162 絶望と後悔と懺悔と
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[菖蒲の葉に似た鋭い刀身が、 二人分の手応えを柄に伝え来る。
狙いは心の臓。
しかし──]
ッ──、
[蹴飛ばされた明之進の躯と一緒に 絢矢の躯も大きく後方へと飛ばされる。]
(87) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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……少しの顔段を上がると扉があって、 それを開くと、台所から良い香りがして……
皆が、出迎えて、くれるんだ。
あぁ、帰ろう? 一緒に……。
[『殺す』と殺気を向けないキャロライナだから、 最後まで彼の望む『家族』で居たかった。 服に皺が寄る。
構わず、預けてくれる身ごと動く。 彼が鬼の爪が引き裂いても、人参色の髪が散っても。 踊るかのように。]
キャロライナ、きゃろ……らいな。
(88) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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―――…っ、
[僕は家族の手で家族が傷つくところなんて、見過ごせなかった。
たとえ放たれた刃が、明にーさんを貫いて始祖吸血鬼に届く結果を招くと気付いてたとしても。
左手、黒の刃の小太刀を握りしめる手に力がこもる。 始祖吸血鬼は刃を受けてもなお動いてる。いったい何が楽しいっていうのかな、>>85]
――、このぉっ……!!
[僕は始祖吸血鬼めがけて走り出す。 蹴飛ばされて弾き飛ばされた明にーさんと絢矢を助けに行きたい、けど、 ちょっとの間の我慢だって言い聞かせて。
左手の小太刀を今度は、心臓に突き立てるんだ]
(89) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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[5年前は感じる事さえ無かった『柊』の棘>>82は 邪を祓う棘として、確かに突き刺さる。
引き剥がす際に柊と共に引き抜かれたが>>86 道連れに多くの血も持っていった]
っ……
[柊と戦士が離れる気配は感じた。 だがまだ1人残っている。 そちらに注意を向けようと顔を振った時。
癒えぬ耳から溢れた血が視界を隠す。
まるで周の執念の様に]
(90) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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[霞む目を閉じて、零留の声>>88を聞く。 零留の声だけを聞く。]
うん……帰ったら、皆で飯食って……人参、皆ちゃんと食べるかなぁ……。 それから、一緒に風呂入って、皆で寝るんだ……。
[閉じた目に浮かぶのはあの孤児院。 皆が笑って、幸せだった家。]
嗚呼、そうだ。 俺、零留に渡すのがあったんだっけ。 誕生日、おめで、
[おかしいな。声が、出ない。
全身を打ちつけ、脳は痛みを排除していた。 だから。引き裂かれても、痛みは感じないまま。
名を呼ぶ零留の声に答えるように笑みを浮かべていた。**]
(91) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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[仕留め損ねた、という計算。 明之進を殺めずに済んだ安堵。
噎せ返る血臭に眩む意識の中、勝ったのは後者。]
(──やっぱり、リッキィはいつもボクを支えてくれる)
[どんなに変わっても、 リカルダがいれば戻って来れる。
──そんな気がして。
だから、 理性を喰い潰す獣のような昂揚さえ 今は、怖くはない──。]
(92) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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リ、カルド……
[立て続けに受けた癒えぬ傷のダメージは、自慢の迅さも 反応も劣化させたらしい。
黒刃>>89に気付いて飛び退こうとしたが、 間に合わないと判断すれば咄嗟に身体をずらし 腹へと刃を浴びる]
は、ははっ
[蝕む毒に、気が触れたと思われてもおかしくない様な笑み。 迅さは今はもうリカルドの方が上だろう。 それでも笑いながらリカルドの首を折ろうかと手を伸ばす]
(93) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[強い気配が、思わぬほど弱まっていると気づいたとき 子供たちと戦っていた始祖はらしくないほど赤に塗れて]
――何故?
