人狼議事


14 Digital Devil Spin-Off

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視点: 人


【人】 記者 イアン

[何匹かはルサールカの投げた水の投網に絡め取られたが、残りは湿った足音をたてながら、奇妙な動きで跳ね飛んできた。
御巫の一閃で一匹が弾け飛ぶと、残りの魚人が次々と幻影から醒め、身構える。

そのうちの一匹が、棒やフライパンを構えている人間を見て与しやすしと思ったか、のたりのたりと近寄ってきた。]

 う、わ…

[声をあげつつ棍を構えれば、大蛤が再び何かを吐き出した。
それは、見えない膜となって、召喚者だけでなくゾーイや御巫、吾妻達をも包んでいく。]

(567) 2010/06/05(Sat) 18時頃

【人】 記者 イアン

 くうっ――っ!

[躍りかかってきた"深きもの"の一撃をかわし損ね、汚れた爪で腕を薙がれる。
――が、それは予想よりも遙かに軽い怪我で済んで…]

 シンか、そうか、守ってくれたんだな。

[詰めていた息を吐くと、改めて身構えた。]

(571) 2010/06/05(Sat) 18時頃

【人】 記者 イアン

 ああ、心配要らない。シンの守りの力だって。

[戸惑うみなに声をかけ――その頃には、既に魚人たちは御巫の刃に一掃されていて>>568 ――棍を下ろして息をつく。]

(573) 2010/06/05(Sat) 18時頃

記者 イアンは、落胤 明之進、さすがに強いな、と感心した。◇

2010/06/05(Sat) 18時頃


記者 イアンは、落胤 明之進に話の続きを促した。

2010/06/05(Sat) 18時頃


【人】 記者 イアン

[ゾーイに見つめられれば、笑顔を返す。]

 うん、大丈夫だよ、これくらい。

[そう答えはしたが、汚れた爪で受けた傷は、うっすらと紫に腫れ上がりはじめていた。]

(580) 2010/06/05(Sat) 18時半頃

記者 イアンは、店番 ソフィアはどうしているだろうかと、ふと心配になった。◇

2010/06/05(Sat) 18時半頃


【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

[ゾーイの声と共に、紫の蝶がひらひらと舞う。
その両手に浮かんだ光が怪我を包むと同時に、痛みも、熱さも、嘘のように引いていった。]

 ――すごいな…。
 ありがとう、ゾーイちゃん。

[君にも、とタヨリにも礼を言い、今度は心からの笑顔を浮かべる。]

 うん、もう本当に痛くない。
 もう君はりっぱなお医者さんだね。

[目を細めて、居住まいを正して、ありがとう、ともう一度礼を言った。]

(590) 2010/06/05(Sat) 19時頃

【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

[背後からかかった御巫の声に、振り向いて、片手を挙げる。]

 ああ、もうだいじょう…

[そのとき、御巫のすぐ側に倒れていた魚人が動くのが見えて。]

 ――危ない…っ!

[咄嗟に手に掴んだもの――大きめの蛤…を投げつけた。
蛤は一直線に飛んで魚人の頭に当たって跳ね上がり…

 ――ずん…。………。

タヨリの術で凍り付いた魚人を、粉々に押しつぶす。]

 ………だ、だいじょうぶ?

[一瞬あっけにとられた後に、若干引きつった顔で、御巫を見やった。]

(604) 2010/06/05(Sat) 19時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 19時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 21時半頃


【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

[するする、と小さくなった蛤を労いつつポケットに戻し、みんなの無事を確認して、良かったと笑う。
御巫から東雲の話が出れば、瞳を暗くした。]

 東雲さんと、ワーリャさんが、互いの理を受け入れられない…と。止めようと思ったんだけど……僕には――。

[逃げたのだ。
結局、自分は。理に向き合うのが怖くて。]

(636) 2010/06/05(Sat) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 21時半頃


【人】 記者 イアン

[御巫と吾妻を見比べて、震えるゾーイの肩にそっと手を回して。]

