153 unblest blood
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[それから暫く、何となくリビングを見回し誰がいたか、いないかをぼんやりと脳裏に刻む。 クラリッサや、あるいはシーシャ、サミュエルとは何か話したかもしれない。
そうしてリビングを一度出たサイラスから、ダンピールがいると聞かされる>>43 詳しい経緯をクラリッサが彼に問えば、その答えを私も懸命に聞いた事だろう]
クラリッサ!
[>>49聞いてグロリアの部屋に向かう彼女の様子に、人だった時のお節介さが顔を出しその後を追う。
けれどもグロリアの部屋には入らず、クラリッサの嗚咽を耳にするだけで留めた。
クラリッサ以外が部屋から出てくれば、その存在に疑惑の目を向けるだろう]
(56) 2013/12/05(Thu) 13時頃
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−過去のはなし−
…悪いね。 ボクはまだ死ぬわけにはいかないんだよ。
[復讐の途上の女は切り付けられた肩を押さえながら、地面に臥した相手に言った。女の着ているワンピースは血や土などで汚れていた。
薄紅色の髪を持ち、フードを目深にかぶった若者は出会い頭の自分の命を狙ってきた。女は動揺しつつも、動きやすい場所に誘導して若者と対峙した。
吸血鬼を狩り、殺す、という意思が本能に刻み込まれているモノは、戦い方は未熟でも恐ろしく強く。 互いに多少なりと怪我を負った末に、女は若者の心臓を破壊し、殺害した。
死んだダンピールの身体は灰となり、女はダンピールも灰になるのか、などと無感動にそれを眺めていた。 その灰に、立ち上がろうとした女の血が一滴落ちて。]
(57) 2013/12/05(Thu) 13時半頃
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…っ、く…!
[ダンピールの灰の中から小さな紅い蛇が生まれ、牙を剥いて女に襲い掛かろうとした。 それをいなし、咄嗟に持っていたナイフで両断すると、蛇は動かなくなってやがて灰と同化した。]
…は…。
[息を整えながら、女は灰に混じる紅砂を見つめていた。
以前、同族から聞いた事があった。 吸血鬼の中には、特殊な血を持つ者もいるのだと。]
(58) 2013/12/05(Thu) 14時頃
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…あは。 これって、そういう事なのかなぁ?
[女は手首の傷口をぺろりと舐めて笑った。
吸血鬼の灰に自分の血を混ぜる事で、吸血鬼とダンピールとを判じる術を、女は授かっていた。
――それは、友人であるグロリアにも話していなかった秘密。 その事について女は、少し変わった血を持った、という認識しかなかったけれど。**]
(59) 2013/12/05(Thu) 14時頃
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―1F廊下/少し前―
……………。 貴方のほうがどう考えても素直よね……。
[時計屋の様子に少しだけばつの悪い顔をした。 女の呟きは少年を介抱する男の耳には届いていないようだった。 彼の内心を知りようもないが女は作為的に振舞っており、その意図が成功しているような様には内心安堵を覚えていた。]
関わり合いをもたなければ…迷惑もかけないけどね…。 ふふ、飲みすぎかしらねぇ…私。
[追い払われる様子に笑みを浮かべそのままキッチンへと戻っていく。]
(60) 2013/12/05(Thu) 16時頃
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―キッチン/現在―
………。
[時計屋と別れた後。 何本目からのボトルを開け、渇きを潤すかのように飲み進めていく。 胸元を少し押さえてから、テーブルの上を見ると空になったボトルが散乱している様子が見えた。]
………………?
[女の声だけが響いている空間に、小さく声が聞こえた。 廊下の先から聞こえるようだが、これは――――。]
泣き声…かしらね…。誰か泣かせて…全く…。
[興味本位でその声の方まで向かうことにした。]
(61) 2013/12/05(Thu) 16時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2013/12/05(Thu) 17時頃
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―グロリアの部屋前―
………何事?
