308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[「仕方ない」、って言ってほしいし 「やっぱりいけないことだ」って言ってほしいんだよ。
じゃなきゃ、まともな頭じゃ耐えられないね。 ひとをころした、なんて。到底。]
(82) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[繁華街の中。 食い殺された男の死体が転がっている。
蠅が群がり息を吹き返しそうにないそれを 大写しにすることは避けて、 もう残り少ないバッテリーを見ては 男は画面に向けて笑った。
尤も、マスクのせいで顔なんて見えていないけれど。]
(83) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[辿り着いたのは小高いデパートの中だった。 夕暮れに染まった都内は相変わらず まるで世界の終わりのように黒い煙を吐き出している。] こんなことになるなんて思ってもみなかった。 しばらく前まで、 テレビじゃ可愛いパンダの双子がーっつってたのに。
あ。パンダの名前。 リーリンって応募したの俺なんだぜ。 知ってた? へへ。 まあアイディア自体は違う子のものなんだけど。
…………あー。 でも、こんなんなっても、夕暮れは綺麗だにゃー
[もう見ている人だってそんなにいないだろうに 俺は呑気に言って、夕暮れの空を映し出した。]
(84) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
……全部が終わったら、 みんなで綺麗な空を見てみたいにゃあ。
ゾンビの心配もなく屋外で食事すんの。 大切な人と生き残れた人はその人と。
だめだったやつは、 だめだったやつと肩でも寄せ合って。
楽しそうじゃない?
(85) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[そんなことをしても、 ”三人”の時間は決して戻ってこないけれど。]
(86) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
そん時まで、皆、元気で 黒猫クシャミの生放送、でしたーっ。 きてくれたひと、ありがとねー。
[世界の終わりに似つかわしくない笑い声をあげて、 猫耳フードの男は生放送の配信画面を、閉じた。]*
(87) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[昨日一日中パパが心配で、ママの手を握ってリビングのソファーに座ってた。 またに、簡単に食べられるタマゴのサンドイッチを作ってくれたけど、あまり食欲はなかった。
やっとパパの顔を見れたのは、夜遅くだった。 友人さんと2人で帰ってきた。 街には、既にゾンビが現れてて人々を襲っているって。 パパの友人さんは奥さんとはぐれてしまったから、家で一晩だけ休んで、また明日出ていくらしい。
家族と離ればなれ…。 わたしも そうなったらどうしよう。
そんなわたしに気付いたのか、ママにもう寝るように言われて、そうする事にした。
一瞬空に浮いたパパの手。 きょとんとしているわたしの頭をぽんぽんして、笑顔でおやすみなさいって言ってくれた。
その時わたしは、 パパのシャツの下の包帯には気付かなかった。]
(88) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[次の日。
朝起きて、また付けっぱなしのPCの電源を落とそうとして目に入ってきた>>2*33言葉。
"皆、どうか悔いのない選択を。"
大豆畑の、写真の人…? わたしは目を瞑って、左右に首を傾げたけれど 答えが出なくて]
悔いって…どうしたら、しないで済むんだろう…?
[パパとママと。 パパの友人さんと、奥さんと。 それから、世界中の人が無事でありますように。
早くゾンビから世界が救われて、また『日常』に戻ります様にって
お祈りすることしかできなかった。]
(89) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ビーフって書いてある。 アンケートの結果が出たみたい>>2*44 カレー食べたくなっちゃった。goodボタン!
日本のこみるりさん。 『わたし』って書いてあるけど>>2*47 大丈夫かな?投稿してるってことは、まだ元気なのかな?なんて思っていると、
お知らせがある事に気が付いた>>3*3 まさか知らない人からお返事がくると思わなかったから驚いた。 それが、SNSのいいところでありドキドキするところなんだよなぁ。
わたしは椅子に座って、キーボードを打ち始めた。]
(90) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[健康をお祈りするのは世界共通だよね? と不安になりながらも返信してみた。
ちゃんと届くかな?]
