276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[ 天動説だか、地動説だか、 そういった類いの、視覚の はなしで。 ───── 縛られているのは、本当に月か? とは、 満ち行く薔薇の香りの内に 思えど、
眼鏡の向こうの瞳を覗くよう、 茶は 反らされることもなく。]
(116) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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[前に伸ばした両腕が引かれることはなく、ただ、ひとを突き飛ばした手応えだけが残る>>104。 再び鼓膜に触れる音は、ほんの微かな吐息くらい。 まるで包帯のように布巾で覆われた手>>2:156と、手で胸を掻き毟るような仕草と、こちらから離れない眼差し。 どこからどこまでが自分がオスカーに与えた痛みなのか判らなくなるような、そんな姿がみえた。]
(117) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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夜の後には、 朝が来るのだろう? いつか、 ──── 薔薇が満足したなら、 "月"だって 自然と動き出すさ。
[ 今日、この日だけだろうから。 ─── "ケヴィン"という青年が、薔薇の内に立てるなど、 "何か"に信徒と認められる など、…… ]
(118) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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[「脅える」>>108。あまりにも正しいその一言が心臓を刺す。その衝撃故に、オスカーの指先を払うことができなかった。マークの身体はあっけなくソファに倒れ込み、そのまま覆い被される姿勢となる。 動けない――それこそ、蛇に睨まれて石にでもされたように。]
どうして。先輩が、そんなこと、言うん、ですか。 どうして、そんなに僕と、あいつのこと……。
[問い詰めに明確な答えを吐かないまま、逆に尋ねた。 辛うじて出せた声はか細く、顔色は混乱に怯えが混ざったもの。顔を乱暴に掴まれたことで、表情は苦痛に歪む。]
それに、こんな、痛い、こと、 いつもの、先輩、らしくな――
(119) 2018/05/22(Tue) 00時頃
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…食堂に行くとか、言っていなかったか?
[ ふと、 思い立ち。言葉を次ぐ。 "用事の後か?"と 確認するよう、 ──── 確かな詮索の瞳を、向けた。 ]
(120) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[言葉を言い切るか否かの時に、唇を塞がれた。>>110 重ねられたそれはやわらかで温かなものではなく、焼けつく程の陶酔でも無く、ただ、刺し貫く氷のようだった。]
(誰にされても?)
(……違う)
(こんなの、いや、だ)
[塞がれた唇では、言葉はくぐもった音と、乱れた息にしかならない。ろくにもがくことも叶わぬまま、血のように赤い瞳から逃れるようにかたく両目を瞑った。 唇に身体に掛かる感触と、くちづけてきたオスカーの――まだその正体の掴めない「色」ばかりが、否応なく意識に入り込む。
オスカーがその場を立ち去った>>111後でも、マークはソファの上から、暫くは動けない。**]
(121) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[一日休むと、取り戻すのに三日。 一週間休めば、一か月 ひと月休めば、三か月。 自分の遅れを取り戻すのにはそれだけの時間がかかる。 だから続けなくてはならないのだと言われた過去が懐かしい。
弾きだしてから12回旋律は変化する。 4分の1を超えたところで指が思うように動かないジレンマが滲んだ。 以前よりも伸びた爪が飴色の上で細かい撥音を沿える。 縺れて、音が飛んで、それでも]
(122) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[ 雨が(>>68)、雨が(>>69)、降る。 言の葉の暴力のように叩きつける、雨が(>>70)。 俺はその雨の中に居て。 ただ、抱き寄せた弱い力は跳ね除けられなかった(>>64)。
なにも謂わず。 時として無言は、刃となることを知りながら。 俺は、黙して。
いっちゃんの心を ただきっと、ズタズタにしただけ。 ]
(123) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
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いつか……
[夜の後には朝が来る。当たり前の摂理であり、その当たり前が来ないのが今。>>118]
……薔薇? 薔薇が満足したら?
