人狼議事


213 舞鶴草の村

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視点: 人

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旅籠 おもんは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 04時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

かっか。こりゃなかなか手厳しいや。

[なんであれ、大して知りもしねぇ相手の言葉を鵜呑みにしねぇのはいいこった。まあ俺ぁ嘘はついてねぇけどな。
っと、やっぱり文で察してくれたようだ。こっちも話が早くて助かるぜ。]

おっと、こりゃ丁寧にどうも。

[なんだろうなぁ、なかなか手馴れてるってぇのか…前に…誰とだったかは忘れちまったが、付き合いで遊びに来た時と似た気分になる。まあとにかく案内すると言われりゃそれに従ってついて行く。
…橋を渡ってすぐの辺りの店ってこたぁ、壱区の酒場か。こっちの方にゃ用事もなく来るこたぁなかなか無かったからなぁ。これを機に歩いてみんのも悪くねぇかもしれねぇ。酒場もあるしな。
このねぇちゃんの向かいに座って、ねぇちゃんの後に、俺も適当に酒を頼んだ。話は酒が来てからでもいいだろう。]

(86) 2015/01/21(Wed) 04時半頃

喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 04時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[ぽそりと落とされた一言>>70に微かに眉を上げる。そうしてその言葉の真意を聞いたのなら、薬師は気怠げに肩を竦めた。
世界の広さなど、知っていたところで大した意味は無い。此方は必要に迫られて、愛しの故国を出立しなければならなかったのだ。……そんな事を考えていたら、ふと違和に襲われる。

――自分は何故こんな辺境の地まで来たのだったか。
一瞬その目的を見失えば、ふるりと小さく頭を振る。そんなの決まっているじゃないか。"薬を売りに来た"、それだけだろう。……それだけな筈、だ]

そうですか。
まあ、確かに。染めてしまうには勿体無い。

[半ば無意識に差し出した手は、彼を驚かせてしまった>>71らしい。けれど平静を装う様は、中々に面白かった。一つ、心にも無い謝罪を落としながら笑みを噛み殺す。

"もし気が変わったのなら、その時は当店へ"、なんて。押し付けにならない程度に宣伝を。ついでに名刺を差し出してみれば、受け取っては貰えただろうか]

(87) 2015/01/21(Wed) 09時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン


ええ、宜しくお願いしますよ。
――それでは。またのお越しをお待ちしております。

[立ち上がる彼には視線を向けるだけで、やはり外まで付き添おうとはせずにその背を見送り。彼の足音が聞こえなくなれば、薬代を箱に詰めて一つ息を吐いた。

彼の髪に触れた手を見やり、ほんの少し眉を寄せて手袋を外す。自分から触っておいて難だが、やはりそのままでいるのはどうにも座りが悪い。
外した手袋はゴミ箱に放り込み、すぐさま新しい物を付けた。清潔な手袋には酷く落ち着きを覚える]

……銀髪、ね。

[さて、彼の血の半分は何処の国のものなのだろう、なんて。ぼんやり考えれば、売れなかった分の薬を戻そうと、薬棚に向かっただろうか*]

(88) 2015/01/21(Wed) 09時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 09時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

―伍区→肆区―

[カラン、コロン。ゆっくりとした足取りで、伍区の町を歩きながら人の声に耳を傾ける。

"鼠小僧が出たんだってよ!"

"隣の店に、朝起きたら小判が投げ込まれていたそうだ。オイラの店にも来ねェかなァ"

"おっかさん!鼠小僧のお陰で、今日はおまんまにありつけるよ"

"……聞いたかい?あの大名さんが盗まれたんだと。鼠小僧は人も盗むんだねェ"

――そんな道行く人の声を聞き、まだ見ぬ鼠小僧とやらに思いを馳せ。
何故だか少しだけざわつく胸を、そっと指先で押さえつける。]

……悪戯だとは、思っているけど。
やっぱりあまり気持ち良くはない…あらへんね。

[懐にしまった一通の手紙。大事なものは全て確認したけれど、何れも自分の手の中に残っていたものだから。
――もしもこれが本当に鼠小僧の仕業なら。奴は一体、何を"盗んだ"と言うのだろう。]

(89) 2015/01/21(Wed) 13時頃

【人】 薬売り 芙蓉


………、誰か詳しい人は、おらへんかな。
盗まれたのもそうやけど…、"解らない"のが、一番気に食えへん。

[そうして女は、進む道をほんの少しだけ変更し。
足を向けるは、この国で唯一、知人と言える者の店へと。

肆と伍の区のちょうど境。ひっそりと佇むその家屋の前に立ったのなら、カラリとほんの僅かに扉を開けてその隙間から中を覗き見る。]

――……先生、いらっしゃる?

