126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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全員で固まっていれば、きっと危険は少ない。 けれど、雨で体力を消費していく持久戦。 一人で動けば、順に殺されるかもしれない。 ……1対1で、勝てればいいけどさ。
それなら、ここを拠点に情報交換しながら 何組かに分かれて行動するのが、良いのかも。 誰かが死んだら、組んでた人が疑わしい。 ……私は、そう思うわ。 [そう言ってから、口を閉ざして、みんなの考えに耳を傾けようと。]
(118) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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― 雨の中 ―
[廃屋を出る時に、背中に掛けられた声>>104>>110には答えない。 ヴェスパタインが身を寄せそうな場所を探してひたすらに走る。
そんな中で脳裏を過ったのは、自分の右腕に宿る唯一の家族の事。]
(119) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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お前は、まだ大丈夫なんだろ?
[ヴェラの右手>>109を一瞬見た後、ヤニクへと問う。 俺の腕を見て驚くなら、まだ彼の右手は『人』に近いのだろう]
長生きしろ。
[傷付いた魔法使いに掛けたのは願望]
(120) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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― 回想・只一人の家族 ―
[十の時に両親を病で亡くした俺と弟は、孤児院で育った。 六つ年の離れた大人しい性格の弟は、もうある程度の年になっていた俺と違って引き取り手がついて。 弟は自分も一緒にと言ったけど、流石に二人を育てる余裕は向こうにはなく。
泣きじゃくる弟に、俺は兄弟の証としてペンダントを渡した。 両親と自分達の写真がロケットに入ったものだ。
これを大切に持っていれば、俺とお前は繋がっているから。 新しい両親のもとで、幸せになってくれ、と。
そう諭して見送った。]
(121) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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[弟からはまめに手紙が届いた。 彼の新しい両親からも。 まだ小さかったからか、上手く馴染めているようで本当に安心した。
一方、成長して孤児院から出た俺は、魔法の才を見いだされて『アヴァロン』に所属する事となった。 任務とはいえ、人を‘殺す’魔法使いとなったと告白した俺を、弟は受け入れてくれた。 魔法使いとなった時点で孤児院とは絶縁状態だったので、弟の存在は俺の心の拠り所となっていた。]
(122) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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男に心配されても気持ち悪いから止めとけ。
[ヴェラの見送り>>110には、面倒臭そうに答えて扉を閉めた。
雨は強弱があるが、止む事は無い。 木や土や葉を叩く音を聞きながら心を沈めていく。
途中でヴェラが出て来た>>113が、俺も何も言う事も無く 見送るだけだった]
(123) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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[けれど、その‘拠り所’は二年前に崩れた。
弟の家族が事故で死に。
それを受け入れられなかった弟が魔物となったのだ。
そして 自分は、魔物になった弟を
糧に した。*]
(124) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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― 回想/廃屋で ―
……縁起でもない事、言うな。
[ヤニクに『長生きしろ』というホレーショー。>>120 ぽそりと呟いて、右腕をぺちっとした。]
そこに、みんな居るんだから。 責任取って、アンタも長生きしなさいよね。
[などと、憎まれ口を叩く。]
(125) 2013/06/14(Fri) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 22時半頃
コリーンは、火にあたりながら、みんなの話を聞く。**
2013/06/14(Fri) 22時半頃
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― 廃屋前 ― [彼女は以前、
周囲での全ての音が聞こえるか?
と、聞かれたことがある。 彼女はそれに、
いいえ。
と答えた。 無意識に彼女にとって必要な音を選んでいるのだろう。 そうでなければ彼女の耳は様々な音を捉え、 精神的に参ってしまうはずだ。]
(126) 2013/06/14(Fri) 23時頃
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[彼女にとって必要な音は、今は魔物に対する音。 話し声が彼女の耳に届いたとしても、 それは言葉として理解するのではなく 単なる音として処理される。]
おかえりなさいませ。
[戻ってきたコリーン>>85へと、彼女は微笑む。
待つ間に、ヴェスパタインが伝えた言葉へは 彼女は何も反応しなかった。]
(127) 2013/06/14(Fri) 23時頃
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ホレーショーは、コリーンに叩かれて、この女も面倒臭かったなと内心溜息。
2013/06/14(Fri) 23時頃
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気安く触るなって……。
[雨の中、黒く染まった右腕を雪ぐ様に濡らす。 俺の右腕に触っていい奴は限られている。
贄となる者か。
今はもういない…あの女性か]
(128) 2013/06/14(Fri) 23時頃
