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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 14時頃
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─ 教会 ─
─…ギリさん、セシ兄、連れてきたよ。
[教会に着くと、丁度ギリアンが二人の眠る棺に花を添えてくれているところで。
添えられたその花は、自身が幸せであるという意味を持っていた。 ギリアンがそれを知っていたかどうかは解らないものの、眠りについている二人がそうであったら良いと、知らず涙がまた零れて。]
ギリさん、ありがとう。 綺麗な、花だね。
[こんな形でも、二人が幸せであったなら良いと心から願い、ギリアンに礼を言った。]
(55) 2010/07/08(Thu) 14時頃
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― 広場 ― [ベンチに座って両手を開閉してみる。 まだ何かを軽く握りしめる程度には力が残っているようで]
もうちょっと待って。 せめて謝る時間と…言う時間と、最期に顔見る時間まで待ってよ…母さん
[もう兄の幸せを叶える一助にはなれないのだから。 ならば悔恨と謝罪と愛を伝えるだけのチャンスはほしい*]
しのごの言わずにちゃんとついてくからさ…
(56) 2010/07/08(Thu) 14時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 14時頃
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[その後、墓地へと移動して弔いを終えればギリアンに礼を述べ。
セシルを見上げ、今からどうするの?と問いかけ。]
―…セシ兄、この後用がないなら、うちに来ない?
セシ兄の服、汚しちゃったから。 洗うくらい、させて?
[申し訳ない表情で、そう*申し出た。*]
(57) 2010/07/08(Thu) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 18時頃
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―教会から墓地へ―
[花を飾っていると、セシルとミッシェルが訪れる。 二人がヴェスを見る間に、教会の血は拭っておいた。]
――…じゃ、いくだ。
[蓋をして二人の入った棺を抱える。 セシルが手伝うといえば、それはもちろん手伝ってもらうだ、と言っただろう。]
(58) 2010/07/08(Thu) 20時頃
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―墓地―
[墓穴を掘り、そして、墓石に二人の名前を刻む。 そして、お別れをし、埋葬するまで、やはり結構時間はかかっただろう。
あたりはすっかり暗い。]
――……さ、もう帰るどいいだ。
[セシルとミッシェルにはそう告げて……。 あとは、他の仕事も済ませたあと、
大きな樫の木の下に腰を下ろし、一晩中、墓の声を聴いていた。*]
(59) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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―翌朝・墓地―
[そのまま眠りこけていたところに、ラルフの訃報が届くだろう。 それは、少し予想もしていたから、んだ、と言った。]
――…お嬢さんが看取ってくれただが? なら、よがっだべ。
ほんとうに、ほんどに…。
[そして、ラルフの遺体を迎えに立ち上がる。]
(60) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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>>49
ああ、もちろんやるだべ。それがおでの仕事だ。 ――…いや、今、精一杯やれるごどど、おでの生きてる理由だべ。
[そして、コリーンにはそのあと、少し照れたあと、丁寧に礼をして、グロリアの屋敷に向かった。]
(61) 2010/07/08(Thu) 20時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 20時半頃
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[>>61 すこし照れたように見えるギリアンに気付けば――。 仄かに笑みを戻して。]
ありがとう。
ギリアンさんが、ね。この村に……。 今、居てくれるだけで、本当に嬉しいの。
[生きてる理由を語るギリアン。 女は、この死に覆われた村に彼がいてくれる、それだけでも嬉しいと感じながら。
傍のグロリアを労わりながら、彼女の屋敷へと共に向かって――。]
(62) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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― 自宅 ―
[昨夜、眠りに落ちたのは月が大分傾いた頃。 深い眠りを経て、男が目を覚ましたのは妹より随分後の事。]
ん……。
[ごろりと寝返りを打って、瞳をゆっくり開いた。 暫く夢うつつにまどろんで。 漸く隣に居た妹が居ない事を認識した。 覚えるのは安堵。]
…今日も無事、か。
[静かに独りごちて、机に向かいメモ帳を開く。 ペンを動かしたのも束の間、手を止めてポケットにメモとペンを仕舞うと階下へ降りていった。 台所から適当な食物を片手に摘んで居間へ顔を出せば、書置き>>3:165に目を留めた。]
(63) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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ヴェス?
