快適とは言いがたいな…
なんというか、二日酔いで目覚めた朝に近いというか…
と、おっと。

[慌てて、手で口を塞いで口を紡ぎ、辺りに先生とかいないかときょろきょろと見回した]

(148) sakuhana 2010/09/14(Tue) 01時半頃

セシルは、寝てた…まだ眠い。

nostal-GB 2010/09/14(Tue) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

もしも、具合が悪いなら、
先生を呼ぶけれど。
──今は、
この部屋には三人しか居ないよ。

[ラルフは、ディーンの寝台の前に置いた椅子に腰掛けている。
 泣き腫らした後のような目をしたサイラスに首を傾けながら、無意識にディーンの腕にそっと触れそうになる。]

……夢の中で、逢って。
二人は仲直り出来たの?

[何を話したのとは問わない。けれども、最初にディーンが部屋を出た事。サイラスがディーンに蒼薔薇の呪いを移し、ディーンがサイラスを壊した事を踏まえて、夢の中で再会して、長く同室を続けていたはずの彼等の関係は如何なったのだろうかと。
 サイラスが夢の中でディーンに告げた「起きてから話すよ。多分、ラルフも交えた方が、いいと思う…」と言う言葉に繋がるいらえが返れば、それは何故と問う。]

(149) yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃


【人】 奏者 セシル

>>114

[危なくないの、と訊かれて、危ないよ、と返事をするわけにはいかないけれど、
 でも、今のままではいけないことはわかっている。]

 もし先輩が、オレをちょっとでも好きでいてくれるなら、
 少し、心配をかけちゃうかもだけど……。
 けど、

 よかったら、信じて…?

[大丈夫、と紡げなかったのは、
 嘘はつきたくなかった…から。

 いや、できれば、少しだけでも、心配してほしかったから。]

(150) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…蒼薔薇に呪われた夢から
目覚めた、今、

ディーンはサイラスに
サイラスはディーンに
──何を望んでいるの?

[今を識ろうと見開かれる、ラルフの大きなくすんだ銀灰の瞳を縁取るのは濃藍の睫毛**。]

(151) yummy 2010/09/14(Tue) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[フィリップの部屋でも幾日も過ごしただろう。
 その先輩が、いた後に自分がいれたらいいとか、
 そんな青いことも考えながら、

 でも、それがとても幸せで……。

 好きだと言っても、返ってこない返事にも慣れたのは、
 慣れたんじゃなくて、新学期が明後日になったから。]

 先輩……今夜、シテいい?

[明日には同室者が帰ってくるから…と。
 そう言って、今までと同じように抱きしめて、
 そして、少しでも長くと、甘えて…。]

 ――……しばらく、会えなくなると思う。

[最後正直にポロリと一粒だけ滴を落として……。]

(152) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時頃

セシルは、ラルフおやすみー

nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時頃


【人】 薬屋 サイラス

―医務室―

いや、呼ばんでいい、寧ろ呼ばれたら困る……。
少なくとも俺は……。

[慌てて首を振って否定した。その次に三人しかいないと知って
 ホッと胸を撫で下ろし。ごまかすように咳をごほんと一つ。]

…仲直りといえば仲直りだし、そうでないといえばそうでないとも
言えるか……?

[少なくとも仲違いする前の関係には戻れない。それだけは確か。
 変化するのはこれから――…]

俺は、ただ、ディーンに傍にいて欲しい、傍にいたい。
一番の願いは、それだな……。

ディーンにとって俺が一番であってもそうでなくとも。
ディーンに拒否されるのが、いなくなるのが、一番怖いんだ……。

(153) sakuhana 2010/09/14(Tue) 02時頃

【人】 奏者 セシル

― 新学期 ―

[それから、フィリップの前には予告どおり、姿を見せなくなる。
 そして、流れてくるのは、あまりよくない噂かもしれない。
 どちらにしろ、登校していく姿を見るものがいれば、その様子が少し異様なのを感じるだろう。