[部屋の外にいるマドカへとそう問いかける。 ボトルを携えながら部屋を覗き込むが、それだけでは状況を理解するには及ばなかった。]
……………。
[話しを聞いていたが。 それが終われば静かに目を開いた。]
………ダンピール、ね。
[部屋の中で泣く姿。 それを見据えたままワインを呷った。**]
(62) 2013/12/05(Thu) 20時頃
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[サミュエルの声>>32を聞いてもふと目を細めるのみで その時は何も言葉にはしなかった。
弾き語りの終わる頃>>33。 まるで思い出したように深い呼吸をひとつした。 一拍、二拍と置いた後、手を大きく打ち鳴らし送る称賛。]
好いものを聴かせて貰った。
[演奏とその歌声に引き込まれるのはそのものの上手もあれど こもる情感がそれをより際立たせているように思えた。 聴けば虜となり憧れるものも少なくはないだろう、とも。]
(63) 2013/12/05(Thu) 20時頃
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[暫くしてサイラスが戻ってくる。 張られた声>>42に些か驚いたように目を瞠り彼を見遣る。 聞こえてきたのは、ダンピール>>43の事。]
――…、っ。
[息をのむ音が漏れた。 眉をきつく寄せて険しい表情。]
何があった。 そう言い切れる理由を、聞かせてくれ。
[説明を求めればグロリアの事>>44が聞けて]
グロリア嬢が、灰、に……? そんな、……っ。
[まさかという思いで漏れる声。 サイラスが冗談を言っているようには思えない。 けれど、それが冗談であれば、と思ってしまう。]
(64) 2013/12/05(Thu) 20時頃
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[グロリアは優しい娘だったと記憶している。 一介の商人に対しても親身になってくれた彼女。 不穏な噂が流れる中、宴の誘いに応じる程度には情を抱く相手。 グロリアと親密である者の受けた衝撃は如何ばかりか。 知らず視線の向いた先にあったのは表情なくしたクラリッサの貌>>49]
クラリッサ嬢――。
[掛けた声も今の彼女には届かぬか。 ふらりと立ち上がり駆けてゆく彼女とそれを追うマドカ>>56。 男は二人から少し遅れてリビングを出る。]
(65) 2013/12/05(Thu) 20時頃
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[グロリアの部屋近くにはマドカとジリヤの姿がある。 ワイン呷るジリア>>62の傍までゆくと 中から女の泣き声>>51が聞こえた。]
――…。
[それだけでもサイラスの語った事が本当だと知れるが 扉をくぐり部屋の中に入ると寝台へと歩みよる。 寝台の上に残る灰とグロリアを示す赤薔薇のチョーカー、 それに黒のワンピース。]
くっ、誰が、こんな事を。
[哀しみに混じる奪われた悔しさ。 誰がという自分の発した言葉にはたとする。]
(66) 2013/12/05(Thu) 20時半頃
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[嵐が来て船は往来できぬだろう。 小島の屋敷に居るのはグロリアと招待客だった。 他の気配は感じられない。
ならば、集った者の中にダンピールが居る。 そう導きだすのにさして時間は掛からない。]
誰が、ダンピールで。 誰が、グロリアに二度目の死を――…、
[つぶやく男の表情は厳しい。]
(67) 2013/12/05(Thu) 20時半頃
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[サイラスがリビングに向かってからクラリッサが此処へやって来るまで、片時も動かず壁際で彼女の遺灰を見ていた。
誰かの気配を感じれば>>50、そちらに視線を投げる。 こちらには目もくれず、彼女は真っ直ぐにグロリアだったものへ]
……ああ、サイラスさんか
[彼が事態を知らせて回ったのだろう。 一人納得すれば、ゆっくり立ち上がり。
彼女の泣き叫ぶ声を、特等席で聞いていた。 やがてやってきたシーシャ>>66の苦い呟きも。
この島にやってきた時から行動を共にする二人の負の感情は、背筋に甘い痺れを走らせた]
(68) 2013/12/05(Thu) 21時頃
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−少し前−
[>>45マドカの元に行った先では額を撫でられた。 口ぶりからどうやら目撃されていたらしい事が分かり、羞恥で僅かに頬が染まったか。 子供をあやすような口調に女は眉を下げる。]
…ちょっと驚いただけで、怒ってはないんだよっ。
[先刻の失態を取り繕うような言葉は声量を絞ったもの。*]
(69) 2013/12/05(Thu) 21時頃
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[クラリッサの嘆きの深さを泣き声から感じる。 だからこそありきたりな慰めを口にするのは憚られた。]
――…クラリッサ。
[彼女の名を紡ぐ。 薄桃のワンピースの肩へと手を伸ばし 浮かばぬ言葉の代わりに、触れようとする。]
(70) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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─グロリアの部屋の前─
[扉の向こうから聞こえるクラリッサの泣き声。それをどうにかしてやれる気がしなくて、ただ部屋の前に立ち尽くす。 子供のあやし方、慰め方は知っていても、友人を失くした者の慰め方は知らなかった]
歳食ってるクセに。
[自己嫌悪に似た呟きを吐いて間もなく、ジリヤがこちらへとやって来る>>62 問われれば、サイラスから聞かされたダンピールがいるという事実、そしてグロリアがその手によって屠られた事を伝えただろう]
(71) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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―リビング/演奏後―