[その向こうには、棚に向かう長身の男性>>88の姿がありはしただろうか。
彼が此方を向いたのなら、"お邪魔しても構いませんやろか"、なんて言いつつ軽く手を振り、中に入ろうとしただろう。]

(90) 2015/01/21(Wed) 13時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 13時頃


【人】 座敷守 亀吉

ー時変わり現在ー

[夜見世が開き、不在中だった楼主が帰って来る。金にうるさく自由人であるこの男は時折こうしてふらっといなくなるのだ。その間の番を任されるのも迷惑な話だ、と一つ溜息ついてから妓夫を離れ、楼主の側に寄る。薬の値と薬師>>86の腕を話せば恐らく取引を了承するだろう。さらりとその話をすれば二つ返事で了承が出る。…恐らく僕の見立てが信用されているのだろうが、時々その信用が重いなあ、とまた溜息一つ。]

ええ、じゃあ次からは彼方を使うということで。彼方には僕から伝えますよ。

[そっけなく、しかし笑顔で話を打ち切り妓楼から出て、見廻りしてきますと伝える。仮眠を取らずに働き続けたせいで眠気が限界に達していた。
贔屓にしてくれている常連客を見かければ、にこりと笑顔を向ける。ふとあの薬師に渡された小さな紙を袂から取り出す。ふと、一緒に出てきたもう一つの紙をじっと見つめた。]

(鼠小僧だっけ…。見たところ何も盗られてないようだから……悪戯、かな。)

[他にもこの手紙を受け取ってると知っていたら考えを改めただろうが、どうせ遊女の誰かの悪戯だ、とやはりここでも重く考えずに。]

(91) 2015/01/21(Wed) 14時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 14時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 14時頃


【人】 門下生 一平太

…志乃。
志乃だな!立派な名前だ!

[半ば圧倒されるように返されたその名乗りを受けては、快活に返事をする
冷めたような声で己の名乗りに突込みを受けたならば、その次に投げられた言葉込みでこう答えただろう]


−ああ!
正義の、味方だからな!

[胸を多少反らせて張り上げたが、声には変化があっただろうか
向けられた怪訝な眼差しを払拭するかの如く、ざっくばらんと返す]

困ってる!なら!
それを取り除くまで!

(92) 2015/01/21(Wed) 14時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[声が聞こえれば>>90、体ごとそちらへ向く。そこには薬師と同じく、この国では異人と呼ばれる女が一人。
その姿を見れば、途端に興味を無くした風に棚へと視線を戻した。彼女が薬を買いに来たとは到底思えなかったから]

——何か用ですか?

[それでも、別に忙しいわけでもない。茶等は出してなどやらないが、少し話をするくらいなら構わないだろう。そう考えて、追い出すでもなく問いを投げる。
勿論、商談中に現れたのであれば、きっとにべもなく追い返したのだろうけれど。

薬を全て棚へと戻し、勘定場の裏にある座敷へ腰を降ろす。
そうして、先の青年……嗚呼、そういえば名を聞くのを忘れていた……にした様に、椅子へ座る様にと促した。やはり、彼女が座らなかった所で立ち上がったりはしないが]

(93) 2015/01/21(Wed) 14時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン


……嗚呼、そうだ。
貴女、甘い物が好きでしたよね。

——これ。

[ふ、と。勘定場の上に置いたままだった砂糖菓子を思い出せば、巾着の端を持って持ち上げる]

差し上げます。
頂き物ですから、人の目のある処では口にしない様に。

[菓子を口にした時の事を思い浮かべ、思わず眉間に皺が寄る。こんな甘い物が良いだなんて、到底理解出来ない事だ。
だがきっと彼女は甘い物が随分と好きらしいから、喜ぶんじゃないだろうか。別に喜ばせたい気持ち等、これっぽっちもないけれど。

そうしてそれを差し出してみせれば、彼女は受け取ってくれただろうか。受け取らなければ、再び勘定場の上に置き直し、また他の輩にやろうと考えて]

