162 絶望と後悔と懺悔と
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……やっぱり、俺は弱くねえよな。 [少年達を余裕で追い散らしてから、自分の力を確認するように頷いて]
お前ら、大丈夫か。 外に用がねえなら、さっさと孤児院に帰りな。
[ぶっきらぼうに言葉を投げた*]
(146) 2014/02/08(Sat) 17時頃
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[円の病室を後にして、独り。
…繋いでいた絢矢の手は、酷く冷たかった。
死人を思わせるその冷たさに、白さに、本当に生きているのかと思わず確認してしまったのだった。あの日も。
――明之進とリカルダ、他数人の隊員を見捨てて。 絢矢と涼平を抱えて、なんとか脱出を図った、あの時だ。
冷え切った手。凍りつきそうな心。 どちらも温めてやりたいと願うが…彼らに寄り添うことはできるだろうか。
思案に暮れながら叩いたのは、年長の男子がいる部屋。]
(147) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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イアンは、アヤワスカと円くらいの歳頃で出会った、とある人のことを思い出して溜息を一つ。
2014/02/08(Sat) 17時半頃
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− 回想 −
[意識を手放した白の軍人で遊ぶつもりは無かった。 土産を探そうと視線を動かした先で、声が聞こえた>>101 どう言う風の吹き廻しか。 また雛の頭で何か考えているのだろうか]
良いだろう。
[全て諦めた家畜達より余程退屈しのぎになるだろう。 土産の雛が1つ、ホリーに命乞いをした少女が1つ、 また意識を手放した雛鳥もいて、それも1つ]
(148) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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ささやかだが、私の宴だ。 遠慮はするな。
[焔の中を巡れば、守護部隊に苦戦する吸血鬼を見つければ その吸血鬼ごと隊員の心臓を抉り取る]
まともに余興も出来ぬなら、その身を張るしかないな。
[息絶えた吸血鬼と隊員の骸に、 他の吸血鬼達は表情を変えて戦いに挑む。 使えない者は要らぬと明確に示された事が、 恐怖が彼らを統率する。
宴は凄惨さを増し、 部隊にもある程度ダメージは与えたようだった。 だが壊滅はさせなかった。 与えられた屈辱を思い出せば、こんな外れの地で知らず 壊滅などさせたくは無い。 もっと大勢の家畜達の希望を集め、 士気も戦闘能力も充分に満ちた時に叩き潰す]
(149) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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それまで貴様達の命は預けておいてあげよう。 慈悲深い私に感謝すると良い。
[負傷者の救出と避難や延焼を防ぐために、あちこちに指示を 出していた因縁の隊長の顔が憎悪に歪むのが愉快だった*]
(150) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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― 回想 ―
…雨だ。降ってきたよレイにーさん。
[僕は窓辺に立って降る雨をじっと見つめたまま、同じ部屋にいたレイにーさんの名前を呼ぶ。
にーさんに「零」という漢字の意味を教えてもらってから、>>76 雨が降るたびにちょっぴり、わくわくするようになった。前は好きじゃなかったのに]
(151) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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ね、“きぼう”…って、どう書くの?
[広々とした勉強机の上には紙が広がってるし字を書くための準備も済ませてある。 教えてもらったらすぐに書いてみるんだ。ずっと前から気になってたことをようやく訊けたんだし。
それからはしばらくずっとその漢字ばっかり練習していたんだ。 難しい。難しかった。でも書けるようになった。
みんなに見せて回った。アンゴにーさんにも。 レイにーさんに教えてもらったんだって、内緒にする気なんかないまま付け足して]
(152) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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…よぅ、誰か起きてるか?
[さてその部屋には何人の子どもがいただろうか。 こちらに目を向けた、そのうちの一人に声をかける。]
――周。随分と無茶したそうだな。 聞いたぞ。誰彼構わず殴りまくってたって。
…無事で、良かった。
おまえが吸血鬼に引き摺られていくところを見た奴がいてな。 暴れてたくせに殺されなかったなんて…奇跡でも起きたか?