[憎らしいほど余裕を見せていた顔が歪んでいる。 私はまだ一太刀も浴びせていないのに。 私はまだ、何も返せていないのに、 生きる理由が知らぬ間に消えるなど、耐え難くて]
私が殺すまで勝手に死ぬなんて、許さない。
[>>89三日月斧を手に駆け寄る小さい姿を追いかける]
(94) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[急激な血の喪失に、指先が震えた。 耐えようと、ぎゅうと目を閉じる。耐えきれずに開く。 滲む視界にちいさな菫を見た。]
……、……
[ここで、死ねない。 この罪を明け渡して終わってはいけない。
それに、託された祈りは――借り物ではあるけれど、 己にだって、月を見て思う事はあったのだ。]
(95) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[左腕を落された時すら、 身を焼き焦がす熱の毒等感じた事は無かった。
これが死だと言うなら。
素直に人間達の執念を褒めるべきだろう]
執念、か。
[手の中にリカルドの首はあっただろうか。 身を焦がし、人にして人を棄てた戦士を見遣ると もう1人、人を棄てて身を焦がす戦士を思い出す]
ジャニス。
[間違う筈の無い気配>>94を感じ取れば、 狂った様な声を潜めて冴え冴えとした笑みで名を呼んだ]
(96) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[己の手で貫いた明之進の肩を 肩で押し上げるようにして支え、 立ち上がった時にはもう、 小柄なリカルダの躰は始祖へと駆け出していた。
肺のある位置から血を流し、 明之進の手にある涅槃の刃に貫かれ それでも哂う金の鬼へ──]
行、け────リッキィ!!
[リカルダの背を押すように、絢矢は叫んだ。]
(97) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[彼のトレードマークともいえる緑色は見当たらない。 ざんばらと束で切られていく人参色に、良く映えていたのに。>>91]
人参は、甘く煮詰めて花の形にしよう。 それとも細かく刻んで混ぜてしまう?
……風呂は薪を焚いたものが一番だ、ね。 湯が軟らかくて……。
(98) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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眠ると本当に天使みたいで、ね。 眠る君たちを、見てると疲れなんて、吹っ飛ぶんだ……
[彼の目が閉じる。瞼の裏に何が映るかだなんて。孤児院での事しか思い至らない。]
………渡す? なに?
[唇が動いているのに、声が――聞こえない。]
(99) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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………もう、行けよ。 行けったら!
[紅の眸で睨み付けると、女鬼は罵倒を残して他へと向かった。残っている守護隊を、殺す為に。]
きゃろ?
[前髪をかき揚げてやるには手が足りない。 額を合わせて覗き込む。
笑みを浮かべたその顔を間近で見て。]
(100) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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零瑠が言っていたか…。 人、と鬼が 共にと……。
[人だけでは左腕しか落せなかった。 鬼だけでは支配から逃れられなかった。
人と鬼が手を取ったからこそ]
人間は面白い。
(101) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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死にかけとは喜ばしいな、始祖よ。 楽しかったか?
[>>96名を呼ばれて返すのは表情のない顔、 沸点を超えるといろいろと外には出なくなるらしい]
もっと、面白くしよう。
[人間である理由は随分前に無くしていたから、 自分でも驚く程柔らかい声が出た]
(102) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[唇が声なく紡ぐに、泣きそうな笑みを見せて。>>91
彼を抱き締めたままその場に座り込む。
首に爪を当てて頸動脈を掻き切ると共に]
……祝ってくれて、ありがとう。
[牙を突き立て、 『家族』の終の血を――**]
(103) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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………ははっ、
[僕は駆け抜ける。背中を押すみたいな声に導かれて。>>97 始祖吸血鬼にさらなる棘を打ち込もうと。
――狙いは外した。でも斬ったって手応えはちゃんとある。 始祖吸血鬼も笑ってる。僕には相変わらずその理由がわからない。
このまま同じ狙いを繰り返していればその心臓に届くかな、いつかと言わず、すぐに、]
……っぐ、
[僕は伸びてきた手を右の手で、あわよくば斬り払いのけようとする。 けれど逆に右腕を掴まれた。――へし折られる!?>>93]
(104) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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――これ、なんだと思う?
[自身の唇を指で少しだけ持ち上げる、 舌で触れば確実に違いのわかる感触は伸びた犬歯。 普段は大声など出さないから気づかれる事もなかった]
お前の血を飲みすぎたようでな、 もうここまで来てしまった。
[戦場で無茶をするたびに摂取していた聖銀水、 じわじわと蝕む始祖の血は体中を巡り 人間であることをやめさせるには十分で]
(105) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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……あ、や
[肩下から圧が掛かり、半身を押し上げられる。>>97 右手を酷く痛めている筈だから、捨て置いても良いんだと、 視線を向ければ、手首から先が見えない]
――――げほっ。
[腹の奥に気持ち悪さを覚えて、小さな咳。 口中に込み上げた血を、隠すために呑んだ。
背を押す叫びに、遠くを見るように――
瞬迅と駆けるリカルダの手には『菖蒲』、絆を結んだ者の銘。]
(106) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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[>>93リカルダへと預けた刃は始祖の心臓には届かず しかし腹を裂いて、その唇から新たな紅を零させる。
行動が遅れたのは──、 その場に新たに増えた声>>94に、 一瞬意識を奪われたから。]
リッキィ──!