(94) 2015/01/21(Wed) 14時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 14時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[>>92此方の切れの悪い言葉にも、変わらず 寧ろ勢いを増して返される言葉。
間髪入れずに気持ち良い程ぽんぽんと投げられる威勢の良い声に、きょとりと動きを止めた後。]

 ……っ、はは、“正義の味方” 。
 そりゃぁまた、でっかく出たもんだ。

[耐えきれずに思わず吹き出して、怪訝そうに寄せた手の平で口を笑って呵呵 と笑った。寸分の迷いもなく告げられる言葉に、裏があるとは思えない。
・・・嗚呼、皐月の鯉の吹き流し とは、良く言った物。]

 いやね、困った事なんて――…

[ “困っていたとしたら” 。試す積もりで投げた言葉に、真意などありはしないのだけれど。そこまで率直に返されてしまえば、煙に巻く事もできやしない。]

 身の回りの事は、大概独りで出来るようにして生きてるけども。
 …そう、さね。

 ちっと小腹が空いて堪ったもんじゃぁない。
 安くて旨い店の、ひとつ ふたつ、知らないかい。

[軽く思考して導き出した “困り事” は、それはそれは些細な――それこそ “正義の味方” に伺うには、お粗末な頼みだっただろうけれど。]

(95) 2015/01/21(Wed) 15時頃

【人】 琴弾き 志乃

[――嗚呼、けれど。]

 困ってる、ってんなら、
 もっと別の人間がいるやも知れないんじゃあないのかね。

[ふと過ったのは、今も変わらずちらほらと聞こえる “鼠小僧” の事。
何が盗まれた、誰が盗まれた。
それが真であるとすれば、他を当たるべきじゃあないか と。

ぽつりと落とした声が、相手に聞こえたかどうかは分からない。]

(96) 2015/01/21(Wed) 15時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 15時頃


喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 16時頃


【人】 落胤 明之進

此処も騒がしくなってきたし自身も移動しよう。
陸区にて所用を済ました後、伍区の方へと歩みだした。

どうやらこの騒ぎは陸区だけではなく町中に広がっているらしい。
陸区の貧しい地域だけではなく、店屋にも銭や小判が配られたのこと。
歩く最中、足を止め道中に立てられた立札に目を留める。

『鼠小僧現ル。江戸城ノ宝物庫ニ侵入。
 将軍姿ヲ晦マス。情報求ム。』

立札を見てる背後で見知らぬ人の話し声が聞こえる。

『いやぁ驚いたねぇ、まさか将軍まで盗むったぁ』
『きっと鼠小僧様の考えがあってのことだろうよ』

(97) 2015/01/21(Wed) 17時半頃

【人】 落胤 明之進

―人すらも盗む―
なんて奴だ。そこでふと懐かしい歌を思い出す。

 『鼠小僧には盗めないものは無い』 

本当にそうなのだろうか。
江戸城から金品はおろか将軍まで盗むなんて・・・
存在を否定していたはずなのに今では本当にいるのではと思い始めていた。ならば自身に渡されたこの手紙は・・・。

自分には盗まれ困る物もなければ失う人もいない。
ずっと一人だから―

(98) 2015/01/21(Wed) 17時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 17時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

[あゝ此方を向いたその瞬間、まるで興味が失せたように顔を逸らすその様>>93よ。
肩を竦めて一歩店へと入り込み、ピシャリと小さな音を立てて扉を閉めれば、困ったように苦笑を浮かべ――心の中では、"相も変わらず無愛想な人だこと"、なんて思ってはいたけれど。]

ほんの近くまで来たものですから。
お客様も丁度おらんようですし、お邪魔しても構わへんか思いまして。

[唯でさえ慣れない国の、慣れない言葉は相手にとっては聞き苦しいものではあったかもしれないけれど。
そんな事には構いもせずに、女は促されるままに椅子へと腰掛ける。

そうして差し出された小さな袋>>94には、きょとりと目を瞬かせ。
一度、二度と手にした袋と薬師を見比べた後に、"そんな注意をするくらいなら、人にあげんと捨ててしまえばよろしいのに"、なぁんて笑うも、袋の中を覗き見れば…あ、と小さく声を上げる。]

…コレ、何処で手に入れはりましたん?
この国に来てからずうっと探しとったんよ。

[袋の中からひとつまみ、小さな金平糖を取り出して。遠い昔を懐かしむように目を細める。つまんだその星を軽く掲げ、"いただきます"と笑いかけてから口の中へとぽいと放る。]