[弦の音が静まった頃、幾つもの拍手を耳に受ける。 その演奏がサイラスを固まらせていたと気付かぬまま、 差し出された手>>36を握り返し、緩く笑んだ。]
――――… ありがとう。
[シーシャ>>63からの賞賛にも、やはり同じように感謝が零れた。 マドカ>>55の呟きはぼんやりと聞こえた気がした程度だったが、それでも「怖いお兄さん」なんて語を聞き拾った時>>45のような些か優れない面持ちはもう浮かべてはいなかった。 声を評した言葉の存在に、笑みには少しだけくすぐったさも混じっていた。]
(72) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[クラリッサから礼の言葉を直接聞くことは無かったが>>47。 先程の様子>>46から、もう今は怒っていないらしいことは察していた。 その理由は未だ判らず、不思議さも感じてはいたが――。
グロリアの知己たる彼女がダンピールでないと判ったことによる安堵は、確かに感じていた。]
(73) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[フィリップの不在に漸く気づいた時、具合悪そうに見えた先程の彼の姿を思い出した。 そんな彼が何処に向かったのかは見当もつかず、ただ微かに案じられただけ。 それも今すぐに追い掛ける程の気持ちとはならなかった。
ダンピールが存在する可能性を思い、けれど結局可能性としか思っていなかったこの青年は。 この時、グロリアの身に何が起こるのか、何も考えてはいなかった。**]
(74) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[今此処で表情を崩してしまえば、疑いを呼ぶだろう。 ただ必死に、顔を崩さぬように唇をかみしめた。
あの日の感覚に遠く及ばないが、今身体を走る痺れは間違いなくあの日と同種のもの。 ああ、やっぱり、『これ』だったんだな。
まだ死ねない。あの日をもう一度思い出すまでは。
差し当たって必要なのは自分が此処にいた理由の言い訳だろうか。 サイラスがグロリアを発見した経緯>>44の中にフィリップの名も含まれていたかもしれないが、当然その場にいなかったフィリップが彼の話した内容なそ知る由もなく。
静かに頭を回らせた]
(75) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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―リビング→―
[一度リビングを出ていたサイラスが、戻ってくるなり告げたこと>>42>>43に、先ず大きく瞬いた。 断定するような言い回しに、此方から詰める前に、他の者たちから問いの声があがり。 こうして、事の仔細>>44を聞くこととなった。]
………
………んな、馬鹿、な、
[最後に見たグロリアの顔は、ほんの少しだけ血色がよくなったように見えた。そのことを、思い出した。 血の気が引いて、思考が止まって――。 椅子を蹴る勢いで立ち上がり、リビングを駆け出したのは、他の面々が既に出て行ってからになっていた。]
(76) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[天上を見上げる。吹き抜けになっていて、外の嵐で舞う雪煙が黒く見える。その様は、ダンピールの手によって灰にさせられてしまったこの邸の主を思わせた]
おやすみなさい、グロリア。貴女はもう、飢えのままに人の生き血を啜り、捕食者を殺さなくて済むんだね。
それは少し羨ましいけど。けど──……
(77) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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私は死ねない、死ぬなんて出来ない。
[傍にいるだろうジリヤに聞かれるのにも構わず、独り言を続ける。 続けながら、垂れた髪を掻き分ける様に右のうなじに触れる。 この咬み痕がある限り、私は自分の身体を生かさなければならない。 この痕跡だけが、短い間の連れ合いが生きていた事を証明するものだから。
だから──……]
取り合えず、ダンピール殺さなきゃ。
[今までの頭の緩そうな少女然とした声はどこにもなく、無機質とも思える冷えた声で落とした。 そうして間もなく、シーシャが現れた>>66 他にも姿を現した者はいるだろうか。彼、あるいは彼らが部屋に入るのを、私は静かに見守った]
(78) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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[>>70名前が紡がれれば、女はぴくりと肩を揺らす。 僅かに視線を向けるとシーシャの足が目に入り。 涙を拭う事もせずに女は表情の抜け落ちた顔を向けて。]
…どこに、
[掠れた声色は酷く冷えていたが、女はそれを気にもせずに。]
何処にいるんだい、ダンピールは。
――殺してやる。
[瞳だけが焼き殺さんばかりの強い殺意を宿していた。]
(79) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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─回想/サイラスとの会話>>1:186─
[ツレとかいたのかとサイラスに問われれば、口許に力のない笑みが浮かんだのが自分でも判った]
いたよ。もっとも、人間だった時よりも一緒にいた時間は短かったけど。 一人になった時間のが長いからなー……。 だからそう見えないんだろうね。
[力なく笑い、首筋にあるその人のいた痕跡を僅かに指先で掻いた]
なんか少し、アンタに似てたよ。朴訥っていうの? そういうトコとか、淡々とお節介やいてくれるとことか。
[そういう所が好きだったなと、そんな事を思い出して。忘れる為に緩く首を横に振った*]
(80) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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ボクが殺してやるんだ…!!