[手にした食物の最後の一切れを口に運んで、メモを元の位置へ戻す。 昨日見た憔悴した様子のヴェス。 その姿を思い出すと男も何だか心配になり、妹と同じく家を出る事にした。
よく晴れた日の午後。 男の心に薄い雨雲が漂いはじめるのは――――もうすぐ後の事。**]
(64) 2010/07/08(Thu) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 21時半頃
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[助力を申し出てくれたペラジーに、ありがとうございます、と礼を述べ。 話が、『眠り姫』にちらりと及べば。 詳しい経緯は知らないけれど、その名をつけた者について、暫し思考するけれど、表情に出るわけでもなく。
2人して不思議そうな顔をするのに、柔く笑み。 軒先を辞去すれば、教会へ向かい]
(65) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……ありがとう、ございます。何から何まで。
[ひとつの棺に収まり、白い花に飾られてゆく、弟と、その想い人。 寄り添って眠るふたりは、月明かりに照らされて、しあわせな朝を迎えた恋人同士のように見え。
涙を流すミッシェルを、ぽんぽん撫でてから。 起こさぬよう気遣うような弱さで、弟を撫で。 ヴェスをよろしくお願いします、とは傍らのメアリーへ。 おやすみ、とは弟へ。
それぞれ告げれば、棺から離れ。 ギリアンが綺麗にしてくれたのか、清められた跡のある床を歩き、楽譜立てから絵姿を取り、懐に戻すと]
(66) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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はい。……はは、お見通し、ですね。
[棺の蓋をするギリアンに、手伝うと言えば勿論と返されてしまって。 柔く笑んで、困ったような、けれどいつも通りでもある笑い声を漏らして眉を下げれば、反対の端へ回り。
2人分ということを差し引いても。 抱え上げて遊んでいられたあの頃とは、違いすぎる重みを感じながら。 墓地への道程を、ただ無言で歩き]
(67) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……っわ、申し訳ありません。
[夕暮れも過ぎれば、慣れぬ墓場で足場が分からず。 運ぶ間も、あるいは掘るのを手伝う為に、道具を探しに動いた僅かな距離でも。 誰か、掘って、埋めたのだろう、柔らかく真新しい土の痕を幾度か踏んでしまい。 足元へ、同じ数だけ頭を下げることになった]
(68) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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…… 、
[安らかに、と心うちで祈り。 弟と、もう一つの名を記した墓前に手を合わせる頃には、夜中も良いところ。 ありがとうございました、ともう一度ギリアンへ礼を述べてから、その言葉>>59に頷き、踵を返すと]
……ああ、
[その墓に、名は見えなかった。 ただ、目印のように在る手袋は。
安らかに、と。 葉巻を探せなくて申し訳なかったです、と。 二言呟いて頭を下げ。墓地を後にすれば]
(69) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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……ん。分かった。
[ミッシェルの申し出>>57に、気にするな、と言おうとしたが。 そうしたいなら、と言葉を留め。頷いて伺うのだった]
(70) 2010/07/08(Thu) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 22時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 22時頃
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――石畳の道――
[墓場から、ギリアン、グロリアと共に彼女の屋敷へ向かう最中。
憔悴しきった態の残り少なくなった自警団の面々と出会った。村はずれの小川の近く道でオスカーの死体>>4が発見され、その遺体を回収しに向かうらしい。]
そう、オスカーさんが……。
[深く静かな声で、己の手で生を奪った者の名を紡ぐ。 彼のような若い人が、この村で最後まで残されるのは可哀相で――]
――…。
[何れ、彼の遺体は自警団の手により、墓場へと運ばれて往くだろう。]
(71) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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―石畳の道―
[2頭だけになった馬の世話を終え酒場に戻る途中、コリーンと達と話しをする自警団の面々を見かけ脚を止める。 巡回時より多人数で行動している彼らを見て何かあったのだと何となく想像した。]
(72) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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>>71
何かあったのかな?
