189 とある結社の手記:8
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[もう、話はできない。その言葉に、 ──そうだね。と、小さく呟く]
…… どうだろうね。 考え方やら、ものの見方やら、 随分、あたしとは違うようだったから。
[魚屋の女にも、それはわからないように、 小さく疑問の言葉をおいて、]
ただ、
……そうだね。
(85) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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…、話したいだの、話が聞きたいってのは、 嘘じゃあ、ないような気がしてたよ。
あたしにゃ、好きだとは思えなかったが。
こっちを嫌いだ、とか
そういうことを思ってるようには ……あまり、見えなかったね。
(86) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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[そう見えたことをそう思ったことを口に出す。 それでも、結局自分は、この手紙の主の名前を、 投票用紙に記したのだけれども。]
…── そうだね。
[続けるしかない。と、たどたどしい言葉が言うのに、 差し出された紙を受け取る。]
(87) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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自分で、…考えて、 それで選んだ名前を書ける方がいい。
[声を零して、コルクボード前から、 ペンを借りる。紙片に、黒いインクを滲ませた。]
──ワンダ。 これが、あたしの名前だ。
[── Wanda、と自分の名前を記した紙を、 まずキャロライナに見せる。]
(88) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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[もしかしたら、嘘かもしれない。 けれど、残り1匹の狼がそう言って出てくるのか。 みつめた先、やけに目に入るのは、鮮やかな紅色だった。]
…………とおぼえ、は……聞いてない。
[それが、霊能の力なのか。 説明を受けたのは昔すぎて、疑うも信じるも言い切れない。
ただ、狼が狼を襲うことは、ない。……はず。 霊能の力がもし嘘だとしても、イアンが狼というのは、うなずける話だった。]
(89) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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………………。
[黙って話を聞いて。 1つ1つの言葉を噛み締めて。]
…………………。 いのち…おもい………。
しが…かなしいことじゃない…ってしんじたい…
[鶏の屍の山の前でそう呟いたことを思い出す。 それは生きている者の傲慢や慰めなのかもしれないが。]
………ワンダ…。 ……おぼえた………
[3文字は覚えられる。 文字も、その紙を見れば書けそうだった。]
(90) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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[ワンダと話をする少し前。]
…………とりも…わたしも…… …………………
[同じ生き物だと、そう言いたかったが。 眉間の山脈(>>82)に少し怯えて首を横に振ってから言葉を飲み込んだ。
少し距離を取るように広間の隅っこに寄って、今に至る。]
(91) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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― 広間 ―
[ワンダとキャロライナの話を聞いていた。 イアンがどんな人狼だったのか。 それは自分も、考えたって解らない。]
…ほんとうに 解りやすいような、解りにくいような… ……
人狼かぁ
[呟いた。 話を聞いていると、どうやら名前の話のようだ。 あいつ知らなかったのか…とキャロライナを見ている。]
死は 悲しい事じゃない
[キャロライナの言葉を復唱した。]
……
(92) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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キャロライナ〜
[そちらへと声をかける。]
おれの名前は、リーだよ〜 L E E で、 リー おっけ〜?
[オッケーじゃなさそうなら、ワンダに、その紙の隣にでも書いてもらうつもりで視線を送る。]
(93) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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[実際は、願望なのかもしれない。
イアンは狼だった。 狼だから、邪魔に思って当たり前で、
狼だから、──── 処刑したって、仕方がない。
自分たちの行為を正当化できる、 とても単純明快な理由。]
(94) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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[あいつは狼だった。 あいつは、悪者だった。 あいつの言葉は人を惑わすためのもので、 だから、それを聞いてはいけない。
ワンダの声を、耳から追い払う。
受け入れてはいけない。 理解してはいけない。
髪に触れられた時に感じた悪寒を思い出し、 震えそうな腕を強く握った。]
(95) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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[自分が言ったことが他からも聞こえて。(>>92) そちらへ視線をゆるりと向けた。 向けた後で首を傾げる。]
……………?
[改めて声をかけられたことに気付いた。]
…………りー? ……りー……、りー。
[何度か呟いて、縦に首を降る。 大丈夫、2文字だから覚えられました。 でも、不安だったので紙に書いてもらえるようワンダに視線を送った。]
(96) 2014/08/17(Sun) 01時半頃
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[意識の耳を塞いでいたから、>>81差し出された紙の意味を知るのに、 少しだけ時間がかかった。
ワンダが、リーが記していくのに、顔を歪めて]
…………
[自分の見たものを信じるしかない。 今朝の結果を思い、はあ、と溜息をついた。]
(97) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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…… 昨日の今日で、もう忘れたのか。
[低い音で、それだけ言う。]
(98) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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…… 重たいし、……難しいね。
死も、命って奴も。
[>>90 キャロライナの言葉を黙って聞いて、そうして、ごく、微妙に──魚屋の女は、口の端をあげた。]
…… 案外と、身近にあるもんだってのに、
なかなか、…… 受け入れられなかったりする。
[視線だけはキャロライナから外さずに。 覚えた、という言葉にひとつ頷いた。]
(99) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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………… 飯、…… なんか、食ってくる。
[食欲など無い。 それでも腹は減るし、何よりこの場にいたくない。 ワンダ。オスカー。スージー。ハナ。 四人の姿を順次映した瞳を伏せ、ふらりと広間を出る。
昨日、3人が名乗りでた。
今は、自分1人しか残っていない。
ワンダ>>69に向けられた視線が、 離れてからもまだ、突き刺さっている気がした。]
(100) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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[
『おれたちは、どうなったら解放される
人狼がいなくなったと、どう判断する』
コルクボードにそれが貼られたのは、 広間から人影がなくなった後のタイミング。]
(101) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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[リーが名前を名乗るのに、顔をあげてそちらを見やる。]
…あんた、アルファベットはわかるのかい
[不安そうな様子に、確認するような言葉を投げてから、知っている名前を、ひとつひとつ、丁寧な文字で書いていくことにした。]
(102) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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[ただの紙に文字を書くだけなら、そうも長い時間はかからない。]
……この名前が、そこのリー。
[書いた名前を指差してから、 リーの方を示す。]
(103) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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あっちの派手なのがスージーで、 大人しそうなのがハナ。
こっちが昨日、あんたに 紙を渡そうとしてたオスカー。
……で、この髪も名前も長ったらしいのが、 ヴェスパタインだ。
[簡単に各人の印象を付け加えながら、 ──誰の名前も抜かすことはなく書いた名前と人とを、 交互に、視線で示していった。]
(104) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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[繰り返し呼ばれると、うんうんと頷く。 何をしているか解らない人は何もしていない人だという事までは言わなかったが。
>>103もう一度名前を呼ばれると、ひらひらと手を振った。]
… 酒でものむぅ?