(153) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[きぼう――“希望”。
その言葉を僕は孤児院に来る前から知っていた。 僕と一緒に死のうとして、僕より先に死んじゃった母親が言ってたからだと思うんだけど……。 どうして親の顔より先にその言葉が浮かんでくるのかまでは、分からない。
分からないままなのはいい気分じゃない。 けど、嫌いなオレンジのあいつや緑のあいつをつい残してしまうように、その謎は僕の中にずっと残されたまんま。
――そもそも僕は、最初の世界のことを何も知らなかった。 僕らの家が色町の辺りにあったことも、母親が男の人と“仲良くして”お金を稼いでいたことも、 家族が怖い人からお金を借りていて、返せないと家族をバラバラにするって言われてたことも、何も*]
(154) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[苦笑を交えつつ、包帯だらけの周を見降ろして。
孤児院の外で倒れていたところを、後続の隊員が保護したという。>>55 始祖と彼らの取り決めなど知りもしないから、この不思議に首を傾げつつ。
怪我をしていても何でも、この喧嘩っ早い弟分――尤も、そう思っているのはこちらだけかもしれない――が無事なことが、今は素直に嬉しかった。]
(155) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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― 始祖の城 ―
……。
[孤児院襲撃の顛末を思い出す。 相手が帝都守護部隊とは言え、自分の配下を含めた吸血鬼も何人も殺られてしまったのだ。
全く持って情けない。 まあ、マユミ達を連れて行く為に積極的には戦闘に参加しなかった自分が言うのもなんだが。 それでも、追撃をかけてきた部隊の連中は数名殺害していたのだった。]
(156) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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・・・・・・。
[これまでは、配下の連中に対してあまりうるさい事を言うつもりは無かった。 だがしかし、人間程度にあの体たらくならば。
或いは、トルドヴィンに仕える別の吸血鬼を育てる方が良いのでは無いかなど思考を巡らす。
少なくとも、宮殿に侍り。 政治力でどうにか地位を得ようなんて連中よりはよほど。]
(157) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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―回想―
[思えば、読書会に行くようになって彼はあまり 孤児院のみなと交流を深める機会が少なくなったように思える。 直円だって、孤児院では10年超の在籍である。 昔はもっと素直に、もっと理屈なく笑っていただろう。 どんな思い出があって、どんな楽しいことがあったか。 彼だって覚えていないわけではないのだが、 そこを思うに至っていないのだろう。 だから、今は楽しい思い出が「思い至らない」、と。]
(158) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 18時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 18時頃
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[周というのはまた、随分と可愛らしい弟分で。 施設に顔を見せる度に喧嘩を売ってくるのだ。 …可愛がりつつ、勝ちを譲ってやったことはないのだけど。]
「なんだ、手前は。」>>129
[あれはいつのことだったか。 平和な孤児院の居室から出てきたのは、まるで似つかわしくない剥き身の刀。のような少年。]
んん、新入り君? 何々、どこ行くの、名前は?
[久々にこういう子を見たなぁ、などと暢気なことを考えながら、思いっきり笑顔で話しかけたらこの反応。邪魔だ、どけなどと言う。]
(159) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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…おぉっと。ちょい待ち。 名前くらい教えてくれたっていいだr…
[無視して横をすり抜けようとするからと肩に手を置こうとすれば、振り向きざまに拳を振られて。>>130 ――思わず、笑みを深める。
勢いの付いた拳を軽くいなして、ひょいと背中から投げ落とす。 逆上した少年はすぐ立ち上がっては突進してくるも、型も何もあったものではない。]
ほらほらぁ、そんなんじゃ俺は倒せないぞー。
[若いなぁ、と目の前の少年に在りし日の友の姿を重ねつつ。 相手は本気だろうが、こちらは あはは、と笑いつつ、つい挑発を重ねてしまうのだった。
喧嘩を売られて、気絶させて。それを何度繰り返しただろう。 最後の方には無意識か否か、彼はこちらの技を真似し始めていて、その成長っぷりに嬉しくなったものである。]
(160) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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―帝都・守護部隊養成所内、病室―
安吾兄、――来てくれたのか。
[病室に現れた兄貴分の姿を見て、強張っていた顔が僅かに緩む。
この二年間、サシで喧嘩をして一度も勝つことの出来なかった相手は安吾だけだ。周はいつしか彼を"安吾兄"と呼んで、一目置くようになっていた。
壁に凭れかかり、ようやく立っていた身体を 彼に支えられて病室に戻り、ベッドに腰を下ろす]
(161) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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……俺は、大丈夫。
あいつらが何考えてるか、知らねえけど、 俺みたいな手負いを嬲ってもしょうがねえと思ったんだろう。
[奇跡でも起きたか? という安吾の言葉に首を傾げつつ答え]
それより理依やサミュエルは? 零瑠や――他の皆は無事なのか?
