人狼議事


75 サプリカント王国の双子

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【人】 薬屋 サイラス

[そこまでを一気に口にする。
ハンスからは結論を急がなくてもよいと言われていたが、己の心は固まっていた。

これが恋なのか、愛なのか、彼に誰かの面影を重ねたのか、それともただの同情なのか、王女でありたいが故の打算なのか。
それを問われれば確かにわからない。結論が出ていない時点で、慎重さが足りないと言われても仕方がないのかもしれない。

だけど、今この瞬間に思ったことは真実だから。
"貴方のハッピーエンドを見てみたい"と]

 …………あの傷で、ハンスは生きているでしょうか……?

[ハンスのことになると、どうしても表情は翳ってしまうけれど]

(87) 2012/01/17(Tue) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 あなた… 今の状況、わかるだけ説明をお願いします。
 シメオンがどうしているか、知りませんか。

[近い使用人へ、肩を掴みそうな手を押さえ、尋ねれば]

『私達も、これから探すところです。
 彼はブローリンの第一発見者で 彼も、容疑者ですから。
 今、容疑者たちの情報の統合を急いでおりますが…彼は、危険です。
 ミッシェル様も、お気をつけ下さいませ。
 お一人で、彼に不用意に近づかぬよう…。』

 え…… 何を、いってるの……

[淡々と、噛み締めるように話す使用人。
理解が及ばない。問い返す。
けれど、何度でも彼は同じ事しか口にしない。]

 きちんと、調べたの? シメオンが、そんな、

[何度言っても、何を言っても。]

(88) 2012/01/17(Tue) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 ――――  もう、結構です!! 私が、直接聞いてきます!!

[終いには、癇癪を起こす子どものように、叫んだ。
目の裏が真っ赤になるような、怒りなのか、憤慨の気持ち。
彼が、ハンスを襲った?
もしかしたら、ベネットやメアリーや、 グロリアも?

―――そんなばかな。]

 ……っ!!

[お待ちください、と叫ぶ声を置き去りに、また走る。
身を翻した大きな動きで、髪飾りにあしらわれた生花が、ひらりと花びらを散らした。]

(89) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

 ………、

[ぎゅ、と、顔を歪める。
濡れた髪、顔に貼りつく其れ払わぬまま、木立瑠璃の視線はその花束へ。]

 ……花は、……その花は、誰の為のものですか。

[震える声の、問いかけ。
思い出すのはあの雨の日と、摘めなかった赤い花と。―――彼女の為に、という、思い。]

 それは、……ミッシェル様の為のものではないのですか。

[重なるのは、あの日の自分の姿、後悔。]

 ……違っていたならすみません。
 でも、……でも、もし、そうなら、早く。……早く、届けて、あげてください。

(90) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

 お願いします、彼女に、会いに行ってあげてください。

[その先の言葉が見つからなくて、唇を噛み締める。

酷いエゴだと、自分でも思った。
あの日に自分にできなかったから、彼には果たして欲しい、と。―――酷く、醜いエゴだと思った。

歪めた顔は泣きそうにも見えたか。けれど、顔濡らす雨の雫で涙の有無までは悟られまい。]

 ………貴方が此処を動かない限り、僕も此処を動かない。

[ぎり、と、握りしめる掌。
細く、震える息を吐いて、ほんの僅か上にあるその瞳を真っ直ぐに見る。]

(91) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[ディーンはどうしただろう。
 遠く城の方から聞こえ来るざわめき。
 自分の名前を耳ざとく拾う。

 『シメオンは危険だ』

 ようやくか、と思いのうちが口元に浮かぶ。
 その声を聞きながらにして笑うこの男を、人はどう見るか。]

(92) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[王女を彩った花が散り、飾りが崩れるのも構わず、走る。
ヒールでの動きは慣れたとはいえ、駆けるのには向いていない。
動きにくいと判断すれば、脱ぎさってでも走った。

自室も、彼の部屋も、姿はなかった。
すぐには見つからない場所。
どこに。


そうして、ふと見下ろした庭へ見えた、

     ふたつの金のかげ。     ]


[気づけば、動くのは早かった。
窓を開け放ち、雨が降り込むのも構わず、叫ぶ。]

(93) 2012/01/18(Wed) 00時頃

ディーンは、背後の声に、濡れた髪越しの視線を緩やかに向けて。

2012/01/18(Wed) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

 すぐにいきます!!そこで待ってなさい!!


[名を呼ばないのは、使用人たちや警察に先に捕らえられるのを防ぐため。
とはいえ、これだけ叫べばそれも時間の問題かもしれないが、彼が、彼らが動かなければ、それで十分だった。

身を翻し、近い階段の手すりを滑り降りるように。
一階の窓から、庭へ飛び出した。]

(94) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

 ええ、そのつもり、です。
 ミッシェル様は花がお好きなので。
 良ければ貴方が届けに行って下さいますか?