[煮え滾るような殺意が女の胸の中で暴れ回る。
復讐を終えて、自分の手に何も残らなかったとしても構わない。 だって光をくれた人がいなくなってしまったのだ。 光が無くなれば、女はまた闇の側へ戻るだけ。
ずっと内に押し込めてきた昔の女が顔を出し、再び復讐をしろと叫ぶ。 ――自分の意思では止まれない。 止める気もない。]
(81) 2013/12/05(Thu) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/12/05(Thu) 22時頃
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[視界に入ったクラリッサの顔>>79に表情らしきものは見えない。 震えた肩に触れる前に手は止まる。 胸ポケットからハンカチを取り出しクラリッサへと差し出した。]
――…。
[何処に、の声と殺意の篭る眸が鮮烈に映り込む。]
この屋敷に、居るのだろう。 少なくとも、この嵐じゃ島からは出られないはず。
[強い意志を感じるクラリッサの声>>81は これまでの彼女とは重ならず違和感を覚えはするが]
少し、落ち着け。 気持ちは分かるがダンピールの力は侮れない。 あの彼女でさえ、やられてしまったのだから……。
それに、キミに何かあったら グロリアは、きっと、哀しむ。
(82) 2013/12/05(Thu) 22時頃
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─現在─
[グロリアの部屋には何人の客人が訪れただろう。 ただ黙ってそれを眺めながら、私はゆっくりと考える。そうして思いついたのは、どうしようもない力技。
でも、そうでもしなきゃこの吸血鬼しかいない筈だった邸に紛れた、私にとっての異物は排除出来ないだろう]
グロリアが部屋に篭って、発見されるまでの間にこの部屋に訪れる事が出来そうだった者を取り合えず殺していけばいいじゃない。
ま、そこに自分が入る可能性もないわけじゃないけど。でも、何もしないよりはマシ。
[言いながら、羽織ったままでいるジャージのポケットに片手を突っ込んだ。 中にあるのは 生ハムをスライスした、ワインのコルクを抜いた
そうして人だった私の背中を滅多刺しにした、バタフライナイフ。]
(83) 2013/12/05(Thu) 22時頃
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―グロリアの部屋前―
[その部屋の中の凶事の証を直に目に映さずとも。 その部屋の中から伝い聞こえてきた泣き声>>51が、凶事が事実であると突きつけてきた。]
グロリア、
[血の気の引いた顔を、けれど努めて感情滲まないものに保った。 内側に沸き立つものを抑えて、部屋の前に居たジリヤやマドカの後ろに立ち止まった。]
………
[ダンピールが確実に居る中で、吸血鬼として為すべきは――。 けれど殺意を示す言葉が口々に聞こえてくれば>>78>>81、己の方からは口を閉ざす。 シーシャのように、上手く宥める言葉を発することもできずに]
(84) 2013/12/05(Thu) 22時頃
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サミュエルは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/12/05(Thu) 22時頃
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[>>82差し出されたハンカチは一瞥した後に受け取ったが、涙を拭う手つきは荒い。 この別荘の中に、という言葉に女は薄く笑う。]
―そう、それじゃあ嵐の間は逃げられないね?
[逃げられないのはどちらか。結末はまだ誰にも分からない。 落ち着けと言われれば、冷めた視線を向けて。]
呪詛だろう。知ってるよ。 でも殺せなくはないんだ。 ボク、やった事あるもの。
[グロリアの事を出されれば僅かに瞳が揺れるが、すぐに揺らぎは押さえ込まれる。]
だとしても仕方ないよ。 ボクには仇を討つくらいしか出来ないもの。
(85) 2013/12/05(Thu) 22時頃
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