[広間を出て行こうとするヴェスパタインにはそう声をかけた。
広間に来て気付いたが、新しい酒瓶の到着があったんだった。不自然にひとつスペースが空いているという事は、たぶんワンダが昨日持ってきた酒瓶はここから抜かれたのかもしれない。 まあどっちでもいいけど。]
う〜ん あとひとりね…
(105) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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ワンダは、ヴェスパタインのひと睨みに顔を上げた。文句でもあるかい。と見やる。
2014/08/17(Sun) 02時頃
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…………
[紹介の仕方に思うところしかない。 とはいえ、反論する元気もなくて。]
…… やめとく。
[>>105リーの誘いに、渋面を作る。 眼裏の”最期”の酒盛りを振り払うように、首を横に振った。]
(106) 2014/08/17(Sun) 02時頃
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──食堂──
[食べると言ってきたものの、スープを温めるのも面倒で、 サラダだけ一応出してきて、けれど手が進まない。]
………… くそ、
[悪態を一つ。 頭を抱えて、机に突っ伏した。]
(107) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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[昨日の自分は、醜態しか晒していない。 あのよそ者はともかくとして、ラルフは、”本物”に見えておかしくない。
その彼が、────… 今朝の光景を思い出せば、空っぽの胃がひっくり返りそうだ。
守護者なんて存在しない。 少なくとも、この中には。]
(108) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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[酒の場で聞いた英雄譚に望みをかけるには、 あまりにも希望が細すぎる。
明日の自分が肉塊になっているさまがまざまざと浮かび、]
いやだ …… ッ
[震える音をこぼし、背を丸めている。]
(109) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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そっか〜 なら仕方ないなぁ
[少しの間を置いての断りに、軽い返事を返した。 無理強いはしない主義だ。広間を出てゆくのを見送る。]
じゃあ後で一人でのもっかな…
[せっかく増えた追加分だ。ありがたくいただく以外に選択肢はなかった。]
……
[ヴェスパタインは本物かどうか。 本物だと信じるには材料が足りない。偽物と思うには彼との付き合いは長い。でもラルフもまた似たようなものであり。]
さぁて…
[投票用紙を見下ろして、ぺらりとはためかせる。 今日は誰の名前を書こうか。]
(110) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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……
[思うところがあるのは眼光でわかったが、 かといって、何が原因の睨みだかまでわかるわけでもない。 不満があるなら聞く構えでいたが、結局、反論はなかった。]
……
[ただ、──酒の誘いをかけるリーの言葉に、 そちらの二人からは、視線を逸らしてしまった。]
(111) 2014/08/17(Sun) 02時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 03時半頃
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イアンが人狼ならぁ、たぶん、 ヴェスパタインは違うよね〜 偽物の可能性は残ってるけど〜
ラルフも、共食いって事はないだろうからぁ 人狼じゃなかった事は間違いないだろうし…
キャロライナは〜、さっきもいったように、 たぶんちがう〜? スージーも、話を信じるなら霊能者ってやつぅ? だとしたら人狼じゃーないだろうし〜
[本人からあれ以上の説明があるかはわからないが、スージーへと一度視線を送る。]
あとはぁ…
ワンダ、ハナ、オスカーか…
[ワンダを見る。ワンダがもし人狼なら、昨日は自分が襲われただろうか。少し期待もしてたんだけど、それよりもラルフがこわかった?いやでもラルフが本物かもしれないと思うなら、ワンダは人狼ではないということだから、たぶん人間なんだろう。]
(112) 2014/08/17(Sun) 03時半頃
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… ハナか、オスカー
[名前を呼んで、二人を見る。]
どっちが人狼〜?
[聞く声は、表情も。軽くて、少し、楽しそうだった。 子供の名前を書くのにもためらいは何もない。 間違ってても構わないと思って、昨日もその名を書いたのだから**]
(113) 2014/08/17(Sun) 03時半頃
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[名前を書いていってもらう様子に黙って頷く。 アルファベットは少し自信がないが縦に首を振った。]
……ヴェス……… ……おぼえた…………
[もう忘れたのか、という声には。 そう小さく答えておいた。 最も、彼の名を紙に自分で書こうとしたなら『べす』となって誰のことか伝わらないであろうが。]
……………
[ワンダの言葉1つ、1つ。 また噛み締めるように聞き込めば紙を受け取って。 複雑そうに笑みを浮かべた。]
…………ありが……とう…
[もう1度お礼を言って、紙をポケットにしまう。]
(114) 2014/08/17(Sun) 09時半頃
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