(99) 2015/01/21(Wed) 18時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[――先に少し嫌味な事を言ってはしまったものだから、もしかしたら返せと言われてはしまっただろうか。
例え言われたとしたところで、女に一度貰うたものを返すつもりなどありはしないけれど。]

……はぁ、やっぱり美味しいこと。
先生もおひとつ……、いらなさそうやね。

[そうしてもうひとつ星をつまみ一粒勧めてみようとはしたけれど。
何やら眉に皺を寄せている薬師を見れば、小さな溜息と共にそのまま自分の口へと含み。
コロリコロリと口の中で砂糖の星を転がしながら、ふと店の入り口の扉へと目を向ける。]

――……ねぇ、先生。聞かはりました?
江戸城に、"鼠小僧"が入ったんですって。

町はその話で持ちきりみたいやよ。

[手にした瓦版をひらりと掲げ、薬師の前に差し出してみせ。
薬師もとうに耳にはしているかもしれないけれど、それならそれで手を引くだけだ。

続いて自分の元へと届いた一通の手紙を懐から取り出し。少し困ったような顔を作って、薬師の方へと視線を向ける。]

(100) 2015/01/21(Wed) 18時頃

【人】 薬売り 芙蓉


……そんでね、私の所にも来はったんよ、"鼠小僧"。
大切なもの、盗んでいきよったんですって。

――悪戯か本物かは解らへんけれど。

[薬師の事だから、その手紙に興味など持ちはしなかったかもしれない。万一興味を持ったとしたなら、見せる事に抵抗などはしなかっただろう。

悪戯だとは思うのだけれど、この国に来て日の浅い自分に態々そんな事をする心当たりなどある筈もなく。
少し話した相手と言えば、目の前の薬師か、昨日の瞽女かその時の女か――誰も、こんな悪戯をして来るとは思えない。
細い指でそっと自らの髪を梳き、ほうとひとつ溜息を。
何時も髪に隠れた小さな小さな耳飾りが無くなっている事になど、一向に気付かないままに。]

……何や、気持ち悪くって。
先生は私よりもこの、国長いんでしょう?
今迄も出はったこと、ありますのん?

[勘定場へと手を置いて、少し不安の滲んだ瞳を向けて。
ふとした疑問を投げてみたのなら、薬師から返答を貰う事は出来ただろうか。]

(101) 2015/01/21(Wed) 18時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 18時頃


【人】 旅籠 おもん


[店主がそそくさと運んできた酒を卒なく男>>86の盃に注ぎ、続いては自分の酒を、と。
長い着物の袖をちょいと摘み、酒で潤った盃をゆるりと掲げて見せ。]

 ――では、よしなにねェ。

[そう呟き、男が盃に口をつけるようであれば、此方も続いて。
ふわり。仄かな酒の香りに懐かしい、と目を細めた。]

 さァて、本題に移るが――、
 アンタ……他に鼠に心当たりのあることはないのかィ?

[ぴん、と人差し指を立てて首を傾げると『姿を見たとか、何処に逃げたとか、分からないのかねェ?』と続け。
他にもまだまだ聞いておきたいことがあると思って、ふと思い出す。

『盗まれたものを思い出してごらん?』
――あァ、そういえばアタシは何を盗まれたんだろうねェ。心当たりは金くらいしかない、が。]

(102) 2015/01/21(Wed) 19時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


……素直に受け取れば良いものを。

[差し出した巾着に返ってきた言葉>>99に、冷え冷えとした表情で呟く。嗚呼本当に可愛げの無い女だ。彼女が此方に来てから、多少なりとも世話を焼いてやったというのに]

さあ?
貰い物ですからね。僕は知らない。

[何やら楽しげに菓子を口に入れる彼女を見ながら、ただ返すのは素っ気ない言葉。そもそも此方は何という菓子かも知らないのだ。売り場など分かるわけも無く。

一つ摘まんで差し出されても、薬師は眉を顰めたまま、詰まらなそうに視線を逸らすだけ。今朝方食べて後悔したばかりだという事は、言わない方が良いだろうと考えながら。
そもそも人が触れた菓子を口にしようだなんて、とても思えはしない。肉親であれば、また話は別だけれど。