[逆に尋ねた]
(162) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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[昔も今も、感情に任せて無茶をするところは変わらない周。]
…で、怪我人がこんなところで何してんだ。 ベッドで大人しくしてろ。
[部屋に入ろうとしたところ、廊下を這う彼を見つけたということで。
事情を知りたがったので、絢矢にしたより幾らか大人向きの言葉を選び、知っていることを話した。]
まずはその怪我を治せ。 …話はそれからだ。
[それだけ告げて、先程ノックした部屋へと入る。 …周?自力で戻れるだろうから放置だ。]
(163) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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…サミュエルは、無事だ。>>162 もう目を覚ましたから、後で会うといい。
零瑠や理依は…
[それまで浮かべていた笑みは曇り、目は逸らされる。]
…すまない。 まだ、どこにいるのか行方が掴めない。
[眉を顰めながら、力無く首を横に振る。 周の反応が、少し怖いと思う自分がいた。
兄貴としての信用なんてあったもんじゃない。 偉そうな口を叩いても。 …護れなかった。それが事実だ。]
(164) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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ミナカタは、イアンの告げる言葉に、耳を傾ける。
2014/02/08(Sat) 18時頃
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あんごおじ……お兄ちゃんから教わりました。
[少女の中では齢三十を超える安吾の教え通り 彼の名を告げるとすんなり中へ通された。 病室は複数あるのか、それとも病状で分けられているのか 周の姿はそこにはなかった。
冷たい手で眠る円の手を握り、 飽かず何度も擦っていれば少しは手も温もりを取り戻す。
眠る円の横顔を見ていたら 昔のことを思い出した。
数少ない、少女が孤児院の外に出た日のことを。]
(165) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[ある暖かな日。 少女は歳の近い円とリカルダと、 庭で鬼ごっこをして遊んでいた。
何度目かのじゃんけんで、 グーを出した少女は鬼の役になった。
全力で駆けまわり高揚していたのもあってか、 そのうちに円が、黒い門を抜けて、 孤児院の外に駆け出して行ってしまった。
少女は最初、戻っておいでと呼びかけながら、 外にいる円を門の内側から見ていたけれど 捕まるまで戻る気のなさそうなはしゃいだ笑い声を聞いて 意を決してリカルダと共に門の外へ出た。
そして、いくらも走らぬうちに、 円は見知らぬ少年達の一人にぶつかった。]
(166) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[少年達はすぐに円を取り囲み、円を指差して笑う。
少女とリカルダもすぐに円に追いついて 円を庇うように二人で挟んで、ぎゅっと手を握った。 質素な服装や生活を笑われても、 何も口答えせず三人で固まっていたけれど 少年たちはいっそう調子づいて手を伸ばして来た。
殴られる──と、身を固くして眼を瞑った少女に、 少年のが届くことはなかった。
>>145声が聞こえて。 恐恐眼を開けた少女は、 自分たちを庇うように立ちはだかった少年の背中を見た。]
(167) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[余裕で見知らぬ少年達を追い返した少年は、 孤児院に来てからまだ日の浅い、周──と言ったか。
颯爽と顕れて助けてくれた周の背中は、 ヒーローのように見えた。
肩で風を切るような荒々しさに それまでは近寄りがたかった少年を、 少女がお兄ちゃんと呼び始めたのはこの日から。
孤児院に帰るまで、少女は周の服の裾を握っていた。 以来、益々少女の足は外から遠のくことにもなったけれど。*]
(168) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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イアンは、ミナカタ>>162に、手負いを嬲っても楽しくないってのはおまえの美学だろ、と軽く小突き。
2014/02/08(Sat) 18時半頃
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―むかしのおはなし― [直円と話す機会が減っていったのは、 彼がその読書会に行き始めてからだったような気がする。 「直にーちゃんが遊んでくれなくなった!」 とちびちゃんたちもおかんむりだったが勉強の為だから、 と養母さんに諭されて、それでもしばらくは収まらなかった。