(91) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[部屋から出て、真っ直ぐ暖炉へ向かう。 目の端に、キッチンでなんだか慌てたパパが見えた気がして、視線を移すと笑顔で「おはよう」って声を掛けられた。
気のせいだったかな?と思いつつも、暖炉に火を付けたらキッチンへ。
パパの友人さんはもう出発した後だったみたいで、姿が見えなかった。そりゃ奥さんとはぐれたんだもん、心配だよね。]
(92) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[朝からご飯が豪勢だったのは気のせいじゃないよね?]
もう食べきれないよぉ!
[冷蔵庫に入れれば日持ちするわよ、なんて笑ってた。 変なママ。
食事が終わると、パパが急にガレージから段ボールを引っ張り出してきて、ホームビデオ大会が始まった。 パパも変なの。
昔の自分たちの姿に、初めて見た赤ちゃんのわたし、そしてわたしの知らない新婚のパパとママ…。
見ていたら、懐かしくて、笑いが止まらなくて。 気が付いたら夜遅くまで見てた。]
(93) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[「この箱の全部見るぞ!」と段ボールの山を指差して。
急にどうしちゃったの?と思ったけど、学校にも行けないし外にも出れなくてやる事が無いから、パパなりのアイデアだったのかも。 ママも何だか張りきってお料理するもんだから、冷蔵庫の中パンパンで、わたしのお腹もパンパン! …ちょっと太っちゃった。
ホームビデオ大会は何晩も続いて……]
(94) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[朝、目が覚めたら
パパとママの姿はなかった*]
(95) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[ 振り返ると、そこには口元を真っ赤に濡らした、女。 喉の奥がヒュウと音を立てた。]
──あ、あ、あ。
[ 鳥のような鋭い鳴き声を上げて、猫は走り出す。]
や、アーサー、待って。
[ それを見て私も弾かれたように後を追う。 "そいつ"は思ったよりも遅かった。 猫の後を追いかけ、追いかけ、気づいたら。]
アー、サー、まっ……
[ 小さな小さな猫を、私は見失った。]
(96) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
|
|
[健司たちの住むところからは、 通常でいけば、車で大体2、3時間といったところだ。 しかし、やはりこの混乱の最中だからだろうか。
今から出発する、と連絡がきてから、 予定の時刻を過ぎてもなかなか到着する気配がない。 家の近くで車のエンジン音が聞こえるたびに 外へと飛び出して確認するが、 どれもこれも、 健司たちが乗っているものとは違う車だ。
連絡を待ち、時折スマホを覗いたりして まんじりとしないまま夜が明けた。 翌朝のニュースでは>>#1>>#2 事態はおさまるどころか、世界中、 さらに悲惨なことになっているのが見て取れた。]
(97) 2020/10/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 全身が悲鳴を上げている。 気づけば私はビルの隙間の路地にいた。]
う──あ──うあっ──
[ 息を整えようとするが、嗚咽になってしまう。 猫はどこに行ったんだろう。 声を出してはいけない、だってあいつらが。]
──! ───! ────!!