[花を止めるピン。そのピンについた紋章が何を意味するのかは、この青年は知っているのだろうか。
 それごと渡そうとしているのだ。]

 できません。

[会いに行って、と顔を歪ませる青年の言葉は、短くたったそれだけで否定された。
 会いに行くなど傲慢にもほどがある。
 もうこれだけの騒ぎだ。そろそろ己にかかる濃い容疑がミッシェルの耳にも届く頃だろう。
 その上でどうして会いに行けようか。]

(95) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン



[――――なのに。]

 

(96) 2012/01/18(Wed) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

[声がした。
 はっと顔を上げた。
 ドレスを翻して降りる姿。]

 なりません!!!

[なりふり構わず、思わず声を張り上げた。]

(97) 2012/01/18(Wed) 00時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[王女になってから、こんな乱暴をしたのは初めてだった。
ためらいもなく動けたのは、昔の日々のおかげだろう。

雨の中、傘もささず。
ドレスや髪飾りは崩れ、靴さえ脱いで。

間に合えば、それでよかった。
話せれば、それでよかった。

荒い呼吸、整えるまもなくても。]

(98) 2012/01/18(Wed) 00時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

 は…  止めるなら…そばにいてくれなくては、ね。

[>>97叫び声は耳に入っていた。
ゆっくり歩み寄りながら、ディーンへは泣き笑いのような笑顔を向けて]

 エゼルレッドさん…いまの、ご覧に、なりました?
 …最初のおねがい、です。いまのは、忘れてください。

[おてんばどころでない、乱暴な動き。
秘密ねと、庭の果実をもいだあの頃のように、人差し指をたてた。]

(99) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時半頃


【人】 病人 エリアス

―姉王女の部屋―

笑われてしまいますよ。
一国の王女様が、唯の民に願いを問うなどと。

[手入れのいき届いた美しい黄金色の髪を撫でる。
崩れかけた赤い花飾りへ触れようとして、
けれど其れは触れてはならない場所のように感じて、
そっと腕を下ろす]

そうですね。
それでも、あなたは。貴女様は…。

[望む役の名を問われ、浮かぶ笑みが困ったように歪んだ。

どうか自分なんかにそんなに優しく、しないでほしい。
僕はただの、身勝手で我儘な人間なのだ。
静かに死に行くだけの、人間なのだから。
…希望を持てば、悲しくなってしまう]

(100) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 病人 エリアス



――――――……。



[天井を仰ぐ、数瞬。

一度伏せられたオリーブ色は、
相手を見つめながら真っ直ぐに向き直る。
片膝を床につき、跪く仕草。
生成りを流して一度頭をゆるりとさげて、
あげる顔と共に、彼女へそっと片手は差し出される]

(101) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時半頃


【人】 病人 エリアス


この手をとってくださるならば。
あなたを、想い愛することを誓いましょう。


…共に。
それが僕の願いにございます。
 

(102) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

 嫌です。
 ……それは貴方が、貴方の手で届けるべきだ。

 僕が届けては、……意味が、ない。

[ピンの意味など、紋章の理由など、わからない。
知らぬ世界に、ずっと、生きていたのだから。
だから、考えの及ばない我儘を、エゴを、主張している。]

 ……なら、僕は引き摺ってでも、……

[貴方を彼女の元に連れていく、そう告げようとした言葉は、響いた声>>94に遮られる。
瞳を見開けば、其処に移るのは翻るドレス。
王女として整えられた服を乱しながらも、そんな行動が取れるのはきっと、目の前の彼の為なのだろう、と。]

(103) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 ねえ、シメオン。

 …… どうして、部屋へ戻らなかったの。
 どうして、傘もささずにこんなところで… 濡れているの。

[淡緑を細めて。
まっすぐに立って。
震えそうな声を抑えこんで。]

 ……ごちゃごちゃと、いろんな情報があって、混乱してるの。
 端的に、聞くわ。


      あなたが、犯人なの?