[確かに薔薇は普段より香っているけれど、花の話題は出しただろうか。唐突で、謎解きのようにも聞こえて。]
……先輩。 何か、知っていらっしゃいますか? どうしたら、薔薇は満足しますか。
[いつもとはどこか違う先輩。でも、いつも通りの所もあるから、臆さず。謎解きのヒントをねだるよう、尋ねた。]
(124) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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(──知ってる)
[解っている。 どんなにうまく弾けなくても、続けてきたのは自分がそうしたかったからだ。 人のせいになんて、本当はしたくなかった。 自分が思っているよりも、ずっと好きだということを認めるのが怖かった。 母親の姿を見ているから、余計に怖かった。 それでも、ピアノは歌う。 言葉にするよりもずっと、簡単に。 ”かあさん、あのね”。
変奏が終盤に進むにつれて音は強調されていく。 治まらない感情が膨れ上がるのに似ている。
その音が、誰か>>112に届いているなんて知りもしない**]
(125) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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そっか。うん。
そうね、やっぱり俺の勘違いだったみたい。 やだなー、はずかしー。
[ どうでもいい、恋なんてしていない。 被害者だ、男なら誰だって。 そんな無意味な言葉を全て、聞き入れながら。
たぶん俺は、笑っていた。 ]
(126) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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……あ、行きそびれです。 色々ありました……から。
[逆にされた質問に、若干言い淀んだのは、同級生との階段の上でのあれこれを思い出したからだった。>>120
表情は平静を装っていたけれども。]*
(127) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
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ありがとね、いっちゃん。
俺はいっちゃんの事、好きだよ。
(128) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[ 軽薄な口調で、まるで嘘みたいに。 なによりも、きっと、酷い言葉をかけた。 嘘をついたことはあまりない。 でもこの思いも、漸く気付けたこの気持ちも きっと嘘に思われるんだろう。
求められていない、言葉を。 受け取られることのない、気持ちを。
空っぽだった箱を かなしい雨で満たしてくれた、彼に。 ]*
(129) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[ 咲かない花は、残された小さな蕾を綻ばせ 赤の中に隠れるようにして、涙の色をした花を咲かせた。
喜びに噎ぶだけが、薔薇ではない。
綺麗な雨(なみだ)はいつまでも、降り注いでいる。 ]**
(130) 2018/05/22(Tue) 01時頃
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[ 開け放ったガラス戸の、 その向こう、 薔薇の内からは星のうたが、 音符を重ね、 厚く あつく ]
──── さあ。 薔薇は何が欲しいんだろうな。
(131) 2018/05/22(Tue) 01時頃
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[ 何時かの夢現、 また、 "もうひとり"の遂げた"欲"の法則を思えば、 …… 下腹のおもたい熱も、理解が及ぶと言うものだが、
霞めた言葉は 意地の悪さを滲ませて、 "平静"を乗せた瞳を眺めた後、 茶は中庭へと ]
(132) 2018/05/22(Tue) 01時頃
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……直接聞いてみようか。
[ 一瞥をロビンに向け、 一歩を中庭に踏み出した。
──── 溺れてしまう。 人一倍の嗅覚は、薔薇以外の全てを切り離し、 視界さえ霞むよう。 ( 狂気の沙汰だ、 と "普通"であれば思うが、) ( もう ほしのこえさえ聞こえていなくて、 )
漸く振り向いて、左手を伸ばしてみるけれど、 朱みを帯びた茶には確かな"違和"があったろうし、 ─── もう"いつも通り"かどうかはわからないから。 指先は 取られたかどうか、 ]
(133) 2018/05/22(Tue) 01時頃
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―中庭―
[ 東屋から、小さな子供の声(>>125)が聞こえる。 音楽は詳しくないから、そこにのる奏者の苦悩や苦痛や 憧憬や、想いなんて測れるはずもなく。 ただ、ああ、綺麗だなと思う。
キラ、キラ、キラ。 目を閉じれば、浮かぶ木漏れ日。
やがて誰かの足音(>>132)が混ざるなら、そちらに瞳を向けようか。]
(134) 2018/05/22(Tue) 01時半頃
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あー…、ところで…… だいぶ、しんどい、な。