彼女が手に持つ瓦版>>100を見れば、ぴくりと眉が跳ねた。瓦版を受け取り、軽く中身を見やる。とはいっても、特に感想を口にする事も無くそれを返す]

(103) 2015/01/21(Wed) 19時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[……"鼠小僧"。
確かに最近よく聞く名前だ。それに……そう。今朝届いた手紙の差出人が、そんな名前ではなかったろうか]

鼠小僧が実在すると?
……ふ、そんな馬鹿な。

[嘲笑めいた吐息を零し、ただその存在を否定する。嗚呼、けれど。次いで彼女が出した封筒>>101には、流石に表情を変えた。
知らず白衣のポケット……自分が受け取った手紙へと手を伸ばしながら、困った様に話す彼女の言葉を何処か遠くに聞く。

その手紙にはきっと、この手紙と同じ事が書かれているのだろう。心の何処かで、そう確信して]

……今までがどうかは知りませんが……、
僕の処にも、来ましたよ、その手紙。

――何を盗まれたか、思い出してごらん?、と。

["随分巫山戯た物言いだ"、なんて。苦く顔を歪めながら、髪を梳く彼女へと手紙を晒した。
耳飾りの事など薬師は知らないから、当然指摘する事も出来ず。取り出した手紙を勘定場の上に置き、それを僅かに彼女の方へと]

(104) 2015/01/21(Wed) 19時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


僕と貴女が受け取っているのなら、異人を狙った悪戯でしょうか。

[薬師と女は日の本の者ではない。其れ故に狙われたのではないか、と。苛立ちを滲ませながら言葉を吐く。
不安を滲ませる瞳には気付いていたけれど、生憎とそれを慰める様な性格はしていない。ただそれが伝染した様に、胸がざわりと戦慄きはしたけれど]

…………、
……貴女は、何か盗まれたんですか。

[静かな口調で問いを落とす。自分は何も盗まれてはいなかった。だがこの手紙は……盗まれた物の存在すら、忘れてしまっているとでも言いたげだ。
彼女がどう答えたら、薬師のこの焦燥めいた感情が晴れるのだろう。きっと、どんな答えが返って来た処で、納得なんて出来ないのだろう]

(105) 2015/01/21(Wed) 19時頃

【人】 丁稚 春松

[肆区の方へ向かう途中、旅籠の前で誰かが噂話をしているのが聞こえたんだ。]

 『江戸城に鼠小僧が現れて宝を盗んでいったらしいねェ。』
 
 『あァ、盗んだ宝を貧乏人の家やどっかの店に散蒔いたってェ話だろう?
 羨ましィよなァ……待ってりゃ俺の家にも鼠が来てくれるのかねェ……、』

 『ばァか、お前が貧乏なのは勝てもしねェのに賭場に入り浸っているからだろうが。』

[そう言って高笑いをする男達は楽して金持ちになることばかりを考えている。こんなに格好悪りィ大人初めて見たよ。
鼠小僧は弱い貧乏人を助ける義賊なんだ、宝を持っているのに無駄遣いする奴を助けるようなことなんかしないに決まっているさ。]

 お前らみたいな欲に溺れた人間にゃァ、鼠小僧は来やしねェやィ!

(106) 2015/01/21(Wed) 19時頃

【人】 丁稚 春松

 
 ええいっ!これでもくらえ!
 お前らにゃァ、金よりもこっちの方がお似合いだァ!

[威勢良く男達の近くへ寄って、其奴らの顔を目掛けて足元の砂を被せてやる。いい気味だ、と笑おうとして――気付いた。
ここまでやれば奴らも反省すると思っていたのに、どうしてかとっちゃんみたいに顔を真っ赤にしていて。あれ、可笑しいな。

こんな時に取るべき行動はひとつだよね。
奴らが声を発する前に、今来た道を走って引き返す。あァ、でもこのまま家に帰るわけにはいかない。
こいつらが家まで来ちまったらとっちゃんにまで怒られて――その先を想像するのも恐ろしいや。
どうしようか、と顔を上げるとさっきも見かけた見知った顔。>>98 思わずぱぁ、と明るい顔をして叫んでいたよ。]

 明之進にィ!良い所に!
 ――ねェ!僕を助けておくれよォ!