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[伝令に対して皆が話していることへ 彼女は何も言わずにただ聞いていた。]
疑われているとしても 対象を排除すれば良いだけの話です。
通常の要請と違うのは 同行者に混ざっているということだけでしょう。
全ての魔物は排除対象です。 何も問題はありません。
[感情のない笑顔、と言うべきか。 彼女は淡々とそう告げた。]
(129) 2013/06/14(Fri) 23時頃
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[黒い右手の中に、何より大切なその女性はいない。 右手に彼女がいれば、とっくに右手に意識を融かして 人である事を止めていた。
いないからこそ。
人の姿を保ち続けられた]
(130) 2013/06/14(Fri) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 23時半頃
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[それでも渇望は止まない。
あの御者の叫びは確かなモノで。
今も共感出来るからこそ]
(131) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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シニタクナイよな。 なあ、お前らも。 死にたくなかったら、ここにいる奴らを殺さないとなぁ。
[雨音に掻き消される様な呟きと共に。 右手に歯を立てた。 プチっと落ちた血の雫。
人間の臭いなど欠片も無い、純粋な魔力の臭いが。
雨に遮られる事も無く、周囲の魔物達を村に呼びよせる。
鼠に猫に、鳥、蜘蛛に毒蛾や蟻や蜂。
雑魚と呼べる魔物達も数で寄せれば混乱位は招くだろう]
(132) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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― 崩れかけた小屋 ―
[先刻まで自分がいた廃屋からは距離を置いた、崩れかけた小屋の中にヴェスパタインの姿はあった。
断りを入れず、不用心に扉を開けた瞬間に鎌で切り付けられたが、咄嗟に身体を捩った事で大きな傷になる事は無かった。
愛用の鎌を油断なく構えるヴェスパタインに両手を上げてみせ、自分に害意はない事を示す。]
―あんたと話がしたいんだ。
「…一体何だ?」
[取られた距離は、胸を鈍く痛ませる。 ぶつけたのは、率直な疑問。]
―なぁ。 あんたも、俺達の中に魔物がいるって信じてるのか。 信じて俺達を集めたのか。
(133) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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[ヴェスパタインはこちらから目を離さず、まっすぐに見つめてきた。 それは油断できない敵に対してか、それとも多少なりと信を置く仲間に対するものなのかは分からないけれど。]
「アヴァロンの情報網を甘く見るな。―だが、お前がそうでなければ良いとは思っている。」 ……。 これが、俺達に課せられた『任務』なんだな。 区別もつかないのに、無差別に殺し合えっていうわけ。 [次の言葉にヴェスパタインから返る言葉はない。 自分はそれを是と受け取った。
―そして]
(134) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/14(Fri) 23時半頃
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[順に廃屋から出て行く者たちを止めもせず、声も掛けず。 彼女は静かに見送った。
状況を分かった上で出て行ったのだ。 彼らも伊達に魔法使いをしているわけではない。]
私は回復の魔法を持っておりません。 ですから、回復が出来るソフィアさんは 無理をせずに。
[彼女は柔らかい笑みと共にソフィアへと声を掛けた。 回復の魔法を持つというソフィアは、 他の者が怪我をした際に治すことが出来る。 無理に戦闘をするよりは、と彼女は判断したのだろう。
外から、多くの魔物が集まってくる音>>132が 彼女の耳に届いていた。]
(135) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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[床を突き破って伸びた蔦が、銀糸の髪の男に襲いかかる。 それは控えさせていた魔物のもの。 数本は鎌で切られたが、残る蔦が毒を吐き、一瞬動きを止めたヴェスパタインの身体にきつく絡まって拘束した。
動きを封じられた手練れの男の懐に飛び込み、腹に右腕を貫通させる。 肉が裂かれ、骨が軋む音。 ヴェスパタインの白い顔が苦痛に歪んだ。 ―彼の身体に生えたイアンの右腕は、針のような毛で覆われていた。]
あんたは『任務だから』、魔物を排除しようと俺達を集めたんだろ。 俺やヴェラさんの事も信用ならないって思ったから此処に身を寄せた。 その判断は半分正解で、半分ハズレだ。
[その声はいつものような口調でありながら、氷のように冷たい。 そして緩く首を傾げながら問いかける。]
―なぁ、覚えてる? あんたと二人で向かった任務だ。 二年前のあの魔物…俺の弟だったんだよ。
(136) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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[ヴェスパタインの僅かに瞠られた目を見て薄く笑う。]
俺、ちゃんと生贄にしただろう? だってそれが俺達の『任務』だったから。
でもさ、あの時俺は あいつを救済してやりたかったんだ。
だってあいつは俺のたった一人の家族だったから。
[擦り切れた男の心は、空虚。 浮かべた笑顔も空しく。]
―俺はあの時、アヴァロンの掟を憎んだよ。
[そして憎しみに囚われ、任務中に死にかけて…魔物へと変貌を遂げた。]
(137) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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俺はあんたみたいに強くなりたかった。 そうしたら弟も、生贄にした事を赦してくれるって。 結局、俺は魔物になったけど…あんた達の事は仲間だと思ってた。 任務もちゃんとこなしてきただろ?