 蒼薔薇事件のあともあった絆創膏は消えたけれど、何かと内出血が多い腕とか、あきらかに腫れてる顔とか。

 だけど、周りはきっと暗黙。
 たまには、教室にその姿がない時もあっただろう。]

(154) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

[これが正直な気持ち。出来れば自分だけを見て欲しい気持ちは
 確かにある。けれど。今の自分にそこまで望むのはできない、と思うから
 じっと紫と、銀灰を代わる代わるに見てしっかりと口にした**]

(155) sakuhana 2010/09/14(Tue) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[朝の薔薇園にも、姿は見せることはない。
 その窓はぴったり閉められて、


 悪友のサイラスさえも、その事情はよくはみえないだろうか。
 同級生のヘクターは荒れ気味だということはわかるだろうけど……。**]

(156) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

sakuhana 2010/09/14(Tue) 02時半頃


【人】 奏者 セシル





[だけど、そんな中、どこからか聞こえてくるハーモニカの音があるだろう。
 それはどこで弾いているのか、音を探しても、逃げるように、消えることもあるけれど。

 でも、その音は、いろんなことを語りかけていた。




 一番は、好きだ、それでも好きだ、と言っている。]




   

(157) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時半頃

ドナルドは、ヘクタさんに一回ぼこられておきたい(何

ふらぅ 2010/09/14(Tue) 02時半頃


【人】 奏者 セシル

― ある日の朝、薔薇園 ―

[その日はフィリップはどれくらいに起きただろうか。
 日課の水遣りに行けば、そこには先手がいる。

 朝の光の中、水しぶきは薔薇園に向けて……。



 癖毛とか、またほんのちょっと成長した背中とか…少し傾いた立ち姿とか……。

 それを見て、どう思うだろう。

 フィリップに気づけば、振り返る。
 その顔とか腕には、やっぱり生傷が見えるだろうか。

 だけど、表情は笑っていた。]

(158) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時半頃

【人】 奏者 セシル





 ――……おはよう、先輩。
 聴いて………





            ヘクターと友達になってきたよ?**

(159) nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

nostal-GB 2010/09/14(Tue) 02時半頃


ロビンは、ねもい。

wuming 2010/09/14(Tue) 06時頃


ロビンは、とりあえずはおうさまありがとうございます

wuming 2010/09/14(Tue) 06時頃


ベネットは、ドナルドをなでなで。ごめんね、待ちくたびれちゃったよね。

はまたん 2010/09/14(Tue) 07時頃


ベネットは、それと、おうさまはおつかれさまでした。

はまたん 2010/09/14(Tue) 07時頃


ベネットは、もう少し寝よう……。9時ごろにまた来るよ!!

はまたん 2010/09/14(Tue) 07時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

yummy 2010/09/14(Tue) 09時頃


ディーンは、土下座をしたorz

mitsurou 2010/09/14(Tue) 09時頃


ドナルドは、ディーンの土下座背中に猫載せた

ふらぅ 2010/09/14(Tue) 09時頃


ディーンは、おそくなりましたが、覇王様は対策ありがとうございましたorz

mitsurou 2010/09/14(Tue) 09時半頃


ラルフは、ディーンの土下座背中にクマのぬいぐるみを載せた。おはよ

yummy 2010/09/14(Tue) 09時半頃


ディーンは、ラルフ水色の大きなクマですね、判ります(←

mitsurou 2010/09/14(Tue) 09時半頃


ラルフは、ディーンに、うん[ぬいぐるみでぽふぽふ] 帰巣本能で健康するのだいじ!

yummy 2010/09/14(Tue) 09時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 中庭 ―
[医務室で三人が話しあっている頃、少年は一人中庭に佇んでいた。
 焼け焦げた跡が残る地面。それに指を伸ばし触れる]

 ……もう、熱くない。
 あの時はあんなに……。

[あんなにも激しく燃えたのに。
 呟いて眸を閉じれば、瞼の裏にはその時の情景がありありと浮かぶ]

(160) はまたん 2010/09/14(Tue) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[未だ赤い薔薇の花弁が残るうなじに、手を当てて。
 あの数日間を思い出す。

 皆があの甘い薔薇の芳香に酔い狂った日々。
 だけどあの数日間がなければ……自分はきっと。
 本当の自分の想いに向き合う事など出来なかっただろうから]

 ……そう言う意味ではすごく、感謝しているんだ。

(161) はまたん 2010/09/14(Tue) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ぽつりと呟いた声は、焼け焦げた跡を残す地面に落ち、溶けた]

 そろそろ医務室に戻らないと。
 あまり遅いとロビンが心配……する、かな?