[会話を終え村はずれへ向かう団員の背を見送れば入れ違いに3人へと声を掛ける。改めて見れば何か珍しい組み合わせだと3人の顔を見回した。]
(73) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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─ 墓地 ─
ギリさん、ありがとう。 こんな遅くまで、ごめんね。
[弔いが終わり、ギリアンからもう帰るといいと言われると、お礼と謝罪を述べて。 踵を返したセシルの小さな声に、自分も彼の視線を追うと。 皮肉屋で優しかった、その人が身につけていた手袋が置かれている墓があり。
また、泣きそうになりながら、笑顔で小さく声をかけた。]
─…おじちゃん。 あのお酒、おいしかったよ。 ソフィも、おいしいって言ってた。
ありがとう。
[そう礼を言って、セシルと二人墓地を後にした。]
(74) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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─ →自宅 ─
[自分の申し出に頷いてくれたセシルと二人、何を話すでもなく歩き。
自宅に着くとまず手を洗ってから、セシルの手や顔も洗うように水桶とタオルを用意した。]
セシ兄、これ使ってて。 私、着替え用意してくるから。
[そういうと、今は使っていない部屋に入りほどなく一対の作業着を持ってきた。]
はい、これに着替えて? お義父さんのだからちょっと大きいかもだけど。 紐で留めるのだから、着れると思う。
私、あっちで先に洗ってるから、着替え終わったら服持ってきて?
[そういうと、工房を指差し、そのままそちらへと向かった。]
(75) 2010/07/08(Thu) 22時半頃
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― 石畳の道 ―
―――…ん。
[ヴェスの工房へ向かう途中。 道中に留まる人々の姿>>71>>73に目をやった。]
…何やってんだよ?
[不思議な組み合わせの集団に歩み寄り、眉を寄せて首を傾げた。 一体何事やら、と。]
(76) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[>>73 ペラジーの珍しい組み合わせと謂う表情で見回すのに。 ラルフが死病により、グロリアの屋敷で眠っている事を、その遺体をギリアンの墓地に運ぶためにと事情を告げて。
ラルフの墓前で彼に告げたい事があるので、同行している旨を女は明かす。]
オスカーさん、が……。 小川に近い場所で、……見つかったみたいなの。
[自警団の事について、尋ねられれば。 その翡色の瞳を僅かに逸らしながら。
暗にオスカーが殺害されたと、告げて。]
(77) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[工房に入って、着ていた服を全部脱ぎ。 髪と顔を洗って、肌についた血を全部落としてから身体を拭くのもそこそこに、着替えの服を着て。
小さく息をついて、血で染まった服を見下ろした。
これだけの血が、流れたのだと思うと。 今更ながら、怖くて、悲しくて。 知らず、自分の身体を抱くように縮こまって。]
(78) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>77
そっか……。 オスカーはヴェスと「同じ」なのかな? それで、大分意味が違うけど……。
[病による死は予想できたけれど 更に殺害される人物が現れるのは予想外だった様子で瞬く。 葬儀の準備の為に屋敷に途中で足を止めさせるのも悪いので自分も共に屋敷へ歩き始めた。]
(79) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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受付 アイリスは、ベンチの上にごろりと横になって空を見つめている
2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…死んだら、それまで…なんだ。
[桶にたまった水を流して、もう一度汲み直し。
そういえばこのスカート、裾縫い直さなきゃなぁ、などとぼんやり思いながら溜まっていく水をただ見つめていて。]
(80) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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>>76
私は通りがかり。 3人は葬儀の準備だね……。
そっちはどうしたの? 「ひとり」、で……。
[訝しげに問いかけてくる彼に簡素に返答を返す。]
(81) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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― アレヴィ家 ―
ん。
[てきぱきと用意される道具を受け取り、言われるまま手を清めていれば、作業着を差し出され。 幾度と無く響いた怒声を、聞き飽きただろう水場を指差されれば、頷き]
……少し、妙な感じだ。
[いつもは、この家に来る時は、自分が面倒を見る側で。 用意されるのが、何だか可笑しく、着慣れぬ衣服をしげしげ見つめながら、少し笑い。
ミッシェルが出て行けば着替えをするものの。 肩がずり落ちて長すぎる袖を、ぱたぱたと目の前で振ってみて、何だかな、という表情。 ウエストは紐で締め上げたものの、ズボンもぶかぶかで、いたたまれない]
(82) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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[しかし洗い終わるまでの格好だし と。 折り曲げてもずり落ちてきてしまうズボンに、不規則な布擦れを訴えさせながら、示されたほうへ向かうと]
おい、 ?
[水面を見つめたまま、ぼうっとしているミッシェルの横から。 溢れそうな水を止めようと、手を伸ばした]
(83) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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─…あ、セシ兄? って、あ。
[声をかけられると、ようやく気付いたようにはっとして。 伸ばされた手に止められると、ごめん、と謝ってセシルの方を見て、その格好に思わずふふ、と笑みを零して。]
やっぱりおっきかったね。
[そんなことを言って、首をかしげ。 着てたのちょうだい?と手を伸ばした。]
(84) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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