[答えを聞くよりも先ににィの背中へとがっしりへばりつくと内心『勝った、これならなんとかなるかもしれねェ』とほくそ笑んで。
逢引のことを黙っててやるから頼むよォ、なんてにィに向けて呟いた。]

(107) 2015/01/21(Wed) 19時頃

丁稚 春松は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 19時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 19時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

おぅ、ありがとよ。

[手際がいいねぇこのねぇちゃん。俺もからはなんにも言ってねぇのに>>102。ま、有り難く頂くぜっと。
ねぇちゃんが盃を掲げるりゃそれに応じて、くいっと一気に一杯。]

くぅーっ…。

[いやぁ何時間ぶりの酒、やっぱうめぇなぁ。盗まれたもんが酒じゃなくて良かったぜ、これがなきゃ困っちまう。
っと、そうだな。俺ぁ酒を盃に注ぎながら答える。]

…残念ながら、今んところは特にねぇんだよなぁ。
こんな文を寄越すくれぇだから、この町にゃあいると思いてぇが。

[あくまで憶測だから、とっくに町から出ちまってる可能性はもちろんあるが…返して欲しけりゃなんて書いてあるってこたぁ、いつでも返せるようなところにいるってぇのが俺の考えだ。安直だけどな。]

だからまぁ、とりあえず俺ぁこの手紙に従って、盗られたもんが何なのかってとこを調べようと思ってんだ。

[何処で思い出したことに鼠小僧が気付くのかどうかはわからねぇが、思い出しゃ返しに来るってことだろう。直接にしろ、間接的にしろ、こっち側に知らせる必要がある。そしたら近くにこなきゃなんねぇはずだ。
まあ、これもこの文が全部本当であることが条件だが。]

(108) 2015/01/21(Wed) 20時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

つまりはこうだ。この町を回りながら、鼠小僧本人か、もしくは盗まれたもんを思い出すきっかけを探す。後者を見つけて盗まれたもんを思い出したら周囲を探るってのが、俺のやろうとしてたことだ。
…ま、無茶な事だとは手前でも思うけどな。全部この手紙の通りって確証もねぇから。

[俺の場合、暇人の暇つぶしってところもあるからな。暇が潰せりゃそれでいいってところもあるわ。
ああ、喋ったら喉が渇いた、喉が渇いたら酒を飲もう。まあ俺の場合は渇かなくても飲むが。]

だからよ、ねぇちゃん。俺からの質問はっと。…盗られたもんに心当たりあるかい?

[人が多けりゃ狙える時も多くなる。一度目が駄目でも二度目も残って、手掛かりも掴めるかもしれねぇ。]

(109) 2015/01/21(Wed) 20時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[自分の零した一言に帰ってきた、ひやりと冷えた言葉>>103には、女はさも申し訳無さそうに眉を下げて見せながら。
この国に来て、初めて出会った異人の男。
右も左も分からぬ自分に、何やかんやと世話を焼いてくれた事は記憶に新しい。
物言いの棘は、最早癖のようなものだから。それでも世話になった相手の気を悪くさせたと思えば、少しくらいは反省の色を見せてみようかと。

結局、この砂糖菓子の事を聞くことは出来なかったけれど。
――あぁ、せめてこの菓子の名前だけでも聞けば良かったかな、なんて。
そうは思うも、瓦版へと興味を示したらしい相手を見れば、開きかけた唇をそっと閉じて反応を伺う。]

――……先生は、そう言いはる思いました。
でもね、何でも大名さんまで盗まれはったんですって。

[嘲笑の篭った笑みと共に吐き出された言葉>>104には、少しだけ呆れたようにクスリと笑い。
自分が手紙を見せたのなら、そっと白衣のポケットへと伸びた手には、小さく小さく――解らぬ程度に眉を潜めはしただろうか。
冷たい表情を見せる事の多いこの薬師の表情を、変える事に成功したとあっては、胸に広がる微かな愉悦を禁じ得ずに。]

(110) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[しかし、次いだ薬師の言葉には。
今度は此方の表情を、見事に変えられてはしまったけれど。]

……先生の所にも来はったの。
しかも……へェ。そっくりそのまま私と同じ文言とは…鼠小僧も手抜きだね…"やね"。

[差し出された手紙を覗き込みながら、唇の端を皮肉気に歪め。思わず出てしまった言葉を溜息混じりに直しながら、自分の手紙もまた彼の前へと広げてみせる。

そっくりそのまま、同じ言葉。
"何を盗まれたか、思い出してごらん?"
そう書かれた自分の手紙を見せながら、小さく首を振り相手を見つめ。
異人を狙った悪戯か、と。そう言う相手>>105には軽く腕を組み眉を寄せ。
確かに異人は珍しくはあるだろうが、狙われるいわれなどありはしないと目の前の薬師と同じように苛立ちを滲ませた息を吐く。