[ 間引くという名目で、薔薇の蕾をちぎったせいだろう。 一人で立ち上がれない程度には弱っていて。
その中で花なんて咲けば 木の栄養はそちらにばかり注がれて、 体のあちこちが重く、痛く
なんてのは、こっちの話。 ]**
(135) 2018/05/22(Tue) 01時半頃
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[月夜に花、綺麗な音。 常ならばロマンチックとも言える光景。 時の止まったような、という比喩は正に。>>131
ヒントは簡単にはくれないが、答えを確かめてはくれるらしい。>>133
朱を帯びた茶の瞳は、先輩であって先輩でない、と思わせるのに充分だったのに。]
(136) 2018/05/22(Tue) 01時半頃
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[新しい、別の家族が増えるかもしれず。 やがて家庭に居場所がなくなるかもしれない自分にとって、寮は残された拠り所。
子供じゃない、だけど大人でもない身は、自立しておらず。 自分ではまだ居場所を作れなくて、ここに依存して生きるしかなく。
この居場所を守ろうとする意志の方が、怪異への怖さに勝った。]
(137) 2018/05/22(Tue) 01時半頃
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…………。
[来るなら来い、の精神。 朱に負けじと、灰色の瞳が見つめ返す。
伸ばされた左手に、先輩よりも小さな手を重ねた。*]
(138) 2018/05/22(Tue) 01時半頃
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[ 唯一、 耳からではない薔薇のさざめきだけは、 音さえ止まった"真赤"の景色も貫いて、]
(139) 2018/05/22(Tue) 02時頃
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[ 左手に、人肌を受け止めたなら、 手のひらは翻り、 ちぃさなその手を掴んでしまって、 中庭に引き込むように 腕をひいた。
其処で漸く、茶は一時射干玉を認め、 …確かに弱っているのだろうけれど、 聞こえる程度の "ひとりごと"に>>135]
─── 水でも持ってきてやろうか?
[ と、 "正しく" …「何が欲しい?」と尋ねて見せた。]
(140) 2018/05/22(Tue) 02時頃
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[ "パン先輩"の手のひらは、……体格自体も、 同年代から比べると、少しばかり目立つところはあり、 トレーニングに打ち込まずとも、筋肉質な左腕は、 かるぅく引いても力はそれなりで、 小柄な彼はどの程度、引かれることになったろう。 つんのめるようなことがあったなら、 受け止める体制も取ろう。
人目>>135があろうと、気にする素振りも、なく。]
(141) 2018/05/22(Tue) 02時頃
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[ はたっ、と我に返った。 自分は何を言っているのだろう、と。 身動ぎして離れる。 ]
…………言い過ぎました、ごめんなさい。 今のは全部、忘れて下さい。
[ イアンは出来た人だ。優しいひとだ。 望めば忘れてくれるだろうと思い口にした。 今更のように涙の跡が残る表情を見る。 ]
(142) 2018/05/22(Tue) 02時頃
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誰に、傷付けられたのかは分からないけど、 冷やさなきゃ腫れてしまうと思うから。 …………まず、お湯を浴びて着替えて、 それから今日こそはちゃんと休んで下さいね。
[ 花に水をやり過ぎる男はそう言って離れる。 まだ涙ぐんだせいで声は掠れていたが 自分のせいでいらぬ気遣いをさせたくはなかった。 ]**
(143) 2018/05/22(Tue) 02時頃
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―中庭―
ん……
[中庭に出れば、屋内よりも花の香が強くなる。 頭がくらくらしそうだ。>>140
パンを捏ねる、という力仕事をする先輩の腕は力強い。こけたりでもしたらみっともないと、引かれれば小走りになって追いつこうと頑張っていた。>>141]
水……? あ。こんばん、は?
[食堂へ行きそびれた自分に?と一瞬思うものの、どうやらそうではなかったらしい。
ヴェルツの姿を見つけて、時間がよくわからない故の、曖昧な挨拶を。**]
(144) 2018/05/22(Tue) 02時半頃
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── 全てが遠のいた ──
[無言の刃を受けたことは初めてでは無かった。 その度に苦しみを覚え、胸を抑えた。
やめてほしいと、ちゃんと言ってくれと 言えもしないまま耐える間違った選択。 けれど、これ程辛いことはない。 その後の反応も、そう>>126 いっそ激しく罵ってほしかった。
でも、その様子に離れなきゃって思わされたことは 感謝するべきなのかもしれない。]
(145) 2018/05/22(Tue) 04時頃
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