[そらさず。]

(104) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/01/18(Wed) 00時半頃


【人】 教え子 シメオン

 そんな顔をなさらないで。
 ほら、ドレスも髪飾りも、そんなに崩されては職人が悲しみます。

[触れようとした手は迷って止まった。
 泣きそうな二人がなぜか少しだけおかしかった。]

 私からも、お願いします。
 どうかご内密に。
 貴方になら、心配ないとは思いますが。

(105) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

[人差し指立てる様>>99に、歪める顔。
必死に、返すように、笑みを浮かべて。]

 ……悪戯をするときは何時だってそうだったんだ。
 僕には何も言わないで、僕が見ている前で全部やってのけてしまう。

 それなのに、……あとで怒られるのは僕なんだ。
 ……君だって知っていただろう、“ミラ”。

[それでもあの日、彼女の悪事を明かさなかったのは、精一杯の“格好つけ”。

何も、見てない。
此れから起こる事を誰にも言わない。知らないのだから。
あの日の様に、言い聞かせる。“彼女は何もしていない”。

背後のざわめきは次第に大きくなるか。
シメオンの名が聞こえる、彼を探す足音が聞こえる。

一歩、二歩と、下がり。―――そっと、木立瑠璃の眸を瞼の下に。]

(106) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

 引きずられる前に逢えてよかった。

[などと嘯いて、笑みは崩さないままに。]

 一度にたくさんの質問をされても答えられませんよ、ミッシェル様。

 ひとつめ。貴女のために花を用意しておりました。
 庭師も容疑で出入りが難しくなっておりますから、私が直々に。
 ふたつめ。時には雨に濡れるのも心地よいと思いませんか。
 何もかも洗い流してくれるようで。

 みっつめ。

(107) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

 いいえ、と言ったら、貴女は信じますか。

[ミッシェルに敢えて、問う。
 否定してほしい。突き放してほしい。
 そうしてこんな下衆のことは忘れて、どうか知らぬ所でしあわせに。]

 ――――それが真実です。

(108) 2012/01/18(Wed) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[>>106名を呼ぶ、"幼なじみ"。
その言葉に、否定も肯定もしないことが、遠まわしの肯定。

あの頃は、彼にもっと気概をと思っていた。
告げ口などしなかった彼にはもう、彼なりの気骨があったというのに気づいたのは、もう何も伝えられない頃になってからだった。
今はもう言えない、ごめんねとありがとうをたくさん、胸に仕舞って。

こんな大きな秘密を抱え込むのは、苦しい。
誰にでも預けられるものではないのだ。
世話役一人と分け合えたら、それだけで十分だから。]

(109) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

 民の願いすら問うことのできぬような狭量な者に
 王女……いいえ、女王など務まりませんよ。

[髪を撫でられ、目を細める。花飾りに触れないのすら、優しさのように思えて。ほんの少しだけ切なく、嬉しかった]

 …………。

[跪くエリアスを見て、自分もベッドから降りる]

(110) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

 …………本当は、王"女"ではないこと。
 もう貴方はお気づきになられているのでしょうけれども。

 それを承知の上で私に手を差し伸べてくださるのなら。
 私も、貴方を想い愛することを誓います。


[エリアスの心に、手に、揺らぎがないか。
それを見定めるように数秒、待って。

それでも彼の視線、彼の表情、彼の全てが自分に向いていてくれたなら、その手を取った]

(111) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[己のためだと、違和感を得るほどにきちんとした笑みのままに、彼は告げる。
この笑みで、彼はどれほどの物を覆い隠してきたのだろう。
洗い流されたいものがあるとラルフに告げたのは、ほんの数時間前なのに、相当昔のことに思えた。

みっつめの答えに、ぐっと眦に力をいれて]

(112) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

 あなたが、私に、胸を張って言えるというのなら、信じます。

[断言した。
己を預ける世話役を信じられなくて、どうするのだ。
彼のすべてを信じる覚悟がなければ、世話役としてそばに置き続けることなどできないのだから。]

 シメオン。
 あなたの言葉で、聞きたいのです。

[曖昧な言葉などでは、終わらせない。]

(113) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

 お優しい、ミッシェル様。
 今この期に及んでこれだけ平然としている私が、貴女の前で胸を張って全てを否定することなど、容易いと思わないのです、か――

[そう、容易い。そう思って、心を隠して、冷たいまま、笑っていた。
 なのに。
 どうして今言葉に詰まってしまうのだろう。]

 耳を塞いでいてください、などといっても、無駄なのでしょうね。

 ――はい。

[いいえ、に相反する言葉だけが、答えとして口から零れた。]

(114) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 病人 エリアス

[果たして其れは、気紛れか、打算か、それとも。
太陽を奪おうとした小さな蝶。燃やされたのは命ではなく心]


あなたは、うつくしい。


[囁く声は、儚い慈しみを込めて]

(115) 2012/01/18(Wed) 01時頃

【人】 病人 エリアス

[―――――…何一つ、揺らぐことはない]

(116) 2012/01/18(Wed) 01時頃

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(4人 36促)

サイラス
13回 注目
ミッシェル
15回 注目
エリアス
11回 注目
ディーン
6回 注目

犠牲者 (2人)

グロリア
0回 (2d)
ブローリン
18回 (5d) 注目

処刑者 (3人)

ベネット
20回 (4d) 注目
ラルフ
5回 (5d) 注目
シメオン
16回 (6d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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