不安の滲む視線を流された事は、元より期待などしては居なかったからさして気に留めることも無く。
――其れよりも、静かに問われた言葉の方へと女の思考は奪われた。]

(111) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


……確認したけど、何も。
お金もそっくりそのまま残っていたし…記憶だって、大切なものは欠けてへん。

――……その他の大切なものは全部、この国にはありはしませんから。
鼠小僧と言うたかて、海を渡っては行けへんでしょう?

[まるで相手に確認するように、肯定を求めるように言葉を口に出しながらも、胸の内のこの気持ちの悪い感じは一向に消えてくれやしない。
勘定場の奥の薬師を見つめる視線をほんの僅かに鋭くしながら、何とは無しに彼もまたこの薄気味の悪さを感じてはいるのだろうか、と少しの間口を噤む。

そろそろ日も落ち、薄暗くなっては来ただろうか。その薄闇もあいまって、ざわりとざわつく胸がまた――実に、腹立たしい。]

(112) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


けど、"思い出せ"とはけったいな。
これが悪戯なんやったら、えぇ言葉使いはるもんやね、鼠小僧も。

……そう言う先生は、何か盗まれはったの。
先生の"大切なもの"は、想像もつきませんけど。

[最初の一言はほんの小さく、嘲をこめて。
続いた言葉は、この薄気味悪さを掻き消すように、すこし明るい声音で問う。
薬師の"大切なもの"など、さして興味も無かったけれど。
――興味の無い事をこの自分が態々聞いてみせるくらいには、そんな話題に縋るくらいには。
自分は、鼠小僧とやらに…苛立ちと不安を、覚えていたのかもしれない。]

(113) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 20時半頃


【人】 落胤 明之進

―伍区―

相変わらず江戸の町はどこもかしこも鼠小僧の話題で持ちきりだった。すれ違う人の会話が耳に入ってくる中で改めて分かったことがある。
例の手紙は皆に届いてるわけではないという事だ。
志乃の名乗る女性と自分だけに向けられた謎の手紙。
本当にただの悪戯なのだろうか。
悪戯だと割り切ってしまえばいいものの、何か胸に引っかかるような不安が常に残って回る。
そのようなことを考えながら茶屋で休憩をしていた。

茶屋を出てすぐ、これからどうしようかと考えていた矢先のことだった。再び聞き覚えのある声が自身の名を呼ぶのを聞いた。

「春松・・・?」

>>107は肆区に向かう道中を引き返してくるようにこちらに駆けて来た。普段と変わらぬ明るい笑顔で寄ってきて自身の背中に抱き着く。
ただ、いつもと違うのは彼を追って数人の男が迫ってきているということだ。
助けてくれという彼の言葉に、お前は何をしたんだと叱ろうとも思ったがそんな余裕はない。逢引との言葉を聞けば彼の額を軽く小突いただろうか。

「さぁ早くこっちへ」

春松の手を引き、伍区の外れ竹林の方へと身を隠そうと思い駆けだしただろう。

(114) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 20時半頃


【人】 懐刀 朧

 一座の宝か
 悪くはないが、恥ずかしいな

[後付けされたかのようなその言葉に対してのみ、反応して
その前に言われた『僕の宝』と。少し眉間に皺を寄せたものの、直ぐに伸ばしては珍しく口角を上げる]

 演技はお客を喜ばせる為にあるんだ
 お前なら大丈夫だと信じている

[耳元に近い位置で安心したと言われればくすぐったいと呟くも離そうとはせず
いつの間にか大きくなった鏡の成長を喜ぶようにポンポンと軽く頭を叩けば冗談か本気かわからないような、心を盗まれたって構わないと]

 馬鹿を言うな
 俺が出来るのは“振り”だけだ。何の実力も無い

[盗みたい物なら、あるんだろうな。なんて言えば明るい声で空気は一変して
少し助かっただなんて思ってしまった自分が嫌いになる。もっと感情豊かに彼と接してやれたら、望む答えを出せてやれただろうか。しかし、演技以外の感情はどうしても苦手で]

(115) 2015/01/21(Wed) 22時頃

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