[ 嗚咽を噛み殺しながら、まだかろうじてポケットに 入っていたスマホを出した。]
(98) 2020/10/23(Fri) 22時頃
|
|
[ニュース映像の中の黒い煙と呼応するように 心のうちに次から次へと不安が暗雲のように 垂れこめる。
何度電話をかけてもつながらない。 健司も、美香さんも、二人とも。
それに、一度断ってはしまったが、 どうしたって気になって、 沼太郎や八重ばあさんの家にも電話をしてみた。
こっちも、誰もでやしなかった。 気にはなるくせに、 それぞれの家まで様子を見に行く気には どうしてもなれない。
俺自身、こんなにも小心者だったのかと この歳になんてようやく気が付くなんて。**]
(99) 2020/10/23(Fri) 22時頃
|
|
[ SNSを更新して、気づいた。 噛まれた後しばらくして消息を断ったアカウント。 人を殺したかも、というアカウント。 不穏な文字列から更新がないアカウント。 動く死体のムービー。
自分にはどこか遠くのことだと思っていた。 しかし、こんなにもすぐそこに迫っていた。]
何…これ……
[ アーサーは戻ってこない。 壁に背をつけたまま、私はずるずると座り込む。
インターネット越しの絶望から私を支えてくれてた 小さな猫は、今はいない。]
(100) 2020/10/23(Fri) 22時頃
|
|
[兄貴と、家に籠ると決めてから4日が経った。 外を歩き回る不穏な気配は日に日に増えていったけど 頑丈な雨戸は凹みこそすれ、壊れることは無かった。
食料だって、ゾンビ騒ぎが出始めたころに 兄貴が買ってきてくれたのが、まだ沢山残って居た。 元々、家に備蓄されていた冷凍食品や カップラーメンにも猶予があって。 このまま乗り切れるんじゃないかって……]
[そう、思っていたのに。]
(101) 2020/10/23(Fri) 22時頃
|
|
[ 涙が止まらない。 心細い。 スマートフォンを握り締めてそのまま膝に顔を埋める。
家もあの火事では少なくとも無事ではないだろう。 今日の寝床を探したいが、ホテルはあるのだろうか。 そんな思考の渦を、声が切り裂いた。]
「あ"あ"ぁ……」
[ びくりとその方向を向くと、そこには──]
う…えぇ……
[ 大柄な男。 その首はひしゃげ、腕は曲がり、血に塗れている。 私は、その姿に見覚えが、ある。]
(102) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
いやああああああああああ!!!!!
[ 私はそのまま転がるように走り出す。 それは、朝、落ちてきた男だった。]
(103) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
[唸り声を聞いたのは、その直後だった。]
(104) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
[ここはデパートの2階。衣服売り場の一画。 婦人服売り場のあたりから、 血に濡れた声が聞こえて背を震わせた。
さっき、一瞬スマホの画面に映した死体 ――いや、この場合ゾンビか そいつが俺めがけて走ってくるのが見える。
這い上れる場所なんかない。 持っていたスマホをゾンビの顔面に投げた。 そのまま3階まで駆け上がる。
スポーツ用品店から死に物狂いでバットを拝借して、 尚追ってくるゾンビのうめき声に怯えた声をあげた。]
(105) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
死ね、よぉ!
[ひとをころすことが罪なら、 その罪を犯すことになんの躊躇もなくなっている俺は とうに英雄失格って感じなんだろうな。
べこっ、と嫌な音がした。 よろめくそいつを押しのけて俺は再び走り出す。
――どこへ。 ――デパートの外へ。
走っていこうと、して、]
(106) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
おいおい……
[2階にさっきより多数のゾンビが徘徊している。 降りていけば間違いなく食い殺される。 かといって戻れば、間違いなく男のゾンビに殺される。
冷や汗が背を伝った。 死にたいわけじゃない。 けどそれ以上に、]
あー…………
くそ、
俺は、ゾンビになるのなんか…… ぜってえ、ごめんだからな! [叫びながらバットを振り上げる。]
(107) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
[デパートの大窓を何度か殴りつけ――勢いよく、破った。 襲ってくるゾンビ男の顔面に もう二、三度バットを叩きつけて そのまんま、踵を返して落下する。
夕暮れの空から落ちて、落ちて、落ちて、
何かが折れる音がした。 落下先の木々の枝を巻き込んだのだとだけわかった。 その直後、衝撃がやってくる。
激痛。
左腕の痛みに悶えながら、 俺は落下した先の植え込みの中を転がった。 ぼやけた視界で見上げれば、破ってきた窓の向こうで 音につられたらしいゾンビたちが集まっている。 かと思えば、獲物の姿がなかったからか お互いを食い始めた。]
(108) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
[……ざまあみろ。 てめーらはそうやって、共食いでもしてればいいんだ。
呪詛のような悪態をつこうとして、 直後、進の顔が過り、痛みに顔を歪める。 思考がぼやける。痛い。
でも、俺は噛まれてなんかいないし ゾンビに触ってもいないんだから、 死んだって串谷秋の死体のままでいられるはず。
…………そのはずなんだ。]
(109) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
……はは。はは、…………ざまー、みろ
………………
ごめん、進
(110) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
|
[悔しさを涙にして 青ざめていく世界で俺は静かに目を閉じる。]
(111) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る