[始祖の手が翻りリカルダの首に伸びるのを見て 絢矢は蹌踉めくようにまろびでる。
一直線に──。
今度こそ、始祖にトドメを。 決意と共に、膝に力を溜めた絢矢の前に、 その動きを遮るようなジャニスの背があった。]
(107) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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―聴こえぬ初音の―
……これは。
[キャロライナの身体をその場に横たえて身を探る。 緑のスカーフがあればと思っての事だが、ポケットの内には小瓶。手の内に収めて口許を拭った。]
……遠回りになってしまった。
っ、早く…
[骨が見えていたままの足に筋肉が纏う。 主の元へ。これなら疾く行けるだろうと。]
……?
(108) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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愉しいだろう? お前も?
[ジャニスの問い掛け>>102にも笑みは変わらず。 時折吐き出す血が増えてはいくが。
リカルダの首に手は伸びた]
やはり人を止めたか?
[徐々にリカルダの首掛けた手に力を込めながら、 ジャニスの牙>>105に目を細める。
その面白いというものが、満たさなければ、 間に合わなければリカルダの首を折ると瞳が語る]
(109) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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[邪魔にならぬようにと右腕を抑え、 両脚に力を入れる。
鬱金の主と、風が運ぶ強い血の香に 焦燥を隠せない。
何を踏もうとも、何を蹴飛ばそうとも。 速く、疾く。
共に在ると言ったのだから。誓ったのだから。]
(110) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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[やがて始祖吸血鬼は僕の首に手をかける。 今はじわじわって力をかけ続けてるけど、その気になったら。 僕が今度こそ残りの腕を落とす気で左の黒い刃を振るうより先に、僕の首をへし折るくらいの力はまだ残ってそう]
―――― く、
[早く、はやく。 絢矢でも明にーさんでもその白いコートの人でもいいから、こいつを]
(111) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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トルドヴィン、さまっ
[貴い名を呼ぶのを躊躇わなかった。 主の周囲に居る者の数は4であっても。
傍にと、駆けるのを止めはしない。]
(112) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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楽しくはないぞ、むしろ奪われてばかりだ。 選択肢も未来も望みもなにもかも。
[>>109逆に問われても緩く否定の首を振る。 語ってもわからないだろうけれど]
あとひと押しというところだ。 こうなったらもう、戻れないらしいしな。
[聖銀水を摂取しすぎて堕ちた隊員を何名か殺した事があるし、 いずれは自分も堕ちるだろうという予感はあった。 少女に見える吸血鬼の首を絞める様子に しかし知っている顔だとしても、 先の零留のこともあって制止はしない。 意識は人間のものと変わりがないのだとしても、 共存なんて夢は見れないのだから]
お前を喰ったら、世界が変わるんだろうか?
(113) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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[じわじわとリカルダの首を締め上げてはいるが>>111 アヤや柊が、勿論リカルダが動けば次の瞬間、 骨はへし折るつもりだった]
愉しく無い? それは 残念 だ それ は お前が 人間だからだろう?
[顔色1つ変えぬジャニスに、こちらも笑みを変える事は無い。 ただ流れる血の量に、眠ってしまわない様に 意識を保つ意味でも無意識にリカルダの首へと 力は込めていただろうが]
戻る気があったのか? 私を斃した後、 何処へ戻る気だった?
私を喰って、戻る場所の無い世界を棄てて 新しい世界へと 来るか?
(114) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[切りかかったリカルダの首が捕えられる。>>114 まるで脅しのように掛かる手に、ここから跳んでも 今の傷では間に合わないと思えば、下手には動けない。
助ける機はないかと、 始祖と、三日月斧を携えるジャニスとが交わす声を、 焦がされるような心情で聞いていた。]
(115) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[やがて、名を呼び駆け出る姿が現れたなら>>112]
零瑠、君……
[眉根を寄せて目を細める。 血に縛られた吸血鬼において、恐らく始祖の命は未だ有効。 守護隊を全滅させろ、という――ここには絢矢もいる。 名を宛て、宛てられた二人だから、 お互いの血を流し合う事は避けたいと思っていたのに。
そう、守護隊の。 円を背負っていたキャロライナは、どこへ行った――?]
(116) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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