 人間がどうあるべきかだなんて、僕は一人では考えられない。
 でも、彼女らは、人間があるべきヴィジョンを心に定めていて。

 他の理を"壊して"でも、自分の理を通そうとする固い心があって。

 ……衝突するしかないなんて、酷すぎる。

(650) 2010/06/05(Sat) 21時半頃

【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

 ――それでも、どうあっても一つの理を選ばなきゃならないなら、僕は…

[選べるだろうか。言葉は疑問でしかなく。
行く、という御巫の言葉を聞けば、拳を握りしめた。]

 僕も行く。
 ――見届けなくてはいけないと、思う。
 止められないとしても…。

(656) 2010/06/05(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

[話している間に、リョウリがマグネタイトと、水に沈んだ魔貨を集めてくる。それを皆の手に分けておく。]

 吾妻さんは、どうするんですか?

[ゾーイも行く、という言葉を聞いて頷き、御巫と視線を交わして――吾妻を見た。]

(662) 2010/06/05(Sat) 22時頃

記者 イアンは、落胤 明之進に促されて、動く準備をしつつ。◇

2010/06/05(Sat) 22時頃


【人】 記者 イアン

― アキハバラ・地下の川 ―

[吾妻の返答に、暫し目を閉じて。]

 ――…分かりました。

  どうか、元気で――。

[一つ頭を下げて、御巫とゾーイの後を追いかけた。]

(673) 2010/06/05(Sat) 22時頃

記者 イアンは、(08)のマグネタイトを得ていた。

2010/06/05(Sat) 22時頃


【人】 記者 イアン

[頭上に羽ばたく大きな黒い翼に驚いて。>>686]

 吾妻さん……はい!

[言葉に甘えて、乗せていってもらう。]

(695) 2010/06/05(Sat) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 22時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 23時頃


【人】 記者 イアン

― 芝 ―

[黒い翼の背から見た地上は、既に戦風吹きすさぶ決闘の場で。
地上に降り立って見上げれば、力の余波が辺り一帯に広がっていた。

止めることも、どちらかに賛同することも出来ない自分が、あそこに行ってどうなる?

 ――自問。答えは、出ない。
 ただ、行くべきだと。それだけはわかった。]

(732) 2010/06/05(Sat) 23時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/05(Sat) 23時半頃


【人】 記者 イアン

[吾妻と、大鴉の女性に礼を言って、共に来た皆を見回して、
戦場の中心を目指して歩き出す。
シンが、同道するものたちを戦塵から守るように薄い透明な膜を吐き出した。

 間に合って欲しい。
  ――間に合ってどうする?

矛盾した思考が、僅かに足取りを重くする。]

(737) 2010/06/05(Sat) 23時半頃

【人】 記者 イアン

― 芝 ―

[視界が、赤い。血臭がする。
まだ遠くて、実際はそんなはずはないのだが。

見物している人達の横を通り過ぎ、さらに近づこうとしたところで、ゾーイが走っていくのを見る。]

 あ……

[伸ばした手は、少しだけ遠かった。]

(750) 2010/06/06(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

― 芝 ―

[ただあるがままに。そういう声が聞こえた。
どこかで聞いた声。一度会った、そんな縁。

吾妻の制止も、聞こえていた。
だが、もっと近くで見たかった。
二人が…2つの理がぶつかるとどうなるのかを。

 真っ赤に染まって倒れ臥すワレンチナの姿と、
  見たこともない鋼鉄の魔人を操る東雲の姿と。

やはり、もっと早くに来て、止めるべきだったと、後悔が胸に突き立つ。]

(763) 2010/06/06(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

[ゾーイの声が聞こえる。
戦いを止めたい。そう真っ直ぐに願う、悲痛な叫び。

あんな小さな子が分かっていることが、どうしてみんな分からないんだろう。]

 ……戦いなんて、全て無くなればいいのに。

[人が人を殺すことの無い世界を。
そんな理を誰かが願ったとしても、
理を定めるまでに、その人はやはり人を殺すんだろうかとか。
――赤で麻痺した頭で、ぼんやりと考える。]

(772) 2010/06/06(Sun) 00時半頃

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