―でも、共存できないなら仕方ない。
[腹に埋まっている弟の魂の宿る右腕を、抉るように動かす。 内臓が傷つけられたか、ヴェスパタインの口から血が零れた。 腕を引き抜けば、彼の身体は魔物の蔦に絡め取られたまま、荒い息をつく。 くぐもった声は漏れたけれど、悲鳴は上げなかった。
その姿を見る目に温度は宿っていない。]
(138) 2013/06/14(Fri) 23時半頃
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―火に当たりながら>>71―
[ぐるぐると回る思考を落ちつけようと、深呼吸を繰り返す。 考えは纏まらず、思い返されるのはここに至るまでの会話。]
(139) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[その刹那、ヴェスパタインが咆哮めいた声をあげて自分を戒める蔦を引き千切る。 足元に転がった鎌を手にし、深手を負った男は血を滴らせながらイアンを睨んだ。]
「…せめて、お前は俺が…してやる。」
―へぇ、腹を開いたのにそんなに動けるんだ。
[男は腹を、そこに収まった内臓の多くを損傷している。 それでも動けるのは、『アヴァロン』に忠実な男の最期の矜持か。 イアンが呼び出したのは愛用のフォシャール。 魔物と化した腕は、鎌には間合いで劣る。
いずれ発覚されることは分かっていても、なるべく秘密裏に事を収めてしまいたかったから全身を変化させはしなかった。
まるで図ったようなタイミングで自分の愛用する武器を構えた両者は相手に襲い掛かった。]
(140) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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―回想・巨木の元でヴェラと―
[魔法での治癒を終え、ヴェラの顔を再び覗き込む。 痛みが和らいだのか彼の口の端がいくらか上がって見え>>61、ほっとする。]
[白い毛皮を回収した後、意識をなくしそうな怪我人相手に思わず叫んでしまう>>34。 と、再び意識を取り戻した彼は、しっかりと目を開け、真っ直ぐソフィアを見つめてきた>>62。]
わっ…叫んじゃってごめんなさい…! あ、はい!私も魔法使いです!…一応。 初めまして、ソフィアです。 こんな感じで見ての通り、弱い、です…
[受けた自己紹介に思わず呼応して。 自身を『強い』と表現するヴェラが、なんだか眩しい。]
(141) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[一体何が?と尋ねれば、淡々と語られる御者の物語>>62。
自身も決して強いわけではないけれども、 魔力を持たない一介の人間が――身を守る術を持たない者がここに足を踏み入れるのは、さぞ勇気のいることだったろうと語られる男に思いを馳せる。]
[逃げろ、というヴェスパタインからの思念を受けてはいたが、 …それはつまり、この先に助けを求める人がいるかもしれないということで。 今は魔物化してしまった男を心に浮かべて、]
(あなたのその勇気を、今。少しだけ、分けてください…)
[少女は村へと向かう決意を新たにしたのだった。]
(142) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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―回想・巨木を離れる際―
[十分に回復した、との言葉に笑みがこぼれる。 が、続く言葉>>73を聞くと、その笑顔はいくらか困ったようになり、] 大丈夫…えぇ、大丈夫ではあるんです、一応。 ブーツの方は、見える範囲なら一回でどこまでも飛べるし… 補助魔法だし、そこまで消耗しない、はず、です。
[最後の方は、もごもごと口の中で誤魔化した。 さほど消費しないと言っても、ここに来るまでにそこそこ使ってしまったから。 …今後のことを思えば、供物の回復を図っておくべきだが、しかし。]
(143) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[そこまで考えて。 『後で適当な獲物を…』との言葉に、曖昧な微笑みを浮かべたまま頷く。
こんな風に甘えて…と申し訳なく思う。 断るべきなのかもしれなかったが、現実を考えればそうも言ってはいられない。 ソフィアにとってその申し出は、喉から手が出るほどありがたかったのだから。]
(144) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[ヴェラは移動の準備を終えただろうか。 振り返って右手を差し出すと、村に着く前に>>75と訊ねられる。]
『お前の右手は、これまでどれくらい『喰って』きた?』
[顔が強張るのを感じる。思わず、ついと視線を逸らして]
(見透かされた…?) まぁ…少しくらいは。 まだ魔法使いに、なったばかりで… 攻撃魔法も持ってないから、苦手なんです、魔物の討伐…えへへ。
[気まずそうに横目でヴェラを捉えながら、そう苦笑してみせる。]
(145) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[それは小さいけれど、 でも魔法使いとしては致命的な内容の、
『嘘』 ]
(146) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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[いや、決して嘘ではない。魔物討伐が苦手なのは本当だ。
…しかし。魔物とはいえ、傷つけることに抵抗を覚える。 襲われれば身を護るために反撃し殺害もするが、 生贄にする瞬間はいつも、目を背けてしまう。]
(殺すために、魔法使いになったわけじゃない…。 救うために。私は救うために、魔法を揮うの。)
[返された答えは簡潔で。>>75 追及がないことにほっと胸を撫で下ろして、彼の手を取りノアへと向かった。]
(147) 2013/06/15(Sat) 00時頃
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