――もしかして絢矢と自分が弓矢ごっこの時に、 散々、的役に抜擢してしまったせいだろうか、とも思ったけれど。
陰謀という言葉をよく聞くようになってから、 一度はっきり言ったこともある
『直君、その読書会やめたほうがいいよ』
今思えば「読書会」なんて急に大人ぶられているようで、 それが嫌だったのかもしれない*]
(169) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[告げられる残酷な現実。>>164 一瞬のうちに、血の気が引いていくのが自分でも分かった]
――何だよ、それ。
ふざけんなよ。 ……あいつらが、何をしたってんだ。
[じっと床を睨み、歯を食いしばる。 逆上することなく、力なく首を振る安吾を責めたりもしない。
自分が喧嘩をしなければ、サミュエルと理依があの鬼に目を付けられることなど無かった筈だ。 怪我さえしていなければ、数え鬼のときに上手く立ち回ることだって出来た筈だ]
俺が、悪いんだ――
[絞り出すように、言葉を零し 包帯を巻かれた手を血が滲むほどに、握り締めた]
(170) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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―昔話―
[直円自身は大人しい方だった。 絢矢とマユミから散々的役にされても、「とほほ」と 言いつつも、嫌な顔せずに引き受けていた。 実際、嫌ではなかったのだろう。穏やかに微笑んでいたし。 喧嘩の仲裁役なりがまわってくることもあったか。 それも嫌ではなかったし、進んでやることにしていた。
実際、あまり怒りの感情を見せることもなかったが、 一度だけ、マユミに対して激昂にも似た言葉を投げかけたことがあったか……]
(171) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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―回想・春雨の降る日―
[養母さんに寝室へと運ばれた幼子が目を覚ました時、 黒檀のような眼が、僅かばかり細まった。
潤んだ菫色の瞳に穏やかではない色が過ぎったから。
それは何かに例えようのない――]
……だあれ?
[問う声。 弱弱しい唇から繊細な二音が浮かぶ。>>110 少年は口許をもぞりと不慣れそうに動かしてから]
『あや』。
[初めて、幼子を呼び表した。]
(172) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[熱にうなされる額を、自分が病の時のように撫でる。 すると、幼子は微かに表情を緩める引き換えに、 切々としたものを浮かべるように思われた。>>111
やがて熱が下がり、雪に後戻りしたかのような すっかり真っ新になった笑顔に、手を握り返して―― 霧のように微笑み返して、そっと首を傾げた*]
(173) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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− 城の外 − [守護部隊の者達でも踏み込む事の出来ない深淵。 そこにも家畜達は生きていた。 痩せ細った身体の彼らは、家畜と呼べる活力も 逃げようとする気力も無く、 ただ己の運命と吸血鬼への憎悪を滾らせていた。 彼らが生きていけるのは単純だ。 吸血鬼達が労働を与え、対価として辛うじて 生きていける食事を与えられていたからだ。
彼らの労働……それは家畜達の後始末。
ただの干からびた残骸を、立てた十字架に磔に。 使い魔となった烏や猫達に喰われ骨となって 漸く土に還す事を許された。
無謀にも吸血鬼達に挑んだ者達も同様に磔刑にされ。 誰も自分達を助ける者はいないのだと教え込まれた底辺の生き物。
彼らにもその伝令は広がった]
(174) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[そう、それは『読書会に行くのやめた方がいい』と言われたときだ。
『マユミくん!君はわかっていない!実にわかっていないよ! 某国では労働者たちが王制を打破して革命を成し遂げたんだ。 我が国ではなんだ、こういう情報は隠ぺいされているじゃないか。 陰謀だ、そう陰謀があるんだよ!
……それに、僕たちは孤児じゃないか。 将来偉くなるためには、正攻法じゃ叶わないんだよ。 人一倍勉強して、人一倍努力しなきゃ。』
まぁ、最後には『すまない、言い過ぎた』とも付け加えたが。]
(175) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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