[仏頂面の年下の子を思い出し、くすりと笑う。
 何本かお見舞い用の花を剪定ばさみで手折った後、
 ゆっくりと医務室へ戻った*]

(162) はまたん 2010/09/14(Tue) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― そして目覚めた世界で ―

 そのような貌をしなくとも、私は約束は護るさ。

[歪む視界の中でも、ラルフの安堵した表情が見えて、まるで照れ隠しのように喉を鳴らし、手の甲で相手の頬を一撫でした。]

 嗚呼、私はモノクルがない所為で、少し視界が歪んでるくらいか。

[ラルフの問いかけに答えながら、銀灰の視線を追い、泣き腫らしたような水色を見る。
しかし、その口から零れる言葉に、一度呆れたような溜息を吐いた。けれど、見詰める紫は薄くはなく。]

 ―――……仲直りか、嗚呼、まぁ

[そして、ラルフの口から零れる質問には言葉を濁し、サイラスが夢の中で零した言葉もあり、水色を再度チラリと見やる。その間に、ラルフが己が腕に触れるのならば、拒否することはない。]

(163) mitsurou 2010/09/14(Tue) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

 私は、今までが今までだったからな。
 弟を重ねてではなく、サイラスという個人を識って
 サイラスという個人と付き合いが出来れば良いと思っている。

 そういう意味では、
 《拒否》という選択肢はないのだがね……―――

[サイラスの言葉と眼差しを受けての、ディーンの返答は、相手に何を望むかというより、己がどうするかということに始終する。それはラルフに向ける言葉にも。]

 ラルフは、お前の望みは、変わらないのだろうか?

[何度が聴いた望み。しかし、はっきりとは未だ捉え切れていない願い。水色から銀灰に眼差しを移し、問いかける紫は濃かった。]

(164) mitsurou 2010/09/14(Tue) 10時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

mitsurou 2010/09/14(Tue) 10時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>153

[完全なる拒絶と言うのは、あの状況でも無かったのだから、これからも無いのではなかろうか。ラルフはそう思う。そして、傍にいたいと言う願いはラルフにも理解出来る。けれども、と一寸胸のつかえを吐き出すように吐息をひとつ。]

──…サイラス。
俺は、呪いで意識を失った君の、
手当てと後処理を手伝った、んだ。
あの時、君が浮かべていた表情が忘れられないな。

サイラスは、ディーンの傍にいて如何するの。
ただ、傍にいるだけ?

俺は、ディーンが誰かと。
サイラスやロビンと、寝るのは嫌だ、よ。
俺がそう思うだけ、だけれども。

[ラルフが嫌だと言った所で、ディーンの、サイラスの意思を制御出来るわけではない。彼等は自分自身の意思を選択するだろう。それは例えば、ラルフに首を絞められても蒼薔薇の木を燃やしに行くと言ったベネットと同じこと。]

(165) yummy 2010/09/14(Tue) 10時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>160

[言葉を切った所で窓の外に視線を映せば、うなじに手を当てるようにして、中庭の焼け跡に立っているベネットのほっそりとした姿が見えただろう。
 焼け跡でドナルドとこちら側で再会したいと言った彼は、これからどうするのか。今は、ラルフは窓の外を注視はしない。けれども、ラルフは同級の友人が以前と変化した事は知っていた。]

(166) yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>164

[ディーンの腕に触れた手を、拒絶されたのでは無いけど、そっと離す。
 言葉を向けていたサイラスから視線を移し、サイラスよりも近い距離にあるディーンの紫水晶の双眸を見詰めた。頬には目覚めてすぐにディーンが触れた時の感覚がふわと残留している。銀灰に少しだけせつなげな色を浮かべて、そんな自身に困惑するよう口元に浮かべるのは、淡い笑み。]

──…ディーン。
君を識りたいと思うようになってから
望み、願いは増えて行くばかりだよ。
無茶をしないで、無事でいてと言うのもそう。

[以前のようにラルフが揺れる銀灰を伏せる事は無い。
 他にも沢山あるよ、と想いを零すように。]

(167) yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃

ベネットは、げんちゃんもぎりあんも可愛いのに……うるうる。

はまたん 2010/09/14(Tue) 11時頃


セシルは、泥沼茶を飲みつつ鳩覗き見

nostal-GB 2010/09/14(Tue) 11時頃


ドナルドは、おしごとしてくるー

ふらぅ 2010/09/14(Tue) 11時頃


ベネットは、ドナルドおしごとがんばってー!

はまたん 2010/09/14(Tue) 11時頃


ラルフは、ドナルドにいってらー

yummy 2010/09/14(Tue) 11時頃


【人】 会計士 ディーン

[ラルフがサイラスに向けた言葉への、サイラスの反応はどのようなものであったか。
おそらくは、サイラスが口を開くより前に、腕から離れていく熱に対し、ディーンは言の葉を紡ごうとし]

 ラルフ……―――

[名を呼んだ段階で、鎖される唇。
淡い、ともすれば儚く見える微笑に、また指先を伸ばす。
伏せられない銀灰の眦を、くの字に曲げた指の側面で触れた。]

 サイラスの望みがどこまでを示すのか、私も判っていないが。
 別に私は色魔という訳ではないのだから、
 《二人が》望まないならば肉体関係はなくとも問題ないのだぞ?

(168) mitsurou 2010/09/14(Tue) 11時半頃

【人】 会計士 ディーン

[銀灰を覗く紫は、何かを悟っているように細くなる。
ラルフが、肉の交わりに対して《何かある》というのは、判っていると。故に付け足される言の葉。]

 望まないのは、
 お前を汚いなどと思っていると思われたくはないがね。
 あの時、かけた言葉に、偽りはないのだから。

[流石にサイラスの前で――可愛い、その単語を謂うのは憚られて。言葉を濁しながら、けれど水銀のような光を放つ銀灰を、偽りの色ない紫は見詰め続けた。]

(169) mitsurou 2010/09/14(Tue) 11時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[揺れる眼差しは、伸ばされたディーンの指先に泳いで、また紫水晶に戻る。ラルフが瞬く時、ディーンの指先をかすめるのは濃藍の睫毛。
 手を離したはずが、触れている。それはあの夜、ディーンが最後まで逃げたくてけれども逃げたくはない二つの想いに引き裂かれたラルフを離さなかった事を想起させる。
 サイラスが何を言ったのだとして、あるいは言わなかったのだとして。]

──…
俺の、望みの中には、
日の光の下ではとても言えない事も
含まれている、よ……。

[いらえもまた婉曲な言葉。
 笑みを保つ事は出来ずに、小さく震えながらディーンに頷く。
 注がれる眼差しに、ディーンが嘘や誤摩化しを口にしない事を認識した上で、続く願いを口にしなくてはならないのだと思った。]

そして、それだけじゃない。

(170) yummy 2010/09/14(Tue) 12時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……ねえ。
俺が、ディーンの恋人になりたい。
と、言ったらどうするの──。

[恋人と言うものは、一方に望まれたからと言って成れるものではなく、それは双方向に向かうもの。「問題が無い」と言って受け入れられるような事柄でも、望まれれば自動的に意思が生まれるものでもない。眼差しを逸らすことなく、震える声で最後まで伝える。]

でも、それが今の俺の望みだよ。

(171) yummy 2010/09/14(Tue) 12時頃

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